相棒のキャスト(シーズン16)一覧!ドラマのあらすじも紹介【水谷豊・反町隆史】

2000年から放送されている相棒ですが、シーズンもとうとう16回目を迎えました。当初から登場するキャストも入れば、このシーズンから登場する新しいキャストも増えてきています。その中でも相棒のメインとなる杉下と冠城が今回どれだけの嵐を生み出すのかをここでは紹介していきたいと思います。また、キャストだけでなくシーズン16のあらすじもまとめていきますのでぜひチェックしてみてください。

相棒のキャスト(シーズン16)一覧!ドラマのあらすじも紹介【水谷豊・反町隆史】のイメージ

目次

  1. 相棒のキャスト一覧!シーズン16のあらすじも紹介!
  2. 相棒シリーズとは?
  3. 相棒の歴代キャスト一覧は?
  4. 相棒のキャスト(シーズン16)一覧!
  5. 相棒シーズン16で登場する過去キャストとは?
  6. 相棒シーズン16のあらすじを紹介!
  7. 相棒シーズン16の見どころとは?
  8. 相棒のキャストはシーズン16でも豪華だった

相棒のキャスト一覧!シーズン16のあらすじも紹介!

2017年10月18日から放送がスタートした相棒・シーズン16は、シーズン14から杉下右京の相棒となった冠城亘が継続して特命係に配属されるところからスタートしています。これまでも様々な思惑や思考が交錯していく作りとなっていた相棒ですが、今回もその流れは変わる事はなく今まで以上の事件が予想されていました。

また、過去の相棒シーズン一覧に登場していたキャストが再出演などを行う事で、更に味わい深い作品として作られているシーズン16。しかしこのシーズンに至るまでに相棒では様々な出会いや別れがありました。ここではその相棒の歴史を振り返りながら、新たな相棒となっている冠城と杉下が巻き起こす特命係の嵐を相棒・シーズン16のあらすじや見どころ、キャスト一覧と共に紹介していきます。

相棒シリーズとは?

国民的人気ドラマとされている「相棒」ですが、始まった当初は相棒も異なり、また今以上に特命係とはどういったものかも深く説明されていませんでした。それでも観ている視聴者の心を掴んで離さなかった相棒の最初とはどういったものなのでしょうか。ここではその原点となるドラマについてこれまでのあらすじとやキャスト一覧と共に説明していきます。

元は2時間ドラマだった相棒

今だからこそ人気ドラマと言われている相棒ですが、元々「土曜ワイド劇場」で放送されていた2時間サスペンスでした。あらすじでも当時から人気の高い役者一覧が選ばれた事から注目度は高い作品で、相棒の第1話とされる「刑事が警官を殺した!?」は2000年6月3日に放送され、その後人気が高まり第2話「恐怖の切り裂き魔連続殺人!」、第3話「大学病院助教授、墜落殺人事件!」が土曜ワイド劇場で放送されていました。

その後にシーズン1として相棒が放送されたのが2002年10月9日でした。この時のタイトルが「警視総監室にダイナマイト男が乱入!刑事が人質に!? 犯罪の影に女あり…」初回は1時間48分という拡大SPとなっていて、犯人役が泉谷しげるといったぶっ飛んだキャストのあらすじに期待度が高まるドラマが放送されるのだと言われていました。そして当時「相棒」ではなく「相棒・警視庁ふたりだけの特命係」というものでした。

元々杉下右京が配属している特命係は「人材の墓場」と言われる左遷地となっていました。杉下右京の難しい性格と警察官でありながら職務が出来ない重圧からやめる人間が耐えなかった場所に亀山薫が配属されてから動き出す二人の話を描いたタイトルとなっているために、視聴者にとって納得できるものとなっています。

しかしシーズン2からは捜査一課の伊丹憲一達もなんだかんだと力を貸してくれたり、鑑識に所属する米沢守などが味方についてくれる事が増えた事から「相棒」という現在慣れ親しんでいるタイトルへと変更されました。そしてそれから16年が経った今でも相棒は愛され、またメインキャストを変化しながらも楽しまれている作品となっています。

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相棒の歴代キャスト一覧は?

シーズン15から相棒となった杉下右京の相棒・冠城亘ですが、シーズン16でも変わる事がなかったために注目を集めています。しかし実は杉下右京の相棒は彼以外にも存在していました。数多くのキャストが登場した相棒のこれまで杉下と共に事件を解決してくれていた歴代の「相棒」一覧をここでは過去作品のあらすじと共に詳しく紹介していきます。

初代キャスト:亀山薫/寺脇康文

名前:寺脇康文

性別:男性

生年月日:1962年2月25日

血液型:O型

出身地:大阪府

サイズ:身長180cm、体重74kg

靴のサイズ:26.5cm

趣味:野球

憧れの俳優:松田優作・水谷豊

相棒シリーズ最初の相棒と言われているのが亀山薫になります。元々警視庁捜査一課に配属されていた亀山ですがある事件でヘマをしてしまい、その現場をテレビでスッポ抜かれてしまいます。そのせいで特命係へ左遷されてしまったというあらすじなのですが、この時かこの特命係は「人材の墓場」と呼ばれ、島流しの部署と言われる噂自体は亀山自身は知りませんでした。

本人はすぐにでも捜査一課へ戻りたいと考えながらも、手柄を立てるために杉下と共に様々な事件を解決していくようになります。何度か捜査一課へ戻るチャンスがあったにも関わらず、特命係に戻るという選択をする事から杉下も亀山を認めていくようになりました。正義感が強く情に厚い性格でその感情からすぐに短気を起こしますが冷静になって己の非を認めるなどの潔さも持っている為、視聴者でもファンになった人は多くいます。

シーズン1からシーズン7までの相棒一覧で杉下の相棒を務めていたのですが、シーズン7で登場する亀山の親友・兼高公一が殺害される事件を皮切りに、その意志を継ぐために海外でのボランティア活動を優先させる事を考え、警視庁を退職してサルウィンへ妻である美和子と共に旅立った事で杉下との相棒を解消する事になりました。ストーリー的にはシーズン7の第9話での出来事でした。

亀山を演じていた寺脇康文さん自身も、様々な警察ドラマに出演している事から刑事としての役回りにも型がハマっていて観ている視聴者からしても安心感のようなものを感じる事ができるという感想などがSNSでも確認する事ができました。また、寺脇さん自身も「水谷豊」という役者に憧れて役者を志していたというコメントをしている点からもこの共演は夢のキャストと言われています。

2代目キャスト:神戸尊/及川光博

亀山が抜けた後に杉下右京の相棒として固定されたのが神戸尊です。シーズン7の第10話から杉下の相棒はその回に登場したゲストとなっていました。そしてシーズン7の最終回で初登場を果たします。登場したシーンが短い事もあり、当初はゲストかとも思われていましたが、シーズン8の最初のあらすじから登場していた事から、2代目である事が判明したのです。

元々はノンキャリアで警視庁に入り、そこから「推薦組」という枠で警察庁へ採用されます。表向きは不祥事を犯して特命係に左遷された事になっていますが、実は杉下を監視するために送り込まれたスパイでした。しかしと杉下と様々な事件を解決していくようになり、杉下右京という人物に触れる事で犯罪者との向き合い方を学びます。ある事件をきっかけに、特命係を卒業しましたが別シーズンでもゲストとして登場しています。

2代目相棒のキャストとして選ばれた及川光博さんは役者としてもとても人気の高い人だと言えます。そのため、新相棒として選ばれた時は昔からのファンがそのまま相棒ファンに繋がったと言えるほどの人気ぶりとのことです。しかし卒業が決定してしまった大きな理由もそこにあると言われています。人気が高い役者故に様々な仕事をこなさなければ、相棒のみに集中するのが難しくなったという見解が観られています。

3代目キャスト:甲斐享/成宮寛貴

シーズン11からシーズン13までの杉下の相棒として選ばれたのが甲斐享です。シーズン11第1話の事件で杉下の事を知り、事件が解決した後に杉下が引き抜きをして特命係に配属になりました。今までの相棒一覧でも1番年齢が若い事もあり、あらすじを観た視聴者の中では大丈夫なのかという不安を抱いた人もいたようです。

このシリーズ11から登場する甲斐峯秋の息子で、父親に反抗したい精神から特命係に居続けようとするシーンが何度も描かれています。また、正義感が強く短気な面が初代相棒であった亀山と似ている事からファンや視聴者の間でも成長が楽しみだとされていました。冷静沈着な杉下と猪突猛進型の甲斐のコンビは話数を重ねる毎に視聴者を虜にしていきました。

しかしシーズン13の最終回となった事件で、特命係に在籍する2年前に親友の妹が薬物中毒者に殺害された事件が発端でした。薬物により判断能力が低下していたとの事で無罪になってしまった犯人を、甲斐が暴行してしまい、そこから「ダークナイト」ととして法で裁かれない犯罪者へ制裁を加えていました。あらすじでは最初からダークナイトの正体が甲斐であると匂わせていましたが、展開の流れから様々な謎が隠された作りでした。

甲斐は暴行・傷害だけでなく、逃亡補助・友人に暴行依頼などをしたことにより逮捕され、特命係が解散すると同時に懲戒免職処分を受けました。最終回では監督不行き届きの名目で無期限停職を受けた杉下がロンドンへ向かう空港で伊丹&芹沢コンビに連れられた甲斐と再会します。この時にまた戻ることはできるのかという質問に対して意味深な言葉を返していますが、2人が戻ることはありませんでした。

ファンの間ではこの終わり方に疑問を持っている人も多くいたそうで、次回シーズンに戻ってくると思われていました。しかし甲斐享を演じていた成宮寛貴さんが2016年に電撃での芸能界引退を発表された事により、復活する事はありませんでした。役者としてもこれから伸び盛りという大きな瀬戸際での引退にファンの間でもいつか芸能界復帰するのではないかという期待の声もいまだ聞こえている状態です。

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相棒のキャスト(シーズン16)一覧!

相棒シーズン16は昔からのメンバーと新たに加わったメンバーによる組み合わせがとても期待できるものとなっています。ここではそのシーズン16でキーパーソンとなるであろうキャスト一覧を相棒のあらすじと共に紹介していきます。
 

冠城亘役/反町隆史

生年月日 :    1973年12月19日
出身地    :    埼玉県
血液型    :    AB型
趣味     :    バスフィッシング 音楽鑑賞

「毎度ゴメンなさぁい」、「部屋においでよ」、「竜馬におまかせ!」、「グッドライフ」 、「木曜劇場 東野圭吾ミステリーズ」 「甘いはずなのに」、「花のち晴れ~花男 Next Season~」など多くの作品に出演

杉下右京の4代目の相棒にしてシーズン16の要とも言えるのが反町隆史演じる冠城亘です。元々は法務省のキャリア官僚として出向という形で警視庁へ訪れます。杉下右京とも最初は「ビジネスパートナー」というような間柄を取っていましたが、ある事件をきっかけにキャリア官僚のポストを捨て、警視庁警察官となるべく正式に警視庁警察学校へ入校しました。

正式に警察になってあとは仲間由紀恵演じる社美彌子のいる総務部広報課に配属されますが、上司に直談判することで特命係の異動が決まり、現在正式な警察官として杉下右京の相棒になっている存在です。これは相棒でも異例と言われていて、過去の相棒キャスト一覧は皆警察官からのスタートだったにも関わらず、官僚のまま杉下の相棒となり継続するために警察官へ転職したというのも視聴者の印象に大きく残りました。

2代目相棒の神戸と同じようにパワープレーよりも頭脳プレーを得意とする為、杉下と共にその頭脳を活かした事件解決を見せてくれるのだが、時として勇敢に犯人に立ち向かうシーンも描かれています。また、本人は強がっていますがヘタレな部分も多数描かれている事から見た目とのギャップに心を掴まれた視聴者が多いそうです。

反町さん自身も「僕が演じさせて頂く冠城亘は、真実を突き止めることへ執着のあるキャラクターで、あらゆる手段を使い、事件を解明に導こうとします」と冠城に関しての説明をコメントしています。役者としても経歴の長い反町さんだからこそ、杉下右京との長いセリフ回しも違和感なく成立しているのではないかとされています。

視聴者の間でも反町さんの長い役者歴と卓越された演技力によって、水谷豊演じる杉下の印象を殺すことなく自然な演技が出来ているのだという感想の声がとても多いのが特徴的です。表情や声の変化なども細かな部分にもきちんと意識が向いているからこそ、相棒の世界観でも「反町隆史」としての役者力が活きているのではないのかと考えられます。

月本幸子/鈴木杏樹

鈴木杏樹演じる月本幸子は相棒でも初期から登場する「花の里」の2代目女将です。元々はシーズン4第19話、シーズン6第11話・第12話のゲストとして登場していたキャストになります。作中では深く描かれていませんが過去に殺人未遂で特命係に逮捕された事からつながりが出来ます。その後服役中にとある事件に巻き込まれてしまい、服役期間が伸びるなど事から自他ともに認める「ついてない女」というイメージが出来上がりました。

しかし出所後は特命係を始めとし、トリオ・ザ・捜一と呼ばれる伊丹・三浦・芹沢を巻き込んで騒動を引き起こしてしまい、その流れから女将不在になってしまった花の里の女将になる事で落ち着いたと言われています。相棒シリーズでもゲスト一覧からメインキャストに選ばれた初めての人物となります。

演じている鈴木杏樹さん自身も様々な連続ドラマや単発ドラマに主演されているため、視聴者の中には相棒に出演される前から知っているファンも少なくないそうです。また、この若々しさでアラフォー女性ということから女性ファンや視聴者からはどうやって若く見せているのかという疑問も浮かんでいるようです。最近では主演するアニメ映画のインタビューに参加していましたが、その際も綺麗な和服姿での登場だったとされています。

伊丹憲一/川原和久

相棒preseasonから登場しているのが川原和久演じる伊丹憲一です。捜査一課の刑事で最初は亀山との衝突がとても印象に残る役だったと思います。亀山と同じで熱くなる事が多い伊丹ですが、その中でも冷静さをきちんと持っている点ではやはり捜査一課の刑事を努めているだけはあると感じることができます。初期キャスト一覧でも人気度は高めです。

また、3代目相棒であった甲斐にも目を向けており、若い頃の自分を見ているようだと暴走する甲斐を止めに入るシーンも少なくありませんでした。態度や言動から短気な人と思われがちですが、情が厚いタイプなために親しい人のピンチを放っておく事ができないのも魅力の1つになっています。

ファンの間でも親しまれているトリオ・ザ・捜一では唯一奥さんや彼女がいないほど女性にモテない面があり、本人は性格や顔が怖いからと認識しているが芹沢から杉下と並ぶ女性に対するデリカシーのなさから「女心わからないブラザーズ」という不名誉なあだ名をつけられる程女心に鈍感なようです。

そんな伊丹を演じている川原和久さんですが、俳優としてドラマに出演するだけでなく舞台や映画など数多くの作品にも出演するオールマイティな役者さんになります。また、声優としても活躍しており最近では2009年に放送されていた仮面ライダーディケイドに声優として登場していました。他にもアニメ・頭文字Dでは岩城清次の声優を務めていた事もファンの間では有名なポイントになります。

今だからこそ「相棒」としての人気が高まっている川原和久さんですが1990年に主演していた「代表取締役刑事」ではまだまだ売れない脇役としてからのスタートだったために、長い時間アルバイト時代を過ごしていたとされています。その期間が約15年と言われているため、役者として花が咲くまでに数多くの努力をされているのだと感じられます。

芹沢慶二/山中崇史

こちらも伊丹同様preseasonから相棒に登場している山中崇史演じる芹沢慶二です。捜査一課の刑事で伊丹の後輩として色々な現場で共に登場してくる芹沢は、根が真面目な分、聞かれた事には素直に答えてしまうため特命係に情報を伝えてしまう事も多い存在です。トリオ・ザ・捜一でも1番年齢が若い事から伊丹や三浦からは可愛がられている面も見受けられます。

三浦がとある事件での怪我による後遺症で警察を辞めるという時も自分が早く現場についていればと悔やんでいるシーンもありましたが、現在は伊丹とのコンビで捜査一課を引っ張るような形になっています。周りへの気配りがきちんと出来ている事から、伊丹の世話を焼いたり、甲斐が相棒の際には相談にのるからと伝えている程優しい一面も見受けられます。

そんなおちゃらけ役な芹沢慶二を演じている山中崇史さんですが、1990年にドラマ「安楽椅子探偵登場」に出演後、相棒出演が決まり2002年から今まで出演しています。そのためそれ以降の作品も刑事役が多く、極めつけは仮面ライダー電王で刑事役として出演した事から、完全に刑事としてのイメージが付いているのかもしれません。しかし中には秘書役の作品も見受けられる為、ファンからは幅広い役を演じられると考えられています。

青木年男/浅利陽介

浅利陽介演じる青木年男はシーズン14で「警察嫌い」の一般市民として相棒に登場したゲストになります。極度に警察を嫌い、とある事件の殺人事件の映像を持っていると思われ捜査協力を頼まれるも断り続けていました。しかしその行動の異変性から特命係に目をつけられ、証拠映像を提出させられる事になりました。
 

この回で冠城が青木に証拠映像を提出させるためヤクザに情報を流したという事があり、冠城が官僚を辞める原因を作り出した張本人でもあります。青木自身は特命係により深くプライドを傷つけられた事からその事を根に持ち続け、働いていた役所を辞めて、父親の知り合いでもある副総監の根回しを受けて警察学校へ入学します。ちなみにこの時警察学校に入学していた冠城とは同期になります

シーズン15以降は警視庁へ入庁後、警視庁サイバーセキュリティ対策本部に配属され特別捜査官としてキャリアスタートを果たします。その後は特命係とも交流を持ち始め、特命係で弁当を食べているシーンや杉下とチェスをしているシーンなども描かれています。しかし裏では杉下と冠城の写真に画鋲を刺すなどの陰湿な面も描かれている事から、2人への恨みは消えていないようです。

今作のシーズン16でも特命係を潰すために様々な問題を引っ張り出し、場を引っ掻き回すなどトラブルを運んでくる青木ですが、演じている浅利陽介さんいわく「脚本に書かれる青木の警察嫌いを、職業も立場も変わった今、どう演じるか、どうふくらませるかを考えると、演じる側としては力が入ります」と語られています。

この青木という役は浅利さんだからこそここまで警察を嫌い、陰湿な嫌われ役になっているのではと思われます。また、主役である相棒の2人に対しても「相棒のお二人にとって、嫌な青木として対峙できるのが楽しみです」と述べている事から浅利さんがどれほど青木を気に入っているかも伺えます。

そんな浅利さんですが、実は4歳でCMデビューをしているベテラン役者さんになります。1999年に連続テレビ小説「あすか」ではヒロインの相手の幼少期役を務め、2000年には「永遠の仔」でメインの登場人物を演じるなど子役からその能力を発揮していたとされいます。現在でも様々な作品に登場するからわら舞台や人形劇の声優なども務める程多忙な俳優なのです。

益子桑栄/田中隆三

シーズン15から登場した益子桑栄は、元々鑑識・米沢守がいたポジションに在籍しています。初代相棒である亀山や初期シーズンからいる伊丹とは同期で、何かと伊丹の事を気にかけているシーンも描かれています。強面な顔立ちですが、鑑識の中でもベテランと呼ばれる程その腕を買われている人物になります。

鑑識としての仕事に誇りを持っているために、作業中の捜査現場に鑑識以外の人物がいる事をひどく嫌うようで、それがたとえ捜査一課の刑事であっても容赦なく追い払う事もあります。また、通常時であれば鑑識が動員されてないような非常事態でも同期である伊丹の頼みであれば皮肉や文句を言いながらも助けるシーンは昔の米沢と杉下の関係を思い起こさせるものになります。

新たな鑑識メンバーとして登場した田中隆三さんですが、実は今までにも様々なテレビや映画に出演されています。特に時代劇などに多く主演されていて「時代劇スペシャル 銭形平次」「名奉行 遠山の金さん」「暴れん坊将軍シリーズ」などが主になります。他にも松本清張シリーズなどのミステリー系にも出演している事から、今回の相棒でも貫禄あるキャラを演じるのではないかとファンの間では期待が高まっています。

大河内春樹/神保悟志

警察官の不正を正す首席監察官の大河内春樹は、その役職から特命係と衝突する場面が多く描かれています。しかしその反面杉下右京の考え方や正義感の持ち方に共感している部分も少なくないようで、何かと理由をつけては特命係に顔を出している事が多いようにも感じられます。

シーズン2からの登場で、当初は特命係を敵視している部分が多かったようにも感じられますが、これまでのシーズンを通して検察官としての立ち位置からもきちんと杉下を認め、力になる場面も多く描かれるようになりました。また、大河内自身がピンチになった際には特命係が助けているシーンなどからも犬猿の仲というわけではないようです。

そんなクールな大河内を演じる神保悟志さんですが、実は数多くのバラエティに出演するほど感情表現が豊かな俳優さんのようです。また、役の幅も広くクールで堅物な役から明るくハツラツとした役も演じられています。中でもファンの間で意外と言われているのが仮面ライダーシリーズに数多く出演している事です。2002年に放送された龍騎、2008年に放送されたキバ、2011年から2012年に放送されたフォーゼにも出演しています。

社美彌子/仲間由紀恵

シーズン13で初登場となったのが仲間由紀恵演じる社美彌子です。この時はゲストとして呼ばれていたために、登場するシーンも少なく何らかの付箋だったのではないかとファンの間でも噂されるほどでした。次の登場はシーズン13の第15話と第16話になります。この回では杉下右京の相棒としての登場となりました。

そしてシーズン15では社美彌子が原因で大きな事件が勃発します。この時に杉下と冠城の間で溝ができてしまうのではないかという問題も生まれてしまいます。しかしこの事件をきっかけに社美彌子は警視庁総務部広報課課長へと異動になります。この異動により特命係との今後がとても気になるキャストとされています。

ゲストからレギュラーになった社を演じている仲間由紀恵さんは、「ごくせん」「TRICK」など様々なドラマで主演を努めている女優になります。今まではどこかギャグチックな作品が多かったために、今回の相棒のようにクールで意味深な女性を演じるのも珍しいとされていました。しかしこの作品でのイメージが強くなったことにより、仲間さんが演じる役がギャグチックかミステリアスかに分かれたと囁く視聴者も増えています。

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相棒シーズン16で登場する過去キャストとは?

シーズン16ではなんと過去シーズンで登場したキャストが再度登場するという事も考えられます。その中でも特命係に力を貸してくれていたキャスト一覧をこちらもあらすじと共に紹介していきたいと思います。今後彼らが登場し、どのように関わっていくのかを考察する手がかりになるはずです。

米沢守/六角精児

シーズン初期から登場していたキャストになります。元々鑑識にいたのですが、様々な事件で特命係に力を貸していました。しかしある事件の後、鑑識から警視庁警察学校の教官へと移動になりました。米沢自体は鑑識に戻りたいという意識が強いために特命係との関わりを避けるようになりました。何度か杉下が会いに行った事もありますが、その際に「鑑識に戻りたいから協力はできない」といった拒絶の言葉を伝えていました。

しかし完全に特命係と縁を切ったわけではないのか、冠城が警察学校へ入学した際には多少なりとも距離を詰めるようなシーンも描かれていたり、杉下の依頼を断った際も罪悪感から顔を曇らせるシーンなども描かれています。今までのシリーズでも杉下とは色々と趣味が重なる部分があったために、苦悩しているようにも感じられます。

また長く相棒を務めていた六角精児さんの降板により様々な相棒スタッフやキャストとの不仲説なども囁かれていてその真相がどんなものなのかなどもファンの間では注目されている問題になっています。しかし別のバラエティにて「正直、自分の都合で。(相棒は)半年ぐらい撮影にかかるので、他のことがやりたいなということで。水谷さんにもご相談をした」とコメントしていました。

この件に関して水谷さんからも「その気持ち、わかるよ」と共感してもられたと言っていることから問題が発生して相棒レギュラーを降板になったわけではなく、あくまでも自分自身の理由からたまにの出演という形になったのだとわかります。

陣川公平/原田龍二

警視庁捜査一課で経理を担当している陣川公平は、実は過去に特命係に配属されている人物なんです。2度の誤認逮捕により反省するためにと特命係に一時的な配属をされた際に杉下&亀山に刑事になる事が夢であると伝えています。また、階級が警部補なために現場で活躍する亀山や捜一トリオからは敬語で対応されています。

亀山が警察を辞め、特命係が杉下のみになった際には自分が選ばれると信じて疑わなかったほど特命係や杉下右京という人物を尊敬している点があります。経理の仕事はとても優秀なのですが、人の話を聞かない・思い込みが激しい・トラブルを呼び寄せると言った三重苦を持っています。また、いつもは杉下に対して敬語で尊敬した対応を取っていますが、酒が入ると故郷の訛りで意見するなどとても酒癖が悪い一面もあります。

そんな破天荒な陣川を演じている原田龍二さんは様々なドラマ、映画、舞台で活躍する人気俳優になります。特に有名なのが「水戸黄門」の佐々木助三郎役と言われています。老若男女問わずに観ていると言われていた水戸黄門のメインを演じていた事もあり、とても厳格なイメージを持たれている原田さんですが最近では「ガキ使」でアキラ100%のマネや変態仮面のコスプレなどが話題になっています。

また、衝撃映像を紹介するバラエティ番組では「座敷童子を探す旅」といった名目で座敷童子が目撃される宿に1人で泊まるなどという今までのイメージとは真逆とも言えるスタイルを見せているため、視聴者の中では「親近感がわく」「今のほうが親しみやすい」などの声が聞こえるほどです。

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相棒シーズン16のあらすじを紹介!

キャスト一覧も豪華な事から期待値が高まる相棒・シーズン16ですが、そのあらすじをここでは触れていきたいと思います。第1話から波乱を運ぶ特命係の事件とは一体どういったものなのでしょうか。

相棒シーズン16第1話

自身の妻を相次いで殺害した連続殺人事件の容疑者である大富豪の平井(中村俊介)が、弁護士の慶子(中村ゆり)を通じて警視庁を告訴した。自分は無実で、右京(水谷豊)や亘(反町隆史)らの脅迫によって自供を迫られたというのだ。特命係に敵意を抱いている法務事務次官の日下部(榎木孝明)は、旧知の検察官・田臥(田辺誠一)に、東京地検で告訴状を受理するよう指示。狙いは、脅迫罪の立件ではなく、「特命係を違法捜査で立件する」というものだった。密命を受けた田臥は、特命係を訪れると共に、美彌子(仲間由紀恵)や幸子(鈴木杏樹)にまで事情を聞き、ジリジリと包囲網を狭めていく。いっぽう、その状況を知った副総監の衣笠(大杉漣)は、かねてから敵視している峯秋(石坂浩二)を、特命係もろとも葬り去ろうと謀略を巡らせていた。

特命係を潰すために動き出した権力者たち 
組織内で孤立無援となった右京と亘は 
包囲網をくぐり抜け、連続殺人事件の真相を解明できるのか!?

こうやって1話のあらすじを確認してみると、最初から特命係が境地に陥っている様子が描かれています。前作の問題もそのままの状態で特命係が解散か!?という不安要素を入れながらも、このままおとなしくしていないのが杉下右京という男だと考えるファンも多いため、この事件をきっかけにどういった特命係のスタートになるのかを期待する事ができます。

相棒シーズン16の見どころとは?

今回のシーズン16では前作の最終回で巻き起こされた社美彌子の動向がとても気になる問題になると考えられています。この最終回の際にロシア人スパイとの関係性を疑われた社美彌子は、巧みな言葉で上層部の追求を交わしていきます。

しかし杉下の目にはそれが社美彌子が何かを隠しているという行動に繋がっているようです。また、この時の問題により亀裂が入ってしまった杉下と冠城の関係性がどういったものになるのかも重要なポイントになるように感じられます。

このシーズン16では真実に迫ろうとする杉下VS真実を隠そうとする社美彌子の直接対決的な展開があるかもしれません。今までのシリーズでも様々な問題の鍵を握っていた社美彌子が今回はどのような立ち位置で特命係と関わってくるのかが大きな見どころになってくると思います。

また、杉下と冠城との溝もこのシーズン16では解消されるのか、それともこのまま問題を抱えたまま本作が進んでいくのかなどもファンの間では目が離せない展開になっていくと考えられます。あらすじだけでもワクワクするような内容が多い相棒だからこそ、本作にも期待が込められるのではないかとされています。

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相棒のキャストはシーズン16でも豪華だった

「相棒 シーズン16」についてのあらすじやキャスト一覧、見どころを紹介していきましたがいかがだったでしょうか。シーズン16まで続いた相棒は、様々な面で注目点が多くなります。シーズン15の最終回で杉下と冠城が対立するきっかけを作った社美彌子の存在やひょっこりと姿を見せるようになった「サイバーセキュリティ対策本部」の青木年男など細かな付箋がいたるところに敷き詰められています。

実際に杉下右京を演じていた水谷豊さんからも「守るべき相棒らしさと、挑むべき相棒としての冒険。この両方を新しいシーズンでもやっていきたい。とにかく、何が起きるか分からない「相棒」でいたいと思います。」というコメントがされている事を考えると、今後の相棒は今までとは一味違った作りになっているのではないかと期待が高まります。

また、今までの流れでは2代目キャスト以降の相棒は3年目で卒業という風潮が流れています。その事もあり、冠城が杉下の相棒としてこのシーズンで卒業なのではないかという噂も流れています。そういった様々な視点から相棒シーズン16を観る事で今までとは違った作品を楽しむ事ができるのかもしれません。また、あらすじを先に見ている事で更に作品を考察する事ができるはずです。

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