アントマン2(アントマン&ワスプ)のあらすじは?ネタバレ感想と評価まとめ

大ヒット映画『アントマン』の続編『アントマン2(アントマン&ワスプ)』は子供にも人気の高いマーベル映画です。『アべンジャーズ』最新作にも登場する人気のヒーロー・アントマンの続編『アントマン2(アントマン&ワスプ)』は高評価を受けており、ファミリー映画としても人気の高い作品です。今回は『アントマン2(アントマン&ワスプ)』のネタバレあらすじや評価などを紹介していきます。

アントマン2(アントマン&ワスプ)のあらすじは?ネタバレ感想と評価まとめのイメージ

目次

  1. アントマン2とは?
  2. アントマン2のあらすじネタバレ
  3. アントマン2のキャスト・登場人物
  4. アントマン2に関する7つのこと
  5. アントマン2を観た人の感想や評価は?
  6. アントマン2の映画ネタバレまとめ

アントマン2とは?

『アべンジャーズ』シリーズ最新作『アベンジャーズ エンドゲーム』にも登場するキャラクター・アントマンに注目が集まっています。『アントマン』シリーズは二本の映画があり、二作品とも世界的な大ヒットを記録しています。ここでは人気キャラクター・ワスプも登場する『アントマン2(アントマン&ワスプ)』の基本情報や制作スタッフなどについて見ていきましょう。

アントマン2の作品情報

『アントマン&ワスプ』(原題「Ant-Man and the Wasp」)は、『マーベル・スタジオ』製作の『ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ』配給のヒーロー映画です。2015年公開の映画『アントマン』の大ヒットを受けて、続編となるシリーズ第2作の制作が決定しました。同一世界のヒーローたちを描いた『マーベル・シネマティック・ユニバース』シリーズ第20作品目の映画となっています。

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アントマン2の予告動画

ここでは『アントマン2 アントマン&ワスプ』の予告編を見ていきましょう。アントマンは子供にも人気の高い作品であるため、予告編も他のマーベルヒーロー作品とは違って大人向けではなく子供向けにコミカルに作られています。

アントマン2の監督

『アントマン2 アントマン&ワスプ』の監督はペイトン・リードであり、マーベル作品を担当するのは初めてとなっています。もともとは『アントマン』の原案・脚本を担当したエドガー・ライトが監督も務める予定でしたが、2014年に降板したため、急遽『アントマン』の監督をペイトン・リードが務めることになりました。

ペイトン・リードはコメディ映画を得意としているため、『アントマン』もそうした要素をふんだんに盛り込んでいます。そのためファミリー映画として人気の高い作品となっています。ペイトン・リードの代表作には『チアーズ!』、『恋は邪魔者』、『ハニーVS.ダーリン 2年目の駆け引き』、『イエスマン “YES”は人生のパスワード』などがあります。

新キャラクターのワスプ

『アントマン2』からスーパーヒーロー『ワスプ』が新たに登場します。『アントマン』の生みの親であり「初代アントマン」ハンク・ピムと「初代ワスプ」ジャネット・ヴァン・ダインの一人娘で映画『アントマン』でヒロインを務めたホープ・ヴァン・ダインが『ワスプ』スーツで変身しています。前作『アントマン』のラストで『ワスプ』の登場は示唆されており、ファン待望の登場となりました。

MCU映画としての注目どころ

『アントマン』はMCU映画としての一面を持っており、本作『アントマン2』も重要な映画となっています。『キャプテンアメリカ シビルウォー』に登場しながらも、『アベンジャーズ インフィニティウォー』の登場しなかった理由が本作で明かされます。さらに『アベンジャーズ エンドゲーム』に続く終わり方をしており、『エンドゲーム』への登場が示唆されており、『アベンジャーズ』ファンには見逃せない作品となっています。

アントマン2のあらすじネタバレ

ここでは『アントマン2 アントマン&ワスプ』の簡単なネタバレあらすじを見ていきましょう。前作『アントマン』で窃盗犯からスーパーヒーローとなったスコットですが、その後ヒーローたちを管理するプロジェクト『ソコビア協定』を巡って政府と対立したキャプテン・アメリカ側につき、アイアンマンらと戦闘を繰り広げます。『アントマン2』ではその後を描いており、政府によって軟禁生活を送っているところから始まります。

アントマン2のネタバレ

スコットは量子世界の奇妙な夢をみて、「初代ワスプ」であるジャネットが量子世界で生きていると確信します。軟禁状態にあったスコットは二年前のスコットの失態によって追われる身となったハンクとホープと共にジャネット救出に動き出します。さらに、ホープは「ワスプ」へと変身し、アントマンと共に戦う事を決めました。そこへ壁を自在にする抜けることができる「ゴースト」が現れて、事態は急展開を迎えます。

アントマン2のクレジットシーン

かなりのネタバレになってしまいますが、エンドロールでは衝撃の展開を迎えます。『アントマン2 アントマン&ワスプ』のクレジットシーンではハンク博士、ホープ、ジャネットの3人がサノスによって塵のように消えています。これは『アントマン2 アントマン&ワスプ』の時間軸が『アベンジャーズ インフィニティウォー』に追いついたことを示しており、『アベンジャーズ エンドゲーム』への参戦を意味しています。

アントマン2のキャスト・登場人物

ここまでは『アントマン2 アントマン&ワスプ』のネタバレあらすじを見てきましたが、ここでは『アントマン2 アントマン&ワスプ』の登場人物のキャスト情報を見ていきましょう。『アントマン2』では『アントマン』のメインキャストがそのまま登場しており、『アベンジャーズ』や『キャプテンアメリカ』にも登場したキャラクターもいます。

アントマン(スコット・ラング)/ポール・ラッド

本作の主人公であるアントマン(スコット・ラング)を演じるのはポール・ラッドです。父親として人生をやり直すスーパーヒーローを好演しています。ポール・ラッドの代表作に『40歳の童貞男』や『無ケーカクの命中男/ノックトアップ』などがあります。

ワスプ(ホープ・ヴァン・ダイン)/エヴァンジェリン・リリー

もう一人のスーパーヒーロー・ワスプ(ホープ・ヴァン・ダイン)を演じているのはエヴァンジェリン・リリーです。前作ではヒロインでしたが、今作ではスーパーヒーローに昇格しています。エヴァンジェリン・リリーの代表作にドラマシリーズ『LOST』などがあります。

ハンク・ピム/マイケル・ダグラス

『アントマン』の生みの親にして『初代アントマン』であるハンク・ピムを演じるのは世界的な名俳優マイケル・ダグラスです。ピムは『アベンジャーズ』としても重要なキャラクターと言われています。マイケル・ダグラスの代表作に『ブラック・レイン』や『氷の微笑』などがあります。

ジャネット・ヴァン・ダイン/ミシェル・ファイファー

初代ワスプで本作の重要キャラクタージャネット・ヴァン・ダインを演じるのはミシェル・ファイファーです。本作のキーキャラクターを好演しています。ミシェル・ファイファーの代表作に『バットマン リターンズ』や『ラブ・フィールド』があります。

ゴースト(エイヴァ)/ハナ・ジョン=カーメン

『アントマン2』のヴィランであるゴースト(エイヴァ)を演じるのはハナ・ジョン=カーメンです。敵でありながら人気の高いキャラクターを好演しています。ハナ・ジョン=カーメンの代表作に『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』、『レディ・プレイヤー1』などがあります。

ビル・フォスター/ローレンス・フィッシュバーン

いやいやながらもアントマンに協力する科学者ビル・フォスターを演じるのはローレンス・フィッシュバーンです。ビルとの複雑な関係性も注目ポイントです。ローレンス・フィッシュバーンの代表作に『マトリックス』シリーズなどがあります。

キャシー・ラング/アビー・ライダー・フォートソン

スコットが溺愛する愛娘キャシー・ラングを演じるのはアビー・ライダー・フォートソンです。アントマンが戦う理由であり、本作の隠れたヒロインともいえるキャラクターです。他の出演作に『フォーエヴァー・マイ・ガール』があります。

ジミー・ウー/ランドール・パーク

スコットを監視するFBI捜査官ジミー・ウーを演じるのはランドール・パークです。アベンジャーズへの参加が原因で常にアントマンを監視する役をコメディアンであるパークが好演しています。ランドール・パークの代表作に『ザ・インタビュー』や『フアン家のアメリカ開拓記』があります。

ソニー・バーチ/ウォルトン・ゴギンズ

武器ディーラーとしてアントマンの秘密を狙うソニー・バーチを演じるのはウォルトン・ゴギンズです。アントマンの敵として登場するキャラを好演しています。ウォルトン・ゴギンズの代表作に『プレデターズ』や『ヘイトフル・エイト』などがあります。

ルイス/マイケル・ペーニャ

おしゃべりなスコットの悪友であるルイスを演じるのはマイケル・ペーニャです。コミカルなシーンでの登場が多いキャラクターです。マイケル・ペーニャの代表作に『ザ・シューター/極大射程』や『エンド・オブ・ウォッチ』などがあります。

マギー・ラング/ジュディ・グリア

スコットの元奥さんであるマギー・ラングを演じているのはジュディ・グリアです。キャシーの母親として登場する重要キャラクターです。ジュディ・グリア『キャリー』や『猿の惑星』シリーズなどがあります。

パクストン/ボビー・カナヴェイル

マギーの現在のパートナーでキャシーとも暮らしているパクストンを演じているのはボビー・ガナヴェイルです。キャシーやマギーに影響するため、スコットの行動にも目を光らせています。ボビー・ガナヴェイルの代表作に『ANNIE/アニー』や『SPY/スパイ』などがあります。

カート&デイブ/デヴィッド・ダストマルチャン&ティップ・“T・I”・ハリス

スコットの泥棒仲間であるカート&デイヴを演じているのはデヴィッド・ダルトマルチャンとティップ・”T.I.”・ハリスです。クライマックスで思わぬ活躍を見せます。

アントマン2に関する7つのこと

ネタバレあらすじやキャラクターを見てきましたが、ここでは『アントマン2』に関する様々なエピソードを紹介していきましょう。アントマンはマーベル作品の一つであるため、原作となる書籍も存在しています。さらにマーベル映画『アベンジャーズ』とも同一世界であるため、あらすじなどを共有しているので時系列なども紹介します。

アントマンの武器・能力

マーベルヒーローの中でも異質の能力を持っている『アントマン』ですが、彼の能力は主に4つあります。まずは『拡大・縮小能力』です。自身のアントマンスーツを着て、自身の体を大きくしたり小さくしたりすることが可能です。二つ目は『高い防御力・攻撃力』です。アントマンスーツを着ることで、通常よりも攻撃力と防御力がアップしています。

三つめは『物の拡大』です。特殊なディスクを使って、周りのものを拡大することができます。四つ目は『蟻の操作』です。電磁波によって蟻の中枢神経に働きかけて、自在にコントロールすることができます。これらの能力を駆使して、アントマンは戦っていきます。

原作コミックとの違い

原作コミック『アントマン』との違いを見ていきましょう。原作のアントマンは映画と同様に二代目です。初代アントマンは映画と同様ピム博士ですが、その経緯や活躍は大きく異なります。初代アントマンは『アントマン』の他に、『ジャイアントマン』や『ゴライアス』という名でも活躍しています。さらにアベンジャーズの創設メンバーとしても活躍しています。

原作のコミックでは映画『アべンジャーズ』に登場するロボット『ウルトロン』を開発したのもピム博士となっています。さらに二代目アントマンであるスコットがアントマンになる経緯も違います。映画では自暴自棄になり窃盗に手を染めますが、原作では娘の心臓病の手術をする医師が誘拐されたために『アントマンスーツ』を盗み出し救出するという流れになっています。

アントマン2のMCUにおける時系列

『アベンジャーズ』シリーズへの参加も決まっている『アントマン』の映画の時系列を見ていきましょう。MCUは物語が複雑に絡み合っているので、時系列の順番で見なければストーリーを把握できません。ここではアントマンも関する時系列を見ていきます。まずはアントマン初登場の映画『アントマン』です。そして次は『キャプテンアメリカ シビルウォー』でキャプテンアメリカ側のメンバーとして登場します。

さらに『アベンジャーズ インフィニティウォー』では名前だけの登場ですが、二年間の軟禁生活を送っています。二年間の間の行動を描いたのが『アントマン2』です。そして、2019年公開の『アベンジャーズ エンドゲーム』に出演する予定となっています。『アントマン2』は『アベンジャーズ エンドゲーム』の前日譚となっています。

前作を知らなくても楽しめる?

『アントマン2』を見るためには、前作のあらすじを知らなくても楽しめるか気になる人もいます。ネットなどでは『アントマン2』は前作を見なければ、完全には理解できないと言われています。一作目『アントマン』のエンドロールではワスプスーツも登場しています。さらには『キャプテンアメリカ シビルウォー』の後日談も語られており、そちらも見ておくとさらに楽しめる作品となっています。

ワスプとは?蜂の英語表記について

「ワスプ」は 『wasp』 という英語表記について見ていきましょう。『wasp』は日本人にはあまり聞きなれない単語ですが、「ハチ(蜂)」という意味です。 通常『bee』 という単語が『蜂』と日本人は思っていますが、正確には『Bee』はミツバチを表す単語です。一方で今回使われている『wasp』 は「ジガバチ」や「スズメバチ」など凶暴で攻撃力の高い蜂を指しています。

元ワスプのジャネット・ヴァン・ダイン

元ワスプである『ジャネット・ヴァン・ダイン』も『アントマン2』に登場します。あらすじでも紹介しましたが、1987年にソ連の核ミサイルを停止させるため、限界まで縮小してこの世から消えたジャネット・ヴァン・ダインが量子世界で生きていることが判明します。『アントマン2』はジャネット・ヴァン・ダインの存在がストーリーのカギとなります。

アントマン&ワスプは恋愛コメディではない

マーベルコミック『アントマン』は恋愛コメディコミックとして知られています。しかしペイトン・リード監督は『アントマン2』は恋愛コメディにはならないと断言しています。前作『アントマン』ではスコットとホープは恋人のように描かれていました。しかし、『アントマン2』では恋愛にフォーカスするのではなく、ヒーロー映画としての側面を押し出しているとリード監督は語っています。

アントマン2を観た人の感想や評価は?

ここまでは映画『アントマン2』のネタバレあらすじやキャストなどを見てきましたが、実際に映画『アントマン2』を見た人の感想や評価を紹介していきましょう。

評判や興行収入が前作よりアップ

前作『アントマン』の世界興行収入は5.19億ドル、日本での興行収入は12.1億円となっています。これと比べると『アントマン2』は世界興行収入は6.22億ドル、日本での興行収入は13.2億円といずれも一作目を上回っています。さらに内容の評価も高く、『MCU最高傑作だ』という感想もあるほど高評価を受けました。

新登場のヴィランやゴーストに注目

マーベルコミックの敵をヴィランと呼びますが、今回の敵である『ゴースト』はヴィランの中でも人気に高いキャラクターとなっています。クライマックスでは生死が不明となっていることもあり、再登場を望む声も少なくありません。

家族がテーマの作品

MCUでは恋愛模様が描かれることが多いですが、家族がテーマとなっている作品は多くありません。『アントマン』シリーズは父親であることが最大のテーマであり、こうした点がファミリー映画として高評価を得ています。

アントマン2に関するネットの評価

『アントマン2』はその後のMCU作品である映画『キャプテン・マーベル』や『アベンジャーズ エンドゲーム』に続くため、多くの人が注目している作品です。そのため『アントマン2』を見た人は続編ともいえる『アベンジャーズ エンドゲーム』への期待感を膨らませています。『アントマン』シリーズは『アベンジャーズ』ファンにもこう評価を受けています。

アントマン2の映画ネタバレまとめ

今回は映画『アントマン2 アントマン&ワスプ』のネタバレあらすじやキャラクター紹介、感想、評価などをネタバレありで見てきました。『アントマン2 アントマン&ワスプ』のあらすじやキャラクターは『アベンジャーズ』でも重要であり、アントマンは『アントマン2』の高評価で注目度も上がっているヒーローでもあります。マーベル作品を楽しむためにも『アントマン2 アントマン&ワスプ』をぜひご覧ください。

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