ジュラシック・レイクのネタバレあらすじ結末！モンスターパニック映画の感想は？

映画ジュラシック・レイクは2007年にカナダで制作・公開された映画です。映画ジュラシック・レイクは映画「スネークヘッドテラー」や映画「フィアー・フロム・デプス」など数々のB級映画を制作したポール・ジラーが監督を務めた作品であり、ネッシーの出現がきっかけで主人公が保安官や村の住人達と共に恐竜と戦うといったあらすじのモンスターパニック映画となっています。

B級映画ともあって映画ジュラシック・レイクのCG技術は他の映画作品と比べると少し目劣りします。しかしB級映画の巨匠ポール・ジラーは映画ジュラシック・レイクの弱点であるCG技術の目劣りを見事にカバーしており、低予算で制作したとは感じられないカメラワークと演出を見せてくれます。また物語も予想外の結末を迎える映画となっており、結末まで視聴者を楽しませる工夫をふんだんに取り入れています。

このことから駄作が多いB級映画の中ではかなりの名作品であり、B級映画好きの方や映画「ジュラシックパーク」などの恐竜と戦う映画が好きな方におすすできる作品となっています。本記事ではそんな映画ジュラシック・レイクについて結末までのあらすじネタバレや映画に関する感想のネタバレなどをまとめてご紹介していきますので、是非映画を観る際のご参考にしてみてください。

映画ジュラシック・レイクの予告動画では恐竜の卵と思われる物体が発見されるシーンが描かれており、映画の内容や物語は一度チェックするしか予想できないものになっています。では映画ジュラシック・レイクの結末までのあらすじネタバレをより分かりやすくするために、ここからは映画ジュラシック・レイクについて、簡単な物語のあらすじをネタバレ紹介していきます。

時は1976年、ネッシーが出現するといわれるネス湖において、ある調査団が恐竜の卵と思われる巨大な物体を発見します。驚くべき発見をした調査団はすぐさま卵を持ち帰ろうとするのですが、ネッシーが出現して調査団を襲撃します。発見した卵はネッシーのものであり、調査団は卵をネッシーに返すことで事なきを得ます。しかしネッシーは再度調査団を襲い、隠れていたジェームズ以外のメンバーが殺害されてしまいます。

この出来事から30年の歳月が経ち、ジェームズは未確認動物学者となっていました。ある日大人になったジェームズはスペリオル湖でネッシーが出たという情報を入手し、敵討ちのためにスペリオル湖を訪れます。そしてスペリオル湖に到着したジェームズはネッシーの捜索を開始します。すると調査を行うジェームズや村の住人達の前に、恐るべき力を持つ恐竜たちが姿を現すのでした。

ここからは映画ジュラシック・レイクについて結末に至るまでのあらすじをネタバレ紹介していきます。時は1976年、ネッシーで有名なネス湖においてマーフィーは潜水調査をしている際にあるトンネルを発見します。マーフィーは見つけたトンネルの中を調査すると、謎の巨大な卵を発見します。今まで見たことのない卵を発見したマーフィーは卵を引き上げ、持って帰ろうとします。

すると突然ネッシーが出現し、マーフィーの仲間の一人が捕食されてしまいます。その際現場にいたマーフィーの息子ジェームズはネッシーの尻尾で顔を叩かれてしまい、顔に傷を負ってしまいます。そしてネッシーの脅威から逃げるために隠れたジェームズは目の前で父親であるマーフィーをネッシーに殺害されてしまいます。この悲惨な出来事から数年が経ち、ショーンという人物がスペリオル湖でネッシーを目撃します。

ショーンは目撃したネッシーをおびき寄せるために肉を切ろうとすると、妹のカレンが反対します。このショーンの妹であるカレンは保安官を務めている人物であり、カレンの息子であるジョシュは「ライリーの店」という名前の貸ボート店を営んでいました。

貸ボート店であるライリーの店にゾーイとブロディの二人が訪れてきました。実はチャドとキャロリーナを入れて合計4人で無人島でキャンプをする約束をしていました。しかしメンバーの一人であるブロディはジョシュのことが気に入らず、いつも喧嘩ばかりしていました。そんなある日未確認動物学者となったジェームズがネッシーが目撃されたという情報を聞きつけてライリーの店にやってきました。

ライリーの店を訪れたジェームズの顔には未だ過去にネッシーから受けた攻撃の傷が残っていました。ジェームズはジョシュにガイドとボートを用意してほしいと依頼し、ジョシュはジェームズの依頼を引き受けます。その頃湖に肉を撒いていたショーンは突如出現したプレシオサウルスという恐竜に捕食されてしまいます。さらに別の場所で釣りをしていた人もプレシオサウルスの餌となってしまいます。

一方ジェームズは機材の搬入を完了したジョシュと共に湖の調査へ向かっていました。そこでジェームズ達は湖の下に長い洞窟があるのを発見し、その洞窟はどこかへ繋がっている様子でした。ジェームズがソナーを使用して洞窟を調べてみるとなんとそこには体長12メートルを越える生物が生息していました。

ジェームズ達が洞窟の調査をしている一方で、夜になった無人島ではゾーイ達がキャンプを楽しんでいました。そしてゾーイとブロディ、チャドとキャロリーナの二組のカップルがそれぞれの時間を過ごそうとしていました。しかし突然ショーンを捕食したプレシオサウルスが出現し、キャロリーナが食べられてしまいます。さらにチャドもプレシオサウルスに捕食されてしまい、ブロディは足を噛まれてしまいます。

その日の翌日、ジェームズは警察無線を傍受したことでプレシオサウルスの存在を知り、隠れてプレシオサウルスの死体の頭を盗みます。しかしこの行為が調査妨害とみなされてしまい、ジェームズは逮捕されてしまいます。逮捕されたジェームズはそこで詳しい事情を説明し、ジェームズはプレシオサウルスを殺すために保安官をしているライリーやニールと協力することになります。

一方ジョシュは無人島にいったゾーイを心配し、自らも無人島に足を運びます。しかしジョシュは4匹のプレシオサウルスの幼獣に襲われてしまい、ゾーイ達と共に木の上に避難することにします。その後プレシオサウルスが動きに反応することに気付き、非難していた3人は隙を突いて工場に逃げ込みます。しかしジョシュがボートに戻ると、プレシオサウルスの幼獣が配線を食べたことでボートを動かすことが出来ず、危機に陥るのでした。

ここからは映画ジュラシック・レイクについて結末のあらすじをまとめてネタバレ紹介していきます。ジョシュたちがプレシオサウルスの幼獣から逃げ回っている頃、ジェームズはプレシオサウルスを殺すために用意した強力な武器を船に積み込み、3人を救出するために無人島へ向かっていました。しかしジェームズは発見したプレシオサウルスに攻撃を行うものの、倒すことが出来ませんでした。

プレシオサウルスを倒すことには失敗したものの、ジェームズはジョシュを救出することに成功し、無人島に上陸します。するとブロディがプレシオサウルスの幼獣に捕食されてしまい、ゾーイは動きを見せないようにじっとプレシオサウルスの幼獣の隙を伺っていました。この様子を見たジェームズは二手に分かれて救出に向かうのですが、ニールが途中でプレシオサウルスの幼獣に食べれてしまうことになります。

ジェームズは磁場が狂わされているせいでプレシオサウルスに攻撃をうまく加えることが出来ませんでした。そこでジェームズは薬品を大量に入れた注射をプレシオサウルスに打ち、火を放ちます。すると薬品の成分で炎が燃え上がり、プレシオサウルスは焼死します。さらにこの凄まじい炎の力で多くの命を奪ったプレシオサウルスの幼獣を全滅させることに成功します。

驚異を全て排除した後、ジョシュはゾーイと寄りを戻すことにします。一方生き残ったジェームズはカレンの顔を見ながらこの地で静かに生活を送ることを決意するのでした。こうして映画ジュラシック・レイクは結末を迎え、物語の幕が下りていくのでした。

ニール・チャップマンは映画ジュラシック・レイクにおいて保安官を務めている人物です。映画ジュラシック・レイクの主人公であるジェームズが警察無線を傍受してプレシオサウルスの死体の頭を盗んで逮捕された際、ニールはジェームズから事情を聞きます。そしてジェームズの説明を聞いたニールはジェームズと協力してプレシオサウルスに立ち向かうことになります。

映画ジュラシック・レイクにおいてニールを演じたキャストはアメリカの俳優であるドン・Ｓ・デイヴィスです。ドン・S・デイヴィスは元々映画産業で働いており、1987年に俳優としてデビューを飾ります。俳優としてデビューを果たしたドン・S・デイヴィスは有名ホラー映画「オーメン4」やシルヴェスター・スタローンが主演を務める映画「クリフハンガー」など数々の有名映画作品に出演することになりました。

またドン・S・デイヴィスは映画だけではなく、「ツイン・ピークス」のガーランド・ブリッグス役や「スターゲイトSG-1」のハモンド将軍役など数々の有名ドラマ作品にも出演しており、アメリカで大人気の俳優です。しかしドン・S・デイヴィスは2008年の6月29日に心筋梗塞で死去してしまい、俳優人生の幕を下ろします。このドン・S・デイヴィスの死は多くの映画関係者などから追悼の声が寄せられることになりました。

ジェームズ・マーフィーは映画ジュラシック・レイクにおいて主人公にあたる人物です。ジェームズは幼い時に父親をネッシーに捕食されてしまい、ジェームズ自身もネッシーの尻尾が当たったことで顔に傷を負ってしまいます。その後ジェームズは未確認生物学者となり、ネッシーが目撃された土地に向かいます。そこでジェームズはプレシオサウルスと命を懸けた戦いを挑むことになっていきます。

映画ジュラシック・レイクにおいて主人公にあたるジェームズを演じたキャストはアメリカの俳優であるブライアン・クラウズです。ブライアン・クラウズは映画「エイリアン2013」や映画「プテロドン零式戦闘機VS翼竜軍団」などに出演している俳優であり、主にB級映画で活躍している人物です。なのでブライアン・クラウズは映画俳優という立場ではあまり有名ではない人物です。

しかしブライアン・クラウズはドン・S・デイヴィスと同じく「CSI：マイアミ」や「クローザー」などアメリカの大人気テレビドラマに多数出演しており、日本人の中には海外ドラマで一度見たことがある人もいるかもしれません。もし映画ジュラシック・レイクを観た際に、主人公を演じているブライアン・クラウズの演技に惹かれた方は是非一度ブライアン・クラウズが出演しているドラマもご覧なってください。

映画ジュラシック・レイクの内容に関する感想ではB級映画の中ではレベルの高い作品だったという感想が寄せらていました。映画ジュラシック・レイクは低予算で制作されたB級映画作品であり、CG技術などが稚拙で少し迫力にかける部分もあるかもしれません。しかし上記の感想の通り恐竜が登場する頻度も高く、恐竜との戦闘シーンの迫力は他のB級映画よりも優れた作品となっています。

映画ジュラシック・レイクに寄せられた感想の中にはジュラシック・パークと間違えてしまったという面白い感想も寄せられていました。映画ジュラシック・レイクのパッケージやタイトルを見て頂くと分かる通り、大人気映画ジュラシックパークとそっくりなデザインとなっています。中身は全く別物となっていますので、映画ジュラシックパークを観たいという方は非常に注意してDVDをご購入ください。

映画ジュラシック・レイクに関する感想では酷い映画だという感想も多数寄せられていました。映画ジュラシック・レイクは低予算で制作された映画となっており、CGの荒さやストーリーの内容などが少し残念な結果に終わっています。なので映画ジュラシック・レイクはB級映画の中ではレベルの高い映画となっているものの、所詮はB級映画ですので、あまり期待せず観て頂くことをおすすめします。

本記事では映画ジュラシック・レイクについて結末までのあらすじや映画に関する感想などをまとめてネタバレ紹介させて頂きました。映画ジュラシック・レイクはB級映画ということもあってCG技術やストーリー構成の甘さが問題となっていました。しかし恐竜との戦いは非常に迫力のある演出を施しており、B級映画の中ではかなりレベルの高い作品となっています。

なのでこれから映画ジュラシック・レイクを観ようと考えている方はあまり高い期待を持って観ないことをおすすめします。また映画ジュラシック・レイクをご覧になられる際は、是非一度本記事をご参考にして頂き、映画ジュラシック・レイクをお楽しみください。