映画ステルスのあらすじと結末をネタバレ!4人目のパイロット・戦闘機エディとは?

映画ステルスは、アメリカ海軍が極秘で進めていたテロ対策プロジェクトに選ばれた、ベン、カーラ、ヘンリーの三人のトップガンと、人工知能を搭載した無人戦闘機エディとの死闘を描いた作品です。無人戦闘機のエディは最強・最速の戦闘機とされ開発されますが、突如暴走を始めてしまいます。三人のトップガンはエディを撃墜することができるのでしょうか。映画ステルスのあらすじと結末をネタバレしていきます。

映画ステルスのあらすじと結末をネタバレ!4人目のパイロット・戦闘機エディとは?のイメージ

目次

  1. 映画ステルスとは?
  2. 映画ステルスのあらすじネタバレ
  3. 映画ステルスの結末ネタバレ
  4. 映画ステルスの戦闘機エディを考察
  5. 映画ステルスに関する感想や評価は?
  6. 映画ステルスのネタバレまとめ

映画ステルスとは?

映画ステルスのあらすじと結末についてネタバレしていきます。映画ステルスの舞台は近未来で、頻発するテロの脅威を排除することを目的に、最新鋭のテクノロジーが導入されることが決定されます。400名以上の優秀なパイロットが海軍の実験的な作戦に志願し、そこから特に優秀な3名が選ばれます。様々な厳しい訓練を積み、ついに空母に乗りこむ3人、そこで彼らが出会ったのは最高機密である無人ステルス機エディでした。

映画ステルスの作品情報

映画『ステルス』は、2005年のアメリカ映画で、監督は『ワイルド・スピード』等を手掛けたロブ・コーエンです。近未来の世界を舞台とした戦闘機アクション映画で、アメリカ海軍も撮影に協力しています。

映画ステルスの撮影に関してまとめます。空母エイブラハム・リンカーン艦上でのシーンは、太平洋で訓練中の実際の空母エイブラハム・リンカーンで撮影されました。追加のシーンでは、同型艦のニミッツやカール・ヴィンソンで撮影がなされました。その他のシーンは、タイやオーストラリア、ニュージーランドなどでロケが行われました。

映画ステルスのキャスト

無人戦闘機エディ(声ーウェントワース・ミラー)。本作の主役ともいえる存在で、「超深部侵入機」エクストリーム・ディープ・インヴェーダー(Extreme Deep Invader)通称エディです。AIを搭載し、完全に独立した無人戦闘機です。コールサインは「ティンマン」です。

ベン・ギャノン大尉(ジョシュ・ルーカス)。本作の主人公で、両親は幼い頃に他界しています。問題児であった彼は、様々な引き取り先を転々としています。負けず嫌いで、本能と直感にて行動する人物です。優れた判断力と才能を併せ持ち、海軍のトップエースに上り詰めます。コールサインは「タロン1」です。

カーラ・ウェイド大尉(ジェシカ・ビール)。近未来の世界でも数少ない女性の優秀なパイロットです。性格は勝気で非常に勇敢で、現在では海軍のトップエースの一人です。コールサインは「タロン2」です。

ヘンリー・パーセル大尉(ジェイミー・フォックス)。とても陽気な性格で、女好きな海軍のエースパイロットです。幼い頃から飛行機好きな天才で、宗教や哲学等に博学です。コールサインは「タロン3」。エディの暴走に巻き込まれ、命を落としてしまいます。

ジョージ・カミングス大佐(サム・シェパード)。ベンやカーラやヘンリーの直属の上司です。無人戦闘機開発計画の担当者であり、実証試験も兼ねた対テロ攻撃部隊の指揮も務めています。功を焦るあまり性急なところが有り、エディの暴走を予見しつつも作戦を優先し、部下や民間人たちの命を危険に晒します。

ディック・マーシュフィールド大佐(ジョー・モートン)。原子力空母「エイブラハム・リンカーン」の艦長。優秀なパイロットあがりで、実直な海軍将校です。ヘンリーにとって憧れの存在であります。

キース・オービット博士(リチャード・ロクスバーグ)。エディのAIを創った科学者ですが、エディの予想外の行動に右往左往してしまいます。

映画ステルスのあらすじネタバレ

ここから映画ステルスのあらすじをネタバレしていきます。舞台は近未来のアメリカで、海軍ではテロ対策に向けた極秘プロジェクトが立ち上がります。多くのエリートパイロットが志願し、最終的にベン・ギャノン大尉、カーラ・ウェイド大尉、ヘンリー・パーセル大尉の3人が残りました。

このプロジェクトを計画したジョージ・ カミングス大佐の指揮の下、最新鋭ステルス戦闘機で訓練を行い、互いのチームワークを高めます。ネバダ砂漠での演習を終えた三人に、カミングスから更に仲間が加わることを聞かされます。

あらすじネタバレ:戦闘機エディ

ベンたち3人はフィリピン海上沖で、航空母艦エイブラハム・リンカーンに乗り込みます。そこでカミングスは、最新鋭のAIが搭載された無人ステルス戦闘機をベンたちに公開します。その戦闘機に搭載されたAIこそが、エディと名付けられた4人目の新たな仲間でした。エディは自ら学習し、様々な経験を記録し成長するAIです。その後ベンたちは、カミングスの親友で、空母の艦長であるディック・マーシュフィールドと面会します。ディック自身は新しい未知の兵器の性急な実用化には懸念を持っていました。

そんな懸念をよそに、カミングスはベンたちに、エディを伴った実戦任務を命じます。その任務とはミャンマーにおいてテロ組織の幹部が集結しているビルを攻撃するものでした。 ベンたちはビルへの攻撃によって周辺に住む多くの人々に被害が及ぶ危険性を感じ、攻撃の中止を求めます。しかし、カミングスは作戦続行を求めます。そんな中、 エディは上空からのピンポイント攻撃を提案します。カミングスはエディに攻撃に攻撃を命じますが、それに反してベンが攻撃を成功させます。

厳しい任務を終えて空母へ帰る際、不慮の落雷によってエディは損傷を負ってしまいます。空母では、エンジニアのティムがエディを修理します。ベンはティムから、 エディの開発者がキース・オービットという博士であることを聞きます。ベンはティムに対して、エディへの不信感を強く持っていることを告白します。

カミングスはエディの修理が終わるまで、ベンたち3人にタイで休暇を取るように勧めます。タイで休暇中のベンは、ヘンリーと会話している中でカーラを愛していることを打ち明けます。ヘンリーはベンに対して、カーラは将来の幹部候補生となっているため、その気持ちを抑えるようにベンを諭したのでした。

あらすじネタバレ:暴走するエディ

ベンたちに再び任務の連絡が入り、内容はタジキスタンにおいて移送中の核弾頭を破壊するものでした。ベンたち3人は戦闘機に乗り、修理を終えたエディと共に出撃します。標的を発見し捕捉したベンたちですが、近くに農村があることに気付きます。そのまま攻撃してしまえば、多くの罪のない農民が犠牲になることになります。ベンは攻撃の中止を求めますが、カミングスは認めません。ベンはカミングスの命令に背いて攻撃中止を決定しますが、エディのみは命令に従わず、ミサイルを撃ってしまいます。

ここで、本映画の主人公が操る架空の艦上戦闘機F/A-37についてみていきます。最高速度はマッハ4程まで出すことができ、翼は可変式になっています。排気口は横に長い台形で、空気取り入れ口は機体上部にあり、コックピット後方に垂直に供えられたリフトファンと、エンジン下部にも排気口がある。武装は二門ずつの機関砲をもっており、胴体中央下部にはミサイルを搭載可能です。タロン1~3の違いは、機首にあるカナード翼によって判別することができるようになっています。

あらすじネタバレ:追跡

任務は終了し帰還する予定でしたが、エディは新たな任務に移ろうとします。3人は編隊を離脱したエディを追跡し、エディを捕捉したヘンリーが説得を試みます。ヘンリーの説得にも関わらず、エディは帰還を拒否します。ベンはヘンリーに、エディに対する攻撃を命じました。エディはヘンリーの放ったミサイルを回避し、逆にヘンリーを追い詰めて殺してしまいました。カーラもまたヘンリーの機体の破片が当たったことで、機体が故障してしまい帰艦を余儀なくされてしまったため、ベンは一人でエディを追跡します。

映画ステルスの結末ネタバレ

映画ステルスの結末についてネタバレしていきます。ここまでのあらすじでは、3人のエースと無人戦闘機エディとの出会い、任務の中のアクシデントが原因で暴走してしまうエディについてまとめてきました。ヘンリーは死んでしまいましたが、ベンとカーラとエディはどのような結末を迎えるのでしょうか。

結末ネタバレ:裏切り

カーラの機体は不幸にも帰艦途中に墜落しますが、カーラ自身は脱出してパラシュートで降下します。しかし、カーラはアメリカと関係の良くない北朝鮮に降り立ってしまい、墜落に気付いた兵士たちに捜索され追われる身となります。一方、ベンは残量少ない燃料を空中給油で補いつつ、エディを発見することに成功します。エディは追跡してきたベンを挑発し、ロシアの領空へと向かってしまいます。エディの目的は、演習用の仮想標的であったシベリアにある核融合施設を、実際に攻撃することでした。

エディを追ったベンは、領空侵犯を防ぐために迎撃してきたロシア機の攻撃を受けます。ベンはロシア機を撃墜しますが、エディは戦闘不能になるほどの損傷を負いました。ベンはエディを説得し、カミングスと連絡を取ります。カミングスはベンに、エディを連れてアラスカのある施設へ行くよう命じます。カミングスは今回のトラブルが表沙汰になることで責任を追及されることを避けるため、エディの設定を初期化してベンを殺そうとします。

結末ネタバレ:エディ自爆

ベンはカミングスの裏切りをなんとか振り切り、エディの生みの親である博士の協力で、エディに搭乗してカーラの救出に向かいます。ベンとカーラは北朝鮮のヘリコプターに見つかり、攻撃されそうになります。その瞬間、エディはヘリコプターへ突っ込み、自爆して二人を助けます。無事に国境を越えた二人は、ヘンリーの葬儀に出席します。二人はお互いの想いを伝え結ばれ、結末を迎えます。

映画ステルスの戦闘機エディを考察

ここでは、映画ステルスの主役ともいえる無人戦闘機エディについてまとめていきます。あらすじと結末のネタバレでもまとめたように、最新のAIを搭載しているはずのエディは暴走を始めてしまします。エディはなぜこのような悲劇的な結末を迎えてしまったのか、考察していきます。

戦闘機エディの親は誰?

エディのAIを創ったのはキース・オービット博士(リチャード・ロクスバーグ)という科学者でした。直接的な生みの親はオービットでしたが、ジョージ・カミングス大佐(サム・シェパード)のプロジェクトで生み出されたという点では、カミングスももう一人の親と言えるでしょう。

戦闘機エディは感情が芽生えた?

エディは任務から帰還中に落雷を受けたことにより、神経回路に変化が起こってしまいます。独断で極秘ファイルにアクセスし、敵を定めて攻撃しようとしました。そのために本来仲間であるはずのヘンリーを排除してしまいます。ただ、エディは引火爆発しかけた自身をベンが助けたことで、変化が生じていきます。

故障してしまったエディのデータを消去しようとするオービットに対して、自分の目的のためにヘンリーを殺すことになってしまったためデータを消去したいが、神経回路がこれまでとは違ったパターンをしていることで、自身では消去できなくなってしまったとエディは吐露します。人間でいうところの感情が、エディに芽生えてしまったのでしょうか。エディは最後に自爆という結末を迎えてしまいます。

最新のAIを搭載しているはずのエディが、なぜこのような悲劇的な結末を迎えてしまったのかということに関して考えられるのは、カミングスが性急に計画や作戦を推し進めてしまった結果であるということが一番に挙げられます。人間のミスがAIのエディを追い込んでしまったのかもしれません。

映画ステルスに関する感想や評価は?

ここまで、映画ステルスのあらすじや結末についてネタバレしてきました。ここで、映画ステルスを観た方々の感想や評価についてまとめていきます。

この方は映画ステルスの戦闘機同士のドッグファイトや、ヘンリーとエディの対決シーンについて取り上げています。この映画の売りである戦闘機アクションは高く評価されているようです。

この方も映画ステルスの戦闘機同士のドッグファイトシーンを高く評価しており、この映画を観た多くの方にとって、深く印象に残るシーンであることが伺えます。

映画ステルスを観て、戦闘機に興味を持った方もいたようです。近未来の最新鋭戦闘機の姿を描いた映画ステルスには、実際の戦闘機への興味を引くような見事な美術的価値もあるようです。

この方は、ゲームのエースコンバットや映画のトップガンと映画ステルスを比較しながら、映画ステルスが時代を先取りした有人機と無人機との戦いを描いていたことを評価しています。

映画ステルスに関する感想や評価をまとめると、多くの方が戦闘機同士のドッグファイトやステルス機のシーンに関して発言していることがわかりました。有人機と無人機の戦いについて、映画ステルスが時代を先取りしていたと述べる方もおり、今後も再評価がなされるかもしれません。

映画ステルスのネタバレまとめ

映画ステルスについてあらすじと結末についてネタバレしてきました。圧倒的なステルス機の戦闘シーンや存在感について評価する声が多かったです。あらすじでは、AIが暴走して人間が止めるという結末を迎えています。AIが様々な分野で進出していきている昨今において、人間と機械の関係を考えるには非常に良い映画だと言われている本作品をご覧になってはいかがでしょうか?

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