映画フローズンのネタバレあらすじと感想!雪山のリフトに取り残された男女の結末は?

映画フローズンは2010年にアメリカで公開された雪山を舞台にしたスリラーホラー映画です。映画フローズンはスキーをするために雪山を訪れた若者たちがリフトに取り残されてしまうといったあらすじの物語となっており、若者たちが雪山の中にあるリフトから脱出する様子を描いた作品です。本記事ではそんな映画フローズンについて物語の結末までのあらすじのネタバレ解説や、映画フローズンに出演しているキャストについてのネタバレ解説をまとめました。また記事の後半では映画に関する感想もネタバレ解説していきます。

映画フローズンのネタバレあらすじと感想!雪山のリフトに取り残された男女の結末は?のイメージ

目次

  1. 映画フローズンとは?
  2. 映画フローズンのあらすじをネタバレ解説
  3. 映画フローズンの結末をネタバレ解説
  4. 映画フローズンの登場人物・キャスト
  5. 映画フローズンに関する感想や評価は?
  6. 映画フローズンのネタバレまとめ

映画フローズンとは?

映画フローズンの作品情報

映画フローズンは2010年にアメリカで公開されたスリラーホラー映画です。映画フローズンは雪山のリフトに閉じ込められた若者たちの脱出劇を描いた作品であり、スラッシャー映画「HATCHET」でデビューしたアメリカ映画のホラー界で注目を集めているアダム・グリーンが監督を務めました。監督を務めたアダム・グリーンは雪山のリフトに閉じ込められる様子を自然の恐怖と併せることでよりホラー要素の強い作品に仕上げました。

そんな雪山のリフトに閉じ込められた若者たちを描く映画フローズンは日本でも2010年の8月7日に公開されることになり、アダム・グリーンが作り出す世界観に数多くの好評な感想を集めることになりました。この人気から第36回サターン賞のホラー映画賞にノミネートするという功績を獲得しました。本記事では映画フローズンについて結末までのあらすじの解説やキャストの解説、また映画に関する感想をネタバレ解説していきます。

映画フローズンの予告編動画

映画フローズンの主人公であるダン・ジョー・パーカーの3人は映画フローズンの舞台となる雪山へスキーをするために訪れていました。3人は今回のスキーを楽しみにしており、丸一日雪山でスキーを楽しみます。すると雪山のスキー場が終業時間を迎えてしまい、遊び足らない3人は強引に雪山の山頂へ行くためにリフトへ乗り込みます。しかしこの行動がきっかけとなり、3人は恐怖のどん底に叩き落されてしまうことになります。

ダン・ジョー・パーカーが強引にリフトへ乗り込んでいる一方で、スキー場の係員は勘違いでスキー場にある設備の電源を切って帰宅してしまいます。係員が電源を切ったことで主人公達を乗せたリフトは停止し、主人公達は地上15mの高さにある雪山の山腹に取り残されてしまいます。さらにスキー場が営業を再開するのは1週間後となっており、孤立無援の状態で主人公達はリフトに閉じ込められてしまうことになってしまいます。

そして主人公達は閉じ込められたリフトから脱出するために若者3人が手を取り合って協力し合うといったあらすじになっています。では次に映画フローズンについて結末に至るまでのあらすじをより詳しくネタバレ解説していきますので、是非本記事を最後までご覧ください。

映画フローズンのあらすじをネタバレ解説

あらすじネタバレ:雪山のスキー場へ

映画フローズンの主人公である大学生のリンチは幼馴染であるダンと、ダンの彼女であるパーカーの3人でスキーをするために雪山のスキー場を訪れていました。しかしスキー場に訪れたダンは彼女のパーカとばかり仲良くしてしまい、一人残されたリンチは嫉妬してしまいます。パーカー自身も自分に好意が無いと気付いており、お互い心の中で思うことがある中でスキーを楽しむことにします。

丸一日スキーを楽しんだ三人はカフェで休憩を取り、最後にもう一回スキーをしようとリフトを訪れます。するとスキー場は終業時間を迎えており、係員は営業が終了していることを三人に告げます。しかし三人はどうしてもスキーをもう一回滑りたいと思っており、すぐに戻ることを条件に係員へリフトを使用する許可を取ろうと説得します。

あらすじネタバレ:リフト

係員は三人の説得にしぶしぶ応じ、リフトを使用する許可を出します。喜んだ三人はそのままリフトへ乗り込むと、係員は別の係員を呼びに行ってしまいます。その際係員はリンチやダンたち三人がまだリフトに乗っているから電源を切らないようにと引き継ぎを行うのですが、交代した係員が別の三人組と勘違いしてしまい、リンチやダン、パーカーが乗るリフトの電源を切ってしまいます。

このことで映画フローズンの物語は本番を迎えることになり、電源が切れたことでリフトは停止してしまいます。地上から15mの高さにある山腹に取り残された三人はパニックになってしまい、お互い焦る気持ちを慰め合います。しかし天候が急変したことで吹雪が吹き始め、パニック状態の三人はリフトから作業用の車に乗り換えることにします。

あらすじネタバレ:大怪我

雪山に取り残された三人は係員に気付いてもらうために板やストックなどを投げて必死で訴えます。しかし吹雪が吹き荒れる状態では三人の訴えは聞こえるはずもなく、雪山の係員はそのまま下山してしまいます。実は三人が取り残されたスキー場は週末のみ営業しており、三人は孤立無援の状態で1週間耐えることになってしまいます。スキー場が1週間後に再会することを知っている三人はさらにパニックに陥ってしまいます。

するとダンはこの状況から抜け出すためにリフトから飛び降りることで雪山から下山すると提案します。しかしリフトから飛び降りたダンは足が反対向きに曲がって骨が飛び出し、両足を複雑骨折してしまう大けがを負います。大けがを負ったダンは動けなくなってしまい、リフトにいるリンチは他の手段を考えます。そしてリンチはリフトのケーブルを使って梯子がある柱に移動することにし、行動を開始します。

あらすじネタバレ:オオカミ

一方両足を複雑骨折したダンは大量の血を流してしまい、ダンの周りにオオカミが集まってきます。そしてダンはオオカミによって捕食され、絶命してしまいます。ダンの恋人であるパーカーはダンの死亡に泣き叫び、錯乱してしまいます。そして次に日の朝、パーカーは見ず知らずの内にリフトの安全レバーに触れており、あまりの寒さで手が引っ付き、手のひらの皮膚がはがれてしまう大けがを負います。

パーカーはさらに尿意が我慢の限界を迎えており、泣きながら漏らしてしまいます。一方リンチは梯子のある柱へ移動するためにリフトのケーブルを伝っており、ダンを襲ったオオカミがケーブルの下でリンチが落下するのを待ち伏せします。すると突然リンチが伝っているケーブルのあるリフトのボルトが外れたことで傾いてしまい、リンチは絶体絶命のピンチに陥ってしまいます。

映画フローズンの結末をネタバレ解説

映画フローズンについて映画の結末に至るまでのあらすじをネタバレ解説させて頂きました。映画フローズンの物語序盤では若い三人の主人公達が仲良くスキーを楽しむシーンが描かれているのですが、突然リフトに閉じ込められる恐怖が到来します。果たして映画フローズンの主人公達は無事リフトを脱出することができるのでしょうか。次は映画フローズンについて物語の結末のあらすじをネタバレ解説していきます。

結末ネタバレ:残されたパーカー

絶体絶命に陥ってしまったリンチは命からがら梯子がある柱にたどり着きくことに成功します。そしてリンチはスノーボードを使ってオオカミに襲われながら下山を開始します。一方パーカーは一人リフトに閉じ込められたままの状態でさらに一晩過ごすことになってしまいます。翌日パーカーはリフトの上だと救助が来ないと考え、リフトから飛び降りることを決断します。

偶然にもリフトはボルトが外れたことで傾いており、ダンのような重症を負うことなくリフトから飛び降りることに成功します。しかしパーカーは足の上にリフトが落ちたことで怪我を負ってしまいます。それでもパーカーは何としてでも雪山から脱出するために気力を振り絞り、雪山から下山を始めます。

結末ネタバレ:無残な姿のリンチ

リフトから飛び降りて雪山から下山しているパーカーは途中でダンやリンチを襲撃したオオカミと遭遇してしまいます。パーカーはオオカミを見るとそこには無残な姿に変貌を遂げたリンチがいました。スノーボードで雪山から下山しようと試みたリンチはオオカミの襲撃から逃げきることが出来ず、オオカミに殺害されてしまっていました。パーカーはオオカミがリンチを捕食することに夢中であったことで、何とか無事切り抜けます。

そしてパーカーは凍傷で体がボロボロになりながらも雪山から下山することに成功し、倒れてしまいます。すると倒れている場所を通りかかったドライバーに助けてもらうことになり、パーカーは病院へ搬送されます。車に乗り込んだパーカーは唖然とした表情で雪山を見つめるのでした。そして映画フローズンはパーカーのみが生き残り、映画の物語は結末を迎えるのでした。

映画フローズンの登場人物・キャスト

パーカー・オニール/エマ・ベル

パーカー・オニールは映画フローズンにおいて主人公の一人にあたる人物です。パーカーは映画フローズンの主人公の一人であるダンの彼女であり、スキーをするために雪山を訪れていました。しかし係員の勘違いでリフトに取り残されてしまい、恋人のダンが死亡してしまいます。映画フローズンの結末で唯一生き残る人物です。

映画フローズンでパーカーを演じたキャストはアメリカの映画女優であるエマ・ベルです。エマ・ベルは2004年にアメリカのテレビドラマで女優デビューを飾り、2004年に映画「それでも恋するニューヨーク」に出演したことで映画デビューします。そして映画フローズンに出演後、映画「ファイナル・デッドブリッジ」や映画「最狂トワイライト」など数多くの映画作品に出演することになりました。

ジョー・リンチ/ショーン・アシュモア

ジョー・リンチは映画フローズンにおいて主人公の一人にあたる人物です。リンチは映画の序盤で幼馴染のダンとダンの彼女パーカーを連れてスキーへ行くことになります。しかしスキー場にあるリフトに閉じ込められてしまい、孤立無援の状態となってしまいます。そして映画の終盤でスノーボードで下山をしている途中にオオカミに襲われてしまい、死亡してしまいます。

映画フローズンでリンチを演じたキャストはカナダの映画俳優であるショーン・アシュモアです。ショーン・アシュモアは映画女優エマ・ベルと同じくテレビドラマで俳優としてデビューを飾り、1991年に映画「マンハッタン・ラブ/女と男のいい関係」で映画デビューを果たします。その後ショーン・モアは2000年に映画「X-メン」でアイスマン役として映画に出演し、大ブレイクすることになります。

さらに2003年に映画「X-メン2」にもアイスマン役として映画に出演し、MTVムービー・アワードブレイクスルー演技賞を受賞しました。その後も映画「X-メン」のシリーズでアイスマン役を続け、ゲームやアニメの声優も務めています。今現在ショーン・アシュモアは2018年に映画「アクト・オブ・バイオレンス」に出演するなど映画俳優として活躍し続けています。

ダン・ウォーカー/ケヴィン・ゼガーズ

ダン・ウォーカーは映画フローズンにおいて主人公の一人にあたる人物です。ダンは映画の序盤で幼馴染のリンチと共に彼女を連れてスキー場へ訪れます。しかし訪れたスキー場にあるリフトで孤立無援の状態となり、パニックになってしまいます。そして映画中盤でリフトから飛び降りたことで両足に大けがを負います。大けがを負ったダンはオオカミに捕食されてしまい、映画の主人公の中で一番早く脱落してしまいます。

映画フローズンでダンを演じたキャストはカナダの映画俳優であるケヴィン・ゼガーズです。ケヴィン・ゼガーズは6歳から映画で子役として活動しており、1993年に映画俳優マイケル・J・フォックスが主演を務める映画「ライフwithマイキー」で正式に映画デビューを飾ります。映画デビューを果たしたケヴィン・ゼガーズは1997年の映画「エア・バディ」で主役を務めたことで注目を浴びることになります。

そして注目を浴びたケヴィン・ゼガーズは映画「ドーン・オブ・ザ・デッド」や映画「クライモリ」などの有名ホラー映画作品に出演し、2005年の映画「トランスアメリカ」では性同一性障害という難しい役どころを見事に演じたことで映画界において高い評価を獲得します。映画フローズンにおいてもケヴィン・ゼガーズはリフトに閉じ込められてパニックに陥るダンを見事に演じきっています。

映画フローズンに関する感想や評価は?

映画フローズンに関する感想では映画の物語の中でグロテスクな描写にショックを受けたという感想がありました。映画フローズンは雪山のリフトから脱出する物語が描かれているのですが、その映画の物語の中でオオカミに捕食されて人間が無残な姿になってしまうなどグロテスクなシーンが登場します。感想にもある通りスリラー映画のようなグロテスクシーンとなっているので、注意が必要です。

映画フローズン関する感想では非常に怖い映画作品だという感想も見受けられました。映画フローズンは人間の狂気や幽霊などの怖さではなく、自然の怖さを描いたホラー映画であり、リフトという閉鎖的環境からより雪山の怖さが感じられる映画となっています。感想でもある通り、映画序盤から全滅ムードが満ち溢れており、観てる途中で心が折れてしまう方もいました。

映画フローズンに関する感想の中にはリフトに乗ることが怖くなったという感想も寄せられていました。リフトという乗り物は命綱無しの不安定な状態で雪山を移動する機械であり、非常に怖い乗り物です。映画フローズンではこのリフトに取り残される物語が展開され、映画を観ることでよりリフトに対する恐怖が感じられます。

映画フローズンのネタバレまとめ

本記事では映画フローズンについて映画の結末までのあらすじのネタバレや映画に出演しているキャスト、映画に関する感想などをまとめてネタバレ解説させて頂きました。映画フローズンはリフトという狭い舞台で自然の恐ろしさを描いた作品となっており、グロテスクなシーンが多々登場するなどアメリカの映画の中でも特に怖いホラー映画となっています。

また映画に出演しているキャストも有名俳優・女優を起用しており、迫真の演技力によってより自然の怖さが感じられる作品です。本記事を読んで映画フローズンにご興味頂けましたら、是非一度映画フローズンをご覧ください。

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