ペット・セメタリー2のあらすじネタバレまとめ!結末と感想も紹介!

ペットの霊園を題材とした映画「ペット・セメタリー2」を、まだ鑑賞した事が無いという人も多い筈です。今回はそんなペット・セメタリー2について、あらすじから結末までのストーリーをネタバレ込みでご紹介します。1作目と比較するとペット・セメタリー2は賛否両論の評価となっていますが、実際に鑑賞した人の感想を見てみると興味が湧く事もあるかもしれません。出演しているキャストについてもまとめています。

ペット・セメタリー2のあらすじネタバレまとめ!結末と感想も紹介!のイメージ

目次

  1. ペット・セメタリー2とは?
  2. ペット・セメタリー2のあらすじストーリーネタバレ
  3. ペット・セメタリー2の結末ネタバレ
  4. ペット・セメタリー2のキャスト
  5. ペット・セメタリー2に関する感想や評価
  6. ペット・セメタリー2の結末や感想まとめ

ペット・セメタリー2とは?

ホラー映画と言っても題材には様々なものがありますが、死を扱った作品も多いものです。今回は「ペット・セメタリー2」という映画について、あらすじから結末までのストーリーをネタバレを含めてご紹介します。更に映画を観た人の感想や評価などもまとめているので、気になっているけれど観た事がないという人も必見です。

ペット・セメタリー2の映画情報

ペット・セメタリー2は1992年に公開されたホラー映画で、スティーヴン・キングの小説を原作とした同タイトル映画の2作目となっています。ペット霊園という意味のタイトルですが、原題は「ペット・セマタリー」となっています。これは作中で霊園の入り口に子供の書いた看板がかけられており、そのスペルミスを採用した為とされています。日本ではセメタリーという、スペルミスの無いタイトルでの公開となりました。

ペット・セメタリー2の概要

主人公は、女優である母親を撮影中の事故により失ってしまい、傷を抱えたまま新たな土地での生活を始めていました。そんな時親友のペットを一緒に葬る事になった主人公は、そこがいわくつきの墓地である事を知ります。

ペット・セメタリー2の予告動画

ペット・セメタリー2の予告編動画では、母親に執着する主人公の狂気的にも思える表情も垣間見えます。古い作品ではあるものの、予告編であらすじを観るだけでも不気味な雰囲気を味わう事ができる筈です。1作目を知らなくても楽しむ事はできますが、シリーズを続けて鑑賞するのもおすすめです。

ペット・セメタリー2は失敗作?

1作目の評価は高かったペット・セメタリーですが、ペット・セメタリー2は何故か失速してしまったとも言われています。その理由として脚本がスティーヴン・キングからリチャード・アウッテンに変更となった事や、1作目ではやむを得ず愛する者を殺さなくてはならないストーリーに対し、今作では恐怖に焦点が当てられている事が挙げられます。しかし主人公であるジェフの演技は評価されている作品でもある様です。

ペット・セメタリー2のあらすじストーリーネタバレ

続いては早速、ペット・セメタリー2の気になるあらすじをネタバレと共にご紹介します。感想には賛否両論のあるペット・セメタリー2ですが、死というものについて考えさせられる作品でもあるかもしれません。1作目とはまた違った結末を迎える事となるペット・セメタリー2ですが、どの様なストーリーとなっているのか前作を鑑賞済みだという人も要チェックです。

あらすじストーリーネタバレ①主人公ジェフ

主人公のジェフ・マシューズは母親のルネが大好きで、女優の仕事をしているルネの姿を度々見に行っていました。この日も撮影現場を訪れていたジェフですが、水浸しの現場で配線がショートした事が原因となり、ルネはジェフが観ている目の前で感電死してしまいます。葬儀を終えてもジェフは悲しみから抜け出す事ができずにいました。獣医をしている父親のチェイスは、ルネの出身地であるメイン州の田舎町へ引っ越しを決意します。

家政婦のマジョリーは母親のルネに似ていました。けれどそんなマジョリーにジェフは冷たく当たります。引っ越し先にある古びた動物病院には、野良猫が住みついていました。ジェフはタイガーと名付けた子猫を引き取る事にします。そこへガス親子が愛犬ゾーイを連れてやってきました。ガスは学生時代にルネと仲が良かったのだと自慢し威張り散らしていましたが、気弱な息子ドリューとジェフは親しくなりました。

あらすじストーリーネタバレ②ペット・セメタリー

初登校の日に、ジェフはタイガーをこっそり学校へ連れて行きます。しかしクライドという不良達にいじめられ、奪われたタイガーは墓地に埋めたと言われます。その墓地は死者が生き返ると話すクライドは、その墓地で母親も生き返らせればいいとからかいます。その後墓地でタイガーを無事見つけたジェフは、立ち入り禁止の立て札の先が気にかかりました。そこへ戻ってきたドリューは、ガスが本当の父親ではない事を打ち明けます。

あらすじストーリーネタバレ③母のいない悲しみ

親の死について考えた事があるかと会話をしていた二人ですが、ドリューは義理の父であるガスに死んでほしいと考えていました。クライドの言う墓地で死者が蘇るという話については、ただの噂話であり真実ではないのだと返します。複雑な境遇が似ている二人は友人となりますが、問題は更に複雑になっていきます。ジェフの家では、まだ母親の死を受け入れきれないジェフをチェイスが気遣い続けていました。

しかしその一方でチェイスとマジョリーが良い雰囲気である事に不満を抱きます。またドリューの家ではガスが何かとドリューに対して文句をつけています。そんな中、ゾーイがウサギの檻にじゃれついた事で男女の時間を邪魔されたガスが激怒し、ゾーイを射殺してしまいます。翌朝ドリューは、ジェフと共に立ち入り禁止の墓地へゾーイを埋葬しに向かいます。ドリューは、ゾーイが生き返るかどうかを試そうとしていたのです。

あらすじストーリーネタバレ④埋葬

その晩、ドリューの母アマンダはウサギの檻を荒らすゾーイの姿を目撃します。腹から内臓を垂らした異様な姿で、診察をしても心音も無く数日経っても傷が治る様子もありません。ハロウィンの夜に、ドリューはアマンダと二人でペット墓地で行われる怪談会に参加していました。しかしガスに見つかり会は強制的に中止となりました。その時、檻から逃げ出したゾーイが現れてガスの喉笛を噛み千切っていったのです。

その場に居合わせたジェフとドリューは、ガスを生き返らせる為にあの墓地へ埋めました。蘇り帰宅したガスは優しい性格となっており、いつも通りの生活を送りますがドリューは困惑します。一方で血液検査を行っていたゾーイが、死亡しているという奇妙な結果が出ていました。動物病院の以前の持ち主ヨランダに話を聞いても、ゾーイは死んでおりあの町から出て行くべきだと脅かしてきたのです。

あらすじストーリーネタバレ⑤ガスの暴走

ドリューの家に泊まったジェフは、ガスが飼っているウサギを調理して二人に食べさせようとする異様な姿を目撃します。一方のチェイスは戸締りをした上で銃を持ち就寝しますが、夢の中で頭部がゾーイとなったルネに襲われる夢を見て目を覚まします。しかし現実でもゾーイが部屋の中に侵入しており、銃で撃退したのでした。翌日ジェフとドリューは自転車で川辺に向かいますが、同じ場所にバイクに乗ったクライドが現れます。

ジェフをいじめていたクライドですが、現れたガスによって殺されてしまいました。逃げ出しておりジェフはいなかったものの、その現場をドリューは目撃してしまいます。自宅に戻りガスとゾーイに襲われたドリューはアマンダと共に車で逃げたものの、追いかけてきたガスによって事故を起こし死亡してしまいます。ガスはクライドの死体を墓地に埋めた後、掘り起こしたルネの遺体をジェフの手であの墓地へ埋めさせました。

ペット・セメタリー2の結末ネタバレ

愛犬を蘇らせるという一つの行為から、とんでもない事態へと発展していくペット・セメタリー2のあらすじですが、そんなあらすじに引き続いてペット・セメタリー2の結末をご紹介します。こちらもネタバレを含んだ結末となっているので、ストーリーの終わりを知りたくないという人はご注意ください。

結末ネタバレ①悲しい事実

ガスの行いを知ったチェイスは家を訪れてガスを問い詰めますが、ゾーイとガスによって重傷を負ってしまいます。その頃自宅では、ルネの真似をしていたマジョリーを蘇ったルネが惨殺してしまいました。駆け付けたチェイスにもう一度やり直そうと言うルネに対し、彼女は本物ではないからとジェフに離れるよう訴えます。そこに現れたクライドが襲い掛かってきますが、チェイスはどうにか撃退します。

正気を取り戻したジェフはチェイスを助けようとしますが、ルネは自分の元へ来るよう訴えます。しかしその顔は溶け出し、生者として本当にルネが生き返ったわけではない事がわかりました。ジェフはチェイスと二人で家の中から逃げ出します。

結末ネタバレ②焼ける家

背後から必死に呼び止めようとするルネの声が聞こえる中、ルネの放った火によって家は燃えていきました。ジェフとチェイスは町を離れる事を決意し、タイガーを連れて車へと乗り込みました。ドリューとの会話が思い起こされる中、森の奥にはあの恐ろしい墓地が広がっているのでした。

ペット・セメタリー2のキャスト

どこかもの悲しさも感じさせる結末を迎えたペット・セメタリー2ですが、続いてはペット・セメタリー2に出演していたキャストについても順番にご紹介します。ストーリーへの評価は賛否両論あるかもしれませんが、出演しているキャストの演技の評価は素晴らしいものであった筈です。

ジェフ/エドワード・ファーロング

主人公のジェフ役を演じていたのは、俳優のエドワード・ファーロングです。「ターミネーター2」のジョン・コナー役で映画デビューを果たして以降は、様々な作品に出演しています。主な出演作品は「アメリカン・ハート」「リトル・オデッサ」「判決前夜/ビフォア・アンド・アフター」「コベナント」「BIOHAZARD デス・プラント」などが挙げられます。

ガス/クランシー・ブラウン

死から蘇り恐ろしい事件を起こし続けたガス役を演じていたのは、俳優のクランシー・ブラウンです。1983年以降数々の作品に出演しており、声優としても活動をしている人物です。主な出演作品は「ハイランダー 悪魔の戦士」「ショーシャンクの空に」「ザ・ハリケーン」「守護神」「エルム街の悪夢」「バトルフロント」「バスターのバラード」などが挙げられます。

チェイス/アンソニー・エドワーズ

ジェフの父親であるチェイス役を演じていたのは、俳優のアンソニー・エドワーズです。「ER救急救命室」のマーク・グリーン役として有名な人物です。主な出演作品は「シュア・シング」「トップガン」「カレッジ・ウォーズ」「ダウンタウン」「レッド・テキサス」「依頼人」「マイ・ハート、マイ・ラブ」「サンダーバード」「ゾディアック」などが挙げられます。

ルネ/ダーラン・フリューゲル

ジェフの母親であるルネ役を演じていたのは、女優のダーラン・フリューゲルです。1974年からモデルをしていたという経歴の持ち主でもあり、ルネ役としてはまさにぴったりの人物です。主な出演作品は「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」「シカゴ・コネクション/夢みて走れ」「サンダーブラスト 地上最強の戦車」「ザ・ストレンジャー」「ロックアップ」などが挙げられます。

クライド/ジャレッド・ラシュトン

いじめっこであるクライド役を演じていたのは、俳優のジャレッド・ラシュトンです。現在45歳となる俳優ですが、あまり出演作品は多くない人物でもあります。主な出演作品は「ミクロキッズ」「汚れなき瞳の中に」「ビッグ」「トップ・キッズ」が挙げられます。

ペット・セメタリー2に関する感想や評価

出演しているキャストも豪華なペット・セメタリー2ですが、実際に鑑賞した人の感想や評価も気になる人は多いのではないでしょうか?続いてはペット・セメタリー2に関するTwitter上での感想や評価も少しだけご紹介します。

1作目を鑑賞したファンからすると、2作目となるペット・セメタリー2はグロテスクな描写も増しているとの感想がありました。更に今作ではガスの悪い意味での活躍が目立つ事からも、ガスが死亡して蘇ってからの印象が強く残っているという感想もある様です。しかしジェフ役の俳優への評価は高い様で、その演技を観るだけでも価値のある作品だと言えそうです。

タイトルにもある様に、ペットの霊園という題材からもペットの死を避けて通る事のできない作品となっています。どの様な形であっても、ストーリー上でペットが死亡するという話が受け入れられない人にとっては、厳しい評価の作品ともいえるのかもしれません。

前作と比較すると劣ってしまうという感想も多い一方で、ストーリー展開としてはペット・セメタリー2の方が盛り上がったという感想も見られました。母を失った少年の悲しみはあるものの、どちらかといえば今作はバイオレンスな描写も多くガスの活躍が目立つ事もあって、好みによっては1作目よりも2作目の方が良いと評価する声もある様です。

ペット・セメタリー2の結末や感想まとめ

映画ペット・セメタリー2について、あらすじから結末までをネタバレと共にご紹介しましたが、1作目を観た事が無かったという人でも興味を持つ事ができたのではないでしょうか?身近な人やペットの死を経験した人にとっては、また違った見方をする事のできる作品でもあるのかもしれません。

1作目となるペット・セメタリーは1989年公開の映画となっていますが、実は2019年4月5日にはリメイク版となるペット・セメタリーが公開されたばかりです。日本での公開は残念ながら未定となっていますが、ペット・セメタリーを知らなかったという人はこの機会にシリーズを鑑賞してみるというのもおすすめです。

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