科捜研の女17シーズンのあらすじとキャスト・相関図まとめ!全話の視聴率は?

人気シリーズ『科捜研の女』のシーズン17のキャスト相関図や視聴率などが話題になっています。日本でも一番一番長く続いているテレビシリーズであり、女優沢口靖子の代表作として知られています。特にシリーズ17作目である『科捜研の女17』は評判のいいシリーズとなっています。今回は『科捜研の女17』のキャストや相関図、最終回の詳しいあらすじや各話の視聴率などを紹介します。

科捜研の女17シーズンのあらすじとキャスト・相関図まとめ!全話の視聴率は?のイメージ

目次

  1. 科捜研の女17シーズンのあらすじとキャストが気になる!
  2. 科捜研の女シリーズとは?
  3. 科捜研の女17シーズンのキャストと相関図を紹介!
  4. 科捜研の女17シーズンのあらすじをネタバレ!
  5. 科捜研の女17シーズンの最終回のあらすじをネタバレ!
  6. 科捜研の女17シーズンの全話視聴率を紹介!
  7. 科捜研の女17シーズンを観た感想や評価を紹介!
  8. 科捜研の女17シーズンのあらすじとキャストまとめ!

科捜研の女17シーズンのあらすじとキャストが気になる!

人気女優である沢口靖子の代表作『科捜研の女』は日本では知らない人はいないほど長年愛されているミステリードラマです。2018年10月クールには『科捜研の女SEASON 18』が放送されるなど、日本で最も長いドラマシリーズとなっています。そんな話題のドラマ『科捜研の女』ですが、2017年10月から2018年3月にかけて放送された『科捜研の女17』も大きな話題を呼びました。

『科捜研の女17』はエピソード17『200の鑑定』でシリーズ通算200回スペシャルを放送し、最終回では『取調室の怪人』としてベテラン俳優である近藤正臣をゲストに本格ミステリーを放送するなど大きな話題になりました。今回は多くの人が気にしている『科捜研の女17』のキャスト、相関図、最終回のあらすじ、視聴率などを紹介していきます。

科捜研の女シリーズとは?

ますは『科捜研の女17』のキャストやあらすじを見ていく前に、『科捜研の女』シリーズについて見ていきましょう。シリーズ1作目から19年間放送されている作品ですので、『科捜研の女』シリーズの基本情報を知っておいたほうが『科捜研の女17』のキャラクター相関図やあらすじを深く知れるので、キャスト相関図やあらすじ紹介に入る前にぜひ一読して見てください。

『科捜研の女』シリーズとは

ドラマ『科捜研の女』は、テレビ朝日・東映が制作して木曜20:00から放送されているテレビ朝日系「木曜ミステリー」枠を代表するサスペンスドラマシリーズとして知られています。京都府警の科捜研の研究員榊マリコが科学を武器に、凶悪犯罪に立ち向かう姿を描き、現在でも継続されている大人気ドラマとなっています。

同じような題材であるアメリカの大ヒットドラマ『CSI:科学捜査班』シリーズとは比べられることも多く、『CSI:科学捜査班』を参考にされたと勘違いしている人も多いですが、『科捜研の女』は『CSI:科学捜査班』より開始が1年早いので『科捜研の女』は完全オリジナルストーリとなっています。

科捜研の女(1999年から2002年)

『科捜研の女』は通算で三度タイトルや設定などが微妙に変わっています。10年以上の続く長寿ドラマシリーズであるために登場人物の入れ替わりも多く、演出や設定などにも様々な変化が見られます。特に1999年から2002年まで放送された『科捜研の女』はその後のシリーズの基本的な設定を決めた作品であり、現在とは多くの点で変更された設定もある『科捜研の女』を語る上では欠かせないシリーズとなっています。
 

『科捜研の女(1999年〜2002年)』では刑事役に小林稔侍を起用し、榊マリコと親友の女刑事が登場したり、現在ではマリコの相棒である土門刑事役を務めている内藤剛志が全く違うキャラクターのプロファイラーとして登場するなど現在とは全く違った設定になっています。全4シリーズ放送されていて、いまでも人気の高いシリーズとなっています。

新・科捜研の女(2004年から2008年)

1999年から2002年まで4シリーズが毎年連続して制作されていましたが、一旦『科捜研の女4』で終了しています。その後、1年のブランクを経て2004年からタイトルを『新・科捜研の女』として再開しました。その際に、榊マリコ以外のキャラクター設定などが大きく改変され、、内藤剛志は『科捜研の女』ではプロファイラーの武藤として登場しますが、『新・科捜研の女』からは刑事の土門薫として登場しています。

さらに斉藤暁は物理研究員の榎戸輝男だった設定が、科学捜査研究所員の日野和正として再構築されています。これは「(視聴者側から見て)よく似ているが全くの別人役」で出演しているという設定になっています。『新・科捜研の女』以降は基本的な設定に変更はありません。現在の『科捜研の女』は『新・科捜研の女』をベースに製作されています。

科捜研の女(2009年から現在)

2009年から放送されたシーズン9以降はタイトルが『科捜研の女』に戻っており、1999年から継続されたシリーズとされました。タイトルは変わったものの、設定などは変わっていません。近年は安定した視聴率を保っており、年を追うごとに平均視聴率を上げ、単発の2時間スペシャルでは15%以上の視聴率を記録することもあります。

『科捜研の女17』の200回スペシャルまでの全平均視聴率が12.3%を達成するなど、人気のシリーズとなっています。現在でも多くのファンがいるので、テレビ朝日や各地方局で夕方などの時間帯に再放送が行われており、同じくテレビ朝日系の人気ドラマ『相棒』と共にテレビ朝日の視聴率を支えている作品となっています。

多くの記録を更新

『科捜研の女』は長年放送されているテレビシリーズであるので、様々な記録を更新しています。2015年10月のシーズン15の開始時点において、『日本の連続テレビドラマ史上で最も長期間継続して続編が製作されているドラマ』として認定されており、その記録は現在でも更新を続けています。また同時に、『同一人物による主演・同曜日かつ同時間帯での放送』という記録も更新しており、こちらも現在更新中となっています。

『科捜研の女17』について

今回のテーマとなる『科捜研の女』のシリーズ17作目である『科捜研の女17』の基本情報について見ていきましょう。『科捜研の女17』は2017年10月19日から2018年3月22日まで放送されて、全18エピソード制作されました。最終回は2時間スペシャルとして放送されるなど、期待値の高さがうかがえる放送時間となっています。科捜研のメンバーなどの主要キャストは前作から継続して出演しています。

シーズン17はシリーズ通算で200回の記念スペシャルが放送されるなど、放送前から大きな話題になりました。『科捜研の女17』は前作であるシーズン16よりも視聴率も内容も評判が良く、全話二桁を記録するなど放送終了後にも多くの話題になりました。この『科捜研の女17』のヒットを受けて『科捜研の女』のシーズン18の制作が決定しており、2018年10月から放送されています。

科捜研の女17シーズンのキャストと相関図を紹介!

ここからは『科捜研の女』のシリーズ17作目の作品である『科捜研の女17』のキャラクター相関図やキャスト情報などについてみていきましょう。長年続いているシリーズですので、キャラクター相関図などを見ても多くの登場人物が存在しています。なので、今回は『科捜研の女17』のキャスト相関図に登場する主要キャストに絞って紹介していきます。まずは人物相関図からです。

科捜研の女17シーズンの相関図

ここではあらすじの前に『科捜研の女17』の人物相関図を見ていきましょう。相関図でもわかる通り、物語の中心となるにのは『科捜研の女』こと榊マリコと京都府警の刑事・土門です。さらに相関図にある通り、マリコが勤める科捜研の面々や京都府警の個性的なキャラクターと共に様々な事件を解決していきます。榊マリコは科捜研のベテラン研究員として、敏腕刑事の土門の信頼も厚い優秀な研究員となっています。

榊マリコ/沢口靖子

主人公で京都府警科学捜査研究所の法医学研究員である榊マリコを演じるのは多くのドラマで主演を務める美人女優の沢口靖子です。年齢はシーズン1の第8話時点で30歳とされており、現在は40代後半と実年齢とほぼ変わらない役を演じています。『沢口靖子=科捜研の女』というイメージを持っている人も多いほどに、『榊マリコ』役のイメージが強い沢口靖子の代表作といっても過言ではありません。

『科捜研の女』の顔ともいえる榊マリコを長年演じている美人女優の沢口靖子の『科捜研の女』以外の代表作に朝ドラ『澪つくし』や二時間ドラマ『鉄道捜査官シリーズ』などがあります。

土門薫/内藤剛志

京都府警捜査一課の刑事でマリコの相棒のような役割を果たしている土門薫演じるのは多くのドラマで刑事役をこなしている人気俳優の内藤剛志です。階級は初登場時は巡査部長であり、現在は警部補に昇進しています。過去に科捜研に勤めていた土門美貴は年の離れた実妹です。敏腕で不愛想だが、優しい心を持ったマリコの心強い相棒を内藤剛志が好演しています。

『科捜研の女』の他にもテレビ朝日系では『捜査一課長』や『十津川警部』シリーズなどで主演を演じて、刑事役が定着している内藤剛志の代表作に『ホテルウーマン』や『家なき子』などがあります。

日野和正/斉藤暁

京都府警科学捜査研究所の所長を前任のマリコの父親から受け継つぎ、2011スペシャルからで所長をつとめている日野和正を演じるのは多くの作品で名バイプレーヤーとして活躍する斉藤暁です。文書鑑定を専門としておりマリコに振り回されながらも良き理解者としてマリコをサポートしてくれている日野所長を好演しています。『科捜研の女』シリーズの数少ない初期メンバーとして長年出演しています。

『踊る大捜査線』で人気のキャラクターたちである『スリーアミーゴズ』の一員でもある斉藤暁の代表作に『東映不思議コメディーシリーズ』や『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』などがあります。

橋口呂太/渡部秀

京都府警科学捜査研究所の研究員で専門は物理である最も新しい科捜研の研究員である徹橋口呂太を演じるのは人気急上昇中の注目の若手イケメン俳優の渡部秀です。「呂太、頑張る!」が口癖の科捜研の愛されキャラとして人気が出ているキャラクターです。先輩や上司にもタメ口で話すようなところもあり、科捜研屈指の個性的なキャラクターである通称『ロタ』くんを若手俳優ながら好演しています。

最近『科捜研の女』にメインメンバーとして加入して話題になっている注目のイケメン俳優の渡部秀の代表作に『仮面ライダーオーズ/OOO』や『純と愛』などがあります。

涌田亜美/ 山本ひかる

京都府警科学捜査研究所の研究員で専門は映像データ解析を担当している女性研究員の涌田亜美/を演じているのは戦隊もの出身の女優としても知られている山本ひかるです。土門の前の相棒である木島修平刑事の大学時代の後輩であり、パソコン用語を織り交ぜて話したり、褒められて返答する際の口癖は「恐縮です」などと答えるオタク女子を山本ひかるが好演していることで人気を博しています。

 『科捜研の女』の人気キャラクターである涌田亜美で人気が上昇中の山本ひかるの代表作に『仮面ライダーW』やテレビアニメ『人造昆虫カブトボーグ V×V』などがあります。

宇佐見裕也/風間トオル

京都府警科学捜査研究所の研究員で専門は化学のベテラン研究員である宇佐見裕也を演じるのは、多くの作品で重要人物を務める風間トオルです。以前は航空科学研究所で働いており、航空テロなどに備えた爆発物の研究を専門にしていた経歴の持ち主で、マリコに匹敵するほど優秀な研究員をテレビ朝日系『はみだし刑事情熱系』で人気を博した風間トオルが好演しており、女性ファンの多いキャラクターとなっています。

『科捜研の女』屈指の人気キャラクター宇佐見裕也を好演している風間トオルの代表作に『ママのベッドへいらっしゃい』や『はみだし刑事情熱系』シリーズ、『毛利元就』などがあります。

蒲原勇樹/石井一彰

京都府警捜査一課の刑事であり階級は巡査部長で、現在は土門の部下として活躍している蒲原勇樹を演じるのは、イケメン俳優として多くの作品に出演する石井一彰です。元々は麻薬捜査のスペシャリストである刑事・落合佐妃子の部下であったが、落合が殉職したために土門の部下となりました。ゲスト出演からメインキャラクターへと起用されたキャラクターを実力派俳優の石井一彰が好演しています。

シーズン15から土門刑事の相棒として活躍しており、人気が上がっているキャラクターを演じている石井一彰の代表作に『レ・ミゼラブル』や『メモリーズ 3』、『ミス・サイゴン』などの多くの舞台作品があります。

藤倉甚一/金田明夫

京都府警鑑識課長から京都府警刑事部長に出世を果たして、マリコに立ちを管理する立場となった堅物の上司である藤倉甚一を演じるのは多くの作品に出演するバイプレーヤーの金田明夫です。マリコや土門の捜査方法を認めず、証拠だけを見て判断することをモットーとしている刑事部長役を金田明夫が好演しています。『科捜研の女』の重要人物として多くの場面で登場します。

厳しい上司でマリコたちにとって目の上のたん瘤のような存在である藤倉甚一を演じている金田明夫の代表作に『3年B組金八先生』シリーズや『監察医・篠宮葉月 死体は語る』などがあります。

佐伯志信/西田健

京都府警察本部長であり、京都府警察のトップとしてたびたび登場する佐伯志信を演じるのは多くの作品に出演するベテラン俳優の西田健です。京都府警のトップでありながら気さくな性格で普段は言動も軽く、「事勿れ主義」で捜査がうまくいかないこともあります。基本的にはマリコたちの味方であり、何事も丸く収めたいとマリコたちの無茶な捜査に頭を抱える人物を西田健がコミカルに好演しています。

少ない出演時間でも大きな印象を与える京都府警察本部長役を演じているベテラン俳優の西田健の代表作に『帰ってきたウルトラマン』や『新・京都迷宮案内』などがあります。

風丘早月/若村麻由美

洛北医科大学の医学部病理学科法医学教室の教授であり、娘・亜矢と息子・大樹の2人の子持ちである法医学者の風丘早月を演じるのは人気女優の若村麻由美です。マリコとは仲が良く、科捜研に鑑定結果を持ってくるときには必ずお菓子を差し入れを持って来るなど科捜研の面々とも仲がいい人気キャラクターです。夫が事件の被害者になるという暗い過去を持つ女性を若村麻由美が好演しています。

人気キャラクターであり、マリコの友人としてもマリコを支えている風丘早月を演じる若村麻由美の代表作に『花嵐の森ふかく』や『素敵にライバル』、『白い巨塔』があり、舞台『リア王』や『マクベス』など多くの作品があります。

科捜研の女17シーズンのあらすじをネタバレ!

ここまでは『科捜研の女17』の相関図やキャスト情報について見てきました。ここでは『科捜研の女17』のあらすじについて見ていきましょう。『科捜研の女17』は全18エピソードあり、各話のエピソードのあらすじをすべて詳しく紹介するのは難しいので、『科捜研の女17』の簡単なあらすじだけを紹介していきます。特に第一話と200回記念のエピソードはなどは重要なので『科捜研の女17』を深く知る参考にしてください。

新たな研究員・ロタ君大活躍!

近年日本でも流行っている肉を熟成させるための『熟成庫』で両腕を吊るされた男性銀行員の遺体が発見されました。初のシリーズフル参戦となるロタ君による熟成庫の温度と湿度の鑑定などでマリコは被害者の死亡推定時刻を割り出します。そこへ有名なレストラン経営者の依頼で民間鑑定所の鑑定人・江藤が科捜研に送られてきました。この江藤はロタ君と因縁があるようなそぶりを見せます。

ロタ君にライバル登場!

江藤は科捜研の物理担当として採用面接に来ていてロタ君と共に最終選考に残っていました。しかし日野所長が選んだのは超優秀ともいわれる江藤ではなく、変人といわれるロタ君でした。亜実も不思議に思う中、江藤は科捜研の重労働は常識的におかしいと主張します。たしかに科捜研はブラックともいえる環境でした。事件は無事に解決しますが、ロタ君採用の謎は残ったままでした。

変人?優秀?

江藤は事件解決後も科捜研はブラックな職場環境だと主張します。江藤は日野所長に『寝食を忘れるほどの使命感ですか。異常ですね。人間的じゃない』といいますが、所長は『僕は、何かに没頭できるほどの使命感を持てるのは、人間らしいと思うけど』といい、『君はここには合わない』といいます。ロタ君は変人であり、優秀だから採用されたという事が明かされます。この職業環境がのちに科捜研を窮地に追い込むことになります。

日野所長、倒れる

ある日、放火事件の捜査をしていた科捜研の面々ですが、その捜査中に日野所長が倒れてしまいます。原因は『過労』でした。日野の妻である日野恵津子は、深夜勤務が続き帰れないという会話を日野としていた事を明かし、「仕事に殺されかけたということですよね?」とマリコに問いかけます。そして日野の勤務記録をもとに、夫の公災を申請しました。そして警務部長は「服務規定の一部改訂」の通達を出します。

科捜研、閉鎖の危機?

この通達でマリコら科捜研だけでなく、刑事である土門や蒲原までもが規定勤務時間を超える事を禁止されてしまいます。勤務時間が来れば鑑定や捜査を別の担当者に引き継ぎ、強制的に帰宅させられるという勤務システムが緊急導入されてしまい捜査にも影響が出始めます。断続的に捜査員が後退したために、捜査ミスが出てしまい結果的に冤罪を作ってしまう事になりました。

事件は解決したものの、真実がわかったのは、冤罪の被害者となった南条が起訴されたあとだったために京都府警や科捜研は非難されることになりました。本部から来た監察官は『チームワーク』がなければ事件解決もないと主張しますが、警務部長は『休息時間は必要だ』と譲らずに平行線をたどります。日野所長は無事復帰したものの、科捜研に職場環境の問題は残ったままになってしまいました。

科捜研の女17シーズンの最終回のあらすじをネタバレ!

ここまではドラマ『科捜研の女17』のキャスト情報や各話の簡単なあらすじをネタバレも含めて見てきました。この章では『科捜研の女17』の最終回『取調室の怪人』のあらすじを詳しくネタバレしていきます。ゲストに京都出身の大物俳優である近藤正臣がゲスト出演しており、あらすじやメッセージ性などが絶賛されました。それでは『科捜研の女17』最終回のあらすじを見ていきましょう。

ルベルタ共和国の副大統領夫妻が来日

南米の国家・ルベルタ共和国の副大統領夫妻が来日することが大きなニュースとなります。大物の大統領であり、大統領夫人が京都出身という事もあって土門も日系の妻サトエ・マルケスを連れた副大統領の警備に駆り出されて、捜査一課を留守にしてしまいました。そんな中事件が発生して、科捜研は現場に臨場することになります。

現金輸送車の襲撃

臨場したマリコらが臨場したのは『現金輸送車の襲撃事件』でした。犯人は事前に警備室に潜入し、すべてのセキュリティシステムを解除するなど手際の良さを見せたものの、現金輸送車にあった現金は多い時の十分の一ほどでしかなく計画的でありながら実入りが少ない犯行であることにマリコは疑問を持ちます。そんな中、一人の男が出頭して『科捜研の女・榊マリコ』としか話さないと言い出します。

DNA鑑定

実際にマリコがその男に会ってみると、『自分の正体を当ててみろ』と言い出します。さらにマリコたちが『現金輸送車襲撃事件』を捜査していることもわずかな痕跡から言い当てるなど、凄まじい推理力を見せます。彼はマリコたちを翻弄してましたが、DNA鑑定で正体が判明します。彼は、40年前に殺害された左翼運動の天才活動家・朽木政一であることが判明します。

天才活動家・朽木政一

1970年ごろに学生運動の全盛期に女性活動家の畑山里江子と結婚しており、弟の朽木武二などの仲間と共に活動していました。しかし仲間割れから殺害されてしまい、40年前の捜査では殺害犯を弟の武二と断定していましたが、実は朽木は生きていました。40年ぶりに現れた目的をマリコは測りかねていました。

副大統領暗殺未遂

土門の情報では副大統領暗殺計画の情報を公安課が入手しており、その暗殺計画の首謀者がかつての朽木の部下だった繁森光之であることが判明していました。副大統領暗殺未遂なども発生して、マリコは朽木に捜査協力を許可します。しかし、捜査過程で朽木は姿を消し、主犯格とみられていた繁森光之も殺されてしまいます。繁森は銀行の貸し金庫の鍵を飲み込んでおり、その中には40年前の事件で使われたナイフが入っていました。

朽木とサトエ・マルケス

マリコはそのナイフを鑑定し、事件の真相を見抜きます。副大統領夫人であるサトエ・マルケスは四十年前の朽木の妻でした。40年前に弟に殴り殺されそうになった朽木を助けるために弟を殺害してしまったのはサトエせした。繁森はその様子を一部始終見ていて、朽木が死んだように偽装し、自らがリーダーとなりました。一方の朽木はサトエを国外に逃亡させていました。

事件解決!

朽木はマリコに対してこれらの事実を認めていましたが、すでにサトエを乗せた飛行機は日本を立っていてサトエの罪を追及することはできないと勝ち誇ります。しかし、そこへ現れたのはサトエでした。サトエは飛行機に乗らなかったのです。こうして40年の時を越えた犯罪はマリコの手で解明されました。

科捜研の女17シーズンの全話視聴率を紹介!

長年、安定した数字を記録してきた人気ドラマ『科捜研の女』ですが、シリーズ17作目である『科捜研の女17』は特に数字が高いシリーズとして話題になりました。全話二桁を記録しており、200回記念作品である第十七話『200の鑑定』は15.1%と『科捜研の女17』の最高視聴率を記録しており、最終回である『取調室の怪人』も15.0%を記録するなど同じクールで放送していたドラマの中でも高視聴率を記録していました。

キャスト相関図やあらすじを見ても分かるように、シンプルでありながら本格的なミステリーを制作していることでも人気を博しているので、各話の視聴率を気にしている人も多くいます。という事で、各話の視聴率を見ていきましょう。

『科捜研の女17』の各話の視聴率一覧

  • File.1 10月19日  『グルメサイト殺人』 12.3%
  • File.2 10月26日  『刺繍する女』    11.0%
  • File.3 11月  2日  『折り鶴が見た殺人』 10.0%
  • File.4 11月  9日  『殺人交響曲』    12.3%
  • File.5 11月16日  『寄生する女』      11.5%
  • File.6 11月23日  『マリコの民泊』     13.1%
  • File.7 11月30日  『自転車泥棒』      12.2%
  • File.8 12月14日  『嘘つきな容疑者』    12.8%
  • File.9   1月18日  『晴れ着と銃弾』   10.6%
  • File.10 1月25日  『メイクの達人』     12.9%

  • File.11 2月  1日  『カップ一杯の殺人』 12.3%
  • File.12 2月  8日  『あるドクターの死』 12.9%
  • File.13 2月15日  『一番大きなバラ』    12.4%
  • File.14 2月22日  『御法度殺人』      10.9%
  • File.15 3月  1日  『見当たり捜査の鬼』 14.4%
  • File.16 3月  8日  『パパのタコ』    13.6%
  • File.17 3月15日  『200の鑑定』            15.1%
  • Last File 3月22日 『取調室の怪人』    15.0%

『科捜研の女17』の平均視聴率は12.7%

『科捜研の女17』の第一話『グルメサイト殺人』の初回視聴率は12.3%と好スタートを切っています。その後は12%前後と安定した数字を記録していて、3月15日に放送された200回記念である『200の鑑定』では15.1%と『科捜研の女17』の中で最高視聴率を記録しています。最終回『取調室の怪人』は15.0%を記録していて、二週連続で15%越えを記録するなどヒットを記録しています。

『科捜研の女17』の全話の平均視聴率は12.7%となっていて、『科捜研の女17』の最低視聴率は『折り鶴が見た殺人』の10.0%となっていて、全話二桁という快挙を達成しました。このドラマは視聴率だけでなく、その内容も注目されていて、特に200回記念は評価の高いストーリーとなりました。このシリーズの数字が良かったため、『科捜研の女』のシーズン18更新が決定し2018年10月から放送しています。

科捜研の女17シーズンを観た感想や評価を紹介!

『科捜研の女17』はキャスト相関図やキャスト情報、視聴率など様々なことが話題になっています。『科捜研の女17』はネット上などでも話題になっているので、『科捜研の女17』を観た感想やキャストへの評価を紹介していきます。

相変わらず面白い!

『科捜研の女17』の意見で圧倒的に多いのは『相変わらず面白い』という感想です。シーズン17まで放送するとマンネリになってしまい題材もなくなって低調な内容となってしまいます。しかし科学技術は日々進歩しているので、題材が尽きることがないのが『科捜研の女』の強みです。『科捜研の女17』も多くのテーマを盛り込んだ作品として高評価でした。

安定感がある!

『科捜研の女17』のネット上の感想で多いのは『安定感がある』というものです。マリコと土門の関係や科捜研の面々とのやり取りなど長年変わらない内容が多くの人に好印象を与えています。こうした安定感が人気ドラマ『相棒』と共にテレビ朝日を支えている作品となっている理由です。

ロタ君が可愛すぎる!

『科捜研の女17』の放送前に放送された『科捜研の女 正月スペシャル』から新たに科捜研に加わった『ロタ君』こと橋口呂太についての感想が多く見られました。前任者である相馬涼が人気メンバーだったために不安視する声も多くありましたが、女性ファンからは『ロタ君が可愛すぎる!』といった声や『ロタ君がヤバイ!』という感想が多く、好意的に受け止められました。

『羊たちの沈黙』みたいで素晴らしかった

今回の『科捜研の女17』で話題になったのは、最終回の『取調室の怪人』です。この話は大きな話題になり、Twitter上には絶賛する声が溢れました。取調室から犯罪者が推理するような展開に『「羊たちの沈黙」みたい』という声や『近藤正臣が不気味すぎる』という声が多くありました。最終回『取調室の怪人』は視聴率もよく、近年では一番のエピソードであるという感想もあるほどです。

科捜研の女17シーズンのあらすじとキャストまとめ!

今回は人気長寿ドラマ『科捜研の女17』のキャスト相関図やあらすじ、視聴率などを見てきました。長年やっているので様々なキャスト変更なども行われてきましたが、シーズン17にして15%もの高視聴率はかなりの人気の高さを表しています。こうした事実やキャスト相関図などを参考に『科捜研の女17』をぜひ一度ご覧ください。

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