相棒の歴代の相方パートナー一覧!名前・経歴や担当キャストを画像付きで紹介

「相棒」は2000年にプレシーズンとして単発ドラマが放送されて以来大人気を博している刑事ドラマです。相棒の大きな魅力であると評されている歴代の相方パートナーを紹介します。歴代相方パートナーの他にも歴代登場人物に至るまで名前・経歴や担当キャストを画像付きで紹介し、ロングシリーズとなっているドラマの人気の要因を浮き彫りにしていきます。相棒の歴代相方パートナーの魅力をお楽しみください。

相棒の歴代の相方パートナー一覧!名前・経歴や担当キャストを画像付きで紹介のイメージ

目次

  1. 相棒の歴代の相方パートナー一覧!名前やキャストもまとめて紹介!
  2. 相棒とは?
  3. 相棒の主人公を演じる水谷豊さんを紹介!
  4. 相棒の歴代の相方パートナー一覧!名前や初代キャストも紹介!
  5. 相棒の歴代の相方パートナーの交代理由とは?
  6. 相棒のその他のお馴染みキャストを紹介!
  7. 相棒の歴代の相方パートナー一覧まとめ!

相棒の歴代の相方パートナー一覧!名前やキャストもまとめて紹介!

プレシーズン第1作目が放送されて18年が経ったドラマ「相棒」は2018年10月より新シリーズ「相棒17」が開始されます。これだけ長い間シリーズが続いていて、しかも高い人気を誇っている作品はなかなかないと言われています。長く愛され続け、現在もファンを増やし続けている相棒の魅力とはどこにあるのでしょうか?

ここでは相棒の大きな魅力の1つであると評されている相棒の歴代相方パートナーを画像付きで紹介します。そして、名前・経歴・担当キャストに至るまで紹介することで相棒の人気の秘密に迫っていきます。相棒の歴代相方パートナーはどんなキャラクターなのでしょうか?歴代相方パートナーを演じたキャストの名前は?

相棒 season17|テレビ朝日

相棒とは?

相棒をまだ観たことがない方もいらっしゃるとでしょう。ここではまず相棒がどのような物語なのか歴代シリーズ毎のあらすじを紹介することで考察します。相棒とはいったいどのような刑事ドラマなのでしょうか?

相棒 pre season

相棒はまず「土曜ワイド劇場」の枠内で「相棒 警視庁ふたりだけの特命係」のタイトルで2000年6月から2001年11月まで全3作が放映されました。これらは現在は「pre season」と呼ばれています。この3作がいずれも好評だったことを受けて翌2002年から連続ドラマとして放送され、そのストーリーと魅力的な人物描写が評判を呼んでロングシリーズとなっています。

「相棒 pre season」は警視庁のキャリア組だったにも関わらずその変人ぶりから警視庁の窓際部署として忌み嫌われている特命係に追いやられた杉下右京(水谷豊)が事件追跡中に失態を演じてしまい特命係に左遷させられた元捜査一課の亀山薫(寺脇康文)を相棒として鋭い洞察力と推理力を使い難事件を解決していくというストーリーです。

杉下右京が在籍する特命係は「陸の孤島」や「人材の墓場」と揶揄されています。亀山が赴任するまで杉下の相方となった歴代の刑事は杉下の変人ぶりについていけず皆短期間で辞めていったからです。その数実に6人といわれています。しかし、亀山は杉下の変人の影に隠れた正義感や熱い心に惹かれて杉下の相棒となり長く活躍しました。

亀山薫の活躍期 相棒 seson1からseason7まで 

2002年のseson1から2007年のseason7第9話までの長きに渡って杉下右京の相方を亀山薫が務めました。この時期は頭脳派の杉下と肉体派の亀山という役割分担がはっきりしていた時期です。杉下の推理を証明するために亀山が体を使って協力するという流れがデフォルトでした。演じる2人のキャラクター設定も相まって、この時期の相棒が一番面白いという感想を持つファンも多いです。

神戸尊の活躍期 相棒 season8からseason10まで

season7の最終回で特命係に2代目相棒として配属となった刑事の名前は神戸尊(及川光博)でした。警視から2階級降格した警部補として謎を含んだ状態で配属されます。神戸には警察上層部からの密命が下されていたのです。神戸は特命係杉下右京が本当に必要な存在なのかを調査するスパイとして送り込まれました。

しかし、杉下の相方として活動するにつれて当初の目的を脇に置いて特命係の一員として難事件に挑んでいきました。肉体派の亀山とは正反対のタイプで杉下の知性と神戸の知性が時には衝突し、最終的には協力しながら事件解決に向かうという新たな相棒のパートナースタイルを確立させました。この時期相棒の人気がピークとなり歴代最高視聴率を記録したのもseason8第16話の神戸期です。

甲斐亨の活躍期 相棒season11からseason13まで

警視庁に戻った神戸の後を受けて歴代3代目相棒となった刑事の名前は甲斐亨(成宮寛貴)です。亀山は左遷で、神戸はスパイとして特命係に配属されましたが、3代目相棒の甲斐はとある事件を杉下と一緒に解決したことを受けて杉下直々の指名を受けて特命係に配属されました。

甲斐は歴代相方の中で最も若く、杉下や他の刑事にも可愛がられることも多かったです。杉下が「カイトくん」というあだ名を付けて呼んでいたところにもそうした部分が表れていると言われています。その分2人のパワーバランスは杉下寄りとなっていて甲斐の成長物語としての色合いが濃いという評価も成されています。その成長物語もseason13最終回で衝撃の結末を迎えてしまいました。

冠城亘の活躍期 season14から現在まで

甲斐亨が衝撃の退場を果たしてしまった後に4代目相棒となった人物の名前は冠城亘(反町隆史)です。冠城が歴代の相方と全く違うところは彼が法務省のキャリア組で出向先として特命係を選択したというものです。つまり冠城は刑事とは違う立場で捜査に臨んだために杉下からも「同居人」と呼ばれよそよそしいパートナー状態が続きました。

その後紆余曲折を経て天下りという形で警察官となり、警視庁総務部広報課から特命係へと異動となり再度杉下の相方となりました。「一見飄々としているが何を考えているかわからない恐ろしい男」と評する者もいる冠城はコミカルさと熱血漢の二面性を持っているとも言われており、これまでの歴代相棒とは違った魅力があると評するファンも多いです。

相棒の主人公を演じる水谷豊さんを紹介!

ここでは相棒の主人公杉下右京を演じている水谷豊さんを紹介します。水谷さんの俳優としてのキャリアやエピソードなどを紹介することで杉下右京とリンクする部分に迫っていきます。水谷さんは俳優として歴代どのようなキャラクターを演じてきたのでしょうか?

デビュー作は1968年の実写合成アニメ「バンパイヤ」

水谷豊さんは13歳の時に劇団ひまわりに入団、1968年に実写合成アニメバンパイヤでデビューしました。バンパイヤは漫画の神様こと手塚治虫さんの同名漫画が原作で、手塚さん自身も登場人物として出ています。水谷さんは主人公であるトッペイを演じました。トッペイは満月を見ると狼に変身してしまう特異体質の持ち主で彼を悪用しようとする悪人ロックとの闘いや人間模様をホラー仕立てで描いた傑作との評価を受けています。

「パンパイヤ」の中で特に話題となったのは水谷豊さん演じたトッペイが狼に変身するシーンです。実写とアニメを巧みに合成したその場面はホラー・グロテスク風味に溢れていて一度見たら忘れられない強烈なインパクトを見る者に与えたと言われており、水谷さんの迫真の演技も高く評価されました。

出世作となった「傷だらけの天使」

水谷さんはその後一時期役者から離れますが、1972年に俳優として復帰しました。「太陽にほえろ!」の第1話で犯人役を演じたことはよく知られています。1974年に水谷さんは自身の出世作となるドラマに出演しました。それが「傷だらけの天使」です。

水谷さんは主人公小暮修(萩原健一)の弟分である乾亨を演じました。小暮を慕い「兄貴ぃー!」と呼んではいつもくっついています。純情な性格で女性にモテようと奮闘しますがいつも成就しません。そんな愛すべきキャラクターを演じ切ったことで水谷さんの名前は全国区となりました。「傷だらけの天使」は1970年代を代表する名作ドラマだと言われており、若い頃の水谷さんの瑞々しい演技も楽しめます。

大ブレイク作となった「熱中時代」シリーズ

水谷豊さんの名前を全国区にしたのが「傷だらけの天使」だとすると水谷豊さんが大スターとしてゆるぎない地位を築いた大ブレイク作品となったのが「熱中時代」シリーズです。特に後に教師編と呼ばれる第1作目の「熱中時代」は」大スターとしての水谷さんの名前を不動のものにしました。

「熱中時代」は教師編が1978年、1980年と2シリーズ放送されました。特に第1シリーズの人気は凄まじく最終回はビデオリサーチで40%、ニールセンで46.7%と記録的な視聴率を上げました。水谷さんが演じた主人公北野広大は北海道訛りで何事にも全力で当たる型破りな教師で生徒や親から支持されました。「先生の名前は北野広大!」という台詞を覚えているという人もいます。水谷さんの演技の幅が広がったと評されています。

教師編の成功を受けて「熱中時代 刑事編」が1979年に放送されました。北野広大の名前だけを残した全く別設定の刑事ドラマとして制作され、こちらも大ヒットを記録しました。

また、水谷さんが歌った主題歌「カリフォルニア・コネクション」も大ヒットを記録しました。もともと1977年に「はーばーらいと」で歌手デビューも果たしていた水谷さんですが「カリフォルニア・コネクション」の大ヒットで歌手としても認知されライブ活動も積極的に行っていました。「カリフォルニア・コネクション」は2008年にセルフカバーされています。

「刑事貴族3」は「相棒」のプロトタイプ?

1992年に放送された「刑事貴族3」は「相棒」のプロトタイプなのではないかという人もいます。ここで水谷豊さん、寺脇康文さん、益戸育江さん(当時高樹沙耶)と後に相棒で共演する3人が名前を連ねているからです。もちろん設定・物語・制作会社に至るまで刑事貴族シリーズと相棒シリーズは全く違うのでキャスティングが偶然一致したものだというのが一般的な意見ですが両方のドラマを見比べているファンも多いと聞きます。

相棒の歴代の相方パートナー一覧!名前や初代キャストも紹介!

ここでは相棒の歴代相方パートナーを紹介します。初代相棒の亀山薫、2代目相方の神戸尊、3代目相方の甲斐亨、4代目相方の冠城亘という4人の名前からキャラクターに至るまで紹介することで相棒の魅力を浮き彫りにしていきます。

歴代相棒の初代キャスト!寺脇康文/亀山薫役

杉下右京の初代相棒の名前は亀山薫です。キャストは寺脇康文さんが演じました。もともとは警視庁捜査一課の刑事でしたが、ある事件で取り返しのつかない失態を犯してしまい陸の孤島と揶揄されている特命係に左遷させられました。当初は捜査一課への復帰の野望に燃えており、その変人ぶりで他人を寄せつけない杉下と対立することもしばしばでしたが、次第に右京の正義感に共感して捜査に臨むようになりました。

典型的な肉体派の刑事であり足を使って手がかりを得るタイプです。その反面頭を使うことは苦手で、深い推理力を持つが体力面に難のある杉下とは互いの欠点を補い合える良きパートナーとして認め合っていました。しかし、season7の第8話、第9話を最後に警察を辞めて妻の美和子と共に親友がNGO活動していたサルウィンへと旅立って行きました。

歴代相棒の2代目キャスト!及川光博/神戸尊役

亀山の辞職を受けて2代目相棒となった刑事の名前は神戸尊です。キャストは及川光博さんが演じました。警察庁のキャリア組で階級は警視でしたが、突然2階級降格となって特命係に配属されました。警察上層部の秘密命令を受けて特命係が、杉下右京が本当に必要な存在かどうかを調査するためのスパイを行っていました。しかし、次第に右京の正義心に共感して捜査に取り組んでいきました。

エリートキャリアらしく冷静で理知的に物事を考えるタイプで杉下右京との共通点も多いです。お互いの知性がぶつかり合って難事件を解決していくスタイルは亀山在籍時とは違ったパートナー関係を特命係にもたらしました。season10の最終回でお互いの正義感の違いから杉下と対立し、事件解決後辞職しようとしますが上層部の計らいで警視として警察庁に復帰しました。

警察庁に復帰後も杉下右京との人間関係は続いており、大事件解決の為にお互いの立場を超えたところで協力し合っています。また、後の杉下の相棒である甲斐や冠城とも面識を持っています。

相棒の3代目キャスト!成宮寛貴/甲斐亨役

神戸の警察庁復帰を受けて3代目相棒となった刑事の名前は甲斐亨です。キャストは成宮寛貴です。警察庁次長の甲斐峯秋を父に持っていますが親子関係は険悪です。交番勤務を経て念願の刑事になった直後、旅行先の香港で事件に遭遇し、偶然居合わせた杉下右京と協力し合って事件を解決しました。その後杉下が直々に甲斐を特命係配属を指名したことで3代目相棒となりました。

歴代相棒の中で最年少ということもあり、杉下とのパートナーシップは対等というより完全に格下で甲斐自身が杉下の下で働くことで刑事としてのスキルアップを図っていくという関係性でした。徐々に成長していきましたがseason13の最終回で甲斐は衝撃的な相棒からの離脱を行ってしまいます。

甲斐は親友の妹を殺した犯人が心神喪失者で無実になったことを許せずに犯人を襲撃したことを皮切りに、義憤に駆られて警察の追及を逃れた犯人たちを襲う「ダークナイト」として活動していたのです。そのことを杉下に見破られてしまい、甲斐は逮捕され懲戒免職となってしまいました。ダークナイト事件は父の峯秋も閑職に追いやられ、杉下も無期限停職処分となり相棒の世界観に暗い影を落としました。

相棒の4代目キャスト!反町隆史/冠城亘役

甲斐の逮捕を受けて4代目相棒となったのは冠城亘です。キャストは反町隆史です。冠城が歴代のパートナーと全く違っているところは彼が法務省のキャリア組であり、警察庁との交流の一環として出向した際に現場を知りたいという希望から特命係に配属になったのです。その後も法務省復帰を断り特命係に居続けましたがseason15で天下りとして特命係に正式配属となりました。

杉下とのパートナー関係は法務省時代はどこかよそよそしさを漂わせていましたが、次第に互いを理解し認め合うようになっていきました。飄々としていながら確固たる信念も持つ二面性を持ち合わせている冠城は今後も杉下の良き相棒、パートナーとして関わっていくと思われますが、どこかで変化が生じる可能性も常に「あると言われ、目が離せない状況が続くと考えられます。

歴代相棒の名前の謎に迫る!

相棒ファンの間では非常に有名なエピソードですが歴代相棒の名前は「か」で始まって「る」で終わっています。実際に比較すると「かめやまかおる」「かんべたける」「かいとおる」「かぶらぎわたる」とその通りです。さらに亀山は7文字、神戸は6文字、甲斐は5文字と字数が減っていったので4代目は4文字ではないかと予想したファンもいましたが、こちらは冠城は7文字なので残念ながらハズレました。

相棒の歴代の相方パートナーの交代理由とは?

相棒の歴代パートナーのキャストは交代する度に様々な憶測を呼んでいます。それだけ相棒の人気が高い故に起こっているゴシップだとも言われていますが、歴代キャストの交代理由について考察していきます。歴代キャストは何故交代することになったのでしょうか?

寺脇康文さんはシーズン途中で交代?

亀山薫を演じていた寺脇康文さんは相棒season7の第9話「レベル4~後編・薫最後の事件」で降板しました。プレシーズンから通算して約8年という長きに渡って相棒を演じてきたキャストがシーズン途中、しかも序盤で降板したということでこのことは様々な憶測を呼びました。水谷豊さんと寺脇康文さんがストーリーのあり方を巡って口論した末の降板ではないかなどとまことしとやかに伝えられました。

寺脇さん自身は「徹子の部屋」に出演した際に相棒降板について次のような内容を語りました。「相棒の8年間は夢のような時間でした」また「水谷さんからお前はまだ若い。寺脇はこれから俳優としてどんどん成長できる。相棒に留まらず様々な役を演じる為に羽ばたいてほしいということを言われた」とも語っています。また7ヶ月という撮影期間の長さが寺脇さんの活動にも影響したという趣旨の発言をした関係者もいました。

及川光博さんは3シーズンで交代

神戸尊を演じた及川光博さんは約3年間、3シーズンで降板しました。この時も様々な憶測が流れました。一説には及川さんの私生活上のトラブルに水谷豊さんが怒ってキャスティングから外したのではないかとも言われており、そのことで両者の仲が険悪になったとも言われました。

及川光博さんが相棒を降板した理由は及川さん自身の口からは語られていませんが、先述した揉め事はなかったのではないかと考える人は多いです。及川さんが降板後もゲストキャラとして映画版やテレビ版の相棒に出演しているからです。及川さんはミュージシャンとしても活躍しているので、拘束時間の長い相棒に携わるのがスケジュール的に厳しくなったから降板したのではと考える人が大半と言われています。

成宮寛貴さんも3シーズンで交代

甲斐亨を演じた成宮寛貴さんも及川光博さんと同様約3年間、3シーズンで相棒を降板しました。歴代相棒の中で唯一犯罪者ダークナイトとして降板したので、この時も憶測を呼びました。水谷豊さんが成宮さんの演技にダメ出しをして、それが降板に繋がったのではないかとも言われました。

後に成宮寛貴さんの相棒の出演期間はもともと2年、2シーズンであったこととそれを1年、1シーズン延長の打診をして成宮さんもそのことを了承したという話が語られました。成宮さんはその後もテレビドラマ・映画・CMなどで大活躍していましたが2016年12月に薬物使用疑惑を疑われ、そのことに対して潔白を主張した上で芸能界から引退しました。突然の引退に相棒ファンのみならず落胆の声が多く上がりました。

相棒のその他のお馴染みキャストを紹介!

ここでは杉下右京と歴代相棒だけではなく、相棒のストーリーを彩る愛すべきお馴染みキャストを紹介します。花の里の歴代女将をはじめとする相棒でお馴染みのキャストを画像付きでお楽しみください。

歴代女将を紹介!益戸育江/宮部たまき役

杉下たちが訪れる小料理屋「花の里」の歴代女将を紹介します。初代女将である宮部たまきを演じたのは益戸育江さんです。たまきは杉下右京の元妻ですが、離婚後も友好的な関係を保っています。杉下以外の警察関係者とも人間関係を築いていました。長らく花の里を切り盛りしていましたがseason10の第1話で花の里を閉店して世界放浪の旅へと出ました。

鈴木杏樹/月本幸子役

花の里の歴代女将を紹介します。2代目女将となったのは月本幸子です。演じているのは鈴木杏樹さんです。もともとはゲストキャラでした。自他共に認める「ついていない女」として殺人事件未遂事件を起こしてしまい、特命係に逮捕されました。服役期間中にも事件に巻き込まれてしまい期間が延長されてしまいました。出所後もある騒動に巻き込まれてしまいました。

その出所後に巻き込まれてしまった騒動を経て、杉下右京の世話でseason10第12話から花の里の2代目女将となりました。その後は女将として活躍し、杉下たちを癒す存在としてファンの間で親しまれています。

六角精児/米沢守役

相棒の脇役として特にファンの間で人気が高いと言われているのが鑑識課の米沢守です。演じているのは六角精児さんです。警視庁内で浮いた立場にある特命係の数少ない理解者であり、特命係の捜査にも積極的に協力します。その献身ぶりに惹かれるファンも多く、米沢こそ杉下右京の真の相棒であるという人も少なくありません。

歴代相棒とも良好な人間関係を築いていましたが、冠城とはそりが合わないようです。長らく特命係の捜査に協力していましたがseason14で警察学校教官へと異動になりました。その後はゲスト出演という形で物語に関わっています。相棒のスピンオフ映画「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」では主役を務め人気の高さを窺わせました。

山西惇/角田六郎役

相棒の愛すべきレギュラーの1人、警視庁組織犯罪対策第5課長である角田六郎です。演じているのは山西惇さんです。「暇か?」の言葉と共に職場が隣である特命係に顔を出し、コーヒーを飲んでいきます。ファンの間では「暇課長」の愛称で親しまれています。一見ボーっとしているようですが、やる時はやるタイプで暴力団員などには迫力のある態度を見せます。

川原和久/伊丹憲一役

相棒の脇役で有名なのは「トリオ・ザ・捜一」だと言われています。その中で極めて人気が高いのが「イタミン」の愛称で親しまれている伊丹憲一です。演じているのは川原和久です。捜査一課の巡査部長でよく捜査がかち合う特命係のことを邪魔な存在として快く思っていません。しかし、全くの不仲というわけでもなく、時には協力し合って事件解決もしてきました。

短気な性格で事件を解決するためには恫喝や胸倉を掴むという行動も辞さないです。上からの圧力などの筋の通らないことに声を上げる正義感も持ち合わせています。米沢同様ファンの間で人気があり、スピンオフ映画「相棒シリーズ X-DAY」ではサイバー犯罪対策課の岩月彬(田中圭)と共に主役を務めました。

原田龍二/陣川公平役

相棒のセミレギュラーとしてシーズン内で1回主役回を設けられることが多いのが陣川公平です。演じているのは原田龍二さんです。実直で良い人柄なのですが、思い込みが激しくそれが捜査上の大きなマイナスとなってしまいトラブルメーカーとなってしまうこともしばしばです。短期間だけ特命係に左遷されたこともあり自称「特命係・第3の男」です。

非常に惚れっぽい性格でもあり、捜査上で知り合った女性に恋をしては成就せずの繰り返しをしていましたがseason14で惚れた捜査関係者の女性が殺害されたことで激高し、犯人を殺そうとしてしまいます。その後スコットランドヤードへ研修へ行きseason16第11話で帰国。事件解決に尽力し捜査二課への配属となり本人が念願だった刑事となりました。

浅利陽介/青木年男役

相棒season15第1話よりレギュラーとなったのが警視庁サイバーセキュリティ対策本部特別捜査官、青木年男です。演じているのは浅利陽介です。元は区役所に勤めていたのですが、自宅の向かい側で起きた殺人事件の目撃者として特命係に証言を求められた折頑なに断り続けました。杉下の策に嵌って最終的には協力させられましたが、そのことを恨んでいて警視庁入庁後も特命係に復讐すると思しき描写が見られると言われています。

その後はレギュラーとして嫌々ながらも特命係の捜査に協力していました。season16の最終回で記者を階段から突き落とした容疑者として杉下に暴かれ、監察官聴取を受けました。警察官である父親の同僚であった警視庁副総監の衣笠(大杉蓮、後に杉本哲太)の力で懲戒免職は免れ特命係に配属となってしまいました。10月より放映開始のseason17のキーパーソンになるのではないかと言われています。

仲間由紀恵/社美彌子役

相棒season13よりセミレギュラーとして登場し、重要な役割を果たしているのが現在警視庁総務部広報課課長の社美彌子です。演じているのは仲間由紀恵です。優秀な女性キャリアとして内閣府に出向していましたが、ロシア人スパイ、ヤロポロクの亡命騒ぎから起こった連続殺人事件に関わって人事異動しました。ヤロポロクとは関係を持っていてマリアという一人娘がいます。

特命係とはヤロポロクの一件ばかりでなく、多くの事件で関わりを持っており杉下右京の捜査能力を高く評価しています。冠城とも知り合いであり情報交換をしている場面も見受けられました。社を演じている仲間由紀恵さんがプライベートで出産したため新シリーズへの出演は今のところ不明ですが、今後も大きく特命係と関わっていくものと言われています。

岸部一徳/小野田公顕

相棒において長らく杉下右京の良き協力者であった上席者が警察庁長官官房室長であった小野田公顕でした。演じていたのは岸部一徳さんです。飄々としたとぼけた雰囲気を身にまとっていましたが、警察内部のみならず政界とも強力なパイプを持っている実力者で大局的な正義を貫いていました。その正義の考えが時には杉下とシンクロし、時には反目しあう時もあり、相棒の世界観をより大きなものにしていたと評されています。

小野田官房長も相棒の中では非常に人気の高いキャラでした。小野田官房長が出ると画面が引き締まるとまで言われていました。season1から長い間杉下と丁々発止のやり取りをしていましたが、2010年の映画「相棒-劇場版Ⅱ 警視庁占拠!特命係の一番長い夜」において警察幹部に恨みを抱かれ腹部を刺されて殉職しました。小野田官房長の死を悼むファンは今でも多いです。

石坂浩二/甲斐峯秋役

殉職した小野田官房長と入れ替わるかのように登場したのが警察庁次長の甲斐峯秋です。演じているのは石坂浩二さんです。season11第1話より登場しています。甲斐亨の父親でもあり、息子が配属された特命係、そして杉下右京に対して強い関心を持っています。杉下を自分の側に引き寄せようとしたこともありますが、自分の正義感に拘りを持っている杉下はこれを断りました。

権力志向は強い方で実力もあり、息子の甲斐亨がダークナイト事件で懲戒免職された時も失職を免れています。警視庁長官官房付に降格こそされましたが、警察内に対する影響力は衰えていません。season16第2話で衣笠副総監から特命係の指揮等統括役を打診されてこれを受けています。大局的な正義を持つ者として今後も特命係と時には協力し合い、時には対峙していくものと言われています。

Thumb相棒のゲスト出演者(シーズン16)一覧!過去に登場した意外なキャストも紹介 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

相棒の歴代の相方パートナー一覧まとめ!

相棒の歴代パートナー一覧と登場人物を紹介してきました。レギュラーから外れた人もいれば、新たにレギュラーとして加わった人もいます。平成30年10月から新たな相棒シリーズとして「相棒 season17」が放映されます。これからも新しいファンを獲得し続けるであろう相棒を魅力的な登場人物から見て楽しんでみてはいかがでしょうか?

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