勇者ヨシヒコシリーズが面白い!見る順番・おすすめや友情出演ゲストも紹介

深夜ドラマながら深夜ドラマだからこそ出来る演出の数々で絶大な人気を誇り多くのファンを魅了したのが勇者ヨシヒコシリーズです。2018年11月現在3シリーズが展開されどれも高い評価を受けています。今回は勇者ヨシヒコシリーズの面白いと言われる魅力を紹介しつつ、シリーズ作だからこそ迷ってしまう見る順番や既に視聴した人から豪華すぎると言われるゲスト出演者などを紹介していきます。

勇者ヨシヒコシリーズが面白い!見る順番・おすすめや友情出演ゲストも紹介のイメージ

目次

  1. 勇者ヨシヒコを見る順番は?友情出演ゲストも調査!
  2. 勇者ヨシヒコとは?
  3. 勇者ヨシヒコは何故面白いのか?
  4. 勇者ヨシヒコを観るおすすめの順番をあらすじとともに紹介!
  5. 勇者ヨシヒコの友情出演ゲストを紹介!
  6. 勇者ヨシヒコを観た人の感想も紹介!
  7. 勇者ヨシヒコ見る順番まとめ

勇者ヨシヒコを見る順番は?友情出演ゲストも調査!

深夜ドラマとしてシリーズ展開され絶大な人気を誇っているのが勇者ヨシヒコシリーズです。深夜ドラマとして異例と言える3シリーズ展開されている人気シリーズです。勇者ヨシヒコシリーズは番宣の段階でキャッチフレーズとして「予算の少ない冒険活劇」と自ら謳う程であるにも関わらず、どうしてここまで面白いと言われる作品になっているのでしょうか?

その面白さの1つと理由となっているのが出演するキャスト陣です。レギュラー出演するキャスト陣はもちろんの事、各話で登場するゲスト出演者達が短い時間の出演であるにも関わらず、毎回その人が普段演じている役などと比較できない程のぶっとんだキャラクター性を持って演じているのも魅力の1つなっています。

勇者ヨシヒコシリーズの話を聞いてみてみようと思ってもシリーズになっているだけに観る順番が分からないという人もいます。今回は2018年現在3シリーズ展開されている勇者ヨシヒコシリーズの見る順番を紹介しつつ、面白いポイント、また作品を盛り上げてくれた友情出演のゲスト陣などを紹介していきます。

勇者ヨシヒコとは?

勇者ヨシヒコは元々、テレビ東京系列で毎週金曜日の夜に放送される深夜ドラマとして2011年に放送されました。主演を務めるのは山田孝之さんで「ドラクエ風」の世界観を舞台にした冒険活劇です。「協力」としてドラクエシリーズの発売元であるスクウェア・エニックスの名があり、実際にゲームの効果音が用いられ、ドラクエシリーズ公式ホームページにもリンクが記載されるなど公式も認める「ドラクエ」の実写ドラマです。

「低予算」を全面に出した展開が受け入れられ、放送前から高い期待をもたれる深夜ドラマとなりましたが、実際に放送されると想像以上だったとする声も多く、どんどん噂が広がり、絶大な人気を誇るようになりました。その高い人気からシリーズ2作、3作と順番に続編が製作される事になったわけです。

監督はコメディの奇才!福田雄一さん

勇者ヨシヒコシリーズを作りだした監督はコメディの奇才と称される福田雄一さんです。勇者ヨシヒコシリーズでは脚本も担当しています。放送作家としてバラエティ番組などを担当した後、ドラマや舞台の脚本家としても活躍、過去には個性派俳優と言われ、勇者ヨシヒコでもシリーズを通して活躍するムロツヨシさんや佐藤二朗さんを抜擢した実績を持っています。

これまでドラマでは脚本家として2009年放送の「猿ロック」や同じく2009年放送の「東京DOGS」、脚本家と同時に監督まで務めた作品には2012年放送の「コドモ警察」や2014年放送の「アオイホノオ」、映画監督としては2013年公開の「HK変態仮面」、2013年公開の「俺はまだ本気出してないだけ」、2017年公開の「銀魂」「銀魂2掟は破るためにこそある」などを手掛けています。

主演は山田孝之さん

勇者ヨシヒコと言えばヨシヒコ!そんなヨシヒコを演じたのが山田孝之さんです。1999年にドラマ「サイコメトラーEIJI2」で俳優デビューを果たして以来、2003年に「WATER BOYS」でドラマ初主演、2005年に「電車男」で映画初主演と確実に実績を積み重ねてきました。山田孝之さん本人を題材にしたドキュメンタリードラマが製作され本人役で出演するなどした経験もあります。

山田孝之さんもまた福田雄一さんが手がける作品に多く関わっている俳優さんで、2009年に公開された福田雄一さん初映画監督作品であった映画「大洗にも星はふるなり」に主演として出演して以来、数々の作品でタッグを組んでいます。常に主演を務めるわけではなく、「銀魂」シリーズでは「エリザベス」の声役として出演するなど幅広い役所で関わり合っていると言えます。

勇者ヨシヒコは何故面白いのか?

勇者ヨシヒコが何故ここまで面白いと言われるのか。まだ視聴していない人にはなかなか理解できないという人も多いのではないでしょうか?ここからは勇者ヨシヒコが面白いと言われる理由を順番にいくつか紹介していきます。

深夜ドラマだからこそできる演出が盛りだくさん!

勇者ヨシヒコの最大の面白さと言えるのが「深夜ドラマ」という放送枠を最大限に生かした演出です。裏を返せば勇者ヨシヒコシリーズが人気になりながらも最後まで「深夜ドラマ」枠で放送された理由もここにあります。その中でとりわけなのが「下ネタ」です。主人公であるヨシヒコは正義感が強い真面目な男ですが、同時にとてもスケベなのでそういうネタを全開で拾っていきます。

もちろんこれはヨシヒコだけではありません。とある戦闘では戦闘の結果まで下ネタが理由で勝利だったりします。その他にも後述するような要素も合わせて、「これはゴールデンタイムでは放送できないだろう」と視聴者でさえ感じてしまう部分をそういうくだらなさが勇者ヨシヒコの面白い部分として、また深夜ドラマ枠とはいえ規制が強いと言われる地上波の放送でやった事にも高い評価を受けています。

アドリブか台本かわからないセリフが魅力的!

その他にも深夜ドラマだからこそというのがセリフ回しです。勇者ヨシヒコも1つのドラマである事は間違いないので台本はあるはずですが、とても台詞とは思えないシーンやキャラクター同士のやり取りが多数登場します。また普通のドラマではあり得ない事ですが噛んでもそのままドラマに使われていたりする事もあるのです。

特に代表的なのがシリーズ通して登場する仏役を演じた佐藤二朗さんです。突然物真似で歌を歌い始めるなんてシーンもありました。さらにはドラマの中で「あんまり喋り過ぎてもカットされるから」と言った一種のメタ発言も当たり前に使われています。このセリフも果たして台本なのか、アドリブなのか。真相は不明ですが、アドリブがかなり多いのも事実であるようです。

糸や黒衣(くろご)にモザイクをかけるもバレバレ

勇者ヨシヒコは一応ファンタジーな世界観なので現実では動かせないものなどを動かしたり、演出上過剰に反応させるような事も当然行われます。時には糸や黒衣を使った演出を使うのですが、本来のドラマなら糸や黒衣が映らないように工夫するにも関わらず勇者ヨシヒコシリーズではそういった事はあまり行われず、映像に丸見えになる事もしばしばあります。

こういう物語には直接関係ない所で視聴者が思わず「おい」っと突っ込みたくなるような要素を取り入れているのも勇者ヨシヒコシリーズの特徴です。またこれに視聴者が慣れると、次は糸や黒衣に一応モザイクをかけるけどそもそもモザイクがバレバレなんていう演出に切り替えます。こういう分かりやすい小ネタを小刻みに挟んでくるので思わず魅入ってしまえます。

CGではなく小道具で演出を!手作り感満載!

勇者ヨシヒコシリーズは自ら「低予算」である事を謳っている事もあって、ファンタジー作品でありながら、現代作でも最近では当たり前に使われるCG技術を使わずに小道具で演出を行っています。ドラクエ風の世界観なので作中では多くの魔物が登場する事になりますが、それらも基本的にはダンボールなどを使って作られたハリボテなのです。ドラクエを代表する敵キャラであるスライムもダンボールで作られて登場しています。

とは言ってもそのハリボテはなかなかクオリティが高く見れる物になっているというのもポイントです。その他にも魔物が可愛い姿に擬態して近付いてきた人を襲うようなシーンではぬいぐるみを置いて対応するなど、まるで学芸会でも見ているような演出が本気で行われています。こういう身近さも勇者ヨシヒコシリーズが面白いと言われる要因の1つです。

難しいシーンはアニメーションと台詞を使用

とはいっても全てがそれらの小道具で解決できるわけではありません。特に魔物の親玉であるボスと戦うようなシーンではやはり相応に強く見える敵を用意する必要があります。そういった勇者ヨシヒコシリーズ的には用意するのが難しいシーンではなんとアニメーションに台詞を合わせる形で再現しています。ドラマでのまさかのアニメーションに驚愕したという人も非常に多かった演出です。

とはいってもドラマの中でアニメーションを流すというドラマ的には斬新である演出も元々の世界観などを考えれば自然に受け入れる事ができ、却って面白かったとする人も非常に多くなっています。こういう演出を用意出来るのはスクウェアエニックスの協力を得ているからこそでしょう。まさに「勇者ヨシヒコだから」と言える演出です。

あなたは気づいた?シーンはなるべく使い回し

低予算である勇者ヨシヒコシリーズ。予算の中でもやはりキャストを拘束する事で増える出演料は非常に大きい物です。そんなわけで勇者ヨシヒコシリーズでは堂々とシーンの使い回しや、同じシーンを一気に撮影するという事が行われています。仏様からのお告げシーンなどは毎回同じ背景の同じ構図になっていたりします。もちろんこれらのシーンは各話毎に登場するのである程度気を付けてみていれば気付けるレベルです。

それ以外にも毎回訪れる事になる各地の村の入り口シーンなどはカメラの位置やアングルを変えるだけでセットは使い回しています。こういった工夫で勇者ヨシヒコシリーズは低予算でありながら面白い作品になっているのです。

パロディネタ&オマージュ満載なのも勇者ヨシヒコシリーズならでは

勇者ヨシヒコシリーズは上記でも触れているように「ドラクエ風」の世界観、とりわけ、主人公の服装や魔法などは「ドラゴンクエストV」をベースの世界観としておりそのまま登場している物も非常に多いですが、登場しているのはドラクエだけではありません。実に多くの作品や人物をネタにする「パロディネタ」が豊富に取り入れられているのです。

シリーズのとある話で登場するアイドルを指導するキャラクター「アキーモ」、キャラクター名として「ニッテレン」、「テレアーサ」と最早隠す気ゼロのテレビ局名からのもじりなども度々登場。その他にも「金八先生」などの他のドラマ、ドラクエ以外のゲーム「ファイナルファンタジー」「モンハン」「マリオ」なども登場します。そこまでやっていいの?と思わず視聴者がツッコでしまうのが勇者ヨシヒコの面白いポイントです。

また上記のネタはあくまでも1話単位でのお話ですが、驚きなのがシーズン3です。後述で詳しく紹介しますが、勇者ヨシヒコシーズン3は端的に言ってしまえば「7人の協力者」を探す旅です。その協力者は「玉人」と言われます。7つの玉を集める話といえば「ドラゴンボール」を連想する人も多いのではないでしょうか。世界観を踏襲するだけでなくその設定までそのまま使ってしまう大胆さが勇者ヨシヒコシリーズです。

勇者ヨシヒコを観るおすすめの順番をあらすじとともに紹介!

勇者ヨシヒコシリーズの面白い要素を書いた所で、シリーズ作を視聴するおすすめの順番を紹介していきます。各話はそこまで強く結び付いているわけではありませんが、やはり見るべき順番で見るとより楽しめるようになっています。

勇者ヨシヒコは3作品ある!

まず前提としてですが、ここまででも触れているように勇者ヨシヒコシリーズには全3作品あります。2011年に初めて勇者ヨシヒコが放送され、翌年の2012年、少し期間が相手2016年と放送されています。形式上冒険活劇であるとはいえ、その物語の多くは1話完結に近い形で描かれているのでどの順番で見ても楽しめますが基本的にはこの放送の順番通りに観ていけば面白い要素を順番に見ていく事が出来ます。

特にあらすじを大筋部分からしっかり楽しみたいのであれば2011年放送の「勇者ヨシヒコと魔王の城」、2012年放送の「勇者ヨシヒコと悪霊の鍵」、2016年放送の「勇者ヨシヒコと導かれし七人」の順番で見るのがおすすめです。シリーズ作でありながらそこまで繋がりが強くない勇者ヨシヒコシリーズですが大筋では確かな繋がりがあります。

ちなみに勇者ヨシヒコシリーズは第3章放送決定時点で第3章が完結編である事を名言しており、実際のあらすじもしっかりと完結した物になっている為、シリーズ作全て放送されてからにしたいと考える必要はありません。

最初に見るべきは「勇者ヨシヒコと魔王の城」

2011年初めて放送された勇者ヨシヒコが「勇者ヨシヒコと魔王の城」です。全12話で構成され単独でのキャッチフレーズは「非常識だから、冒険なんだ。」でした。主人公ヨシヒコが暮らす「カボイの村」で謎の疫病が蔓延、ヨシヒコの父が疫病を治す「幻の薬草」を探しにいきますが、半年が経過しても戻ってきませんでした。そこで村では新たな勇者選びが行われる事になります。そして勇者に選ばれたのがヨシヒコでした。

ヨシヒコは幻の薬草を村に持ち帰る事、そして先に旅立った父を探す事を目的に旅を行う事になります。ダンチョー、ムラサキ、メレブを仲間に加えて各地を巡る冒険が始まるのでした。そして各地を順番に巡る事でレベルがあがり最終的に魔王城に辿り着き、魔王ガリアスを倒す事であらすじが完結しています。

第2章「勇者ヨシヒコと悪霊の鍵」

2012年に放送された勇者ヨシヒコシリーズ第2章が「勇者ヨシヒコと悪霊の鍵」です。勇者ヨシヒコシリーズで唯一全11話で製作されています。キャッチコピーは「非常識な冒険が再び始まる。」「鍵を握るのは、俺たちなんだよ」でした。世界は第1章である「勇者ヨシヒコと魔王の城」にてヨシヒコが魔王ガリアスを倒してから100年後が舞台です。

何者かが封印されていた魔物の封印を解いてしまった為、再び魔物が跋扈する事になった時代、救いを求める声に応じて仏様にヨシヒコ達は復活させられる事になります。しかし仏様のセーブを忘れるという「うっかり」のおかげで、レベル0となってしまったヨシヒコ一行は、魔物を封印するのに必要となる「悪霊の鍵」を探して再び冒険する事になります。第2章でも魔王バルザスを倒す形で物語が終了しています。

第3章で現在の最終章「勇者ヨシヒコと導かれし七人」

第1章、第2章と好評だった勇者ヨシヒコシリーズですが、第3章である「勇者ヨシヒコと導かれし七人」は現実世界で4年後の2016年に放送される事になる全12話の物語でキャッチコピーは「そんな冒険じゃ、毒にも薬にもならないんだよ。」。第3章は第2章直後から物語が始まります。第2章の最後、魔王バルザスを倒した勇者ヨシヒコ達でしたが、魔王バルザスは「知事のようなもの」であり、その上位には「総理大臣のような」魔王がいる事を知らされます。

何者かが封印されていた魔物の封印を解いてしまった為、再び魔物が跋扈する事になった時代、救いを求める声に応じて仏様にヨシヒコ達は復活させられる事になります。その「総理大臣のような」魔王には弱点が7つあり、それを攻撃する為には「7人の玉人」の協力を得る必要があると教えられた勇者ヨシヒコは再び経験値をゼロにリセットされると悲劇にあいながらも「7人の玉人」を探して旅をする事になるのです。

第3章では「総理大臣のような」魔王を倒す事で物語が終結しますが、その終結方法はまさに最終章と言える内容になっており、シリーズを通して勇者ヨシヒコシリーズを見てきた意味を感じさせる内容となっていました。

勇者ヨシヒコの友情出演ゲストを紹介!

ここからは豪華すぎると言われる勇者ヨシヒコに出演するゲスト出演者の中でも友情出演だったと言われる、公式に発表されているキャストを各章ごとに順番に紹介していきます。

友情出演とは?

そもそも友情出演とはどういう意味なのかを説明しておきます。友情出演とは監督や主演が仲の良い俳優に友達価格、通常よりも低いギャラ、時にはノーギャラで出演してもらうという際に使われます。また俳優側から「ぜひ出演したい」と逆オファーが合った場合も友情出演となります。勇者ヨシヒコの場合、元がドラクエ風であり公式も協力している事を考えるとこの逆オファーというパターンも多いのではないかと思われます。

第1章の友情出演ゲストを紹介!

  • 第1話、第12話オザル役志賀廣太郎
  • 第1話テルヒコ役、及び第12話伝説の勇者ロトスケ役きたろう
  • 第2話忍者役池田成志
  • 第2話オシナ役渡辺直美
  • 第4話天女役小池栄子
  • 第5話盗賊D役沢村一樹
  • 第9話ケンタウロス男役綾野剛
  • 第10話魔法戦士バッカス役小栗旬
  • 第10話仙人役斉木しげる
  • 第11話警察官役賀来賢人

まだまだ勇者ヨシヒコの知名度が低い第1章の時点から実に多くの友情出演でのゲスト出演が実現しています。名脇役として多数のドラマに出演する志賀廣太郎さんや、他のドラマや映画ならほぼ主演級の扱いを受ける小栗旬さんなどはまさに友情出演でなければゲストに呼ぶ事も出来なかったでしょう。また友情出演でありながら「盗賊D」なんて名前があってないような役を演じているのも沢村一樹さんというのですがから本当に豪華です。

これは以降のシーズンでも共通して言える事ですが、勇者ヨシヒコは基本的に各話毎に村々を訪れる形で物語が進行していくので、ゲスト出演者はそれぞれその村、或いは村に向かう道中で現れる盗賊などの登場人物を演じる事になります。登場回では大きく目立つものの、以降の話では全く登場しなくなるというのが当たり前のキャラクターが多いです。

第2章の友情出演ゲストを紹介!

  • 第1話オルトガ役鈴木福
  • 第2話ビドー役細田善彦
  • 第2話アリー役平野綾
  • 第3話ザジ役青木崇高
  • 第6話ネルソン役大東駿介
  • 第7話偽ムラサキ役有村架純
  • 第7話ルイーダ役佐藤江梨子
  • 第9話モルガン役田中直樹
  • 第9話エリザ役指原莉乃
  • 第11話シンポジオン役大竹まこと

第2章に入っても友情出演の豪華さは健在。勇者ヨシヒコの知名度を使って新人俳優の名前を売ろうなんて雰囲気を微塵も感じさせない豪華さです。地味に驚かれたのが1話の鈴木福君。深夜ドラマで知名度があるとはいえ子役を登場させる事に対して、そして「大人の事情」で旅に同行しないという扱いにも勇者ヨシヒコの知名度の高さを伺い知る事ができます。

第3章の友情出演ゲストを紹介!

  • 第1話盗賊A役菅田将暉
  • 第2話美人ゾンビ役手島優
  • 第2話噛みの神役片岡愛之助
  • 第3話アリーナ姫役中川翔子
  • 第3話盗賊B役渡辺いっけい
  • 第4話フロリア役山本美月
  • 第5話ルドラン役大和田伸也
  • 第5話ニッテレン役徳光和夫
  • 第5話ジョウ役ホリ
  • 第5話普通盗賊役鈴木浩介

第3章では第1章、第2章と違い、残念ながらゲストの誰が友情出演なのかは公式に発表されていません。ただ勇者ヨシヒコの知名度もあってかゲスト出演者も第2章までと比較しても多くなっている事を考えると仮にそれまでよりキャストに予算を回せたとしてもこのゲストを揃えられるわけがないような豪華なキャスト陣なのでやはり友情出演のキャストが多いと思われます。

上記で紹介しているのはそんなゲスト出演者の中でもほんの一部であり、それぞれ各話にも多くのゲスト出演者が演じるキャラクターが登場しています。

勇者ヨシヒコを観た人の感想も紹介!

ここからは既に勇者ヨシヒコシリーズを視聴した人の感想をネタバレありで順番に紹介していきます。

毎回パロディネタの組み合わせが面白い

上記でも少し触れましたが勇者ヨシヒコシリーズにはゲーム、アニメ、映画、ドラマその他実に多くのパロディネタが豊富に取り入れられています。それも、1話に1つではなく、何個も取り入れ上手く組み合わせているのです。誰もが知っているような有名作同士でそれをやるので思わず突っ込んでしまう要素満載で面白いという声が非常に多くなっています。

シリーズを重ねるごとにそのパワーは増しており、シーズン3では、「ワンピース」「太鼓の達人」「ドラクエVの結婚イベント」「101回目のプロポーズ」が1話で組み合わされた事もありました。これだけ聞くとどんな奇想天外な話になるのか不思議ですが、それぞれの要素を上手く取り入れる事で確かにしっかり混ざり合っていて1つのドラマとして成立しているのが勇者ヨシヒコシリーズの面白いポイントです。

その為、勇者ヨシヒコ自体のあらすじの大筋を気にしないのであれば1話単位で特定の話だけ見ても面白いという人が非常に多くなっています。各話に登場しているパロディネタだけを確認し、気になったパロディネタが登場している回だけ見るという視聴順番をおすすめしている人もいる程です。

メタ発言が面白い

上記のパロディネタにも通じる部分がありますが、勇者ヨシヒコシリーズでは登場人物がこれがドラマである事を分かって発言するいわゆる「メタ発言」も頻繁に行われています。特に佐藤二朗さん演じる仏様は上記で紹介した「喋りすぎてもカットされるから」というメタ発言を含めかなり好き勝手やっているのでメタ発言も多くなっています。

また勇者ヨシヒコ一行の中でも突っ込み役に回る事が多いメレブなどは行き過ぎたパロディやセリフに頻繁に突っ込む事が多いです。そのメタ発言も「それは製作会社が違うからぁぁぁ」「その会社名は出しちゃダメ」など、妙にリアルな突っ込みが多く、元々のメレブの口調の面白さも相まって知っている人はとことん笑ってしまうという声が多くなっています。

それぞれのキャラクター性が面白い

それらのネタ的な要素の根幹にあるのは主要な登場人物のキャラクター性にあります。正義感が強く、真面目なのにスケベで空気が読めない勇者ヨシヒコ、一行唯一の女性キャラでありながら毒舌で時に汚い言葉で罵ったりもするムラサキ、独特の言い回しだけでも面白いと言われるメレブ。話をまとめる役割を果たすダンチョーというヨシヒコ一行だけでもかなり個性的なキャラクター性を持っています。

そこに毎回登場する仏様を始め、ゲスト出演者が演じるキャラクターもかなりインパクトの強い個性豊かなキャラクターが多いです。その個性豊かさを逆手に普通すぎてキャラが薄いから出直せと言われる「普通盗賊」なんてキャラクターも成立する程です。仮にパロディネタなどがなくてもその個性豊か過ぎるキャラクター性だけでも見ていられるとする声も非常に多くなっています。

豪華キャストの演技力は流石

そんな勇者ヨシヒコの世界観を見事に作りだしているのはやはりゲスト出演者も含めてキャスト陣の演技力の高さにあります。設定ではふざける事はあっても演技自体は真面目であり、ちゃんとそれぞれの役所を演じてくれるので下手な新人俳優などもおらず安心して見ていられるという声も多いです。キャストのイメージに引っ張られないというのもかなり大きな要素になっています。

特に評価が高いのはやはり勇者ヨシヒコを演じた主演の山田孝之さんです。勇者ヨシヒコシリーズの監督で脚本も務めた福田雄一さんがぜひとお願いして主演が決まったという山田孝之さんはかっこいいシーンからふざけたシーン、勇者がしかも地上波で言ったらダメでしょって視聴者が突っ込みたくなるセリフまでを見事に熱演。山田孝之自身の代表作の1作に数えられるまでになっています。

またゲスト出演者も勇者ヨシヒコシリーズや、ヨシヒコシリーズの世界観のベースとなっているドラクエシリーズ、ドラクエVが好きな出演者が多い事も視聴者が感じる事が出来る程に生き生きした演技をしているという声が非常に多いです。登場時間があまり多くはないキャラクターであっても気持ちの入った演技なのは友情出演でも良いから勇者ヨシヒコシリーズに出たいという声が多いからだと推測する感想もあります。

批判は少ないものの心配する声は続出だった?

勇者ヨシヒコはシリーズを通してあまり批判のない昨今のドラマでは珍しいドラマです。元となる作品こそあるもののほぼオリジナルなので原作と比較される事もなく、上記で紹介したように他のドラマだったら真っ先に批判の対象になりそうな「手作り感満載の演出」や「パロディネタ」などの要素も勇者ヨシヒコシリーズでは敢えてわざとやっているのが分かりやすい為、大きな批判はほとんどないです。

一方で特に毎回放送される度に特にパロディネタについて、放送局であるテレビ東京以外の他局の人気作品や、元々協力しているとエンドクレジットでも分かるゲーム会社スクウェアエニックス以外のゲームタイトルからのネタなども取り入れる「攻めた」パロディネタの数々に「どこかから怒られて急に放送が終了してしまうのではないか」と心配する頃が相次ぐ形となっていました。

結果として勇者ヨシヒコシリーズは完結編であると宣言している第3シリーズ「勇者ヨシヒコと導かれし七人」まで無事に放送しているので杞憂ではあったわけですが、それでも第2シリーズから3シリーズまで間が空いた際にはかなり心配する声があったのも事実でした。そんな心配を余所に第3シリーズもこれまでからパワーアップした勇者ヨシヒコが見れて面白かったという安堵にも似た感想が多くなっています。

勇者ヨシヒコ見る順番まとめ

勇者ヨシヒコシリーズは深夜ドラマとしては異例の3シリーズまで製作されたドラマで、高い人気を集めたドラマです。深夜とはいえ地上波で放送した意義は大きく、ゲスト出演者を含めて実に高い評価を受けるドラマとなっています。「腹筋崩壊」と表現される程に笑いを中心としたドラマ構成なので、順番を気にせずにどこから見ても面白いですがやはり大筋のあらすじを楽しむ為にはシリーズの最初から見るのがおすすめです。

ドラマらしからぬ事を多くやっているものの、演じる出演者はゲスト出演者も含めて楽しんでいるのが分かる程のドラマで、友情出演をしているゲスト出演者も非常に多いドラマです。それだけ知名度があり愛されているドラマシリーズだったと言う事ができます。まだ視聴していないという人はぜひ1度視聴してみてはいかがでしょうか。

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