スケルトン・キーのあらすじと結末をネタバレ!サスペンスホラー映画の感想は?

映画「スケルトン・キー」は予想もつかない驚愕の結末が話題となった作品です。今回はそんなスケルトン・キーについて、あらすじから結末までをネタバレ満載でご紹介します。看護師として住み込みで働き始めた屋敷の中で恐ろしい体験をする主人公ですが、ネタバレを知った後に鑑賞をするとまた違った感想が出て来る映画かもしれません。スケルトン・キーに登場するキャストや、映画の感想などもまとめています。

スケルトン・キーのあらすじと結末をネタバレ!サスペンスホラー映画の感想は?のイメージ

目次

  1. スケルトン・キーとは?
  2. スケルトン・キーの映画あらすじをネタバレ
  3. スケルトン・キーの映画結末をネタバレ
  4. スケルトン・キーは伝説を基にした映画?
  5. スケルトン・キーに関する感想や評価は?
  6. スケルトン・キーの映画ネタバレまとめ

スケルトン・キーとは?

「スケルトン・キー」というタイトルの映画をご存じでしょうか?新たな勤め先を見つけた女性が恐ろしい目に遭う事となるホラーサスペンス映画ですが、まだ鑑賞した事がないという人は是非チェックしておきたい映画かもしれません。今回はそんなスケルトン・キーについて、あらすじから結末までをネタバレ満載でご紹介します。その結末を目にした時、果たしてどの様な感想を抱く事になるのでしょうか?

スケルトン・キーの映画作品情報

スケルトン・キーは2005年に製作された映画で、看護師として働いていた女性がとある屋敷で住み込みの仕事をする事となります。しかしその屋敷では恐ろしい恐怖が待ち受けており、屋敷の中には何故か鏡がありませんでした。スケルトン・キーの脚本を担当したのは、ハリウッド版の「ザ・リング」も担当したアーレン・クルーガーで、その恐ろしさはお墨付きと言えるかもしれません。

スケルトン・キーの予告編動画

ホラー映画は苦手だという人は、スケルトン・キーの予告編動画を観るだけでも恐怖を感じてしまうかもしれません。古びた屋敷は外観を見るだけでも異様な雰囲気を感じ取る事ができますが、主人公は屋敷の中で老夫婦の世話をするうちに様々な恐怖体験を味わう事となります。屋敷の中には一体どの様な秘密が隠されているのか、結末までのネタバレを知った後にはその恐ろしさに眠れなくなってしまうかもしれません。

スケルトン・キーの監督

名前:イアン・ソフトリー
生年月日:1958年11月30日(現在60歳)
出身:ロンドン
職業:映画監督
代表作:「バック・ビート」「サイバーネット」「サバイバル・ドライブ」

スケルトン・キーのキャスト

名前:ケイト・ハドソン
生年月日:1979年4月19日(現在39歳)
出身:カリフォルニア州ロサンゼルス
身長:168cm
職業:女優
出演作品:「200本のたばこ」「あの頃ペニー・レインと」「10日間で男を上手にフル方法」

名前:ジーナ・ローランズ
生年月日:1930年6月19日(現在88歳)
出身:アメリカ合衆国ウィスコンシン州マディソン
身長:168cm
職業:女優
出演作品:「こわれゆく女」「グロリア」「きみに読む物語」

名前:ジョン・ハート
生年月日:1940年1月22日(77歳没)
出身:イングランド ダービーシャー・チェスターフィールド
身長:175cm
職業:俳優
出演作品:「ミッドナイト・エクスプレス」「エイリアン」「ハリー・ポッター」

スケルトン・キーの映画あらすじをネタバレ

それでは早速映画スケルトン・キーについて、ネタバレだらけのあらすじをご紹介します。まだスケルトン・キーを鑑賞した事がないという人は、ネタバレ満載となっているので閲覧にはくれぐれもご注意ください。屋敷の中で起こる恐ろしい出来事とは一体何なのか、何故屋敷の中には鏡が無いのか、屋根裏部屋に入れない理由とは?といった様々な疑問が解消された時、その予想だにしない結末にきっと驚かされる筈です。

あらすじネタバレ:看護師の募集

看護師として働いているキャロラインは、入院患者を看取った後にその遺品整理を行っていました。しかし家族にとっては厄介払いしたい存在であった為に、それらは全て捨ててしまうよう指示されます。死者に対して情の無い環境に不満を感じていたキャロラインですが、ある日新聞広告の中に看護師を募集する記事を見つけました。それはとある屋敷での住み込みの仕事で、キャロラインは面接を受けに行く事を決めました。

あらすじネタバレ:面接

弁護士のルークによると、仕事の内容は主に老夫婦の住む屋敷で主人であるベンの世話をするというものでした。脳卒中が原因で言葉も離せず動く事もできないというベンですが、彼が倒れたのは屋敷の中にある屋根裏部屋でした。妻のヴァイオレットは世話係には南部の人間を希望していた事からキャロラインに良い顔をせず、南部の人間でないキャロラインに家の事を理解する事はできないと言われてしまいます。

既に5人目の面接である事を聞いたキャロラインは、これ以上の面接はしたくないというルークに引き留められながらも辞退を考えました。しかしキャロラインは昔、旅をしながらバンド活動をしていた過去がありました。その際に父親の最期を傍で看取る事ができなかった経験と、ルークが力になると約束してくれた事から、仕事を引き受けると決めたキャロラインは屋敷で働く事となりました。

あらすじネタバレ:屋根裏部屋

古いものの広い屋敷の中には30以上もの部屋があり、合鍵を受け取ったキャロラインは、それらの部屋が全て合鍵を使って開ける事ができると説明されました。そんな中で、キャロラインは屋敷の中に鏡が一つもない事に気が付きます。仕事をしていたキャロラインは、荷物を取りに行くよう頼まれて屋根裏部屋へと向かいます。その中で、何故か合鍵を使っても開ける事のできない部屋があるのを見つけました。

ヴァイオレットによれば、開けた事が無い部屋なのだと返されます。気になったキャロラインは翌日その部屋の鍵穴を掃除して、合鍵を使い中に入る事に成功します。その中には多数の骨があり、いけにえの呪文のレコードや瓶詰めの蛇、蛇の指輪といった不気味なアイテムを見つけます。ヴァイオレットに尋ねると、屋敷には90年ほど前に悪事で金を稼ぐソープという名前の銀行家と、二人の召使いと子どもが住んでいたと言います。

あらすじネタバレ:パーティー

ある日ソープは屋敷でパーティーを開きますが、終盤に差し掛かると召使いの子どもの姿が見当たらず屋敷の中を探しました。すると屋根裏部屋にいた子ども達は、親である召使いから古呪術を教わっていました。召使いは殺されてしまいますが、その後ソープも事業に失敗し妻と共に心中してしまいます。屋根裏部屋はその召使いの部屋で、屋敷は現在も呪われている為に鏡にその召使いが写るのだとヴァイオレットは信じていました。

あらすじネタバレ:SOS

その晩ベンが、屋根を伝い屋敷の外へ出ようと試みました。幸いにも大きな怪我は無く、ヴァイオレットはベンを落ち着かせる為に投薬の量を増やす事にしました。キャロラインはベンのシーツに「助けて」という文字を見つけて危険を感じ取り、屋根裏からいけにえの呪文のレコードを持ち出します。ルームメイトのジルを頼り呪術について尋ねたキャロラインは、教えられた古呪術の店に行き呪いを解く為の道具を購入します。

呪いを解こうとすると喋れない筈のベンが言葉を発し、ヴァイオレットから逃げたいのだと訴えました。ルークに相談をして以前看護人を務めていた人物に話を聞くと、ヴァイオレットに注意するよう警告されます。いけにえの呪文は他人の寿命を奪い取るものであった事もわかります。キャロラインが悪魔除けのレンガ屑を試してみると、レンガ屑の撒かれた部屋の中にヴァイオレットが足を踏み入れる事はできなかったのです。

あらすじネタバレ:逃走失敗

ベンの命を救う為に屋敷からベンを逃がそうとするキャロラインは、薬を使いヴァイオレットを気絶させる事に成功します。しかし車での逃走を試みようとすると、出口の柵には鎖がつけられていて車が故障してしまい、屋敷から逃げ出す事ができませんでした。キャロラインはルークに助けを求める為に、ひとまずベンを安全な物置小屋へと隠して単独で行動をする事にしました。

スケルトン・キーの映画結末をネタバレ

呪術によって危機的状況に追い込まれてしまうスケルトン・キーですが、一体どの様な結末を迎えるのか想像がつかない展開となっています。続いてはそんなスケルトン・キーの結末までを、ネタバレ込みで一気にご紹介します。キャロラインは果たしてベンを守りきる事ができるのか、屋敷から逃げ出す事ができるのか、怒涛の展開から最後まで目を離す事ができない映画となっています。

結末ネタバレ:写真

小舟を使い沼地を移動したキャロラインは、どうにかルークの家に辿り着く事ができました。助けを求める為にルークの姿を探すキャロラインでしたが、その部屋の中を見て驚く事となります。ルークの部屋の中には、キャロラインの写真がたくさん置かれていたのです。これまで協力をしてくれていたルークは自分達の味方ではなく、実はヴァイオレット側の人間であった事が判明しました。全ては計画的なものであったのです。

結末ネタバレ:絶体絶命

現れたルークによって首を絞められ、気絶してしまったキャロラインはあっさりと屋敷に連れ戻されてしまいます。意識を取り戻したキャロラインはどうにか二人から逃げ出そうとしますが、階段から突き落としてもヴァイオレットはキャロラインの後を追いかけてくるのです。どうにか屋根裏部屋まで逃げ込んだキャロラインは、屋根裏部屋の中が術を使う為の準備がされている状態である事に気付きました。

結末ネタバレ:呪文

ヴァイオレットから護身の為に奪っていた紙を使って、キャロラインは身を守る為に呪文を唱えます。古呪術は信じていない人間には効果がないと教えられてたキャロラインは、始めこそ呪術など信じてはいなかったものの今はすっかり信じきった状態となっていました。身を守る為に唱えた呪文によって、キャロラインはヴァイオレットと入れ替わってしまいます。これはヴァイオレットが仕掛けた術であった為です。

結末ネタバレ:正体

実はヴァイオレットとルークの中には、あの召使いの子ども達が入っていたのです。入れ替わった事によってヴァイオレットの体に入り、ベンと同じ状態となってしまったキャロラインは、病院へ運ばれ入院させられる事となります。更にキャロラインが屋敷を訪れる前に、彼らは「キャロラインに屋敷を譲る」という遺言を取り決めていました。策略通り入れ替わりを成功させた二人は鏡に映り、笑顔を見せるのでした。

スケルトン・キーは伝説を基にした映画?

キャロラインがヴァイオレットを倒して無事に屋敷を脱出する結末になるかと思いきや、結局は策略通りに陥れられる事となってしまい、絶望的な結末を見せた映画スケルトン・キーでした。現実的とは思えないスケルトン・キーですが、実は米国南部のとある伝説を基にして製作された映画なのではないかと言われています。その伝説とは一体何なのか、気になるブードゥー&フードゥーの伝説についてご紹介します。

米国南部にまつわる伝説

米国南部には、「ブードゥー&フードゥー」という伝説が存在しています。南北戦争が終結する以前には、アメリカ南部ではたくさんの黒人奴隷が働いていました。ブードゥー教はアフリカの土着宗教の一つであり、カリブ諸島へと持ち込まれた後に形が変化していき、フードゥーという呪術へと変わっていきました。スケルトン・キーはこのブードゥー&フードゥー伝説を基に製作されたのではないかと考えられています。

スケルトン・キーに関する感想や評価は?

予想外に後味の悪い結末を迎えるスケルトン・キーですが、続いては実際にスケルトン・キーを鑑賞したという人の感想についても少しだけまとめていきます。ハッピーエンドの映画が好みだという人にとっては厳しい感想や評価も見られるかもしれませんが、決して良い方向へと展開していくばかりの映画ではない方が好みだという人にとっては、絶賛したくなる映画とも言えるかもしれません。

恐ろしい要素は盛り込まれているものの、ホラー映画が苦手だという人でも、スケルトン・キーは比較的鑑賞しやすい映画だという感想もある様です。ルークが実は敵であったという設定だけではなく、どうにか逃げ延びたかと思ったキャロラインが乗っ取られてしまうという展開は、どんでん返しに次ぐどんでん返しで好む人も多い結末と言えるかもしれません。結末は絶対に話さずに人に勧めたくなる映画です。

何も悪い事をしていないキャロラインがバッドエンドを迎えてしまうという結末は賛否両論あるかもしれませんが、「信じる者は救われない」という展開に感心したという感想もありました。スケルトン・キーは意表を突いた映画とも言えるのかもしれません。救いを求めて映画を鑑賞していた人は、驚きの結末によって絶望のどん底へと突き落とされてしまう事となる映画です。

スケルトン・キーはネタバレや結末を知った上でも楽しむ事のできる映画だとの感想もありました。キャロラインやベンが救われる事がないと知った上で鑑賞してみると、また違った視点から物語を楽しむ事ができそうです。スケルトン・キーは一度観たら終わりにしてしまうのではなく、是非違った視点からもう一周してみる事をオススメします。

スケルトン・キーの映画ネタバレまとめ

呪術によって体を乗っ取られてしまうという結末に驚愕する映画スケルトン・キーについて、あらすじから結末までをネタバレ込みでご紹介しましたが、その結末にどの様な感想を抱いたでしょうか?映画は全てハッピーエンドで終わるとは限らず、善意の行動が時に自らの身を破滅させてしまうという理不尽さを味わう事のできる映画でもありました。

スケルトン・キーを見てフードゥーなどに興味を持ったという人は、スケルトン・キーの様に呪術の登場する映画を探してみるというのも面白いかもしれません。スケルトン・キーの様などんでん返しの結末が待っている映画は、初見とそれ以降では感想も変化してくる場合がありますし、是非何度も映画を観て気付けなかったポイントを再確認してみるのも良いのではないでしょうか?

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