クレイジー・パーティーのあらすじをネタバレ！キャストや映画の感想・評価は？

映画「クレイジー・パーティー」は2016のアメリカ映画です。日本での劇場公開は無く2017年にソフト化され、DVDなどで発売されています。現在ではNetflixなどの配信でも視聴可能です。「クレイジー・パーティー」の簡単なあらすじとしては、会社が存続の危機に陥いり、起死回生の一手をクリスマスパーティーで打開すると言う、邦題にもある通りクレイジーな展開を迎える、ドタバタコメディ映画です。

映画「クレイジー・パーティー」の監督はジョシュ・ゴードンとウィル・スペック。主演はジェイソン・ベイトマン。その他のキャストは、ジェニファー・アニストン、T・J・ミラー、オリヴィア・マンなどが出演しています。中でもT・J・ミラーは近年「クレイジー・パーティー」以外にも、話題作に軒並み出演しておりその名を広めている注目俳優でもあります。

映画「クレイジー・パーティー」の予告編動画になります。冒頭の状況を見る限り、あらすじは全くつかめません。いきなりパーティー後のとてつもない惨状から始まり、何が起こったのか想像もできない予告編。争いでも起きたのか、まるでパーティー後とは思えない状態。その夜にいったい何が起きたのか...気になる「クレイジー・パーティー」のあらすじネタバレは下記より始まります。

映画「クレイジー・パーティー」のあらすじをネタバレ解説します。結末までのあらすじを紹介しますので、ネタバレを含んでいます。これから鑑賞の方はご注意ください。

クリスマス間近、ゼノテック社のCTO最高技術責任者のジョシュは協議離婚が成立。財産は妻の方に殆ど取られてしまいますが、気分は晴々としていました。会社に出勤するとみんなに挨拶するジョシュ。会社の面々は皆、どこかおかしい。変わり者ばかりが集まる会社だったのです。しかし、そんな中でも楽しく仕事をしているジョシュなのでした。

会社の支社長でもありジョシュの親友のクレイ。出勤すると社員のクリスマスプレゼントについて悩んでいます。その夜のパーティーで社員たちに渡すものです。早速、買いに行こうと2人で外出をします。クレイも社員に負けずと変わり者で、とにかく楽しい事が大好きな青年で、外出先でも騒ぎを起こしてしまうほどなのでした。

クリスマスパーティーの準備で大騒ぎの社内、そんな中とある女性がやってきます。その女性は支社長であるクレイの姉で、次期CEOとなるキャロルでした。キャロルはクレイとは違い、頭脳明晰で仕事に厳しく厳格な人物。クレイとジョシュが会社に戻ると会議が始まっていました。その会議は経営に関する事で、業績不振のため閉鎖を言い渡されてしまいます。

新規事業の話で抵抗を試みますが、到底実現不可能として却下となります。リストラやボーナスカット、会社の業績を立て直す見込みが無いと閉鎖をすると言われてしまいます。当然、社員みんなが楽しみにしていたクリスマスパーティーも無しです。しかし閉鎖を回避する望みとして、大手クライアントと契約が出来れば現状維持が可能となるのでした。

早速大手クライアントと交渉する為にクレイとジョシュ、技術担当者のトレイシーの3人で向かうのでした。なんとかプレゼンする3人でしたが、ゼノテック社の社風が気にいらないと担当者のウォルターに断られ交渉は破談に終わります。それでも何とか喰らい付き会社の雰囲気をアピールする為、クレイはパーティーにウォルターを招待する事にしたのです。

その夜、次期CEOキャロルが下したパーティー禁止令も、無事（？）に無視され社員たちが楽しみだったクリスマスパーティーが始まるのでした。生真面目社員のメアリーは社内風紀を正しています。秘書のアリソンは経理部の新人といい感じです。モテないネイトは彼女がいると見栄を張った嘘をつき通す為に娼婦を呼びます。そして、大手クライアント先のウォルターもやって来ます。

あまりのハッチャケぶりにウォルターは戸惑い帰ろうとしますが、まだまだパーティはこれからと楽しむように促すのでした。そんな中ネイトが連れて来た娼婦が、仕事をするのでした。何とコカインを売り始めていました。しかし、アクシデントが起きてしまいます。何とそのコカインを誤ってウォルターが顔に被ってしまい、吸い込んでしまったのです。

ウォルターは、ドラッグにより完全にハイになっています。その姿を見てドラッグのせいだと知らないクレイは、パーティーを楽しんでくれると勘違いし、ステージに上げて共にその場を盛り上げます。一方キャロルはロンドンに飛ぼうとしていたところ、悪天候で欠航。一旦支社に戻ろうとウーバーを呼び、乗り込みます。ウーバーの車内で支社でパーティーをやっている事が判明し、イライラが頂点に達します。

パーティーが最高潮に達している中にキャロルは戻ります。その光景を見て怒りをジョシュにぶつけますが、既にウォルターと契約を結んでいた事を知り、イライラも一気に収まり安堵するキャロルでした。その時ウォルターが2階からターザンジャンプをすると宣言するのでした。そして、ターザンジャンプに失敗し、1階へ真っ逆さま。病院へと運ばれるウォルターなのでした。

ジョシュ達は衝撃の事実を知ります。なんとウォルターは、クライアント先の企業を解雇されていたのです。契約が意味のない物だと知ったキャロルは、再び怒りが頂点に達し支社の閉鎖を言い渡すのでした。一方会社の外では、娼婦の素行の悪さに憤慨したネイトは、娼婦と言い争っています。会社を救えずに落胆していたクレイが現れ、娼婦があの男は支社長で金を持っていると元締めに告げ、半ば強引に連れ去ってしまいます。

ネイトに知らされジョシュとトレイシーは、クレイを探しますが足取りが摘めません。そこで閃いたのは一部の社員がGPSで監視しストーカー紛いのことをしていた事。それで、クレイの居場所を突き止めジョシュ、トレイシー、生真面目社員のメアリー、キャロルと4人でクレイを取り返しにいくのでした。そして管理者がいなくなったパーティー会場のボルテージはとどまる事なく上がり続けるのでした。

クレイのいる場所に着いたジョシュ、トレイシー、生真面目社員のメアリー、キャロルの4人は、半ば強引に突入します。屈強な用心棒もクラブマガの達人であるキャロルによって、ぶっ飛ばし強行突破するのです。しかし見つけた瞬間、「見てろよ！ヴィン・デーゼル！」と言ってクレイは、車で立ち去ってしまいます。ヴィン・ディーゼルという言葉で跳ね橋を飛び越えるのだと察したジョシュは、早速皆を連れ戻しクレイを追います。

クレイは会社の閉鎖に落胆し自暴自棄になっています。本当に跳ね橋を飛ぼうというのです。そんなクレイの車に追いついたジョシュ達は説得を試みますが、構わず進む車がいよいよ跳ね橋に突っ込もうとする直前。キャロルがハンドルを切り、クレイ達の車に接触し車の方向を変え跳ね橋に突入するのを防ぎます。そして、ジョシュ達4人の車はギリギリに止まりますが、クレイ達の車は止まれずとある場所に突っ込んでしまいます。

クレイ達が突っ込んだ先は、インターネットの基地局でした。市内の通信がストップしてしまいます。そんな中クレイを病院に運びますが、通信が止まったことで病院は大慌て。それでも強引にクレイを診察してもらい、無事を確認し4人はひと息つきます。ジョシュとトレイシー、キャロルの3人があのまま行けば橋を飛べたかどうかを話しています。その会話の中で、技術者のトレイシーが新規事業へのヒントを得るのです。

実現不可能だと思われた新規事業の活路を見出した、ジョシュとトレイシーは急いで会社に戻ります。そして急いでアルゴリズムを書き換え、サーバー室で軌道の準備に取り掛かりあらゆるものを使って電力網を復旧し、いよいよ起動の時を迎えます。トレイシーがずっと手がけていた事業、"エニウェア"が無事に作動したのです。トレイシーの努力が実った瞬間でした。

喜びを共有する2人は、抱き合いキスを交わし2人は結ばれます。そしてクレイとキャロルは病室でエニウェアが開通したことを喜び安堵しました。2人は今までの事を話し和解すると、そこにウォルターがやってきました。パーティーの夜は楽しかったと感謝し、月曜からよろしくと告げ去っていきます。ウォルターとした契約は雇用契約だったのです。

退院をする2人の元に、社員たちが出迎えにやって来ました。そして、ドクターの前で内輪ネタをしつこい位に披露し、一同は相変わらず騒がしく朝食を食べに車で走り出すのでした。

ここでは映画「クレイジー・パーティー」のキャストについて詳しく紹介します。主要キャスト3人に注目して、他の出演作などキャリアなどについての解説です。

支社長のクレイの姉でもあり、パーティーの舞台となったゼノテック社の次期CEOとなる非常に厳格なキャラクターを演じたのはジェニファー・アニストンです。ブラッド・ピット結婚していた事でも知られていますが、アメリカのシットコム、フレンズのレイチェル役が最も有名な出演作品です。近年ではこの「クレイジー・パーティー」を始めコメディ映画での出演が目立っています。

他の出演作では、名だたる大物俳優と共演した「そんな彼なら捨てちゃえば?」（2009年）のキャストとして名を連ねています。他のキャストでは「アラフォー女子のベイビー・プラン」（2010年）では今回の「クレイジー・パーティー」で共にしたジョナサン・べイトマンとも共演をしています。更には、「プリティ・ウーマン」で有名なゲイリー・マーシャル監督の遺作である「マザーズ・デイ」（2016年）にも主演しています。

本作「クレイジー・パーティー」の主演はジョナサン・ベイトマン。最高技術責任者であるCTOというポジションで会社を支える役でした。80年代から活動を始めており、とても長くキャリアを務めるベテラン俳優です。主演作では日本でも知られた作品が決してある訳ではないですが、近年では監督業にも進出しておりマルチな才能を発揮しています。

ジョナサン・ベイトマンの「クレイジー・パーティー」以外の出演作で有名なものと言えば、「マイレージ・マイライフ」で主人公を演じたジョージ・クルーニーの上司役を務めていました。その他のキャストでは、モンスター上司シリーズでもジェニファー・アニストンと共演しており、一部ファンの間では黄金コンビとして知られている2人でもあります。

技術者で主人公ジョシュと恋仲になったトレイシー役を演じたのはオリヴィア・マン。父親がアメリカ空軍に所属していて、8歳から16歳までは父親の駐屯地である東京に暮らしていました。その影響で日本語に堪能で、滞在時にはモデルとしても活動しています。更にはアメリカに戻った後でもオクラホマ大学では日本語を専攻していたという話です。

オリヴィア・マンの「クレイジー・パーティー」以外の出演作は、「アイアンマン2」ではニュースキャスター役、「X-MENアポカリプス」ではサイロック、更には2018年公開の「ザ・プレデター」では主要キャストの1人を演じており、近年活躍が期待されている女優の1人として知られています。
 

映画「クレイジー・パーテー」を鑑賞した方の感想などを紹介します。観た方々の感想をTwitterを中心に集めています。

この方の感想は、クリスマスに注目されています。「クレイジー・パーティ」は邦題で、原題はオフィス・クリスマス・パーティー。内容の舞台となっているのはクリスマスパーティーなので、ここまではちゃめちゃにやってしまうと影響を受けてはっちゃけたくなるのも頷けます。

この方の感想は、本国版を鑑賞した経緯をツイートされています。日本版をこれから見るようで、主要メンバーのケイト・マッキノンがお気に入りだというのが伺えます。

この方の感想は...あれです。多くは語りませんが下ネタも結構ハードな内容が収録されている「クレイジー・パーティー」です。しかしそこから規制について疑問を抱いている感想で、「クレイジー・パーティー」のおバカなシーンにも注目されています。

オリヴィア・マンなど「クレイジー・パーティー」のキャスト陣に注目した感想を述べている方を発見。コメディ色が強いメンバーがそれぞれに魅力的な演技を披露している「クレイジー・パーティー」。エンドロールで流れるNG集などでも楽しそうに演技している俳優たちが印象的であり、魅力的だったという感想も納得です。

以上、「クレイジー・パーティー」のあらすじやキャスト紹介、感想などを特集しました。主要キャスト陣は活躍をしている俳優ばかりで、コメディ色が強くてもしっかり芯の通った演技により、とても見応えがある作品です。「クレイジー・パーティー」はDVDなどソフト以外では、Netflxなどでも鑑賞出来るので是非ご覧になってみてください！