勇者ヨシヒコがついに映画化？4期制作の可能性も考察【山田孝之】

勇者ヨシヒコ4期の映画化の噂の真相を確かめる前に、勇者ヨシヒコの概要やあらすじ、最終回をネタバレ紹介していきます。

勇者ヨシヒコとは、「ドラマ24」の枠で『勇者ヨシヒコと魔王の城』、『勇者ヨシヒコと悪霊の鍵』、『勇者ヨシヒコと導かれし七人』の3期まで放送されているドラマです。全シリーズを通して山田孝之さんが主演を演じています。福田雄一監督作品なため、いわゆる福田組と言われる佐藤二郎さんやムロツヨシさんもレギュラー出演しています。また、ゲストが豪華なことでも有名です。

ヨシヒコはいざないの剣に選ばれ勇者となり疫病で苦しむ村を救うため、また旅に出たまま帰らぬ父を探すために旅に出ることになります。しかし旅に出てすぐに、別の女性との家庭を作っていた父親を見つけ、更に薬草も手に入れたため旅が終了仕掛けます。仏（佐藤二郎）から疫病の原因は魔王だと告げられ、道中出会ったダンジョー（宅麻伸）、メレブ（ムロツヨシ）、ムラサキ（木南晴夏）と魔王・ガリアスを倒しに行くことになります。

2期目、3期目も基本的にストーリー展開は同じで魔王を倒すためにヨシヒコ達が冒険に旅立ちます。3期目の『勇者ヨシヒコと導かれし七人』では、ラスボス・デスタークを倒してから100年後の世界の話なため、すでに亡くなっているキャラクターを蘇らせ、更に若返らせて旅に出させるという斬新な展開を見せていました。

勇者ヨシヒコの最終回では、ついにラスボス・ゲルゾーマとの闘いが描かれます。しかし、ヨシヒコが手に入れたトドメの剣が溶かされてしまい、ヨシヒコは諦めモードに入り「私はもう魔王は倒さない！」と口にします。

ヨシヒコが手に入れていたトドメの剣は偽物でした。ヨシヒコは仏によってカボイ村（ヨシヒコの故郷）に飛ばされたのですが、そのカボイ村の岩に刺さっていたのが本物のトドメの剣でした。トドメの剣を抜く代わりにほかの剣を刺さなければならないのですが、そこでヨシヒコが刺したのが1期1話でヨシヒコが抜いたいざないの剣だったのです。

本物のトドメの剣を手に入れてゲルゾーマを倒せると思いきや、ゲルゾーマは第三形態へと進化してしまい更に強くなってしまいました。ダンジョー、メレブ、ムラサキは倒され、ヨシヒコも追い詰められますが過去から呼び出されたヨシヒコ軍団により倒され、ゲルゾーマは蘇ることなく完全に消滅しました。

世界に平和が訪れましたが、倒されたダンジョー達は蘇りません。悲しみに暮れるヨシヒコに仏が手を差し伸べます。ヨシヒコは今までの記憶を無くした状態で、まさにダンジョーと出会う瞬間の元の世界へと戻され再び魔王ガリアスを倒す旅へと出発するのでした。

勇者ヨシヒコは低予算で作られているドラマというのは作中でも出てくることで有名ですが、低予算なため敵を倒す場面がいきなり飛ばされたり、ドット絵でアニメにされたりと癖が強い作品です。ドラゴンクエスト（ドラクエ）5をモチーフにしていることから様々なジャンルのファンを獲得しています。そのため、3期の最終回後はヨシヒコロス状態になったファンが大勢いたようです。

このヨシヒコロスや勇者ヨシヒコがドラゴンクエスト（ドラクエ）5をモチーフにしていることから、後述するドラゴンクエスト（ドラクエ）の映画化が勇者ヨシヒコの4期の映画化が決まったとファンに勘違いさせる結果になったのではないでしょうか？

勇者ヨシヒコが映画化決定したとSNS上で話題になっています。勇者ヨシヒコは3期までドラマ放送していますので、映画化するとなると4期となります。3期で物語が完結してはいるものの、伏線を残しているためファンとしては喜ばしいニュースではありますが、果たして勇者ヨシヒコの映画化の噂は本当なのでしょうか？

実際に勇者ヨシヒコの4期は映画化はされず、今回映画化するのはドラゴンクエスト（ドラクエ）となります。ドラゴンクエスト（ドラクエ）が映画化されるということを勇者ヨシヒコファンが勘違いしたのが噂の発端のようです。

しかしSNSを見ていると「ドラゴンクエスト（ドラクエ）が映画化＝勇者ヨシヒコが映画化」と繋げてしまうファンが多く、それほど勇者ヨシヒコとドラゴンクエスト（ドラクエ）を繋げて考えてしまう人が多いということがわかります。

勇者ヨシヒコの4期は制作されるのかどうかファンは気になるところですが、2019年7月現在、映画・ドラマのどちらも制作の話は出ていません。福田雄一監督は勇者ヨシヒコ以降も様々な作品を世に送り出していますし、主演の山田孝之さんも多忙を極めているため、スケジュールが合わないのも原因ではないか？と考察するファンもいます。

勇者ヨシヒコ3期の最終回では、仏により1期の1話へとタイムループしたところで終わっています。タイムループしていたという衝撃の展開で終わっていることから、映画・ドラマ問わず4期があるとしたらこのタイムループの伏線を回収するのではないか？と予想できます。

また、勇者ヨシヒコあるあるとも言われるヨシヒコが「勇者をやめる」発言もまたあるのではないでしょうか？ヨシヒコは勇者らしからぬ行動や思想を1期から3期までに度々取っていたため、映画・ドラマ問わず4期でも「勇者をやめる」発言があるのが予想できます。

勇者ヨシヒコは映画『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』から構想を得ており、同作のパロディが勇者ヨシヒコ作中にも見られます。それとは別に、ドラゴンクエスト（ドラクエ）やファイナルファンタジーなど、グレーとも言えるレベルのパロディも盛りだくさんに組み込まれてきたため、映画・ドラマ問わず4期でもパロディ展開があるのではないかというのも予想できます。

勇者ヨシヒコはゲストが豪華な点も人気の1つとなっています。コメディ要素も満載なので、このような典型的なギャグも多く見られます。このシーンは人気が高く、このシーンが好きという感想がよく見られました。

勇者ヨシヒコで共演したムロツヨシさんと木南晴夏さんは、2018年10月から放送されていたドラマ「大恋愛～僕を忘れる君と」でも再び共演しています。軽度認知障害（MCI）を取り扱った恋愛ドラマとギャグドラマを比べてはいけませんが、その役どころが違いすぎて困惑するファンも見られました。

勇者ヨシヒコロスと悲しむファンの感想です。勇者ヨシヒコは何度見ても楽しめるドラマなため、再放送もつい見入ってしまうという感想も多く見られました。この方だけではなく、映画・ドラマ問わず新作の4期を期待するファンが大勢いました。

ここまで勇者ヨシヒコの4期映画化の真相や、3期までのあらすじや最終回のネタバレ、本当に映画化されるドラゴンクエスト（ドラクエ）について紹介してきました。勇者ヨシヒコは今回映画化しないものの、4期を期待する声は多く見られます。

3期の最終回でヨシヒコが1期1話の冒頭へループしたことからファンはこの伏線の回収を待ち望んでいます。多忙を極める福田監督や主演の山田孝之さんではありますが、4期の発表はないもののファンの多くが続編が見たいという感想を持っているようです。

今回、実際に映画化されるドラゴンクエスト（ドラクエ）は2019年7月現在も名作と言われるほどファンの多い5を映画化しているということで、勇者ヨシヒコファンのみならず純粋なドラゴンクエスト（ドラクエ）ファンも楽しみにしているのがSNSを見ていてうかがえます。映画化されるドラゴンクエスト（ドラクエ）5をモチーフにしている勇者ヨシヒコシリーズ、もう一度見返してみてはいかがでしょうか？