山口勝平は絵が上手い？出演した人気作品やキャラ（工藤新一）まとめ【声優】

声優の山口勝平さんは1965年の5月23日に生まれ、福岡県出身です。「勝平」は芸名で、本名は山口光雄さん。「かっぺい」と名付けたのは声優の肝付健太さんです。理由は、山口さんの方言（福岡弁）が抜けないということで「田舎っぺ」から「かっぺい」と名付けたそうです。山口勝平さんは、地元の高校から「東京アナウンス学院」に進み、卒業後は「劇団21世紀FOX」入団。俳優として舞台に立ちながら声優活動も始めました。

山口勝平さんの経歴を見てみると、声優としての活動は1988年からで、初めて出演した作品は、アニメ「どんどんドメルとロン」で、セリフの少ない役でした。しかしそれからわずか1年後、「魔女の宅急便」のトンボ役をオーディションで獲得しました、初主演はアニメ「らんま1/2」（1989年～1992年）の主人公・早乙女乱馬役で、同じ高橋留美子の作品「犬夜叉」（2000年～2010年）でも主人公を演じました。

その後、アニメ「名探偵コナン」の工藤新一役、「DEATH NOTE」のL役など主要な役で出演。俳優としては、声優の高木渉さん、関智一さんと山口勝平さんの3人で「さんにんのかい」を結成し、演劇活動をしていました。声優として人気作品に出演している山口勝平さんは、2003年の「東京国際アニメフェア」で声優賞、2019年には声優アワードの「富山敬賞」を獲得。山口勝平さんは声優事務所「悟空」（2004年設立）の社長です。

アニメ「名探偵コナン」の工藤新一の声で人気の声優・山口勝平さんですが、実は絵が上手いと言われています。それは、アニメ「ワンピース」のアフレコ現場で、ウソップ役の山口勝平さんが「ワンピース」のキャラクターを描いた絵を披露したところ、上手いと評判になったということです。

山口勝平さんが描いたアニメ「ワンピース」のキャラクターの絵は、まるで「ワンピース」の作者・尾田栄一郎さんが描いた絵だと思ってしまうかもしれないほどの腕前だそうです。山口勝平さんは「ワンピース」の絵だけではなく、工藤新一の絵や、マックス（ディズニーのキャラクター）の絵、さらにプリキュアの絵も披露しています。

それらのどれもが原作者と変わらぬ出来栄えだということです。また、絵が上手いと言われる山口勝平さんは、声優の神谷明さんが書かれた本の挿絵を描いたこともあるそうです。

アニメ「ワンピース」の収録現場では、「アニメONE PIECEの現場から」というアフレコの様子をファンに公開する企画があり、そこで毎回山口勝平さんは絵を披露しています。そのタッチは、プロの作画を完全に再現していると言われいて、その才能に驚きの声が上がっています。そのため山口勝平さんは、声優としてだけでなく、作画の方も担当できるのでは？と言われています。

ここまで、工藤新一の声優として人気の山口勝平さんの、プロフィールや経歴、絵が上手いということについて見てきました。山口勝平さんの絵は、原作者と変わらないほどの腕前で、作画も可能なのでは？とも言われるほどでした。山口勝平さんの絵の上手さはファンの間でも広く知れ渡っていました。ここからは、声優・山口勝平さんが出演した多くの作品の中から、主な代表作を紹介していきます。

工藤新一は、アニメ「名探偵コナン」の主要キャラクターの一人で、主人公の江戸川コナンの元の姿です。無類のシャーロック・ホームズ好きで、新一自身も事件があれば駆け付け、鋭い推理で犯人を突き止めます。薬によって幼児化した江戸川コナンがメインのストーリーなので、工藤新一の登場シーンは、回想シーンや解毒薬で元に戻った時、または新一だったころのエピソードの時などに限られます。

怪盗キッドは、アニメ「まじっく快斗」の主人公・黒羽快斗です。怪盗キッドとして「名探偵コナン」でも人気のキャラクターとなっていて、準レギュラーのような存在です。劇場版などにも登場し、工藤新一よりも登場回数が増えてきています。「まじっく快斗」での怪盗キッドは、宝石ばかりを狙い、鮮やかな手口で警察を煙に巻く姿は、泥棒にもかかわらず熱狂的なファンがいます。

普段は普通の高校生で、怪盗キッドの逮捕に執念を燃やす中森警部の娘・青子とは幼馴染です。青子は怪盗キッドが幼馴染の快斗だと知りません。

アニメ「ワンピース」のウソップは、主人公ルフィの3番目の仲間となった海賊です。麦わらの一味では狙撃手だった父・ヤソップゆずりの狙撃のエキスパートとして活躍します。父の様に勇敢に戦う海の戦士になりたいという夢を持っていますが、嘘を付くことが多く、ウソップという名前の由来となっています。口先一つで要領よく立ち回ろうとしますが、危険な状況になると真っ先に逃げていくなど、臆病な所があります。

高橋留美子原作のアニメ「犬夜叉」の主人公犬夜叉は、日本の戦国時代を舞台に、半妖（人間と妖怪の混血）の犬夜叉と、現代からタイムスリップしてきた15歳の女の子・日暮かごめが「四魂の玉」を巡り、妖怪たちと戦います。戦いで砕け散った「四魂の玉」を探す旅が始まり、犬夜叉とかごめは次第に心を寄せ合っていきます。

高橋留美子原作のアニメ「らんま1/2」の主人公の一人、早乙女乱馬は、水を被ることによって女・らんまになり、湯を被ることによって男・乱馬になります。格闘技は超一流、人並外れた運動神経の持ち主で、猫に対する恐怖心から自身が猫化してしまう「猫拳」や、一瞬で数百発のパンチが出るという「火中天津甘栗拳」などの技があります。いい加減で無神経な言動によって婚約者の天童あかねに「外道」と言われることもあります。

宮崎駿監督のアニメーション映画「魔女の宅急便」のキャラクター、トンボは、主人公のキキが街で出会った男の子で、明るく活発なトンボは空を飛ぶ夢を叶えようと「飛行クラブ」に所属。空を飛びたくてキキにアピールしますが、相手にしてもらえません。しかし落ち込むことなく常に前向きなトンボに、キキも関心を持つようになります。トンボがプロペラ付きの自転車の後ろにキキを乗せて街中を走り抜けるシーンは、見所の一つです。

アニメ「赤ちゃんと僕」の主人公で小学5年生の榎木拓也は母を亡くし、2歳の弟・実の世話をしながら、家事もこなすことになります。普段は穏やかですが、怒ると非常に怖いです。成績優秀で真面目な拓也は女の子にもてますが、本人はまるで気づかず、家族のため日々奮闘します。

アニメ「ご近所物語」の山口ツトムは、主人公・実果子とは幼馴染で、同じマンションの隣に住んでいます。ツトムは中学時代、不登校だった実果子を理解し優しく見守るなど、実果子に対して深い愛情を持っています。実果子支えたいと思っていたところ、デザイナーを目指す実果子がロンドンに留学。ツトム自身もプロのカメラマンになる夢に、向かっていくようになります。

あだち充が原作者のOVA「スローステップ」（1991年）の秋葉習は、ボクシング部。同級生の中里美夏（主人公）が好きで、ボクシングの高校生チャンピオンで、恋のライバルの門松直人に勝つため、本気で練習を始めます。「スローステップ」は、「名探偵コナン」のコナン役の高山みなみさん（美夏役）、服部平次役の堀川りょうさん（門松直人役）、毛利小五郎役の先代声優の神谷明さん（山桜監吾役）が出演していました。

アニメ「名探偵コナン」の工藤新一や「ワンピース」のウソップ、犬夜叉など多くの作品に出演している声優の山口勝平さん。実は山口勝平さんが、アニメ「ドラゴンボール」に出演していたと言われています。アニメ「ドラゴンボール」は、放送当時、平均視聴率20％超えの人気アニメでした。

アニメ「ドラゴンボール」で、山口勝平さんは1回だけ出演していました。それは、2015年から2018年まで放送されていた「ドラゴンボール超」の「未来トランクス編」で、山口勝平さんの役は、助監督という役柄で、名前は付いていませんでした。

アニメ「ドラゴンボール超」の未来トランクス編に出演した山口勝平さんですが、その役は名前もない助監督というモブキャラででした。山口勝平さんが登場した回を観た視聴者は、テロップを見て初めて気がついたという声が多く寄せられたということです。

アニメ「ドラゴンボール超」の未来トランクス編に、モブキャラで出演した山口勝平さん。実はアニメ「ドラゴンボール」の実写映画がハリウッドで制作され、悟空役の吹き替えを山口勝平さんが担当したということです。ハリウッドで実写映画化された「ドラゴンボール」は、タイトル「DRAGONBALL　EVOLUTION」で、2009年に公開されました。山口勝平さんはその日本語版で吹き替えを担当しました。

実写映画版「DRGONBALL　EVOLUTION」は、予告編を観ただけで、原作とかけ離れているという声が上がったそうです。アニメ「ドラゴンボール」は、国民的と言われる人気アニメで、さらに悟空の声優といえば野沢雅子さん、というイメージが強いこともあり、仕方ないということでした。

ここまで、声優の山口勝平さんについて、絵が上手いということや、アニメ「ドラゴンボール超」にモブキャラで出演したことなどを見てきました。さらに声優の山口勝平さんが出演した作品のキャラクターを紹介しました。ここからは、多くの人気キャラクターを演じている声優・山口勝平さんの年収について見ていきます。

山口勝平さんの年収を考察する前に、まず声優という職業の収入はどうなっているのかを見ていきます。声優のギャラというものは「日本俳優連合」の規定に則って決められるということです。

「日本俳優連合」の規定によると、声優のギャラには規定があり、ラングによってそれぞれ金額が決められています。ランクは、スタートがFランクで、そこから徐々にAランクへと上がっていきます。ギャラもランクに比例して金額アップしていきます。

スタートのFランクは、アニメ30分（1話分）で、1万5千円となります。Aランクはアニメ30分（1話分）で、4万5千円です。そこから先、ランクを超えた存在として「ノーランク」というものがあり、それは交渉で金額が決まるというランクです。

「ノーランク」の声優は「ドラゴンボール」の孫悟空や「銀河鉄道999」の星野鉄郎などの声優・野沢雅子さんと、「名探偵コナン」の初代毛利小五郎や「北斗の拳」のケンシロウなどの声優・神谷明さんが「ノーランク」だと明らかにしています。

山口勝平さんは、Aランクであるのは間違いないと言われています。国民的と言われるアニメ「名探偵コナン」の主要キャラクター、工藤新一と怪盗キッドやアニメ「犬夜叉」の主人公を演じるなど、数々の人気アニメに主演、出演している山口勝平さんでも大御所だけが持つノーランクではないそうです。

声優の山口勝平さんが絵が上手いということに驚いたという感想です。山口勝平さんの絵は、ファンの間でも知られていて、そのタッチはプロ並みで作画もできるのでは？と言われています。

この方も声優の山口勝平さんの絵が上手いことに驚いているという感想です。「ワンピース」の収録現場で描かれたキャラクターの絵は、原作者の尾田栄一郎さんのタッチと変わらないと言われています。

この方は「名探偵コナン」の2019年劇場版アニメ「紺青の拳」を観た感想です。ストーリーの中で、山口勝平さんが担当する怪盗キッドが工藤新一に変装して、新一として毛利蘭と行動を共にするシーンは、山口勝平さんの演技が上手く、最高だったという感想です。

山口勝平さんが担当する工藤新一と黒羽快斗が出会うというスピンオフが見てみたいという方です。ただし、声優の山口勝平さんが大変だという、ユニークな感想です。

いかがでしたか？山口勝平さんについて、絵が上手いということや経歴、年収などを紹介し、出演している人気アニメの紹介をしてきました。山口勝平さんの絵はプロ並みで、作画もできるのでは？と言われていました。声優として多くの人気アニメに出演する山口勝平さんは、アニメ「名探偵コナン」の工藤新一や「犬夜叉」の主人公、「ワンピース」のウソップなど、国民的とも言われる人気アニメで活躍しています。

山口勝平さんは以前、アニメ「ドラゴンボール超」に1度だけ出演したことがありました。また、山口勝平さんの年収について考察しました。声優の基本的なギャラについて紹介し、山口勝平さんはAランクだと言われています。これからも声優の山口勝平さんの活躍に期待しましょう。