2018年09月27日公開
2018年09月27日更新
ドラマ精霊の守り人のキャスト一覧と相関図!シーズン1からシーズン3までまとめ
NHK放送90周年を記念して制作・2016年から放送されたドラマ「精霊の守り人」に出演するキャスト多さに、複雑な内容だと思われでしょう。そこで、シリーズごとに出演したキャストと相関図を元に「精霊の守り人」の大まかな内容を理解しませんか。そして、まだ視聴したことが無い方も、もう一度視聴したい方も、このキャスト一覧と相関図を見て大まかな内容を把握してから視聴してみませんか。
目次
ドラマ精霊の守り人のキャスト一覧!相関図も紹介!
上橋菜穂子さんの児童文学「精霊の守り人」シリーズは、これまでNHKにてアニメ・ラジオドラマ化されており、2016年からはNHKにて3部作に実写化されました。以下では、シリーズごとの相関図と共に出演したキャストを紹介します。
ドラマ精霊の守り人とは
上橋菜穂子さん原作の「守り人シリーズ」は、全10巻からなるファンタジー小説でもあり、ドラマのタイトルに起用された「精霊の守り人」は、シリーズ第1巻であり、ドラマではシーズン1にあたります。シーズン1から多くの登場人物が出るため、一度で内容を理解することが難しく感じてしまうでしょうが、シーズンごとにまとめたキャスト一覧と相関図で、内容を把握してみませんか?
ドラマ精霊の守り人のキャスト一覧と相関図!シーズン1編
ドラマ「精霊の守り人シーズン1」は、主人公・バルサと物語の舞台となる新ヨゴ国の皇子・チャグムとの出会い、チャグムの体内に宿る精霊の卵とそれらを狙う魔物や帝の衛兵から守るべく、女用心棒のバルサが活躍します。シーズン1の相関図では、主人公・バルサを中心に、バルサを手助けする人物たち、チャグムを取り巻く新ヨゴ国の人物がまとめられています。
綾瀬はるか/バルサ役
ドラマ「精霊の守り人」にて、女優・綾瀬はるかさんが演じた「バルサ」は、短槍使いの腕を活かして各地を放浪する女用心棒です。物語は、青弓川に流されていた新ヨゴ皇国の皇子チャグムを救ったことから始ます。皇子の母・二ノ妃からチャグムの用心棒を依頼され、卵が体から離れる夏至を迎えるまで、チャグムを帝の追っ手や卵を狙う魔物から守り抜きます。
ドラマ精霊の守り人のメインキャストに選ばれた綾瀬はるかさんは、広島県出身で2001年に芸能界デビュー、2013年NHK大河ドラマ「八重の桜」の主演・新島八重を始め多くの話題作に出演する女優です。ドラマ精霊の守り人は、主人公・バルサを中心に物語が展開され、相関図は、彼女を取り巻く人物を中心に描かれています。
チャグム/小林颯(精霊の守り人シーズン1のみキャスト)
小林颯さんが演じた少年期のチャグムは、「精霊の守り人」シーズン1の舞台となる新ヨゴ国皇帝の第二皇子であり、伝説で語られる初代皇帝が倒した水妖の卵を宿したため、父帝に命を狙われてしまいます。母・二ノ妃が雇い入れたバルサと共に王宮を脱出します。卵が離れる夏至を迎えるまでに経験した追っ手や卵を狙う魔物との戦い、王宮の外の世界を知ることは、彼をたくましく成長させるきっかけにもなりました。
精霊の守り人シーズン1の終盤にて新ヨゴ国の皇太子だった兄・第一皇子が病気のため死去し、帝の第二皇子であるチャグムが新たに皇太子となります。小林颯さんは、2005年生まれの神奈川出身で、2017年NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」の小野但馬守政次の幼少期を演じました。
新ヨゴ国・帝/藤原竜也
新ヨゴ国に伝わる神話から、帝とは魔物を退治できるほどの神性を持つものと考えており、精霊の守り人シーズン1冒頭で実子であるチャグム殺害を命令したのは、かつて初代帝が退治したと伝わる水妖の卵がチャグムに宿ってしまい、将来、異能者になるのではと恐れたためです。しかし、夏至を迎えた後チャグムは、名君の器に成長しますが、親子のわだかまりは固い物でした。
異世界を見える能力が目覚め、魔物(水妖)を退治した英雄として民の支持を集めるチャグムを内心疎ましく思い、シーズン2・3ではチャグムの同腹の弟・トゥグムを激愛する場面が強調されています。後にトゥグムの教育係には、星読師・ガカイを任命します。藤原竜也さんは、埼玉出身の俳優で、1997年デビュー以来、多くの舞台・ドラマなどで活躍する俳優です。
二ノ妃/木村文乃
木村文乃さんが演じた二ノ妃は、新ヨゴ国・帝の第二夫人であり、チャグムとその弟・トゥグムの母です。チャグムに精霊の卵が宿り帝によるチャグム殺害を知ると、密かに王宮に招きいれたバルサにチャグムの用心棒を依頼、また聖導師を手玉に取りチャグムに宿ったものの正体を探らせ、チャグムを守ろうと陰で動きます。木村さんは、東京都出身の女優で、2006年にデビュー以降CM、ドラマなどで活躍しています。
星読博士・シュガ/林遣都
林遣都さんが演じた星読博士とは、星の動きや空の様子から吉凶を占い、その結果を政治に反映させる役職であります。「星ノ宮一の秀才」と呼び声高く、また聖導師からの信頼が厚い星読博士でもあります。一方で、先住民ヤク―の言い伝えに興味を示したり、チャグムに宿った卵の正体を探ろうとする探求心がやがて新たな事実を生み出します。シーズン1の終盤にてチャグムの教育係に任命されます。
同時に、呪術師・トロガイに呪術を習います。次代の帝となる皇太子チャグムからの信頼も厚いシュガは、シーズン3にて、タルシュ王国の侵攻が近づいてきくる中、星読み博士の最高位である聖導師から、後継者に指名されます。林さんは、滋賀県出身、2007年に俳優デビューしました。精霊の守り人シーズン1放送開始されて間もない頃から「シュガ役の俳優は誰?」とネット上で話題にもなった精霊の守り人の登場人物の一人です。
星読博士・ガカイ/吹越満
吹越満さんが演じたガカイは、長年、王宮に仕えてきた古参の星読博士であり、シュガの兄弟子にあたります。次代の聖導師の候補の一人であり、密かにその座を狙う場面がシーズン1から見られました。後一歩のところで聖導師の座に手が届くと思っていたところに秀才と名高いシュガが加わってきたため、彼を疎ましく思っています。
シーズン1以降にチャグムの弟・トゥグムの教育係に任命されると、二人の対立は次第に顕わになります。吹越さんは、青森県出身の俳優で、2006年から放送開始された「警視庁捜査一課9係」を始め、多くのドラマや舞台に出演しています。
聖導師/平幹二朗
平幹二朗さんが演じた聖導師とは、星読博士の最高位であり、帝の補佐役を務める需要な役目が備われています。また、帝の教育係として仕えてきたことから、帝からの信頼が厚く、皇子・チャグムが精霊の宿したことは何かをもたらす予感であると推測します。シーズン3にて、聖導師の座を狙うガカイからタルシュ帝国との密通を疑われており、タルシュ軍の侵攻が新ヨゴ国へ近づくと後継者にシュガを指名し、自ら命を絶ちます。
平さんは、広島県出身で1956年に俳優座で初舞台を踏んで以降、NHK大河ドラマを始め、多くのテレビドラマ・舞台で活躍した俳優です。平さんは、2016年10月に享年84歳で亡くなりました。俳優・平岳大さんは、平幹二朗さんの長男です。
モン/神尾佑(シーズン1~3)
神尾佑さんが演じたモンは、新ヨゴ国の精鋭部隊「狩人」のリーダーであり、帝の命を受けて暗殺や捜査などを行う役目を担っています。シーズン1では、帝の命により第二王子・チャグムの暗殺を試みるも、女用心棒バルサの出現により、任務を遂行できずにいました。シーズン2では、皇太子となったチャグムと共にロタ王国へ赴きます。神尾さんは、福島県出身の俳優で、舞台を始めドラマや映画など幅広く活動を行なっています。
ジン/松田悟志(シーズン1~3)
松田悟志さんが演じたジンは、新ヨゴ国の精鋭部隊「狩人」に属する武人であり、剣の腕前は狩人で一番謳われる剣豪です。シーズン1で、帝の命により狩人のリーダー・モンと共にチャグムの捜査・暗殺を行なっていました。また、チャグムを巡り、彼の用心棒を務める短槍の達人・バルサと死闘を繰り広げた人物の一人です。松田さんは大阪府出身の俳優で、「仮面ライダー龍騎」をはじめドラマや映画を中心に活動しています。
タンダ/東出昌大
東出昌大産さんが演じたタンダは、先住民ヤク―の血を引く新ヨゴ国の薬草師であり、主人公・バルサの幼馴染です。バルサも敬意をいだく呪術師・トロガイのもとで修業しつつ、精霊が存在する異世界(ナゴク)について探求しています。シーズン1では、バルサが護衛するチャグムをかくまい、彼に宿った水妖の謎を解き、天災を防ぎます。
出典: https://thetv.jp
精霊の守り人シーズン3では、タルシュ帝国の侵攻が新ヨゴ国まで押し寄せると、末の弟の代わりに徴兵され、戦いより重傷を負ってしまいます。また、シリーズを通してバルサに思いを寄せる一面が見られます。東出さんは、埼玉県出身の俳優で、ファッションモデルとしても活動しています。また、女優の杏さんは妻、俳優の渡辺兼さんは、義父にあたります。
トロガイ/高島礼子
高島礼子さんが演じるトロガイとは、先住民ヤク―の呪術師であり、タンダの師匠でもあります。先住民ヤクーとは、ヨゴ領のナヨロ半島に昔から住んでいた民族であり、独自の世界観を持つ人々とされています。王宮に仕える星読師・シュガとの出会いにより、チャグムに宿ったものの正体が明らかしていきます。チャグムの精霊の卵事件の後には、先住民ヤク―に関心のある星読博士・シュガにも呪術を教えています。
また、人間界に災いを及ぼす「ナユグに春が来た」際には異変をいち早く察知し、ほかの呪術師と協力し多くの人々を救います。精霊の守り人の全シーズンに登場する1人であり、撮影の度に5時間をかけて仕上げられた特殊メイクと高島さんの演技が話題になりました。高島さんは、神奈川県出身の女優で、デビュー以来幅広い役柄を演じてきた日本を代表する女優の1人です。
ジグロ/吉川晃司
吉川晃司さんが演じたジグロは、かつてカンバル王国に仕えた精鋭部隊最強の武人「王の槍」として活躍し、バルサに武術を教えた養父でもあり、バルサの実父の親友です。バルサの父が王室の陰謀に巻き込まれ口止めとして殺される直前に、親友からバルサを託され、彼女と共に追っ手から逃れる生活を送ります。精霊の守り人シリーズ3では、バルサが彼の親族に出会い一族を裏切った真相を明かします。
吉川さんは、広島県出身のロックミュージシャンであり、2009年大河ドラマ「天地人」の織田信長役、「仮面ライダーW」の仮面ライダースカル役に起用されるなど、俳優としても活動しています。
ドラマ精霊の守り人のキャスト一覧と相関図!シーズン2編
新たなメインキャストを加えた精霊の守り人シーズン2は、ロタ王国を舞台に「破壊神」を宿した少女の争奪戦と並行して新ヨゴ国を狙う隣国との争いを描いた物語です。チャグムとの旅の後おたすね者となったバルサは、人買いに遭った少女の恐ろしい力を目の当たりにするところから、物語が始まります。
ジーズン2の相関図には、新たに物語の舞台になったロタ王国の王弟・イーハンとその側近、バルサが用心棒をタルの民の少女、そして、新ヨゴ国の侵攻を図るタルシュ帝国が加わります。
皇太子チャグム/板垣瑞生(精霊の守り人シーズン2~3のキャスト)
精霊の守り人シリーズ2から板垣瑞生さんが演じるチャグムは、普通の人間には分からない異変を感じ取れる、異世界が見える能力を持った青年へ成長しました。チャグムの能力に警戒心を抱いた帝から、サンガル王国からの救援要請を口実に、チャグムは追放同然に出航を命じられ、二ノ妃の父で海軍大提督・トーサ(伊武雅刀)、教育係のシュガらを率いて旅立ちます。
精霊の守り人シーズン2から皇太子・チャグムを演じた板垣さんは、東京都出身の俳優、歌手であり、所属事務所の若手男性アーティスト集団EBiDANの7人組ボーカルダンスユニットM!LKのメンバーとしても活動しています。
イーハン役/ディーン・フジオカ(シーズン2・3のキャスト)
出典: https://thetv.jp
ディーン・フジオカさんが演じるイーハンは、ロタ国王・ヨーサムの弟であり、タルの民を抑圧から解放させたいと考える次代の王です。タルの民は、ロタ人とは別の民族であり、「タルの民からロタ王国を支配する異能者が現れる」という言い伝えからロタの民から疎まれている風潮で、王族の中では数少ないタルの民の理解者であります。過去にタルの民の女性に恋をしたことがありました。
ディーン・フジオカさんは、福島県出身のモデル・俳優であり、台湾を拠点に芸能活動を開始、NHK連続テレビ小説「あさが来た」の五代友厚役で一躍人気を博しました。
ヨーサム/橋本さとし
橋本さとしさんが演じたヨーサムは、ロタ王国の国王であり、イーハンは弟にあたります。ロタ王国は、長いこと内紛の絶えることのない国でありましたが、国王となったヨーサムの尽力で国はようやくまとまりをみせてきました。シーズン2では、自らの死期を悟り、後継者に王弟・イーハンを指名します。橋本さんは、大阪府出身の俳優で、舞台を中心に活動する傍ら声優としても活躍しています。
シハナ/真木よう子
真木よう子さんが演じたシハナは、タルの民を監視する役目を担うカシャルの頭領の娘であり、ロタ王国の呪術師です。アスラをめぐり彼女の用心棒を務めるバルサと戦いを繰り広げる剣の達人でもあります。アスラが持つ「破壊神の力」を利用して王弟・イーハンにロタ王国を統一させようと企み、惑術でアスラから破壊神を降臨させようとします。シーズン3では、国王イーハンと共に王国の安定に尽力しています。
真木さんは、千葉県出身の女優・歌手であり、俳優養成所「無名塾」を経てドラマデビュー、2017年にフジテレビ系列ドラマ「セシルもくもろみ」で主演を務めました。
スファル/柄本明
柄本明さんが演じたスファルは、タルの民を監視する役目を担うかシャルの頭領で、シハナの父であります。ロタ王国の神話に語り継がれる「破壊神」の降臨とその威力を恐れているため、タルの民の少女・アスラが破壊神を降臨させる異能の力を持つ者だと知ると、国の破滅を防ぐために彼女を暗殺しようと企みます。柄本明さんは、東京都出身で俳優業だけでなくコメディアンとしても活動しています。
柄本さんの妻は女優の角替和枝さん、子は、俳優の柄本佑さん、柄本時生さん、義娘(佑さんの妻)に2018年のNHK連続テレビ小説「まんぷく」の主演・安藤サクラさんがいます。
アスラ/鈴木梨央(シーズン2・3のキャスト)
鈴木梨央さんが演じたアスラは、強い怒りや恐怖を感じると無意識に周りの人間を殺戮してしまう異能の力を持つ少女です。この異能の力は、「ロタ全土を恐怖の下に支配した」とロタの民に語り継がれる恐ろしい破壊神が、アスラの身に憑りついている証拠でありました。破壊神の力を利用してロタ王国を統一を企むもの、国の破滅を恐れて彼女を亡き者にしようと画策するものの間で争奪戦が始まります。
バルサは、この争奪戦からアスナを守る役目を担います。シーズン3では、バルサと共にロタ王国を脱出し、新ヨゴ国の四路街で衣装店を営むマーサ(渡辺えり)の元に、兄・チキサ(福山康平)と共に身を寄せています。鈴木梨央さんは、埼玉県出身の子役・歌手・タレントで、ドラマやCMなど、幅広いジャンルで活躍しています。
トリーシア/壇蜜
壇蜜さんが演じたトリ―シアは、異能の力を宿したアスラの母で、かつて王弟イーハンが思いを寄せていたタルの民の女性です。娘・アスラが神話で語られる「恐ろしき神を招く異能者」であることに気付くと、禁を犯して神域に侵入し、後に告発され処刑されました。精霊の守り人のキャストの中で、回想シーンに登場する人物です。壇蜜さんは、秋田県生まれのグラビアモデルで、タレント・女優としての活動も行なっています。
スーアン/品川徹(シーズン2・3キャスト)
品川徹さんが演じたスーアンは、ロタ王国南部の大領主であり、南の大陸にあるタルシュ帝国と手を結び、ロタ王国の開港を画策する人物です。シーズン3では、国王イーハンを裏切りタルシュ帝国のラウル王子と手を組み、タルシュ軍の南部上陸を許してしまいます。その直後、ラウル王子の裏切りに遭い手下とともに軍門に下ります。品川さんは、北海道出身の俳優・声優で、2003年の「白い巨塔」を始め多くの作品に出演しています。
ラウル/高良健吾(シーズン2・3キャスト)
高良健吾さんが演じたラウルは、南の大陸にあるタルシュ王国の第二王子です。合理的かつ明晰な頭脳を駆使して近隣諸国をタルシュ王国の属国に組み込み、密かに新ヨゴ国をも狙っています。そのために、各国に情報網を持つ密偵・ヒュウゴ(鈴木亮平)を使いチャグムを捕らえ、新ヨゴ国をタルシュ王国の属国にしようと知略を巡らせます。
タルシュ帝国の宰相クルーズ(小市慢太郎)の他、ヨゴ属国出身の側近ヒュウゴや、総督まで上り詰めたベリス(嶋田久作)など民族の壁を越えて属国出身の優秀な人材を重用しています。「国は武力で治める」ことを信条としています。高良さんは、熊本県出身の俳優で、2005年にドラマ「ごくせん」で俳優デビューし、以降は映画を中心に活躍しています。
ヒュウゴ/鈴木亮平(シーズン2・3キャスト)
鈴木亮平さんが演じるヒュウゴは、タルシュ帝国の王子ラウルに重用されている密偵であり、世界各国に情報網を使いタルシュ帝国の勢力拡大に尽力しています。シーズン2でカンザル王国へ援軍に向かう途中であったチャグムを捕らえます。ヒュウゴの出身国である属国ヨゴ国は、現在の新ヨゴ国の祖の出身であり、タルシュ帝国の侵攻により、配下に治められました。
武力を持って制するラウルとは異なり、民が生きるために何が必要なのかを常に考えて行動する良心があり、また孤独なラウルの良き理解者でもあります。精霊守り人のキャストに選ばれた鈴木亮平さんは、兵庫県出身の俳優で、2018年NHK大河ドラマ「西郷どん」の主演俳優として活躍しています。また、役作りのために過激な減量や増量をすることも知られています。
セナ/織田梨沙
織田梨沙さんが演じたセナは、サンガルの海賊でありながらラウルの密偵・ヒュウゴの情報網の一員としても活動し、サンガル王国にへ救援に向かったチャグムを捕らえます。そこで、捕らわれたチャグムの毅然とした態度にやがて好意を抱きます。織田さんは、千葉県出身でモデル業の傍ら女優としても活動を行なっています。
ドラマ精霊の守り人のキャスト一覧と相関図!シーズン3編
タルシュ帝国の第二ラウルの勢力は、新ヨゴ国にまで伸びていた。皇太子・チャグムは、タルシュ帝国の侵攻に対抗すべく隣国のと同盟を結ぶために短槍使いの女用心棒・バルサと共にカンバル王国へ向かいます。バルサにとって自分の人生と向き合うと同時に過去に起こった真実を知る旅でもありました。
出典: https://thetv.jp
シーズン3では、これまでに登場した人物に加え、新たに登場したジグロ・バルサの親族、カンバル王国の王などを含めた相関図になっています。シーズン3は、相関図でのカンバル王国の人物たちを中心に物語が展開されます。
ノシル/林家正蔵
落語家・林家正蔵さんが演じたノシルは、精霊の守り人シーズン3にて登場する薬草師でバルサの幼馴染・タンダの兄です。気弱な性格ゆえに、精霊の世界の探求に生涯をかける弟・タンダを心よく思っていませんでした。タルシュ軍の侵攻の際に、徴兵されるはずだった末弟・カイザの代わりにタンダを向かわせます。林家正蔵さんは、噺家と並行してマルチタレントとしてテレビでも活動しています。
マギー/ヨーナ役
モデルとしても活動するマギーさんが演じたヨーナは、精霊の守り人シーズン3に登場した新ヨゴ国のオッカ村に住む少女です。タルシュ軍との戦いで重傷を負ったタンダを救護したけなげな少女であり、後にタンダに好意を抱きます。しかし、タンダの気持ちがバルサにあることに気が付き、身を引きます。
出典: https://thetv.jp
また、精霊の守り人シーズン3では、ヨーナの弟・コチャも登場しており、タルシュ軍との戦いにて草兵として出征中、民兵に殴られていた所をタンダに助けられたことがありました。マギーさんは、神奈川県出身のファッションモデルで、スコットランド系カナダ人と日本人の両親を持つハーフタレントとしても活動しています。
マーサ/渡辺えり
渡辺えりさんが演じたマーサは、かつてバルサが用心棒を務めた衣装店の店主です。新ヨゴ国とロタ王国の国境の街「四路街」に店を構え、精霊の守り人シ―ズン2より登場しました。シーズン3では、破壊神を宿した少女・アスラとその兄・チキサが彼女の元に身を寄せています。
また、バルサがお店の用心棒を務めていた時に、息子・トウノの命を救われた過去がありました。息子・トウノ(岩崎う太)が独身であることが悩みの種です。渡辺さんは、山形県出身で女優業の他に、演出家・劇作家としても活動しています。
ログサム/中村獅童(シーズン1~3のキャスト)
中村獅童さんが演じたログサムは、カンバル王国の国王で、前王であった兄を暗殺して王位に就いた過去を持ちます。兄王の暗殺にバルサの父を巻き込み、口封じに親子の殺害を命令するも娘・バルサはジグロと共に逃亡してしまいます。そのため、シーズン1では、陰謀を知るバルサとジグロを執拗に迫っており、バルサとの戦いで危うく殺されそうになったことがあります。
「力のあるものが王にならなければ、国は強くならない」を信条とし、温厚だった前王で兄でもあるナグルを暗殺し、後に陰謀に加担したバルサの父も殺害します。そして、過去の陰謀は、シーズン3にて息子・ラダールの耳にも入ります。中村さんは、歌舞伎俳優としても活動しており、舞台と並行してテレビドラマにも多く出演しています。
ナグル/黄川田将也
黄川田将也さんが演じたナグルは、カンバル王国の前王であり、現在の国王・ログサムは弟にあたります。弟・ログサムとは対照的に民を思う心優しき王であったが、この性格が災いしログサムに暗殺、妃(村川絵梨)も夫の後を追うように亡くなります。黄川田さんは、広島県出身の俳優で、多くの映画・テレビドラマに出演しています。
ラダール/中川晃教
中川晃教さんが演じたラダールは、カンバル国王・ログサムの息子であり、父王とは対照的に温厚な性格です。バルサ・チャグムとの出会いをきっかけに父王の過去の陰謀を知ります。そして、「ルイシャ贈りの儀式」経て国王に即位すると「人を思いやる深い心が民を守ることになる」を信条に掲げ、カンバル王国の再建を目指します。中川さんは、宮城県出身のシンガーソングライターで、音楽業の傍ら俳優としても活動を行なっています。
カルナ/上地雄輔
上地雄輔さんが演じたカルナは、バルサの実父であり、カンバル王国の先王・ナグルの主治医として仕えていました。ナグルの弟・ログサムから先王の暗殺を迫られると、その陰謀を親友・ジグロに漏らし、自分の命と引き換えにバルサを託し、国外への逃亡を言い渡します。カルナはログサムの手で暗殺され、陰謀を知るジグロとバルサは、追っ手から逃れる生活を余儀なくされました。
上地さんは、神奈川県出身の歌手・タレント・俳優であり、「クイズ!ヘキサゴンⅡ」への出演をきっかけにブレイクし、ブレイク以降も多くのドラマ・CM・バラエティ番組にて活躍しています。
カグロ/渡辺いっけい
渡辺いっけいさんが演じたカグロは、カンバル王国のムサ氏族長を務める、バルサの養父・ジグロの兄です。厳格な性格で、弟・ジグロが裏切り者の娘・バルサを連れて国外へ逃亡して以来、ジグロを「一族の裏切り者」と思い込んでいました。シーズン3にて、バルサと出会ったことでこれまで知られることなかった国王の陰謀とジグロの秘密が明かされます。
渡辺さんは、愛知県出身の俳優で、俳優業だけでなくテレビ番組のナレーションも多く担当し、2017年NHKEテレにて放送された「アニメおしりたんてい」にてマルチーズ署長の担当声優も務めました。
カーム/降谷建志
降谷建志さんが演じたカームは、ムサ氏族長・カグロの息子であり、従者を務める青年です。無口がだ誠実な性格で氏族の人間から慕われています。シーズン3から登場し、叔父・ジグロの真実を聞かされるまで、彼のことを「一族の裏切り者」と信じ込じ恨んでいた一人です。降谷さんは、東京都出身で、ミクスチャー・ロックバンドDragonAshにてボーカル・ギターを担当、また俳優としても活動しています。
ラルーグ/武田鉄矢
武田鉄矢さんが演じたラルーグは、ヨンサ氏族の元族氏長であり、ジグロの父です。かつて「王の槍」を務めたこともあるカンバル王国最強の武人でありながら、「ルイシャ贈りの儀式」の数少ない経験者として、全氏族から尊敬されている長老です。シーズン3にてバルサと出会ったことにより、息子・ジグロの死の真相が明かされます。
武田鉄矢さんは、福岡県出身でフォークグループ「海援隊」のボーカル・リーダーであり、俳優・タレントとマルチに活動を行なっています。大ヒットドラマ「3年B組新八先生」を始め、2017年に放送された「水戸黄門」にて6代目水戸黄門を演じました。
ユーカ/花總まり
花總まりさんが演じたユーカは、カルナの妹・バルサの叔母にあたる医術師です。シーズン3から登場し、カンバル王国内にあるヨンサム氏族領にて診療所を営んでいます。過去に兄・カルナとジグロが住んでいた王都にて医術を学んでいたことがありました。カグロ達と同じくジグロを一族の裏切りと思っていた一人です。花總まりさんは、元宝塚歌劇団・宙組トップ娘役であり、退団後は舞台を中心に活動しています。
トト/米良美一
米良美一さんが演じたトトは、カンバル王国の全牧童の最長老であり、過去に「ルイシャ贈りの儀式」と呼ばれる秘密の儀式に立ち合った数少ない人物です。外見は、童顔の小柄な体形であるが、既に100歳は超えていると言われている心優しい牧童です。米良さんは、宮崎県出身で世界的にも評価されているカウンター・テナー歌手として活躍しています。
ドラマ精霊の守り人のキャスト一覧と相関図まとめ
ドラマの放送開始時から、林遣都さんや松田悟志さんなどイケメン俳優の出演などが視聴者の間で話題になった「精霊の守り人」。本ドラマには、これまでに多くのドラマや映画などで活躍する俳優から将来が期待される若手まで幅広いキャストが起用されています。今回紹介した「精霊の守り人のキャスト一覧と相関図」を参考にもう一度視聴してみませんか。