2019年07月14日公開
2019年07月14日更新
ヒューマンドラマ映画のおすすめ95選!心洗われる感動作品を紹介
本記事ではおすすめのヒューマンドラマ映画を洋画50作品と邦画45作品と合わせて計95作品をランキング形式で紹介していきます。どの映画作品も心が洗われるような感動の名作ばかりです。ランキングで紹介した作品の中には必ず気に入るヒューマンドラマ作品が見つかるに違いありません。ヒューマンドラマを観たいけれど何を観ようか悩んでしまうという方は、本記事を参考になさってみてはいかがでしょうか?
目次
ヒューマンドラマ映画の感動洋画おすすめランキングTOP50~21
50位:孤島の王
隠れた名作として感動のヒューマンドラマ洋画おすすめランキング入りしている映画「孤島の王」は、実話を基にした作品です。罪を犯した少年たちは島流しに遭い、そこにある11歳から18歳までの非行少年の更生施設で過酷な重労働を課せられます。
元船乗りの少年・エーリングを筆頭に高圧的な監守達へ反抗心を剥き出しにする少年たちの葛藤を描いた作品です。少年たちの戦い続ける姿に心動かされ、ラストのシーンでエーリングが放つセリフに涙を流したという人も少なくないようです。
49位:海の上のピアニスト
1900年、大西洋を横断する豪華客船で捨てられた赤ん坊が見つかり、名前を発見された年代に因んで1900と名付けられます。豪華客船内のダンスホールで演奏されるピアノを聴いて育った彼は、才能を開花させ世界的なピアニストになり望むものは何でも手に入れられるまでになります。
公開前から評判がいい映画です。船の上という狭い世界での生活を余儀なくされましたが、その中でも様々な人との出会いや別れがあり数奇な主人公の人生が描かれています。1900の人柄が魅力的で美しい描写の感動の洋画となっています。
48位:ショート・ターム
様々な問題を抱えている子供たちが集まるグループホーム「ショートターム12」で働いているグレイスは、心を閉ざした新入りの少女・ジェイデンの担当になります。グレイスは交際中のは施設の同僚・メイソンとの間に子供が出来たことが発覚し2人の将来は幸せに溢れたものと思われていました。
そんな中、ジェイデンが父親の虐待に遭っていることにグレイスは気づくのです。ストーリーは淡々と進み地味ですが、心に傷を抱えた登場人物たちがもがいて支え合いながら前に進んで行こうとする姿に心打たれるとの声があがっています。
47位:トゥルーマン・ショー
保険会社の平凡なセールスマンのトゥルーマンは、自身が生活する環境に違和感を覚えていました。実はトゥルーマンの人生は30年間映画セットの島で隠しカメラで撮影されTV番組「トゥルーマン・ショー」で流され世界中の見世物となっていました。あることがきっかけとなり、彼を取り巻く人間関係なども全て作られたものだと知ったトゥルーマンは現実の世界への脱出を試みるのです。
登場人物のキャラが個性豊かで主人公トゥルーマンの現実の厳しさに立ち向かっていく姿には心打たれるものがあり、元気を貰える作品だと評され感動のヒューマンドラマ洋画おすすめランキングに入っています。
46位:スタンド・バイ・ミー
感動のヒューマンドラマ洋画おすすめランキング第46位は「スタンド・バイ・ミー」です。1959年の小さな町オレゴンで12歳の仲良し4人組が行方不明の少年が列車にはねられ、その遺体がそのまま放置されているという情報を入手します。発見すれば街のヒーローになれると不安と興奮を抱えて2日間の冒険の旅に出ます。
スティーヴン・キングの名作で自身が子供時代に友人が目の前で列車にひかれた現場を目撃したことが作品に大きく影響していると言われています。スティーヴン本人はその時の記憶がなく、見たかもしれないし見なかったかもしれないとインタビューで語っているようです。
45位:幸せのちから
妻と5歳の息子と3人暮らしのクリス・ガードナーは医療機器の営業の業績で伸び悩み家賃も払えず破産寸前の経済状況でした。妻には逃げられて息子と2人で生きていくことになりますが、預金は底を付きそうです。クリスは最後に自身の才能を信じて一流企業への入社を決意します。
しかし、採用されるのは1人のみです。クリスの子供を守るために奮闘する姿や自分の無力さを痛感し、トイレに隠れて涙する場面は鑑賞者の涙を誘います。人はどんなに絶望した状況でも大切な者を守るためなら踏ん張れるということを教えてくれる作品で、観る者の気持ちを奮い立たせて元気づけてくれる洋画となっています。
44位:マダム・イン・ニューヨーク
夫と2人の子供に恵まれて暮らす主婦のシャシは、家族の仲で唯一英語が離せず、家族から馬鹿にされ、自身の居場所などがなくて傷つく日々を送っていました。姪の結婚式がニューヨークであることをきっかけに家族に内緒で英会話を習い始めます。シャシが必死に英語を修得しようと奮闘する姿に思わず応援したくなり、観る側も「自分も頑張ろう」と思わせてくれるようなポップで楽しいノリのインド映画となっています。
43位:グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち
感動のヒューマンドラマ洋画おすすめランキング第43位は、アカデミー賞の9部門にノミネートされ、映画業界に激震を与えた「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」です。天才的学力を持つ床清掃員の青年・ウィル・ハンティングは過去のトラウマから人に心を開くことが出来なくなっていました。
そんな彼はある心理学者と出会いを描いたヒューマンドラマです。人に心を開かずとも上手くかわしてその場をやり過ごすことはある意味器用で社会生活において必要な事のようでもありますが、人間関係において本当に大切なことは何かを教えてくれるような作品となっています。
42位:オデッセイ
4年もの間、火星にたった1人取り残された宇宙飛行士が奇跡的に生き延びて生還するというSFサバイバルヒューマンドラマです。植物学者である主人公がその知恵と経験を生かして自身の排泄物を肥料にし、宇宙で植物を育てるなど生き延びるためにあらゆることに試みてどのような逆境に置かれても諦めずに粘り強く乗り越えていこうとする姿に心打たれる洋画となっています。主人公を演じたマッド・デイモンの安定した演技も好評です。
41位:スクール・オブ・ロック
感動のヒューマンドラマ洋画おすすめランキング第41位は「スクール・オブ・ロック」です。ロックを愛する熱い主人公のデューイは自身が作ったバンドから追い出されるような冴えないバンドマンです。家賃も支払えなくなり追い出され途方に暮れていました。
デューイはあることがきっかけで名門小学校の臨時教員に決まりバイト気分で引き受けますが、そこで子供たちの音楽的才能を発見し、授業と称して生徒たちとバンドを組みバンド・バトルへの出場を目指すのです。勉強以外のロックを通じて子供たちがそれぞれ成長していく姿に教育の本質を考えさせられる作品となっています。
40位:インターステラー
人類は寿命が尽きそうな地球の代わりに新たに居住可能な惑星を探すミッションに乗り出していました。その宇宙飛行士には幼い娘を持つ元エンジニアの男が選ばれます。「インターステラー」の物語はSF、アクション、ヒューマンドラマと様々な要素が盛り込まれており鑑賞後、映画を観たという満足感や主人公の男が娘に会いたいという思いの一心で「生きる」こと、「愛」するパワーが感じられると評された作品となっています。
39位:コーチ・カーター
弱小のリッチモンド高校バスケットチームの監督を務めることになったカーターは、将来に希望を見い出せずにくすぶっている若者たちに学生としての規律を守らせ、熱血指導と厳しいトレーニングでチームを試合で連勝させるまでに生まれ変わらせます。1999年に起こった実話の映画化で、熱血コーチのカーターの「試合に勝つことよりも大切なものがある」とのメッセージに鑑賞者の心は揺さぶられること間違いなしの作品です。
38位:ブルックリン
感動のヒューマンドラマ洋画おすすめランキング第38位は、アカデミー賞作品賞・主演女優賞・脚色賞3部門にノミネートされた「ブルックリン」です。アイルランド人の少女が新天地・アメリカに1人で移住し、上京して不安を抱え弱々しい様子を見せまながらも、馴れない環境でどうにか生きようと奮闘する成長の姿を描いた恋愛ありのヒューマンドラマです。上京経験者にとってはどこか懐かしさがあり、原点に返る心境になる作品です。
37位:キンキーブーツ
代々、機能性を重視した男性用の靴を製造してきたプライス家は倒産寸前の経営難に陥っていました。それを回避するために青年チャーリー・プライスはコンサルタントにニッチ市場を狙った結果、型破りで大胆なデザインの靴「オカマ靴」を提案する生意気なドラァグ・クイーン迎え、工場に新たな風を吹き込みます。
古くから代々受け継がれてきたことの中に新たな風を入れることは勇気が入りますが、大切なものを守るためには時代の流れに沿って柔軟に対応することが必要であると学びのある作品となっています。
36位:ビューティフル・マインド
実話を基に映画化され、2001年度アカデミー賞の主要4部門受賞作品「ビューティフル・マインド」を紹介します。統合失調症になりながらも数学と共に生きた天才数学者ジョン・ナッシュの、天才ゆえに国際的な諜報活動に巻き込まれ、衝撃の真実に向き合うことになった半生を描いたヒューマンドラマです。
信頼していた友人が実在しない人物だと分かり自分が病気であると自覚して苦悩します。そんな彼を妻が最後まで側にいて支え続け、全ての理を解明しようとしていた博士が辿り着いたのは妻の愛の中にこそ理があると気付くのです。人は支え合って生きているということを教えてくれるような作品となっています。
35位:キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
舞台は1960年代のアメリカで、両親の離婚を聞いた16歳の高校生・フランクは、ショックで家を飛び出して単身ニューヨークへ赴きますが、生活に困り偽造小切手の詐欺を始めるようになります。天才的な頭脳と持ち前の魅力でパイロットになりすまし、偽造小切手で全世界で豪遊し始めます。
フランクは小切手の偽造繰り返しますが、敏腕FBI捜査官カール・ハンラティが捜査に乗り出し世界を股に掛けてフランクとカールの追いかけっこが始まります。本当の操縦士、医者、弁護士と思い込ませる大胆な主人公の手口に息をのみ非常に作り込まれた筋書きが見ていて痛快だと評されているヒューマンドラマです。
34位:あと1センチの恋
6歳からの幼馴染で友達以上恋人未満の間柄のロージーとアレックスは、イギリスの田舎町を出てアメリカのボストンの大学へ進学が決まっていました。しかし、ロージーはほんの出来心でクラスの人気者クレッグと関係を持ってしまい妊娠してしまいます。明らかに両想いな2人の主人公の気持ちがすれ違い、もどかしい展開が多々見られますが、最後には恋愛だけでなく友情や家族愛なども感じられるヒューマンドラマです。
33位:ターミナル
東欧のクラコウジア人のビクター・ナボルスキーは、ニューヨークJFK国際空港に長期間足止めされてしまいます。祖国がクーデターによって消滅してしまい、パスポートが無効になってしまったために帰国することもアメリカに入国することも許されませんでした。
行き場のなくなったビクターはターミナルでの生活を始めます。主人公のビクターは人柄がよく、また彼の周囲に集まる空港の人々も心が温かい人ばかりで鑑賞後はほっこりとする作品となっています。
32位:僕と世界の方程式
感動のヒューマンドラマ洋画おすすめランキング第32位は「僕と世界の方程式」です。父親を亡くして心を閉ざした自閉症の少年・ネイサンは、数学において飛びぬけた才能を持っており、国際数学オリンピックのイギリス代表チームの一員に選ばれるまでになります。
その中で多くの人に出会ったネイサンの成長を描いたヒューマンドラマです。ネイサンの「愛」というものを知ろうとする姿が観る者の心に優しさを齎し、孤独を感じている人の心をほぐすような温かさが感じられる作品となっています。
31位:ミスティックリバー
幼馴染のジミー、デイブ、ショーンの3人の少年たちがそれぞれ違う人生を歩み、大人になって再び人生が交わっていく描写が感慨深く印象的だと感想があがる映画「ミスティックリバー」がおすすめの感動ヒューマンドラマ洋画にランキング入りしています。ヒューマンドラマですが、ミステリー要素も含まれており、心の傷を負った人物たちを描いた物語で思わず声を上げて泣いてしまうような重苦しい雰囲気が漂う作品となっています。
30位:マイ・インターン
アン・ハサウェイとロバート・デ・ニーロが主演の「マイ・インターン」を紹介します。ニューヨークの華やかなファッション業界に身を置き公私ともに充実した生活を送るジュールスは、40歳以上も年上のシニア・インターンのベンにイライラさせられますが、次第に彼の仕事ぶりや年の功といえる助言を信頼するようになり最大のピンチを切り抜けます。
「マイ・インターン」は笑いあり涙ありで、仕事への向き合い方などの人生についての様々なことを教えてくれ、鑑賞後はとても前向きになれる作品でおすすめの映画となっています。
29位:17歳のカルテ
感動のヒューマンドラマ洋画おすすめランキング第29位は「17歳のカルテ」です。スザンナはある日大量の薬物を服用して自殺未遂を起こして精神科病院に収容されます。パーソナリティ障害のスザンナは精神科病院に馴染むことが出来ませんでしたが、その病棟のボスであるリサに惹かれていきます。
スザンナは心にできた隙間を埋めようと何かを探し、自殺しようとしたわけではなく、ただ消そうとしただけと精神的な描写がリアルに描かれています。生きることに疲れたという人におおすすめの映画となっています。
28位:LION/ライオン 25年目のただいま
インドで生まれた青年サルーは5歳の時に迷子になり、本当の家族とは生き別れたままある家族の養子として迎え入れられオーストラリアで幸せに暮らし30歳になっていました。大人となった彼は自分の幸せを実感する度にインドの家族のことが頭を過るのです。
25年前に言えなかった「ただいま」を伝えるためにサルーはGoogle Earthで故郷を見つけ出す奇跡の実話を基にしたヒューマンドラマです。信じられないようなストーリーに序盤から惹き込まれインドの怖さを感じさせる情勢や人の温かい家族愛に涙すること間違いなしの作品です。
27位:みんな元気
自慢の4人の子供たちが成長しそれぞれ独立、妻に先立たれたフランクは初めて子供たちと疎遠になっていたことに気付きます。家族の絆を深めようとバーベキューを週末に企画しますが、何かと理由をつけてドタキャンする子供たちにフランクは自ら会いに行く旅に出るのです。
ある程度人生のイベントがひと段落ついて「人生とは何か」と様々な事柄についた人が鑑賞した際に、色々と考えさせられる映画で、子供を持って子育てが終わった人にとっては共感できるところが多い映画となっています。
26位:それでも夜は明ける
第86回アカデミー賞の作品賞、助演女優賞、脚色賞の3部門に輝いた「生きる」という信念に魂を揺さぶられる衝撃と感動が押し寄せる実話を基に描いたヒューマンドラマ洋画作品です。舞台は1981年のニューヨーク、家族と平穏な日々を送ってた黒人音楽家ソロモンは、ある日突然拉致され奴隷にされます。彼を待っていたのは白人による目を覆いたくなるような「人間の尊厳」を奪う差別と虐待の日々でした。
ソロモンは約12年の間、自身の尊厳を守りながら家族と再び会うために耐え忍び、奴隷制度撤廃を唱えるある1人のカナダ人労働者に出会うのです。この作品ではかなり悲惨な虐待の場面が描かれ心痛することが多いようですが、それでも生きようと諦めないソロモンの姿に熱い何かが感じられ感動するとの声があがっており、感動のヒューマンドラマ洋画おすすめランキングに入っています。
25位:僕のワンダフル・ライフ
少年ベイリーに命を救われた犬・イーサンは寝る時も遊ぶ時も常にベイリーの側にいて片時も離れようとはしません。イーサンは寿命が来て命を落としても再びベイリーに会うために何度も生まれ変わってベイリーに会いに行く、犬と人との感動の洋画です。イーサンとベイリーの触れ合いとにかく心温まるものがあり優しい気持ちに包まれます。動物好きな人にとってはたまらないとおすすめの映画となっています。
24位:ビッグフィッシュ
お伽話を語ることで有名人となったエドワードは、未来を予見する魔女一緒に旅をした巨人のこと人を襲う森の先にある美しい町のことなどについて語り、人々を幸せな気持ちにしていました。息子であるウィルも父の話す奇想天外な物語が好きでしたが、成長していくにつれて素直に聞けなくなっていき、親子の関係がギクシャクしていきます。
そんな時、父・エドワードの余命が残りわずかだとウィルは母から聞かされるのでした。ティム・バートン監督の摩訶不思議な世界観で親子の絆を描いた心温まる作品で感動のヒューマンドラマ洋画おすすめランキング24位です。
23位:セッション
世界に通用するジャズドラマーになるために名門音楽学校へしたニーマンは、鬼教師・フレッチャーの罵声を浴びせながら完璧な演奏を引き出す為ならば暴力など手段を選ばない指導方法に必死に喰らいついていく様が描かれたヒューマンドラマです。劇中のフレッチャーの指導方法が理不尽で不愉快という感想も上がっていますが、ラストの10分間の演奏は素晴らしく、これまでのストレスが一気に解消されるようです。
映画「セッション」は、音楽への意地やプライドなどの熱量が感じれ、鑑賞後もしばらく興奮が止まずアカデミー賞やほか数々の映画賞で絶賛されているのも納得との声があがっています。
22位:フォレスト・ガンプ/一期一会
感動のヒューマンドラマ洋画おすすめランキング22位は、知能指数は劣っていますが、純真な心をもって人を惹きつける青年・フォレスト・ガンプの半生を1950から1970年代のアメリカの社会情勢を盛り込みながら描いた心暖まるヒューマン・ファンタジー名作映画「フォレスト・ガンプ」です。
劇中では「人生はチョコレートのようなもの。開けてみないと分からない。」という人生は何が起こるか分からず、何事もやってみなければ分からないという1つの物事に取り組む大切さを教えてくれるような映画で鑑賞後に「チャレンジしてみよう」と思わせてくれるようなストーリーとなっています。
21位:博士と彼女のセオリー
若く健康で活動的な21歳の天才物理学者であるスティーブン・ホーキンスは、ケンブリッジ大学の学生ジェーン・ワイルドに出会い恋に落ちます。その後スティーブンは難病のALSを発症し余命2年の宣告を受けます。手を取り合って絶望的な状況に立ち向かっていく2人の姿を描いた実話の物語です。逃げ出すことが出来ない現実を直視し、生きる意味や人生の価値を見い出す力強いメッセージが込められている作品でおすすめです。
ヒューマンドラマ映画の感動洋画おすすめランキングTOP20~11
20位:リリーのすべて
1926年のデンマークの首都・コペンハーゲンに住むゲルダとアイナーは仲睦まじい夫婦です。夫・アイナーは女性モデル役で女装したことをきっかけに自分の中に眠る女性の心に気付きます。世界初の性別適合手術を受けたリリーの実話を基に映画化されたヒューマン・ラブドラマです。偽りの自分か本当の自分か、どの自分で生きていくのかの葛藤が最大のテーマとして描かれています。
妻のゲルダはそんなアイナーを受け入れ、本物の愛を示します。主演でアカデミー賞受賞者のエディ・レッドメインの女性らしい演技が素晴らしいのはさることながら、妻を演じたアリシア・ヴィキャンデルの演技にも心が震えたとの声もあがっています。
19位:チョコレートドーナツ
育児放棄されたダウン症の少年・マルコは、シンガーを夢見ながらショーダンサーで日銭を稼ぐルディとゲイ隠して生きる弁護士のポールに引き取られて2人の愛情の中でマルコにとっては夢の様な幸せな日々の生活を送ります。マルコは学校にも通い始め、ルディは歌手になるためにでもテープを作成しナイトクラブへ送ります。
そんな幸せな生活はずっとは続かず、ゲイのカップルはマルコの教育上に良くないとマルコは2人から引き離されてしまいます。人を守るための法律が、人々の固定観念によって不幸や悲劇を招き、胸が締め付けるようなラストで終わります。家族の形は1つではないということを感じさせ、家族の在り方についても考えさせられる映画となっています。
18位:LIFE!
雑誌「LIFE」の写真管理部で働く男は、何の変わり映えのない日々をただやり過ごして空想に明け暮れていましたが、あることをきっかけに大きな一歩を踏み出し人生を変える冒険の旅に出る物語です。生き方についても考えさせられるような映画で綺麗な映像とテンポの良いストーリーで鑑賞後の後味も良く何度でも見られる作品と評されています。自分の選択に迷った時に見たくなる映画だという感想が見られます。
17位:マイレージ マイライフ
企業のリストラ対象者に解雇通告する役割の「リストラ宣告人」を担うライアン・ビンガムは仕事に生きがいを感じ、夢の目標1,000万マイル達成を目前にしがらみのない楽しい生活を送っていました。結婚恋愛に全く関心がなかったライアンの前にある2人の女性が現れてライアンに転機が訪れます。女性との出会いによってライアンの考え方に変化が見え始め、その過程が心温まるようで感動するとの感想の声があがっています。
16位:グラン・トリノ
クリント・イーストウッドが監督・主演を務めた「グラン・トリノ」は、妻に先立たれた人に気を許さない頑固者の老人ウォルトは、学校に行かず仕事もしていない隣人の少年タオがウォルトがどんなものよりも大切にしているヴィンテージ・カーの「グラン・トリノ」を盗もうとしたことをきっかけに2人は不思議な関係になります。
無謀争いに巻き込まれたタオは家族と共に命の危険に晒されますが、にウォルトは彼の将来を守るため最後の決着を付けるのです。恐ろしくもカッコいい、悲しくて切ないヒューマンドラマの最高峰という感想の声があがっている作品です。
15位:きみに読む物語
家族とひと夏のバカンスでノース・カロライナにやって来た17歳の良家の子女・アリーは地元の青年・ノアから熱烈なアプローチを受けます。そして2人はお互いに愛し合うようになりますが、身分の違いからアリーの両親の反対を受けます。都会に戻っていくアリーにノアは365通の手紙を送るのです。
情景の描写や綺麗な恋を映像美で魅せ、年齢を重ねても衰えることのない愛することを真正面から描いた作品です。年老いた2人が一緒に眠りにつくラストには、いつまでも変わらない2人の愛に胸がほっこりしほろりと涙するのではないでしょうか?
14位:はじまりのうた
ミュージシャンのデイヴと恋人関係にあるグレタは彼の曲が映画主題歌に起用され、それをきっかけに2人でニューヨークに移り住むことになりますが、スターとなったデイヴの浮気が発覚しグレタは部屋を飛び出します。
そして、売れていないミュージシャンの旧友の家に居候したグレタは彼の働いているバーで歌うことになりそこで会社から追い出されたミュージックディレクターの男と出会い音楽を通じて前進していく物語です。PVのような綺麗な映像で映画全体の雰囲気がという鑑賞者も多いようです。
13位:ベンジャミンバトン
映画「ベンジャミンバトン」を紹介します。80歳の姿で生まれ年を取る毎に若返っていく数奇な運命を辿るベンジャミンバトンの人生を描いたヒューマンドラマです。時間を止めることは出来ず、大切な人との出会いや別れを経て人生の喜びや死の悲しみを知っていきます。
この世の中には様々な人間がいて歩んでいく人生も多種多様であり、どんな人生だとしても素晴らしいと感じられる作品で涙腺崩壊する感動のヒューマンドラマで洋画おすすめランキング13位にとなっています。
12位:グレイテスト・ショーマン
19世紀半ばのアメリカを舞台に家族を養うために挑戦と失敗を繰り返しながらショーを営んできたP.T.バーナムは、たった一つのオリジナルのショーに辿り着きます。彼の企画するショーは型に嵌らず、ショーに出演するキャストたちも個性豊かな者ばかりでバーナムのショーは成功しますが、逆に良しとしない輩もいました。
バーナムは実力派の歌姫に出会ったことで他のキャストそっちのけで歌姫に付きっ切りになり大切な者を見失いますが、最後は全てを失い何が一番大切なのかに気付きます。映画はミュージカル調でとても明るく楽しい作風で、夢追い人やコンプレックスを抱えて悩んでいる人などが観ると元気が貰える作品なのではないかとの声があがっています。
11位:アンドリューNDR114
ある日マーティン家に1つの小包が届きます。それは父・リチャードが家族の為に購入した家事全般ロボット「NDR114」でした。礼儀正しくアナログ感漂わせるアンドリューと名付けられたロボットの仕事は末娘の子守です。ロボットでありながら自我が芽生えたアンドリューは自由を得て人間になろうとします。
ロボットのため死がないアンドリューは大切な人間の死を看取り続け、愛した人とも一緒になることも出来ません。アンドリューは自由をもって悲しみを体感し、そこから多くのことを学んでいきます。人間や生きることについてを問いかけてくるようなヒューマンドラマとなっています。
ヒューマンドラマ映画の感動洋画おすすめランキングTOP10~4
10位:マンマ・ミーア
ギリシャの小島でリゾートホテルを営む母ドナの娘である20歳のソフィの願いは、一度も見たことがない父親と共に結婚式のバージンロードを歩くことです。結婚式を間近に控えたソフィは母親の日記から父親の可能性がある昔の恋人たちの3人を見つけると内緒で結婚式に招待します。元3人の恋人の姿を見たドナは驚きますが、彼らを迎え入れるのです。
ソフィの結婚前の揺れ動く心情も描かれ、母親役のメリル・ストリープの存在感と歌唱力が圧倒的でダンスシーンなどがも多数盛り込まれており、気分が明るくなる映画となっています。
9位:インサイド・ヘッド
11才の主人公の少女・ライリーの頭の中には5つの感情であるヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、カナシミが存在し、人間が生きていく上でどの感情も必要なものであることを感じさせます。特にカナシミは不要だと阻害されやすい感情ですが、人間が幸せを感じるためにはなくてはならない負の感情であると映画鑑賞後に感じることでしょう。自分の感情との向き合い方のヒントにもなるような映画となっています。
8位:レ・ミゼラブル
ミュージカル映画「レ・ミゼラブル」はヴィクトル・ユーゴーの有名小説の映画化でセリフは少なく、終始歌で感情を表現していく洋画となっています。19年間刑務所にいて仮釈放の身となったジャン・バルジャンは、改心し繊維工場の工場主として成功し市長に就任します。繊維工場で娘を養うために極貧生活を強いられていたファンテーヌと出会ったジャン・バルジャンは幼い娘の面倒を見ることを約束します。
しかし、あることがきっかけで自身が囚人であることが明るみになってしまい、再び追われる身となってしまいます。美しい映像と歌で魅せられ、心で感じるヒューマンドラマとして名作で人気の高い洋画となっています。
7位:いまを生きる
名門学校において教科書通りよりもそれぞれの個性を伸ばすことに重点を置く教師とそれに対して学校サイドは対立し、その中で学生たちの心境に変化を描いたヒューマンドラマです。「生きるとは何か」や自分は自分で良くて、自分の気持ちに素直であっていいという学びが得られる作品となっています。
6位:イエスマン
あるセミナーに参加して全ての事柄において「イエス」としか答えなくなった男性の仕事や恋愛模様を描いたポジティブ・ヒューマンドラマです。鑑賞後は物事はポジティブに捉えるようにしようと考えたり、言いたいことははっきりと言えるようにしようと感じさせる映画だという感想があがっています。何も考えずに鑑賞することができ、元気が貰える楽しい作品となっています。
5位:アバウト・タイム 愛おしい時間について
21歳の誕生日に父親からタイムトラベル能力があることを告げられたティムは、恋人を得るため張り切ってタイムトラベルを繰り返し、やがて魅力的な女性メアリーと恋に落ち結婚して子供を授かります。タイムスリップを繰り返したティムは、自分の身に降りかかったことを変えることが可能ですが、2度と同じ時間を過ごすことは出来ないと知ります。
映画「アバウト・タイム」はラブストーリーを通じて人生を歩んでいく中で、今この瞬間がどれほど尊いものかを教えてくれるヒューマンドラマで感動のおすすめ洋画にランキング入りしています。
4位:ラ・ラ・ランド
夢を叶えるために人々が集まるロサンゼルスで女優を志す映画スタジオのカフェ店員のミアはオーディションを受けても何度も落ちてばかりで落ち込んでいました。ある日訪れた店でピアノ演奏を耳にしたミアはピアニストでいつか自分の店を持ちたいと夢見るセブと恋仲になり、互いの夢を応援し合うようになります。しかし、セブが自身の店の資金作りのために加入したバンドが成功すると2人の心はすれ違うようになり喧嘩別れします。
別々の道を歩きそれぞれの夢を叶えますが、セブは彼女が戻ってくることを待ち望みますが、ミアは既に別の男性と結婚していました。喧嘩別れした時にお互いが素直になっていればまた未来は違ったのかも知れません。楽しかった日々や過ぎた時間は取り戻すことが出来ないと心に沁みる映画となっています。
ヒューマンドラマ映画の感動洋画おすすめランキングTOP3
3位:きっと、うまくいく
インドの未来を担うエリート軍団が集まる超難関理系大学ICEに通っていた破天荒な自由人のランチョーや動物好きなファルハーン、事ある毎に神頼みする苦学生のラジューの「3バカトリオ」が珍騒動を巻き起こします。3時間を超える長編映画でインドの社会問題を深堀した重い題材となっていますが、主人公の3人のキャラクターが明るく、愉快で時に考えさせられながら観られると好評のようです。
インド映画は脈絡もなく突然音楽が流れたりと犬猿する人も少なくないようですが、本作はインド映画のイメージを覆すような作品となっています。興味のある方は是非ご覧になって観るといいかもしれません。
2位:最強のふたり
不慮の事故で全身麻痺となり、車いす生活を余儀なくされた大富豪のフィリップと介護士として雇われたスラム出身の黒人の青年・ドリスは、人種や年齢、生活環境、嗜好の全てが違い共通点が全くありません。
映画「最強のふたり」は、そんな2人が衝突を繰り返しながら次第に互いを受容し合い友情を育む姿が描かれた心温まるヒューマンドラマです。フィリップとドリスの掛け合いに笑みがこぼれ、鑑賞後も爽やかな気分になる映画で感動のヒューマンドラマ洋画おすすめランキング第2位となっています。
1位:ショーシャンクの空に
妻とその愛人を射殺したという冤罪ででショーシャンク刑務所に投獄された銀行家アンディは、そこで受刑者のレッドと知り合い、他の受刑者たちの心も開いていきます。自らの冤罪の証拠を掴むもそれを看守に阻止され、アンディは40年の歳月を経て刑務所の中に穴を掘り、刑務所内の金銭の不正を暴くと見事に脱獄に成功します。
主人公が監獄内の体制を変えるために監守を無視して好きな音楽を流したり、受刑者が学べるように図書館を作ったり、野心を持って最後まで諦めない姿に勇気づけられ、不可能なことへの可能性も感じられる作品です。それだけではなく脱獄のスリル感がたまらないという感想もあがり名作として人気が高く、感動のヒューマンドラマ洋画おすすめランキング堂々の第1位にランキング入りしています。
ヒューマンドラマ映画の感動邦画おすすめランキングTOP45~21
45位:エイプリルフールズ
1年で唯一嘘が許される日・エイプリルフールの日、街には朝から様々な嘘が飛び交っていました。対人恐怖症の清掃員のあゆみは一晩だけ外科医の亘と関係を持ち妊娠してしまいます。そのことを亘に打ち明けますが、エイプリルフールで嘘だとかわされてしまいます。辛抱ならないあゆみは亘のいるレストランへ赴きます。
「エイプリルフールズ」の物語は、何気ない嘘やバラバラに起こった出来事がいつの間にか絡み合って大騒動へ発展していきます。物語の構成が見事で1度だけでなく2度見たくなる作品と評され、ヒューマンドラマおすすめ邦画ランキングに入っています。
44位:グッモーエビアン!
17歳で未婚の母となった元パンクバンドのギタリストのアキとしっかり者の女子中学生に成長したハツキは名古屋のアパートで2人で暮らしていました。2人は親友の様に仲の良い親子でしたが、海外放浪の旅に出るなどの自由人のヤグが2年ぶりに帰ってきて3人での生活が始まります。
ハツキは碌に働かないヤグを笑って許す母の姿を見て苛立ちを覚えます。「家族とは何か」を問いかけるような物語で豪快なロックの母・アキの言葉がカッコよくて沁みるとおすすめの邦画となっています。
43位:パーマネント野ばら
西原理恵子の叙情的傑作「パーマネント野ばら」はリアルな「大人の女性の恋心」をテーマに描かれた邦画です。深い愛情と悲しみに満ちた女性、登場人物たちの活力に溢れている姿に共感し涙を誘います。衝撃のラストシーンでは切なくて涙を流さない人はいないのではないでしょうか?主演の菅野美穂をはじめとした俳優陣の自然体な演技が好評となっています。
42位:ビリギャル
学年でビリで1年間の勉強で偏差値を40引き上げて慶応大学に現役合格した学生の実話を基にした映画「ビリギャル」がヒューマンドラマおすすめ邦画ランキングの第42位となっています。本作は可能性が0ではないということを知ること、夢を持つことや挑戦することの大切さ、それを支えてくれる人がいることの大切さに気付かせてくれる作品としておすすめの邦画ランキングに入っています。
41位:ばしゃ馬さんとビッグマウス
同じシナリオライタースクールに通うシナリオライター志望のばしゃ馬の様にひたすら努力し続ける「ばしゃ馬さん」こと馬淵みち代と自称もうすぐ天才脚本家と大口をたたく超自信過剰な年下男の天童義美は出会い、夢を叶えるためにお互いに励まし合ったり葛藤したりと奮闘する姿を描いたヒューマンドラマです。共に夢を追い掛ける仲間がいることの尊さなどを教えてくれる邦画となっています。
40位:オーバー・フェンス
家庭を顧みなかったことで離婚し職業訓練校に通いながら失業保険で故郷の函館で生活していた白岩は、何の楽しみもない日々にこの先の自分の将来をただ働き続けて死ぬだけだと考ていました。しかし、ある日訪れたキャバクラで鳥真似をする風変りなキャバ嬢に出会い、どこか危うさのある美しさのある彼女に白岩は惹かれていくのです。
主演のオダギリジョーや蒼井優をはじめとした出演キャストによる繊細な主人公たちの心の動きが見事に演じられており、生き抜くということがメッセージに込められた邦画となっています。
39位:世界から猫が消えたなら
30歳の郵便配達員の主人公をある日突然病魔が襲います。彼の目の前に悪魔が現れ、主人公の寿命を1日引き延ばす代わりにこの世のものを1つ消すという契約を結びます。自分の命を1日伸ばす毎にこの世のものを消す行為に対して次第に主人公は本当に大切なものに気付いていくのです。鑑賞後はとてもや優しい気持ちになるとの感想の声があがっているヒューマンドラマの邦画です。
38位:聖の青春
幼少期から難病「ネフローゼ」を患い入退院を繰り返す村山聖は、将棋と出会い15歳で森信雄に師事します。名人になる夢を胸に抱き上京した村山聖は周囲の支えもあって七段に昇段し、同世代で将棋界のタイトルを総取りにした伝説の棋士・羽生善治に激しいライバル心を抱きます。
不自由な体で「強くなりたい」将棋を打ち続けた村山聖の半生を描いたヒューマンドラマです。登場人物たちの葛藤をリアルに感じられ、将棋の世界の厳しさを体感できる作品となっています。
37位:フレフレ少女
ヒューマンドラマおすすめ邦画ランキング第37位は「フレフレ少女」です。小説恋愛に嵌っていた女子高生の桃子が偶然出会った野球部のエースの男子に恋をし、彼を応援するために廃部寸前の応援部に入部して奮闘する姿を描いた物語です。「応援する者は応援される人よりもつよくなければならない」というセリフが印象的なようで人を励ますということはどういうことかを教えてくれるような作品となっています。
36位:バースデーカード
鈴木紀子は天然な性格の父・宗一郎と弟の正男、優しくてユーモアのある母・芳恵とごく普通な幸せな生活を送っていましたが、紀子が10歳の時に母親が病で亡くなってしまいます。それから紀子の元に毎年母親からバースデーカードが届き、その内容はクイズだったり、ファーストキスの仕方だったりとユーモアに溢れた手紙でした。
他界したが母は紀子の目の前にはいませんが、手紙を通した親子の成長が描かれたヒューマンドラマで「あなたにはあなたの良いところがある」という劇中のセリフが印象深く勇気づけられると感動する映画作品にラング入りしています。
35位:漫才ギャング
お笑いコンビ結成から10年しても売れない「ブラックストーン」のボケ&ネタ作りを担当する飛夫は、ある日相方から解散を告げられ、ヤケを起こしてトラブルに巻き込まれて留置所に送られます。そこで飛夫はドレッドヘアーにタトゥーをした日々喧嘩三昧の龍平に出会い彼のツッコミの才能に気付きコンビを組むのです。
本映画は万人受けするようなものではないですが、キャラの濃い実際のお笑い芸人も登場しお笑い好きの方は楽しめる作品となっています。主演の佐藤隆太と上地雄輔のコラボ作品で佐藤隆太の熱血演技が見どころとなっています。
34位:海難1890
物語の舞台は1890年の和歌山県串本町沖です。曾てのオスマン帝国の親善使節団を載せた軍艦が座礁して大破し、人々は大海原に投げ出され乗組員500名以上が暴風雨などの影響で絶命します。過酷な状況の中で、元紀州藩士の医師・田村元貞や助手のハルをはじめとした地元民が賢明な救助活動に乗り出します。時は経て1985年のイラン・イラク戦争中、日本政府は危機的状況にあるとしてテヘラン在留邦人の救出を断念します。
曾て邦人に助けられたことのあるトルコ政府は在留邦人のためにある行動に出ます。現在、食べたいものを食べて好きなことが出来る生活が送れている背景には先人の人たちが紡いできたことの恩恵であるということを感じさせる映画となっています。人の成長を感じられる作品でランキング入りしています。
33位:ボクの妻と結婚してください。
バラエティ番組の敏腕放送作家の三村修治は、すい臓がんで余命6か月の宣告を受けて自らのエンディングノートを作成します。三村修治には専業主婦の妻の彩子と小学生の息子・陽一郎がいました。残される家族を何とか笑顔に出来ないかと考えて修治が思いついたのが、妻の結婚相手を探すことでした。どんな辛いことでも楽しいに変換する気持ちを忘れない主人公の物語に鑑賞者は優しい気持ちにさせられると感想にあがっています。
32位:深夜食堂
深夜でも営業している東京の繁華街の路地裏の食堂では、客と絶妙な距離感を取る寡黙なマスターが出す酒と豚汁定食とその料理に舌鼓する客の様々な人生模様が交差する物語で、鑑賞後は明日も頑張ろうと思えるような優しさに溢れた作品となっています。感想の中には土曜日の夜にゆっくりしながら観たいと思うような作品との声があがっています。
31位:Every Day
邦画「Every Day」は交通事故で昏睡状態となって病院に入院している妻がある朝突然主人公の男の目の前に現れ「一週間」の間だけ幻想の生活を送ることになる物語です。男は当たり前だと思っていた妻と過ごした日々が囁かで幸せな生活であったことを思い出します。幸せは身近に溢れていることを感じさせてくれるような作品となっています。
30位:何者
SNSを駆使して就職活動に挑むそれぞれの6人若者たちの学生生活を中止に人間模様の築き方を描いたヒューマンドラマです。定期的に集まる若者中に内定者という裏切り者が現れた時に彼らの本心が露になってきます。誰が一番人としての価値が高いのか、自分は一体何者なのかと自分の在り方について考えさせられる作品となっています。
29位:8年越しの花嫁 奇跡の実話
「8年越しの花嫁 奇跡の実話」の主人公の尚志と麻衣は婚約して幸せいっぱいのカップルですが、ある日麻衣が原因不明の病に侵され昏睡状態になっていしまいます。麻衣は昏睡状態から目覚めますが、大切な記憶を失うという試練が2人を待ち受けていました。それから8年が経ち懸命に寄り添い続けた尚志と必死に戦い続けた麻衣の奇跡の愛と絆の物語です。
28位:横道世之介
長崎出身の16歳の主人公・横道世之介は大学進学で上京してきた何事にも真向から臨み正直でで明るい少年です。お嬢様育ちの彼女・与謝野祥子や大学でだった友人たちとの関りを少し抜粋して描かれた物語となっています。何気ない日常の会話劇で鑑賞後はほっこりするようなヒューマンドラマでおおすすめの邦画作品となっています。
27位:火花
お笑い芸人の又吉直樹原作の映画化「火花」がヒューマンドラマおすすめ邦画ランキング第27位となっています。若手コンビ「スパークス」でデビューした徳永は、その後お笑い芸人として全く芽が出ず、営業先の熱海の花火大会で先輩芸人・神谷と出会い彼の芸風に惹かれて弟子入りを希望し、神谷は十分の伝記を作成することを条件に了承します。
夢追い人の喜びや苦悩を描いた物語です。たとえ夢が叶わなかったとしてもやりきったことで前進できると、チャレンジすることを躊躇う者を励ますような作品でおすすめのヒューマンドラマとなっています。
26位:ちょっと今から仕事やめてくる
過度なノルマを課せられた長時間労働な上に上司のパワハラといったブラック企業で働く20代若手の青山は、疲弊しきっており、駅で電車に跳ねられそうになったところを青山の幼馴染と名乗るヤマモトという男に助けられます。彼に出会ったことで青山は前向きになり、自分の人生を変える一歩を歩み始める物語です。働くことについてや人生・人間関係に悩んでいる人のエールになるような作品でおすすめとなっています。
25位:フラガール
昭和40年のエネルギー革命で閉鎖間近の炭鉱の町・福島県を舞台に北国をハワイに変える起死回生のプロジェクトが始動し、その目玉となるのがフラダンスショーでした。未来を担う子供たちがフラダンスを踊る奮闘を描いた実話に基づいたヒューマンドラマです。鑑賞者の感想の中には、主演の蒼井優が可愛いと話題で観る者の心が洗われるようなピュアさあり、ほっこりありの目頭が熱くなるよな作品だという声が見られます。
24位:百円の恋
実家に引きこもり堕落的な生活を送っている32歳独身の斎藤一子は、離婚して出戻った妹の二三子と口論になり家を出ることになります。仕方なく100円ショップの夜勤勤務をするようになった一子は、近くのボクシングジムで練習に励む中年ボクサー・狩野に出会い、自身もボクシングに目覚め始めるという物語です。
主人公の「自分は100円の価値もない」というセリフに一度は自分について諦めを感じたことがある人にとっては共感できるところがあるのではないでしょうか?自分に対して諦めることに嫌気がさして、そんな自分自身と戦おうとする主人公の姿に胸が熱くなるという感想があがっています。
23位:海よりもまだ深く
15年前に文学賞を1度だけ受賞したことのある自称作家で探偵事務所に勤務する中年男の良多は、作家の夢を追い続けますが上手くいかずに妻には愛想をつかされて離婚します。
思い描いていたものとは違う現実を目の当たりにして「こんなはずではなかった」という家族の何気ないやり取りが描かれたヒューマンドラマです。鑑賞した方の感想には、「幸せを手にするためには何かを諦めなければならない」というようなセリフが強く印象に残ったとの声が見られます。
22位:しあわせのパン
北海道の月浦に移り住んだ夫婦が、湖が見渡せる丘でパンカフェ「マーニ」の経営を始め、ほのぼのとした雰囲気の中でそこに訪れる人々との交流を描いたヒューマンドラマです。1人で感じることよりも誰かと何かをシェアする、分け合うことでその喜びは倍に大きくなっていくという「分け合うことの大切さ」を教えてくれるような邦画です。
21位:深呼吸の必要
人生とは常に走り続けて結果を出し続けなければいけないものだと考えがちですが、邦画「深呼吸の必要」では疲れた時には立ち止まっていい、見失っている何かを思い出す、あるいは気づくためには深呼吸することも必要であるということを教えてくれるような物語となっています。生きることや人間関係、仕事などで疲弊した時に本編を鑑賞すると息抜きになるかも知れません。
ヒューマンドラマ映画の感動邦画おすすめランキングTOP20~11
20位:ぼくたちの家族
父・母・息子2人の4人家族の若宮家は平凡な生活を送っていましたが、ある日、母・玲子に脳腫瘍が見つかり余命宣告を受けます。その状況に動揺を隠せない男3人を尻目に母はどんな状況でも笑顔でいようと母の強さを見せます。そして、母が無くなり残された父親と息子2人がぎこちないながらも一歩ずつ歩み始める家族の奮闘激を描いたヒューマンドラマです。
19位:箱入り息子の恋
内気で愛想がない市役所勤務の天雫健太郎は、自宅と職場を往復する日々を送り、趣味と言えばペットのカエルだけでした。見かねた両親は健太郎に今井家の美しい1人娘・奈穂子との見合い話を持ち帰ります。
外見で判断され続けた男性と盲目の女性が見た目や経歴ではなく、その人自身の内面で恋に落ちていく物語です。外見で判断するのではなく真っ直ぐ相手と対峙して内面を見つめることの大切さを教えてくれ、恋することの温かさを感じさせる映画となっています。
18位:探偵はbarにいる
舞台は北海道・札幌のススキノです。探偵は行きつけのBARで相棒兼運転手の高田と酒を飲みながらオセロに興じます。そこへ探偵宛てに「コンドウキョウコ」という女性から調査の依頼が舞い込みます。簡単な依頼だと思っていた探偵でしたが、その調査中に半殺しの目に遭います。
その後にまた依頼主の女性から連絡が入りますが、探偵と高田は自力で報復に出るのです。探偵役の大泉洋と高橋役の松田龍平コンビが危ない橋を渡る展開や2人の掛け合いが笑いを誘い、人情味やロマンチックな雰囲気もあって泣けるラストで面白いと人気がある作品です。
17位:ツレがうつになりまして
邦画「ツレがうつになりまして」は実体験を基に描かれた細川貂々原作の人気コミックエッセイの映画版です。ある日突然「うつ病」を発症し会社に行かれなくなった夫とそんな夫を「頑張らない!」と励まして支える漫画家の妻のこれまでの自分たちの姿を見つめ直し成長していく様をコミカルに描いたヒューマンドラマです。主演の堺雅人や宮崎あおいが好演しており、頑張り過ぎて少し疲れたという方におすすめの映画です。
16位:アヒルと鴨のコインロッカー
大学に通うために仙台から出て来た19歳の椎名は奇妙な隣人の河崎に出会い、初対面にも関わらず同アパートに住む孤独なブータン人留学生に広辞苑を贈ろうと本屋襲撃の奇妙な計画を持ち掛けられます。乗り気ではなかった椎名ですが、過去と現在の物語が交錯する中に巻き込まれ真実を目の当たりにします。
タイトルからほのぼの系の邦画と思う方も多いようですが、登場人物が語る言葉がチクリと胸を刺し、じわじわと切なく心を揺さぶります。感動のヒューマンドラマ邦画おすすめにランキング入りしています。
15位:悪人
妹とアパートで2人暮らしで家と職場の往復でつまらない日々と送っていた馬込光代は、殺人犯となった恋人や友人もいない土木作業員の清水祐一に惹かれ、祐一の自首を止めて2人で逃避行します。殺人をテーマに、登場人物の様々な感情を描き出した群像劇で、悪人は殺人を犯した祐一だけなのかと観る者に問いかけ、人を大切にするということに深くメスを入れた作品となっています。
14位:そして父になる
子供の取り違えで6年間育てた子供との血の繋がりがなかったことが発覚し、家族の絆についてをテーマにした邦画「そして父になる」が感動のヒューマンドラマ邦画おすすめランキング14位に入っています。これまで過ごしてきた時間の中には血の繋がりがなくても確かに親子の絆が結ばれていたと、本当の父親、家族になるとはどういうことなのかを考えさせられるような作品です。
映画「そして父になる」を鑑賞した人の感想の中には涙が止まらなかったという声もあがっています。観る人によって感想が変わってくる作品でもあるようですが、間違いなく名作といわれている邦画のようです。
13位:のぼうの城
2万の大軍の豊臣軍に500人の軍勢で喧嘩を売ったでくのぼうな武将「のぼう様」の生き様を描いたヒューマンドラマです。馬鹿なことをするなの憎めないキャラクターで農民からもの愛され、どんな敵にも恐れずに突っ込んでいく様に、のぼうの器の大きさとリーダーシップ力に魅せられる作品となっています。
12位:天地明察
将軍・徳川家綱が世を治める時代、将軍に囲碁を教える名家に出自の安井算哲は星の観測と算術の設問に嵌っており、それが見込まれて800年に使用された暦の誤りを正し、日本独自の暦を作成するプロジェクトのリーダーに抜擢されます。
新たな暦作成に当たり天文学の謎を解き明かす中で数々の難問にぶち当たっていきます。自分の好きなことを突き詰め最後まで諦めない安井算哲の姿に影響されて、自分も好きなことを極めて人の役に立ちたいという意欲が出て来たという鑑賞者の声があがっています。
11位:阪急電車
物語の舞台となる阪急今津線は、宝塚から西宮北口間の約15分間走るえんじ色のレトロな内装の電車です。乗り込んでくる人には様々な悩みがあり、人と人とが触れ合って誰か1人が手を差し伸べることでお互いに助け合う「温かさ」の連鎖が起こり、鑑賞者にもその温かさに触れて微笑みと優しい気持ちが伝わって来るようです。この映画を観たことで昨日の自分よりも少し優しくなれた様な気分になるという感想があがっています。
ヒューマンドラマ映画の感動邦画おすすめランキングTOP10~4
10位:舟を編む
出版社・玄武書房勤務の馬締光也(まじめみつや)は言葉に対して天才的なセンスを持っています。その才能が買われた馬締は、辞書編集部に異動になり、今を生きる新しい辞書「大渡海(だいとかい)」を完成させるためにあらゆる問題を抱えそれを克服し奇跡を起こすヒューマンドラマです。
馬締の1つのことに命を注ぐ勢いを感じさせて辞書編纂(へんさん)取り組む姿に感心させられると同時に、何気なく使用している言葉について少し興味が湧いてくるような物語となっています。
9位:海猿
海上保安官の1%の人間しかなることが出来ないエキスパートの「潜水士」を目指して14名の候補生が自然の厳しさの中で死と隣り合わせになりながら50日間の厳しい訓練に挑む男たちの熱い友情や成長を描いたヒューマンドラマです。鑑賞者の感想には「生きることに対して熱くなれる」という声があがっています。
8位:鍵泥棒のメソッド
売れない貧乏役者の桜井は、銭湯で羽振りのいい男が転倒して頭を強打し記憶を無くしたのをいいことに自分のロッカーの鍵とそ男の鍵を入れ替えてその人物になりきります。しかし、その男は伝説の殺し屋・コンドウでした。桜井は男に来た大金が絡んだ依頼を受けてしまい大ピンチに陥ります。
一方、自分を桜井だと思い込んでいるコンドウは本気で売れる役者になろうの努力をし始め、その姿を見た婚活中の女性編集長・香苗は彼に逆プロポーズをするのです。主演の堺雅人と香川照明の演技が笑えて惹き込まれ、身近な物事の大切さに気付かせてくれるような作品となっています。
7位:陽はまた昇る
邦画「陽はまた昇る」は日本の映像メディアの発展に尽力してVHSを誕生させた男の実話を基にを描いたドキュメンタリーの様なヒューマンドラマです。開発に全てを投げうって取り組んだ男たちの汗する姿に鑑賞者も思わず熱くならずにはいられないようです。「人の夢は10年」という劇中で登場する言葉が印象的という声があがり、何があっても絶対に諦めないという姿勢は夢を追う人のお手本となるのではないでしょうか?
6位:神様のカルテ
日本の医療現場の実態を描き出し、心療内科医のイチと彼に寄り添い心を癒し支える妻・ハルの心温まるヒューマンドラマです。自分は誰のために、何のために働いているのかと医療従事者のみならず、他の職種に就いている人にとっても問いかけられる、自分の人生を見つめ直すきっかけとなるような邦画ですすめの作品となっています。
5位:僕たちは世界を変えることができない
海外支援案内のパンフレットを見た甲太をはじめとした医大生が資金150万円でカンボジアに小学校を建てるプロジェクトを思いつき奮闘する姿を実話を基に描いたヒューマンドラマです。生きている中で1度は観た方がいいというランキングにもランクインするほどの作品でヒューマンドラマおすすめ邦画ランキング第6位となっています。
4位:湯を沸かすほどの熱い愛
銭湯を守りながら子供を育てる幸野双葉は、1年前に夫がふらっとどこかにいなくなったため銭湯は休業状態に陥ります。それでも明るい肝っ玉母さんをしていましたが、ある時病気が見つかり余命2か月の宣告を受けます。双葉は生きている内に絶対にやっておくべきことを決めてそれを実行します。
物語の展開は予想できるものがあるようですが、涙が止まらないとの感想の声があがっています。「湯を沸かすほどの熱い愛」の物語は本当の愛とは何かを観る者に問いかけて胸を打つ邦画作品でおすすめです。
ヒューマンドラマ映画の感動邦画おすすめランキングTOP3
3位:永遠の0
司法試験に失敗し進路に迷う佐伯健太郎は、祖母の葬儀で祖父・賢一郎とは血の繋がりがないことを知らされます。本当の血縁の祖父は60年前の太平洋戦争で零戦パイロットだった宮部久蔵で、終戦直前の特攻出撃で命を落としていました。
健太郎は宮部久蔵について知るために久蔵のかつての戦友を訪ね歩くのでした。今日の日本があるのは過去に戦争で戦ってきた先人の人たちがいたからというのをしみじみと感じさせられる映画で感動のヒューマンドラマ邦画おすすめにランキング第3位となっています。
2位:ブタがいた教室
感動のヒューマンドラマ邦画おすすめにランキング第2位は「ブタがいた教室」です。「自分たちが飼育した豚を食べよう」という大阪の小学校で実際に行われた1年間の実話を基にして描かれた作品です。「Pちゃん」と名付けたその豚に生徒たちは次第に愛情を注ぐようになります。
豚が多いく育ち「食べる」「食べない」で生徒たちは意見をぶつけ合います。命についてや食べる際に言う「いただきます」の意味など、何でも食べたい時に食べれらる現代だからこそ考えさせられるヒューマンドラマとなっています。
1位:万引き家族
第71回カンヌ国際映画祭の最高賞であるパルムドールを受賞した邦画「万引き家族」はm犯罪を犯すことでしたか家族との繋がりを持つことが出来なかった一家の物語です。リリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優、樹木希林をはじめとした豪華な実力派俳優陣の共演でも話題となりました。本作品は出演している子役の、葛藤して苦しんでいる様子や心を開いていく演技も好評のようです。
タイトルで犬猿する人もいるようですが、先入観で見るのではなく物事を多面的に捉えなければ本質は見えてこないという鑑賞者の感想も上がっており、鑑賞して損はない作品だとして感動のヒューマンドラマ邦画おすすめにランキング堂々の第1位となっています。
ヒューマンドラマ映画のおすすめ95選まとめ
洋画・邦画別におすすめのヒューマンドラマ映画を計95作品紹介してきました。映画を観ることで様々な人生を見ることができ、映画好きの方の中には自身の人生を生きる勇気や希望、指針になったという人もいるでしょう。
本記事で紹介した映画作品の中でも気になる作品が1つでもあったのではないでしょうか?どの作品も観る者の心を打つと話題となり人気ある作品ばかりです。是非、気になった作品は一度ご覧になってみるといいかもしれません。