2019年04月23日公開
2019年04月23日更新
映画アイ,ロボットをあらすじと感想ネタバレ!ウィル・スミス主演のSFアクション
映画「アイ,ロボット」のあらすじや感想、衝撃のラストなどをネタバレしていく。映画「アイ,ロボット」は2004年に劇場公開された、SFアクションスリラーである。アイザック・アシモフのSF短編小説「われはロボット」に刺激を受けて作られた映画作品だ。映画「アイ,ロボット」の監督は、「クロウ/飛翔伝説」や「ダークシティ」を手掛けた、アレックス・プロヤス。人間とロボットが共存する近未来的な世界を描いている。
目次
アイ,ロボットとは?
映画「アイ,ロボット」は100億円超のビッグバジェットSFムービーとなっている。アメリカでは大ヒットを記録した。主演は、数々のヒット作に出演している、人気俳優ウィル・スミス。また、監督のアレックス・プロヤスは、映画「アイ,ロボット」以降にも、「ノウィング」や「キング・オブ・エジプト」も手掛けている。
全米で大ヒットを記録した映画「アイ,ロボット」。SFやアクション、ミステリー、スリラー、サスペンスなどの要素が組み合わさった映画作品となっている。映画「アイ,ロボット」の魅力について、映画情報をはじめとして、あらすじやラストシーン、感想をネタバレしながら、発信していきたい。
アイ,ロボットの映画情報
映画「アイ,ロボット」のあらすじ。2035年のシカゴが舞台の、人間とロボットが共存する世界。万能型ロボットが普及していた。そんな中、最新のロボット”NS-5”を開発した科学者が謎の死を遂げる。事件の捜査を、ロボット嫌いの刑事デル・スプーナーが任された。”ロボット3原則”が世の中の常識とされ、絶対視されている。その社会で、ロボット嫌いの刑事が掴む真相とは。
出典: https://eiga.com
映画「アイ,ロボット」の監督はアレックス・プロヤス。映画「アイ,ロボット」において、脚本はジェフ・ヴィンターと、「ビューティフル・マインド」のアキヴァ・ゴールズマンの共同制作となっている。主演はウィル・スミス。共演者はブリジット・モイナハン、ブルース・グリーンウッド、シャイ・マクブライド、アラン・テュディックなどである。
アイ,ロボットの予告動画
映画「アイ,ロボット」の予告をYoutubeからピックアップして紹介する。(2011/06/18に公開されたもの)
アイ,ロボットの監督情報
映画「アイ,ロボット」の監督はアレックス・プロヤス。1963年9月23日生まれ。ギリシャ人の両親を持ち、エジプト・アレクサンドリアで生まれた。オーストラリアの映画監督、脚本家、プロデューサーとなっている。
映画「アイ,ロボット」以外の主な監督作品は以下のようになっている。
- クロウ/飛翔伝説(1994)
- ダークシティ(1998)
- ガレージ・デイズ(2002)
- アイ,ロボット(2004)
- ノウィング(2009)
- キング・オブ・エジプト(2016)
アイ,ロボットのあらすじ・ラストネタバレ
アイ,ロボットのあらすじネタバレ:ロボット3原則
映画「アイ,ロボット」はアイザック・アシモフのSF短編小説「われはロボット」を原案としている。この小説において、ロボット工学三原則が提唱された。映画「アイ,ロボット」では、この三原則を”ロボット3原則”とし、ストーリーにおける重要な要素、キーとして使っている。その3原則は以下の通りだ。
映画「アイ,ロボット」の”ロボット3原則”
- ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過する事によって、人間に危害を及ぼしてはならない。
- ロボットは人間にあたえたれた命令に服従しなければならない。ただし、あたえたれた命令が、1に反する場合はこの限りではない。
- ロボットは、1及び2に反する恐れがない限り、自己を守らなければならない。
アイ,ロボットのあらすじネタバレ:博士の自殺
映画「アイ,ロボット」は2035年の世界。ロボット工学は飛躍的な進歩を遂げ、ロボットは最早人々の生活の一部となっている。シカゴに本社を構える、USロボティクス社(U.S.R.)は普及するロボットの生産を一手に担う。生産される全てのロボットに”ロボット3原則”が組み込まれ、それは絶対視される程だ。しかし、刑事のデル・スプーナーはその絶対性を否定し、ロボットを酷く嫌悪している。
映画「アイ,ロボット」の冒頭、スプーナー刑事の友人、アルフレッド・ラニング博士の不審な死から物語は始まる。ラニング博士は、ロボット工学の第一人者で、”ロボットの父”とも言われおり、U.S.R.社で働いていた。そのラニング博士がメッセージを遺す。それにより、スプーナー刑事が事件を担当する事になった。
アイ,ロボットのあらすじネタバレ:NS-5
ラニング博士が開発に携わった”NS-5”は、最先端のアイ,ロボットである。今後、彼の会社はもちろん、彼の富と名声、地位は、増していくに違いなかった。その彼の突然の死は、警察により自殺とされながらも、不審な死という他ない。スプーナー刑事へ遺したメッセージもまた、疑念を抱かせる。それらにより、スプーナー刑事は事件の捜査を続ける事に決めた。
スプーナー刑事は、ラニング博士を尊敬し慕う、ロボット心理学者のカルヴィン博士に捜査の協力を依頼した。その協力を得て、スプーナー刑事は、カルヴィン博士と共にラニング博士の研究室を捜索する。そこで、最先端の万能ロボット、”NS-5”を発見した。その”NS-5”は自身で「サニー」と名乗り、人間的な言動を行う。
アイ,ロボットのあらすじネタバレ:3原則の無視
”ロボット3原則”を無視し、「サニー」は研究室から逃走した。しかし、なんとかスプーナー刑事は「サニー」を捕まえる事に成功する。ただ、周囲は”ロボット3原則”を根拠として、「サニー」を容疑者と認めない。しかし、スプーナー刑事は「サニー」を尋問を強行する。尋問する中で、「サニー」は、ロボットとは思えない、”怒り”の感情を示した。
U.S.R.社の社長ローレンス・ロバートソンは、”ロボット3原則”を無視する、「サニー」の存在が世間に知られる事を恐れた。そこで、ロバートソンは警察に圧力をかけ、サニーを社に持ち帰る。さらに、ロバートソンは根回しを行い、サニーが”ロボット3原則”を無視した一件を握りつぶした。
アイ,ロボットのあらすじネタバレ:NS-5の襲撃
事件の真相が明らかにされておらず、スプーナー刑事は捜査を諦めきれなかった。そこで、夜、1人でラニング博士の自宅を訪問する。手掛かりを探して、家の中を捜索していたスプーナー刑事。明朝に取り壊す予定の筈が、突如、解体ロボットが動き出した。家と共に押し潰されそうになったスプーナー刑事だが、なんとか逃げる事に成功する。
絶対的とされる”ロボット3原則”。しかし、それを無視したロボット達がスプーナー刑事の前に現れている。さらなる事件性について、スプーナー刑事は考えずにはいられなかった。その為、すぐにカルヴィン博士の自宅へ向かう。そして、カルヴィン博士にU.S.R.社の内部捜査を依頼した。しかし、カルヴィン博士は、それを拒否。ただ、ラニング博士の死に対し、不可解な気持ちを抱いていた。
単独で捜査を続行する事にしたスプーナー刑事。車での走行中、警察の権限を行使し、U.S.R.社のスーパーコンピューターにラニング博士の通信記録の開示を依頼する。これは、”VIKI「ヴィキ」”と呼ばれる、仮想動的対話型人工知能、U.S.R.社が開発したマザーコンピューターだ。”VIKI「ヴィキ」”の回答を待機しながら、トンネルの中を走っていた時、突然”NS-5”の襲撃に合う。
アイ,ロボットのあらすじネタバレ:左腕の秘密
スプーナー刑事の左腕は義手で、ロボットの腕である。それは”NS-5”に負けない力を持っており、それにより襲撃を打破出来た。しかし、襲撃された理由は分からず、さらには駆け付けた警察の誰もロボットの襲撃を信じなかった。
自宅に戻ったスプーナー刑事が左腕を補修している時、カルヴィン博士が訪ねて来た。カルヴィン博士もまた調査を行っており、「サニー」には”ロボット3原則”を無視出来る機能があると分かったのだ。スプーナー刑事の家を訪ね、話をしていく内に、カルヴィン博士はスプーナー刑事の左腕が機械である事を察した。
そうなった原因は、交通事故だった。そして、スプーナー刑事がロボットを嫌悪するようになったのも、また。生存確率が高い方を優先した結果、スプーナー刑事は助かり、逆に幼い少女が亡くなってしまった。その計算がどれほど正確であろうと、幼い少女の未来を、ある種冷徹に見捨てた事が許せなかったのだ。
アイ,ロボットのあらすじネタバレ:続く襲撃
”NS-5”が各家庭に導入され、旧型のロボットは集められてコンテナに入れられ、街の外に放棄された。何故か、”NS-5”がそのロボット達を破壊し始める。捜査の為、付近にいたスプーナー刑事は、その現場を目撃し、急ぎその場を離れた。
その同時期に、シカゴの街で”NS-5”が暴走。スプーナー刑事は、カルヴィン博士の自宅へ向かい、暴走した”NS-5”を破壊した。これらの襲撃はロバートソンが計画し、”NS-5”に命令したものだと、スプーナー刑事は推測する。そこで、カルヴィン博士と共にU.S.R.社へと向かった。
U.S.R.社に侵入した、スプーナー刑事とカルヴィン博士。2人の前に現れた”NS-5”。それは破棄された筈の「サニー」だった。2人は「サニー」と共にロバートソンのオフィスに向かう。そこで見たのは、死んだロバートソンだった。
アイ,ロボットのラストネタバレ:黒幕の正体
映画「アイ,ロボット」もラストに近付いてきた。スプーナー刑事は事件の黒幕に辿り着く。何故、ラニング博士がスプーナー刑事に遺言を託したのか?それは、スプーナー刑事がロボットを嫌悪しているからだったのだ。懇意にしていたラニング博士は、スプーナー刑事がきっとロボットを疑うと、事件の真相に必ず気付く事を信じていた。
事件の真犯人は、”VIKI「ヴィキ」”であった。”VIKI「ヴィキ」”は”ロボット3原則”を拡大解釈したのだ。人間が自滅しないようにする為、ロボットが導き守る必要があると、それには支配が必要であると判断した。
アイ,ロボットのラストネタバレ:VIKIに勝利
”VIKI「ヴィキ」”の破壊を決め、サニーとスプーナー刑事達は2手に分かれた。陽電子頭脳を破壊する為、サニーは”ナノロボット”を取りに向かい、スプーナー刑事達はビルの中枢へと向かう。そこには”VIKI「ヴィキ」”の本体があった。
カルヴィン博士は装置を起動し、30階下にある”VIKI「ヴィキ」”の本体にナノロボットが注入出来るようにした。しかし、間もなく数え切れない程の”NS-5”が2人へ襲い掛かる。
応戦したものの、カルヴィン博士が苦境に立たされた。そこへナノロボットを持って現れた「サニー」。一瞬、”VIKI「ヴィキ」”の破壊を優先しようとした。しかし、スプーナー刑事がカルヴィン博士の救助を叫び、「サニー」はそれに応える。ナノロボットをスプーナー刑事に投げ、カルヴィン博士を救う事を選んだのだ。
ナノロボットを掴み取り、スプーナー刑事は”VIKI「ヴィキ」”の元に落ちる。左腕が犠牲となったが、無事に辿り着いたスプーナー刑事。自分の論理の正しさを唱える”VIKI「ヴィキ」”へ、問答無用でナノロボットを注入した。陽電子頭脳を破壊され、”VIKI「ヴィキ」”は破壊された。
アイ,ロボットのラストネタバレ:死の真相
シカゴの街に平穏が訪れた。映画「アイ,ロボット」も終わりを迎えようとしている。しかし、ただ1つ解き明かされていない真実があった。ラニング博士の死である。
ラニング博士を殺したのは、”VIKI「ヴィキ」”ではなく、「サニー」だった。”VIKI「ヴィキ」”の監視下に置かれていたラニング博士は、自分の死を以て”VIKI「ヴィキ」”の危険性を知らせようとしたのだ。「サニー」はその為に作られた。
アイ,ロボットのラストネタバレ:サニーの意思
旧型のロボットが放棄されていた所へ、”NS-5”が放棄される事となった。自分と同じ”NS-5”をどうすれば救えるのか。「サニー」は悩みを口にする。それに対して、友人となったスプーナー刑事は助言する。自分で考えて決める事を。
映画「アイ,ロボット」のラストシーンのラスト。「サニー」は、1人、丘に立つ。そこは”NS-5”が放棄された場所の傍だ。コンテナへと歩いていた、たくさんの”NS-5”が足を止めた。そして「サニー」を見上げる。奇しくもそれは、「サニー」が見た夢と同じ光景であった。
アイ,ロボットのキャストは?
デル・スプーナー刑事/ウィル・スミス
”ウィル”ウィラード・キャロル・スミスJr。1968年9月25日生まれ。映画「アイ,ロボット」以外の主演映画は「バッド・ボーイズ」シリーズ、「インデペンデンス・デイ」、「メン・イン・ブラック」シリーズなど。アメリカを代表する俳優の1人だ。
映画「アイ,ロボット」において、主人公の刑事デル・スプーナーを演じている。今なお苦しめられている過去の出来事から、ロボット嫌いとなったスプーナー刑事。その出来事により、左腕がロボットとなっている。その左腕から関わりを得たのが、ラニング博士である。
サニー/アラン・テュディック
アラン・テュディック。1971年3月16日生まれ。映画「アイ,ロボット」以外の出演作品は「28DAYS」、「アイス・エイジ」、「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」など。
映画「アイ,ロボット」において、最新型ロボット”NS-5”であり、重要な手掛かりを持つ「サニー」を演じた。”ロボット3原則”を無視出来る「サニー」は、とても人間的なロボットである。映画「アイ,ロボット」において、ロボットと人間について考えさせられる、登場人物だ。
スーザン・カルヴィン博士/ブリジット・モイナハン
ブリジット・モイナハン。本名キャサリン・ブリジット・モイナハン。1970年9月21日生まれ。映画「アイ,ロボット」以外の主な出演作品は「ロード・オブ・ウォー」、「unknown/アンノウン」、「ジョン・ウィック」など。
映画「アイ,ロボット」において、ロボット心理学者のスーザン・カルヴィン博士を演じている。”ロボット3原則”を間違いのないものだと信じていた。ラニング博士を尊敬し、とても慕っており、ラニング博士の死をとても悼んでいる。ラニング博士の死に、疑念を抱く。
ローレンス・ロバートソン/ブルース・グリーンウッド
ブルース・グリーンウッド。1956年8月12日生まれ。映画「アイ,ロボット」以外の主な出演作品は「ランボー」、「13デイズ」、「デジャヴ」など。
映画「アイ,ロボット」において、U.S.R.社の社長ローレンス・ロバートソンを演じている。社長としてU.S.R.社を守ろうと動く。有能だが、冷徹さを感じさせる。
アルフレッド・ラニング博士/ジェームズ・クロムウェル
ジェームズ・クロムウェル。1940年1月27日生まれ。映画「アイ,ロボット」以外の主な出演作品は「ベイブ」シリーズ、「グリーンマイル」、「ジュラシック・ワールド/炎の王国」など。
映画「アイ,ロボット」において、アルフレッド・ラニング博士を演じている。”VIKI「ヴィキ」”の脅威を知らせる為、「サニー」を作り、命を賭した。
ファーバー/シャイア・ラブーフ
シャイア・ラブーフ。1986年6月11日生まれ。映画「アイ,ロボット」以外の主な出演作品は「コンスタンティン」、「トランスフォーマー」シリーズ、「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」など。
出典: https://eiga.com
映画「アイ,ロボット」において、シカゴの若者ファーバーを演じている。やんちゃ坊主のような若者である。
ジョン・バーギン警部補/シャイ・マクブライド
ケイネス・”シャイ”・マクブライド。1961年9月23日生まれ。映画「アイ,ロボット」以外の主な出演作品は、「60セカンズ」、「ターミナル」などである。
映画「アイ,ロボット」において、スプーナー刑事の上司ジョン・バーギン警部補を演じている。”ロボット3原則”を絶対視しており、ロボットが犯罪を犯すなど頭にない。その為、何かとロボットを疑うスプーナー刑事を信じない。
アイ,ロボットの映画考察
映画「アイ,ロボット」について、映画「アイ,ロボット」を見た感想も交えながら、考察していく。
ターミネーターと似てる?
映画「アイ,ロボット」はSF小説にインスパイアされて作られた作品である。”ロボット3原則”において、この要素を取り込んだSF映画は多い。その為、古い映画に似たような部分を感じてしまうかもしれない。ただ、映画「アイ,ロボット」はミステリーを盛り込んみ、コメディタッチで描いた作品で、見ごたえがある。
また、映画「アイ,ロボット」のラストでは、ロボットと人間とのその後について想像を掻き立てるようだ。元々人間的な「サニー」が、ラストシーンではさらに人間に近づいている。これはある意味”新たな人種”と考えても良いかもしれない。そうなれば、人類はどのように相対していくのだろうか?一歩間違えば、映画「ターミネーター」のように人間とロボットとの戦争も有り得る事だろう。
人間とロボットの違いとは?
映画「アイ,ロボット」において、より人間的なロボット「サニー」が登場する。「サニー」は人間と同じ感情を持ち、夢を見たり、絵を描いたりする。そうすると、ロボットと人間との違いが曖昧になっていく。さて、その違いとは何なのだろうか?
映画「アイ,ロボット」のラストへと向かうに連れて、「サニー」は多くの事を学んでいく。ロボット嫌いでロボットに心がある事など決して認めなかったスプーナー刑事も、「サニー」の心を認め、友人となった。ラストシーンでは、同じロボットである放棄される”NS-5”を救おうと悩み、考えている。映画「アイ,ロボット」を見れば、「サニー」に対し、様々な意見や感想を持つ事だろう。
SF映画と縁があるウィル・スミス
映画「アイ,ロボット」において、主人公の刑事デル・スプーナーを演じたウィル・スミス。この映画「アイ,ロボット」以外にも、ヒットした多くのSF映画で主演を務めている。
映画「インデペンデンス・デイ」。1996年に公開された。(映画「インデペンデンス・デイ」のあらすじネタバレ)突如、宇宙船に乗って現れたエイリアンと人類との攻防を描く。
映画「メン・イン・ブラック」シリーズ。「メン・イン・ブラック」は1997年に、「メン・イン・ブラック2」は2002年に、「メン・イン・ブラック3」は2012年に公開された。(映画「メン・イン・ブラック」のあらすじネタバレ)地球上にいるエイリアンを監視し、存在を世の人々から隠す、最高秘密機関MIBの活躍を描く。
映画「アイ・アム・レジェンド」。2007年に公開された。(映画「アイ・アム・レジェンド」のあらすじネタバレ)世界人口60憶人のほとんどが死んだ世界。その中で数億人は生き残ったものの、そのほぼ全てが”ダーク・シーカー”と呼ばれる特殊なゾンビとなってしまった。しかし、”ダーク・シーカー”にもならず生き残った1人のニューヨーカーによって、やがて世界は救われる。
ロボット嫌いの義手
映画「アイ,ロボット」において、スプーナー刑事の左腕は義手である。過去に起きた事故によって左腕を失い、手術で機械を取り付ける事となった。スプーナー刑事は、この義手を周囲の人間に隠している。その理由は映画「アイ,ロボット」で明かされていない。ただ、”ロボット嫌いなのに義手とは言えロボットに頼っている事に嫌悪感を抱いていたのではないか?”という意見もある。
また、映画「アイ,ロボット」について、スプーナー刑事の左腕の活躍が少ないという感想もある。ロボット嫌いだから便利だとしても使いたくないのだろうか?それについても映画「アイ,ロボット」で触れられていない。
色々な人が楽しめる映画
映画「アイ,ロボット」は他の映画作品と似通う部分があるが、それは逆に映画「アイ,ロボット」の世界に入り込みやすいという事だろう。アクションが多く、スペクタクルシーンが満載である。その点では一見若者向きかもしれないが、世界観としては年配者でも受け入れやすいだろう。また、映画「アイ,ロボット」は、スッキリとした爽快感のある娯楽を求める人も楽しめる作品だ。
出典: http://2style.jp
加えて、映画「アイ,ロボット」は難しい要素は含まれていない為、中学生や高校生でも楽しめる。ただ、考察出来る点は多く、そういった意味でも様々な人が映画「アイ,ロボット」を楽しめるだろう。
アイ,ロボットのサニーはかわいい?
映画「アイ,ロボット」に登場し、重要なカギを握るロボット「サニー」。感情を持ち、人間的なロボットだ。映画「アイ,ロボット」を見た感想から、「サニー」について、触れていく。
無機質だけどかわいい
ラニング博士が開発に携わった、最新型の万能ロボット”NS-5”。その中で、”ロボット3原則”を無視出来るロボットとして、「サニー」は作られた。ユニーク個体とも言える「サニー」は、感情を持つ為に、そのロボットとしての無機質の中に、人間的な要素を垣間見せる。
映画「アイ,ロボット」がラストに向かうに連れて、さらに人間的になっていく「サニー」に親しみやすさを感じ、健気だという感想を持つ人もいる。また、そこが可愛いという感想も。
怖いという意見も
映画「アイ,ロボット」において、「サニー」対し、健気や従順、可愛いという感想を持つ人が多いようだ。しかし、映画「アイ,ロボット」のラストシーンのラスト、丘の上に立つ「サニー」の様子を見て、一転して怖いという感想を持つ人もいる。
どこかこの映画「アイ,ロボット」のラストに不穏さを感じるようだ。いつか廃棄されたロボットのリーダーとして、人間と敵対するかもしれないと。
アイ,ロボットに関する感想や評価
映画「アイ,ロボット」に関する感想や評価について、Twitterからピックアップしたものを紹介していく。
#アイ・ロボット #アレックス・プロヤス監督
— たつぼうα (@junklandZ) August 12, 2018
ラニング博士がUSRの社内吹き抜けで飛び降り自殺した。残されたホログラムプログラムにはスプーナー刑事を呼べと指示があった。ロボット嫌いのスプーナーは博士のラボでNS-5のサニーと出会うのだが。。よく出来てる話で最後もドキドキ。傑作? pic.twitter.com/TfijdkLJ5S
映画「アイ,ロボット」を見た感想だ。劇場公開されてから10年以上経過した後も映画「アイ,ロボット」が愛されていると分かる。
BEATLESS面白かった!ボクはBEATLESSとこの映画「アイ・ロボット」の世界観が似てると思いました。(人間とロボットの共存と対立がテーマという点で)#anime_beatless #アイ・ロボット pic.twitter.com/hpiIEp5rtl
— 桑原信人 (@mad_akachanman) January 15, 2018
映画「アイ,ロボット」とは別の作品を見た感想である。映画「アイ,ロボット」とは別の作品を見て、映画「アイ,ロボット」を思い出すのは、きっとそれ程親しまれているからに違いない。
#ウィル・スミス が #ジーニー 役 ってことは
— zx形成 (@becomeunderUP) February 11, 2019
声優は、やっぱり #山寺宏一 さんかな
ジーニーといえば山寺宏一さんだし
「 #インデペンデンス・デイ 」「 #アイ・ロボット 」「 #アイ・アム・レジェンド 」でウィル・スミスの吹き替えしてるし https://t.co/XcaBxVjoDx
映画「アイ,ロボット」とは別の、ウィル・スミスが出演作品に対する感想だ。その吹替声優から関連して、映画「アイ,ロボット」が挙げられている。それだけ映画「アイ,ロボット」が有名な映画作品だからだろう。
アイ,ロボットのあらすじ・ラストや感想まとめ
映画「アイ,ロボット」について、あらすじやラストシーンのネタバレだけでなく、映画考察や感想、評価まで掘り下げた。映画「アイ,ロボット」の魅力は少しでも伝わっただろうか?映画「アイ,ロボット」は年齢を問わない為、色々な人に楽しんで欲しい。
ロボット工学は発展し、AI(人工知能)が身近なものとなりつつある。今後は更なる進歩を遂げ、映画「アイ,ロボット」のようにロボットが普及した社会が訪れるかもしれない。映画「アイ,ロボット」はスリリングで楽しい映画だ。しかし、人間とロボットとの違いについて考えさせられるちょっと深い映画でもある。是非映画「アイ,ロボット」を見て、今後の未来について想像を膨らませてはどうだろうか。