2018年11月20日公開
2018年11月20日更新
はじめまして、愛しています。の最終回までの全話あらすじ!感想もネタバレ紹介
ドラマ「はじめまして、愛しています。」は2016年7月から放送されたホームドラマです。主演の尾野真千子と江口洋介演じる子どものいない夫婦が、結婚10年目にして出会った男の子と、特別養子縁組という形で家族になろうとするあらすじネタバレとなっています。今回はドラマ「はじめまして、愛しています。」の最終回までの全話あらすじをネタバレこみで、ネットの感想と一緒にご紹介いたします。
目次
はじめまして、愛しています。をネタバレ調査!
ドラマ「はじめまして、愛しています。」は「特別養子縁組」という制度をテーマにしたドラマです。2016年の7月より、テレビ朝日系木曜21時枠で放送されました。主演は尾野真千子と江口洋介で、育児放棄された男の子と出会い、新しい形の家族になるために力を尽くすあらすじとなっています。
時に感動を、時にコミカルなシーンで笑いを得ながらも、三人が家族になっていくあらすじは、各ネタバレ感想サイトでも、「感動した」「胸がじんときた」という感想が最終回まで多く見られました。ここからはドラマ「はじめまして、愛しています。」のキャストや最終回までのあらすじネタバレなどを調査いたします。
はじめまして、愛しています。とは?
はじめまして、愛しています。の基本情報
2016年のテレビ朝日系木曜21時枠のドラマ「はじめまして、愛しています。」のあらすじネタバレは、子どものいない夫婦が結婚10年目のある日、ネグレクトされていた子どもと出会います。あらすじネタバレでは、尾野真千子と江口洋介演じる夫婦は、その子どもと出会い、寄り添っていくうちに、「特別養子縁組」という制度によって新しい家族を目指すというストーリーです。
この「特別養子縁組」というのは、児童福祉のための養子縁組制度です。いろいろな都合により、実の親と暮らすことができない子供たちは児童養護施設や乳児院・里親制度によって成長します。「特別養子縁組」は諸般の事情で実の親が育てられない場合、0歳から6歳までの子どもを養子縁組させ、家庭で育てる制度なのです。家庭裁判所の審査によって法的に実の親子として認められます。
しかし、この制度によって養子縁組できるのは、子どもの成長のために、6歳までという期限が設けられており、あらすじネタバレでは、尾野真千子と江口洋介演じる夫婦が、その男の子と特別養子縁組によって家族になれるのは残り半年という期間しか残されていません。
ドラマ「はじめまして、愛しています。」のあらすじネタバレでは、尾野真千子と江口洋介の夫婦が、特別養子縁組に必要な条件を満たし、家族になるために、夫婦がいろんな困難に直面し、乗り越えながら家族として寄り添っていきます。その姿に各ネタバレ感想サイトでは「最終回まで目が離せなかった」「毎週感動してしまう」という視聴者の感想が多く投稿されていました。
はじめまして、愛しています。の原作について
最近は漫画や小説が原作のドラマが多く見られ、原作人気からドラマに人気が出るケースも多いのですが、ドラマ「はじめまして、愛しています。」には原作はあるのでしょうか?実はこのドラマ「はじめまして、愛しています。」には原作はありません。脚本家遊川和彦がドラマのために書き下ろした脚本となっています。
遊川和彦の手がけた作品には1998年に大ヒットとなったドラマ「GTO」、2006年の「女王の教室」などがあり、2011年の松嶋菜々子主演の「家政婦のミタ」では、最終回でドラマ視聴率史上歴代4位となる40.0%を叩き出しました。そして今回の「はじめまして、愛しています。」では、コンフィデンスアワード・ドラマ賞の脚本賞に輝きました。
家政婦のミタで家族愛を描いた遊川和彦が、「はじめまして、愛しています。」の脚本を担当するということで、あらすじネタバレサイトでも放送前からも期待が高く、毎週の放送に対しての感想も最終回まで多数寄せられていました。
はじめまして、愛しています。の主要キャスト一覧
梅田美奈(演:尾野真千子)
はじめまして、愛しています。の主人公・梅田美奈(うめだみな)は、ピアニストです。あらすじネタバレでは、父は世界的に有名な指揮者・追川真美(おいかわまさよし)で、ほとんど他人のような距離で過ごしてきたため親の愛をいまいち信用できないでいます。
はじめまして、愛しています。のあらすじネタバレでは、プロのピアニストとして入賞できるまでは子どもは産まないと誓い、ピアノ教室を自宅で開業し、国際コンクールに向けて挑戦を続けています。コンクールでは落選続きで、夢が叶わず、誓いのために子どもも作れず、ままならない生活に悩むようになってきました。
はじめまして、愛しています。のあらすじネタバレでは、美奈は日常生活で不満がたまったときはトイレの便器に叫び声をあげて発散する大胆な性格でもあります。そんな梅田美奈を尾野真千子が演じています。尾野真千子は2009年の映画「火の魚でヒロインを務めたことで演技力を評価され、各賞を受賞しました。
2011年のNHK連続テレビ小説「カーネーション」のオーディションでヒロインの座を射止め、主演女優賞など数々の個人賞を受賞し一躍人気となりました。この他、2017年の映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」でも高い評価を得て、2019年春公開予定の「影踏み」ではヒロインを演じます。
梅田信次(演:江口洋介)
はじめまして、愛しています。の主人公・美奈の夫である梅田信次は、お人よしな性格で、それが原因でトラブルに巻き込まれることも多くあります。ゲンを担いだり、運命をやたらと信じたりする性格に、美奈もあきれていますが、その運命を信じた信次は、自宅に突然やってきた男の子にも運命を感じて、養子縁組をしようと思いいたるのでした。結婚10年が過ぎても美奈に一途に愛を注ぐ良き夫です。
そんな梅田信次を江口洋介が演じています。江口洋介は「ひとつ屋根の下」シリーズ、「救命病棟24時」シリーズ、「ランチの女王」、「白い巨塔」、「オトナ女子」、「黒革の手帖」など、数々の人気ドラマに出演しています。
梅田巧(演:速水もこみち)
はじめまして、愛しています。に登場する、夫・梅田信次の弟梅田巧は、信次と少し年の離れた兄弟です。仕事を持たずいつもふらふらと根無し草、淡麗な養子のため、常に結婚詐欺やストーカーなどの女性問題が尽きず、兄の信次が割を食ってしまうこともしばしばです。しかしその明るい性格なのか周囲も憎めないでいるのです。そんな巧は、独身主義で家族愛や結婚には興味がありません。
はじめまして、愛しています。のあらすじネタバレでは、独身主義を貫くはずの巧が、介護士の女性を妊娠させてしまい、ついに結婚を決意します。そんな巧役を速水もこみちが務めています。速水もこみちは山下智久&石原さとみで話題になったドラマ「5→9~私に恋したお坊さん~」や「37.5℃の涙」、少年ジャンプの人気漫画が原作の「地獄先生ぬ~べ~」の他、「奇跡の教室」などに出演しています。
不破春代(演:坂井真紀)
はじめまして、愛しています。に登場する、夫・梅田信次の妹不破春代は、信次と5歳離れた妹です。義理の姉ですが、年下の姉である美奈をいいように扱う存在です。子どもは自分で産んでこそと信じている春代は、養子縁組に偏見を持っています。心ない持論で美奈を傷つけるシーンでは、視聴者の反感の感想も見られました。
はじめまして、愛しています。のあらすじネタバレでは、8歳の娘に精神的に依存傾向にあり、娘のことを誰よりも理解していると信じています。しかしはじめまして、愛しています。のあらすじネタバレでは、春代の性格が原因で娘が学校でいじめにあってしまうのです。
はじめまして、愛しています。の不破春代役を坂井真紀が演じています。坂井真紀は
2015年放送の「偽装の夫婦」「永遠のぼくら sea side blue」「破裂」や、2017年のドラマ「植木等とのぼせもん」や「監獄のお姫さま」に出演しています。テレビアニメでは2008年の「ミチコとハッチン」で声優を務めています。
堂本真知(演:余貴美子)
はじめまして、愛しています。でキーパーソンとなる児童相談所のベテラン職員が堂本真知です。はじめまして、愛しています。のあらすじネタバレでは、梅田信次・美奈夫婦が出会った男の子と、正式に養子縁組できるかを最終的に判断を下す役柄となっております。
はじめまして、愛しています。のあらすじネタバレでは、何を考えているのか読めないような言動に不気味さを漂わせて、美奈たちを不安にさせます。しかしそれは悪意を持っての接し方ではありません。はじめまして、愛しています。のあらすじネタバレでは、堂本真知は施設の子どもたちの未来を思うが故に、養親となる大人たちの覚悟を見定めるための行動に出るのです。
はじめまして、愛しています。の児童相談所職員・堂本真知を余貴美子(よ きみこ)が演じています。余貴美子は、2008年度と2009年度に、2年連続で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞するという偉業を達成した女優です。大河ドラマ「龍馬伝」やNHK朝の連続テレビ小説では「純と愛」「半分、青い。」に出演しています。
追川真美(演:藤竜也)
はじめまして、愛しています。で主人公・美奈の父である追川真美(おいかわ・まさよし)は、世界的に有名な指揮者です。しかし天才故に家庭を顧みない親で、美奈とも親子らしい接触はありません。娘の夫の名前すら忘れてしまうほどに社会常識に欠けた言動が目だちます。しかし、はじめまして、愛しています。のあらすじネタバレでは、養子となる男の子のピアノの才能を最初に見抜いたのは、この美奈の父親だったのです。
はじめまして、愛しています。のあらすじネタバレでは、男の子の養子問題を通して、娘の美奈夫婦と距離が縮まっていくのです。
はじめまして、愛しています。の美奈の父追川真美を藤竜也(ふじ たつや)が演じています。時代劇の大部屋俳優出身の藤竜也は、1974年に歌手デビューし、1976年に大島渚監督の名作「愛のコリーダ」に出演し、そのセンセーショナルな撮影が話題となりました。「大追跡」や「プロハンター」、黒沢清監督の「アカルイミライ」、2001年のNHK大河ドラマ「北条時宗」などに出演しています。
黒川泉(演:志田未来)
はじめまして、愛しています。に登場する男の子・一の実の母黒川泉(くろかわ いずみ)は、長野黒川病院の精神神経科に入院しており、退院して美奈たちの前に現れます。はじめまして、愛しています。のあらすじネタバレでは、実の父親からの性的虐待により妊娠し、そして生まれたのが、美奈たちと養子縁組をする一でした。
はじめまして、愛しています。のあらすじネタバレでは、父親からの虐待により生まれた子どもに、虐待を繰り返し、育児放棄してしまいます。梅田信次・美奈夫婦に真実を明かし、特別養子縁組に同意します。「14歳の母」で中学生の妊娠・出産という演技が注目された志田未来が、今度は育児放棄をする母親役を演じました。
「14歳の母」から「はじめまして、愛しています。」の役どころで、各あらすじネタバレサイトではネットの感想が多く寄せられ、その演技が素晴らしかったという感想も多く見られました。
はじめまして、愛しています。に登場する一の実母・黒川泉を志田未来が演じています。2000年のドラマ「永遠の1/2」でドラマデビューし、2005年の「女王の教室」でその演技が注目されました。2006年の「14歳の母」で連続ドラマ初主演し、2008年の「正義の味方」や「小公女セイラ」などに主演しています。2010年はジブリ映画「借りぐらしのアリエッティ」の主役で声優デビューしています。
はじめまして、愛しています。の全話あらすじをネタバレ解説!
はじめまして、愛しています。最終回までのあらすじネタバレ・感想 第1話
はじめまして、愛しています。第1話のあらすじネタバレです。サブタイトルは「夫婦は捨てられた子の本当の家族になろうと思った」です。第1話視聴率は10.0%でした。第1話は、美奈のピアノを聴いて名なしの男の子が現れます。主人公の梅田美奈は、ピアニストで、自宅でピアノ教室を開業しています。夫の信次と結婚10年目ですが、子どもはいません。
プロのピアニストとして認められるまでは子どもを作らないつもりで10年やってきましたが、コンクールには連敗です。実の父親が世界的に有名な音楽家故に、そのプレッシャーに長年苦しんできた美奈ですが、結婚10年目にしても夫の愛情は尽きることなく、ピアニストとして目が出ず腐っている美奈を愛情たっぷりに優しく支えます。そんなストレスを抱えながらもピアノの練習をしていたある日、美奈の自宅の庭に男の子がいました。
名前もわからず、服も汚れているその子を美奈が児童相談所に連絡したところ、一カ月も前から両親から育児放棄をうけていたことが分かります。男の子は児童相談所に引き取られていきました。しかしその後も、男の子は児童養護施設を抜け出して、度々信次と美奈の自宅に現れます。なんでも運命を感じたがる信次は、男の子に運命を感じます。
「この子を養子にしたい」と言う信次に、美奈は反対するのですが、男の子が何度も美奈たちの前に現れるのです。男の子は美奈のピアノに惹かれてやってくるようでした。ほだされた美奈は特別養子縁組を決意するのです。
はじめまして、愛しています。最終回までのあらすじネタバレ・感想 第2話
はじめまして、愛しています。第2話のあらすじネタバレです。サブタイトルは「あなたの手は、離さない」で、第2話視聴率は第1話より1.4ポイント上がり11.4%でした。信次と美奈夫婦は、男の子との特別養子縁組の申請をします。里親として養育実習を受ける中で、夫婦でお互いに秘密にしていたことが明らかになります。隠しておきたかった持病の告白や兄弟の前科などが明らかになり、夫婦仲に亀裂が入ります。
里親申請の結果待ちの間、もう一度男の子に会いたいと願う信次は、養護施設のベテラン職員・堂本真知に依頼し、無理を押して許可をもらいます。信次と美奈夫婦は男の子と動物園に遊びに行き、そこで男の子は迷子になってしまいます。
信次と美奈夫婦が必死に探した末、美奈が動物園の野外ステージのピアノを弾きます。するとピアノの音に引き寄せられたように男の子が戻ってきて、三人で手をつなぐほどに心が近くなるのでした。そして待ちに待った結果、信次と美奈夫婦に里親としての許可が下ります。
はじめまして、愛しています。最終回までのあらすじネタバレ・感想 第3話
はじめまして、愛しています。第3話のあらすじネタバレです。サブタイトルは「あなたの、あいを、ためします」で、第3話視聴率は第2話より3ポイント下がり8.4%でした。信次と美奈夫婦と男の子の間で里親が認められたため、信次は男の子に「一(はじめ)」という名前をつけ、三人は一緒に暮らし始めます。一緒に暮らし始めて、はじめは信次と美奈夫婦の愛情を試そうと、いろんないたずらを仕掛けるようになります。
食べ物・飲み物をわざと床にこぼしたり、散らかしたり、美奈の手にかみついたりを繰り返し、耐えられなくなった美奈は、養護施設のベテラン職員・堂本真知に連絡をとり、はじめを返そうとします。はじめの手を放してしまったことを後悔した美奈が、堂本のもとに戻ると、すでに信次がいて里親申請を取り消さないと宣言していました。
はじめまして、愛しています。最終回までのあらすじネタバレ・感想 第4話
はじめまして、愛しています。第4話のあらすじネタバレです。サブタイトルは「5才の産声初めてしゃべった日」で、第3話でかなり下がった視聴率ですが、第4話視聴率は第3話より1.4回復し9.8%でした。再び三人で暮らし始めた信次と美奈夫婦とはじめですが、慣れない環境のためはじめが赤ちゃん返りが起こります。赤ちゃんのように常に美奈にべったりで離れず、トイレも仕事もままならず、ストレスがたまります。
そんな美奈と、楽観的な信次の間でケンカが増えます。信次もはじめと遊んで美奈の負担を減らしてあげたいのですが、ままなりません。その後、本当に父親・母親になるために、信次と美奈は出産ごっこをすることにします。はじめは幼児ではなく、自分たちの間に生まれた赤ちゃんと思い、生まれたばかりのはじめの成長を丁寧に見守ることにします。
2人の献身的な愛情がはじめにも伝わります。落ち着いたはじめは、赤ちゃん返りが終わり、信次と美奈のことを「おとうさん」「おかあさん」と呼ぶまでになるのでした。
はじめまして、愛しています。最終回までのあらすじネタバレ・感想 第5話
はじめまして、愛しています。第5話のあらすじネタバレです。サブタイトルは「生まれて初めて書いた手紙」です。第5話視聴率は第4話より1.0ポイント下がり8.8%でした。信次と美奈夫婦は、一度も笑ったことのないはじめに、笑顔を絶やさない男の子に育ってほしいと願います。美奈は親として、はじめにいろんな決まり事や文字を教えようと躍起になりますが、はじめにはまだ難しいようです。
反発するはじめについ手をあげてしまいそうになり、「おかあさんなんて嫌い」「ピアノも嫌い」と言われてしまいます。それを見咎めた信次は「おかあさんを傷つけることは許さない」とはじめを叱り、はじめはショックを受けて、堂本の元に逃げてしまいます。はじめは堂本に教えてもらいながら、父母である信次と美奈に「ごめんなさい」のお手紙を書いていました。
美奈はまだ新人で未熟な母で申し訳ないとはじめに謝り、はじめを連れ帰りました。その後、信次と美奈とはじめで、初めて家族写真を撮ることにします。写真を撮るとき、信次と美奈が待ちに待った笑顔をはじめが見せてくれたのでした。はじめての手紙、はじめての写真、三人は少しずつ親子になっていくのです。
はじめまして、愛しています。最終回までのあらすじネタバレ・感想 第6話
はじめまして、愛しています。第6話のあらすじネタバレです。サブタイトルは「実母の影」で、気になる第6話視聴率は第5話より0.3ポイント上がり9.1%でした。三人の生活になじんできたので、はじめを幼稚園に通わせることになります。はじめがいじめの仲裁に入って、相手の子にケガをさせてしまう事件が起こりました。相手の親に謝罪する信次と美奈の姿に、はじめは理解ができません。
また友達がいじめられていたらどうしたらいいのか問うはじめに、信次と美奈は悩んだ末に「自分が一番いいと思ったことをやれ」と言います。「困ったことがあっても、お父さんとお母さんが守るから大丈夫」と伝えるのです。幼稚園のおゆうぎ会の日、再びいじめが起こりますが、はじめは自分の意志で、行動に出ます。
今度はいじめっこといじめられっこ二人の間に入り、三人で仲良くピアノを弾き、信次と美奈夫婦ははじめの成長に感動するのでした。
はじめまして、愛しています。最終回までのあらすじネタバレ・感想 第7話
はじめまして、愛しています。第7話のあらすじネタバレです。サブタイトルは「実母の正体」で、第7話視聴率は第6話より0.5ポイント高い9.6%でした。信次と美奈、はじめの三人が家族として距離を詰めていく中、突然黒川月子という中年の女性がやってきて、「うちの子だ」と言ってはじめを連れて行こうとします。月子は「黒川ひかり」という出生届を見せ、はじめが黒川ひかりであると主張し、はじめを引き取るというのです。
実は月子ははじめの実の祖母だったのです。実の母・黒川泉は、現在長野の病院に入院中とのことでした。再び実の親からの虐待を恐れた信次と美奈は、当然拒否し、はじめも嫌がります。虐待の理由も明らかにされません。しかし特別養子縁組制度では、実の親の意志が優先され、養子縁組申請中の里親では止めることができませんでした。
児童相談所の判断は三人の意志とは反対の結論となり、はじめが実の親の黒川泉のもとに戻されることになりました。家族としてはじめの身を案じる美奈は、はじめの未来を描き、ただはじめの無事な成長を祈ることしかできないのでした。
はじめまして、愛しています。最終回までのあらすじネタバレ・感想 第8話
はじめまして、愛しています。最終回直前第8話のあらすじネタバレです。サブタイトルは「本当の親子になるために」で、物語も佳境ということで第8話視聴率は第7話からさらに上がり、10.0%でした。はじめを失った信次と美奈夫婦は意気消沈した日々を送ります。堂本をはじめ、周囲の人間は、2人の本当の子どもを作ることや別の子どもの里親になる提案をし、2人を元気づけようとします。
しかし、すでにはじめは2人の家族になっており、新しい子どもを考えることは無理でした。堂本の話では、はじめは長野の黒川家で祖母と一緒に暮らしており、虐待はされていない様子です。しかし、肝心の母親の泉はまだ入院中とのことでした。気持ちを抑えられず、美奈は長野の黒川の自宅に向かい、はじめに会おうとしますが、誘拐犯扱いされ、泣く泣く引き下がるのでした。
ままならない感情を持て余し、信次と美奈は激しい言い争いになります。2人ともお互いに自分の親との間に問題があり、2人はそれぞれの実家に帰り、親との問題を解決します。そして元通りの夫婦に戻った信次と美奈は、はじめのために、ある決意をします。それは法の力を借りることでした。家庭裁判所に監護者指定を求める訴えを起こすことを決意するのです。
はじめまして、愛しています。の最終回をネタバレ解説!
監護者指定の申し立て
はじめまして、愛しています。最終回のあらすじネタバレです。サブタイトルは「2人の母本当の親は、誰?」です。前回第1話と同じく10.0パーセントまで視聴率を回復し、最終回は11.6%と、第2回の最高視聴率を上回る自己最高視聴率で最終回を迎えることができました。美奈と信次は家庭裁判所に監護者指定の申請をします。2人の気持ちとは裏腹に、却下されてしまいました。
堂本からも「勝つ確率はゼロに近い」とあきらめるように言われますが、2人は自分たちの気持ちを貫きます。はじめと再び家族になれる日を諦めない、何があっても諦めたくないと、精一杯の愛を伝え、はじめの成長を見守りたいとそう2人は決めていたのです。美奈はこれまで他人のような距離だった父親に、そして信次は母親に対し、これまでの確執を取り払って真心を伝え、愛を伝えます。
そして、はじめの実母である黒川泉にも、2人の思いをこめて手紙を送ります。はじめを思う気持ち、ただそれだけで高等裁判所へ上訴します。
泉の遺書
そんな時、突然はじめの祖母から連絡がありました。はじめの実の母の泉が遺書を残して行方不明になったというのです。遺書には「死なせてほしい」と書いてあったときき、美奈と信次は居ても立っても居られず探しに出ます。美奈は、堂本から情報を聴き、泉がかつて入水自殺しようとした海岸に信次と一緒に急ぎます。
泉がかつて入水自殺しようとした海岸に到着すると、そこに、海に入っていく泉の後ろ姿が見えました。美奈は泉を必死に引き留めます。「あなた母親でしょ?死んではだめ!」と、美奈はかつて自分を置いて入水自殺した自分の母親の姿を、泉に重ねたのでした。
泉が病院のベッドで目を覚ますと、そこには美奈と信次がいました。美奈は泉から、「はじめのおかげで母親になれた。なんの理由もなく虐待する親はいない。なんでも相談してほしい」と、虐待の理由や経緯を聞き出そうとします。泉が告白しようとしたところで、泉の母の月子がやってきて2人を追い返そうとします。
はじめの父親
後日、美奈と信次の家に泉が招かれます。泉と二人になった美奈は、泉に渡せなかった手紙を直接手渡しします。その手紙には美奈がはじめを思う気持ち、はじめを息子として育てたいという願いが綴られていました。泉ははじめを虐待した理由を話します。泉は実の父親から性的虐待を受けており、はじめは父との間に生まれた子どもだったのです。
成長するほどに父親に似てくるはじめを見るのがつらかったことや、父に似たはじめを見るのがつらかったこと、外に遊びに行こうとしたらついてこようとするので住んでいたアパートに鎖で繋いでしまったこと、父親が死んだと聞いて家に戻ったことなど、つらかった過去を話しました。美奈は「今まで一人でつらかったね」と抱きしめ、泉も「あの子に謝りたい」と涙するのでした。
泉に性的虐待をしていた実の父はすでに他界していますが、泉の母・月子ははじめの父親が自分の夫があることを知らないのです。泉は母に、自分が父にされてきたこと、はじめの父親が誰かを全て告白する決意をし、はじめにとっての一番幸せを考えます。そしてはじめを美奈と信次の元で育ててもらうのが一番だと願います。
その後、信次と美奈は養護施設からはじめを引き取り、お世話になった堂本に心からお礼を言います。そしてはじめが堂本に手紙を渡します。「あいしています」書かれた手紙に、堂本は「自分の勲章だ」と笑顔になりました。裁判所から審判結果が届き、信次と美奈とはじめの間に正式に特別養子縁組が認められます。三人は正式な親子となるのでした。
はじめまして、愛しています。の主題歌を調査!
はじめまして、愛しています。の主題歌「理由」
はじめまして、愛しています。の主題歌「理由」は、槇原敬之が歌っています。槇原敬之らしいポップな曲調ながら、歌詞には「本当の幸せを求めること、何かを信じていくことの難しさ」「諦めないで努力するためには信じる理由が必要」という、ドラマに沿った難しいテーマの歌詞をのせて歌いあげています。
ドラマのために書き下ろしされた新曲!
このドラマのために作曲された「理由」については、「槇原敬之のファンで見始めたドラマが、いつの間にかドラマ事体が楽しみになった」という感想や、「ドラマのクラスマックスにぴったり合って聞こえる」という感想の他、「頑張ろうという気持ちがわいてくる」という感想など、様々な「前向きになれる」という感想がネットに投稿されていました。
はじめまして、愛しています。の感想や評価は?
#はじめまして愛しています
— メロンパン好きの粗大ゴミ (@SUnyx7Hf20jfPKV) August 11, 2018
実の親の所に言って離れ離れになって
尾野真千子が「二度とその子を傷つけないで」って泣きながら言ってるところに感銘を受けました。
はじめまして、愛しています。の後半、はじめの実の母の実家に行ったときの、美奈のセリフに感動した視聴者の投稿です。血がつながっていなくても親子になれる、そんなシーンに涙した感想です。
愛してる人に
— 滝沢さくら official (@takizawasakura) September 15, 2016
「愛しています。」
と言ってもらえるだけで
人は生きれる。
生きる力をもらえるんだ。
すごいな。
愛って。
何もいらない。
愛があれば、愛されているという支えがあれば、奇跡も起こせる。
最高に幸せなドラマをありがとうございました。#はじめまして愛しています
はじめまして、愛しています。のドラマ最終回まで見た視聴者の投稿です。愛していますと言える幸せについて考えさせられる、そんな感想です。
あ、今ふと思い出したけど、オノマチは昔、救命病棟で看護婦役やってたよな。その時はチョイ役だったし、まさか江口洋介さんとドラマやるなんて思ってもなかっただろうな。 #はじめまして愛しています
— はおう丸 (@haoken) September 15, 2016
昔、救命病棟で主役だった江口洋介と、端役の尾野真千子が共演することに、感慨深いという感想も見られました。
脆さ、危うさをここまで演じられる志田未来。毅然の中に愛が伝わる演技の余貴美子。素晴らしかった。お二人が持ってったドラマだった。 #はじめまして愛しています
— naca (@0maylily0) September 15, 2016
はじめまして、愛しています。のドラマの後半に登場した志田未来ですが、存在感抜群な演技力についての称賛です。
『14歳の母』で幸せそうに子供産んだ志田未来が今作のネグレクト親役。
— RUI✩✩✩✩ (@Bfly4Rui) August 25, 2016
『Mather』で我が子ゴミ袋に詰めて捨てた尾野真千子が今作の里親役。
演技ってすごい。
#はじめまして愛しています
志田未来の出世作「14歳の母」と、今回の「はじめまして、愛しています。」の対比がすごいとの感想です。それぞれいろんな母親役をこなせることに、役者のすごさを感じるという感想です。
そんなのわからないよ!はじめの言葉にはっとさせられる回だったなぁ。法律ってほんと何…ってなるよね😭そしてネグレクトしてた実母が志田未来。尾野真千子はじめ富田靖子といい、演技派俳優ばっかで最終回まで見逃せなくなってきたな… #はじめまして愛しています
— 零@平成最後のクリスマスは12/20 (@akua_rayyar) August 25, 2016
はじめの養母に尾野真千子、実の母に志田未来、その祖母に富田靖子という、演技派女優たちのドラマに目が離せなかったという視聴者の声です。
はじめまして、愛しています。のネタバレまとめ!
特別養子縁組や児童虐待、ネグレクトというデリケートな問題を扱ったホームドラマ「はじめまして、愛しています。」のキャストや最終回までのあらすじネタバレ、ネットの感想などをご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか?江口洋介と尾野真千子の自然な家族の演技や、子どものために力を尽くす役の余貴美子、つらく苦しい役を演じ切った志田未来のそれぞれの演技が光るドラマに、多くの称賛の感想が寄せられたようです。
また、はじめまして、愛しています。を最終回のストーリーは、あらすじネタバレでは、ただ重いだけではなく、時にふっと笑えるホームドラマになるように描かれています。はじめまして、愛しています。の脚本を書いた遊川和彦の実力にも多くの評価する感想が投稿されていました。江口洋介や尾野真千子、遊川和彦の次回作を期待する声も大きいようです。