2019年03月17日公開
2019年03月17日更新
映画ヘッドショットのあらすじ・結末や感想ネタバレ!格闘アクションが満喫できる!
人気アクション俳優イコ・ウワイス主演の映画「ヘッドショット」は、記憶をなくした男と犯罪組織とのヒロインを巡る死闘を描いた、インドネシア発の格闘アクション映画です。スタントマンや武道家としても活躍するウワイスの格闘アクションが満喫できる映画「ヘッドショット」の気になるあらすじや結末とネタバレ、出演キャスト、映画「ヘッドショット」に関する感想や評価を本文にて紹介します。
目次
映画ヘッドショットとは?
インドネシア発のアクション映画「ヘッドショット」は、アクション俳優イコ・ウワイス演じる主人公と犯罪組織との死闘を描いた作品で、主演・ウワイスを始めとする出演キャスト陣による派手なアクションシーンが人気を集めています。以下では、映画「ヘッドショット」のネタバレを交えたあらすじや結末、出演キャスト、気になる感想や評価について紹介します。
アクション映画ヘッドショットの作品情報
インドネシア発の武道アクション映画「ヘッドショット」は、アクション映画を初めて監督するキモ・スタンボエルとティモ・ジャヤントの作品で、2016年9月9日にトロント国際映画祭で上映されました。映画「ヘッドショット」は、日本でも認知度の高いアクション俳優イコ・ウワイスの魅力がふんだんに詰まった作品として、アクション映画ファンの間では高い人気を誇っています。
映画ヘッドショットの予告編動画
アクション俳優として日本でも人気の高いイコ・ウワイスの魅力が存分に楽しめる映画「ヘッドショット」の予告編動画です。
映画ヘッドショットのあらすじネタバレ
出典: https://eiga.com
アクション映画「ヘッドショット」は、インドネシア最大の犯罪組織グループ・リーダの脱獄と同時に、浜辺で身元不明の男性(イコ・ウワイス)が救助される場面から物語が始まります。以下では、映画「ヘッドショット」のネタバレを交えたあらすじを紹介します。
あらすじネタバレ:銃撃戦
インドネシア最大の犯罪組織グループのリーダー・リーは、服役中の刑務所で暴動事件を起こします。彼に仲間によって勃発した現場は、リーによって解放された数十人の囚人を相手に警備員が打ち合う、壮絶な銃撃戦が繰り広げられました。そして、囚人と警備員との銃撃戦の隙を見て、リーは刑務所から脱獄します。
あらすじネタバレ:穏やかな日々
その頃、頭に銃弾を撃ち込まれた謎の男が、瀕死の状態で浜辺に打ち上げられ、その姿を目撃したアイリンによって救助されます。若い女性医師・アイリン(チェルシー・イスラン)の懸命な治療によって一命を取り留めた男は、2ヶ月の昏睡状態の後、ようやく目を覚まします。しかし、銃弾で頭を打たれたことに加え、自分の過去や身元すら思い出すことが出来ず、自身の名前も含めて全ての記憶を失っていました。
そこで、アイリンは、浜辺に打ち上げられた謎の男に、自身の愛読書ハーマン・メイヴィルの「白鯨」の登場人物・イシュマエルという仮の名前を添えて、面倒を見ることにしました。そして、仮の名前を与えられたイシュマエル(イコ・ウワイス)は、アイリンの元で生活を始めます。アイリンの懸命な治療で回復してきたイシュマエルは、次第にアイリンと心を通わせていき、穏やかな日々の中に、安心感と満足感を噛みしめていました。
あらすじネタバレ:裏社会の暗躍
刑務所での銃撃戦からの脱獄に成功したリーは、インドネシアの裏社会に復帰し、手下の女ナイフ使い・リカと警棒使いのベシと共に勢力を拡大させます。ある日、商談相手ボンディから、浜辺に打ち上げられた身元不明の男に関わる情報を聞きつけます。同時に身元不明の男が、かつて自身の手下だったアブディではないかと考えたリーは、詳細を調べさせるべく商談の失敗で命乞いをするボンディ利用し、彼を病院へ向かわせました。
リーの仕業で耳を撃ち抜かれたボンディは、アイリンの元で治療を受けていました。そして、浜辺の身元不明の男について詳細を知っているアイリンに、アブディについて聞きました。しかし、患者の様子を怪しんだアイリンは、彼の話をはぐらかすも、ボンディはしつこくアイリンに問いただします。そして、アイリンの異変に気付いたイシュマエルは、彼女の元へ向かい、ボンディを撃退します。
あらすじネタバレ:襲撃
イシュマエルの治療を行なっていたアイリンは、彼の頭部に食い込んだ異物を摘出できずにいました。そこでアイリンは、設備が整っているジャカルタで摘出させるべく、イシュマエルにジャカルタ行きを誘います。しかし、アイリンとボンディとの事件から、自分は悪い人間ではないかと思い悩むイシュマエルは、記憶が戻ったら必ずジャカルタに向かうことを約束します。
そして、アイリンがジャカルタ行きのバスで移動中に、ボンディとその仲間の襲撃を受けてしまいます。ボンディは、リーの命令で、イシュマエルこと身元不明の男・アブディを探していました。一方、アイリンは、座席に身を隠してイシュマエルに異変を知らせ、殺されそうになった少女を庇いに出ました。
その時、アイリンはイシュマエルの正体を知り、ターゲットの男が居ないことに気付いたボンディたちは、アイリンと少女を除く乗客を殺害し、2人を誘拐します。そして、アイリンの危険を知ったイシュマエルことアブディは、彼女が乗ったバスに向かい、バスに火を付けようとするボンディの仲間達と遭遇します。
燃え広がるバスに閉じ込められるも、見事脱出に成功したイシュマエルは、ボンディの仲間たちと戦いを繰り広げます。しかし、一瞬の気のゆるみから、イシュマエルは背後から殴られて気を失ってしまいます。
あらすじネタバレ:アイリンとイシュマエルの行方
誘拐されたアイリンと少女は、目隠しをされながらリーの隠れ家に連れて行かれます。一方、イシュマエルは、警察署に連行されて取り調べを受けていました。イシュマエルは、アイリンの誘拐について訴えるも、警察は、一向に取り合ってくれません。そして、刑事の1人がイシュマエルに、犯罪組織・リーと共に映るアブディの写真を見せつけました。
また、警察が捜索しているリーの正体は、子供を誘拐し、密売人・泥棒・殺し屋として教育を施す犯罪組織のリーダーであり、彼に誘拐・教育された子供達は、リーに対して忠誠心を持っていることを話します。しかし、いまだ記憶が戻らないイシュマエルは、リーとの関係について何も語れずにいました。
あらすじネタバレ:暗殺者・アブディ
イシュマエルの取り調べ中、突然、警察署の電気が消され、何者かによる襲撃を受けます。その男は、中にいた刑事を殺害し、イシュマエルにも襲いかかってきました。イシュマエルは必死に反撃し、襲撃者を殺害すると同時に爆弾が投げ込まれてしまいます。イシュマエルは、なんとか爆撃から逃れ、警察署を脱出します。同時に、自分自身の記憶も少しづつ蘇ってきて、自分は暗殺者・アブディであったことを思い出します。
イシュマエルことアブディの正体は、インドネシアの裏社会最恐の犯罪組織リーの手下の1人でした。そして、警察署を襲ってきた者たちは、イシュマエルことアブディの命を狙っていることも感じます。アブディ襲撃のために、次々と襲いかかってくるリーの部下を相手に、アブディはボロボロになりながら次々と撃退していきます。
あらすじネタバレ:アブディとリー達
そして、リーの部下を見事に撃退したアブディは、彼らの携帯を通じてリーと会話することが出来ました。失われた記憶を取り戻したアブディに対して、リーはアイリンの近況を聞かせると同時に、自分の所在を知らせました。そして、アブディは、リーのアジトへ向かう途中で、同じくリーの組織に誘拐されて共に育てられたベシと再開します。
アブディとの再会を果たしたベシは、彼に組織復帰を促すも、アイリンに命を救われたアブディにそのような意思は微塵もなく、ベシの要求を拒否します。そして、アブディとベシは、死闘を繰り広げたのち、ベシは海岸で息絶えます。すると、今度は、アブディのかつて仲間だったリカが登場します。
映画ヘッドショットの結末ネタバレ
主演イコ・ウワイスによる過激なアクションシーンに加え、彼が演じるアブディとしての最後の戦いやヒロイン・アイリンとの恋の行方を描いた映画「ヘッドショット」の気になる結末を、ネタバレを交えて紹介します。
結末ネタバレ:銃弾
アブディ(イコ・ウワイス)の前に登場したリカは、かつてアブディとは恋仲であり、彼の頭部に銃弾を撃ち込んだ張本人でした。襲ってきたリカに反撃を繰り出したアブディは、彼女にリーのアジトへの案内役を持ち掛けます。しかし、リカはアブディの要求を拒むと、彼に銃を乱射させます。しかし、元恋人に再び銃を打ち込むことに躊躇したリカは、わざと的を外して撃っていました。
そして、隙を見たアブディによって、リカは殺害され、彼の腕の中で静かに息を引き取りました。その頃、アイリンと誘拐された少女は、リーの部下から奪い取った銃を片手に脱出を図ろうと動き始めていました。その時、アブディが、アイリンと少女の前に現れます。そして、アブディの正体を知ったアイリンは、少女を守るべく、アブディにナイフを突きつけました。
結末ネタバレ:再会
ナイフを突きつけるアイリンに対して、記憶が戻ったアブディは、自身がリーの組織の人間だったことを認めると同時に、組織と手を切ろうとして殺されかけたこと、その直後にアイリンに助けられたことを打ち明けます。アブディの告白を受け、アイリンは彼の過去を受け入れる決意を固めます。そして、アブディは、リーとの最後の戦いに臨み、彼の元へ向かい始めます。
死闘の末、リーを倒すことができたアブディは、その場で意識を失ってしまいます。その後、救出に駆けつけたアイリンの治療と、頭部にある異物の摘出手術を受け、アブディは回復の兆しを見せていました。アイリンが患者名を書こうとする直前、彼はイシュマエルという名前を告げ、新たな人生をスタートさせます。
映画ヘッドショットのキャスト・登場人物
映画「ヘッドショット」では、スタントマンとしても活動するイコ・ウワイスの切れの良い身のこなしや、爽快さを感じさせる演技やシーン展開に、アクション映画好きにはたまらない格闘作品です。以下では、映画「ヘッドショット」の出演キャスト・登場人物を紹介します。
イコ・ウワイス/イシュマエル
映画「ヘッドショット」での息をつかせぬ過激なアクションシーンを披露したイシュマエル(アブディ)役を演じたイコ・ウワイスは、インドネシア・ジャカルタ生まれの俳優です。また、スタントマンやスタントコーディネーターとしても活動しており、武道家としても知られています。
イコ・ウワイスは、2007年から芸能活動を開始させ、2015年公開の映画「スター・ウォ―ズ/フォースの覚醒」や2013年公開の「ファインティング・タイガー」などに出演しています。また、2017年公開の「スカイライン-奪還-」では、格闘シーンの振り付けも兼任しながら出演しました。
チェルシー・アイラン/アイリン
イコ・ウワイス演じるイシュマエルの治療を行なった正義感の強い女性医師アイリン役を演じたチェルシー・アイランは、アメリカ・ワシントンD.C.生まれで、インドネシア国籍の女優です。2011年から芸能活動を開始し、モデル・女優として活躍しています。
映画ヘッドショットに関する感想や評価は?
人気アクション俳優イコ・ウワイスの魅力がふんだんにつまったアクション映画「ヘッドショット」に関する感想や評価を以下に紹介します。
感想1:アクション映画好きにはたまらない作品
ヘッドショットみました!
— のんのんびより マッタリ生きたい (@mituhasi1103) June 9, 2017
ザレイドみたいにストーリーなんて置いといてバトりまくるぜってのが好きな人にはオススメです(^^)
二時間も殺人拳法ばかりの映画は中々ありません_:(´ཀ`」 ∠):#ヘッドショット #イコウワイス#アクション映画 pic.twitter.com/Nf0MbdE5OJ
映画「ヘッドショット」は、主演イコ・ウワイスの派手なアクションシーンをふんだんに盛り込んだ作品として、日本でも密かに人気を集める映画です。アクションシーンの爽快さを味わいたい方には、大満足の映画作品ですが、ストーリー展開はあまり重視されていないため、ストーリー重視の映画が好きな方には、物足りなさを感じるでしょう。
感想2:ヒロインのたくましさに高評価
主演俳優が同じ「ザ・レイド」ほどではありませんでしたが登場人物のキャラクタもいい味出してました。ラスボスの気味悪さが出色。やられっぱなしじゃないヒロインも良かったですネ、かなり衝撃的展開でした(笑)あとその場面で銃の安全装置をなんなく外す幼女が…! #ヘッド・ショット
— 神 善龍 (@jinn_yoshitatu) March 18, 2017
主人公と悪役同士の派手なアクションシーンが見どころの映画作品に登場するヒロインは、か弱く頼りないイメージが多くみられるでしょう。しかし、映画「ヘッドショット」では、主人公演じるイコ・ウワイスの助けをじっと待っているのではなく、自ら銃を手にして戦う強いヒロインの登場が良いとの感想が見られます。
感想3:イコ・ウワイスのアクションに注目
俳優・スタントマンだけでなく、武道家としても活躍するイコ・ウワイスの格闘シーンは、彼が習得した多彩な武術を駆使した迫真の演技に定評があります。
中国拳法、鷹爪翻子拳や詠春拳っぽい動きなど多彩なアクションで魅せてくれます。
そして、日本でも人気の高いアクション俳優イコ・ウワイスの格闘シーンは、どの作品を見ても、他の俳優には真似できないウワイス独自の演技に見入ってしまうでしょう。
感想4:リアリティある映画作品
今回紹介した映画「ヘッドショット」を始め、アクション満載の格闘映画の作品は多く制作されていますが、一部の映画ファンからは、現代のアクション映画は、画像がキレイ過ぎて物足りないとの感想が寄せられています。
昨今、小綺麗なアクションが主流の中これだけ泥臭くて血塗れのアクションには拍手。
しかし、出演者キャスト達の泥臭いアクションシーンが好評の映画「ヘッドショット」は、アクションだけでなく、リアリティも感じさせる爽快な作品との感想も見られます。
感想5:アクションだけでなく演技にも高評価
主演イコ・ウワイスによるアクションシーン満載の映画「ヘッドショット」は、主人公と悪役との戦いだけでなく、出演キャスト陣の迫真の演技にも高い評価を得ています。
イコウワイスを筆頭にボスからモブまで全員アクションと演技が上手かった。編集とカメラワークも上手くて、銃の威力が他の映画より際立って見えたし、棍棒も痛そうにちゃんと見えた。
特に、「ヘッドショット」最大の見どころであるアクションシーンでの、俳優たちの、本当にやられたかのように痛がる演技にも注目して楽しみたい映画です。
映画ヘッドショットのネタバレまとめ
映画「ヘッドショット」のネタバレを交えたあらすじや結末、出演キャスト、気になる感想や評価について紹介しました。スタントマンや武道家としても活躍する主演イコ・ウワイスの爽快感あふれるアクションシーンを「ヘッドショット」で観てみませんか。