発情アニマルのあらすじや評価をネタバレ!リメイク版映画との違いは?

映画発情アニマルは1978年に公開されたスプラッターホラー映画です。発情アニマルは1977年に実際に起こった事件を元に制作されており、悲惨なレイプを受けた女性が復讐をしていくというあらすじの物語になっています。また発情アニマルは日本でも高い評価を獲得することになり、アイ・スピット・オン・ユア・グレイブというタイトルでリメイクが制作されました。本記事ではそんな映画発情アニマルについて結末までのあらすじのネタバレやリメイク版のネタバレ情報、映画の感想などをネタバレ紹介していきます。

発情アニマルのあらすじや評価をネタバレ!リメイク版映画との違いは?のイメージ

目次

  1. 発情アニマルとは?
  2. 発情アニマルのあらすじネタバレ
  3. 発情アニマルの結末ネタバレ
  4. 発情アニマルとリメイク版映画の違い
  5. 発情アニマルに主演キャスト
  6. 発情アニマルに関する感想や評価
  7. 発情アニマルの評価やリメイクまとめ

発情アニマルとは?

日本でも公開され、多くの反響を呼んだ映画発情アニマルはその人気からリメイク版であるアイ・スピット・オン・ユア・グレイブが制作されることになり、今なお人気を博している名作スプラッターホラー映画です。では初めに映画発情アニマルの映画情報や、リメイク版であるアイ・スピット・オン・ユア・グレイブの作品情報などをまとめてネタバレ紹介していきます。

発情アニマルの映画情報

映画発情アニマルは元々「悪魔のえじき」というタイトルでアメリカで公開されたスプラッターホラー映画です。悪魔のえじきは1977年に実際に起こった事件をモデルにした作品となっており、ポルノ的なタイトルである発情アニマルは日本で上映された時に付けられた題名です。またポルノ的なタイトルが付けられたことで違う意味で注目を集めてしまい、ポルノ映画と期待した人達を恐怖に陥れることになった問題作です。

そんな問題作となるほどの恐怖を与えた映画発情アニマルは主人公の女性がバカンスの途中で多数の男性に凌辱されてしまい、復讐を誓った主人公が加害者の男性たちを血祭にあげていくというあらすじの物語となっています。こういったあらすじからスカッとするといった評価を集めることになり、日本でこっそりと上映されていたにも関わらず、多くの高評価を集める人気映画作品となりました。

そしてこの人気から「女の日」というタイトルで日本でTV放送されることになり、2010年にはリメイク映画となる「アイ・スピット・オン・ユア・グレイブ」が公開され、大きな話題を呼ぶことになりました。また発情アニマルの人気に注目した映画会社がアイ・スピット・オン・ユア・グレイブと似たようなタイトルで映画を制作することになるのですが、オリジナルの発情アニマルとは全く関係の無いあらすじの物語となっています。

そんな映画界で多くの注目を集めた映画発情アニマルはリメイク版として2012年の6月16日に「発情アニマルアイ・スピット・オン・ユア・グレイブ1978」というタイトルで劇場公開されることになり、再度日本で人気を集めました。本記事ではそんな人気映画発情アニマルについてリメイク版であるアイ・スピット・オン・ユア・グレイブの内容のネタバレや、映画発情アニマルの結末までのあらすじのネタバレをご紹介していきます。

リメイク版は「アイ・スピット・オン・ユア・グレイブ」

映画発情アニマルのリメイク版であるアイ・スピット・オン・ユア・グレイブはオリジナル版である発情アニマルと同じく、別荘を訪れた女性小説家の主人公ジェニファーが地元に住んでいる男性たちに凌辱され、ジェニファーが自身に凌辱を加えた男性たちに復讐していくというあらすじで物語が構成されています。物語はオリジナル版の発情アニマルと同じですが、少し変更点などが加えられているのが特徴となっています。

このオリジナル版発情アニマルとリメイク版アイ・スピット・オン・ユア・グレイブの違いについては後述でご紹介していきます。リメイク版であるアイ・スピット・オン・ユア・グレイブの物語で前半部分は大変観るのが辛いシーンが連続して登場します。主人公ジェニファーは多数の男性たちに暴力などの拷問を受けることになり、最後は凌辱されて川へ身投げしてしまいます。

物語前半は女性の辛いシーンばかりで観るに耐えない映画となっているのですが、映画アイ・スピット・オン・ユア・グレイブの物語で、一番の見どころとなるのが中盤から後半にかけての復讐シーンです。多数の男性から凌辱を受けたジェニファーは川に身投げしたものの生き残ります。そしてジェニファーは弱り切った体で歩きながら、自身を凌辱した男性たちに復讐することを決意します。

そしてジェニファーは加害者を見つけ出し、水酸化ナトリウムの水で窒息させたりや男性器を枝切りバサミで切り落としたりなど自身が受けた何倍もの痛みで復讐を行います。物語のあらすじの内容を見るとスカッとする映画に見えるのですが、いざ映画を観ると特に男性の方は恐怖を覚える作品となっています。なので男性の方がアイ・スピット・オン・ユア・グレイブを観る際は、覚悟を持って観る必要があります。

「アイ・スピット・オン・ユア・グレイブ」の意味

映画発情アニマルのリメイク版であるアイ・スピット・オン・ユア・グレイブですが、このタイトルの意味が気になるという意見が多数寄せられることになりました。このアイ・スピット・オン・ユア・グレイブというタイトルを日本語で訳すと「私はあなたの墓に唾を吐く」という意味になります。まさに映画アイ・スピット・オン・ユア・グレイブの物語にピッタリともいえるタイトルといえるでしょう。

またオリジナル版である発情アニマルも元々のタイトルは「悪魔のえじき」という題名が付けられており、タイトルからも物語の恐ろしさが窺えるものになっています。このタイトルを考えると、日本でオリジナル版が公開された際、ポルノ映画を連想させる発情アニマルというタイトルが付けられたことに謎が非常に残ります。もしかするとタイトルと物語のギャップを狙って名付けられたのかもしれません。

発情アニマルのあらすじネタバレ

あらすじネタバレ:避暑地の別荘へ

ある日女性小説家のジェニファーは避暑地で小説を書くためにニューヨークから避暑地の湖のほとりにある別荘へ足を運んでいました。ジェニファーは別荘に向かう途中でガソリンスタンドに寄り、そこでジョニーという男性と出会いました。このジョニーの横にはスタンレーとアンディという二人の男性が遊んでおり、この出会いがジェニファーの運命を大きく変えてしまう悲劇を生むことになってしまいます。

別荘に着いたジェニファーは周囲に人がいないことを確認し、服を脱いで全裸でプールに入ります。そしてジェニファーは別荘で洋服の片づけをしている際に銃があることを確認します。その後別荘にマシューという人物が食料の配達をするために訪れました。そこでマシューはジェニファーに彼氏の有無を確認し、ジェニファーは彼氏はいないと答えます。

あらすじネタバレ:4人の男達

一方ジェニファーがガソリンスタンドで出会ったジョニー・スタンレー・アンディはいつものように遊んでいました。するとそこに食料配達を済ませたマシューが合流します。そしてマシューを加えた4人の男性は、ボートに乗ってジェニファーがいる湖へ向かうのでした。

あらすじネタバレ:狙われるジェニファー

実はこの4人の男たちはジェニファーの体を狙っており、湖でジェニファーを挑発します。相手にしなかったジェニファーは別荘に戻るのですが、その日の夜に外で異様な音を耳にします。翌日ジェニファーがボートを使って湖に浮かんでいると、そこにジョニー達がモーターボートに乗って現れます。するとジョニー達はモーターボートでジェニファーが乗っているボートを旋回し始めます。

あらすじネタバレ:ジェニファーを襲う4人

ジョニー達はジェニファーが乗っているボートを旋回し、ジェニファーを陸に上げます。そしてジョニーはジェニファーを全裸にして押さえつけ、仲間であるマシューを呼び出します。そしてジョニーはマシューにジェニファーを犯せと命令し、マシューはジェニファーを凌辱します。さらに全裸になって別荘に帰るジェニファーは、途中でジョニー達3人の男たちに凌辱されてしまいます。

そしてジェニファーは別荘に帰っても凌辱を受けることになり、肉体と精神共にボロボロになってしまいます。その後凌辱の限りを尽くしたジョニー達4人の男は別荘から立ち去り、ジェニファーは苦しみの中残されてしまいます。

あらすじネタバレ:復讐を誓うジェニファー

男たちに凌辱されたジェニファーはこのままでは終わりません。ジェニファーは4人の男たちに非常に強い恨みを持ち、復讐することを決意します。そしてジェニファーは復讐を行う許しを得るために教会へ行き、祈りを捧げます。その後ジェニファーは、一番最初に自分を犯したマシューに狙いを定め、森の中で全裸になってマシューを誘惑します。

あらすじネタバレ:始まったリベンジ

全裸で誘惑されて興奮したマシューは、見事にジェニファーの仕掛けた罠にかかります。そしてジェニファーはマシューの首にロープを巻き付けて木に吊るし、首を絞めて殺害します。次にジェニファーはジョニーを狙うことにし、ジョニーを銃で脅して全裸にさせ、共に別荘のお風呂に入浴します。そしてジェニファーはそこでジョニーの股間をナイフでそぎ落とし、ジョニーを浴室へ閉じ込めて亡き者にします。

発情アニマルの結末ネタバレ

結末ネタバレ:次々と殺害される男達

ジェニファーはマシューとジョニーへ復讐することに成功し、次にアンディとスタンレーを標的に定めます。この二人はモーターボートに乗って別荘へ向かっており、ジェニファーはハンモックの上で獲物が来るまで待機します。そしてスタンレーがモーターボートを降りたことを確認し、アンディが乗るモーターボートに乗り込みます。そしてジェニファーはアンディを突き落とし、アンディの周りをモーターボートで旋回します。

結末ネタバレ:復讐の成功

アンディが突き落とされたことに気付いたスタンレーは斧でジェニファーを襲うものの、斧がモーターボートに落ちてしまいます。ジェニファーはこの好機を見逃さず、スタンレーが落とした斧を拾ってスタンレーを切りつけて殺害します。

そしてジェニファーは残るアンディを助けるふりをして騙されたアンディをモーターボートのスクリューに巻き込んで惨殺します。こうしてジェニファーは自らを凌辱した男たち全てを殺害し、復讐をやり遂げます。そして映画発情アニマルの物語は幕を下ろし、結末を迎えるのでした。

発情アニマルとリメイク版映画の違い

獣のようにヒロインを凌辱する男達

映画発情アニマルとリメイク版のアイ・スピット・オン・ユア・グレイブで一番大きく変更されているのが主人公を凌辱する男たちです。リメイク版のアイ・スピット・オン・ユア・グレイブでは、主人公を凌辱する男たちは性欲の塊となって一斉に主人公を襲います。一方オリジナル版ではまるで獲物を狙う獣のように、一人づつ場面を変えて主人公を凌辱します。

特にオリジナル版ではハーモニカを吹いて主人公を追い詰めるというシーンがあり、逃げる場所が無い恐怖を見事に表現しています。このことからオリジナル版の発情アニマルは、リメイク版であるアイ・スピット・オン・ユア・グレイブよりも視聴者に強い恐怖を与える作品となっています。

リメイク版の見どころはリベンジシーン

映画発情アニマルのリメイク版であるアイ・スピット・オン・ユア・グレイブはオリジナル版よりも男たちの怖さが半減しているのですが、一方主人公が行う復讐シーンはリメイク版のアイ・スピット・オン・ユア・グレイブの方が強烈です。リメイク版では主人公が別人のようになっており、オリジナル版よりも惨い復讐を行います。この主人公の復讐シーンがリメイク版で一番の見どころとなるシーンとなっています。

発情アニマルに主演キャスト

主演女優のカミール・キートン

映画発情アニマルにおいて主人公ジェニファーを演じたキャストはアメリカの女優であるカミール・キートンです。カミール・キートンは1972年の映画「ソランジェ残酷なメルヘン」に出演したことで映画デビューを果たします。そしてカミール・キートンは1978年に公開された本記事の発情アニマルに出演し、悲惨なシーンを見事に演じきったことからアメリカの映画界で高い評価を獲得します。

映画発情アニマルに出演したことで高い評価を獲得したカミール・キートンは2005年まで「バトル・フォース」や「コンクリート・ジャングル」などの映画でキャストを務めました。そんな女優カミール・キートンは実は「世界三大喜劇王」の一人であるバスター・キートンの孫にあたる人物であり、カミール・キートンの優れた演技力はバスター・キートンの血が流れている証となっています。

発情アニマルに関する感想や評価

映画発情アニマルに関する感想・評価では物語前半が胸糞すぎるといった感想・評価が寄せられました。映画発情アニマルは物語の序盤に主人公が男たちに観るに耐えない凌辱を受けてしまいます。しかし凌辱を受けた主人公はまるで悪鬼の如く男たちに復讐を行います。この復讐シーンは人間の強い恨みの怖さを非常に感じさせられるといった感想・評価が寄せられることになりました。

映画発情アニマルに関する感想・評価で他には最後のラストシーンがすごいといった感想・評価が見受けられました。映画発情アニマルの結末で主人公はモーターボートのスクリューで加害者を惨殺して復讐を遂げます。このシーンは非常に残酷で痛々しい場面となっているのですが、映画発情アニマルで一番壮絶なシーンとして映画発情アニマルの見どころの一つとなっています。

発情アニマルの評価やリメイクまとめ

本記事では映画発情アニマルについてリメイク版の内容や結末までのあらすじのネタバレなどをご紹介しました。映画発情アニマルとリメイク版は物語の大筋は同じですが、男たちに凌辱されるシーンや凌辱した男たちに復讐するシーンなどが変更されており、両方観ることをおすすめできる作品となっています。是非本記事のまとめをご参考にして頂き、映画発情アニマルシリーズをチェックしてみてください。

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