映画・最悪の選択のあらすじやネタバレ・感想まとめ！衝撃の結末とは？

≪Netflix映画「最悪の選択」の作品情報≫

• ジャンル：スリラー/サスペンス
• 原題：Calibre(銃の口径)
• 公開年：2018
• 製作国：イギリス
• 監督・脚本：マット・パーマー
• 出演：ジャック・ローデン(ヴォーン)/マーティン・マッキャン(マーカス)/トニー・カラン(ローガン)/イアン・ピリー(ブライアン)/カール・マカニンチ(アル)
• 上映時間：101分
• Netflix公開日：2018年6月29日

パーマー監督は「最悪の選択」の脚本を書き始めて映画まで完成まで9年の歳月を費やしたと語っています。凝った捻りや仕掛けはないようですが、事件を起こした2人の男が取った証拠隠滅という間違った選択をした彼らを待ち受けているのは最悪の結末で、ストーリーの展開は筋が通っていて見応えがると評されています。

原題の「Calibre」(アメリカスペル「caliber」)には銃の「口径」と人としての「器」という意味が込められています。「最悪の選択」の物語が展開していく上で重要なキーワードとなっています。

Netflix映画「最悪の選択」は序盤はホラー要素もなく平穏な雰囲気で風景の森がキレイなどと鑑賞に浸っていられるようですが、事故発生からエンドロールが流れるまで途切れることない背筋が凍るような緊迫感が凄いと話題となっています。主人公の2人に感情移入して鑑賞するため自身が追い詰められていると錯覚に陥るようです。

物語で主人公の2人は倫理的に見て最悪の選択をしたと見られていますが、それはあくまで結果論であって人間の自己防衛、自分自身の命を守るために取った行動だったと考えたら果たしてそれは本当に最悪の選択だったのか？と疑問に思うという感想があがっているようです。登場人物を演じているのは有名どころの俳優ではありませんが、俳優たちが見せる表情の演技にぞくっとさせられると評価が高いようです。

「最悪の選択」は日本では劇場公開されていません。DVDスルーとなり、2018年6月29日にNetflixのみで配信され見ることが出来ます。「最悪の選択」を視聴するにはNetflixに登録する必要があります。無料の試し期間もあるようなので気になる方は是非チェックしてみてはいかがでしょうか？

Netflix映画「最悪の選択」のあらすじをネタバレ紹介してきます。15年来の幼馴染のマーカスとヴォーンは週末にスコットランド北部に鹿を狩りに車で出掛けます。妊娠している婚約者と結婚を控えているヴォーンにとっては独身最後の旅行でした。クルカラン村に到着した2人は古い邸宅風の宿に3泊するためにチェックインし、その晩にバーで村の住人たちと一緒に話しながら楽しい時間を過ごしていました。

その中のローガンが森を案内を申し出ますが、マーカスはそれを断ります。昔話に花を咲かせるなどして盛り上がる2人の前に、見せに入ってきた女性2人、カーラとアイオナを誘い更に盛り上がります。4人は店を出ると二手に分かれます。アイオナはヴォーンに気がある素振りを見せますが、妊娠中の婚約者がいることを告げてただ酒を飲んで話をしていました。

翌日、酔いが覚めぬまま2人は鹿狩り出掛け、酒を飲みながら鹿が洗われるのを待ちます。宿に銃弾を忘れたヴォーンはマーカスのライフルを借ります。2人の目の前に立派な鹿が現れ、マーカスはその鹿を射止めるのをヴォーンに譲ります。ヴォーンは狙いを定めて銃を撃ちますが同時に鹿が動き、その先にいた人間に弾が当たってしまいます。ヴォーンは慌てて駆け寄り、右目上の頭部に弾が当たって死亡した少年を確認します。

ヴォーンはその場に崩れ落ちます。そこにトレッキングの装備をした少年の父親が駆け寄り、ヴォーンはワザとじゃないことを懸命に訴えますが、父親は落としたライフルを手にしてヴォーン目掛けて打とうとしています。その様子を少し離れたところで見ていたマーカスが引き金を引きその父親を射殺します。2人は動揺し、親子の遺体を見えないところに移動させ、慌てて車に戻ると現場から立ち去ります。

違法な銃の貸し借りをした上に酒が残ったままの狩りで事故だとしても刑務所行きは免れません。2人は何とか隠蔽しようとするのです。マーカスとヴォーンは相談した末、親子は恐らく旅行者であろうと考え、埋めてしまえばだれにも分からないとして夜中にこっそり遺体を埋める決意をします。一旦村に戻った2人は平静を装ってレストランに訪れます。そこにいたローガンとアルと一緒に食事をすませた後、再び森に戻るのでした。

食後にマーカスとヴォーンは親子の遺体を隠した現場に赴き、2人の遺体を穴掘って埋めます。明け方に戻って来た2人の姿をある1人の子供が目撃していました。マーカスとヴォーンは翌朝、早々に村を立ち去ることにすると眠りにつきます。2人は昼近くになって目を覚まします。

外では村の人がマーカスのジープの周囲に集まって騒ぎ、カーラの父のブライアンがマーカスに娘を犯されたと怒り、ローガンの制止も聞かずマーカスの車のタイヤをパンクさせます。マーカスは車を修理場に持ち込みますが、修理が終わるのが翌日といわれ足止めを喰らうことになります。2人は村の祭りに誘われ参加することになるのです。

村の祭りに参加することになったマーカスとヴォーンは村人たちがサミー達がキャンプに行ったきり帰って来ないと騒いでおり、ローガンが「甥がいなくなった」と言ったことに対して、途中から会話に加わったマーカスは思わず「彼ら」と発言してしまいます。ローガンはマーカスのその発言を見逃すはずがなく、2人は半ば強制的に祭りに参加させられ山でのサミー達の捜索の手伝いもさせられます。

断ることが出来なかったマーカスとヴォーンはローガンの弟と甥だったサミーたちの捜索に加わり、2人は車に乗車して山の中に入ります。2人の乗った車はサミーたちの遺体を埋めたポイントを通り過ぎほっと胸を撫でおろしますが、マーカスとヴォーンが乗っていた後ろの車にサミー達の匂いを覚えたシェパード犬が乗っており、サミー達の匂いを嗅ぎつけて埋めたポイントを特定されてしまいます。

マーカスとヴォーンは罪の意識と自分たちの身の危険を察知して村人たちが掘り返している間に慌てて車に乗り込み逃げ出しますが、車からガソリンが漏れだしていました。後ろには追って来た村人たちがいます。2人は車を乗り捨て逃げ出すも犬に噛まれて村人たちに捕らえられてしまいます。

Netflix映画「最悪の選択」のあらすじの衝撃の結末をネタバレ紹介してきます。村人のブライアンがマーカスとヴォーンを処刑しようとういうのに対して、ローガンは警察に突き出すことを提案し村人たちで話し合いが始まりました。ある夜に酒を飲みながら話したアイオナがヴォーンは正直者だと話したことから、ローガンは村人を人殺しにしないための最終手段としてでヴォーンにマーカスを射殺すれば命は助けると言います。

長年付き合ってきた親友を自らの手で殺めることに躊躇いを感じていたヴォーンに対して、痺れを切らしたブライアンがヴォーンを射殺しようとした瞬間、ヴォーンは引き金を引いてマーカスの命を奪いました。

ローガンは弟と甥を失踪とする代わりにマーカスのことを1人で北山に入り行方不明になったと言うように言われます。その後、車がないためヴォーンは妻に車で迎えに来てもらい帰ります。やがて赤ん坊が生まれ新たな命を抱くヴォーンの表情は目に光はなくその場面で映画の幕は下ります。

Netflix映画「最悪の選択」の登場人物を紹介してきます。15年以上の付き合いで幼馴染の親友のマーカスに誘われて、山の奥へ鹿狩りに出かけます。妊娠中の婚約者がおり、独身最後の旅行でした。鹿を捕らえたつもりが同時に鹿が動いたことで鹿の先にいた少年の頭を銃弾が貫く不幸の事故に見舞われます。最後に自身が生き抜くために親友のマーカスを射殺してしまいます。

ヴォーンの幼馴染で鹿狩りなどの狩猟経験を嗜む上流階級の出自で金融関係の職種に就いています。狩猟の際にヴォーンが銃弾を部屋に忘れてきたことで自身の銃をヴォーンに貸し与えます。ヴォーンが少年を誤って射殺してしまい、その少年の父親に銃口を向けられているところをマーカスは別の銃で父親を撃ち殺してしまいます。そして、死体を森の中にヴォーンと共に埋めます。

村の中で一番の権力者で、やって来たヴォーンとマーカスに森の案内をしようと名乗り出ますが、マーカスに断られてしまいます。ヴォーンとマーカスが射殺した人物はローガンの実の弟と甥です。弟と甥がキャンプから未だに帰らないことで話している時にマーカスが何かを知っているような素振りを見せたのをローガンは見逃しませんでした。結果、2人が弟たちを殺したことを突き止め、ヴォーンにマーカスを殺すように強要します。

村に来た時にヴォーンと共に酒を飲んでいた女性がアイオナです。彼女はヴォーンに惹かれるところがあったようですが、ヴォーンが正直に妊娠中の婚約者がいることを聞かされその夜は2人で酒を飲みながら会話を楽しんでいました。ローガンの弟と甥が殺されヴォーンたちの処分を話している時に、アイオナはヴォーンのことを正直な人と評価します。そのお陰でヴォーンは助かります。

ブライアン・マクレイは村の住人です。ローガンの弟と甥がヴォーンたちに殺されたことを知ると2人を殺害しようと村の人々との話し合いの中で提案します。しかし、ローガンがそれを制止し、ヴォーンがマーカスを射殺することで決着を付けようとします。中々、マーカスを殺そうとしないヴォーンに痺れを切らしてヴォーンを射殺しようとします。

村の自動車工場の整備士の男がフランクです。酒場でカーラに言い寄り話しているマーカスに「カーラには手を出すな」と忠告しますが、マーカスには相手にされませんでした。

酒場でルーカスと一緒に酒を飲んでいた女性がカーラです。カーラはルーカスに言い寄りますが、拒絶されたため、その腹いせに自身の父親にルーカスに無理やり犯されたと嘘をつきます。カーラの父親は激怒し、ルーカスの車のタイヤをパンクさせて村から出られないようにしてしまいます。

Netflix映画「最悪の選択」に関する感想や評価について紹介していきます。Netflix映画「最悪の選択」の感想や評価にはどのような声があがっているのでしょうか？早速、Netflix映画「最悪の選択」の感想や評価を見ていきましょう！

Netflix映画「最悪の選択」の結末の感想については、子供を誤って殺害してしまい、それを隠蔽しようと埋めてしまったことで最悪の事態となって、さらに仲間内で殺さなければならい状況になって後味の悪さが良いという声があがっています。

Netflix映画「最悪の選択」の結末が鑑賞者の胃に穴が悪のではないかと言うほど主人公たちの罪悪感と緊迫感があってスリラー映画としては素晴らしいと評価する感想も見られます。緊張感のある映画をみたいという時にはおすすめの作品と言えるようです。

Netflix映画「最悪の選択」の終始不穏な空気で落ち着かない展開で高評価されているのも頷ける映画だったという感想があがっています。中でも主演を演じていたジャック・ロウデンの演技が素晴らしく、一番ラストの場面でのジャック・ロウデンの表情の芝居も辛そうで良いと評価されています。

Netflix映画「最悪の選択」の登場人物・あらすじの結末までや感想や評価をネタバレして紹介してきました。Netflix映画「最悪の選択」はかなりの緊迫感が途切れることなく展開が続き、スリラー映画としては良いと高い評価を得ています。

「ダンケルク」で戦闘機のパイロット役を演じたジャック・ロウデンが本作ではヴォーンを演じ、彼の罪悪感と辛さがありありと伝わってくる演技が素晴らしと好評だったようです。「最悪の選択」のストーリーはかなり重いものがあるようです。

しかし、映画の感想から見終わった後に満足している鑑賞者が多くいることが窺えることからおすすめの映画であることは間違いなさそうです。まだ、映画「最悪の選択」を見ていないという方や興味のあるという方は一度ご覧になっていみてはいかがでしょうか？