13ゴースト(2001年映画)のあらすじ・結末をネタバレ!リメイク版の感想は?

2001年にリメイク版が公開された映画「13ゴースト」について、ネタバレを含めたあらすじから結末までをまとめてご紹介します。13ゴーストを観た事がないという人はもちろん、既に鑑賞した事があるという人でも改めて13ゴーストを観たくなるかもしれません。更に実際に13ゴーストを鑑賞したという人の感想などもまとめているので、リメイク版の13ゴーストや登場する幽霊達が気になっている人は要チェックです。

13ゴースト(2001年映画)のあらすじ・結末をネタバレ!リメイク版の感想は?のイメージ

目次

  1. 13ゴースト(2001年リメイク版)とは?
  2. 13ゴースト(2001年リメイク版)の映画あらすじをネタバレ
  3. 13ゴースト(2001年リメイク版)の映画結末をネタバレ
  4. 13ゴースト(2001年リメイク版)のキャスト・登場人物
  5. 13ゴースト(2001年リメイク版)に関する感想や評価は?
  6. 13ゴースト(2001年リメイク版)のネタバレまとめ

13ゴースト(2001年リメイク版)とは?

ホラー映画が好きだという場合にはチェックしている人も多い「13ゴースト」ですが、今回は2001年にリメイク版が公開された映画13ゴーストについて、ネタバレを含めたあらすじや結末を詳しくご紹介します。幽霊が苦手だという人やグロテスクな描写のある映画が苦手だという人、更にはネタバレは知りたくないという人はくれぐれも閲覧にはご注意ください。13ゴーストとは一体どの様な映画なのでしょうか?

13ゴースト(リメイク版)の作品情報

今回ご紹介する映画13ゴーストは、1960年に製作されたオリジナル版「13ゴースト」が2001年にリメイク版として製作されたものです。とある事故により死亡した大富豪の遺産を相続する事となった甥が主人公で、子ども二人と子守りを連れて豪邸を訪れる事となります。しかしそこはただの豪華な屋敷ではなく、薄暗い地下室に恐ろしい幽霊達が封じ込められているとんでもない幽霊屋敷だったのです。

13ゴースト(リメイク版)の監督

名前:スティーヴ・ベック
生年月日:不明
出身:アメリカ カリフォルニア州
監督作品:「ゴーストシップ」「13ゴースト」

13ゴースト(2001年リメイク版)の映画あらすじをネタバレ

リメイク作品としても評価の高い映画13ゴーストですが、早速ネタバレを含めたあらすじをご紹介します。主人公一家は何故幽霊屋敷を訪れる事となってしまったのか、幽霊達は何故屋敷の中にいるのか、たっぷりのネタバレと共にお届けしていきます。まだ13ゴーストを観た事がないという人や、グロテスクな描写が苦手な方、13ゴーストの鑑賞前にネタバレはあまり知りたくないという人は閲覧にはくれぐれもご注意ください。

あらすじネタバレ:目的

大富豪のサイラスは「破壊者」と呼ばれる恐ろしい幽霊を捕まえる為に、霊能力者のデニスや部下を引き連れて廃車置き場を訪れました。幽霊を捕らえる為の特別な檻を設置し、どうにか破壊者を捕まえる事には成功しました。しかしその過程で多くの部下が命を落とし、更にはサイラス自身も死亡しているのをデニスが見つけます。サイラスが目的としていたのは13体の幽霊の捕獲であり、破壊者は12番目に捕まえた幽霊でした。

あらすじネタバレ:家族

娘のキャシーと息子のボビー、そして家政婦のマギーを雇い狭いアパートで暮らす父親のアーサーは、半年前に起こった火事により妻と私財を失ってしまい、細々とした生活を続けていました。そんなある日やってきた弁護士は、アーサーの叔父の依頼により遺産相続の話を持ち掛けます。この叔父こそが大富豪のサイラスであり、遺言の動画を観た一家は相続する事となる豪邸を見る為に車を走らせて現地へ向かう事にしました。

あらすじネタバレ:豪邸

サイラスの豪邸はプライバシーを保護する為に周囲には家が一軒も無く、強化ガラスを使い建てられた豪邸でした。ガラスには沢山のラテン語が刻まれており、開錠の為の鍵も特殊な仕様となっています。家の中に入る際に電気工事技師であると名乗るデニスが現れ、一家と共に家の中へと入り込みます。子ども達は大豪邸に大喜びするものの、アーサーは資金が無い事や豪邸の異様さに素直に話を受け入れきれずにいました。

あらすじネタバレ:地下室

一家から離れ地下室を調べに向かったデニスは、異変を感じて特殊な眼鏡を装着します。するとそこには特殊な檻である「キューブ」の中に閉じ込められた幽霊達の姿があり、これまでにサイラスが捕獲した幽霊達を全てこの豪邸の地下室に閉じ込めていた事を知ります。驚いたデニスは慌てて地下室を脱出し、遺産相続の手続きをしようとしていたアーサーの元へ向かうと、地下室の幽霊達の話をしてアーサーに警告をします。

自らの正体が電気技師ではなくサイラスに協力して幽霊を捕獲していた事を打ち明けますが、突拍子もない話をアーサーは信じようとしません。突然発作を起こしたデニスは倒れ込み、心配したアーサーが触れるとデニスには妻を失ったアーサーの過去が脳内に流れ込んできました。混乱に乗じて姿を消した弁護士は密かに地下室へと向かいます。弁護士は全てを知っており、サイラスの報酬を独り占めにしようとしていたのです。

あらすじネタバレ:弁護士

特殊な眼鏡を持っていた弁護士はキューブに閉じ込められている幽霊を挑発しながら、目的の部屋へ辿り着くと報酬の入ったアタッシュケースを手に入れます。しかしケースを取った事で屋敷の中に仕掛けられた装置が作動し始め、幽霊を閉じ込めていたキューブの扉が開き始めてしまいます。外に出る幽霊の姿に驚いた弁護士は逃げようとしますが、稼働したガラスのドアに挟まれて弁護士は一瞬のうちに真っ二つとなってしまいます。

あらすじネタバレ:捜索

半信半疑でありながらもデニスの訴えに屋敷を出る決意をしたアーサーですが、見た事もない様な豪邸の中で子ども達がじっとしていられる筈もなく、消えてしまった三人を探し回ります。その間にも幽霊達はまた1体と解放されていき、子ども達にも魔の手が忍び寄ります。キャシーとマギーとの合流に成功するものの、まだ幽霊の存在を信じきれておらず地下室へ行こうとするアーサーをデニスは慌てて止めようとします。

あらすじネタバレ:ボビー

同行したがらないデニスを交渉の末に協力させたアーサーは、広い地下室でボビーを見つける為に二手に分かれる提案をします。アーサーはキャシーと、デニスはマギーと共に地下室でボビーを探します。一方で幽霊の罠により地下室へ入り込んでしまったボビーは、死んだ筈の母親の姿を目にします。しかしその直後に今度はサイラスの幽霊が姿を現し、悲鳴と共にボビーの行方はわからなくなってしまいました。

あらすじネタバレ:幽霊

アーサーは地下室でボビーの持っていた録音機を発見し、録音されていたボビーの悲鳴に不安を募らせます。本当に幽霊が存在しているのではと感じ始めるキャシーを怒るアーサーですが、ボビーの落としていた眼鏡をかけたキャシーは目の前に幽霊の姿を見つけ、同時に襲われてしまいます。眼鏡をかけていないアーサーには突然キャシーに傷がつき、空中に浮いている様に見えますが明らかにただ事ではないとわかり慌てます。

必死にキャシーを助けようとするアーサーですが、そこに突然見知らぬ女性が現れ二人を救ってくれます。女性はカリーナと名乗り、サイラスの豪邸は悪魔の装置であり、原動力とされている幽霊達を解放する為にやってきたのだと話します。行方不明のボビーを救う為にもカリーナに協力する事を決めたアーサーですが、振り返るといつの間にかキャシーの姿が消えている事に気付きました。

あらすじネタバレ:妻

デニス達も幽霊に襲われながらもどうにかアーサー達との合流に成功し、安全地帯である図書室へと移動します。そこで口論をするデニスとカリーナですが、実は屋敷の中に封じ込められている12体の幽霊のうち、アーサーは4番目の幽霊「悲しむ妻」が自分の妻である事を知ります。妻の死が事故ではなく意図的なものであった事を知ったアーサーはデニスを殴りつけ、子ども達を救う為にカリーナの話に耳を傾ける事とします。

13ゴースト(2001年リメイク版)の映画結末をネタバレ

恐ろしい幽霊に襲われるだけではなく、妻もまた幽霊となり捕らわれているという驚愕の事実が明らかとなった13ゴーストのあらすじですが、果たして一家は恐怖の屋敷を逃げ出す事ができるのかその結末から目が離せません。続いてはそんな13ゴーストの気になる結末までをネタバレ込みでご紹介します。ただ恐ろしいだけではない13ゴーストという映画の結末に、鑑賞後には一体どの様な感想を抱くでしょうか?

結末ネタバレ:12体の幽霊

サイラスの屋敷はそのものが恐ろしい装置となっており、12体の幽霊を原動力としてエネルギーを集め、それにより過去や未来を見通す事のできる力を得られるのだと言われています。12体の幽霊が全て解放されてしまえば悪魔の装置が完成してしまう事となりますが、サイラスと共に幽霊を集めていたデニスは、サイラスが「幽霊は13体必要だ」と言っていた事を思い出してカリーナに疑問を投げかけます。

結末ネタバレ:13体目

実は13体目の幽霊は万が一の際の保険として必要な存在であり、装置を止める為には自ら犠牲となり幽霊となる人間が必要だったのです。それこそが家族への愛により犠牲となるべく選ばれた、アーサー自身でした。家族を守る為には自らの命と引き換えに装置を止めなければならないと知ったアーサーは、幽霊が通り抜ける事のできない呪文の書かれたガラスの壁を盾に、デニスと共に子ども達の無事を確かめに行く事にします。

結末ネタバレ:サイラス

一方装置の中心部へ辿り着いたカリーナとマギーは、装置を壊す為の爆破装置を設置する最中にサイラスの亡霊に遭遇します。驚くマギーに対して攻撃をしたのは何とカリーナで、実は彼女は味方ではなく始めからサイラスと共謀をしていた人物だったのです。更にサイラスは実は死亡しておらず、カリーナから受け取った秘伝書と呪文のテープにより装置を作動させると動く壁の中にカリーナを閉じ込め、彼女を圧死させてしまいます。

結末ネタバレ:デニス

アーサー達は道中で様々な幽霊に襲われますが、凶暴な幽霊を前に己の死を予知していたデニスはアーサーを守り命を落としてしまいます。やがて呪文のテープが屋敷の中に響き渡り、幽霊達は装置の方へと引き寄せられていきます。そんな中アーサーの前に幽霊となった妻が姿を現し、アーサーは弱音を吐きながら涙しますが呪文の力によって妻もまた装置の方へと強制的に移動させられてしまいます。

結末ネタバレ:解放

12体の幽霊に囲まれた装置の中央には、子ども達の姿がありました。その時気絶していたマギーが意識を取り戻し、制御装置を滅茶苦茶にいじった為にテープから流れていた呪文が狂い、装置から離れた幽霊達はサイラスの元へ集まります。恨みを持つ幽霊達はサイラスを持ち上げると、装置の中央で不規則に動き回るカッターの中へとサイラスを投げ込み、サイラスはバラバラになり死亡してしまいました。

しかし装置を止める為にはサイラスと同じ場所へ飛び込まなければならず、躊躇するアーサーの所へ幽霊となったデニスが現れ背中を押してくれます。勇気を出して飛び込んだアーサーは無事に子ども達の元へ辿り着き、建物ごと装置が壊れてしまうと幽霊達はようやく解放され姿を消していきました。三人の周囲で回転する装置の上には妻の姿だけが残り、「愛している」の言葉と共に妻の幽霊もまた解放されていきました。

13ゴースト(2001年リメイク版)のキャスト・登場人物

幽霊の恐ろしさや家族愛を感じる事のできる映画13ゴーストですが、続いてはそんな13ゴーストに登場する主要キャストをご紹介します。登場人物は多くはないものの個性的なメンバーばかりで、キャストが気になった方は出演作品などもチェックしてみると良いのではないでしょうか?

アーサー・クリティコス/トニー・シャルーブ

生年月日:1953年10月6日(現在65歳)
出身:ウィスコンシン州グリーンベイ
身長:177cm
職業:俳優
出演作品:「メン・イン・ブラック」「スパイキッズ」「名探偵モンク」

アーサーは13ゴーストの主人公であり、二人の子どもの父親です。火事により多くを失ってしまった為に生活に余裕は無いものの、愛情に溢れ家族の為に命を捨てる決断をできるほどの男性です。

カリーナ/エンベス・デイヴィッツ

生年月日:1965年8月11日(現在53歳)
出身:アメリカ合衆国インディアナ州ラファイエット
身長:173cm
職業:女優
出演作品:「シンドラーのリスト」「マチルダ」「アメイジング・スパイダーマン」

心霊現象や魔術といった非科学的なものを研究しており、始めはサイラスに対抗する人物として登場したものの、実はサイラスの仲間である事がわかりました。サイラスの恋人であったものの都合よく利用され、用済みになるとサイラスにより殺されてしまいます。

デニス・ラフキン/マシュー・リラード

生年月日:1970年1月24日(現在49歳)
出身:ミシガン州ランシング
身長:192cm
職業:俳優
出演作品:「スクリーム」「デッドマンズ・カーブ」「ファミリー・ツリー」

他人に触れると記憶を覗き見る事のできる霊能力者で、金の為にサイラスに協力をしていたものの報酬を得る事はできず、最後は罪滅ぼしをする様にアーサーを守り犠牲となってしまいます。

サイラス・クリティコス/F・マーリー・エイブラハム

生年月日:1939年10月24日(現在79歳)
出身:アメリカ合衆国ピッツバーグ
身長:180cm
職業:俳優
出演作品:「アマデウス」「グランド・ブダペスト・ホテル」「HOMELAND」

大富豪であり装置を完成させる為に幽霊を集めていた張本人で、装置に必要な幽霊を集める為にアーサーの妻を4番目の幽霊とし、更にアーサー自身も13番目の幽霊として犠牲にしようと企んでいました。

13ゴースト(2001年リメイク版)に関する感想や評価は?

見応え十分なリメイク版の映画13ゴーストですが、実際に13ゴーストを鑑賞した人の感想や評価なども気になるのではないでしょうか?続いては13ゴーストを鑑賞したという人の感想についても少しだけご紹介します。リメイク版の13ゴーストは果たしてどの様な感想が呟かれているのでしょうか?

13ゴーストには総勢12体の幽霊達が登場しますが、どの幽霊も個性的な姿をしており、その幽霊達を観るだけでも楽しめる映画であるとの感想も見受けられました。人数が多い分で殆ど登場しない幽霊もいる為、幽霊達が各自十分な見せ場を作れるだけの尺が欲しかったという感想もある様です。

あまり面白くないと感じる映画は一度観れば十分ですが、13ゴーストは定期的に鑑賞したくなるといった感想も見られる映画となっています。リメイク版だけでなくオリジナル版を知らないという人は、リメイク版との違いを比較しながらの鑑賞も楽しいかもしれません。

幽霊の登場する恐ろしいだけの映画かと思いきや、意外にも家族愛も感じられる映画であるとの感想もありました。恐怖と切なさの入り混じる13ゴーストは、ホラー映画が好きだという人以外にも楽しめる映画でもあるのかもしれません。

13ゴースト(2001年リメイク版)のネタバレまとめ

2001年にリメイク版が公開された映画13ゴーストについて、あらすじから結末までをネタバレも含めてご紹介しましたが、13ゴーストを知らなかったという人も鑑賞してみたくなったのではないでしょうか?過激な描写に耐性の無い人には注意が必要な場面もありますが、ただ怖いだけではないストーリー構成となっている為、楽しめる人も多い映画となっている筈です。

近年では様々な映画のリメイク版が製作され公開されていますが、オリジナル版と比較しながら鑑賞できるリメイク映画は、何度でも楽しみながら感想を言い合う事ができる映画でもあるのかもしれません。幽霊映画だからと遠ざけてしまうのではなく、この機会にまずは一度13ゴーストを鑑賞してみてはいかがでしょうか?

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