スリーパーズは絶対に観るべき映画!あらすじやキャスト・感想や評価を紹介

絶対に観るべき映画と言われている「スリーパーズ」ですが、まだ鑑賞した事がないという人もいる筈です。今回はスリーパーズという作品について、あらすじや感想などをネタバレ込みでご紹介すると共に、出演しているキャストについてもまとめてご紹介します。気軽な気持ちで鑑賞できる内容の映画ではありませんが、ネタバレを知った後でも映像を観るとまた違った感想が出てくる作品となっている筈です。

スリーパーズは絶対に観るべき映画!あらすじやキャスト・感想や評価を紹介のイメージ

目次

  1. スリーパーズは絶対に観るべき映画
  2. スリーパーズのあらすじをネタバレ
  3. スリーパーズのキャスト
  4. スリーパーズは実話?
  5. スリーパーズに関する感想や評価
  6. スリーパーズは絶対に観るべき映画まとめ

スリーパーズは絶対に観るべき映画

数多くの映画の中でも、これは観ておくべきという作品は多いものです。今回はそんな観ておくべき映画の一本である「スリーパーズ」について、ネタバレを含めたあらすじやキャストなどの情報をまとめてご紹介します。映画好きであればスリーパーズはチェックしておいて損はない作品となっている筈です。

スリーパーズの概要

スリーパーズは1996年に製作された作品で、とあるイタズラをきっかけに4人の少年達が少年院へ送られてしまい、看守から様々な虐待を受けた事で復讐をするという映画です。147分の構成となっており、現在も広く名を知られている有名なキャストが多数出演している作品でもあります。

原作は小説

スリーパーズはロレンゾ・カルカテラの小説を原作とした作品で、ノンフィクションのお話なのではないかとも噂されました。単なる復讐劇ではなく、読み始めれば映画と同様に夢中になれる内容となっている筈です。

内容が素晴らしい映画

ノンフィクションなのではないかと言われるほどの映画であるスリーパーズですが、事実の有無に関わらず素晴らしい内容であると評されている作品である事は事実です。あらすじを見て内容が気になったという人は、是非実際に映画を鑑賞してみる事をおすすめします。

監督はバリー・レヴィンソン

映画スリーパーズの監督を務めたのは、バリー・レヴィンソンです。バリー・レヴィンソンは監督や脚本家として活動しているほか、自身が俳優としても活躍している人物です。1988年には「レインマン」がアカデミー監督賞やベルリン国際映画祭金熊賞を受賞しており、近年では「ザ・ベイ」「ロック・ザ・カスバ!」といった作品も製作しています。

スリーパーズのあらすじをネタバレ

続いては早速スリーパーズという映画について、ネタバレ込みのあらすじを詳しくご紹介します。まだ作品を鑑賞した事がなく、ネタバレを知りたくないという人は閲覧にはくれぐれもご注意ください。結末まで全てまとめています。

ネタバレあらすじ①始まりはニューヨーク

1957年のマンハッタンにある「ヘルズ・キッチン」と呼ばれるスラム街で、少年達が悪さを繰り返していました。シェイクス、マイケル、ジョン、トミーの4人は、数少ない理解者でもあるボビー神父を困らせながらも退屈な日々を過ごしています。ボビー神父は4人が道を逸れてしまわない様に教会へ出入りさせ、手伝いをさせていましたが彼らが気持ちを入れ替える様子はなく悪さを続けていたのです。

ネタバレあらすじ②傷害罪になった4人

ある日シェイクスは、元ギャングのボスでとあるダイナーの店主をしているキング・ベニーの噂を耳にします。裏では危険な仕事を請け負っているというベニーに仕事の斡旋を頼むと、4人は仕事を貰える様になりました。そんな日々を過ごしていた4人は、1967年の夏に屋台を盗みます。しかし逃亡中に重さに耐えられず、地下鉄の階段から落とした屋台が階段を上っていた老人にぶつかり重傷を負わせてしまったのです。

ネタバレあらすじ③少年院での日々

裁判によりウィルキンソン少年院へ送られる事となった4人は、看守長であるノークスに目をつけられます。深夜に呼び出された4人は、地下室で待つ看守達によって性的暴行を加えられる事となりました。暴行に耐えかね試合で看守を負かした際には、怒ったノークス達に酷い暴行を加えられる事もありました。そんな日常の中で刑期を終えた4人は、社会へ復帰する事となります。

ネタバレあらすじ④成人した4人

雑誌記者になったシェイクスと地方検事になったマイケルとは異なり、ジョンとトミーはギャングとして生活を続けていました。そんな2人がある時バーを訪れると、高齢になったノークスの姿を見つけます。少年院の中での出来事を思い出した2人は怒りのままに、ノークスを射殺してしまいます。

ネタバレあらすじ⑤逮捕された2人

逮捕されたという2人に面会しに行ったシェイクスは、重い罪に問われる事は免れないと感じます。しかし久々にマイケルからの連絡を受けたシェイクスは、マイケルから復讐を持ち掛けられる事となります。敢えて2人に敵対する検事となる事で、マイケルは少年院で行われている出来事を暴こうと考えたのです。キング・ベニーの口利きにより、アルコール中毒の弁護士ダニーが2人の弁護をする事となりました。

ネタバレあらすじ⑥看守への復讐と裁判

裏で動くマイケルの策によって、当時の看守をしていた1人を呼び出し、少年院の中で性的暴行が行われていた事を証明する事に成功します。残るは2人の無罪を勝ち取るのみとなりますが、実際に2人がノークスを射殺している為に偽の証人を用意する必要がありました。そこでボビー神父に証人になってほしいと依頼しに行きますが、神に背く行為であるとして断られてしまいます。

ネタバレあらすじ⑦下された判決

シェイクスは最終手段として、これまで誰にも明かす事の無かった少年院での出来事をボビー神父へ打ち明ける事にしました。その話を聞いたボビー神父は証人喚問の場に姿を現し、ジョンとトミーは事件の夜に一緒にスポーツ観戦をしていたと証言します。これにより2人は無罪放免となり、4人は祝杯を挙げる事ができました。少年だった頃の様に、4人は夜通しで友情を語り合いました。

ネタバレあらすじ⑧数年後

29歳となる年に、ジョンとトミーはギャングの抗争の中で命を落とす事となってしまいます。シェイクスは雑誌記者として生活する一方で、マイケルは検事を辞めて田舎へ引っ越す事となりました。4人が集まる事ができたのは、あの夜が最後となったのです。

スリーパーズのキャスト

少年時代の軽い気持ちでの悪事によって人生を大きく変えられてしまった4人の姿には、考えさせられるものが多かったのではないでしょうか?続いてはスリーパーズに出演しているキャストについても順番にご紹介します。

キャスト①ジェイソン・パトリック

生年月日:1966年6月17日(現在53歳)
出身:ニューヨーク
身長:178cm
職業:俳優
出演作品:「アフター・ダーク」「ジェロニモ」「スピード2」「傭兵奪還」
吹き替え声優:原康義

キャスト②ブラッド・ピット

生年月日:1963年12月18日(現在55歳)
出身:アメリカ合衆国オクラホマ州シャウニー
身長:180cm
職業:俳優、映画プロデューサー
出演作品:「セブン」「12モンキーズ」「オーシャンズ」「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
吹き替え声優:平田広明

キャスト③ビリー・クラダップ

生年月日:1968年7月8日(現在51歳)
出身:アメリカ合衆国ニューヨーク州マンハセット
身長:174cm
職業:俳優
出演作品:「あの頃ペニー・レインと」「ビッグ・フィッシュ」「エイリアン:コヴェナント」「ジャスティス・リーグ」
吹き替え声優:森川智之
 

キャスト④ロバート・デ・ニーロ

生年月日:1943年8月17日(現在75歳)
出身:アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市
身長:177cm
職業:俳優
出演作品:「タクシードライバー」「キング・オブ・コメディ」「アンタッチャブル」「世界にひとつのプレイブック」
吹き替え声優:大塚明夫

キャスト⑤ロン・エルダート

生年月日:1965年2月20日(現在54歳)
出身:アメリカ合衆国ニューヨーク州
身長:178cm
職業:俳優
出演作品:「ディープ・インパクト」「ミステリー、アラスカ」「ブラックホーク・ダウン」「スティーブ・ジョブズ」
吹き替え声優:矢尾一樹

キャスト⑥ダスティン・ホフマン

生年月日:1937年8月8日(現在81歳)
出身:アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス
身長:167cm
職業:俳優
出演作品:「小さな巨人」「クレイマー、クレイマー」「ファミリービジネス」「アウトブレイク」
吹き替え声優:堀勝之祐

キャスト⑦ヴィットリオ・ガスマン

生年月日:1922年9月1日(77歳没)
出身:イタリア ジェノヴァ
身長:187cm
職業:俳優
出演作品:「摩天楼の影」「ラプソディー」「戦争と平和」「進撃0号作戦」
吹き替え声優:江角英明

キャスト⑧ケヴィン・ベーコン

生年月日:1958年7月8日(現在61歳)
出身:アメリカ合衆国ペンシルベニア州フィラデルフィア
身長:178cm
職業:俳優
出演作品:「トレマーズ」「ワイルドシングス」「インビジブル」「ミスティック・リバー」
吹き替え声優:江原正士

キャスト⑨ミニー・ドライヴァー

生年月日:1970年1月31日(現在49歳)
出身:イングランド・ロンドン
身長:178cm
職業:女優、歌手
出演作品:「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」「理想の結婚」「この胸のときめき」「プリズナー」
吹き替え声優:勝生真沙子

キャスト⑩ジョー・ペリーノ

少年時代のシェイクス役を演じたのは、俳優のジョー・ペリノです。スリーパーズのソフト版では、声優の岡野浩介さんが日本語吹き替えを担当しています。ジョー・ペリノに関する詳細なプロフィールや画像などは見つける事ができませんでしたが、映画「記憶の旅人」にも出演しています。

キャスト⑪ジョナサン・タッカー

生年月日:1982年5月31日(現在37歳)
出身:アメリカ合衆国ボストン
身長:178cm
職業:俳優
出演作品:「テキサス・チェーンソー」「ホステージ」「告発のとき」「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」
吹き替え声優:まるたまり(フジテレビ版)

キャスト⑫ジェフリー・ウィグダー

生年月日:1982年1月23日(現在36歳)
出身:アメリカ合衆国
身長:不明
職業:俳優
出演作品:「LAW&ORDER:性犯罪特捜班」「最高の人生」「アンフォゲッタブル3 完全記憶捜査」
吹き替え声優:くまいもとこ(フジテレビ版)

キャスト⑬ブラッド・レンフロ

生年月日:1982年7月25日(25歳没)
出身:テネシー州ノックスビル
身長:173cm
職業:俳優、ミュージシャン
出演作品:「トム・ソーヤーの大冒険」「BULLY ブリー」「デュースワイルド」
吹き替え声優:遠近孝一

キャスト⑭ブルーノ・カービー

生年月日:1949年4月28日(57歳没)
出身:ニューヨーク
身長:169cm
職業:俳優
出演作品:「青い接触」「恋人たちの予感」「俺たちは天使じゃない」
吹き替え声優:原田一夫

スリーパーズは実話?

現実にも起こり得るかもしれない内容である上に、ノンフィクションとの噂もあるスリーパーズという映画ですが、続いてはスリーパーズという作品が実話なのかといった疑問点についてもご紹介します。もしもフィクションではないとしたら、映画に対する感想も変わってくるかもしれません。

ロレンゾ・カルカテラの実体験?

スリーパーズは、原作者であるロレンゾ・カルカテラの実体験を基に描かれた作品なのではないかと言われています。実際にロレンゾが少年院へと収監された際に映画の様な仕打ちを受け、その復讐までを描いたのだとの噂が浮上しました。

事実無根と発表した裁判所と検事局

しかし裁判所と検事局からは、スリーパーズが実際にあった出来事を基にした作品ではないと否定しています。その理由としては実際に看守が殺害されたといった事件の裁判の記録などが出ていない事や、ロレンツォが少年院へ入った記録が無い事から事実無根であるとされています。

実話かどうか議論された理由とは?

それでは何故スリーパーズが実話だという噂が浮上したのか、その理由も気になる筈です。実は原作となる小説は、発売当初は著者の実体験を綴った物語であると紹介されたのです。この事から映画が実話だったのではないかという話が持ち上がりました。

スリーパーズに関する感想や評価

絶対に観るべきであると言われているスリーパーズですが、まだ鑑賞した事がないという人にとっては、本当に観るべき価値のある作品なのか、まだ判断しきれないという事もあるかもしれません。続いてはスリーパーズを実際に観た人の感想についても、少しだけご紹介します。

スリーパーズは決して明るい映画ではない為に、特に主人公達の少年時代のストーリーは思わず目を背けてしまいたくなるという感想も少なくない筈です。しかしそういった辛いパートも含めて作品を楽しむ事ができたという感想も多い様です。

出演している俳優を目的として映画を鑑賞したという感想もある様です。特に古い作品である為に既に亡くなっている俳優などもいる事から、好きな俳優の演技を堪能できる作品にもなっているのがスリーパーズです。映画に没頭しながらも、俳優の演技を目に焼き付けるといった楽しみ方もおすすめです。

子供の頃に悪事を働いた結果であるとはいえ、その後の人生に大きく影響を与える出来事を経た4人の友情に切なさを感じたという感想もありました。4人の行いも決して褒められたものではないものの、どういった視点で映画を観るかによってもまた感想には違いがありそうです。

スリーパーズは絶対に観るべき映画まとめ

スリーパーズという作品について、ネタバレを含めたあらすじや感想をご紹介しましたが、これまで映画や原作を知らなかったという人も興味を持つ事ができたのではないでしょうか?現在活躍している有名俳優の若い頃の姿なども堪能できるので、古い作品であっても楽しめる人は多い筈です。

鑑賞する視点によっては憂鬱な気持ちにもなってしまうスリーパーズですが、気になった方は是非レンタルなどを利用して作品を鑑賞してみてはいかがでしょうか?タイミングによっては動画配信サイトやWOWOWなどでも観られる事がある様です。

関連するまとめ

新着一覧

最近公開されたまとめ