ガール・オン・ザ・トレインのネタバレあらすじと映画の感想！3人の女の結末は？

映画「ガール・オン・ザ・トレイン」とは、2016年に公開されたアメリカ製作のスリラーミステリー映画です。主演キャストには、「プラダを着た悪魔」などに出演し数々の映画作品で賞にノミネートされた経歴を持つエミリー・ブラントをはじめとした俳優陣が起用されています。映画「ガール・オン・ザ・トレイン」のあらすじの結末までをネタバレし、映画の感想もご紹介していきます。

≪映画「ガール・オン・ザ・トレイン」作品詳細

• 監督：テイト・テイラー
• 脚本：エリン・クレシダ・ウィルソン
• 原作：ポーラ・ホーキンズ「ガール・オン・ザ・トレイン」
• 出演者：エミリー・ブラント/レベッカ・ファーガソン/ヘイリー・ベネット/ジャスティン・セロー/ルーク・エヴァンス/他
• 製作国：アメリカ合衆国
• 公開年：2016年
• 上映時間：105分

「ガール・オン・ザ・トレイン」は、アル中で夫婦仲が破綻したレイチェルは、離婚後仕事も辞め、目的もなく通勤列車に乗っては車窓から見える自分の理想とする夫婦の姿を覗き見します。そんな中、理想の夫婦として見ていた妻メガンの死体が発見され、レイチェルはその事件に自ら踏み込んで真相に迫る、人間の欲望と執着心を色濃く描いた映画となっています。

映画「ガール・オン・ザ・トレイン」のメガホンを取ったのは、テイト・テイラーです。原作者のキャスリン・ストケットとは幼少の頃からの親友で、2008年にストケットはテイラーに映画化する権利を与えていた経緯で今作品の映画化が実現したようです。テイラーは監督デビュー作品「Pretty Ugly People(2008年)」でセントラルフロリダ映画祭で最優秀映画賞受賞の経歴を持ち、本作はテイラーの監督長編作品4作目となります。

≪テイト・テイラーのプロフィール≫

• 生年月日：1969年6月3日
• 年齢：49歳
• 出生地：アメリカ合衆国 ミシシッピ州ジャクソン
• 職業：俳優/脚本家/映画プロデューサー/映画監督
• 監督作品：『ジェームス・ブラウン-最高の魂を持つ男』『ヘルプ〜心がつなぐストーリー〜』『Pretty Ugly People』
• 出演作品：『アイ・スパイ』『ウィンターズ・ボーン』

舞台はアメリカ・ニューヨーク州ウェストチェスター郡、レイチェル・ワトソンは子供が中々できないことで追い詰められアルコール中毒になります。夫トムの上司のホームパーティーの席でレイチェルが酒に酔い暴れたことが原因でトムは会社をクビになり、トムの浮気相手のアンに子供が出来たことで離婚します。その後、レイチェルが友人宅に居候して2年の月日が経っていました。

広告会社の仕事も1年前に辞めていたレイチェルは、そのことを友人に知られないように毎朝メトロノース鉄道の3両目に乗ります。車窓から見える白い家の仲睦まじい夫婦の様子を見ては羨ましく思っていました。レイチェルは妄想好きでもあり、その夫婦の職業などについても想像を膨らませます。

レイチェルが理想夫婦として憧れるヒップウェル夫妻を初めてみたのは6か月前のことでした。夫・スコットと妻・メガンの間に子供はいません。メガンの仕事は、近所のアナ宅でのベビーシッターでアナとの関係も良好でした。アナは毎日ある無言電話に悩まされ、犯人は前妻レイチェルだと考えます。そんな中、突然メガンは画廊の仕事に就くという理由でベビーシッターを辞めるといい鍵を変えすとアナ宅を後にします。

場面は現在に戻り、いつものようにレイチェルは車窓から理想夫婦の様子を覗き見していました。しかし、レイチェルが見たのはメガンがポーチで知らない男と抱き合っている浮気現場でした。自分の心の支えとなっていた夫婦の裏切りを感じたレイチェルは、車内に持ち込んだお酒に溺れていきます。昼間からお酒を飲むレイチェルの姿をスーツ姿の男が冷めた目で見つめます。

レイチェルはその男に気づきながらも、お酒の勢いに任せて理想夫婦が暮らす最寄駅のアーズリー・オン・ハドソン駅で下車し、覚束ない足取りでメガン宅を目指します。しかし、レイチェルが気がつくとそこは居候している友人宅で、レイチェルは額から出血し腕も痣だらけでした。浴びるようにお酒を飲んでおり、意識を失い昨日の記憶もありませんでした。

それからある日の夜、レイチェルが帰宅すると、女性刑事ライリーと男性刑事がスキルが訪ねて来ていました。そして、レイチェルが記憶を失くしている日を境に、メガンが行方不明であると聞かされます。ライリー刑事は事件当日にレイチェルがアーズリー・オン・ハドソン駅で下車したことやその駅が元夫トムが住む最寄りであったことを調べあげた上で、レイチェルにアリバイを聞きます。

レイチェルとメガンに面識はありません。会社を1年前に止めているのに毎朝列車に乗っているのはなぜかなど聞かれ、答えに吃るレイチェルです。側で話を聞く友人は、その事実を知らず驚きます。レイチェルは家賃のことで心配かけたくないと秘密にしていたのですが、それが裏目に出てしまい、出ていくよう言われます。そんなやりとりをしていると、レイチェルはある日、ポートでのメガンの浮気現場を思い出します。

すぐにライリー刑事の後を追いその事実を証言します。酔っているレイチェルの証言をあまり真剣に受け止めていないようでした。そして、ライリー刑事はレイチェルが酔っ払ってはかつて自分が住んでいた家で、現在はアナとトムが住む家に行き、迷惑を掛けていることも掴んでおり注意を受けます。メガンはカマル・アブディクという精神科医の元に通っていました。

4か月前のカウンセリングでメガンは夫スコットが異様なほど嫉妬や独占欲が強く、パソコンのロック解除してメガンを詮索するとアブディクに語ります。レイチェルは自分の持っている情報を役立てようとメガンの友人のフリをしてスコットを訪ねます。レイチェルがポートで見たメガンの浮気現場を話すとスコットはメガンがただ他の男と失踪しただけなのかとショックを隠せない様子です。

男の特徴を聞き出したスコットは思い当たる節がある様子でレイチェルに写真を見せると、相手がメガンの精神科医のアブディク医師であると分かります。2か月前からメガンはアブディク医師に好意を寄せ、迫っていました。しかし医師は治療が出来なくなるとして拒み続けていましたが、拒否できなくなるのです。翌朝レイチェルがテレビを見ると、連行させれるアブディク医師の姿が映っていましたが、直に容疑が晴れて釈放されます。

レイチェルの元にスコットから連絡が入り家を訪ねると、自分が疑われているといいます。メガンのカウンセリングの内容をアブディク医師が警察に話したのです。その帰り、レイチェルはトムとアンと赤ん坊の3人が車から降りてくるところに遭遇します。レイチェルがスコットの家から出て来たのを見たトムは、何故かと理由を問い、レイチェルに「君は人の役に立つことが出来ない」と強く言われます。

レイチェルはお酒を飲むと記憶を無くしてしまうのを口実に、アブディク医師のカウンセリングを受けて探りを入れます。その頃、アンは警察に行き、レイチェルが再び自分らの周囲をうろつき始めたことや以前に赤ん坊を盗もうとしたこと、非通知の電話を何度も掛けてくるレイチェルの寄行を訴えます。アナの話を聞きライリー刑事から返ってきた言葉は、トムもアナと同じ気持ちなのかというレイチェルへの未練を感じさせるものでした。

アナはトムのレイチェルへの未練を疑い、トムのパソコンを開きますがロックが掛かっていました。パスワードに娘のイーヴイなど思い当たる言葉を入れますが開きません。益々疑いは深まっていきます。一方、レイチェルの元をスコットが訪ね、メガンが妊娠していたことを話します。早くに両親を亡くしたスコットは家族が出来ることを強く望んでいました。レイチェルはそんなスコットの様子からメガンへの深い愛情を感じます。

メガンは1か月前のカウンセリングでアブディク医師に10代の時の恋愛の話を打ち明けます。メガンは17歳の時、兄の親友・マックと1年間、狩猟小屋で暮らして女児を出産し、リビーと名付けて大切に育て幸せに暮らしていました。しかし、メガンの不注意で子供を溺死させてしまいます。子供を毛布に包んで山野に埋葬するとそれ以来、マックは出て行ったきり戻ることはありませんでした。

レイチェルはメガンが失踪した当日のことを必死に思い出します。浮気現場を目撃したレイチェルはメガンの家へ行こうとしましたが、2軒隣の前の家が恋しくなり、玄関も空いていたためふらりとアナの家に入ります。アナはソファで眠っており、赤ん坊を目にしたレイチェルは思わず抱くとそもまま外に出ます。その現場をメガンに見られ、目を覚ましたアナにも見つかるとレイチェルはその場に赤ん坊を置いて逃げたのです。

当日の自分の足取りを追うために乗った列車で、隣に座った乗客が広げる新聞を目にしたレイチェルは、時メガンの腐乱死体が発見され、他殺であることを知ります。捜査は、失踪ではなく、殺人事件に切り替わるのです。レイチェルが帰宅するとそこにスコットが待ち構えていました。スコットは警察から聞いたメガンの検死結果などについてレイチェルに怒りを露にします。

お腹の子の父親はスコットでもアブディク医師でもないこと、レイチェルとメガンに友人関係はないこと、なぜ知らない人間の相談に乗っていたのかなど、罵倒し浴びせます。レイチェルはすぐに警察に行き、暴力的にスコットにされたことをライリー刑事に訴えてスコットがメガンを殺したと話します。しかし、スコットには犯行時に完璧なアリバイがありました。レイチェルは逆に当日の記憶は思い出せたかと疑いを向けられます。

先週の金曜日の事件当日、レイチェルは自宅のポーチで会話をし、メガンはアブディク医師に抱きつく現場を見たところまでは確かであると確信します。メガンの家の近所のバー飲んでいたレイチェルは、列車でよく一緒になるスーツ姿の男性に「なぜ私の跡をつけるのか」と問います。男性からの返答は「あなたはいつも酔っている」でした。

レイチェルはその男性に真実を教えてほしいと迫りますが、男性からはレイチェルの姿は確かに見たがその後は分からないと言われます。肝心の記憶がないことに悩むレイチェルは、列車の中で曾てのトムの上司でマーサに出会います。レイチェルは過去に自分がパーティーでした失態について謝罪しますが、マーサからは「あなたは寝ていただけで何も悪くない」と意外な言葉を掛けられます。

そして、トムがクビになったのはレイチェルの失態のためではなく、トムの女癖の悪さが原因だったと知るのです。一方、アナは依然として解除できないトムのパソコンと睨み合いますが、ふとある携帯を発見します。充電を完了させ持ち主を調べると、携帯はメガンの物であることが分かり、ショックを受けます。レイチェルとアナは真相に気づき始めます。

レイチェルがトムと別れたのもアナとの浮気が原因でもありました。子供が出来てアナと結婚しますが、女癖が悪いのは変わらず、ベビーシッターのメガンと関係を持ちます。それはメガンが仕事を辞めた後も続くのです。レイチェルは失っていた記憶を全て思い出します。メガンはカウンセリングの後にトムと話をするために会うトンネルで待ち合わせの約束をしていました。そこに酔ったレイチェルが現れ、メガンに絡むのです。

それに気づいたトムはレイチェルの頭を何度も殴り、レイチェルは意識が朦朧となります。トムはメガンを車に乗せて立ち去ります。その後、怪我をして倒れ込んだレイチェルに、若い2人組の男が絡み、それを目撃したレイチェルと列車で顔見知りのスーツ姿の男性が助け、心配し声を掛けますが、レイチェルは邪険にしてその場を去るのです。レイチェルはこのことをアナに伝えるためにアナ宅に向かいます。

レイチェルは庭で子供と遊んでいるアナを見つけると話があると声を掛けますが、拒否されてしまいます。そこへトムがやって来てレイチェルを家の中に無理やり連れていくと殴りつけます。レイチェルが目覚めると目の前にトムがいました。メガンの事件当日、トムはメガンに森に行きたいと言われ森に行きます。そして、そこで関係を迫るトムに妊娠を告げるのです。トムはメガンに堕胎しろと言います。

しかし、メガンがそれを拒否したことでトムはメガンを石で撲殺します。トムはメガンを殺すことになったのはレイチェルがあの時に現れたからだといい、レイチェルが殺したも同然だと話します。身の危険を感じたレイチェルはワインオープンナーを持ち出して庭に逃げ、追いかけてきたトムの咽喉元にそれを突き立てます。それを見たアナは、更に奥深くにオープンナーを捻じ込みます。

白昼堂々に行われた惨劇は直に警察に知れ、レイチェルとアナは連行されていき、その様子をスコットが見ていました。レイチェルとアナはそれぞれ取り調べを受け、「他に回避方法がなく、やらなければやられていた」と証言し、正当防衛を訴えます。釈放されたレイチェルはその後、メガンの墓を探します。レイチェルは再び列車に乗り込みますが、3両目に乗ることはせず、これからは前を向い乗ろうと決めるのです。

主人公のレイチェルは、最愛の夫と離婚し、アル中で広告会社をクビになるも毎朝通勤列車に乗ります。そして、車窓から見える彼の新しい夫婦生活が自分の理想だとして覗き見を繰り返します。そんなレイチェルを、「プラダを着た悪魔」でアン・ハサウェイのライバル役や「オール・ユー・ニード・イズ・キル」で肉体改造した孤高のヒロインを演じるなど多様な役柄で様々な表情を魅せるエミリー・ブラントが好演しています。

≪エミリー・ブラントのプロフィール≫

• 本名：Emily Olivia Leah Blunt
• 生年月日：1983年2月23日
• 年齢：36歳
• 出生地：イングランド・ロンドン
• 国籍：イギリス/アメリカ合衆国
• 職業：女優
• 出演作品：『ナターシャの歌に』『プラダを着た悪魔』『ヴィクトリア女王 世紀の愛』『LOOPER/ルーパー』『オール・ユー・ニード・イズ・キル』『イントゥ・ザ・ウッズ』『ボーダーライン』『クワイエット・プレイス』『メリー・ポピンズ リターンズ』他
• 受賞歴：放送映画批評家協会賞・主演女優賞(2015年『オール・ユー・ニード・イズ・キル』)など

「ガール・オン・ザ・トレイン」で不動産職に就いていた頃にトムと知り合い愛人関係になり、子供が出来たことで結婚し、現在は専業主婦で子育てに奮闘するアナ・ワトソンを演じたのは、レベッカ・ファーガソンです。テレビドラマ「The White Queen」のエリザベス・ウッドヴィル役で知られている女優です。

≪レベッカ・ファーガソンのプロフィール≫

• 本名：Rebecca Louisa Ferguson Sundström
• 生年月日：1983年10月19日
• 年齢：35歳
• 出生地：スウェーデン・ストックホルム
• 職業：俳優
• 出演作品：『メン・イン・ブラック:インターナショナル』『ミッション:インポッシブル』シリーズ『ライフ』『グレイテスト・ショーマン』『ヘラクレス』他

画家を目指しながらベビーシッターをしている「ガール・オン・ザ・トレイン」の劇中の若妻、メガン・ヒップウェルを演じるのは、2007年の『ラブソングができるまで』で映画デビューしたヘイリー・ベネットです。2008年にはロサンゼルスでコンサートも開催し、歌手としても活躍しています。

≪ヘイリー・ベネットのプロフィール≫

• 本名：Haley Keeling
• 生年月日：1987年1月7日
• 年齢：32歳
• 出生地：アメリカ合衆国フロリダ州ナポリ
• 身長：173 cm
• 職業：歌手/女優
• 出演作品：『アメリカン・ソルジャー』『ハリウッド・スキャンダル』『ラブソングができるまで』
• 『マグニフィセント・セブン』他

女癖が非常に悪く、自分本位でしか物事を考えることが出来ないレイチェルの元夫であり、アナの現夫のトム・ワトソンを演じるのは、1996年の「I SHOT ANDY WARHOL」で映画デビューをしたジャスティン・セローです。イギリスで演技を学び、舞台から俳優活動を始め、現在では映画以外にテレビ出演も多く、「セックス・アンド・ザ・シティ」「シックス・フィート・アンダー」などにゲスト出演しています。

≪ジャスティン・セローのプロフィール≫

• 生年月日：1971年8月10日
• 年来：47歳
• 出生地：アメリカ合衆国・ワシントンD.C.
• 職業：俳優/脚本家/監督
• 出演作品：『LEFTOVERS/残された世界』『ビリーブ 未来への大逆転』『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』『ふたりのパラダイス』『マイアミ・バイス』『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』他

「ガール・オン・ザ・トレイン」で家族を作ることに異常なほどに拘っているメガンの夫・スコット・ヒップウェルを演じるのは、「タイタンの戦い」でアポロンを演じたことでアメリカ映画のメジャー入りを果たしたルーク・エヴァンスです。2012年に北村龍平監督のホラー映画「NO ONE LIVES ノー・ワン・リヴズ』」で初主演を務め、それ以降も様々な作品に出演し、知名度を上げている俳優です。

≪ルーク・エヴァンスのプロフィール≫

• 生年月日：1979年4月15日
• 年齢：39歳
• 出生地：ウェールズ・Aberbargoed
• 国籍：イギリス
• 身長：183cm
• 体重：86kg
• 職業：俳優/モデル
• 出演作品：『ワイルド・スピード』シリーズ『ホビット』シリーズ『ドラキュラZERO』『ワイルド・スピード SKY MISSION』『美女と野獣』『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』『タイタンの戦い』他

映画「ガール・オン・ザ・トレイン」のロケ地となった場所は、ニューヨーク市マンハッタンで一番大きな駅のグランドセントラル駅から延びるメトロノース鉄道ハドソン線のアーズリー・オン・ハドソン駅です。ハドソン川沿いを走行し、郊外は自然に溢れています。1日の乗客数は420人と小さな駅で、グランドセントラル駅からは約47分かかります。バブル期のニューヨーク郊外には多くの日本人ビジネスマンが住んでいたようです。

「ガール・オン・ザ・トレイン」の鑑賞者の感想の中には、主演キャストのエミリー・ブラントが演じたアル中のレイチェルを反面教師にしようというものが目立ちました。あらすじのラストは女性側から見ると気分をすっきりとさせるものがあったようです。

「ガール・オン・ザ・トレイン」出演キャストの特に女性陣の演技が迫力があってよかったという感想が上げられています。男性キャストについても「最低だった」と鑑賞者に感想を抱かせていることから素晴らし演技だったに違いありません。

映画「ガール・オン・ザ・トレイン」のカメラワークについての感想の上げられています。あらすじの展開を敢えてバラバラにさせて、鑑賞者に繋ぎ合わさせるような手法が良かったと好評のようです。

ここまで映画「ガール・オン・ザ・トレイン」のあらすじの結末までネタバレし、出演キャストの情報や映画の感想をまとめてご紹介してきました。過去現在を行ったり来たりするあらすじに混乱するという方もいたようですが、バラバラに散りばめられた場面が少しずつ繋がっていき、最後にあらすじの種明かしされる展開が好評だったのが映画の感想から伺えます。

ただ、他の感想の中には、過去現在と散りばめているだけであらすじの伏線になっていたわけではなかったのが残念という感想も上がっていたようです。主演キャストの女優陣の演技には狂気じみたものがあり、人間の欲望や執着心などが感じられてよかったというキャストへの好演の感想が目立ちます。特に主演キャストのエミリー・ブラントの鬼気迫る演技には釘付けになった人が後を絶ちません。

役柄に関しては、いい年をした大人の男のトムが妻に構ってもらえないことで浮気を繰り返す素行や子供にまでヤキモチを焼く、子供じみた性格に飽きれるという感想が見られます。また、レイチェルの様にならないようにお酒には気を付けようという感想も多く見られました。

キャストや役柄についての感想が目立つことから、キャスト陣が登場人物たちを上手く深堀して魅せていたことが伺えます。映画「ガール・オン・ザ・トレイン」は、キャストの演技が魅力でもある映画でおすすめの作品です。まだ「ガール・オン・ザ・トレイン」を未見の方は、一度ご覧になってみてはいかがでしょうか？