2018年12月24日公開
2018年12月24日更新
コウノドリの新井先生(山口紗弥加)の現在!バーンアウトの理由と続編での復活は?
2015年に放送されたドラマ「コウノドリ」は産婦人科で起こる命の尊さのドラマで世のお母様方始め、これから新しい命が生まれてくる女性、将来お母さんになりたい方など女性の反響が多かった作品になりました。また、2017年には「コウノドリ」続編が放送されました。今回は、第一作目で登場した山口紗弥加演じる新井先生とはだれか。なぜ新井が「バーンアウト」になってしまったのか調べました。
目次
コウノドリの新井先生(山口紗弥加)の現在が気になる!
ドラマ「コウノドリ」で新井先生役を務めた山口紗弥加は多くの作品に出ている有名な女優さんです。1980年2月14日生まれのO型です。出身は福岡県です。
11歳のとき「東京ラブストーリー」に出演していた、鈴木保奈美に憧れ芸能界を目指しました。14歳の時に日清の「どん兵衛」のCMでデビューを飾りました。またフジテレビ系ドラマ「若者のすべて」でドラマデビューを飾りました。そして、山口紗弥加は歌手やバラエティ番組などたくさん出演し有名になっていきました。
2014年ころからドラマのオファーが増えていきました。2015年にはコウノドリをはじめ計6本のドラマ出演を果たしました。山口紗弥加は、主役ではないものの幅広い役柄をしっかりと演じ切り、名バイプレイヤーとして女優活動を続けています。2018年には、38歳にしてドラマ「ブラックスキャンダル」の主役を果たしています。すでに実力を持っている山口紗弥加ですが今後がさらに期待されている女優です。
コウノドリとは?
また、出産は新しい命が生まれてくるだけではないことをこのドラマを通して改めて学んだ方は多いのではないでしょうか。そして、これから出産予定の方や、いつか子供を産みたいなと考えている方におすすめされている作品です。今からそんなドラマ「コウノドリ」について調べました。
コウノドリの作品情報
ドラマ「コウノドリ」は2015年に放送されました。また2017年には第二作目が放送されました。第一作目、第二作目ととても話題になりました。どちらの作品も涙なしでは見られない作品となっています。
コウノドリは鈴ノ木ユウによって書かれた漫画が原作となっています。産婦人科を舞台にした作品です。2012年から「モーニング」で短期集中連載という形で連載が始まりました。2013年春から正式な連載が始まりました。第39回講談社漫画賞・一般部門にノミネート、第40回講談社漫画賞・一般部門受賞という成績を持っています。
2015年10月からテレビドラマ化され、2017年10月から第2シリーズが放送されました。ドラマ放送によってさらに多くの人に「コウノドリ」という作品が世に広がりました。
コウノドリのあらすじ
東京都内にある、ライブハウスで銀髪の謎のピアニスト「BABY」がピアノを演奏しているシーンから始まります。演奏中BABYの携帯が鳴り、開始10分でライブは終了してしまいます。実は「BABY」の正体は、ペルソナ総合医療センターの産婦人科で働く産科医・綾野剛演じる鴻鳥サクラでした。
松岡茉優演じる下屋加江が救急車で妊婦が運ばれてくると連絡を受けたのでした。その妊婦はなんと、妊娠しているにも関わらず診察を受けたことがない未受診妊婦でした。未受診妊婦はとてもリスクが高く産婦人科で働く人たちは戸惑っている様子でした。
万が一、感染症など病気を持っていれば、医療スタッフはじめ他の患者にとっても、極めて危険な患者になります。しかしサクラは「未受診なのは母親のせいであって、おなかの赤ちゃんに罪はない」と新生児科にも受け入れ態勢を組むように要請しました。新生児科のリーダー・大森南朋演じる今橋貴之が、戸惑っている坂口健太郎演じる白川領らを説得し、受け入れを決めました。
さらに、サクラはメディカルソーシャルワーカに来てもらうように連絡し、未受診妊婦のフォローをお願いしました。そしてそこへ吉田羊演じる、ベテラン助産師の小松留美子が登場し物語が進んでいきます。
第2策では、ベテラン産科医になったサクラはかつての恩師である荻島がいる離島病院にいました。一方、研修医だった下屋と新生児科の白川もそれぞれ専門医となりペルソナで頑張って働いていました。ていくことを伝えました。
離島から戻ったサクラは小松に耳が聞こえない妊婦の診察をしました。夫も付き添いで着ていましたが、夫も耳が聞こえませんでした。医療用語や手話は唇の動きで伝えるのは大変難しく、ホワイトボードでコミュニケーションをとっ
一方で、産婦人科医の星野源演じる四宮は早く仕事に復帰したいキャリアウーマンの妊婦を担当していまいた。予定道理に生まれるのか聞いてくる妊婦には耳を貸さず、四宮は念入りにエコーをかけていました。その診断の後、おなかにいる赤ちゃんは心臓に小さな穴が開く疾患があることがわかりました。
出典: https://mdpr.jp
妊婦は早く仕事に復帰したい気持ちと病気の赤ちゃんとの間で大きな不安に襲われました。第二シーズンは「生まれること、そして生きること」をテーマに物語は進んでいきます。
コウノドリの新井先生(山口紗弥加)はどんな人物?
第一シーズンで少し出てきた山口紗弥加演じる新井先生は作中では重要な人物だと感じさせ、新井先生の過去やバーンアウトになってしまた原因が描かれているところがありました。しかし、いろんな命の現場のドラマで少し難しかった部分もありました。今回はそんな新井先生やバーンアウトとは何なのか紐解いていきます。
コウノドリの新井恵美はNICUに勤めている
NICUに努めている新井恵美は人手不足のNICUに、スカウトされてきた優秀な医師です。新井はいつも冷静で、状況判断も的確です。責任感も強く、技術も最高の腕を持っており「鉄の女」と呼ばれることもしばしばあります。しかし、とてもまじめな性格なので、少しでも心配な患者がいれば徹夜をして寄り添う場面もありました。しかし、そんなまじめな性格のせいでバーンアウトになってしまい一時現場を離れました。
現場を離れた新井は在宅医療をしながら、小児科クリニックの一般外来のアルバイトをしています。NICUを卒業した赤ちゃんは、家に帰ってもケアが必要な子がほとんどです。食事か口から取れないために、チューブから栄養を取る必要がある子やいろいろなケアが必要な子はたくさんいます。
NICUにいたころは、「必死に赤ちゃんを助けることだけを考えていた」と新井は言いました。しかし今では「助けた後のことも考える必要がある」と新井は感じています。バーンアウトになってしまった新井は仕事の意味が分からなくなっていましたが、今では自分なりの意味や道を見つけていました。
コウノドリ1でバーンアウトしてしまった新井先生
ドラマ「コウノドリ」の第1シーズンで、新井は23週の切迫早産で生まれてきた陽介君を、ご両親に見せますが、陽介君のお父さんに「障害が残るか、長く生きられないかもしれないのになんで助けたんだ」と言われ新井はショックを受けました。それでも新井は、陽介君を助けるために不眠不休で介護をしました。しかし産後5日目に陽介君の容態が急変してしまいます。陽介君は徐々に心拍数が低下していきました。
「症状が安定するのをまって手術に踏み切りたい」と新井は主張しましたが、新生児科部長の今橋は、陽介君のご両親に「陽介君を抱っこしてあげて」と伝えました。
しかし、23週で生まれた赤ちゃんを保育器から出すことはイコール「死」を意味します。新井は絶対反対だと主張をしましたが、「一度も親に抱っこされたことのない子になってほしくない」と今橋は言いました。そして、陽介君はご両親に抱っこされながら息を引き取りました。新井は自分の無力さに立ちつくしてしまいました。
後日、婚約者とのディナーの最中に緊急手術に呼び出された新井は、生まれてきたばかりの未熟児に挿管しようとしますが、いつもできていることなのに手が震えて、動けなくなってしまいました。そんな様子を見ていた今橋が危険だと判断し、新井と変わり出産は無事成功しました。
しかし新井はうつろな表情で「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい」と繰り返すばかりでした。これがきっかけでバーンアウトしてしまいました。ここまでがドラマ「コウノドリ」第一シーズンで描かれていた新井の過去です。
コウノドリの新井先生がバーンアウトした理由とは?
ドラマ「コウノドリ」でバーンアウトした新井はとてもまじめで一生懸命な人だということが前の分でわかりました。また、新井だけではなく現実でもまじめな人がバーンアウトしてしまう人が多いです。ここからはバーンアウトがどういうものなのかご紹介していきます。
バーンアウト(燃え尽き症候群)とは?
コウノドリでも出てきた、バーンアウト(燃え尽き症候群)とは、今まで物事に積極的に取り組んできた人が、極度に疲労したことにより燃え尽きてしまったかのように意欲を失ってしまい、社会に適応できなくなった状態のことを指します。
いつも仕事で緊張を虐げられていて頑張っても結果が得られにくかったり、けっかが付いてこない環境の人や医療従業者などに多いと言われています。新井はこの状態になってしまいました。また、最近ではバーンアウトになってしまう人が増加しています。
責任感の強さでバーンアウトした?
バーンアウトしやすい人は、練習や仕事熱心である、我慢強い性格である、完璧主義である、責任感がある、勝負にこだわる癖がある、コーチや指導者の言うことをまじめに聞くといった性格の人がアウトバーンしやすいと言われています。ここに並べられた性格は学校や社会でも好印象を持たれる性格であると言えます。
しかし一方で、我慢強く責任感がある性格があるがために、あまり好きではない先輩や苦手な上司との人間関係を無理して続けていくと、限界を超えアウトバーンしてしまうので注意が必要です。
コウノドリ2で新井先生の復帰はあるのか
第一シーズンでのコウノドリで、バーンアウトした新井ですが、多くの涙を流す視聴者が溢れました。バーンアウトしてしまった新井ですが、続編のコウノドリで出演を希望する多くのファンがいました。
そして、第二シーズンでは、このまま小児科医を続けていいものなのかな悩んでいた白川に「医者やめたいんだ?」と新井が声をかけているシーンがありました。そのシーンでは、アウトバーンしてそこを乗り越えて強くなった新井の姿が感じられました。
原作から見る新井先生の復帰
コウノドリの原作での新井先生の復帰は描かれていないということが調べていきわかりました。やはり医師という命と向き合う仕事においてバーンアウトしてしまうと信頼を取り戻すことが難しそうです。
しかし、コウノドリ第一シーズンで描かれていた通り、病院でアルバイトもしており、以前と考え方が変わっているところから新井は前に進んでいると断言してもよさそうです。もし、まだコウノドリに続編があるのなら、新井の姿を見たいというひとは多いのではないでしょうか。
コウノドリの新井先生への視聴者の感想・評価は?
新井先生!!!
— じゅら (@hitsujisan__23) November 24, 2017
山口紗弥加さん!!!
予告に!!!え!!!!(嬉)#コウノドリ #山口紗弥加 さん
コウノドリの第2シーズンで、少し出てきた新井先生へのSNSでの反応は「うれしい!」や「医者を続けていてよかった」という声が多かったです。やはり、新井先生への人気は第2シーズンでも健在でした。また、白川先生が悩んでいたところへ登場するというシーンだったのでかなり印象深い場面にもなりました。
この前の続きでコウノドリ見てきた〜。ほんと、新井先生大好きなんだけど。 pic.twitter.com/wYyKBfw8e4
— ねね@卒論 (@erk__nene) December 25, 2017
また、新井はサクラや下屋に比べて圧倒的に出ているシーンは少ないにも関わらず、視聴者の心の中には強くのこっていて、山口紗弥加の圧倒的な演技力がコウノドリで改めて再確認しました。
コウノドリの新井先生(山口紗弥加)の現在まとめ
今回、ドラマ「コウノドリ」の山口紗弥加演じる新井について注目してきまいたがいかがだったでしょうか。コウノドリでは、お産の現場のお話しで赤ちゃんが生まれる尊さや絶対的に安全なお産はないということが多くの視聴者に伝わりました。
出典: https://mdpr.jp
一方で、安全なお産にするためにサクラはじめ四宮や下屋が奮闘する姿も描かれていました。しかし、今回コウノドリで新井がバーンアウトしてしまった点について調べていくと私たちの身近でも起こりうる障害なのではないかと気づかされました。コウノドリでは赤ちゃんのこと以外にも多くのことを伝えてもらいました。
そして、新井が登場するシーンでは、多くのことを学び、胸が苦しい場面がたくさんありました。切迫早産で母子ともに危険な状態で運ばれてきましたが、赤ちゃんを産みました。しかし、赤ちゃんは障害が残るか、死んでしまうかのどちらかの状態でご両親から攻められるシーンは誰もが心を痛めたでしょう。
命に向き合うのは本当に強い心がないと続けていけないことだと改めて、コウノドリを見ていた人は痛感したことでしょう。しかし、赤ちゃんを救おうとする新井の姿に感動した人は多くいました。
そして、やはり多くの人の中に印象強く残っているのは新井がアウトバーンしてしまうシーンではないでしょうか。そして、アウトバーンは自分もなるかもしれないということがわかりました。この世の中は、生きていくうえで学校でも会社でも頑張っていかなければいけない状況にあります。
もちろん頑張ることは素晴らしいことですが、そのさじ加減を間違えてしまうとアウトバーンしてしまいなかなか次へ進むことが難しくなります。新井は乗り越えることができましたが、長い時間乗り越えられない人もいるので自分の心の声をたまには聞くことが大切だと新井を通して教わりました。