バッド・ジーニアス 危険な天才たちのあらすじネタバレ!映画の感想も紹介

「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」は、実際に起きたカンニング事件を基にしたタイの映画です。主人公はリンという優秀な頭脳を持つ女子高生です。進学校に転入したリンは、人・グレースに勉強を教えたことから、カンニング・ビジネスへと誘われます。ここでは映画「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」のあらすじを、ネタバレで結末まで紹介し、実際に起きたカンニング事件についての解説と、映画の主要キャスト、映画の感想などを紹介します。

バッド・ジーニアス 危険な天才たちのあらすじネタバレ!映画の感想も紹介のイメージ

目次

  1. バッド・ジーニアスとは?
  2. バッド・ジーニアスのあらすじネタバレ
  3. バッド・ジーニアスのキャスト
  4. バッド・ジーニアスの挿入歌
  5. バッド・ジーニアスの吹き替えキャスト
  6. バッド・ジーニアスは実話が元ネタ
  7. バッド・ジーニアスに関する感想や評価
  8. バッド・ジーニアスのあらすじネタバレやキャストまとめ

バッド・ジーニアスとは?

バッド・ジーニアスの映画情報

「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」は、中国の学生たちが実際に起こした集団カンニング事件を基に作られたタイの映画で、2017年に公開されました。公開当時タイでは2週間連続で興行成績1位となり、また、アジアを中心に16の国と地域で公開されるなど、タイ映画最高のヒット作品となったということです。日本での公開は2018年の9月でした。

映画「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」は実話を基にしていますが、映画の主人公はリンという女子高生で、そのキャラクター設定やストーリーなどはフィクションだということです。この映画は「オーシャンズ11」の高校生版だと評判を呼び、タイ映画としては史上最高の大ヒットとなりました。ここでは、映画「バッド・ジーニアス」のネタバレあらすじと、映画のキャスト紹介、実際のカンニング事件についても紹介します。

バッド・ジーニアスの原題

映画「バッド・ジーニアス 危険な天才たち 」の原題はタイ語で、こちらの画像に表記されている「ฉลาดเกมส์โกง」となります。この言葉を直訳すると「利口な、ゲーム、いかさま」ということだそうです。

バッド・ジーニアスの映画監督

映画「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」の監督は、ナタウット・プーンピリヤです。1981年生まれ、タイのバンコク出身です。大学卒業後、CMディレクターを経てニューヨークでグラフィック・デザインを学びました。ニューヨークから帰国し、短編映画などを手掛けた後、2012年にナタウット監督初となる長編映画「Countdown」を発表しました。

映画「Countdown」は、タイのアカデミー賞と言われるスパンナホン賞の脚本賞や主演男優賞を獲得。アメリカのアカデミー賞でも外国語映画賞のタイ代表となりました。今回の映画「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」は、ナタウット監督がプロデューサーからの依頼を受け、1年以上掛けて脚本を完成させました。タイの他、日本、中国、台湾、ベトナム、香港などアジアの各国でも公開され、大ヒット作品となりました。

バッド・ジーニアスの予告動画

こちらの動画は、映画「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」の予告編動画です。この映画は、実際に起きたカンニング事件を基に製作されました。近年タイでは、子どもは勉強ができることが何より大切だという価値観が広まっているということで、成績の良くない子どもは親や学校に認めてもらうために必死だそうです。

しかし一方で、お金で子どもの成績を上げようとする親もいるということで、この映画の主人公リンは、親や学校が不正をしているのに、何故私がしてはいけないの?という想いで、大人たちに闘いを挑んでいきます。ここからは、映画「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」のあらすじを、ネタバレで結末まで紹介します。

[映画]バッド・ジーニアス -危険な天才たち- 2018/9/22(土)、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー

バッド・ジーニアスのあらすじネタバレ

映画「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」の、ネタバレあらすじを結末まで紹介していきます。実際に起きたカンニング事件を基にした映画で、不公平な社会に対する挑戦として、主人公の女子高生を中心に、高校生たちがカンニングで報酬を得るというストーリーです。それでは、映画「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」のあらすじを、ネタバレで見ていきます。

あらすじネタバレ①進学校

女子高生リンは小学校に入学以来、常に成績トップを維持し、天才少女と言われてきました。父は教師で、リンは父と二人っきりで暮らしています。父はリンの優秀な頭脳を生かすため外国へ留学させたいと思っています。しかし父子家庭で経済的に裕福とは言えず、リンは普通の高校に通っていました。そんなリンの天才的と言われる能力の高さが認められ、進学校に「特待奨学生」という待遇で転入することができました。

あらすじネタバレ②友人のグレース

リンは転入した学校で、気は良いけれど成績がイマイチのグレースという女の子と仲良くなりました。彼女は演劇部に所属し、女優になるのが夢でしたが、成績不良のため今度のテストで、ある程度の成績を上げなければ、舞台に立てなくなってしまうと困っていました。そんなグレースにリンは勉強を教えることになりました。テスト当日、グレースはリンの後ろの席です。

リンに教えてもらった問題が出ましたが、グレースは解くことができずにいます。様子を察したリンは、とっさに解答を消しゴムに書いて靴の中に入れ、後ろに座っているグレースの方へ靴を蹴りました。消しゴムを受け取ったグレースは正解を書くことができました。テストで優秀な点を取ったグレースは、演劇部の舞台に出演することができました。するとグレースのボーイフレンドが、このカンニングの事を知りました。

パットは、自分にもテストで解答を教えてくれとリンに依頼してきました。成績が上がれば親が車を買ってくれるというパット。しかもパット一人だけではなく、パットの友人5人の分も頼むと言ってきたので、リンは断ります。しかしパットは、これは「ビジネス」で、報酬はテスト一回で一人当たり3000バーツだと言いました。リンは引き受けることにしました。リンは、同時に多数の生徒に答えを教えるにはどうすればいいか悩みます。

リンは考えた末、ある方法を思いつきました。それは「ピアノ・レッスン方式」という方法で、指の動きによって解答を教えるというものです。テストが始まると、リンの指の動きを読み取ったパットたちは高い点を取ることができました。車を手に入れることができたパット。リンのピアノ・レッスン方式は生徒たちの間で広まり、参加者はテストの度に増え、リンの報酬もアップしていきました。

リンと同じ「特待奨学生」で転入してきた男子生徒・バンクに、ある生徒がカンニングさせて欲しいと依頼してきました。その男子生徒はかなり追い詰められている様子で、バンクに「ピアノ・レッスン方式」が読み取れないからと言いました。バンクは何のことが分からず断りました。しかし不審なものを感じるバンクでした。

あらすじネタバレ③テスト1と2

今回のテストはテスト1とテスト2に分かれていて、それがランダムに配られました。テスト1が配られたリンは、急いですべての問題を解いてしまい、指で答えを教えました。隣の生徒がテスト2を持っていたので交換し、解答し始めますが、時間が少なくなってきました。リンはなんとか間に合わせました。テスト2を交換した生徒は、バンクにカンニングを依頼した男子で、リンと交換したテスト1に自分の名前を書きました。

テストが終了し、リンは校長に呼び出されました。バンクが校長にカンニングの事実を訴えたのでした。リンは否定しますが、リンの解答用紙にはテスト1とテスト2の両方の問題を計算した形跡が残っていました。この事実に、何も弁解することができないリンでした。リンの父親が呼び出され、退学は避けられましたが、奨学金が打ち切られてしまいました。

高校3年生になったリンは、グレースから再びカンニングを依頼されます。グレースがリンに依頼した理由は、パットの両親がグレースに、息子の成績が良くなったのはグレースのおかげだと言い、大学でも息子をサポートして欲しいと頼んだからでした。パットの父親は、自分と同じボストン大学に息子を入れたいと考えているのでした。そして費用は全部こちらが持つから息子と一緒に行って欲しいと、グレースは頼まれたのでした。

リンはもう二度としたくないと断りますが、報酬が60万バーツということで、引き受けることにしました。ボストン大学に入学するには「STIC」という大学統一入試を受ける必要があります。この「STIC」は世界各国で行われるということで、リンはタイとオーストラリアの4時間の時差を利用することにしました。リンがオーストラリアのシドニーで試験を受け、その答えを記憶する作戦です。

あらすじネタバレ④大学統一入試

リンは、この作戦にはかなりの費用が掛かるとして、もっと仲間を募るようパットに言いました。そして試験の解答を覚えるためにはバンクの力も必要だとリンは考えますが、真面目なバンクが引き受けるとは思えません。バンクは実家のクリーニング店の手伝いと勉強に忙しい毎日です。ある日、バンクは、身に覚えのない理由で二人組の男に絡まれます。暴力を受けたバンクは負傷し、入院する事態になってしまいました。

外国へ留学するための奨学金選考の場に行く予定だったバンクは、入院してしまったため行けなくなってしまいました。バンクは留学するという夢を絶たれてしまったのでした。バンクが退院するとリンが訪ねてきて、カンニングに誘いますが、やはりバンクは断ります。しかし母が営むクリーニング店は機械が壊れ、母は手で洗っているという苦しい状況を見て、バンクは引き受けるしかなかったのでした。

リンの作戦によると、リンとバンクが世界で一番早く試験が行われるオーストラリアのシドニーに行きます。試験会場のトイレに携帯を隠しておき、試験に挑みます。解答を覚えておいて、休憩時間にリンとバンクが半分ずつ分担して携帯で答えを送るというものです。リンは疑われたときの言い訳まで考えます。

リンが作戦を説明していると、パットの何気ない一言で、実はパットが男たちにバンクを襲わせ、奨学金選考に行けなくしたことが分かりました。怒ったバンクは、この作戦から降りると言い放ちます。リンもこの計画自体を中止しようと思いました。怒りにまかせて降りると言ったバンクですが、自身のことや家のことを考え、やはり計画に戻ることにしました。

あらすじネタバレ⑤シドニーへ

父親にテレビ番組に出演することになり、バンクと共にシドニーへ行くことになったと嘘をつき、シドニーへ向かいました。昨年、試験問題が漏洩するという事件があった「STIC」では、さらに警備が強化されています。リンとバンクはトイレに携帯を隠しに行きました。試験が開始されました。最初の科目は45分という短い中で問題を解かなくてはなりません。

凄まじい速さで仕上げていく二人は、次に解答を覚えなければなりません。そして10分の休憩時間となり、トイレに駆け込みます。リンとバンクは、覚えてきた解答を必死に携帯に打ち込みます。そして2科目目、3科目と試験は進んでいきます。

その都度トイレに駆け込みますが、順番を待つ女性がたくさんいました。かろうじてトイレに入ることができたリン。しかしバンクが、トイレが長いと警備員に通報されてしまいました。トイレの戸を激しくノックされ、あわてたバンクがタンクの蓋を割ってしまいました。ついにバンクは捕まってしまいました。

あらすじネタバレ⑥訪れたピンチ

係員がリンのいるトイレのドアを叩き、出るように声を掛けてきました。なんとか解答を送ることができたリンは、ブーツの中に携帯を隠して出ていきました。教室の前で持ち物検査が行われているのを見たリンは、携帯を側にあったクーラーの中に隠しました。男子トイレで騒ぎが起こっているのを知り、バンクが教室に入ってこないのを確認したリン。

バンクが捕まってしまったと悟ったリンですが、ここで止めることはできないと思い、最後までやり遂げようとします。最後の科目には小論文があります。試験が終わる時間まで待っていたら間に合わなくなると考えたリンは、途中で退席しようと、わざと鉛筆を喉に押し込み、嘔吐します。こうしてリンは、体調不良を装い退席し、クーラーから携帯を取り出しました。リンの素振りに怪しさを感じた係員が後を追ってきました。

あらすじネタバレ⑦逃げるリン

係員に追われたリンは会場を飛び出し、地下鉄に乗ろうとしますが、もう少しのところで電車の扉が閉まりました。係員はリンを追ってきています。タイではグレースとパットが、リンとバンクから送られてくる解答を待っています。解答が遅れていることに、カンニング計画の参加者たちから文句が出てきています。グレースとパットは、携帯から送られてきた解答を、バーコード化してそれを印刷し鉛筆に貼るという作業をしています。

一方、リンの父親がリンと連絡が取れないことを心配し、本当にテレビの収録なのか?とグレースに尋ねました。グレースは、リンは恋人と旅行中だと嘘を言いました。ようやくリンから最後の解答が送られてきました。グレースとパットはバーコードを貼った4本の鉛筆を参加者に配り、二人も試験会場へ向かいました。

リンはとうとう係員に捕まってしまいました。会場に戻らされたリンは、取り調べられているバンクと目が合いますが、バンクは大丈夫だから行け、と目配せしました。バンクが取り調べでリンのことを黙っていたので、リンは帰されました。

あらすじネタバレ⑧バンクの提案

リンは一人でタイに帰ってきました。リンとバンクのおかげで高い点が取れたグレースとパットは合格し、大学入試でも協力してくれとリンに頼みますが、リンはマークシート方式の試験ではないから無理だと断ります。リンは、父親と同じ教育者になるため真面目に生活していこうと思い、ある大学の教育学部を受験しました。そんな時バンクから連絡が来ました。バンクはリンに新たなカンニング・ビジネスを提案しました。

バンクは今回の報酬でクリーニング店を改装し、新しい機械も入れることができました。リンは「いくら欲しいの?お金が足りなければあげる」と言いました。バンクは、これからも稼ぎ続けることが大事だ、警察にも捕まらなかったと言いました。「今の私にとって大金など価値がない」と答えるリン。バンクは「それなら、STICでのカンニングの主犯だとばらしてやる」と、リンを脅迫します。

出会った頃の生真面目なバンクとは人が変わってしまったかのような態度のバンク。さらにバンクは「落ちるときはお前を道連れにしてやる、すべてはお前次第」と言います。リンは「そうね、すべて私次第」と答えました。リンは、父親にすべてを話し、STICのカンニング事件について証言することにしました。

このように映画「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」のラストは、不公平な社会に対する挑戦としてカンニング・ビジネスに手を染めたリンでしたが、最後はこれまでの自分を正し、真面目に生きていこうと決意しました。

映画の冒頭では、バンクは生真面目で不正など許せないという想いを持っていましたが、ラストではすっかりカンニング・ビジネスを積極的に進めていこうとします。反対にリンはこれまでを反省し、まともに生きることを決意します。ここまで、映画「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」のあらすじを、ネタバレで結末まで紹介してきました。

バッド・ジーニアスのキャスト

映画「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」のネタバレあらすじを、結末まで紹介してきました。ここからは、映画「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」に登場する主要キャストを演じる俳優について、紹介していきます。

キャスト①リン/チュティモン・ジョンジャルーンスックジン

映画「バッド・ジーニアス」の主要キャストを紹介します。主人公の天才女子高生・リンを演じたチュティモン・ジョンジャルーンスックジンは、本業はモデルです。この作品で初めて演技をしたそうです。そのため、撮影前に演技の勉強を徹底して行ったそうです。また、主人公のリンは左利きということで、左利きの練習も行ったそうです。

プロフィールは、1996年の2月2日生まれで、15歳からモデルとして活動。今回の映画「バッド・ジーニアス」の演技で、タイのアカデミー賞と言われるスパンナホン賞の最優秀主演女優賞を獲得しました。さらに世界各国の演技賞を受賞するなど、アジアで最も注目を集める女優となりました。今回の映画「バッド・ジーニアス」以降、女優として映画、ドラマ出演をこなし、また、モデルとしても活動しています。

キャスト②グレース/イッサヤー・ホースワン

映画「バッド・ジーニアス」の主要キャスト2人目は、グレース役のイッサヤー・ホースワンです。グレースは、主人公のリンの友人で、リンがカンニングに手を染めるきっかけになった同級生です。プロフィールは、1996年の7月4日生まれ、タイのウドーンターニー県出身です。女優としてその演技力が高く評価されています。今回の映画「バッド・ジーニアス」で、スパンナホン賞助演女優賞の部門にノミネートされました。

キャスト③バンク/チャーノン・サンティナトーンクン

映画「バッド・ジーニアス」の主要キャスト3人目は、バンク役のチャーノン・サンティナトーンクンです。バンクは、お金のためにカンニング・ビジネスに手を染めていく奨学生です。プロフィールは、1996年の6月6日生まれ、バンコク出身です。

キャスト④パット/ティーラドン・スパパンピンヨー

映画「バッド・ジーニアス」の主要キャスト4人目は、パット役のティーラドン・スパパンピンヨーです。パットは、グレースのボーイフレンドで、お金持ちの息子。お金でリンにカンニングを依頼する役です。プロフィールは、1997年の4月27日生まれ、バンコク出身です。

バッド・ジーニアスの挿入歌

ここまで、映画「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」の主要キャストを演じる俳優を紹介してきました。ここで、主要キャストの一人、バンクが映画の中でイヤホンをして聴いていたという曲についてと、映画の挿入歌を紹介します。

クラシック音楽

こちらの動画は、映画「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」で、イヤホンでバンクが聴いていたクラシック音楽です。この曲は、モーツァルト作曲の「セレナーデ第13番第1楽章 アイネ・クライネ・ナハトムジーク」です。

Maung Chun Tee/Image Suthita

こちらの動画は、映画「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」の挿入歌です。タイトルの「Maung Chun Tee(モーン・チャン・ティ―)」は、日本語で「私を見て」という意味で、Imageのスティターが歌っています。この曲は、タイの「Fwends」というインディーズのグループの曲で、歌詞を変えてリメイクしたものです。

バッド・ジーニアスの吹き替えキャスト

ここまで映画「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」のネタバレあらすじと、主要キャストの俳優について紹介してきました。ここでは、主要キャストの日本語吹き替えを担当した声優を紹介します。

吹き替えキャスト①リン/白石涼子

映画「バッド・ジーニアス」で、主人公リン役の吹き替えを担当した声優、白石涼子は、1982年生まれ、奈良県出身です。「青二塾」の声優養成所の卒業、2002年から声優活動を開始しました。声優デビュー作は、アニメ「GetBackers-奪還屋-」の少年時代の天野銀次役でした。初主役は2005年アニメ「まほらば Heartful Days」の白鳥隆士役でした。アニメの主な出演作は、2012年「物語シリーズ」の影縫余弦役。

2016年「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ‼」のアンジェリカ役。2017年「BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS」の秋道チョウチョウ役、「ベイブレードバースト ゴッド」のフリー・デラホーヤ役、2018年「ピアノの森」一ノ瀬海(小学生)役などです。吹き替えでは、韓国の女優ク・へソン担当で、韓国版「花より男子~Boys Over Flowers」の牧野つくし役などです。

吹き替えキャスト②グレース/近藤唯

映画「バッド・ジーニアス」の主要キャスト、グレース役の吹き替えを担当した声優、近藤唯は、1988年生まれ、神奈川県出身です。アニメの主な出演作は、2013年「俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している」の雪平ふらの役、2015年「超ロボット生命体 トランスフォーマーアドベンチャー」のストロングアーム役、「カードファイト‼ヴァンガードG」の羽島リン役、「トリアージX」の木場美琴役。

2017年「アイドルマスター ミリオンライブ!シアターデイズ」の篠宮可憐役。吹き替えではダヴ・キャメロン担当で、「うわさのツインズ リブとマディ」のリブ・ルーニーとマディ・ルーニー役、「ディセンダント」のマル役を務めました。

吹き替えキャスト③バンク/佐々木啓夫

映画「バッド・ジーニアス」の主要キャスト、バンク役の吹き替えを担当した声優、佐々木啓夫(ささきひろお)は、秋田県出身です。2008年から声優活動を開始。主な出演作は、2016年映画「ハンズ・オブ・ストーン」の主人公ロベルト役の吹き替え、2018年アニメ「RErideD-刻越えのデリダ-」のヴィドー・フェルカー、2019年アニメ「この音とまれ!」の滝浪薫役などです。

吹き替えキャスト④パット/河本啓佑

映画「バッド・ジーニアス」の主要キャスト、パット役の吹き替えを担当した声優、河本啓佑(こうもとけいすけ)は、1986年生まれ、岡山県出身です。2007年から声優として活動を開始。男性声優5人のユニット「Boy's Beat」のメンバーです。デビュー作は、2007年アニメ「ナイトウィザード The ANIMATION」でした。

主な出演作は、2016年アニメ「私がモテてどうすんだ」の七島希役、2018年アニメ「ミイラの飼い方」神谷他月役です。

バッド・ジーニアスは実話が元ネタ

映画「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」の主要キャストの吹き替えを担当した声優を紹介しました。ネタバレあらすじの中で紹介したカンニング事件は実話が基になっています。ここでは、元ネタとなった実際に起きたカンニング事件と、カンニング方法について見ていきます。

元ネタは不正入試事件

映画「バッド・ジーニアス」は、実際に中国の試験会場で起きた大規模な不正事件が元ネタとなっています。その試験とは、アメリカの大学に入学するための能力を評価する「大学能力評価試験・SAT(Scholastic Assessment Test)」です。

カンニング方法も実話

映画「バッド・ジーニアス」で使われたカンニングの方法の中で、主人公のリンとバンクが「STIC」の試験で使った時差を利用する方法は、実際に韓国人の受験者が時差を利用し、試験問題や解答を漏洩したという事件を基にしています。ピアノのように指を動かして相手に伝えるピアノ・レッスン方法や、バーコード化してそれを鉛筆に貼りつける方法は、ナタウット監督やスタッフたちで考えたそうです。

バッド・ジーニアスに関する感想や評価

映画「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」で、初めてタイ映画をご覧になった方の感想です。映画「バッド・ジーニアス」は「高校生版オーシャンズ11」だと言われていて、まさに評判通りで面白かったという感想です。特にカンニングが行われている時のスリリングなシーンが良かったという感想です。

映画「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」の感想です。主人公のリンを始め、キャラクター設定がしっかりしていて見応えがあり、しかもテンポ良く進むので、長さを感じさせず、緊張感を持って最後まで鑑賞できるということです。

映画「バッド・ジーニアス  危険な天才たち」の感想です。カンニングをスタイリッシュに描いた作品で、カンニングシーンなどの緊張感は、思わず惹きこまれますが、カンニング計画には粗削りなところもあって、そこが微笑ましいという感想です。

映画「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」の感想です。カンニングのシーンが緊張感たっぷりで面白かったという感想で、不正とはいえ高校生たちによるカンニングを、映画という大きなスケールで描いているところが良いという感想です。

映画「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」の感想です。不正を働く大人たち、不公平な社会に対して自分たちも不正して何が悪い、というリンたちの奮闘が、サスペンスタッチに描かれ、また、緊張感あふれる展開と共に面白かったという感想です。

映画「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」の感想です。様々な方法でカンニングを見せる面と、背景にある学歴偏重の社会や経済的な格差、家族や友情などが描かれ、見応えのある映画だという感想です。

映画「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」の感想です。タイ映画を初めて観られた方で、俳優たちの演技がみな良かったという感想で、特にグレース役のイッサヤー・ホースワンが可愛いかったということです。映画の内容としては、緊張感あふれるストーリーで面白かったということです。

バッド・ジーニアスのあらすじネタバレやキャストまとめ

いかがでしたか?実際に起きたカンニング事件を基にした映画「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」のネタバレあらすじを、結末まで紹介しました。主人公リンは優秀な頭脳の持ち主ですが、経済的に恵まれず、カンニング・ビジネスに手を染めていきます。映画の感想が書かれたツイッターでも紹介しましたが、緊張感あふれるカンニング・シーンが特に面白かったそうです。

また、上映時間130分という長さを感じさせないテンポの良い展開だという感想もありました。映画「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」のネタバレあらすじの他に、映画の中のカンニング方法で、時差を利用する方法は、事実基づいて描かれたということです。また、映画の主人公リンや主要キャストを演じる俳優についても紹介しました。

映画「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」の主演チュティモン・ジョンジャルーンスックジンは、本業はモデルで、今回の映画で初めて演技をしたということですが、演技賞を受賞するなど高い評価を得ました。女優として更なる活躍が期待されているということでした。各国で高い評価を得たと言われる映画「バッド・ジーニアス」を、ぜひご覧ください。

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