2018年11月14日公開
2018年11月14日更新
とと姉ちゃんの出演キャストとあらすじまとめ!相関図も一覧で紹介【朝ドラ】
2016年4月から10月まで放送されたNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』は明るく前向きになれるようなストーリーで人気作品となりました。今回は『とと姉ちゃん』のあらすじをネタバレで紹介いたします!また、ストーリーで重要になる相関図やキャスト一覧でまとめてお伝えいたします。豪華キャスト陣が勢揃いしており意外な人物も登場しています。あらすじのネタバレもありますが是非最後までご覧ください。
目次
とと姉ちゃんのキャストとあらすじが気になる!
NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』は2016年に放送され、明るくポジティブに生きる小橋常子をヒロインとし話が進んできます。今回は『とと姉ちゃん』の主要キャスト一覧と相関図、いままでのあらすじと最終回のあらすじをネタバレで紹介いたします。是非最後までご覧ください!
とと姉ちゃんとは?モデルも紹介!
とと姉ちゃんについて
『とと姉ちゃん』は2016年4月4日から10月1日の間に放送されたNHKの連続テレビ小説です。父親(とと)の役割を任された「とと姉ちゃん」こと小橋常子をヒロインとして昭和をたくましく生きる女性を中心とした物語です。脚本は『TIGER & BUNNY』や『泥棒役者』などで知られる西田征史さんです。以前よりテレビ小説の脚本に憧れがあり、念願の執筆となります。
1940年代から1960年代の衣装を特集するために衣装の監修はデザイナーの黒澤和子さんに決まりました。ヒロインは2564人の応募者の中から高畑充希さんに決定し、2015年8月にヒロイン発表の記者会見、同年11月からクランクインしました。『とと姉ちゃん』の主題歌は2010年末から音楽活動を休止していた宇多田ヒカルさんの「花束を君に」であり、書き下ろし楽曲となります。
とと姉ちゃんのモデルは?
「暮らしの手帖」の創業者である大橋鎭子さんと花森安治さんがモデルとなっています。上記画像の「暮らしの手帖」(当初は"美しい”暮らしの手帖でした)は花森安治さんが自ら描いています。昭和23年に刊行され、国民1人1人が心豊かに暮らしていけるように生活の知恵などを紹介し女性の強い味方になった雑誌です。
とと姉ちゃんの相関図とキャスト一覧!
とと姉ちゃんの相関図
『とと姉ちゃん』のキャストやあらすじを紹介する前に簡単に相関図を見ていきましょう。常子の成長と共に相関図も変化しており、上記相関図はあなたの暮らし出版を立ち上げてからになります。キャストも全員紹介できませんが主要人物と、最後にはいままでのあらすじと最終回あらすじのネタバレがございますのであらすじのネタバレを知りたくない方は注意してお読みください。
とと姉ちゃんの相関図とキャスト一覧1、小橋常子/高畑充希
「どうしたもんじゃろのぉ」の口癖で発想力があり責任感のある主人公・小橋常子を演じるのは高畑充希さんです。ミュージカルが幼少期から好きで舞台女優を目指し小学校から中学校にかけてオーディションを受けるものの何回も落ちていましたが、2005年ホリプロ主催のミュージカルオーディションで主役の座を獲得し女優デビューします。2007年から本格的に女優活動をし舞台では数々の主演を務めます。
舞台以外にもドラマ・映画に多数出演し、2010年大学在学中に連続テレビ小説『ごちそうさん』のヒロインの義妹役に抜擢されます。演技力のみならず歌唱力も抜群であり、酔わないウメシュやdocomoのCMが有名です。主な出演作品は舞台『ピーター・パン』、『問題のあるレストラン』『過保護のカホコ』、『怒り』、『ヲタクに恋は難しい』、『忘却のサチコ』などがあります。
とと姉ちゃんの相関図とキャスト一覧2、小橋竹蔵/西島秀俊
常子の父親・小橋竹蔵を演じるのは西島秀俊さんです。19歳の時にオーディションに合格し俳優に道に進みます。1992年『はぐれ刑事純情派5』で俳優活動を開始、1999年『ニンゲン合格』で映画初主演、2006年『純情きらり』で知名度も上がり人気を得ます。主な出演作品は『チーム・バチスタ』シリーズ、『ストロベリーナイト』、『MOZU』、『さよならみどりちゃん』、『人魚の眠る家』などがあります。
とと姉ちゃんの相関図とキャスト一覧3、小橋君子/木村多江
常子の母親・小橋君子を演じるのは木村多江さんです。大学在学中に舞台女優として活動していましたが、父親が亡くなり20代後半までは様々なアルバイトを掛け持ちし家計を支えていました。2008年『ぐるりのこと。』で初主演し、日本アカデミー賞、ブルーリボン賞では最優秀主演女優賞を受賞しました。2017年『ブラックリベンジ』で連続ドラマ初主演を果たします。
1999年『リング』の山村貞子役を演じて以降「薄幸女性」の役柄を演じることが多いですが本人は毎回苦労していると語っています。主な出演作品は『救命病棟24時』シリーズの山城紗江子役、『大奥』の鷹司孝子役、『上海タイフーン』の野村美鈴役、『あなたには帰る家がある』の茄子田綾子役、『金メダル男』の亀谷頼子役、『ユリゴコロ』の細谷役、『あゝ、荒野』の京子役などがあります。
とと姉ちゃんの相関図とキャスト一覧4、小橋(水田)鞠子/相楽樹
小橋家の次女・小橋鞠子を演じるのは相楽樹さんです。2009年に竹下通りでスカウトされ2010年から本格的に芸能活動を始めます。同年『熱海の捜査官』で女優デビュー、2018年に結婚し第1子を出産したことで現在は仕事をセーブしています。主な出演作品は『嫌われる勇気』の相馬めい子役、『乱反射』の大塚かなえ役、『スリリングな日常』の主演・白石奈々美などがあります。
とと姉ちゃんの相関図とキャスト一覧5、小橋(南)美子/杉咲花
小橋家の三女・小橋美子を演じるのは杉咲花さんです。中学生の頃から女優に憧れを持ち、研音のオーディションに応募します。当初は子役として活動していましたが、これを機に芸名も現在の「杉咲花」に変更します。一躍有名にしたのがCook DoのCMです。その後、『夜行観覧車』での好演もあり以降様々な作品に出演しています。『湯を沸かすほどの熱い愛』では日本アカデミー賞などで助演女優賞を受賞しています。
2018年『花のち晴れ~花男Next Season~』でドラマ初主演、『パーフェクトワールド君といる奇跡』で映画初主演を果たします。主な出演作品は『妖怪人間ベム』の夏目優似役、『MOZU』の大杉めぐみ役、『学校のカイダン』の香田美森役、大河ドラマ『いだてん~東京オリンピック噺~』のシマ役、『BLEACH』の朽木ルキア役、『トイレのピエタ役』の宮田真衣役などがあります。
とと姉ちゃんの相関図とキャスト一覧6、小橋鉄郎/向井理
常子の父方の叔父・小橋鉄郎を演じるのは向井理さんです。明治大学進学後、国際動物遺伝学会議でベストポスターアワードの研究メンバーの一員として受賞しています。その後、学生時代から続けていたバーテンダーとしての能力が認められバーに社員として就職します。バーテンダーとして雑誌に掲載され、それを見た芸能事務所の女性マネージャーにスカウトされ芸能デビューを果たします。
2006年にミニッツメイドのCMで芸能界デビュー、同年『白夜行』で初ドラマ主演、2008年『ママさんバレーでつかまえて』で準主役、翌年『傍聴マニア09』で初主演を果たします。主な出演作品は、『ハチミツとクローバー』の真山巧役、『ゲゲゲの女房』の村井茂役、『S-最後の警官-』の神御蔵一號役、『BECK』も平義行役、『Paradaise Kiss』の小泉譲二役、『小野寺の弟・小野寺の姉』の小野寺進役などがあります。
とと姉ちゃんの相関図とキャスト一覧7、青柳滝子/大地真央
青柳商店の女将で、小橋君子の母親である青柳滝子を演じるのは大地真央さんです。宝塚歌劇団の月組トップスターとして活躍し、退団後は舞台女優に転身します。それ以降、ドラマ、映画に多数出演しています。主な出演作品は『功名が辻』の市役、『リッチマン、プアウーマン』の藤川真沙子役など多数あり、また吹き替えでは『ナルニア国物語』シリーズの白い魔女役や『SING/シング』のナナ・ヌードルマン役の声を担当しています。
とと姉ちゃんの相関図とキャスト一覧8、隈井栄太郎/片岡鶴太郎
青柳商店の番頭で小橋母子の心配を常にしてくれる隈井栄太郎を演じるのは片岡鶴太郎さんです。お笑いタレント、俳優の他にも芸術家(書家・画家)としても活躍しています。日本アカデミー賞『異人たちとの夏』、『妖女の時代』では最優秀助演男優賞を受賞、書道では手島右卿賞を受賞しています。主な出演作品は『梅ちゃん先生』、『軍師官兵衛』、『ブラックスキャンダル』など多数あります。
とと姉ちゃんの相関図とキャスト一覧9、青柳清/大野拓朗
青柳滝子の養子・青柳清を演じるのは大野拓朗さんです。2010年にホリプロ主催のオーディションでグランプリを受賞し、同年『インシテミル』真木雪人役で俳優デビューを果たします。2017年『猫忍』で映画初主演を務めます。主な出演作品は『LIAR GAME-再生-』の和田タツジ役、『高台家の人々』の高台茂正役、『旅猫リポート』の林修介役、『三匹のおっさん』シリーズの清田祐希役、『わろてんか』のキース役などがあります。
とと姉ちゃんの相関図とキャスト一覧10、森田まつ/秋野暢子
森田屋の女将・森田まつを演じるのは秋野暢子さんです。1974年『おおさか・三月・三年』で女優デビュー、連続テレビ小説『おはようさん』でヒロインに抜擢されます。女優業だけでなくタレントやコメンテーターとしても活躍しています。主な出演作品は『スチュワーデス物語』の火山さと子役、『片翼だけの天使』の岡野景子役、『ハッシュ!』の栗田容子役、『白ゆき姫殺人事件』の城野皐月役などがあります。
とと姉ちゃんの相関図とキャスト一覧11、森田宗吉/ピエール瀧
森田まつの息子で森田屋の大将・森田宗吉を演じるのはピエール瀧さんです。「電気グループ」のメンバーであり、俳優、タレント、声優、ミュージシャンと幅広く活躍しています。2013年『凶悪』で日本アカデミー賞、ブルーリボン賞で助演男優賞を受賞しています。主な出演作品は『海賊とよばれた男』の藤本壮平役、『龍馬伝』の溝渕広之丞役、『64(ロクヨン)』の三上義信役などがあります。
とと姉ちゃんの相関図とキャスト一覧12、森田照代/平岩紙
森田宗吉の妻・森田照代を演じるのは平岩紙さんです。芸名の"紙"というのは肌の色が白いため松尾スズキさんが名付けました。2000年に『キレイ 神様と待ち合わせした女』で女優デビュー、また宮藤官九郎監督作品の常連でもあります。主な出演作品は『ハッピー・フライト』の吉田美樹役、『結婚相手は抽選で』の花村早苗役などの他、『元気!!江古田ちゃん』で声優デビューを果たします。
とと姉ちゃんの相関図とキャスト一覧13、森田富江/川栄李奈
宗吉と照代の娘・森田富江を演じるのは川栄李奈さんです。AKB48の元メンバーとしてもご存知の方も多いのではないでしょうか。2010年から2015年までAKB48として活躍、卒業した後は女優業に力を入れて活動しています。主な出演作品は『フランケンシュタインの恋』の室園美琴役、『健康で文化的な最低限度の生活』の栗橋千奈役、『亜人』の下村泉役、『恋のしずく』の橘詩織役、『人魚の眠る家』の川嶋真緒役などです。
とと姉ちゃんの相関図とキャスト一覧14、長谷川哲典/浜野謙太
森田屋の板前で、森田富江と結婚した長谷川哲典を演じるのは浜野謙太さんです。当初はSAKEROCKのメロディ担当として活動後、2005年の『ハチミツとクローバー』から俳優として活躍していきます。主な出演作品は『モテキ』の小野坂オム役、『BORSER』のサイモン役、連続テレビ小説『まんぷく』の牧善之介役、『グッド・ドクター』の橋口太郎役、2019年公開予定の『雪の華』の岩永役などがあります。
とと姉ちゃんの相関図とキャスト一覧15、中田(村野)綾/阿部純子
小橋常子の女学生時代の友人である中田綾を演じるのは阿部純子さんです。小学生の時にスカウトされ広告モデルデビュー、中学生の頃は「Hana*chu→」のモデルを務める他、2010年の『リアル鬼ごっこ2』ではヒロインに抜擢されます。2014年から1年間アメリカ留学後『とと姉ちゃん』のキャストに選ばれます。主な出演作品は『2つ目の窓』の杏子役、『好きな人がいること』の石川若葉役などがあります。
とと姉ちゃんの相関図とキャスト一覧16、東堂チヨ/片桐はいり
常子の通う女学校の担任で将来に影響を与えた東堂チヨを演じるのは片桐はいりさんです。1982年から活動を始め、幅広い役柄を演じ名脇役として活躍しています。主な出演作品は『あまちゃん』の安部小百合役、『小野寺の弟・小野寺の姉』の小野寺より子役、『シン・ゴジラ』の広田静子役など多数出演しています。ちなみに芸名の"はいり"は『アルプスの少女ハイジ』から由来しているとのことです。
とと姉ちゃんの相関図とキャスト一覧17、五反田一郎/及川光博
常子が就職した甲東出版の記者である五反田一郎を演じるのは及川光博さんです。1996年に歌手デビュー、1998年『WITH LOVE』で俳優デビューします。及川光博さんといえば『相棒』の杉下右京の2代目相棒として抜擢されseason10で卒業以降もシリーズにゲスト出演しています。主な出演作品は『半沢直樹』の渡真利忍役、『僕だけがいない街』の八代学役、『祈りの幕が下りる時』の苗村誠三役などがあります。
とと姉ちゃんの相関図とキャスト一覧18、花山伊佐次/唐沢寿明
常子の仕事のパートナーで編集長である花山伊佐次を演じるのは唐沢寿明さんです。1980年に俳優活動を開始、1992年に日本アカデミー賞最優秀新人賞を受賞、無名時代にはスーツアクターとしても出演していました。『愛という名のもとに』でブレイクしその後様々な作品に出演します。大の車好きで知られており、トヨタ2000GTを始めとする車を多数所有し、レースに参戦したこともあります。
主な出演作品は、『美味しんぼ』の山岡士郎役、『白い巨塔』の財前五郎役、『不毛地帯』の壹岐正役、『THE LAST COP』の京極浩介役、『20世紀少年』のケンヂ役、『イン・ザ・ヒーロー』の本城渉役など様々な作品に出演しています。また唐沢寿明さんと言えば『トイ・ストーリーシリーズ』のウッディ役として吹き替えも担当しており、声優デビュー作品となっています。
とと姉ちゃんの相関図とキャスト一覧19、水田正平/伊藤淳史
小橋鞠子の夫であり、あなたの暮らし出版社の経理担当の水田正平を演じるのは伊藤淳史さんです。子役として『とんねるずのみなさんのおかげです』でチビノリダー役を演じ話題になります。その後、ドラマ・CMに出演し、『電車男』で主人公を演じ知名度が上がります。主な出演作品は『最遊記』の猪八戒役、『チーム・バチスタ』シリーズの田口公平役、『映画ビリギャル』の坪田義孝役などがあります。
とと姉ちゃんの相関図とキャスト一覧20、星野武蔵/坂口健太郎
森田屋の配達途中で出会った青年で常子と親しくなるものの何度も別れてしまう青年・星野武蔵を演じるのは坂口健太郎さんです。2010年「MEN'S NON-NO」のオーディションに合格しモデル活動をスタート、2014年『シャンティ デイズ 365日、幸せな呼吸』で俳優デビュー、2015年『コウノドリ』でドラマ初出演を果たします。2017年『64-ロクヨン-』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞します。
2018年には『シグナル』でテレビドラマ初主演を務めます。主な出演作品は『俺物語!!』の砂川誠役、『君と100回目の恋』の長谷川陸役、『今夜、ロマンス劇場で』の牧野健司役、『人魚の眠る家』の星野祐也役、『東京タラレバ娘』のKEY役、『ごめん、愛してる』の日向サトル役などがあります。またゲームレイトンではノア・モントールの声を担当したり、妖怪ウォッチのPVに出演したりしています。
実はこんな人物も?キャスト番外編!
『とと姉ちゃん』には意外な端役も非常に豪華な方が多いです。脚本の西田正文さんと交流があり出演している方も多数います。『TIGER & BUNNY』で親しくなった声優の平田広明さんは闇市の売人役として、同じく漫画家の桂正和さんは闇市の男役として出演しています。またお笑い芸人・我が家の谷田部俊さんや杉山裕之さんなどが出ています。
とと姉ちゃんの子役キャスト一覧!
とと姉ちゃんの子役キャスト一覧1、小橋常子幼少期/内田未来
主人公・小橋常子の幼少期を演じたのは内田未来さんです。お姉さんもおり姉妹で子役として活躍しています。主な出演作品は『かぐや姫の物語』のかぐら姫の幼少期の声を担当、映画『チア☆ダン』の早乙女清美役、NHK連続テレビ小説『梅ちゃん先生』安岡梅子の幼少期役、『ウルトラマンシード』の原エリ役の他、24時間テレビのバックダンサーを務めたりしています。
とと姉ちゃんの子役キャスト一覧2、小橋鞠子幼少期/須田琥珀
小橋家の次女・小橋鞠子の幼少期を演じているのは須田琥珀さんです。2013年『遺留捜査』でドラマデビューし、同シリーズで全く別の役柄を演じています。また『ちびまる子ちゃん』の穂波たまえを演じ注目を集めます。主な出演作品は『僕だけがいない街』の片桐愛梨役、『警視庁捜査一課9係season9』、『アイドル×戦士ミラクルちゅーんず!』などがあり今後の活躍が期待されます。
とと姉ちゃんのあらすじをネタバレ!
とと姉ちゃんのあらすじ①戦前編のあらすじをネタバレ!
昭和5年小橋一家(父・竹蔵、母・君子、長女・常子、次女・鞠子、三女・美子)は浜松で暮らしていましたが、年末に父・竹蔵が結核にかかり悪化してしまいます。毎年恒例の家族との花見が実現できない竹蔵は常子に父親の代わりをすることを約束し他界してしまいます。常子は父親の代わりを務めるため「とと姉ちゃん」として小橋家を守ることを誓います。それから4年後、常子は女学生へと成長します。
頑張る常子ですが、父親の役目を果たせなかったり、そのことで美子が悩んだりしますが驚くようなアイデアで乗り切っていきます。しかし、竹蔵が勤めていた会社から遺族支援金の打ち切りが告げられたことがきっかけで疎遠になっていた君子の母・青柳滝子の元に世話になるため東京・深川に身を寄せることになります。青柳商店の人々は快く受け入れるものの、常子の将来で君子と滝子は喧嘩をし再び家を出ることになります。
偶然にも近くの「森田屋」で住み込みの女中を募集しており雇用されます。最初は当たりも厳しかったものの努力が認められ次第に森田家に受け入れられます。仕事こなしながら常子は東京の女学校の編入試験に合格し、そこで中田綾に出会います。最初はつれない態度を取られますが勉強を教えてもらううちに次第に親交を深めていきます。そんな生活の中、店の配達途中に星野武蔵に出会います。
森田屋で働く間も君子と滝子の溝は深まるばかりですが、常子は2人の仲を戻すために奮闘し互いの愛情や美子の気持を知り和解することになります。女学校で学ぶ中、常子は担任の東堂チヨの教えに感銘を受け卒業後は男性並みに稼ぎたいという思いを抱くようになります。その後、練歯磨き粉の開発を試みるものの失敗に終わりますが、こうしたこともきっかけとなり高給であるタイピストを目指します。
常子は必死に勉学に励みタイピストとしての道を歩み始めます。最初は仕事を与えられず阻害されていましたが上司に認められ仕事依頼されるようになります。初月給をもらった常子は祖母の滝子に学費の一部を返し、家計の事情で開催できなかった月1の家族でのお食事会を復活させます。武蔵との良い友人関係が続いたり、鞠子は女子大学に進学、しかし美子は家訓を頑なに守る常子と衝突し喧嘩が長引きます。
ですが喧嘩はなんでも家族を優先してします常子を思ってのことであることが鞠子から告げられます。そんな時、武蔵からプロポーズされ嬉しくも思いつつも家族を見守る決意をし別れを決めます。1940年、常子は先輩たちとビアホールに行きますが男性たちに絡まれたところをお竜に助けられます。しかし、この事件が誤解され会社を解雇されてしまいます。再度青柳商店の世話になりつつ甲東出版の事務に就職が決まります。
とと姉ちゃんのあらすじ②戦時中のあらすじをネタバレ!
甲東出版で働いている時に、花山伊佐次と出会います。出版業務では常子の記事が採用されるも検閲により問題とされ編集長が逮捕、記事は削除を命じられます。一方、滝子は体調が悪化、また戦争により経営難に陥り廃業を決めます。滝子は療養地へ、小橋一家は目黒へ転居します。戦争が厳しさを増し、甲東出版の社員は徴兵され常子は一人になるものの、貸本業を営みます。
鞠子と美子は学校を卒業し、それぞれ働きに出るものの美子の宝物を物々交換したり、理不尽な言動に耐えながらも細々と暮らしていきます。東京大空襲後、女世帯で不安を感じていたころ伯父の鉄郎が突如現れ同居を始め、ようやく戦争は終わりを告げます。悔しさや悲しさはあるものの自由に雑誌を作れることを常子は喜びます。しかし、闇市が活気を見せますが鞠子は失業し、常子の給料と君子、美子の内職でどうにか生活していました。
ある日、女学園時代の友人・綾が小橋家を訪れます。どん底でありながらも強く生きている姿を見て感銘を受けた常子は女性のための雑誌を作ろうと決意します。甲東出版を退職した常子は出版社を立ち上げ、雑誌を発行するものの悪質な模倣品が出回ったこと、紙質が悪くなったことで増刷分は全く売れなくなってしまいます。以前出会った花山が編集長経験があったことから力になってもらおうと懇願します。
常子が奮闘していること、雑誌作りの熱意を持っていることを知り1度だけという条件で手伝います。その結果、雑誌は好評で即完売します。その後、常子は生活を豊かにする雑誌を作りたいと花山を説得し編集長を引き受けることになります。雑誌第1弾は貧しい暮らしの中で布を入手できないためオシャレを楽しむことができない女性のために少量の布で簡単にできる直線裁ちのワンピースを考案します。
雑誌の名前は「あなたの暮らし」に決まり、売り上げも好調でした。次号の資金のためにも直線裁ちのワンピース講座を開催しようとするものの、洋裁学校から嫌がらせを受けてしまいます。ある日、東堂と再会した常子は彼女が物置小屋でひっそりと暮らしていることを知ります。そこで模様替え雑誌のテーマにしようと決め、東堂の部屋を果物箱での手作りの家具を作り笑顔を取り戻すことに成功します。
「あなたの暮らし」は順調でしたが徐々に売上は右肩下がりとなり、常子は資金を得るために広告掲載を決行しますが、花山は記事に口出しされると断固反対し退職してしまいます。資金面で窮地を免れたものの、広告の企業から記事に口出しが入ってしまい契約を打ち切ることになります。素直でない2人のために谷が仲裁に入り和解したあと、ホットケーキのレシピ記事を仕上げ、雑誌の売り上げは好転します。
とと姉ちゃんのあらすじ③戦後のあらすじをネタバレ!
「あなたの暮らし」は無事に軌道に乗り、鞠子は水田に求婚されます。鞠子は悩みますが平塚らいてうと出会ってから結婚を決めます。昭和30年代に入ると日本は物で溢れ粗悪品も大量に出回ることになります。そこで常子たちは石鹸の商品比較を記事にすることにするが成分調査会社の取引の関係で企業から社名は伏せてほしいと懇願されます。それを言われた常子は採算が負になる覚悟で独自で調査をすすめることにします。
消費者たちに安心と安全を届けるために商品試験を繰り返す中、家電メーカーが酷評記事に怒り嫌がらせを始めます。しかし、常子たちは読者たちのために新聞記者の前で商品試験を公に実施し、家電メーカーの不正が明らかになります。その後、常子は取材先で偶然にも武蔵と偶然再会し恋仲になりますが、武蔵は父子家庭であり子どものために名古屋に転勤を決め別れを告げます。
昭和33年、美子は森田屋の後継者・南大昭と結婚、常子は土地を買い家を建て替え大世帯で生活をスタートさせます。母・君子は癌が発覚し、昭和40年に永眠します。常子は母を想い、母が生活に与えたさりげない言葉や知恵を雑誌に掲載され好評を得ます。昭和48年には鞠子と水田の娘・たまきが出版社に入社します。女性社員が7割を占め、昭和49年に育児等の女性支援のために在宅勤務を導入する改革をします。
とと姉ちゃんの最終回のあらすじをネタバレ!
『とと姉ちゃん』最終回は2016年10月1日に放送されました。第26週「花山、常子に礼を言う」というタイトルです。全156話でこの週は「あなたの暮らし」編集長・花山伊佐次の話しがメインになります。あらすじは昭和49年頃に「あなたの暮らし」の新たな道を見つけようと花山は広島を訪れますが、そこで倒れてしまい病院に担ぎ込まれます。以前にも花山は心筋梗塞で倒れたことがあり、無理は禁物で絶対安静の状態です。
それでも、仕事の熱意はあり無理をしようとします。花山の妻の三枝子や常子はそんな花山を制止し、療養しながら自宅でも仕事ができるようにという形にします。花山はそんな状態でも「あなたの暮らし・戦争特集号」を執筆しますが、冬になると体力もなくなりペンを握れなくなってしまいます。常子は花山の言葉を代筆し、あとがきを執筆し終えた後に花山は常子に向かって「ありがとう」と満足そうに微笑みます。
数日後、妻の三枝子から花山が亡くなったことが知らされます。「あなたの暮らし」を立ち上げた最高のパートナー、戦友として共に仕事をしてきましたが花山が亡くなったことで常子は喪失感に襲われます。そんな中「あなたの暮らし」が認められ出版界最高の賞を受賞し、テレビに出演し一躍時の人となります。小橋家で喜びを分かち合った晩、常子は父親・竹蔵との不思議な夢を見ます。
竹蔵は夢の中で常子を褒め、約束を守ってくれたことに感謝します。そして父親代わりをさせてしまったことで苦労しただろうと泣き出しますが、常子はとと姉ちゃんでいられて幸せだと話します。夢から覚めた常子は家を建てること、鞠子と美子を嫁に出すこと、そして家族を守ることの3つの目標を見つめそっと机にしまいます。時は流れ昭和63年、出版社は活気に溢れていました。
鞠子も美子も出版社に足を運び、社員だけでなく社長・常子自らよく働いていると言われます。そこに1本で電話があり、社員の1人がミスをし一からやり直しになるためお詫びの電話を入れるというと常子は電話ではなく自分がお詫びに行くと出版社を飛び出していきます。どこまでも走り続ける常子ー。ラストシーンはこのようにして終わっていきます。最終週の平均視聴率は22.6%と最後まで好調でした。
とと姉ちゃんのキャストとあらすじまとめ!
NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』のいままでのあらすじと最終回のあらすじネタバレを紹介しましたがいかがでしたでしょうか。豪華キャスト陣が勢揃いしており、また意外な人物も端役で出演していました。あらすじのネタバレしましたが、笑いあり涙ありの『とと姉ちゃん』の魅力を知っていきましょう!