エリザベス 神なき遺伝子はクローン人間を巡るバイオホラー!ネタバレ結末と評価は?

「エリザベス 神なき遺伝子」は、クローンで人工的に子どもを創りあげた博士と彼を取り巻く人間の苦悩、世間の評価など、クローンで人を創ることの問題点を取り上げた作品です。バイオホラーとしても楽しめる作品となっています。クローンとして誕生した子・エリザベスはどんな結末を迎えるのでしょうか。この記事では「エリザベス 神なき遺伝子」のネタバレを多く含むあらすじや、鑑賞者の感想などを解説していきます。

エリザベス 神なき遺伝子はクローン人間を巡るバイオホラー!ネタバレ結末と評価は?のイメージ

目次

  1. エリザベス 神なき遺伝子とは?
  2. エリザベス 神なき遺伝子の映画あらすじをネタバレ
  3. エリザベス 神なき遺伝子の結末ネタバレ
  4. エリザベス 神なき遺伝子の主演俳優ジェレミー・チャイルズ
  5. エリザベス 神なき遺伝子に関する感想や評価は?
  6. エリザベス 神なき遺伝子の映画ネタバレまとめ

エリザベス 神なき遺伝子とは?

エリザベス 神なき遺伝子の映画作品情報

「エリザベス 神なき遺伝子」は、法で禁止されている人のクローンを創り世間に公表した博士を取り巻く物語です。世間の見解、クローンの問題点なども取り上げています。。ホラー映画としても評価されています。

エリザベス 神なき遺伝子の予告編動画

こちらが、「エリザベス 神なき遺伝子」の予告動画です。クローンをテーマに取り上げた作品ですが、ホラー要素も含むおどろおどろしい雰囲気が感じられるとの評価もあります。

エリザベス 神なき遺伝子の映画あらすじをネタバレ

あらすじネタバレ:クローン

「エリザベス 神なき遺伝子」のあらすじを紹介していきます。物語開始時、クローンとして誕生したエリザベスはジェット機に乗せられようとしています。エリザベスのおでこには、小さな機械のようなものが取り付けられていました。その後、場面は変わり、クローン誕生に携わった人たちが、ある一室で会議をしています。主人公・ヴィクター博士や一人の男性は、エリザベスのことは公にすべきではないとの考えを示します。

しかし、公にすべきとの考えを示す人もいます。2つの意見は衝突し、会議は平行線をみせます。クローンを創りだすことは、法に反する行為のようです。法の問題だけではなく、あらゆる団体から反対の意見が出るだろうと話しています。世間からのバッシングは仕方ないもののようでした。場面は変わり、博士の妻・クレアが自動車で自宅に帰宅します。幼い娘2人が彼女に抱きつき、帰宅を喜びます。

彼女は、家で娘たちの面倒を見ていた年配の女性・メアリーにお礼をいいます。体調が良くなかったクレアは、娘たちの世話をメアリーに頼み、自室へ戻ります。場面は、病院に切り替わります。博士たちは、病院で保育器の中に入っているエリザベスをある一室に運びました。

あらすじネタバレ:世論

インタビュアーに囲まれた博士たちは、エリザベスのことを彼らに話します。どうやら、クローン実験のことを発表すると決めたようでした。博士は民間から得たお金で優秀な人材や施設を導入し、実験を成功させてクローンを創ったと語りました。エリザベスは、生まれてから一か月の赤ん坊で、まだマスコミの前に連れてこられる状態ではないといいます。博士は、エリザベスの写真を公開しました。

博士は、科学の発展を喜ぶ発言をし、現代で難病とされている治療に役立つかもしれないといいます。インタビュアーたちは、発表が一段落した博士に質問を飛ばします。エリザベスは、もう少し経たないと公に連れてこれないことや、ドナーは博士と別の人のものとを合わせて作ったことなどを話しました。エリザベスの居場所や、別の人のドナーと代理出産した母親のことはプライバシーの観点から公表できないとしました。

あらすじネタバレ:エリザベス以外のクローン

博士が家に帰ると、娘と、メアリー、彼女の夫・リチャードが迎えてくれます。メアリーは、クレアは自室で休んでいると伝えました。博士は、クレアと話したい事があると言いますが、彼女は娘たちを寝かしつけるために部屋を出ていきます。博士が研究のスケッチのような紙を眺めている時、メアリーは彼らの家を出て自宅へ帰りました。メアリーが寝室で座っていると家の中からガタガタと誰かか暴れるような音が響いています。

日常的なことなのか、メアリーは何もしようとせず、ただ疲れ切った様子で座っているだけでした。彼女は、過去を思い出しています。メアリーとリチャードは、息子・イーサンを抱く博士と会話しています。ある朝、メアリーはイーサンのことで話したい事があるから、家にきてほしいといいます。博士は、後日尋ねると了承します。イーサンは、「エリザベス 神なき遺伝子」のキーパーソンです。

テレビのニュース番組で、遺伝学者がマスコミのインタビューに答えます。学者は、クローンとして生まれた命は弱い上、何かしらの困難が生じるだろうと評価します。クレアは、バスルームでエリザベスのことを思い出していました。一方病室では医療関係者の女性が、エリザベスによかれと思ってクリームをほどこしたことで、問題が起きていました。博士と助手は、エリザベスにとって危ない物質を事細かに調べます。

あらすじネタバレ:病院への侵入者

夜、立ち入り禁止の場所に不審な男が入ってきます。彼は、ただ迷い込んだだけだと話します。博士は強い口調で男をけん制します。男は言う通りに出て行きました。そして、さらに警備が強化されることになりました。場面は、メアリーに映ります。彼女は、イーサンの子育てに苦労してきた過去を思い出しました。イーサンは、暴力的な行動をとるようになっていたのです。

政治家のインタビュー映像が流れます。議員は、クローンについて調査する要請を出したようです。エリザベスは、社会に問題をもたらさないか、多くの国民は彼女の存在はキリスト教の思想に反していると感じているなどと語ります。その後、クローンに抗議する団体がプラカードを持って病院に押しかける映像が流れるのでした。自宅のテレビでその映像を見ていた博士のもとに、クレアがやってきます。

あらすじネタバレ:裏切り

クレアは、遅くなることを連絡しなかった彼に怒っていました。博士は仕事を優先したいとの主張をし、クレアはその場から去っていきます。その後、厳重な警備体制のもと、エリザベスが博士の自宅に運ばれてきます。娘たちとバスルームで遊んでいたクレアは、メアリーの報告を受けて様子を見に行きます。クレアは、エリザベスを抱かせてもらい、彼女に微笑みかけるのでした。

メアリーは自宅に帰り、リチャードの今日の様子を聞きます。いつものようにイーサンが暴れまわる音が辺りに響いていました。彼らは、後日博士に相談しようと話します。一方、博士の家では医療関係者の女性が、エリザベスの居場所をメールで誰かに知らせ、そして彼女の写真もスマホで撮影していました。その行為が、周囲の人間に気づかれることはありませんでした。「エリザベス 神なき遺伝子」の物語が動き出します。

あらすじネタバレ:糾弾

彼女の密告により、外にクローンに抗議する団体が集結しました。博士の家の門の前には、大勢の人が集まり罵倒が浴びせられます。テレビのニュースでは、エリザベスが博士の家にいること、おでこに機械が取り付けられている状態の彼女の画像が報道されました。博士は仲間に電話をします。電話の相手は、州が博士を訴えることに決めたことを報告します。そして、州はエリザベスの分析が目当てだといいます。

テレビのニュースには、クローンに対する一般人へのインタビュー映像が報道されます。それぞれ、独自の見解や評価をのべていきます。一方、メアリーは物音がしなくなったところを見計らってイーサンに食事を持って行きます。当初動かずメアリーを見つめていただけのイーサンでしたが、メアリーが立ち去ろうとした時、食事をひっくり返し、暴れて奇声をあげるのでした。メアリーは慌てて逃げ出します。

あらすじネタバレ:クローンの扱い

テレビのインタビューを受けるスチュアートの映像が映し出されます。彼女は、エリザベスの扱いを不憫に思い、マスコミに密告したと語ります。博士は映像を見た後、リチャードと娘たちが楽しく遊ぶ姿を眺め、過去を思い出していました。それは、エリザベスを自分が引き取ることを仲間に伝えるものでした。彼は、注射器を用意します。

博士は、エリザベスのもとへ行き、彼女を抱き上げあやします。博士はクレアのもとへ行き、エリザベスを渡します。博士は疲弊しきっており、クローンを創ったことに対する心情をクレアに吐露します。博士の家には、いまだにクローンに抗議する人々が集まっています。クレアと博士は、引っ越すしかないと話します。クレアは、メアリーのもとへエリザベスを連れていきます。

あらすじネタバレ:最悪の事態

「エリザベス 神なき遺伝子」の物語が終盤へ向けて動き出します。メアリーはイーサンとエリザベスを重ねたためか、彼女の服を脱がして身体を確認しようとします。クレアは、メアリーを止めます。取り乱した様子で帰宅したメアリーは、リチャードから博士が来るから相談しようと彼女をなだめます。博士は、クローンに関する演説を1人で撮影していました。翌朝、クレアと娘たちは、引っ越しの荷造りをしていました。

クレアは、窓から慌てた様子で博士のもとにやってくるリチャードの姿を目にします。そして、博士はリチャードに連れられて家から小走りで出て行きました。クレアは研究員に娘たちを預け、後を追います。メアリーとリチャードの家につくと、そこにはイーサンに殺されているメアリーと、傍で様子を見る博士の姿がありました。クレアは取り乱した様子でその場から去ろうとしますが、博士にとめられます。

エリザベス 神なき遺伝子の結末ネタバレ

結末ネタバレ:成長

リチャードは、メアリーの隣で彼女の手を握って放心していました。博士はリチャードに話しかけ、イーサンの居場所と彼の身長を聞きます。リチャードは、イーサンの身長は120cmほどであると答え、メアリーが殺されたのは博士のせいであると言い、彼に襲い掛かります。博士はリチャードを突き飛ばします。リチャードは、その拍子に頭を強く打って気絶してしまいます。

博士はリチャードを担いで部屋から出して、外側から鍵をかけます。その瞬間、イーサンが叫んで扉を叩きました。家へ帰った博士は、クレアと話そうとしますが、彼女は部屋のドアを開けてはくれません。博士はドアごしに夜に引っ越そうと話します。一方、目を覚ましたリチャードは、拳銃を持ってドアの外からイーサンを撃ちます。音が鳴らなくなり、死んでしまったかのように思えた瞬間、彼が扉から飛びだしてきます。

結末ネタバレ:続く悲劇

イーサンはリチャードを殺します。博士の家では、何かを準備する彼の姿がありました。博士は研究者にエリザベスに食事を与えたら、2階へ運ぶよう指示をだします。博士はイーサンを殺すことができる注射を持って、再びメアリーとリチャードのもとへ向かいます。博士はそこで、リチャードの死を確認し、イーサンを探します。しかし、注射を打つことはできず、イーサンに反撃されて気を失ってしまいます。

イーサンは、博士の家へ向かいます。クレアと子どもたちは、荷造りをしていました。イーサンは、まずエリザベスの研究員を1人殺してしまいます。一方、博士はメアリーたちの家で意識を取り戻します。そして、イーサンがいないことに気がつきます。家の異変に気がついたクレアは、1階の様子を見に行きます。そこには、イーサンがおり、彼はクレアを見るなり彼女を追いかけました。

結末ネタバレ:遭遇

クレアは部屋に飛び込み、娘たちを隠します。博士は、急いで家に戻ります。クレアはエリザベスを抱きかかえ、恐怖に震えていました。イーサンは、クレアのいる部屋を壊して入ってきます。イーサンはクレアを殴りつけ、腕に抱えていたエリザベスを奪います。そこへ博士がようやく到着します。博士は倒れて怖がっているクレアをなだめ、イーサンのもとへ行きます。彼はエリザベスを抱えていました。

結末ネタバレ:エリザベス

博士は慎重になってエリザベスを取り上げようとしますが、イーサンは彼女を放り投げて殺してしまいます。博士は、エリザベスを抱きかかえて涙します。博士は、イーサンをなだめるような鼻歌を歌います。落ち着いたイーサンは、大人しく博士の腕の中へ入っていきます。イーサンを抱きながら、博士は持っていた毒入りの注射を彼に打ちます。イーサンは、ゆっくりとその場に倒れるのでした。

結末ネタバレ:射殺

「エリザベス 神なき遺伝子」結末ネタバレになります。外でいまだに激しい抗議をする民衆のもとへ、博士はエリザベスを抱えて登場します。博士はエリザベスを抱きながら、独自のクローンにたいする評価を叫びます。そこへ、抗議している人の中から一人の男が門に近づいて、博士を射殺します。

一方、クレアは娘の安否を確認しにいきます。娘たちは、クローゼットの中から元気に飛びだしてきて、クレアに抱きつきます。結末は、博士が生前に撮影したクローンに関する演説の映像で「エリザベス 神なき遺伝子」の物語は幕を閉じます。

エリザベス 神なき遺伝子の主演俳優ジェレミー・チャイルズ

ヴィクター博士役のジェレミー・チャイルズ

「エリザベス 神なき遺伝子」でヴィクター博士役を演じたのは、ジェレミー・チャイルズでした。実験でクローンを創ったことで生じる問題に対して悩む姿を見事に演じきっていたとの「エリザベス 神なき遺伝子」鑑賞者の感想が多くありました。

主演のジェレミー・チャイルズが製作にも携わる?

ジェレミー・チャイルズは主演のヴィクター博士を演じただけではなく、自身も「エリザベス 神なき遺伝子」の製作に携わったといいます。制作に携わったことで、さらに演技にも熱が入り迫力が増したのだろうとの感想もありました。

エリザベス 神なき遺伝子に関する感想や評価は?

ここから「エリザベス 神なき遺伝子」の感想や評価を紹介していきます。クローンを取り巻く問題をリアルに描いていたとの感想があります。「エリザベス 神なき遺伝子」の作中でも、宗教の考え方、法の問題など、様々な観点から批判的な評価をされています。「エリザベス 神なき遺伝子」結末は悲惨だったので、それを悲しむ感想もありました。

「エリザベス 神なき遺伝子」は、何を鑑賞者に伝えたいのか分かりづらかったとの感想もあります。テーマがわかりやすかったとの感想もあるので、「エリザベス 神なき遺伝子」のテーマに関しては人によって評価がわかれるようです。

「エリザベス 神なき遺伝子」は、怖かったとの感想も多くあります。イーサンが人々を襲っていく描写の他、クローンによって生まれる問題など、恐ろしい要素は様々です。しかし、一方で「エリザベス 神なき遺伝子」はホラー映画にしては怖くなかったとの真逆の感想もありました。

エリザベス 神なき遺伝子の映画ネタバレまとめ

ここまで「エリザベス 神なき遺伝子」の映画のあらすじや感想、評価をまとめてきました。クローンを取り巻く問題を、ホラーとしても描いた作品です。結末は、悲惨に終わりました。クローンに対して、新たな見方や考え方を取り入れることができるでしょう。

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