甘い人生のあらすじ・ネタバレ!イ・ビョンホン主演映画の結末は?

「甘い人生」は、人気韓国俳優イ・ビョンホンの代表作と称されるハードボイルド・タッチなアクション・サスペンス映画です。ドラマ「美しき日々」で有名なシン・ミナや人気音楽グループ「シンファ」のエリックなど、豪華な人気キャストの出演にも大きな注目が集まりました。冷酷な男ソヌを演じるイ・ビョンホンの黒いスーツ姿がカッコいいと話題の「甘い人生」の破滅の結末とはどのようになっているのでしょうか。今回は、映画「甘い人生」のあらすじや結末・ヒロインとのロマンスや注目のキャストをまとめてネタバレ紹介していきます。

甘い人生のあらすじ・ネタバレ!イ・ビョンホン主演映画の結末は?のイメージ

目次

  1. 甘い人生はロマンス映画?
  2. 甘い人生の映画あらすじをネタバレ
  3. 甘い人生の映画結末をネタバレ
  4. 甘い人生のキャスト・登場人物
  5. 甘い人生の映画に登場する曲・音楽
  6. 甘い人生に関する感想や評価は?
  7. 甘い人生の映画ネタバレまとめ

甘い人生はロマンス映画?

「甘い人生」は、韓国や日本でも大人気の俳優、イ・ビョンホン主演のハードボイルド・タッチのノワール風アクション・サスペンス映画です。イ・ビョンホン本人も自身の代表作であると公言している今作は、イ・ビョンホン演じるソヌと、監視を頼まれたカン社長の愛人ヒス(シン・ミナ)との間に生まれたロマンスにより、破滅の結末へと歩みだす、悲しいあらすじが面白いと高評価を集めています。

イ・ビョンホンの代名詞である「キラースマイル」を封印してストイックに挑んだソヌ役は、黒いスーツ姿がカッコよすぎると大きな話題を呼びました。普段はなかなか見られない、ブラックなイ・ビョンホンを見られるのも「甘い人生」の大きな魅力であると言えます。

今回は、「甘い人生」の映画のあらすじや結末、ヒスとのロマンスの行方や出演キャストについてネタバレ紹介していきます。

甘い人生の映画作品情報

「甘い人生」は、2005年に韓国と日本で公開された、イ・ビョンホン主演の人気映画です。「美しき日々」でイ・ビョンホンの妹を演じていたシン・ミナをヒロインに迎え、頭脳明晰な男が、初めて愛を知ったことにより、ロマンスに溺れて転落していくという、破滅の結末のあらすじを描くハードボイルド・タッチのラブストーリーです。

主演のイ・ビョンホンを始めとして、韓国で人気のシン・ミナやキム・ヨンチョルなど豪華キャストの共演にも注目が集まりました。

甘い人生の予告編動画

ここからは、「甘い人生」のあらすじを映画の予告動画でネタバレ紹介していきます。予告を見ただけでも、イ・ビョンホンのストイックな演技への熱意やガンアクションの凄さが伺えます。短い予告動画を見る限りでも、戦いの末血に染まるカッコいいイ・ビョンホンや、垣間見えるヒスとの恋のロマンスの行方など、気になるあらすじ展開が盛り沢山です。

甘い人生の映画監督

今回、「甘い人生」の制作を手掛けたのは、「箪笥」で有名なキム・ジウン監督です。「甘い人生」は、キム・ジウン監督こだわりの映像の美しさや挿入歌などの音楽、ガンアクションが魅力的な作品となっています。

甘い人生の映画あらすじをネタバレ

それではここからは、気になる「甘い人生」の映画のあらすじをまとめてネタバレ解説していきます。

あらすじネタバレ:冷血な男

キム・ソヌ(イ・ビョンホン)は、ホテルの総マネージャーを務めているクールで優秀な男でした。7年間カン社長に務め厚い信頼を得ているソヌは、感情を捨ててカン社長指示の汚れた仕事も引き受けていました。どんな仕事でもにこなす冷血なソヌは、ある日カン社長の愛人であるヒス(シン・ミナ)の監視を頼まれます。

カン社長は、愛人のヒスには別の男がいるのではないかと疑い、もしヒスに男が居た場合はヒスを殺すようにソヌに言いつけます。今まで誰も愛した事のないソヌでしたが、ヒスの食事に付き合ったり、ヒスの職場でチェロの演奏を聴いたりしているうちに、いつしかヒスに惹かれていくようになりました。しかしながら、ソヌ自身は自分の気持ちがヒスに対する恋であると気が付いていませんでした。

あらすじネタバレ:拷問

ヒスの監視を続けていくと、ヒスには同じ楽団に恋仲の男がいる事が判明します。事実を知り激怒したソヌは、ヒスの部屋を滅茶苦茶にして「もう2度と会うな!全部、記憶から消せ!」とヒスと男を見逃して逃がしてしまいます。しかし、すぐに出張から戻ったカン社長にヒスを逃がしたことがバレてしまい、カン社長や組織の人間達から激しい拷問を受ける事になってしまいます。

悲惨な拷問が続き、指を切られ、雨の中を生き埋めにされたソヌ。カン社長に逃がした理由を問われて「それが最善の方法だと思った」と伝えますが、理解してもらう事が出来ません。根性で生き埋めから這い出て、火災を発生させて混乱を起こしたソヌは、なんとかその騒ぎに紛れてその場を逃げ出して生き延びる事が出来ました。

あらすじネタバレ:武器

今までロマンスに無縁だったソヌは、この時点でもまだ自身のヒスへの恋心に自覚がありませんでした。なぜ自分がこのような拷問を受ける事になったか理解できないソヌは、身に覚えのない拷問を受けた事に憤慨してカン社長への復習を誓います。体勢を整えるためにつかの間の休息をとったソヌは、クラウン・ホテル近くの廃屋で、銃を手に入れる為の取引を行います。

組織のアジトに辿り着き、最初は信用されなかったソヌですが、「ハン社長の命で来た。銃が欲しい」と告げただけであっさりと銃の組み立て方を教えてもらえる事に。組織全員を皆殺しにする事が復習の目的だったソヌは、教えて貰うふりをして相手を油断させ、銃をぶっ放してみんなを殺してしまいました。

甘い人生の映画結末をネタバレ

ここまでは、「甘い人生」のあらすじをネタバレ紹介してきました。ヒスとのロマンスの始まりにまだ気がつかないソヌは、カン社長の拷問の意味がわからず、ひたすらに憤慨してカン社長への復習を誓いました。そんなソヌの今後のロマンスの行方や、カン社長との結末はどのようになっているのでしょうか。

ここからは、ついにあらすじの終わりを迎える、「甘い人生」の結末をまとめてネタバレ紹介していきます。

結末ネタバレ:射殺

ペク社長を射殺した後にクラウン・ホテルへ向かったソヌ。ビップルームにはカン社長や構成員達が集まっていました。体術の心得があるソヌは、ものすごい強さであっという間にカン社長の護衛を蹴散らし、カン社長の元へとたどり着きます。

「何故、あんな仕打ちをするんだ?」と拷問の件を詰め寄るソヌに、逆にカン社長が「どうして俺の女に好意を抱いたのか?」と問いかけ返します。この時に初めて、ソヌは自分の中の、ヒスへ対する好意の気持ちに気が付くのでした。

すましたカン社長に対して怒り震えるソヌは、そのままカン社長を殺してしまいました。クラウン・ホテル内は、壮絶な銃撃戦が繰り広げられる事となりました。

結末ネタバレ:電話

全員殺した後、ソヌ携帯に電話が掛かってきます。それは、先ほど自分の中のロマンスに気が付いた相手であるヒスからの電話でした。これは夢なのかと問う哲学的なナレーションと共に、愛しいヒスの笑顔を見て、最期に笑いながら涙を流すソヌ。

そんなソヌの元へ、銃の密売人の仲間の殺し屋のテグ(エリック)が遅れてやって来ます。その場で、ソヌはテグに射殺されてしまうのでした。愛するソヌの声を電話越しに聞きながら、銃声と共にソヌの命が散った所で、ストーリーも終わりを迎えます。

甘い人生のキャスト・登場人物

ここからは、「甘い人生」の映画の豪華出演キャストについて、詳しくまとめて紹介していきます。

イ・ビョンホン/キム・ソヌ

キム・ソヌは「甘い人生」のあらすじの主人公キャストで、ホテルの総マネージャーを務めている冷血な男です。今までロマンスとは無縁に生きてきましたが、ヒスとの出会いにより初めての恋心を抱き、それにより、カン社長の怒りを買ってしまい、悲惨な拷問を受けて悲しい結末を迎えてしまいます。

そんなキム・ソヌを演じるのは、大人気韓国俳優のイ・ビョンホンです。イ・ビョンホンは、1970年7月12日に韓国・京畿道城南市で生まれました。1990年にKBS公開採用14期生に合格。1991年に「アスファルト、我が故郷」で俳優デビューを果たしています。

映画デビューした「誰が俺を狂わせるのか」「ラン・アウェイ」では各映画賞の新人賞を受賞。2005年の「甘い人生」では映画評論家協会賞をはじめ3つの主演男優賞を受賞を受章しています。その他にも様々な賞を受賞し、ハリウッドデビューも果たす、韓国内だけではなく海外でも活躍する実力派俳優です。

キム・ヨンチョル/カン社長

カン社長は、ソヌの上司です。カン社長は、あらすじの中でキーパーソンとなる重要キャストです。ソヌを信頼し、自身の愛人のヒスの浮気の監視を依頼しますが、ソヌがヒスに恋心を抱いてしまった事により関係が悪化。ソヌを拷問した復習として、最後はソヌに射殺されてしまいます。

カン社長を演じるのは、ベテラン韓国俳優のキム・ヨンチョルです。キム・ヨンチョルは、1953年2月25日に韓国慶尚北道大邱市で生まれました。

1973年に劇団「民芸」に入団して芸能活動を開始。1979年に「ヤ・コムネヤ (야 곰례야)」でデビューしました。1989年の「トゥ・ソギャン (두 석양)」や2001年の「太祖王建」で百想芸術大賞テレビ部門の男性最優秀演技賞を受賞するなど、多数のドラマや映画でも活躍する、実力派の人気俳優です。
 

シン・ミナ/ヒス

最後の主要キャストのヒスは、カン社長の若き愛人です。カン社長には隠していますが、同じ楽団に恋仲の男がいます。ソヌに浮気を突き止められ咎められますが、惚れているヒスを殺せなかったソヌにより、逃がしてもらう事が出来ました。ソヌの最期の電話の相手です。

ヒスを演じるのは、韓国女優のシン・ミナです。シン・ミナは、1984年4月5日に韓国・京畿道城南市で生まれました。1998年に実名でキキの1期専属モデルとしてデビューを果たしています。2000年からは芸名をシン・ミナに変更し、「美しき日々」や映画「火山高」で女優デビューしています。韓国で「大衆に広告影響力を及ぼす好感度の高い女性タレント」第3位に輝く、2019年現在第人気の女優です。
 

甘い人生の映画に登場する曲・音楽

今回の「甘い人生」の映画の中は、あらすじや結末のみならず、劇中曲がとても良いと話題が集まりました。ここからは、「甘い人生」に使われた劇中曲について紹介していきます。

甘い人生の劇中曲が話題に

「甘い人生」の劇中曲に使われたのは、「Ronmance(ロマンス)」という曲です。この曲の作詞作曲は、日本の作曲家でありピアニストでもある倉本裕基が担当しています。ロマン派的な作風で複合三部形式やロンド形式など、クラシック音楽の形式で書かれた曲が多い倉本裕基の作品は、多くの韓国ドラマや映画で使用され、日本国内のみならず、韓国内でも高い人気を集めています。

CDの売上は韓国内の方が多く、韓国では若い女性達からの圧倒的な知名度を獲得し、コンサートチケットが10分で売る切れるほどの大盛況ぶりを披露しています。代表曲には、「霧のレイクルイーズ」「パリ冬物語」「Ronmance」等があります。

甘い人生に関する感想や評価は?

とにかく面白いと評価の高い「甘い人生」ですが、観た人の感想はどのようになっているのでしょうか。ここからは、「甘い人生」のTwitterでの感想や評価をまとめてご紹介していきます。

「甘い人生」は、なんといっても非情な拷問シーンが話題を呼びました。普段は「キラースマイル」で笑顔の印象が強いイ・ビョンホンの苦しむ様はかなりの衝撃シーンとなっていました。

イ・ビョンホンのファン達は、あまりにも続く拷問シーンに思わず目をしかめたという方も多いようです。

普段のイ・ビョンホンとは一味違う、冷酷な男を演じるストイックな演技が高く評価されていました。

今作にイ・ビョンホンを抜擢したキム・ジウン監督の力量も大きく評価されています。「甘い人生」での演技が評価されハリウッドデビューのきっかけを作る事となり、イ・ビョンホンにとっても想い入れの深い代表作となりました。

拷問シーン以外にも、イ・ビョンホンのガンアクションシーンが話題となりました。弾の外れ方が絶妙なあたりに、キム・ジウン監督のこだわりが感じられました。

今回、ソヌに酷い拷問を与えて復讐の末に殺されてしまったカン社長ですが、憎めないキャラクターだと、視聴者からは人気の高いキャストでした。

甘い人生の映画ネタバレまとめ

今回は、韓国映画「甘い人生」のあらすじや結末、豪華キャストについて詳しくまとめて紹介してきました。感情を捨てたように冷酷だったソヌが、ヒスとの出会いにより芽生えてしまった恋心の結果、悲しい結末を迎える事となってしまいました。

イ・ビョンホンの代表作と言われるだけあって、カッコいい黒スーツ姿や、過激な拷問シーン、ガンアクションシーンなど見どころ満載の「甘い人生」は、とにかく面白いと高評価の多い作品となっていました。あらすじの面白さもさることながら、キム・ジウン監督が描く豪華主要キャスト達のキャラクターも好印象でした。

劇中曲の「Ronmance(ロマンス)」を知った事をきっかけに、倉本裕基の音楽のファンになったという方も多いのではないでしょうか。「キラースマイル」の素敵な笑顔の印象が強いイ・ビョンホンがストイックに冷血な男を演じた「甘い人生」は、普段とは一味違うイ・ビョンホンの新たな魅力を楽しむ事が出来ます。

「甘い人生」は、イ・ビョンホンのファンの方もそうでない方でも楽しめる作品になっています。まだ「甘い人生」を見た事が無いという方は、この機会に一度「甘い人生」を見てみてはいかがでしょうか?「甘い人生」は、今までのイ・ビョンホンのイメージを覆す、カッコいい演技の魅力を楽しめる事間違いなしです。

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