2019年05月21日公開
2019年05月21日更新
天使にショパンの歌声をのあらすじ・感想ネタバレ!映画キャストやラストの結末は?
第18回ケベック映画祭にて最多6部門受賞した、2017年に公開されたカナダ映画「天使にショパンの歌声を」。「天国の青い蝶」や「翼をください」などヒット作を生み出したレア・プール監督による「天使にショパンの歌声を」ですが、今回は映画のあらすじや感想をネタバレでお届けしていきます!また全員吹き替えなしで合唱や演奏をしてみせた、注目のキャスト情報もあわせて紹介していきます。
目次
天使にショパンの歌声をとは?
リストやショパン、モーツァルトといったクラシックの名曲にのせて、カナダの小さな寄宿学校を舞台に描かれる少女とシスターの物語「天使にショパンの歌声を」。今回は映画 「天使にショパンの歌声を」のあらすじを結末までネタバレで紹介し、さらに映画を見た感想やキャスト情報も併せて紹介していきます。それではまずはじめに、「天使にショパンの歌声を」の作品情報を紹介していきます!
天使にショパンの歌声を作品情報
劇中のピアノ演奏や合唱曲が、全てキャストによる生演奏となっているカナダ映画「天使にショパンの歌声を」。カナダの田舎町にある寄宿学校を舞台に、音楽を通じて少女たちとシスターの交流を描いた感動作品です。大ヒット映画「天使にラブソングを…」を彷彿とさせるキャストたちによる歌と演奏が見どころとなっていて、モーツァルトやショパンなどの名曲も登場する感動ストーリーのようです。
カナダ映画である「天使にショパンの歌声を」は、第18回ケベック映画祭にて最多6部門受賞した作品です。主演女優賞・助演女優賞・作品賞・監督賞・衣装賞・ヘアスタイリング賞に輝き、カナダだけではなく世界で注目されることとなりました。女性の社会進出や権利・自由がまだ認められていなかったこの時代で、音楽の力を信じる女性たちが大きな権力や古い考え方に立ち向かう姿が大きな共感を呼んだようです。
作品概要
- 邦題:天使にショパンの歌声を
- 原題:La passion d'Augustine
- 監督:レア・プール
- 製作:リズ・ラフォンティーヌ、フランソワ・トランブレ
- 原案:マリー・ビアン
- 脚本:マリー・ビアン
- 公開年:2017年
- 製作国:カナダ
- 配給:KADOKAWA
監督
強く生きる女性たちを描いた「天使にショパンの歌声を」の監督は、日本でスマッシュヒットを記録した作品を生み続けるカナダの監督レア・プールです。女性らしい繊細で温かみのある人間ドラマを撮影してきたレア・プールですが、これまで日本国内でも実際の事件を基に愛と情熱を綴った「翼をください」や、余命わずかな少年の奇跡の実話を映画にした「天国の青い蝶」がヒットとなりました。
天使にショパンの歌声をのあらすじネタバレ
これまでレア・プール監督による、映画「天使にショパンの歌声を」の作品情報を紹介していきました。キャストによる生演奏が魅力の映画「天使にショパンの歌声を」は多くの感動と共感を呼び、第18回ケベック映画祭では最多6部門受賞したようです。それではここから映画「天使にショパンの歌声を」のあらすじをネタバレで紹介していきます!この先はネタバレの内容を含みますので、ネタバレを見たくない方はご注意ください。
あらすじとネタバレ①カナダが舞台
カナダのケベック州の広大な地にある、修道院が経営する小さな寄宿学校がありました。学校では今日も、少女たちの澄んだ美しい歌声が響き渡っています。ここの学校は音楽教育に力を入れた名門校として知れていて、特に校長のオーギュスティーヌ(セリーヌ・ボニアー)は音楽教育に熱心でした。前回のピアノコンクールで念願の銀メダルを獲得するほどの名門校ですが、ある危機に直面していたのでした。
銀メダルを獲得したことのある音楽の名門校とはいえ、近代化を進める政府の教育改革により公立学校が増えて転校する生徒が続出。そのことによりオーギュスティーヌの学校は経営が圧迫し、さらに音楽会のチケット代にピアノ購入費と出費がかさみ財政困難となってしまったのでした。今まさにこの小さな寄宿学校は、存続の危機に直面していたのでした。
あらすじとネタバレ②学校閉鎖の危機
体制を見直し始めた修道院の総長は、まずはじめに採算の合わないオーギュスティーヌの学校を閉鎖することを考えていたのでした。そんなある日の事、学校にある転校生が来ました。転校生の名前はアリス…彼女はオーギュスティーヌの姪だったのです。アリスを連れてきた母親は、「オーギュスティーヌが校長の学校に預けたい」と言ったのでした。
アリスの母は「生活のために音楽教師として働きたい」と、オーギュスティーヌに言いました。音楽家で放浪癖のあるアリスの父は養育の当てにならず、その為この学校にアリスを預けたいと言うのでした。両親に見捨てられたと思い込んでいるアリスは心を固く閉ざすようになってしまいましたが、オーギュスティーヌは彼女が持つ天性のピアニストとしての才能を見出して期待していました。
あらすじとネタバレ③アリスの怒り
女子生徒に音楽教育を止めて、「良妻賢母」として育成する教育の実施を修道院の総長から強いられたオーギュスティーヌ。しかし総長の言葉に逆らったオーギュスティーヌはシスターたちに、「あきらめないわ、闘うのよ」と宣言しました。この只事ではないオーギュスティーヌの言葉で事の重大さを悟ったシスターたちは、「学校を守らなければならない」と熱い気持ちを奮い立たせたのでした。
まずシスターたちはマスコミに、自分たちの状況を取材してもらう作戦を練りました。その計画とは音楽教育の成果を披露するイベントを開催し、記者たちを招待するというものでした。女子生徒とシスターたちは最高の演奏を披露する事で、音楽教育の素晴らしさを訴えようとします。しかしそんな中でアリスがクラスメイトの行動を庇い、学校一の頑なシスターと衝突してしまったのでした。
あらすじとネタバレ④イベントの成功
大切なイベントの前夜にも関わらず、怒ったアリスは友人と共に寄宿学校を無断外出しました。恋に落ちた男性とクラブで踊っているアリスを見つけたオーギュスティーヌは、無理矢理彼女たちを連れ戻したのでした。そしてイベント当日の朝…前日の事もあり何もかもが面白くない不機嫌なアリスは、イベントへの出演を頑なに拒否してオーギュスティーヌを困らせたのでした。
しかしオーギュスティーヌの気持ちを知ったアリスは、少しずつ彼女に対して心を開き始めたのでした。そしてイベントが始まり…教会内に響き渡るピアノの連弾や、女子生徒たちによる美しい歌声は訪れた多くの観客を感動させました。気持ちの変化があったアリスもイベントに参加し、素晴らしい演奏を披露します。アリスの天性の演奏が効果を奏して、イベントは大成功を収めて幕を下ろしたのでした。
あらすじとネタバレ⑤金メダルを目指して
イベントが大盛況で終わった翌朝、校長室に新聞を見つめていたオーギュスティーヌの姿がありました。その新聞のニュース覧には大きく、「学校救済するべきだ」と掲載されていたのでした。しかしその時…修道院の総長から電話が入り、「勝手なことやり協調性に欠ける」とオーギュスティーヌは叱責されてしまいました。しかしオーギュスティーヌには、その先のビジョンが既にあったのでした。
新聞に掲載されたニュースにより世間から注目を集める中、オーギュスティーヌは音楽コンクールで「金メダルを獲得する」という目標を掲げました。金メダルを獲って優勝すれば廃校は免れるだろうと、女生徒たちとシスターは一丸となり練習レッスンに励んだのでした。しかしそんな時…アリスの母が倒れて病院にいるという報せが、オーギュスティーヌのもとに届いたのです。
あらすじとネタバレ⑥アリスの母の真相
女生徒たちとシスターが一丸となり練習に励んでいる中、アリスの母が倒れたという報せを受けて、オーギュスティーヌとアリスは病院へ向かいました。オーギュスティーヌにアリスを預ける際「音楽教師なる」と言ったのは彼女の口実であり、本当は自身の病を隠して静養入院していたのです。病院で母の病気について詳しい話を聞いたオーギュスティーヌとアリス…母の病状は既に「末期」だという事を知ったのでした。
あらすじとネタバレ⑦アリスの演奏
母の病気が既に末期だという事を知り、悲しみにくれたアリス。しかし音楽コンクールの日は、すぐ近くに迫っていました。そして迎えた音楽コンクールの日…アリスはピアノでショパンの「別れの曲」を演奏しました。いずれ訪れる母との「別れ」に対する哀しみを爆発させ、オーギュスティーヌも感無量になりました。そして「別れの曲」を見事に演奏しきったアリスは、音楽コンクールで優勝したのでした。
過去の在りし日の、自身の優勝した姿をアリスと重ね合わせたオーギュスティーヌ。しかし金メダルを獲得したアリスの功績も虚しく、修道院の総長は学校の閉鎖を決めてしまうのでした。オーギュスティーヌに転勤の辞令を出して、学校の閉鎖を告げた総長。アリスを始め、全生徒一丸となり音楽で廃校を阻止しようと奮闘しましたが、健闘虚しくシスターたちはそれぞれの道へと去っていきました。
天使にショパンの歌声をの映画キャスト
ここまで6部門で賞に輝いた「天使にショパンの歌声を」の、あらすじを結末手前までネタバレで紹介していきました!学校を守る為に一丸となり奮闘するも結果的に廃校となってしまった女生徒やシスターたちの運命は、どのような結末を迎えるのでしょうか?それでは結末のあらすじを紹介する前に、映画「天使にショパンの歌声を」に出演して素晴らしい演奏・歌声を披露したキャストを紹介していきます。
セリーヌ・ボニアー
「天使にショパンの歌声を」でオーギュスティーヌ校長役を演じたキャストは、2007年にジュトラ賞最優秀女優賞を受賞するなど数々の受賞歴を持つセリーヌ・ボニアーです。TV、映画、舞台など幅広く活躍するセリーヌ・ボニアーは才能が広く認められ、クリスチャン・ドゥゲイ監督のスリラー映画「アサインメント」にも出演しています。演技で高い評価を受け、これまで何度もジュトラ賞とジニー賞にノミネートされているようです。
ライサンダー・メナード
「天使にショパンの歌声を」でアリス役を演じたキャストは、“カナダを代表する未来の音楽家30人”の1人に選出された事のあるライサンダー・メナードです。本作での演奏も絶賛されているライサンダー・メナードは、5歳からピアノを習い始め、ピアニストを目指しモントリオール音楽院に入学。数々の受賞歴があり多くのリサイタルやコンクールに参加し、20代にして高い評価を得ているピアニストの1人のようです。
ヴァレリー・ブレイズ
「天使にショパンの歌声を」でシスター・クロード役を演じたキャストは、カナダで舞台を中心に活躍しているヴァレリー・ブレイズです。2004年にリベレーション・プライズ・フォー・ジャスト・フォー・ラフを受賞、2009年にジェモ賞を受賞するなど数々の受賞歴のある女優のようです。自分自身を演じたTVシリーズ「Tout sur moi」や、2014年公開「La gang des hors-la-loi(原題)」での演技が高く評価されているようです。
エリザベス・トレンブレイ=ギャニオン
「天使にショパンの歌声を」でスザンヌ・ゴーティエ役を演じたキャストは、エリザベス・トレンブレイ=ギャニオンです。本作で長編映画デビューを飾ったというエリザベス・トレンブレイ=ギャニオンは、ケベックにある俳優養成学校「École Mode é Arto」を卒業。CM出演や短編映画に出演した後TVオーディション番組に出演したことで注目を集め、2008年には舞台「アニー」の主演に抜擢されたようです。
ディアーヌ・ラヴァリー
「天使にショパンの歌声を」でシスター・リーズ役を演じたキャストは、ジュスタ賞の最優秀助演女優賞にノミネートされた事のあるディアーヌ・ラヴァリーです。カナダでTVや舞台を中心に活動しているディアーヌ・ラヴァリーは、TVシリーズ「Grand-papa」で注目を浴びるようになったといいます。また映画『Maurice Richard(原題)』でアリス・ノーチェット役を演じ、高い演技力が評価されたようです。
ピエレット・ロビタイユ
「天使にショパンの歌声を」でシスター・オネジム役を演じたキャストは、2011年にはメンバー・ランクのカナダ勲章を授与されたピエレット・ロビタイユです。ドゥニ・フィリアトロール監督による舞台など多数の舞台で活躍しているピエレット・ロビタイユは、2014年にジュトラ賞女優賞を受賞。ベルリン国際映画祭に出品された「ヴィクとフロ熊に会う」に出演し、演技力が高く評価されたようです。
天使にショパンの歌声をのラスト結末
これまで「天使にショパンの歌声を」に出演する、主要キャラクターを演じるキャストを紹介していきました!世界的に活躍するピアニストや、数々の受賞歴をもつカナダの大女優などが数多く出演しているようです。それではここから「天使にショパンの歌声を」の、気になる結末・ラストを紹介していきます!この先はネタバレを含みますので、ネタバレを見たくないという方はご注意ください。
学校は守れたのか?
音楽コンクールでショパンの「別れの歌」を披露して、見事金メダルに輝いたアリス。音楽の力によってシスターや女生徒たちが廃校を阻止しようと、一丸となり奮闘するもその願いは叶いませんでした。寄宿学校の廃校が決まると同時に、オーギュスティーヌはルーアンにある寄宿学校への赴任を命じられることとなり、他のシスターたちも学校を守れなかった悲しみで途方に暮れるのでした。
それぞれの道へ
皆の努力が結果として実を結ばず、学校が閉鎖してしまう結末を迎える「天使にショパンの歌声を」。学校を守ろうと奮闘した校長のオーギュスティーヌもルーアンの寄宿学校への赴任を命じられ、他のシスターたちも悲しみに暮れながらそれぞれ違う道へ歩む決意をするのでした。そこで気になるのはアリスのその後ですが、オーギュスティーヌとアリスの関係はどのように変化していくのでしょうか?
マーゴとの別れ
それぞれの道へ歩み始めたオーギュスティーヌやシスターたち…その中、末期の病気で入院を余儀なくされたアリスの母親・マーゴが息を引き取ったのでした。アリスの母親・マーゴは最期に、最愛の娘をオーギュスティーヌに託したのでした。母を失ってしまった幼いアリス。学校閉鎖の後に更なる悲しみが押し寄せる2人でしたが、オーギュスティーヌはアリスを何があっても守り抜くと決意を新たにしたのでした。
金賞に輝く
マーゴが息を引き取り悲しみに暮れた後…ついにピアノコンクールの日が訪れました。オーギュスティーヌに見守られながら、アリスは懸命にピアノを演奏しました。その演奏は聴く者の心を揺さぶるほど素晴らしく、アリスは見事ピアノコンクールで金賞に輝いたのでした。オーギュスティーヌの首に金メダルをかけたアリス…悲しみと喜びを共にした2人の絆はいつの間にか固いものとなり、抱き合うシーンで映画は幕を下ろします。
天使にショパンの歌声をに関する感想や評価は?
出典: https://eiga.com
これまで第18回ケベック映画祭にて最多6部門受賞した、映画「天使にショパンの歌声を」の結末・ラストをネタバレで紹介していきました!懸命に学校を守ろうとしたオーギュスティーヌたちですが、それぞれの道を歩むという結末を迎えます。深い絆を絵描いた結末のシーンでは大きな感動を呼んだようです。それではここから、映画「天使にショパンの歌声を」を観た方の感想をじっくりと紹介していきます!
感想①後半に訪れる彼女たちの変化に感動!
『天使にショパンの歌声を』前半は予告編のムードそのままという感じで、物語やキャラクターの心境は揺れ動くけど、そのすべてが柔らかい朝の光に包まれているようなゆったりとした穏やかさがあって、心が和む。でも後半はそういうベールを脱いで、物語も彼女たちも本当の変化を見せる。それが感動的。
— SunCityGarden (@SunCityGarden) January 23, 2017
女性監督らしい繊細な心理描写や、柔らかな映像美も魅力と言われている「天使にショパンの歌声を」。そしてシスターや女生徒たちの心の変化も美しく描かれていて、「彼女たちの変化に感動する」という感想や「女性たちが立ち向かう姿に感動」という感想が多く上がっていました。またアリスの心情の変化や、彼女が奏でるピアノ演奏の美しさに深く感動したという感想も多く寄せられていました。
感想②ショパンの別れの歌が心に響く!
「天使にショパンの歌声を」観たど!
— みむさん(𝒎𝒊𝒎𝒖-𝒔𝒂𝒏)🐤🐥🐣🕶️ (@mim_3_) January 22, 2017
カナダ映画だった。
廃校の危機にある音楽学校に転入してきた天才少女と教師や修道女との物語。
全員本人演奏・歌唱とか。
ショパン「別れの歌」心に響くね…
Watched ’La passion d'Augustine (2015/CAN)’ pic.twitter.com/pCqu3fNj6Y
アリス役を演じた、ライサンダー・メナードは世界的にも有名なピアニストの1人です。作中のピアノ演奏は全て吹替えなしで演奏されており、「アリスの演奏が感動する」という感想が多く上がっていました。アリスが演奏した数々の楽曲の中でも、特に母との別れを想って演奏した「別れの歌が心に響く」「別れの歌が感情がこもっていて泣ける」という感想が多く、気持ちが込められた演奏に多くの感動を呼んだようです。
感想③「天使にショパンの歌声を」は心が晴れるような作品!
「天使にショパンの歌声を」。私の淀んだ心の内が晴れました..。そんな浄化の作用も感じさせたこの作品。劇中の合唱やピアノ演奏などの音楽のみならず、静寂、残響、鳥の羽ばたきさえも美しい。60年代のフェミニズムも描かれる。また余韻のある映画に巡り合えた。
— 風空桜花 (@hdya_aydh) January 19, 2017
カナダの田舎町が舞台の本作では、美しい風景やノスタルジックな映像美も魅力となっているようです。また美しい歌声や演奏に魅了されたという方も多く、「天使にショパンの歌声を」を見て「心の内が晴れた」「心が浄化されるような映画」という感想が多く上がっていました。また女性たちの直向きな姿を見て「前向きにさせてくれる映画」「頑張ろうという気持ちにさせてくれる映画」という感想も多く寄せられていました。
感想④アリスがズバ抜けて魅力的に映る!
『天使にショパンの歌声を』生徒たち側のメインキャスト、アリスを演じてるプロピアニストのライサンダー・メナードさんがとてもよかった。所謂2面性がある人の魅力というのを完璧にまとっていて、基本的に1面性寄りのキャラクターが多い本作において、アリスはズルいくらいズバ抜けて魅力的に映る。
— SunCityGarden (@SunCityGarden) January 23, 2017
今回「天使にショパンの歌声を」が女優デビュー作だという、ピアニストとしても活躍しているライサンダー・メナード。ピアノの演奏だけではなく、彼女の演技力にも注目が集まったようです。「アリスの表情や演技に惹き込まれる」という感想や、「アリスはズバ抜けて魅力的に映る」という感想も上がっている程、作中では圧倒的な存在として視聴者の印象に残っているようです。
天使にショパンの歌声をのあらすじと感想まとめ
今回はモーツァルトやショパンなどの名曲も登場する、第18回ケベック映画祭にて最多6部門受賞した映画「天使にショパンの歌声を」のあらすじを結末までネタバレで紹介していきました!出演キャストによる生演奏や歌も見どころとなっている「天使にショパンの歌声を」は、音楽の力を信じる女性たちが大きな権力や古い考え方に立ち向かうというストーリー展開になっていて大きな共感を得たようです。
学校長とシスターたち、そして全生徒が学校の閉鎖に立ち向かい懸命に努力する姿や、演奏と歌を披露するシーンが特に見どころのようです。世界的に活躍するピアニストや、カナダで数々の受賞歴をもつ大女優が出演する「天使にショパンの歌声を」ですが、ラストは大きな感動に包まれる映画となっているようです。あらすじを見て「天使にショパンの歌声を」が気になった方は、是非一度視聴してみてはいかがでしょうか?