僕たちがやりましたの視聴率や最終回ネタバレ！各話のあらすじ・結末が原作と違う？

僕たちがやりましたは2017年7月から9月にかけてフジテレビ系火曜21時枠で放送されたドラマです。僕やりの通称で親しまれたドラマです。視聴率としては低迷したドラマの1つと言われますが、低迷視聴率に対して感想の多い視聴熱が高い作品と言われています。

僕たちがやりましたのドラマは、元々2015年から2017年にかけて週刊ヤングマガジンで連載した同名漫画『僕たちがやりました』を原作とした原作付きドラマです。ドラマが放送開始される7月の時点で既に完結しており、既に単行本も全9巻が発売した状態になっていました。

僕たちがやりましたが注目を集めたポイントとしては主要なキャスト陣にあります。僕たちがやりましたの主人公トビオ役を窪田正孝さん、伊佐美役を間宮祥太朗さん、マル役を葉山奨之さん、パイセン役を今野浩喜さんが務めました。特に主演になる窪田正孝さんはその雰囲気から高い注目を集める事になっています。放送前にも窪田正孝さんによって視聴率が稼げるのではないかと言われていました。

僕たちがやりましたの最初の舞台となるのはトビオ達が通う凡下高校とヤンキーが集まる矢波高校です。両校は隣接した高校であり、凡下高校の生徒が矢波高校に襲撃される事は度々発生していましたがある時、マルがその標的となってしまいます。ボコボコにされたマル、さらにトビオは「次はおまえ」と宣言されてしまいます。

現状を変えるべくトビオ達が実行したのが矢波高に爆弾をしかけビビらせてやろうというものでした。パイセンのお金を使って手製の爆弾を作り実際に矢波高に仕掛ける事に成功します。実際に爆破させていく中、1つの爆弾が想定外の大爆発を起こしてしまい矢波高は大火災になってしまいます。1話は舞台設定とこの後の出来事の発端となる爆発事件が描かれて結末を迎えています。

僕たちがやりましたが放送されたフジテレビ火曜21時枠はこれまで視聴率10%を超える作品が多い傾向にありましたが僕たちがやりましたの1話のリアルタイム視聴率は7.9％となっています。また僕たちがやりました1話ではリアルタイム視聴率以外にもタイムシフトで視聴した人のタイムシフト視聴率も発表されておりタイムシフト視聴率が5.8％で2つの視聴率を合計した総合視聴率は13.1％となっています。

僕たちがやりました2話では1話で起きた爆発事件がニュースとして取り上げられます。当然警察も動き出します。トビオらは全員が黙ってれば元の生活に戻れると考え、パイセンは3人に口止め料として300万ずつわたします。ますが学校や自宅にはパイセンの似顔絵を持った刑事が訪れるなど確実に警察の捜査の手が迫っていました。このままでは捕まるのも時間の問題と考パイセンの提案によりプーケットに逃げようという話になります。

トビオは最初この話に乗り気ではありませんでしたが、最終的には行く事を決心します。しかいいざプーケットに渡るために空港にいったトビオが目撃されたのはトビオの家にも訪れた刑事、飯室らがパイセンを取り押さえられている姿なのでした。この空港でのシーンに加え伊佐美が自殺しようとしているシーンが描かれて2話は結末を迎えています。僕たちがやりました2話の視聴率はリアルタイム視聴率が6.5％となっています。

僕たちがやりました3話はパイセンの逮捕で海外に逃げるという選択肢も失ったトビオは逃げ出す所から描かれます。マルから連絡が入り会う事になりますが、結果的にマルにパイセンからもらっていた300万のほぼ全てを盗まれてしまいます。一方で爆発によって被害を受けた市橋ら不良によってトビオ達の捜索は続いていました。トビオは偶然街で今宵と出会います。今宵の好意を受けてトビオは今宵の家に転がり込む事になります。

伊佐美も加わって見ていたニュースの中で、矢波高の教師である熊野が爆発事件に関与しているのではないかと考えたトビオ達は真犯人が熊野である証拠を見つけようと考えます。しかし今宵と伊佐美が外に出た所で不良達に見つかってしまいトビオも見つけられてしまうのでした。僕たちがやりました3話の視聴率はリアルタイム視聴率で6.6％となっています。

僕たちがやりました4話は不良の顔がマルに見えて渾身の一撃を放ちトビオが逃げ出す事に成功した所から描かれます。トビオは蓮子から呼び出しにすがるように答えますが待ち合わせ場所には蓮子と共に刑事がおり蓮子にも裏切られたと考えるようになります。別々に逃げ出した伊佐美と合流して熊野の事を調べ始めます。一方でパイセンは取り調べに対して一貫して否定を貫き続けました。

一方警察はパイセンには共犯がいると考えており、その容疑者の1人として熊野をマークしていました。熊野は化学教師であり爆弾を作れるのではないかと考えられたのです。そして詰め寄られた熊野は自白、警察が熊野の家を調べる事になります。その頃、トビオ達もまた熊野の家に侵入しておりその証拠を掴んでいたのでした。僕たちがやりました4話の視聴率はリアルタイム視聴率で5.8％です。

僕たちがやりました5話でも逃避行を続けるトビオ達。ホームレス状態のトビオはヤングという男に襲われ、自分が蓮子にしてしまった事を激しく後悔、最後にはヤングにも背中を押されて蓮子に会いに行きます。しかしトビオが蓮子を見つけると蓮子はなんと市橋と一緒にいました。ネタバレすると蓮子と市橋は「トビオを探す」という利害の一致で協力をしているだけでしたが、仲よさげな2人の様子にトビオが勘違いしたのです。

トビオと伊佐美は行方を晦ましていたマルから連絡を受けます。マルはトビオから金を盗んだのではなく逃亡先の確保の為だったと2人を呼び出しますが、それも伊佐美のお金を奪う為の計画でした。伊佐美とマルが喧嘩になる中、自暴自棄になったトビオは無一文にもかかわらずボーリングをしてわざと掴まろうとします。そこになんとパイセンが現れるのでした。僕たちがやりました5話の視聴率はリアルタイム視聴率で5.4％です。

僕たちがやりました6話では5話の結末で現れたパイセンからの説明パイセンは真中幹男という男が真犯人として名乗り出た事で釈放されたのだとトビオ達に説明を受けます。さらに最後まで黙っていてくれた事、これまでの事を水に流そうという事で3人にお金を配ります。3人はそれぞれに元の生活に戻る事ができると考えます。さらにトビオは蓮子との間の勘違いも解消する事ができ元の生活に戻る兆しも見えてきました。

しばらく遊んだ後、暴露大会になった所でパイセンから本当の事を聞かされます。真犯人というのはパイセンの顔も知らない父親が用意した替え玉だったのです。そして刑事の飯室もその事実を掴んでいましたが、一刑事の権限ではどうする事も出来なくされているのでした。

話を聞いたトビオは元の生活に戻りながらも心がついていかず、気がつくと学校の屋上から飛び降りていました。僕たちがやりました6話の視聴率はリアルタイム視聴率で5.2％です。

僕たちがやりました6話の結末ではトビオがどうなったのかわからない状態でしたがトビオは足の骨折だけで済みます。入院する事になるトビオでしたが、その病院には市橋もいました。トビオは生き残ったら自分を変えようと考えており、市橋に積極的に話しかけ、さらに看護婦とも仲良くなっていきます。その裏では残りの3人もそれぞれに行動していました。

パイセンは父親にあって事実を確かめようと行動し、伊佐美は友達と称して被害者宅を回り、マルは相変わらずです。トビオが退院して看護婦とのピクニックデートを楽しんだ日、トビオは蓮子と会います。蓮子にわざと連絡をしていなかったトビオでしたが、会うとその気持を抑えられなくなり結局2人は再び付き合うようになります。僕たちがやりました7話の視聴率はリアルタイム視聴率で5.4％です。

僕たちがやりました8話では、トビオは蓮子とデートから描かれます。その中で蓮子は市橋の話をします。蓮子は市橋にも告白されていたのです。そして蓮子は既に友達もなくいいヤツである市橋からの告白を断りにくいと話します。トビオは自分が市橋に話すと言うのでした。順番が前後しますがトビオは最終的に市橋に蓮子との関係を伝える事が出来ています。一方で8話では残りの3人の事も描かれています。

一方で伊佐美は今宵から別れを伝えられていました。今宵は子供を妊娠した事、伊佐美が爆破事件に何らかの形で関与している事から子供を犯罪者の子にしたくないと考えていたのです。パイセンは父親である輪島に会いそこに愛がない事を再確認、マルは友達がいない事の侘しさを感じるのです。

そして僕たちがやりました8話の結末はトビオにエールを送りながら市橋が自らの命を断ってしまいました。僕たちがやりました8話の視聴率はリアルタイム視聴率で5.2％です。

僕たちがやりました9話では8話までの出来事を受けて4人はそれぞれにちゃんと罪を償うべきだと考えるようになり、全員同意の元で自首しようという話になります。しかし単に自首してもパイセンの父、輪島の手によって揉み消される事は明らかで4人は方法を考えます。それが大勢の人たちの前で公開自首をする事でした。公開自首決行前日、トビオは蓮子に会ってわざと酷いことを言って別れたいと切り出し突き放しました。

決行当日、トビオ達は事件の真相を暴露する動画を公開して拡散させ、さらにはライブ会場を乗っ取って罪を告白します。やりきった4人はようやく自由になれると晴れ晴れした気持ちになりますがライブ会場に覆面をかぶった複数の人間が乱入し、トビオ達を拉致してしまうのでした。僕たちがやりましたの結末も近づく僕たちがやりました9話の視聴率はリアルタイム視聴率で6.2％となっています。

ドラマ僕たちがやりましたではここまでも各話の視聴率を記載してきたように僕たちがやりましたの視聴率は全体的に5%台～6%台になっています。最終回付近ではその視聴率も徐々に上がりだしましたが最終回の視聴率は6.0％となっています。その他、タイムシフト視聴率や総合視聴率、瞬間最高視聴率等は発表されていません。ただ計算すると最終回までの平均視聴率は6.02％となっています。

拉致された4人に対して拉致をした襲撃犯であった輪島の部下である西塚、パイセンの異母弟・玲夢が姿を見せます。パイセン達の行動が輪島を怒らせたとして拉致したのでした。輪島はパイセンを殺すように命じたと言い、3人には全てを忘れて逃げるように言います。マルと伊佐美は逃げ出しますがここで逃げても何も変わらないとトビオはその場に残ります。

一方でトビオ達が拉致される様子もまたSNSで動画等で拡散された為に蓮子や飯室らも彼らを探していました。玲夢に襲われるパイセンに襲われる中、パイセンはナイフで玲夢を刺して殺してしまいます。そこに飯室が駆けつけていしてきてパイセン、トビオは逮捕されます。しかし結果としてパイセンが高校生を脅して行ったというシナリオとなりトビオは釈放される事になりました。

釈放されたトビオは学校の屋上に向かい「爆破事件の犯人は俺たちだ！」と訴え同じ爆弾を仕掛けたと宣言、その様子は大きくニュースでも報道される事になります。トビオは実際に爆発させ、窓ガラスが粉々になります。思いの丈を吐き出すトビオしたトビオは飯室によって現行犯逮捕される事になります。

トビオの行動をニュースで見ていた蓮子は連行されるトビオの元に駆けつけ「あなたが一生会いたくなくても、私は会いたい。待ってる」とトビオにキスします。トビオはこれに答えずパトカーに乗り込んでいきました。

トビオの告白にマルも証言、さらに爆弾が同一のものであった事も発覚し、何よりトビオ達が希望している事もあり裁かれる事が決まりました。そして10年後、トビオは少年院を出所後、ミネラルウォーター販売会社で働いていまいたが、同僚の間で事件の噂が広まってしまい自主退職する事になります。そんな中、出所したパイセンから連絡を受け、久しぶりに4人で集まる事になります。

再会した伊佐美は今宵と結婚し1男1女を設けており、マルはキャバクラーのオーナーとなっていました。またパイセンは出所した後、芸人になろうと考えていると話します。さらに蓮子と偶然に再会、蓮子は別の男性と結婚し妊娠をしていました。それぞれが前を向く中、トビオだけは前を向けない状態でした。トビオは今でもひょんな事で事件の事を思い出しながらそれでもなんとか前を向いて生き続けている状態が続いているのでした。

最終回に関してはいわゆるエピローグという形になっているので物語の結末に向けての見所となっていたシーンが多くなっています。

特に序盤から終盤に至るまで描かれてきたトビオと蓮子の恋の行方が1つの見所となっています。両者の想いがそれぞれに描かれているだけにその結末が1つの見所になっています。

実際のドラマのシーンにおいて感想を集めているのが窪田正孝さんの独白シーンです。想いを吐露するシーンは人間の内面性や本性を描いたこのドラマにおいて屈指の名シーンとなっています。このシーンに関しては視聴率は不明ですが、SNSでの盛り上がりが最も多かったシーンとしても紹介されています。

ドラマ僕たちがやりましたは漫画の原作が全て完結した状態で作られていますが、細かい部分はもちろん、実はその結末は異なっています。特に違うのがその結末で大きく変わっているのがトビオのその後です。原作では蓮子と結ばれないという点では同じですが、芸能プロダクションのマネージャーをしながら別の夏っちゃんと呼ぶ女性と結婚し、ある程度の幸せを築いています。

僕たちがやりましたにて主演を務めた窪田正孝さんもこのラストの結末について放送前に公式HPのトピックにて「トビオとして悔いはないラスト。僕たちがやりましたの原作漫画を読んでいても違和感なく、気持ちはスッキリしました」とコメントしています。

僕たちがやりましたのプロデューサーもインタビューに対して、原作の金城先生にも太鼓判を頂いたとコメントし、ちゃんとラストに向けて多くの出来事が伏線になっていたように作り上げたとしています。

ここからは僕たちがやりましたを既に視聴した人の感想を紹介していきます。上記で紹介したように視聴率は決して高いとは言えない低迷視聴率ドラマ僕たちがやりましたですが、SNS等での感想は多くなっています。特に原作となる漫画僕たちがやりましたを読まずに僕たちがやりましたのドラマを見た人からはその結末に驚いた、考えさせられたという感想が多くなっています。

その一方僕たちがやりましたの内容から放送枠が21時という子供も見る事がある時間だけに、リアルタイムで見れなかったという声も多くなっています。初回や2話などの序盤から家族とリビングで見るには気まずいシーンやグロいシーンも多くそれらが視聴率を下げ、視聴率を低迷させ低迷視聴率ドラマと言われる結果になった要因なのではないかと考える人が多いです。

また現在では僕たちがやりましたに関わらず実際の視聴率以上に見ている人は多く、有料動画配信サービスやタイムシフト録画等を利用して視聴している人から僕たちがやりましたはリアルタイムで視聴したかったという声も多くなっています。もちろんこれらの存在が視聴率の低迷に繋がっているという声も多く、視聴率という見方に疑問を持つ人も多く生む結果となっています。

また近年僕たちがやりましたのような低視聴率ながらSNSでは盛り上がっているような作品も目立つ事から視聴率が役に立たない作品の代表例として名前が上がっています。特に初回に関しては10%を超える事を予想していた人が多く、その後の視聴率もその内容の盛り上がりから上がっていくと予想し続けた人が多く実際に発表された視聴率に驚いたという声も多くなっています。

僕たちがやりましたに限らずドラマとなると注目を集める俳優ですがドラマ僕たちがやりましたに関して特に多いのは窪田正孝さんに対しての感想です。特に僕たちがやりました最終回での独白等、その心理描写や表情で魅せるシーンも多かった事もあって窪田正孝さんの演技力の高さが目を見張る、かっこよかったとする感想が多くなっています。また窪田正孝さんだから低迷したと言われる視聴率が保てたという声も多いです。

僕たちがやりましたは決して視聴率の高いドラマではありません。全10話で平均視聴率6.02％は視聴率だけを見ると決して高いとは言えませんが視聴率に反してSNS等での反応は多く、21時という放送時間も合って録画や有料動画配信サービス等を利用して総じて視聴している人が多いという結果になっています。事実視聴した人からも21時という時間だったら見にくいかもしれないという声も多いです。

実際に僕たちがやりましたが地上波で21時に放送されていた点を考慮すると今までにないタイプの作品ではあり、リアルタイム視聴率の低迷で敬遠する方もいますが、同時に僕たちがやりましたが面白い作品で見てほしいという声も多い作品なのでぜひ1度視聴してみてはいかがでしょうか？