映画バレットのあらすじや結末・感想ネタバレ！キャストや海外の評価は？

バレットは2012年のアメリカのアクション映画です。フランスのグラフィックノベルを原作とし、主演はアクションスターのシルベスター・スタローンが演じています。映画バレットは2012年11月14日にローマ国際映画祭でプレミア上映されました。主演を務めたシルベスター・スタローンが67歳という年齢で、驚きの肉体美を披露している事でも話題となったハードボイルドアクション映画です。

映画バレットの監督を務めたのは、ウォルター・ヒルです。ウォルター・ヒルはアメリカの映画監督・脚本家・映画プロデューサーです。映画バレットでは、ハードボイルドで硬派なアクションを描いています。様々なヒット映画を世に送り出している監督で、代表作には「ウォリアーズ」や「48時間」などがあります。

ここでは、アクションスターシルベスター・スタローンが主演を務めたアクション映画、バレットのストーリーのあらすじを結末まで詳しくご紹介します。また、映画バレットを結末まで鑑賞した人の様々な感想や、豪華な出演キャストの情報もご紹介します。

映画バレットは、豪華な出演キャストも見どころの一つです。映画バレットのキャストには、主演を務めたシルベスター・スタローンをはじめ、実力派の名優たちが名を連ねています。67歳という年齢でハードボイルドなアクションシーンを披露するスタローンにも注目が集まりました。

ここでは、スタローン主演映画バレットのストーリーのあらすじを結末まで詳しくネタバレしていきます。映画バレットの主人公はジミー・ボノモという男です。元海兵隊員という経歴を持つ殺し屋のジミーは、相棒のルイスと共に仕事をこなしています。ある日も依頼を受けて腐敗刑事を仕留めていました。ターゲットを抹殺できたジミーでしたが、そこに娼婦がいて姿を見られてしまいます。

ジミーは娼婦を殺すことが出来ませんでした。報酬を受け取るためにあるバーを訪れた二人でしたが、依頼主に罠にはめられてしまいます。ジミーが目を離している間に、相棒のルイスは凄腕の殺し屋キーガンに殺されてしまいます。ジミーも命を狙われましたが、何とか逃れました。ジミーは唯一心を許せる存在であった相棒のルイスを失い、彼のナイフを手に復讐を胸に誓うのでした。

殺し屋のジミーは過去に26回も逮捕されています。そのうち有罪になったのは2回でした。現在プロの殺し屋として活動しているジミーは、女と子供は殺さないという事を唯一のルールとして自分に課しているのでした。

ニューオリンズ、ワシントンDCのテイラー・クォン刑事は、事件の捜査のために地元警察を訪れています。ある男が殺害されたその事件では、娼婦が一人生き残っていました。しかし、生き残りの娼婦は犯人の顔は見ていないと話しています。手口から犯行はプロの仕業だと思われましたが、犯人がなぜ娼婦を生かしたのかは分かりません。殺された男はグリーリーという男で、テイラーの元相棒でした。

グリーリーは酒とギャンブルにおぼれて警察を首になっていました。捜査中の事件の証拠を盗んでいったグリーリー。死体安置所に行ったテイラーは、グリーリーと共に安置されているルイスという男の死体を見ます。テイラーは同僚にルイスの情報を調べるように頼みます。そして、テイラーはジミーという男の存在に行きます。ジミーはグリーリー殺しの犯人の特徴と一致していました。テイラーはジミーをバーに呼び出しました。

バーでジミーに何故娼婦を殺さなかったのかと問うテイラー。しかし、ジミーは何も答えません。テイラーはジミーに、ジミーを逮捕したいのではなく依頼主を逮捕したいのだと伝えます。ジミーに断られたテイラーは連絡先を残して去りました。その後、テイラーは何者かに襲われそうになり、ジミーに助けられます。襲っていた男は警察官でした。テイラーはその警官の銃をつかい、警官をひき殺したジミーに銃を向けます。

テイラーはジミーから、警官の銃にテイラーに指紋が付いているので、テイラーが疑われると忠告します。その頃、キーガンはジミーを仕留められなかったことを依頼主に責められていました。グリーリーは依頼主の男を脅迫するための資料を、ベイビー・ジャックという男に渡していました。その資料には、政府の仕事を請け負うために議員を買収した証拠が乗っています。依頼主の男は資料を回収するようにキーガンに指示を出します。

ジミーはテイラーの治療をタトゥー店で働くリサに依頼します。リサは医学部に1年だけ在籍していたことがあり、ジミーの仲間の治療を度々行っていました。テイラーはジミーがいない隙に、ルブントン警部補に犯人と繋がる男と一緒にいることを報告し、ジミーの銃に細工します。キーガンはベイビー・ジャックのアジトへ向かって資料を奪い取り、アジトに居た全員を射殺していました。

テイラーがリサのことを恋人かとジミーに聞くと、娘だと答えます。リサのタトゥーが娼婦のものと似ていたため、ジミーが娼婦を殺せなかった理由に気づくのでした。テイラーはジミーに依頼主は誰なのか聞きますが、仲介人を介するので分からないといいます。今回の殺しの仲介人はロニーという男でした。テイラーはロニーを調べ、メゾン・デ・サンホテルでカードを使用したことが判明します。

ホテルに向かったジミーは、車にテイラーを残してロニーに会いに行きます。ジミーは依頼主の件を訪ねるが、ロニーは知らないと言いました。ロニーはジミーを油断させて殺そうとしましたが、ロニーの銃の弾はジミーによって抜き取られていました。観念したロニーは、弁護士マーカス・バティストが依頼主であると白状します。ロニーを射殺しようとしたジミーでしたは、銃が動かずに動揺してしまい反撃されてしまいます。

乱闘の末ロニーを射殺したジミー。テイラーに銃を弄るなと詰め寄ります。殺しを見過ごせないという刑事のテイラー。ロニーを見つけられたのはテイラーのおかげでもあり、ジミーは怒りを抑えて車に乗り込むのでした。

弁護士マーカスの家に向かったジミーとテイラー。そこでは仮面舞踏会が行われています。ジミー達は仮面をつけて舞踏会に紛れ込みます。そこにはルイスを殺した男もいます。ジミーは怒りを抑えて、テイラーと共にマーカスを誘拐しました。二人はマーカスを尋問し、ルイスを殺したのはキーガンであること、グリーリーがモレルを脅していたことを話します。モレルは賄賂を使って政府の仕事を受注しようとしていました。

マーカスはその証拠をUSBメモリーに入れて持ち歩いていました。すべてを話したマーカスはジミー達を罵倒し、怒ったジミーはマーカスを殺します。テイラーがすぐ人を殺すジミーを責めていると、キーガンの襲撃に合います。ジミーはテイラーと共に何とか逃げ出しました。

リサの家で証拠のUSBを調べるジミーとテイラー。そこには、銀行取引の情報が入っており、地元の議員や判事の名前までが記載されていました。テイラーはこの事をルブントン警部補に報告します。事件を解決した後、ジミーを逮捕するつもりだとリサに話しました。その後、テイラーはジミーとリサのことについて話すことになります。実はリサはジミーの実の子供ではなく、育ての親として彼女を支えているのでした。

リサはキーガンに誘拐されてしまいます。ジミーと別れたテイラールブントン警部補に落ち合います。事件の顛末を話し、モレルが犯人だと伝えるテイラー。しかし、そこでテイラーは殺されそうになってしまいます。危ない所をジミーに助けられます。その後キーガンからリサを誘拐したと連絡が入ります。キーガンはリサとUSBメモリーの交換を持ち掛けられ、ジミーは承諾しました。

約束の場所を訪れた丸腰のジミーは、USBメモリーとリサを交換します。ジミーはテイラーを始末する話を持ち掛けてモレルと取引をします。ジミーが去った後、キーガンは仕事を取り上げられて腹を立て、モレルを始末しました。その姿は、密かにテイラーによって録画されていました。ジミーは何かが起きたのを感じ、リサを置いて引き換えします。その隙にリサはキーガンの手下に殺されそうになってしまいます。

殺されそうになったリサを、テイラーが助けます。ジミーはキーガンに戦いを申し込まれ、斧で戦いました。キーガンに殺されそうになったジミーですが、テイラーに助けられます。ジミーは自分を逮捕しようとするテイラーの肩を撃ち抜きます。ジミーは、キーガンがモレル達を殺し、手下はジミーが殺し、止めようとしたテイラーは肩を撃たれたのだというシナリオを伝えました。

テイラーは捜査報告書にジミーの名前は出しませんでした。今回の事件はギャング同士の抗争だとニュースでは伝えられていました。数か月後、ジミーはテイラーから酒を飲もうと誘われます。テイラーは過去の犯罪のことは追わないが、今度罪を犯せば逮捕すると伝えます。ジミーは「おととい来やがれ」とテイラーの言葉を一蹴するのでした。

映画バレットのキャスト情報もご紹介します。映画バレットのキャストで、主人公ジミーを演じたのは、シルベスター・スタローンです。スタローンと言えば「ランボー」や「ロッキー」など、大ヒットを記録したアクション映画で有名です。肉体派のスタローンはアクション映画に出演していることが多く、映画バレットでも銃撃戦や肉弾戦などの見ごたえのあるアクションを披露しています。

映画バレットのキャストで、刑事テイラーを演じていたのがサン・カンです。サン・カンはアメリカ合衆国の俳優で、ジョージア州出身です。韓国系アメリカ人であるサン・カンは、ワイルドスピードシリーズの出演キャストとしても有名です。映画バレットの出演キャストとして、刑事テイラーを熱演して存在感を示しています。

映画バレットのキャストでジミーの娘リサを演じていたのは、サラ・シャヒです。サラ・シャヒはイラン系アメリカ人の女優・モデルです。日本では「Lの世界」のキャストでカルメン役としても有名です。語学がが堪能で、英語・スペイン語・ペルシア語が話せる女優です。

映画バレットのキャストで、悪役キーガンを演じたのはジェイソン・モモアです。映画バレットでスタローンと迫真の格闘シーンを演じたジェイソン・モモアは、アクアマンで主演を務めたことで、世界的に注目を集めるようになりました。映画バレットで魅せた演技も高い評価を得ており、彼のキャリアの重要なステップとなりました。

映画バレットの日本での感想では、やはりスタローンの魅せるタフさや男気がカッコいいという感想が多いです。アクションスターとして不動の人気を誇っているスタローンですが、バレットの感想を見てみると彼のぶれない演技を評価している感想も見られます。数多くの名作映画に出演しているスタローンですが、そんなスタローンの後年の名作として映画バレットは評価されています。

映画バレットの感想では、出演キャストに注目する感想も多くみられます。バレットには、近年公開された映画アクアマンで主演を務めた、ジェイソン・モモアが悪役として出演しています。そんな若き日のジェイソン・モモアがスタローンと繰り広げるアクションシーンが話題を集めています。斧で戦うというクライマックスのシーンですが、そんな男臭さ満載のアクションシーンが評価されています。

映画バレットの海外での感想と評価は、アメリカの映画批評サイトロッテントマトで確認することが出来ます。ロッテントマトでの映画バレットの感想評価は、10点満点中、5.1となっています。アメリカでの映画バレットの感想・評価は可もなく不可もなく、普通の得点といったところです。

ここでは、映画バレットのストーリーのあらすじを結末までご紹介しました。映画バレットは、スタローン演じる殺し屋ジミーが相棒を殺されて復讐に燃え、犯人を追い詰めていくというハードボイルドアクション映画となっています。映画バレットのキャスト情報や、映画バレットを結末まで鑑賞した人の感想等もご紹介しています。

映画バレットのあらすじネタバレやその他の情報を見て、アクション映画バレットに興味が出たという人は、是非映画バレットをチェックして、シルベスター・スタローンのハードボイルドアクションを楽しんでみてください。