相棒の亀山薫編(初代相方)の最終回は?特命係を卒業・降板した理由や復活回を考察

2000年の二時間ドラマ枠「土曜ワイド劇場」から始まったテレビドラマシリーズ「相棒」の初代相棒「亀山薫」と亀山薫卒業エピソード、初代相棒の「特命係卒業」の理由や、「相棒」の成り立ち、初代相棒亀山薫編のキャストなど、テレビドラマシリーズ「相棒」亀山薫編について検証します。亀山薫編あらすじや「相棒」の原点である「相棒・警視庁ふたりだけの特命係」誕生秘話などにも迫ります。

相棒の亀山薫編(初代相方)の最終回は?特命係を卒業・降板した理由や復活回を考察のイメージ

目次

  1. 相棒亀山薫編の最終回や特命係卒業の理由に迫る!
  2. 相棒とは?
  3. 相棒の亀山薫編のキャスト一覧
  4. 相棒の亀山薫編あらすじ
  5. 相棒の亀山薫編の最終回を紹介!
  6. 相棒の亀山薫が卒業! 降板理由は何?
  7. 相棒の亀山薫の復活回がある?
  8. 相棒の亀山薫編の最終回や降板理由考察まとめ

相棒亀山薫編の最終回や特命係卒業の理由に迫る!

テレビ朝日東映製作で2000年から始まった人気テレビドラマ「相棒」は、実に20年にわたろうという現在も尚、根強い人気で人々を魅せるテレビドラマシリーズとして、2000年の初期の放映から2018年に至るこれまでに、17のシーズンを描きながら劇場版作品を4作、スピンオフ作品の劇場版を2作品と叩き出した恐ろしいほどのモンスタードラマシリーズです。そんなテレビドラマ、「相棒」と、相棒の初代、亀山薫について迫ります。

テレビ朝日系ドラマシリーズ、人気ドラマ「相棒」の主人公演じる水谷豊扮する「杉下右京」の初代相棒として登場したのが、テレビドラマ「相棒」で、捜査一課から左遷という形に杉下右京属する「特命係」に配属された、寺脇康文演じる「亀山薫」でした。2000年の「土曜ワイド劇場」から、2002年に始まった連続ドラマシリーズとしての「相棒」で、17シーズンにわたる放映の中、初代相棒をシーズン7まで亀山が相棒で務めました。

そんなモンスタードラマシリーズ「相棒」の初代相棒、「亀山薫」は、シーズン7の中盤に、「杉下右京」の初代相棒としての役割を終えて描かれます。テレビドラマ「相棒」の初代相棒にして、最も長く「杉下右京」の相棒を務めた「亀山薫」の特命係卒業の裏に隠された理由とは? テレビドラマ「相棒」とは? 「亀山薫」の復活回などへの考察と、テレビドラマ「相棒」初代相棒「亀山薫」卒業エピソード最終回などについて迫ります。

20年近くにわたって放映され、現在も尚、愛されるモンスタードラマ、人気テレビドラマシリーズ「相棒」の初代相棒、「亀山薫」の卒業最終回エピソードや卒業理由の考察など、テレビドラマ「相棒」、初代相棒「亀山薫」に迫る前にまずはテレビ朝日東映製作、ドラマ「相棒」について迫りましょう。2000年の「土曜ワイド劇場」から始まった人気テレビドラマシリーズ、「相棒」とは? 歴代卒業の歴史などに触れながら迫ります。

相棒 season17|テレビ朝日

相棒とは?

テレビ朝日東映製作、2000年の「土曜ワイド劇場」単発ドラマから、2018年現在の今に至って、約20年の歴史を誇り放映される人気テレビドラマ、「相棒」、モンスタードラマとでも呼ぶべき人気を博するシリーズと言えるのではないでしょうか? では、そんなテレビドラマ「相棒」とはどのように始まって、どのように描かれたドラマで今現在を走り続けているのか、テレビドラマ「相棒」についてと歴代卒業生などに触れていきます。

水谷豊演じる「杉下右京」を主人公とするテレビ朝日制作人気テレビドラマ、「相棒」が初めて放送されたのは、200年6月の「土曜ワイド劇場」になります。200年6月から2001年11月にかけて、「土曜ワイド劇場」での枠組みで、単発ドラマとして放送されたのち、2002年10月より連続テレビドラマの枠組みでシリーズを本格的にスタートさせ、テレビシリーズを「sesonシーズン」の呼称で定着、2018年現在も続けられています。

2008年10月から2009年3月までの「相棒seson7」で初代相棒亀山薫の最終回エピソードと卒業以来、2代目相棒を及川光博演じる「神戸尊」で「相棒seson10」までを描き、2代目相棒卒業最終回の次を、3代目相棒「甲斐亨」役で成宮寛貴で「相棒seson13」、3代目の最終回卒業エピソードののちに、現在の4代目相棒を反町隆史で「冠城亘」と「相棒」を返還させながら、「杉下右京」の「相棒」は続けて描かれてきました。

2000年のテレビ朝日、「土曜ワイド劇場」の枠組みで始まったテレビドラマ、「相棒」シリーズは、元の題を「相棒・警視庁ふたりだけの特命係」と銘打った、単発での3回放送を予定して制作放送されたのが、テレビドラマシリーズ「相棒」の始まりでした。2時間ドラマ枠での3回放送でのこのタイトルが好評を呼び、連続ドラマ化が決定され、思いがけない形で連続ドラマ化、そののちのシリーズ化のみならず劇場版と展開されます。

2時間ドラマ枠での「相棒・警視庁ふたりだけの特命係」の成り立ちの経緯は、脚本家による「探偵もの」路線とプロデューサーによる「警視庁刑事もの」との意向に、基本設定に素人探偵の関われない事件に取り組める要素として事件に関われる「刑事」の設定と、所轄では携われない多岐にわたった範囲の事件に触れられる権限に「警視庁」を舞台とさせ、「名探偵劇要素」と「警視庁刑事もの」を取り入れた「相棒」が出来上がりました。

「警視庁特命係」とはそんな経緯に出来上がりました。「名探偵もの要素」と「警察もの要素」を組み合わせた発想から、名前の響きこそ「かっこいい」ものの、「窓際部署」であり、「シリアスな裏の事情」を抱えた、「警視庁特命係」を舞台に描かれたドラマ、「相棒」です。劇場化やシリーズの歴史もさることながら、「相棒」という作品そのものや亀山演じた寺脇と杉下演じる水谷豊もテレビドラマに関する数々の受賞を誇ります。

相棒の亀山薫編のキャスト一覧

では、そんなテレビドラマ「相棒」初代相棒「亀山薫」について、「亀山薫」を演じたキャストと「亀山薫」卒業や最終回までに携わる人々として「相棒」に登場したキャスト陣などを紹介していきましょう。テレビ朝日制作連続テレビドラマ「相棒」、初代相棒「亀山薫」の卒業までに携わった人々を描いたキャストと、「茅山薫」を演じたキャスト、寺脇康文さんご本人の紹介と「亀山薫」卒業最終回までのキャストを見ていきます。

初代相棒亀山薫

まずはこの記事の主人公、テレビ朝日制作ドラマ「相棒」、初代相棒「亀山薫」を「土曜ワイド劇場」枠、「相棒・警視庁ふたりだけの特命係」からseson7中盤での卒業最終回エピソード降板までを務めた「亀山薫」を演じたキャストは寺脇康文さんです。後述する主人公「杉下右京」演じる水谷豊さんと深い縁があり、「相棒・警視庁ふたりだけの特命係」からの出演も、脇さん本人たっての希望での「亀山薫」へのキャスティングでした。

初代相棒「亀山薫」を務めた寺脇康文さんですが、どのような経歴の持ち主でしょうか? 1962年2月生まれ、出身は大阪府大阪市、所属アミューズとなる俳優さんです、高校卒業後に名古屋の俳優養成所のオーディションに合格卒業、1984年に三宅裕司さん主宰の劇団に入団、1994年に同劇団を退団し、活躍の場を舞台、映画、テレビドラマと広げられました。好きな俳優として水谷豊さんと松田優作さんを挙げられています。

19991年10月から19992年3月、1992年4月から1992年12月と2度のシーズンで描かれた日本テレビ系テレビドラマ「刑事貴族」でレギュラー出演され、この折に主役を務めていた水谷豊さんと共演されています。テレビドラマ、映画、舞台、バラエティと幅広く活躍、2008年に「相棒」での「亀山薫」を高く評価され、水谷豊さんと共に第16回橋田賞俳優部門を受賞、2009年に同じく「亀山薫」で日本アカデミー賞を受賞しました。

主役、杉下右京演じる水谷豊

モンスタードラマ「相棒」の初代相棒「亀山薫」について語る上で外せないのは「亀山薫」の相棒であり、テレビドラマ「相棒」の主人公である「杉下右京」と「杉下右京」演じる水谷豊さんでしょう。1952年7月生まれの北海道は芦別出身、1965年に13歳で演劇に興味を持ち劇団ひまわりへ入団、1968年のフジテレビのオーディションに合格、デビューと同時に主役抜擢という活躍ぶり目覚ましいと言えるのではないでしょうか?

ところが、水谷豊さんの経歴は少しにユニークとも言えます。劇団への志望動機を達成したと芸能界や芝居など俳優業から離れること2年、知人の紹介で再び役者の道へ。1972年に芸能活動再開、1978年伝説と謳われることになる視聴率を誇ったドラマの主演で大ブレイク、このときの水谷豊さんの影響を「亀山薫」演じた寺脇さんは受けることになります。のちに寺脇さんと共演「相棒」での高い評価を受け寺脇さんと共に受賞と至ります。

亀山の恋人から奥様へ奥寺美和子を鈴木砂羽

「亀山薫」の恋人から紆余曲折を経て最終回エピソードでの卒業に同行する様子を描かれる、ジャーナリストの女性「奥寺美和子」もとい、「亀山美和子」を鈴木砂羽さんでのキャスティングでした。静岡は浜松出身、ホリプロ所属です。1994年に映画で主演デビューを果たし、数々のドラマや映画、舞台と活躍されており、映画に関する新人賞の受賞歴なども持たれています。

トリオ・ザ捜査1課の伊丹憲一を川原和久

亀山や杉下の特命係を目の敵にしながら、何故かときには協力体制を取ってしまう、捜査1課の主要3人物の1人、伊丹憲一役で川原和久さんです。福岡北九州出身、劇団ショーマ所属、所属事務所はねヴアーランド・アーツになります。「亀山薫」に対するケンカ腰な態度、台詞に、亀山と杉下に対するイヤミを込めた台詞、捨て台詞の数々は、テレビドラマ「相棒」の定番となりました。

同じくトリオ・ザ捜査1課で三浦信輔を大谷亮介が

捜査1課、トリオの最年長を務める三浦信輔を大谷亮介さんで演じられました。叩き上げの刑事であり、特命係を疎ましくは思うものの、比較的には穏健派な役どころで、亀山と杉下の能力は認めています。兵庫県出身のファーザーズ・コーポレーション所属、テレビドラマ映画共に活躍されていますが、「相棒」でのこの役で広く認知され、seson12を持ってテレビドラマ「相棒」から卒業されています。

最後のトリオで芹沢啓二を山中崇史

トリオ・ザ捜査1課最年少、亀山と伊丹の後輩にあたる役どころで芹沢啓二を山中崇史さんが演じました。埼玉出身の俳優さんになります。テレビドラマ「相棒」での「亀山薫」や「杉下右京」2人の「特命係」に対する役どころとしては、軽口の減らないお調子者で亀山から殴られることしばしば、比較的「特命係」に対するアレルギーも少なく、捜査協力依頼を持ち掛けたり共に捜査に当たる役どころとなりました。

鑑識の米沢守で六角精児

「特命係」に何かと関わる役どころであり、「杉下右京」と趣味が重なったり、スピンオフ作品の主人公を務めたりという重要な役どころで、亀山卒業最終回エピソードにも深く関わります。劇団扉座所属、兵庫は姫路出身の俳優、六角精児さんが演じておられます。テレビドラマ、舞台、映画、アニメ、ラジオなどと幅広く活躍されています。

相棒の亀山薫編あらすじ

テレビドラマ、「相棒」、初代相棒「亀山薫」を中心として卒業に至るまでの最終回までのエピソードや復活回、「亀山薫」降板までのあらすじを「亀山薫」を中心に、テレビドラマ「相棒」、初代相棒亀山編としてあらすじを追っていきましょう。「相棒・警視庁ふたりだけの特命係」から始まった「相棒」の初代相棒「亀山薫」のエピソードとは卒業と最終回までをどのように描かれたでしょうか? 亀山は捜査1課からやってきました。

テレビドラマ「相棒」の初代相棒、亀山薫の経歴は、警視庁捜査1課での失態から特命係へと追いやられる、いわば左遷されるという形から始まります。造り酒屋を営み市会議員の父を持つ亀山薫は、のちに恋人となり結婚する奥寺美和子らとは大学の同期です。大学法学部進学卒業後に警視庁に入庁、所轄勤務を経て念願の捜査1課入りを果たしたものの、失態を犯し、杉下右京の下、特命係巡査部長へと追い込まれてやってきました。

テレビドラマ「相棒」での「亀山薫」卒業までの刑事としての肩書き、所属は、警視庁捜査1課から、警視庁特命係へ、次には警察庁長官官房付き、警視庁交通部運転免許センター、警視庁麹町東警察署強行班係を経て、再び警視庁特命係へ。そして最終回卒業エピソードにてサルウィンなる発展途上国での奉仕活動を決意、恋人関係から夫婦となった亀山美和子と共に親友の遺志を受け継いでの理由にサルウィンへ旅立つと描かれていきます。

「亀山薫」の人柄は、「ネガ真っ直ぐすぎるきらいのある熱血漢」で、「杉下右京」から「腰は重いが口は軽い」と揶揄される楽天家、嘘を吐くのが大の苦手で、下手に嘘を吐こうとすると敬語を披露して、自ら嘘を口にしていますとバラすほどの正直者。お人好しな性格と単純思考でトラブルを自分から巻き込んで持ち込んでくることもしばしば、当初は捜査1課への復帰に執着しておりトリオ捜査1課の「特命係の亀山」の呼称を嫌います。

捜査1課復帰にこだわり執着を見せていた当初の「亀山薫」は、手柄にこだわり、犯人逮捕だけが出来ればいいと地道な捜査を疎かにしてしまう態度などを見せ、「杉下右京」から叱責されることも多々経験していくなかで、月日の経過に「特命係」の「亀山薫」に満足するようになり、捜査1課トリオのイヤミも受け流すように変化を見せます。「杉下右京」の下で幾多の事件解決にあたるうち右京の正義感に触れ、純粋な正義を貫く姿勢へ。

テレビドラマ「相棒」の中で「窓際部署」であり事実上の島流しから始まった「亀山薫」は、捜査1課からの移動後、「杉下右京」の独特な正義感や信念、「杉下右京」に反発していましたが、卒業降板となる最終回エピソードに至るまでに歴代相棒の中で「杉下右京」に一番認められた形で最終回や亀山に対する評価を描かれます。捜査1課からの特命係移動後にも部署を転々として戻っている亀山の経歴とあらすじを追いましょう。

seson1最終回となるエピソードは2話にわたって描かれました。「特命係15年目の真実」と題した「特命係」発足の理由と「特命係」の解散、亀山の運転免許試験場配属と右京の警察庁配属を告げられる冒頭からの、「特命係発足の理由」と「特命係の真実」が前半編、後半であるseson1最終話では「特命係最後の事件」と題して特命係発足の理由が暴かれ、「杉下右京」はロンドンへと赴任する形に「特命係」を亀山と右京は終えます。

seson2は日本に残った亀山の周囲に起こった解決困難な事件に、ロンドンの右京に亀山が度重なる電話を入れて連絡を取ろうと1人で孤軍奮闘するところから始まり、連絡はとれたものの意思疎通は噛み合わないと前途多難な幕開けに「杉下右京」の帰還と、捜査権を持たない2人の介入で描かれ、第2話に続いています。捜査権を持たない2人の操作理由にあわや懲戒免職の危機でしたが2人によって事件は解決「特命係」復活の理由です。

seson2の2話からは「杉下右京」との意見の対峙や「亀山薫」の持つ警察官としての連帯組織の仲間意識を右京が「諸刃の剣」と評したりながらも、元よりスポーツ推薦で大学進学していた亀山の運動神経、のちに降板卒業と描かれる理由となる事件などを経ながら、人間関係を洞察する亀山の意外な能力、味覚や嗅覚に秀でた能力などが事件解決に一役買ったり、プライベートでは恋人である美和子とごたごたしたりと進んでゆきます。

「特命係」復活後に亀山の卒業の理由への伏線として、亀山の親友の殺害事件の捜査が描かれました。亀山の親友の殺害事件の理由の真相には腐敗が蔓延した国の闇がありました。恋人で会った奥寺美和子は既に亀山美和子となっており、右京に「君がいつもそばにいてくれて助かります」とまで言わしめるほどに確固たる信頼関係を築いた相棒、亀山は親友の死の真相を尋ねての理由に訪れた国の現状などに決意を固めたと理由を描きます。

相棒の亀山薫編の最終回を紹介!

テレビ朝日制作テレビドラマ「相棒」、初代相棒「亀山薫」卒業降板最終回エピソード、「相棒seson7」の第8話と第9話で描かれた、亀山薫最終回卒業降板、「レベル4~前編後編」の2話について詳しく迫ります。右京はどことなく亀山に違和感を覚えていました。理由としては右京の鋭い観察眼から、大雑把な亀山のデスクが整理整頓されていたり、紅茶を嗜む右京と違いコーヒーを好む亀山のインスタントが補充されていません。

「特命係」復活後、このようなことはなかったと、右京が違和感と亀山の行動を推測するには十分過ぎるほどに足りる理由でした。最近の様子が変わった理由はと告げるも、亀山ははぐらかしてランニングへ。事件は起こります。国立微生物研究所、高度安全室保管ウイルスを取り出そうとする研究職員の姿があります。止めようとした同僚は殺害され、騒ぎに気付いた職員が駆け付けるも、ウイルスを持ち出して犯人は逃走した後です。

直ぐにマスコミに公表され、手配をかけられたものの、誘拐報道と同じく規制の下での報道と公表がマスコミにはなされます。犯人が持ち出した保管されていたウイルスは、右京でさえも驚きを隠せないレベルの危険な実験室の存在からなるもの、「殺人ウイルス」でした。100パーセントの空気感染率と致死率を持つ殺人ウイルスの持ち出しとあって、防衛相、警視庁は手を組まざるを得ません。自衛隊の出動も辞さないと防衛相から通達。

右京と亀山は騒ぎに気付いて駆け付けた職員の元を訪れており、殺人ウイルスを持ち出し、同僚の殺害という凶行にまで及んだ逃走中の犯人について尋ねます。なぜ、犯人は突如とウイルスを持ち出さそうとしたのかの理由と真相に迫るためです。数日前に犯人は気になる独り言を漏らしていました。閉じ込めておくのが可哀そうだというものでした。しかし、同僚を殺害する理由は何処にあったのでしょうかと右京と亀山は考えます。

曰く、逃走中の犯人はこの殺人ウイルスを生み出した当人、生みの親であり、殺害された同僚は彼に人の手には負いかねるあまりにも危険なこのウイルスを廃棄しようと進言していたことで、殺人ウイルスの生みの親であり持ち出して逃走した犯人に恨まれていたと理由が成り立つと聞かされた右京と亀山。そんな中、話を聞いていた職員の彼女の電話が鳴ります。発信元は逃走中の犯人、右京が電話を替わります。相手はゲームを始めようと。

彼女の電話をマークしていた警察は直ぐに発信元の基地局を割り出し、捜査1課トリオの伊丹に巡回が命じられます。探知した基地局の周辺から見つけ出せというものです。基地局が見つかっても犯人が見つかるわけではないとぼやく伊丹でしたが、携帯電話で通話中の犯人と遭遇、相手も気付いて逃げ出しますが通行人とぶつかります。彼の所持していたスーツケースは落として去られました。万事無事に解決かと思えばそうではありません。

ゲームと称して巧妙に仕掛けられた罠を、特命係、右京と亀山コンビの機転や活躍によって、犯人を確保で終わるかと思われた頃、ウイルスの容器に時限爆弾が仕掛けられていたと発覚、爆発したウイルスは拡散、咄嗟に機転を利かせた米沢により部屋を密封してウイルスの拡散を警察官として阻止しました。部屋の中から繋がった電話に、感染者と思しき人物が出ている状況です。右京と亀山は確保した犯人にウイルスについて問い詰めます。

右京は亀山に感染したと思しき1人だけを隔離することに尽力してほしいと告げますが、ひとつ間違えれば命のない危険なミッションでありながら、亀山は躊躇うことなく右京の提案と作戦にかかります。どのみち、これが特命係卒業の右京とする最後の仕事なんですと告げる亀山に、亀山薫卒業降板エピソード冒頭の右京の違和感と質問への答えが少し明かされて、右京の立てたウイルスの真相と亀山にそれを頼んだ理由も明らかになります。

拡散されたと思われたウイルスはフェイクでした。右京の仮説は正しかったと証明される中に、右京の仮説に間違いがあれば命はなかったんですよと助けられた米沢の台詞に、右京の相棒を何年やってると思うんですと亀山が絶対の信頼を誇りに向けます。その中で米沢が気付きます。感染者の真実、ばらまかれたのがフェイクで感染対策と打たれた注射の中に仕向けられていたのが本物、咄嗟に外の伊丹に連絡ののちに確保、恐ろしい真相が。

事件は解決し、特命係から卒業し警察を飛び出すこと、その理由が親友の遺志を継ぎたいというものであること、亀山から紡がれる言葉の最後に、右京はとっくに気付いていたことを語ります。補充されなかったインスタントコーヒー、急に始めたジョギングの日課、整理されたデスク。お世話になりましたの亀山の相棒に向けた言葉と右京の台詞や寂しさを垣間見せる場面、美和子とのドタバタ、鑑識の米沢や伊丹とのやりとりが描かれます。

「お世話になりました」の台詞に咄嗟になにも返せなかったと告げる右京や、亡き母の形見で、命の恩人に預けたいと鑑識米沢から贈られるお守り、憎まれ口の応酬でやりあった伊丹の最後まで憎まれ口で見送るスタンスです。出立当日、一言だけ告げたくてと右京から入ったのは、「元気で行ってきてください」とかけられた電話と描かれて、亀山薫卒業最終回エピソードにて卒業です。

「お世話になりましたなんて言われたのは初めてですから」と亀山の出立前にいつもの店で零す杉下右京はどことなく寂しそうに、「また一人になりましたねぇ」と呟く場面も描かれます。伊丹は最後まで憎まれ口で亀山を送り出しました。右京の作戦に絶対の信頼を寄せて亀山が救出に向かった米沢は「命が懸かった場面で右京を信頼するのか」と問うたのに、亀山は何迷うことなく絶対の信頼で返すと答えたのも最終回に描かれています。

相棒の亀山薫が卒業! 降板理由は何?

こうして描かれたテレビドラマ「相棒」初代相棒「亀山薫」の卒業と降板でしたが、卒業に至った理由や降板の判断はなぜだったのか考察してみます。初代相棒亀山は「相棒」の歴史の中でも最も長きにわたり「杉下右京」の相棒であり、右京から交代した相棒たちに「亀山君にはなれない」と言わしめるほどで、また人気も大きかった亀山をあえて降板という判断で卒業させたのは、どうしても降板に至らせる理由があったでしょうか?

亀山薫の卒業という名の降板は、「相棒」というドラマの中で「特命係」が担う役どころによるものが大きかったでしょう。本来、能力こそ高いものの警察としては扱いに困る右京の下で、自ら退職を仕向けるために設けられたのが「特命係杉下右京の相棒」でした。亀山降板最終回エピソードの中でも、右京は1日と持たずに去った前任者が実は何名もいたと明かしています。あまりに長い「相棒」の存在はドラマからかけ離れてしまいます。

初代相棒亀山の卒業と降板の判断は、制作サイドのドラマとしての「相棒」の世界観を保つための降板という理由が、人気を誇った亀山薫降板の理由としてはもっとも大きい要素であったのではないでしょうか? 降板後も復活を望む声は多く、亀山降板後の復活回や、正式な復活を望む声など、卒業という降板に対する反響が大きかったことを考えれば、やむを得ない事情であったと言えるのではないでしょうか?

相棒の亀山薫の復活回がある?

初代相棒「亀山薫」卒業後の復活はあったのでしょうか? 相棒としての復活エピソードではなく、「杉下右京」や仲間たちによる回想録としての復活エピソード、亀山薫復活回は実はその後の「相棒」で描かれています。「相棒seson16」では相棒10周年を記念して、官房長と亀山が復活して描かれました。他にも正式な復活を望むファンの声は多く、相棒の交代となるごとに復活かと声は上がります。

亀山薫の復活を望むファンの声も大きく、復活エピソードの視聴率や、相棒交代の度に声の上がる節も見受けられる亀山薫復活ですが、今のところ、正式な相棒としての亀山薫の復活という形での予定はなさそうだと言えるようです。卒業に当たり、警察からも卒業していることなどがさらに正式な相棒復活という形での復活は厳しいだろうという指摘もあります。

相棒の亀山薫編の最終回や降板理由考察まとめ

2000年のテレビ朝日「土曜ワイド劇場」単発ドラマ2時間枠から始まり、約20年にわたって愛されるモンスター級テレビドラマ「相棒」の初代相棒、「亀山薫」と「亀山薫卒業エピソード」、「亀山薫編あらすじ」と、キャストなどにも触れながら、「初代相棒亀山薫の卒業理由」の考察など、テレビドラマ「相棒」初代相棒をseson1からseson7中盤まで務めた初代相棒「亀山薫」について紹介してきました。いかがでしたでしょうか?

テレビドラマ「相棒」、初代相棒「亀山薫」と「杉下右京」を演じる寺脇康文さんと水谷豊さんの繋がりや、テレビドラマ「相棒」の成り立ちなどについても触れながら、「初代相棒」である「亀山薫」について紹介してきました。「亀山薫編あらすじ」や「亀山薫」について、「亀山薫卒業最終回エピソード」のあらすじ、「亀山」の卒業理由の考察や復活などなど触れながら。「初代相棒亀山」について見てきました。

卒業の理由や復活などについても触れてきました。今もなお愛されるテレビドラマの中でも特に印象の深い「初代相棒」です。テレビドラマ「相棒」は今期もsesonが放映され新しい相棒も発表されていますが、「相棒」の原点ともいえるでしょう2人に少し注目してこれを機会にテレビドラマ「相棒」の最初のseson、seson1からseson7までの初代相棒「亀山薫編」も振り返ってご覧になってみるのはどうでしょうかとおススメします。

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