2019年07月24日公開
2019年07月24日更新
ドラマ僕たちがやりましたのパイセン役は今野浩喜!原作の父親がクズ過ぎる?
ドラマ僕たちがやりましたのキャストの中でもそのシンクロ率で注目を集めたキャストがパイセン役を演じた今野浩喜さんです。原作漫画の読者からもドラマで初めて僕たちがやりましたを視聴した人からもハマり役すぎると言われています。今回はドラマ僕たちがやりましたの中でもパイセン、そしてパイセンの今野浩喜さんを中心にキャストや原作読者から良く声が上がるパイセンの父親について紹介していきます。
目次
僕たちがやりましたは漫画が原作のドラマ
僕たちがやりましたの概要
出典: https://mdpr.jp
パイセンについて紹介していく前にパイセンが登場する僕たちがやりましたについても簡単に紹介していきます。僕たちがやりましたは2017年7月~9月の間、フジテレビ系列のドラマ枠「火曜21時枠」で放送されたドラマです。ドラマ発表時はその内容から実写化は困難と言われながらその内容をしっかりと再現する内容になっていました。
僕たちがやりましたのあらすじ
毎日をそこそこ幸せに生活できれば良いと考える高校生のトビオ。似たような考えを持つ伊佐美、マル、OBのパイセンと遊び呆ける日々を過ごしていました。そんな中、マルが隣接する不良高校の不良に絡まれボコボコにされてしまいます。あまりの不良達のやり方に仕返しをしようと決意するトビオ。とは言っても直接は出来ないと不良高校に爆弾を仕掛けます。
この爆弾は手製のもので威力はせいぜいガラスを壊せる程度の弱いもので、トビオ達はあくまでも不良達をビビらせる事で仕返しをしようと程度のつもりでしたが爆弾の1つで何故か大爆発が起こります。その大爆発は死傷者を出すレベルでニュースでも大々的に報道される事件に発展。トビオ達はただの高校生から犯罪者となってしまい逃避行をする事になります。
ヤンマガで連載の漫画
ドラマ僕たちがやりましたは講談社が発行する週刊ヤングマガジンで連載されていた漫画の原作としています。漫画僕たちがやりましたは2015年から2017年に連載された漫画で、ドラマが放送される時点では既に完結していました。ドラマ化にあたって基本的なストーリーを踏襲しながらもドラマオリジナルのキャラクターを加えるなどして厚みを加えています。
原作者は金城宗幸と荒木光
漫画僕たちがやりましたは原作者金城宗幸さん、漫画荒木光の2人によって作られています。金城宗幸さんは2011年に「神さまの言うとおり」で原作者としてデビューし、その後も原作者として複数の漫画を執筆。一方で荒木光さんはこれまでに「ヤンキー塾へ行く」「塾生碇石くん」などの作画を担当した実績を持っています。
僕たちがやりましたのパイセン役は今野浩喜
今野浩喜のプロフィール
僕たちがやりましたでパイセン役を務めたのは今野浩喜さんです。1978年12月12日、埼玉県新座市出身の出身で芸能プロダクション人力車に所属している芸人さんです。元々はお笑いコンビ「キングオブコメディ」のボケ担当として2000年から活動、2010年に「キングオブコント」で優勝しブレイクしました。2015年に相方の逮捕がありコンビを解散しています。
現在は俳優業がメイン
元々キングオブコメディを解散する前から今野浩喜さんは俳優活動も行っていました。2008年頃からドラマや映画に俳優として出演、2015年の「下町ロケット」や2016年「真田丸」などへの出演経験とその演技力が高く評価されていました。現在でもお笑い芸人である事に代わりはなく芸人としての活動も継続中ですがその活躍の場は俳優業がメインになっています。
パイセンとは?
ここからはドラマ僕たちがやりましたで今野浩喜さんが演じたパイセンについて紹介していきます。
パイセンは凡下高のOB
パイセンとは主人公トビオ達が通う凡下高校の卒業生(OB)でトビオらと仲良くしている先輩です。関西弁で陽気な雰囲気である一方で、在学中はクラス全員から嫌われるような状態でした。OBとしてトビオ達と仲良くしていたとお友達欲しさ故の行動になっています。
パイセンは家が金持ち
パイセンの大きな特徴がお金持ちだという事です。僕たちがやりましたの作中、トビオらが使うお金は基本的にパイセンが出したものであり、同時にトビオ達にも複数回に渡ってお金を渡しています。パイセン自身はニートですが顔も見たことのない父親から毎月送られてくるお金で生活しています。
今野浩喜のパイセンは再現度が高い
パイセン役が今野浩喜さんと発表され実際に放送されたドラマを見た人の多くが感想としてその再現度の高さを述べています。もちろんその服装等を合わせているのもありますが自然な関西弁で話し、容姿に関しても元々原作のパイセンが今野浩喜さんをモデルにしていたのではないかと思える程の再現度になっています。
僕たちがやりましたのパイセンの原作の父親がクズ過ぎる?
パイセンの父親は輪島宗十郎
パイセンの父親として描かれているのが輪島宗十郎です。輪島宗十郎の正体は全国の風俗業を取り仕切っている風俗業界のドンと言われる存在です。実際警察からもマークされているような大物です。
第1話から登場
出典: https://mdpr.jp
原作では途中から登場したパイセンの父親である輪島宗十郎ですが、ドラマ僕たちがやりましたでは第1話からその姿が描かれています。ただ表立って登場するというよりは姿を見せているだけという状態で、風俗業界のドンである事を示唆するシーンなどが断片的に描かれる状態になっていました。
父親を知らなかったパイセン
出典: https://mdpr.jp
僕たちがやりましたの中でも衝撃的な事実と言えるのがお金遣いの荒いパイセン自身が父親である輪島宗十郎について何も知らなかったという事です。何もというのは文字通り名前もその立場も知らない状態でした。しかし爆破事件を起こした後、父親がその権力でもみ消しを行うなどした事からパイセンは父親が誰なのかを突き止めて対面する事になりました。
父親がクズな理由
パイセンの父親輪島宗十郎がクズだと言われる理由がパイセンと対面した際でのやりとりです。形的にはパイセンを守る形だったのですがそれはその実、輪島宗十郎の顧問弁護士が勝手にやっていた事で輪島宗十郎自身はその事実はもちろんパイセンが生きている事も知りませんでした。パイセンに毎月お金を送金していたのも輪島の部下が勝手にやっていた事でした。
輪島宗十郎としては生まれた時以来会っておらず「愛人がかってに産んだ子」「生まれた後、見て不細工だと思った、それ以来会ってない」という態度で実際に一切の愛情を持っていませんでした。さらにパイセンが公開自首をした際にはパイセンに見切りをつけて今後何かをやらかさないように殺すようにと命じたりと徹底して自己保身に走ったクズな父親です。
僕たちがやりましたの今野浩喜以外のキャスト
キャスト①窪田正孝
出典: https://eiga.com
僕たちがやりましたの主演となる主人公トビオ役を演じたのが窪田正孝さんです。2006年に「チェケラッチョ!! in TOKYO」で初出演&初主演を果たした後、2014年の「花子とアン」2015年の「Nのために」等でヒロインの相手役など重要な人物役を務めて知名度を高めました。
キャスト②永野芽郁
ドラマ僕たちがやりましたでトビオの幼馴染であり恋仲に近いような関係を築いている蒼川蓮子役を務めたのが永野芽郁さんです。元々はファッションモデルとして活躍しながら子役時代からドラマに出演。2015年に映画「俺物語」でヒロイン役をオーディションで勝ち取り、以降「こえ恋」「ひるなかの流星」「帝一の國」などに出演し大ブレイクを果たしています。
キャスト③間宮祥太朗
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トビオの同級生であり、爆破事件の当事者となってしまった伊佐美役を演じたのが間宮祥太朗さんです。読者モデルとして活動した後、2008年に俳優としてデビューしました。これまでには「弱くても勝てます〜青志先生とへっぽこ高校球児の野望〜」「水中ヤンキース」「早子先生、結婚するって本当ですか?」等に出演しています。
キャスト④新田真剣佑
ヤバ高の不良である市橋哲人役を演じたのが新田真剣佑さんです。アメリカロサンゼルス出身で、2017年には映画「ちはやふる」で第40回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した俳優さんです。
キャスト⑤葉山奨之
爆破事件の発端となったイジメを受けたマル/丸山友貴役を演じたのが葉山奨之さんです。オーディションから俳優になりドラマ「鈴木先生」でデビュー、「逃げるは恥だが役に立つ」「突然ですが、明日結婚します」「フランケンシュタインの恋」などに出演しています。
キャスト⑥川栄李奈
伊佐美の彼女でありトビオに身体を許すエロかわ系と言われる今宵役を演じたのが川栄李奈さんです。元AKB48のメンバーで2015年に卒業後には女優として活躍、「とと姉ちゃん」「フランケンシュタインの恋」などに出演し演技力に定評があります。
キャスト⑦水川あさみ
出典: https://thetv.jp
ドラマオリジナルキャラクターでありトビオ達の担任である立花菜摘役を演じたのが水川あさみさんです。13歳で芸能界入り、「劇場版金田一少年の事件簿上海人魚伝説」で女優デビューして以来数々のドラマや映画に出演を続けています。
キャスト⑧三浦翔平
トビオ達を追い詰める刑事、飯室役を演じたのが三浦翔平さんです。「ごくせん第3シリーズ」「花ざかりの君たちへ~イケメンパラダイス~」などに出演して人気を集めると近年では「奪い愛、冬」「警視庁いきもの係」などにも出演しています。
キャスト⑨古田新太
上記でも紹介したパイセンのクズな父親、輪島宗十郎役を演じたのが古田新太さんです。ドラマ、映画はもちろん舞台、ラジオ、声優等多方面で活躍しており、近年では「あまちゃん」「とと姉ちゃん」「シン・ゴジラ」「土竜の唄香港狂騒曲」などに出演しています。
キャスト⑩吉村界人
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ヤバ高の不良で市橋の子分から市橋を切り捨てた不良、有原正樹役を演じたのが吉村界人さんです。2014年に映画「ポルトレ」で主演デビューし注目を集めると映画にドラマに活躍しています。
キャスト⑪山田裕貴
出典: https://eiga.com
パイセンの異母兄弟で輪島の息子、玲夢役を演じたのが山田裕貴さんです。2011年「海賊戦隊ゴーカイジャー」で俳優としてデビューうると2013年からはD-BOYSのメンバーとしても活動しています。
キャスト⑫板尾創路
輪島の弁護士で実際に暗躍していた張本人である西塚役を演じたのが板尾創路さんです。元々はよしもと所属の芸人さんですが、1990年代後半からはドラマや映画へ俳優として多数出演して活躍しています。
キャスト⑬八木莉可子
トビオの妹、ハル役で出演したのが八木莉可子さんです。モデルとしてデビューして以降、大塚製薬ポカリスエットのCMへの出演などで知られています。
キャスト⑭今田美桜
同じく蓮子の友人として登場した真美役を演じたのが今田美桜さんです。モデルとしてデビューした後、女優としても数々のドラマに出演しています。
キャスト⑮岡崎紗絵
蓮子と仲良くする同級生である三浦由佳役を演じたのが岡崎紗絵さんです。モデルとしてデビューし活躍する一方フジテレビ系ドラマ「嫌われる勇気」「人は見た目が100パーセント」らに出演を続けている女優さんです。
キャスト⑯鈴木貴之
追加のヤンキー役で登場した松崎役を務めたのが鈴木貴之さんです。「ごめんね!青春」「ダメな私に恋してください」などに出演する若手俳優さんです。
キャスト⑰桐山漣
トビオを襲い最後には背中を押したホームレス、ヤングさん役を演じたのが桐山漣さんです。今野浩喜さんが演じたパイセン役と同じく再現度高いキャラクターとして登場しています。
僕たちがやりましたに関する感想や評価は?
Netflix案の定僕たちがやりました全話見てたら一日終わったんだけど、漫画の良さこんな出てたのかぁってリアルタイムで見てなかったの悔やまれるな。 最後の蓮子の一言が簡潔で響くなぁ。オススメの映画教えて欲しい気持ちだしいっぱい見てオススメしまくりたい気持ち。
— わきすけ (@WKSK_MMWTTS) June 22, 2019
ここからは僕たちがやりましたを既に視聴した人の感想を紹介していきます。原作のイメージをそのまま継承したキャスティングが多く高い評価を集めています。原作と違う部分、オリジナルストーリー部分も含めて厚みが増してよかったという声が多くなっています。
作業しながら僕たちがやりましたのドラマ版を観たんですけど、良かったです。キャスティングがめちゃめちゃ良いし(特にパイセン)、漫画版の続きとしてもきちんと最後まで葛藤が描かれていて良かったです。
— Nakaji Kohki / リリカちゃん (@nkjzm) May 26, 2019
元々期待されていた主演の窪田正孝さんを除くとドラマを見てハマり役、再現度が高すぎると言われるのがパイセン役の今野浩喜さんです。主要なキャラクターながらイメージ通りすぎる演技に驚いたという声が多くなっています。
TBSドラマ『僕たちがやりました』のパイセン役・今野さん素晴らしかったなぁ〜。コント師の未来にこんなポジションもあり得る…とお示しになられた!あと、板尾さんはもう全く違和感なく俳優さんとして観てた…。
— きくりん (@kikurinprime) September 19, 2017
特に今野浩喜さんに関しては元々芸人であるという立場もありドラマに違和感なく溶け込んでいた事、俳優陣に混ざっても問題なく俳優として見れたという声が多くなっています。
僕たちがやりましたのパイセン役などまとめ
僕たちがやりましたは2017年に放送されたドラマでその中で今野浩喜さんが演じたのがパイセンです。元々芸人であるという事も含めて驚きとその他の俳優陣に混ざっても違和感のない演技力を見せたという声が多くなっています。元々パイセンというキャラクターが放つ雰囲気をしっかりと生かしていたという声も多く特にその容姿に関してはパイセンのモデルが今野浩喜さんだったのではと言われるレベルになっています。
その他のキャスト陣も評価が高く、そのストーリー性を上手く生かしていたという声が多いです。実際にドラマを視聴した人の熱量も高い面白いドラマであるのは間違いないのでまだ視聴していない人は今野浩喜さんのパイセン役に注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?