恋はデジャ・ブのあらすじと感想をネタバレ!同じ日を繰り返すストーリーとは?

映画「恋はデジャ・ブ」は、毎日同じ日が繰り返されるループに陥った主人公が人生を見つめ直し、本当の恋に目覚めるストーリーです。主人公フィルは、自分勝手な性格で、仕事仲間から良く思われていません。そんなフィルを突然襲った無限のループは、彼の生き方を変えていきます。ここでは映画「恋はデジャ・ブ」のあらすじをネタバレで紹介し、視聴者の感想もネタバレで紹介します。また、映画「恋はデジャ・ブ」の主なキャストについても紹介します。

恋はデジャ・ブのあらすじと感想をネタバレ!同じ日を繰り返すストーリーとは?のイメージ

目次

  1. 恋はデジャ・ブとは?
  2. 恋はデジャ・ブのあらすじネタバレ
  3. 恋はデジャ・ブの結末ネタバレ
  4. 恋はデジャ・ブの登場人物・キャスト
  5. 恋はデジャ・ブに関する感想や評価は?
  6. 恋はデジャ・ブの映画ネタバレまとめ

恋はデジャ・ブとは?

映画「恋はデジャ・ブ」は、アメリカ・ペンシルベニア州のある田舎町で行われる「グラウンドホッグデー」という祭りに、取材に訪れた主人公が、突然同じ日が繰り返されるループに陥ってしまうというストーリーです。映画「恋はデジャ・ブ」は、自分勝手でわがままな主人公フィルが、この非常な状況の中で本当の恋に目覚め、人として変わっていく様を描いています。

ここでは映画「恋はデジャ・ブ」のあらすじを、結末までネタバレで紹介し、作品を観た感想も紹介します。また、映画「恋はデジャ・ブ」の主人公フィルを演じるビル・マーレイ、共演のプロデューサー役のリタを演じるアンディ・マクダウェル、そして共演のカメラマン役のラリーを演じたクリス・エリオットについて、プロフィールや主な出演作を紹介します。

グラウンドホッグとは?

上の画像は、映画の作中で、町の紳士がグラウンドホッグを掲げているシーンです。祭りの名前になっているグラウンドホッグは、ジリスの一種です。祭りの意味は「冬眠から目覚めたグラウンドホッグが、自分の影を見ると驚いて巣穴に戻ってしまう」ということから、自分の影を見た(晴れの日)場合は、あと6週間、冬が続くと言われています。アメリカやカナダで、毎年2月2日に行われる、春の祭りです。

恋はデジャ・ブの映画作品情報

映画「恋はデジャ・ブ」は、1993年に公開のアメリか映画で、原題は「グラウンドホッグデー」です。主演はビル・マーレイ、監督はハロルド・ライミスで、脚本はハロルド・ライミスとダニー・ルビンです。監督のハロルド・ライミスは、作中で神経科の医師役で出演しています。映画「恋はデジャ・ブ」は、アメリカ議会図書館に永久に保存していこうという制度(アメリカ国立フィルム登録簿)によって、永久保存されています。

恋はデジャ・ブの予告編動画

映画「恋はデジャ・ブ」の予告編動画です。アメリカ・ペンシルベニア州の田舎町で行われるグラウンドホッグデーの祭りで、主人公フィルが、同じ日が繰り返されるループに陥るというストーリーで、フィルが、自分の生き方を見つめなおし、本当の恋に目覚める様を描いています。

恋はデジャ・ブのあらすじネタバレ

映画「恋はデジャ・ブ」は、何度朝が来ても同じ日が続くというループに陥った主人公が、本当の恋に目覚め、人生を改めて見つめ直していくストーリーです。ここから映画「恋はデジャ・ブ」のあらすじを、結末までネタバレで紹介していきます。
 

あらすじネタバレ:取材

フィル・コナーズは、気象予報士です。フィルは、毎年2月2日の恒例の祭り「グラウンドホッグデー」の取材のために、パンクスタウニーという町を訪れています。この祭りは、ジリスの一種でグラウンドホッグという動物が、冬眠するかどうかを見て、春の訪れを占う祭りです。フィルはテレビでは人の良さそうな、誠実な人に見えていますが、実はフィルはわがままで自分勝手な人間です。

フィルにとってこの祭りは退屈なだけだと思っているのでした。淡々と仕事をこなしたフィルは、田舎町は退屈なので早く帰ろうとしますが、吹雪の影響で交通事故が起き、フィルたち取材チームは一泊することになりました。フィルは、取材チ―ムのプロデューサーのリタ、カメラマンのラリーと同じホテルに泊まらず、別のペンションに泊まりました。

あらすじネタバレ:ループ

翌朝、フィルが目覚めると、ラジオの声が聞こえてきました。ラジオによると、今日は午後から吹雪になるという予報でした。フィルが窓の外を覗いてみると、ゆうべあれほど降った雪が無くなっています。フィルが町に出てみると、グラウンドホッグデーの祭りが行われています。祭りは昨日終わったはずなのに、リタとラリーは取材を始めました。フィルは訳が分からないながらも、取材をこなしました。

フィルは、タイムスリップをして昨日に戻ってしまったのだと考えました。そして次の日、町はグラウンドホッグデーの祭りです。リタとラリー、そして町の人々も、今日初めて取材をしています、という様子です。毎日同じ日がやって来ることに気づいたフィル。これは、ただタイムスリップをしたのではなく、ループとなっていることと、それに気づいているのは自分だけだということに、フィルは大きなショックを受けました。

あらすじネタバレ:変わらない日々

次の日も、やはり同じ一日です。フィルはこの事実をリタに話しますが、信じてくれません。毎日同じことの繰り返しで、その日の出来事がすべて分かっていることに退屈しきったフィル。やがてフィルは、このループを利用しようと考えました。本来遊び人のフィルは、何をしても明日が来ないのなら、好きなことをしてやろうと思い、女性を口説いたり、銀行輸送車からこっそり現金を抜き取ったり、犯罪行為にまで及びました。

フィルは、リタに対しても何度も口説きますが、リタはフィルが大嫌いです。フィルは、やりたい放題の日々を過ごしましたが、それにも飽きてしまい、いつまでも続く無限のループに絶望していきます。ここまで映画「恋はデジャ・ブ」のあらすじを、ネタバレで見てきました。ループから抜け出せず絶望感に苛まれるフィルは、どのような結末を迎えるのでしょうか?ここから、映画「恋はデジャ・ブ」の結末をネタバレで見ていきます。

恋はデジャ・ブの結末ネタバレ

映画「恋はデジャ・ブ」のあらすじを、ネタバレで紹介してきました。退屈な田舎町で無限のループに巻き込まれたフィルは、やりたい放題の生活から、次第に絶望していきます。何度目覚めても同じ事の繰り返しに、精神的に疲れ切ったフィルが起こした行動とは?果たしてループから抜け出して、正常な日々に戻れるのでしょうか?ここからは、映画「デジャ・ブ」の結末を、ネタバレで紹介していきます。

結末ネタバレ:自殺

ループから抜け出せず絶望感に苛まれるフィルは、この状態を終わらせようと、自殺を図ります。建物から飛び降りたり、車に乗って崖から落ちてみたり、いろいろな方法で自殺を図りましたが、生き帰って2月2日の朝を迎えます。フィルは再びリタに、このループ状態を話してみました。今日、起こることをすべて知っているフィルの話を聞いて、リタは信じてみようと思いました。

リタは、フィルを信じるために今日一日、フィルと行動を共にすることにしました。一日楽しく過ごしたフィルとリタ。フィルは、明日になればリタが、今日のことを忘れ、自分に冷たくするのが辛いと言いました。フィルは、これまでのようないい加減な気持ちではなく、本気でリタを好きになりました。ループに陥ってから自殺まで図ったフィルは、リタという理解者を得て気分一新、これまでの自分を改め、人の役に立とうと決意します。

フィルは、人に優しく接するようになり、今日事故に遭うはずだった人を助けたり、物乞いのホームレスの老人に金や食事を与えたりと、町の人のために奔走します。また、ピアノを習ったり、氷の彫刻に挑戦したりと、フィルは確実に変わりました。町の人々は、そんなフィルに対して親しみを持つようになりました。そしてリタもフィルの変化を見て、フィルを愛するようになりました。

結末ネタバレ:永住

愛し合うようになったフィルとリタは、結ばれました。次の日、目覚めたフィルは隣にリタがいるのを見て、驚きました。日付を見てみると、2月3日になっています。フィルはついにループを抜け出すことができました。町の人たちにすっかり信頼されるようになったフィルは、このパンクスタウニーの町で、リタと二人で永住することにしました。

恋はデジャ・ブの登場人物・キャスト

ここまで、主人公が同じ日が繰り返されるループに陥るストーリー、映画「恋はデジャ・ブ」のあらすじを、結末までネタバレで紹介してきました。キャストを紹介します。あらすじで紹介した主人公フィル・コナーズ役のビル・マーレイと、共演のキャストについてプロフィールや、主な出演作を紹介します。

フィル・コナーズ/ビル・マーレイ

映画「恋はデジャ・ブ」で主人公のフィル・コナーズ役は、ビル・マーレイです。ビル・マーレイは、アメリカ・イリノイ州出身で1950年生まれです。兄の勧めで演劇を始めました。日本では映画「ゴーストバスターズ」のピーター・ベンクマン博士役で有名になりました。ソフィア・コッポラ監督の映画「ロスト・イン・トランスレーション」で演じたボブ・ハリス役で、アカデミー賞を始め、数々の男優賞を受賞しました。

映画「恋はデジャ・ブ」で主人公フィル・コナーズ役を演じたビル・マーレイの主な出演作を紹介します。

  • 映画「トッツィー」(1982年)
  • 映画「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」(1986年)
  • 映画「天才マックスの世界」(1998年)
  • 映画「ブロークン・フラワーズ」(2005年)
  • 映画「ゲット スマート」(2008年)
  • 映画「ムーンライズ・キングダム」(2012年)
  • 映画「私が愛した大統領」(2012年)
  • 映画「ミケランジェロ・プロジェクト」(2014年)

リタ・ハンソン/アンディ・マクダウェル

映画「恋はデジャ・ブ」で、リタ役を演じたのはアンディ・マクダウェルで、アメリカ・サウスカロライナ州出身、1958年生まれです。「ヴォーグ」に登場するなどモデルとして活躍後、女優デビューしますが、南部訛りがひどく、セリフを女優グレン・クローズが吹き替えるという経験をしました。その後アンディは、アクターズ・スタジオで演技を学びました。

映画「恋はデジャ・ブ」で、リタ役を演じたアンディ・マクダウェルの、主な出演作を紹介します。

  • 映画「ハドソン・ホーク」(1991年)
  • 映画「ザ・プレイヤー」(1992年)
  • 映画「バッド・ガールズ」(1994年)
  • 映画「エンド・オブ・バイオレンス」(1997年)
  • 映画「戦場のジャーナリスト」(2000年)
  • 映画「フォルテ」(2001年)
  • 映画「フットルース 夢に向かって」(2011年)
  • 映画「オンリー・ザ・ブレイブ」(2017年)

ラリー/クリス・エリオット

映画「恋はデジャ・ブ」で、カメラマン・ラリー役を演じたクリス・エリオットは、アメリカ・ニューヨーク出身で1960年生まれです。父親はコメディアンで、「Bob & Ray」というお笑いコンビの一人、ボブ・エリオットです。そんな環境で育ったクリスは、コメディアンとして活躍しました。その後映画俳優としても活躍しています。

映画「恋はデジャ・ブ」で、カメラマン・ラリー役を演じたクリス・エリオットの、主な出演作を紹介します。

  • ドラマ「特捜刑事マイアミ・バイス」(1987年)
  • ドラマ「サブリナ」(1997年)
  • 映画「メリーに首ったけ」(1998年)
  • 映画「最終絶叫計画4」(2006年)
  • 映画「ディクテーター 身元不明でニューヨーク」(2012年)
  • 映画「Re:LIFE~リライフ~」(2014年)

恋はデジャ・ブに関する感想や評価は?

映画「恋はデジャ・ブ」は、自分勝手な主人公フィルが、心を入れ替えて本当の恋に目覚めるところは、恋愛映画のようで、素敵な作品なので、多くの人に観てもらいたいという感想です。

映画「恋はデジャ・ブ」は、同じ日を繰り返すループに陥るストーリーが、面白かったという感想です。主人公のフィルが、真実の恋に目覚め、愛する女性と結ばれるストーリーは、心が温まる作品だという感想です。

映画「恋はデジャ・ブ」は、同じ日が繰り返されるループに陥るストーリーですが、単なる超常現象のストーリーではなく、人生の過ごし方、心の在り方を考えさせてくれる、深い映画だという感想です。

映画「恋はデジャ・ブ」で、この方は、主人公の境遇を自分に置き換えると、同じように自暴自棄になるかもしれないという感想です。しかし映画を観終わって、良くなかった日があったとしても、少しずつでも前に進むことができる、良い一日にすることができると教えてくれた映画だという感想です。

恋はデジャ・ブの映画ネタバレまとめ

いかがでしたか?映画「恋はデジャ・ブ」のあらすじを、結末までネタバレで紹介してきました。映画「恋はデジャ・ブ」は、退屈な田舎町で同じ日が繰り返されるループに陥った主人公が、次第に自分の生き方を見つめ直した結果、本当の恋に落ちるというストーリーでした。映画前半は、無限のループに絶望する主人公が描かれ、後半は自分自身を見つめなおした主人公が、本当の恋に目覚めるというラブストーリーが描かれました。

映画を鑑賞した方のツイッターには、人生のいろいろなことを教わる深い映画だという感想と、多くの人に観てもらいたいという感想もありました。映画「恋はデジャ・ブ」は、単なる超常現象の映画ではなく、人としての生き方を教わる映画だと言われています。ちなみにこの作品は、先にも紹介しましたが、アメリカ議会図書館に永久保存されている映画です。そんな映画「恋はデジャ・ブ」を、どうぞご覧ください。

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