2019年04月12日公開
2019年04月12日更新
映画コロニー5のネタバレあらすじと感想・評価!人間が飢えて人食いになる世界とは?
映画コロニー5は2013年に公開されたカナダの映画です。映画コロニー5は氷河期の地球を舞台にとある調査団が飢えによって人食いとなった人々に追いかけられるといったあらすじのSFサバイバル映画となっています。この映画コロニー5は日本未公開の映画ですが、世界中の批評家から様々な感想・評価が寄せられています。本記事ではそんな映画コロニー5について結末までのあらすじネタバレやキャストのネタバレ情報などを映画に関する感想・評価を交えてご紹介していきます。
映画コロニー5とは?
映画コロニー5の作品情報
映画コロニー5は2013年に公開されたカナダの映画です。映画コロニー5は氷河期が訪れた地球を舞台に、飢えによって人食いとなった人々に主人公達が襲われるといったあらすじのSFサバイバル映画となっています。そんな映画コロニー5は日本未公開ながら極限状態に陥った人間が変貌していく様子を見事に表現した映画であり、日本以外の国では様々な感想・評価が寄せられています。
また映画批評家からも多数寄せられており、ピーター・ハウエルは低予算ながらハリウッドの大作をアレンジした作品と感想・評価を付けました。また本当に寒い風景を表現しているといった感想・評価も寄せられており、映画コロニー5は氷河期といった時代風景を見事に表現した作品です。本記事ではそんな映画コロニー5についてあらすじネタバレやキャストのネタバレ情報などを感想・評価を交えてご紹介していきます。
映画コロニー5の予告編動画
映画コロニー5の予告編動画では氷河期が地球に訪れたことにより、コロニーで生活を余儀なくされた人々が人食いとなった人間に襲われる様子が描かれていました。予告編動画ではあらすじのネタバレなどが無いため、まだ視聴したことが無い方はまず予告編動画からお楽しみください。ではここからは映画コロニー5について簡単なあらすじをネタバレ紹介していきます。
地球に氷河期が訪れたことで人類は地上での生活を断念するしかありませんでした。過酷な環境で生き残った人類は氷河期を生き抜くために地下でコロニーを築き上げ、自給自足をしながら生活を送っていました。ある日コロニーの人々はコロニー5から連絡が入り、調査団が地上に上がります。すると調査団は外の世界で飢えによって人食いと化した人間達を目撃することになるのでした。
映画コロニー5のあらすじネタバレ
あらすじネタバレ:コロニー5からのSOS
ここからは映画コロニー5について結末に至るまでのあらすじをネタバレ紹介していきます。地球は氷河期が到来したことによって食料不足に陥ってしまい、人類は多数の死者を出すことになりました。その中で生き残った人類は地下にコロニーと呼ばれるシェルターを作り、密かに生き永らえていました。しかしコロニー内でも安全とは言えず、1週間で20人が死亡するなど非常に命が危うい環境の中で生活を送っていました。
さらにコロニー内では風邪が蔓延しており、風邪になった人間を銃殺することでコロニー内の安全を何とか保っていました。そんな中、コロニー5からSOSの連絡をキャッチしました。コロニー5のSOSを受け取ったコロニー7のブリッグス達は急ぎコロニー内の人間を招集し、会議を行います。会議では風邪の可能性があるという意見が多い中、一部の人間が救助しにいくと提案し、コロニー5救出チームが結成されました。
その中で技術者であるデックスが体調不良をおこしたため、サムが代わりに立候補しました。また救出チームにはグレイドンも立候補していました。するとデックスの妻が風邪と思われる症状を発症し、安全のためにデックスの妻を隔離することにします。ブリッグスは自分の代わりとしてカイにコロニーのことを託します。一方サムは追放するか銃殺にするか選べないメイソンに腹を立てていました。
このことを聞いたブリッグスはメイソンへ注意を促しました。しかしメイソンはブリッグスに反抗的な態度をとってしまいます。彼らが住むコロニーは決して暖かい環境ではなく、地球温暖化対策で建てられた気象衛星タワーは何の役にも立っていませんでした。
あらすじネタバレ:コロニー5到着
コロニー7の救出チームは到着したコロニー5で大量の血痕を発見します。するとコロニー5に穴が空いているのを発見し、ブリッグス・サム・グレイドンの3人は穴に入ることにします。するとコロニー5には人間の気配が無く、3人は大量の血が残っているコロニー5の内部を慎重に進むことにします。すると備品室から音が聞こえたサムがドアを開けると、そこには非常に怯えた姿のリーランドがいました。
リーランドは何者かに恐怖しており、サム達にドアを閉めるよう要求します。その後リーランドは何日間も飲まず食わずだったことで、救出チームに食料と水を要求します。アンテナの影響で電波が届くようになった頃、リーランドはコロニー5で起こった出来事を話し始めます。すると電波が届いたことである一つの映像が送られてきました。その映像には男性が映っており、気象タワーで太陽と土は手に入れたが種が無いと語っていました。
リーランドはコロニー5の面々と指定の場所に向かったが何もなく、奴らに見つかったと話しました。その話を聞いたブリッグスは座標を確認し、リーランドと共に戻ることにします。しかしリーランドは奴らに対する恐怖からドアを閉めてしまいます。相手にする時間がないブリッグス達はリーランドを置いて進むことにしました。するとブリッグス達はそこで人間を食べる奴らを目撃します。
奴らの正体は正気を失った人間でした。人を食べる奴らはブリッグス達に気付き、突如襲ってきました。ブリッグス達は銃で奴らと戦うのですが、その中でグレイドンが奴らに滅多刺しとなってしまいます。ブリッグスとサムは急ぎグレイドンを救出しようとするのですが、すでにグレイドンは息絶えていました。
あらすじネタバレ:命の選別
ブリッグスとサムは銃で応戦しながら奴らと戦うもすぐに弾切れとなってしまいます。そこでブリッグスは先にサムを逃がし、追ってくることを防ぐために梯子を落としました。すると奴らが横から襲い掛かり、ブリッグスは激闘を繰り広げます。そしてようやく奴らの一人を倒したブリッグスとサムは入り口に爆弾を入れ、コロニー5の入り口を封鎖しました。その後疲れ果てたブリッグスとサムは墜落したヘリで休息を取ることにしました。
かつてブリッグスは陸軍大尉として救援活動をしており、寒さの中で極限状態となった人間を多数目のあたりにしていました。その経験からブリッグスは自分たちを襲った奴らは極限状態になって人間性を失ったコロニー5の人達なのではないかと考えます。またブリッグスは過去に食料が無くなったことで人間を選別する光景を目撃しており、ブリッグスとメイソンは嫌気がさしてその場から立ち去っていました。
ヘリの中で休息をしているとサムは奴らが迫ってきているのに気付きます。奴らは20人以上でブリッグス達を探しており、ブリッグス達はコロニー7の場所が明らかになってしまうと考えます。何としてでも奴らを止めたいブリッグスとサムは橋で奴らと戦うことにします。しかし戦いの中で火が消えてしまいました。そこでブリッグスが火を点けに戻ると奴らに襲われてしまい、ブリッグスは奴らと共に自爆してしまいます。
残されたサムがコロニー7に戻ると、そこではメイソンがデックスとデックスの妻を銃殺しようとしていました。デックスの妻は銃殺されてしまい、カイが急いでメイソンを止めようとします。その光景を見たサムは助けを呼び、カイに近づこうと試みました。しかしデックスを取り逃したメイソンがカイを気絶させてしまいます。するとメイソンはサムに手錠をかけ、体制を変えなければいけないと語るのでした。
映画コロニー5の結末ネタバレ
結末ネタバレ:雪解けの地
ここからは映画コロニー5について結末のあらすじをネタバレ紹介していきます。サムはメイソンに奴らが迫ってきていることを報告し、雪が溶けている場所へ案内しようとします。しかしメイソンはサムの言うことを聞こうとはしませんでした。すると盗みが得意な子供がメイソンから鍵を奪い、その鍵を入手したサムはカイを助けにいきます。そしてサムとカイはパソコンで雪解けの地を発見するのでした。
雪解けの地には13キロに渡る青空が広がっており、サムとカイは種を持って雪解けの地に目指そうとします。しかしメイソン達に見つかってしまい、コロニー7に奴らが到来します。攻め寄せた奴らはいとも簡単にコロニー7の扉をこじ開け、監視カメラにデックスの生首を見せつけます。奴らを止めるべくメイソンはコロニー7内の人々に武器を持たせ、サムとカイも急いでコロニー7の入り口へ向かうのでした。
結末ネタバレ:唯一の規則
通風口から奴らはコロニー内に侵入し、コロニー7の人々は奴らに殺されていきます。コロニー7にいるグレイドンの父親ヴィクターは奴らに立ち向かうものの、奴らのリーダーに殺害されてしまいます。一方メイソンは一人ホールへ逃げ込み、自分だけが助かりたいという思いで扉を閉めてしまいます。サムとカイがメイソンに扉を開けるよう説得すると、コロニー7の人々がメイソンを殴り倒して扉を開けてくれました。
すると奴らが一人侵入し、カイが撃ち殺します。そしてカイは急いで扉を閉め、メイソンはこの場に残ることを決断します。サムがメイソンに呆れて銃を置くと、突然メイソンがサムに銃を向けます。しかしサムは冷静であり、弾を節約しろとメイソンに忠告するのでした。その後サム達は通風口から脱出し、メイソンは奴らを銃で爆発させます。しかし奴らのリーダーが生きており、リーダーは通風口に入り込みます。
そしてサムは奴らのリーダーと一騎打ちを行うことになるのですが、最初サムは苦戦してしまいます。しかしサムは刃物でリーダーに攻撃し、鉄の棒で殴り倒します。しかしリーダーは生きており、サムは顔を刃物で切断することでリーダーの息の根を止めました。その後サムは出口でカイたちと再会します。そしてサムは種を持ってカイたちと共に雪解けの地を目指すのでした。
サム達はコロニー内で規則に縛られて生きており、奴らと戦ったことで生き残ることが唯一の規則だと認識するのでした。こうして映画コロニー5は結末を迎え、物語の幕が下りていくのでした。
映画コロニー5の登場人物・キャスト
ブリッグス/ローレンス・フィッシュバーン
映画コロニー5においてブリッグスを演じたキャストはアメリカの俳優であるローレンス・フィッシュバーンです。ローレンス・フィッシュバーンは元々オペラ俳優として活動していた俳優であり、1979年の映画「地獄の黙示録」に出演したことがきっかけで注目を集めました。その後ローレンス・フィッシュバーンは「TINA」でアカデミー賞主演男優賞候補に挙がり、俳優としての地位を確立しました。
その後ローレンス・フィッシュバーンは「バットマンVSスーパーマンジャスティスの誕生」や「マン・オブ・スティール」など様々な作品に出演し、今現在も俳優として活動を続けています。またローレンス・フィッシュバーンは日本のアニメが大好きであり、「北斗の拳」や「攻殻機動隊」のファンであることを公表しています。
サム/ケヴィン・ゼガーズ
映画コロニー5においてサムを演じたキャストはカナダの俳優であるケヴィン・ゼガーズです。ケヴィン・ゼガーズは元々子役としてCMなどで活動しており、「ライフwithマイキー」で映画デビューを果たしました。その後ケヴィン・ゼガーズは演技力と持ち前の美貌が高く評価されることになり、「Xファイル」や「クライモリ」など様々な作品に出演することになりました。
メイソン/ビル・パクストン
映画コロニー5においてメイソンを演じたキャストはアメリカの俳優であるビル・パクストンです。ビル・パクストンは1975年に映画「クレイジー・ママ」で俳優デビューを飾り、「ターミネーター」や「エイリアン2」などに出演している人物です。また映画監督としても有名であり、「パークランドケネディ暗殺真実の4日間」の制作を携わっています。しかし2017年2月25日に心臓手術で合併症を患い、この世を去りました。
映画コロニー5に関する感想や評価は?
『コロニー5』この映画を見て1日経つけど、まだ心の中にこの映画の印象が残ってる・・・ 衝撃が強すぎるよ・・・ #映画 #movie https://t.co/kKMfKOaT5Y
— coffee (@coffee_pote) February 4, 2017
ここからは映画コロニー5に関する感想・評価をご紹介していきます。映画コロニー5は氷河期が訪れた地球を舞台に、極限状態に陥った人間の末路を見事に表現した映画です。このことから映画コロニー5に関する感想・評価では衝撃を受けたという感想・評価が多数寄せられていました。
コロニー5普通に微妙な映画だった
— ⛵十時🍊 (@totokitika) July 15, 2016
映画コロニー5は映画批評家から古いSFアイデアであるといった感想・評価や登場人物に感情移入できないといった感想・評価などあまり作品に対して良い評価が付けられていない作品です。また映画コロニー5を観た方の中には微妙な映画だという感想・評価が見受けられました。
4/5 #ザ・シネマ で放送の「コロニー5」🎬
— 𝒛𝒂𝒔𝒉@𝕊𝕌ℕ𝕊𝔼𝕋 𝔹𝕃𝕍𝔻 🇺🇸 (@sunsetblvdmovie) April 4, 2017
近未来。地球温暖化の影響で、地球には氷河期が訪れていた。寒さを逃れ、生き延びた人類は地下に移り住み、''コロニー''ごとに分け隔てられた生活をしていたが…🎞
映画好きの間でちょっとした話題になった作品で、なかなかの良作😱✨ pic.twitter.com/BHpMFu8cUG
映画コロニー5は悪い感想・評価が寄せられている映画ですが、設定やストーリーなどはしっかりしており、極限状態となった人間の恐怖を感じる作品に仕上げています。上記の感想・評価にもある通り、SF映画の中ではかなり良作に入る作品といっても過言ではない作品です。
映画コロニー5のネタバレまとめ
本記事では映画コロニー5について結末までのあらすじやキャストなどを映画に関する感想・評価を交えてネタバレ紹介させて頂きました。映画コロニー5は氷河期を舞台に極限状態の人間の恐怖を見事に表現したSF映画となっており、手に汗握る緊張感溢れるストーリーが展開されます。SF映画好きにはぴったりの作品となっていますので、本記事をご覧の皆様は是非映画コロニー5を一度チェックしてみてください。