相棒の視聴率を歴代まとめ！今までの推移と最も人気のエピソード・シーズンは？

もはや国民的ドラマともいえるほど長きに亘って続いている大人気ドラマ「相棒」の視聴率について歴代の推移なども踏まえて一覧で紹介していきます。2000年の相棒プレシーズンから始まり、2018年10月からはシーズン17がスタート予定となっている相棒の視聴率がどう変化しているのか、最高視聴率はどのエピソードだったのかも併せて解説します。

大人気ドラマ相棒は、主人公でちょっとクセのある変わり者である警視庁所属の警部・杉下右京(水谷豊)が「警視庁の陸の孤島」と呼ばれる窓際部署である警視庁生活安全部特命係にて、相棒と呼べるもう一人の刑事と組んで事件を解決していく刑事ドラマです。変人だけどとても頭がキレて観察眼の鋭い右京の推理と、右京とはタイプの違う相棒とのコンビネーションが見所です。

初代相棒の亀山薫(寺脇康文)は考えるよりも動くタイプで、人情に厚いタイプの男でした。彼はプレシーズンからシーズン7の第9話までの長い間特命係に所属し、右京のことを尊敬して慕い、とてもいい関係でしたが、右京のもとで培った経験を活かし、発展途上国の子供たちに正義を教えたいという理由で特命係を去りました。シーズン7の後半は相棒不在でしたが、最終回で神戸尊(及川光博)がやってきました。

神戸は実は警察庁から右京を監視する目的で送り込まれていましたが、右京の人柄に触れるにつれ変化していき、亀山とは真逆で落ち着いた雰囲気の神戸と右京はいい相棒となっていきました。その神戸はシーズン10最終回の事件をきっかけに異動を願い出て、特命係を去ることになりました。ただ神戸にはその後も右京が何度か事件解決の協力を仰いでおり、関係が完全に絶たれたわけではないのです。

神戸の異動後、右京は所轄の刑事であった甲斐亨(成宮寛貴)を引き抜き、甲斐が3代目の相棒になりました。甲斐は警察庁次官である甲斐峯秋(石坂浩二)の息子でしたが、父と子の関係はうまくいってはいません。しかし右京は甲斐の働きを認めており、甲斐も右京を慕い、時折親子のような部分もありつつ2人はいい相棒関係を築いていました。

しかしシーズン13の最終回で甲斐がまさかの事件の犯人であることが発覚し、逮捕される形で特命係を去ることになりました。そのため右京も無期限停職処分を受けます。シーズン14では法務省からの人事交流という形でキャリア官僚の冠城亘(反町隆史)が特命係にやってきますが、事件が起きた際に旅行から帰国した右京と出会い、右京に興味を持った冠城は法務省への復帰を断り、警視庁に残ることになります。

その後、警察学校に入り、卒業後は巡査として彩色に警察官になり、社美彌子が課長を務める総務部広報課に配属されます。しかし、その後は特命係の配属となり、正式に右京の相棒として働き始めます。シーズン16最終回では「警察嫌い」である青木年男(浅利陽介)が特命係への異動を命じられる形で終わりを迎えたので、果たしてシーズン17がどういう風に始まるのかが楽しみなドラマ相棒です。

大人気ドラマ「相棒」シリーズにはその原点であるプレシーズンと呼ばれるものが存在します。土曜ワイド劇場という土曜日の夜9時からの2時間ドラマ枠で放送された全3回の作品の反響が大きかったことから相棒は連続ドラマ化され、現在までのご長寿ドラマとなったのです。ではその相棒プレシーズンの視聴率一覧をご紹介します。

相棒プレシーズンの視聴率ですが、相棒という作品の記念すべき第1作目は2000年6月3日に放送された相棒プレシーズン第1弾で、視聴率は17.7%でした。その高視聴率を受けて制作された2001年1月27日放送の相棒プレシーズン第2弾の視聴率は22.0%でした。そして2001年11月10日放送の相棒プレシーズン第3弾の視聴率は17.4%でした。いずれも2時間ドラマとしては高視聴率となり、相棒の連続ドラマ化が決定しました。

相棒プレシーズンの3作品のヒットを受け、相棒は連続ドラマになります。相棒シーズン1は2002年10月9日にスタートし、12月25日まで全12話が放送されました。今では半年間の2クールの放送となっている相棒ですが、相棒シーズン1は3ヶ月間の1クールからスタートしました。では、相棒シーズン1の視聴率一覧をざっと並べて書いていきます。

現在まで続く相棒の記念すべき始まりのシーズン、シーズン1の視聴率の推移を一気に並べてご紹介します。期待を受けてついに始まった相棒シーズン1第1話の視聴率は16.3%でした。相棒第2話の視聴率は11.8%、第3話の視聴率は12.5%、第4話の視聴率は9.4%、第5話の視聴率は13.2%、第6話の視聴率は13.9%、第7話の視聴率は12.6%、第8話の視聴率は11.9%でした。

続いて、相棒第9話の視聴率は15.2%でした。相棒第10話の視聴率は12.9%、第11話の視聴率は14.2%、第12話、最終回の視聴率は13.0%でした。そして、相棒シーズン1の平均視聴率は13.1%でした。相棒シーズン1の最高視聴率は第1話の16.3%、最低視聴率は第4話の9.4%となりました。相棒シーズン1の視聴率は相棒プレシーズンの視聴率と比べると少し低い視聴率でのスタートであったといえます。

相棒プレシーズンよりも低い視聴率という印象であった相棒シーズン1ですが、それでも平均13%を超え、好調だったことから続編が作られることとなりました。ここから相棒のシーズン化が始まり、相棒シーズン2からは2クールの放送となりました。では、相棒シーズン2の視聴率一覧の推移をご紹介していきます。

2003年10月スタートの相棒シーズン2第1話の視聴率は17.0%でした。相棒第2話の視聴率は16.3%、第3話の視聴率は16.4%、第4話の視聴率は10.5%、第5話の視聴率は15.0%、第6話の視聴率は11.6%、第7話の視聴率は12.6%、第8話の視聴率は11.2%、第9話の視聴率は11.9%、第10話の視聴率は10.6%、第11話の視聴率は9.2%、第12話の視聴率は12.5%、第13話の視聴率は13.0%、第14話の視聴率は13.9%でした。

続いて相棒第15話の視聴率は10.7%でした。相棒第16話の視聴率は12.2%、第17話の視聴率は9.0%、第18話の視聴率は13.7%、第19話の視聴率は13.2%、第20話の視聴率は11.0%、第21話、最終回の視聴率は16.1%でした。相棒シーズン2の平均視聴率は12.7%で、最高視聴率は第1話の17.0%、最低視聴率は第17話の9.0%でした。平均視聴率は相棒シーズン1より下がりましたが、視聴率は安定しています。

2004年10月スタートの相棒シーズン3第1話の視聴率は14.5%でした。相棒第2話の視聴率は12.2%、第3話の視聴率は13.8%、第4話の視聴率は14.1%、第5話の視聴率は13.4%、第6話の視聴率は12.1%、第7話の視聴率は12.4%、第8話の視聴率は9.5%、第9話の視聴率は15.2%、第10話の視聴率は12.0%、第11話の視聴率は12.2%、第12話の視聴率は14.6%、第13話の視聴率は13.4%、第14話の視聴率は12.9%でした。

続いて相棒シーズン3第15話の視聴率は11.5%でした。相棒第16話の視聴率は13.4%、第17話の視聴率は14.3%、第18話の視聴率は11.6%、第19話、最終回の視聴率は14.1%でした。相棒シーズン3の平均視聴率は13.2%で、最高視聴率は第9話の15.2%、最低視聴率は第8話の9.5%でした。最高視聴率だけを見ると少し下げたように思えますが、平均するとやはり安定して推移しています。

2005年10月スタートの相棒シーズン4第1話の視聴率は13.3%でした。相棒第2話の視聴率は14.7%、第3話の視聴率は12.4%、第4話の視聴率は14.8%、第5話の視聴率は13.8%、第6話の視聴率は13.5%、第7話の視聴率は12.7%、第8話の視聴率は14.0%、第9話の視聴率は12.0%、第10話の視聴率は16.3%、第11話の視聴率は16.1%、第12話の視聴率は12.5%、第13話の視聴率は16.8%、第14話の視聴率は15.3%でした。

続いて相棒第15話の視聴率は16.5%でした。相棒第16話の視聴率は16.2%、第17話の視聴率は13.8%、第18話の視聴率は17.7%、第19話の視聴率は15.8%、第20話の視聴率は13.4%、第21話、最終回の視聴率は16.5%でした。相棒シーズン4の平均視聴率は14.7%で、最高視聴率は第18話の17.7%、最低視聴率は第9話の12.0%でした。じわじわと世間に相棒人気が浸透してきたことを感じます。

2006年10月スタートの相棒シーズン5第1話の視聴率は15.5%でした。相棒第2話の視聴率は14.7%、第3話の視聴率は15.6%、第4話の視聴率は16.2%、第5話の視聴率は15.4%、第6話の視聴率は13.9%、第7話の視聴率は14.3%、第8話の視聴率は15.9%、第9話の視聴率は17.6%、第10話の視聴率は16.0%、第11話の視聴率は13.8%、第12話の視聴率は17.9%、第13話の視聴率は18.1%、第14話の視聴率は16.8%でした。

続いて相棒第15話の視聴率は16.6%でした。相棒第16話の視聴率は15.7%、第17話の視聴率は17.1%、第18話の視聴率は17.0%、第19話の視聴率は15.3%、第20話、最終回の視聴率は18.6%でした。相棒シーズン5の平均視聴率は16.1%で、最高視聴率は第20話、最終回の18.6%、最低視聴率は第11話の13.8%でした。相棒シーズン5も視聴率は安定して推移し、国民的ドラマといえる存在感を示していました。

2007年10月スタートの相棒シーズン6第1話の視聴率は15.9%でした。相棒第2話の視聴率は15.1%、第3話の視聴率は16.0%、第4話の視聴率は14.2%、第5話の視聴率は14.2%、第6話の視聴率は14.6%、第7話の視聴率は12.5%、第8話の視聴率は16.8%、第9話の視聴率は17.5%、第10話の視聴率は16.9%、第11話の視聴率は17.7%、第12話の視聴率は15.9%、第13話の視聴率は15.1%、第14話の視聴率は15.9%でした。

続いて相棒第15話の視聴率は18.3%でした。相棒第16話の視聴率は14.7%、第17話の視聴率は16.9%、第18話の視聴率は15.7%、第19話、最終回の視聴率は17.8%でした。相棒シーズン6の平均視聴率は15.9%で、最高視聴率は第15話の18.3%、最低視聴率は第7話の12.5%でした。相棒もシーズン6まで続き、固定のファンも増えたことで視聴率は好調をキープしていました。

2008年10月スタートの相棒シーズン7第1話の視聴率は17.9%でした。相棒第2話の視聴率は19.7%、第3話の視聴率は15.0%、第4話の視聴率は20.7%、第5話の視聴率は17.3%、第6話の視聴率は15.7%、第7話の視聴率は15.1%、第8話の視聴率は17.4%、第9話の視聴率は19.6%、第10話の視聴率は17.4%、第11話の視聴率は20.5%、第12話の視聴率は18.8%、第13話の視聴率は20.2%、第14話の視聴率は16.1%でした。

続いて相棒第15話の視聴率は17.3%でした。相棒第16話の視聴率は17.9%、第17話の視聴率は16.9%、第18話の視聴率は21.7%、第19話、最終回の視聴率は19.5%でした。相棒シーズン7の平均視聴率は18.1%で、最高視聴率は第18話の21.7%、最低視聴率は第3話の15.0%でした。相棒シーズン7では初代相棒の亀山薫(寺脇康文)が7話で卒業し、最終回で2代目相棒の神戸尊(及川光博)が登場しています。

2009年10月スタートの相棒シーズン8第1話の視聴率は19.4%でした。相棒第2話の視聴率は16.6%、第3話の視聴率は18.9%、第4話の視聴率は17.8%、第5話の視聴率は17.6%、第6話の視聴率は18.0%、第7話の視聴率は16.1%、第8話の視聴率は18.0%、第9話の視聴率は18.5%、第10話の視聴率は17.8%、第11話の視聴率は15.7%、第12話の視聴率は17.2%、第13話の視聴率は17.1%、第14話の視聴率は17.5%でした。

続いて相棒第15話の視聴率は17.8%でした。相棒第16話の視聴率は15.8%、第17話の視聴率は17.2%、第18話の視聴率は18.1%、第19話、最終回の視聴率は20.4%でした。相棒シーズン8の平均視聴率は17.7%で、最高視聴率は第19話の20.4%、最低視聴率は第11話の15.7%でした。相棒シーズン8から神戸尊が本格的に合流し、新たなテイストの相棒がスタートしたのでした。

2010年10月スタートの相棒シーズン9第1話の視聴率は17.7%でした。相棒第2話の視聴率は19.6%、第3話の視聴率は18.4%、第4話の視聴率は20.2%、第5話の視聴率は21.1%、第6話の視聴率は20.5%、第7話の視聴率は19.7%、第8話の視聴率は21.2%、第9話の視聴率は19.3%、第10話の視聴率は19.3%、第11話の視聴率は19.8%、第12話の視聴率は20.4%、第13話の視聴率は22.5%、第14話の視聴率は20.4%でした。

続いて相棒第15話の視聴率は21.2%でした。相棒第16話の視聴率は23.7%、第17話の視聴率は22.7%、第18話、最終回の視聴率は20.0%でした。相棒シーズン9の平均視聴率は20.4%で、最高視聴率は第16話の23.7%、最低視聴率は第1話の17.7%でした。円熟期を迎えた相棒シーズン9は歴代相棒の中でも最高の平均視聴率でした。16話の23.7%というのも歴代の相棒の中で最高視聴率のエピソードでした。

2011年10月スタートの相棒シーズン10第1話の視聴率は19.7%でした。相棒第2話の視聴率は17.4%、第3話の視聴率は15.0%、第4話の視聴率は17.0%、第5話の視聴率は16.5%、第6話の視聴率は13.9%、第7話の視聴率は18.3%、第8話の視聴率は13.1%、第9話の視聴率は15.1%、第10話の視聴率は16.2%、第11話の視聴率は16.3%、第12話の視聴率は18.4%、第13話の視聴率は15.2%、第14話の視聴率は15.0%でした。

続いて相棒第15話の視聴率は15.1%でした。相棒第16話の視聴率は14.5%、第17話の視聴率は14.0%、第18話の視聴率は16.5%、第19話、最終回の視聴率は20.5%でした。相棒シーズン10の平均視聴率は16.6%で、最高視聴率は第19話の20.5%、最低視聴率は第8話の13.1%でした。相棒シーズン10にて2代目相棒の神戸尊は卒業となりました。

2012年10月スタートの相棒シーズン11第1話の視聴率は19.9%でした。相棒第2話の視聴率は17.0%、第3話の視聴率は15.9%、第4話の視聴率は18.6%、第5話の視聴率は15.4%、第6話の視聴率は16.4%、第7話の視聴率は15.7%、第8話の視聴率は14.0%、第9話の視聴率は17.2%、第10話の視聴率は17.8%、第11話の視聴率は17.4%、第12話の視聴率は19.4%、第13話の視聴率は15.0%、第14話の視聴率は17.1%でした。

続いて相棒第15話の視聴率は15.4%でした。相棒第16話の視聴率は17.0%、第17話の視聴率は16.7%、第18話の視聴率は16.5%、第19話、最終回の視聴率は20.7%でした。相棒シーズン11の平均視聴率は17.3%で、最高視聴率は第19話の20.7%、最低視聴率は第8話の14.0%でした。相棒11シーズンからは3代目相棒の甲斐亨(成宮寛貴)になり、まだまだ好調な視聴率をキープしました。

2013年10月スタートの相棒シーズン12第1話の視聴率は19.7%でした。相棒第2話の視聴率は17.0%、第3話の視聴率は15.9%、第4話の視聴率は18.6%、第5話の視聴率は16.8%、第6話の視聴率は15.6%、第7話の視聴率は14.4%、第8話の視聴率は15.4%、第9話の視聴率は16.9%、第10話の視聴率は19.6%、第11話の視聴率は16.2%、第12話の視聴率は18.6%、第13話の視聴率は17.4%、第14話の視聴率は17.6%でした。

続いて相棒第15話の視聴率は15.6%でした。相棒第16話の視聴率は14.9%、第17話の視聴率は14.4%、第18話の視聴率は15.2%、第19話、最終回の視聴率は19.6%でした。相棒シーズン12の平均視聴率は17.4%で、最高視聴率は第1話の19.7%、最低視聴率は第7話と第17話の14.4%でした。相棒シーズン12は視聴率20%を超える回はなかったものの、通常の民放ドラマと比べると高い水準で推移しています。

2014年10月スタートの相棒シーズン13第1話の視聴率は19.8%でした。相棒第2話の視聴率は18.4%、第3話の視聴率は15.5%、第4話の視聴率は17.3%、第5話の視聴率は14.6%、第6話の視聴率は16.2%、第7話の視聴率は13.8%、第8話の視聴率は15.8%、第9話の視聴率は15.0%、第10話の視聴率は16.9%、第11話の視聴率は18.3%、第12話の視聴率は18.3%、第13話の視聴率は17.6%、第14話の視聴率は16.6%でした。

続いて相棒第15話の視聴率は19.9%でした。相棒第16話の視聴率は18.0%、第17話の視聴率は17.0%、第18話の視聴率は15.5%、第19話、最終回の視聴率は20.3%でした。相棒シーズン13の平均視聴率は17.4%で、最高視聴率は第19話の20.3%、最低視聴率は第7話の13.8%でした。相棒シーズン13で甲斐亨が卒業となりましたが、まさかの事件の犯人役での退場となり、賛否両論を起こしました。

2015年10月スタートの相棒シーズン14第1話の視聴率は18.4%でした。相棒第2話の視聴率は17.6%、第3話の視聴率は14.8%、第4話の視聴率は15.9%、第5話の視聴率は14.9%、第6話の視聴率は14.6%、第7話の視聴率は14.9%、第8話の視聴率は12.9%、第9話の視聴率は15.0%、第10話の視聴率は16.7%、第11話の視聴率は12.6%、第12話の視聴率は13.7%、第13話の視聴率は15.3%、第14話の視聴率は14.6%でした。

続いて相棒第15話の視聴率は12.8%でした。相棒第16話の視聴率は15.4%、第17話の視聴率は14.1%、第18話の視聴率は13.3%、第19話の視聴率は16.0%、第20話、最終回の視聴率は15.8%でした。相棒シーズン14の平均視聴率は15.3%で、最高視聴率は第1話の18.4%、最低視聴率は第11話の12.6%でした。相棒シーズン14から4代目相棒の冠城亘(反町隆史)が加わりました。

2016年10月スタートの相棒シーズン15第1話の視聴率は15.5%でした。相棒第2話の視聴率は15.3%、第3話の視聴率は14.6%、第4話の視聴率は15.3%、第5話の視聴率は13.6%、第6話の視聴率は15.1%、第7話の視聴率は14.4%、第8話の視聴率は15.1%、第9話の視聴率は12.9%、第10話の視聴率は17.3%、第11話の視聴率は14.6%、第12話の視聴率は13.3%、第13話の視聴率は14.6%、第14話の視聴率は14.5%でした。

続いて相棒第15話の視聴率は15.7%でした。相棒第16話の視聴率は15.7%、第17話の視聴率は15.5%、第18話、最終回の視聴率は16.2%でした。相棒シーズン15の平均視聴率は15.2%で、最高視聴率は第10話の17.3%、最低視聴率は第9話の12.9%でした。歴代相棒と比べて少しずつ視聴率は下がってきていますが、長寿番組の宿命でもあります。とはいえ視聴率が1桁に落ちることはなく、やはり安定して人気があります。

2017年10月スタートの相棒シーズン16第1話の視聴率は15.9%でした。相棒第2話の視聴率は16.6%、第3話の視聴率は14.2%、第4話の視聴率は16.4%、第5話の視聴率は14.6%、第6話の視聴率は13.8%、第7話の視聴率は13.5%、第8話の視聴率は13.6%、第9話の視聴率は13.8%、第10話の視聴率は15.4%、第11話の視聴率は12.9%、第12話の視聴率は15.5%、第13話の視聴率は15.6%、第14話の視聴率は17.3%でした。

続いて相棒第15話の視聴率は16.9%でした。相棒第16話の視聴率は14.8%、第17話の視聴率は12.0%、第18話の視聴率は15.0%、第19話の視聴率は15.7%、第20話、最終回の視聴率は16.6%でした。相棒シーズン16の平均視聴率は15.2%で、最高視聴率は第14話の17.3%、最低視聴率は第17話の12.0%でした。相棒シーズン16の最終回では青木年男(浅利陽介)が異動してきて、3人目の相棒の仲間入りか？という終わりでした。

相棒のプレシーズンからシーズン16までの歴代の視聴率一覧をご紹介しましたが、その推移について考えて生きます。土曜ワイド劇場の中の2時間ドラマとして高視聴率を記録し、3回の放送の好調を受けて相棒は連続ドラマとしてスタートしました。2時間ドラマだったプレシーズンでは17%を超える視聴率で、最高は2回目の22.0%でしたが、連続ドラマであるシーズン1の平均視聴率は13.1%でした。

最高視聴率が第1話の16.3%となり、期待値は高かったようですが、平日のど真ん中である水曜日の夜9時からともなると土曜日の夜9時からの2時間ドラマと比べてしまうと視聴率が低くなってしまうのも仕方ないことではあります。試験的に、といったことなのかシーズン1は1クールの3ヶ月でしたが、平均13.1%はまずまずの成績だったと言えます。

同じテレビ朝日で1999年からシリーズ化して放送されている「科捜研の女」の平均視聴率はシーズン1では10%を下回っていますが、その後10%を超え、現在も安定した人気の作品となっています。2000年代初めの頃は視聴率が30%を超えるドラマもあり、20%を超えるドラマも多くありました。しかし現在では10%を超えれば御の字と言われる時代になりました。

そんな中にあって相棒の歴代視聴率の推移は長きに亘って2桁の数字を記録し続けています。息の長い番組として固定ファンの心を掴み、安定した視聴率を記録しているドラマとして、相棒の存在は稀有なものなのです。2代目相棒の神戸尊がいた時期であるシーズン8からシーズン10にあっては円熟期を迎え、視聴率が20%を超えることもたびたびありました。

その後はゆるやかに視聴率は下がりつつありますが、それでもシーズン16では未だに15%を超えており、これほどの長寿番組になっても人気はまだまだ衰えていません。相棒の歴代視聴率の推移は大きく上下することはなく、しかし常に一定の水準を保ち続けています。テレビ朝日のドラマは、こと刑事ドラマや医療ドラマにおいて人気シリーズを作るのが得意であり、相棒はその最たる例ともいえます。

相棒の歴代のシーズンの中で最も平均視聴率が高かったのはシーズン9で、その視聴率は20.4%でした。相棒の歴代のシーズンの平均視聴率で20%を超えたのはシーズン9だけで、群を抜いて視聴率の高いシーズンでした。相棒シーズン9は2010年10月にスタートし、全18回中11回が視聴率20%を超えるという、歴代で最も人気の高いシーズンでした。

相棒シーズン9は2代目相棒の神戸尊のシーズンであり、全18回というのは歴代のシリーズでも一番少なく、また通常第1話は2時間スペシャルを放送する相棒ですが、シーズン9の第1話は1時間の放送で、第2話との前後編という構成でした。また、相棒の劇場版第2作目がシーズンの途中である12月に公開されており、こちらも劇場版1には及ばなかったものの大ヒットし、ドラマも相乗効果で盛り上がりました。

相棒の歴代の数々のエピソードの中で最も視聴率が高かったのは、シーズン9の第16話の23.7%でした。平均視聴率が歴代で最も高かったのもシーズン9でしたが、この時は第12話から最終回の第18話まで全て20%を超えており、歴代でも異例のヒットであったといえます。ちなみにこのエピソードは「監察対象 杉下右京」というサブタイトルで、ゲストは堀内敬子さんでした。

このお話のあらすじとしては、ある日匿名で右京を告発する文書が届き、監察官の大河内(神保悟志)が出張中なので代わりにやって来た監察官の仁木田(堀内敬子)が現在右京が調べている事件の捜査に違法性はないか、右京の周りの人物たちに聴取し、最後に右京に聴取を行うのですが、そこで意外な展開が！というものでした。そして意外なところで事件が解決するというエピソードでした。

今回は相棒の歴代の視聴率について解説しました。この秋もまた相棒の新たなシーズンが始まります。まだまだ衰えない相棒人気を実感してみてください。