スノーホワイト 氷の王国の評価が低い理由は?ネタバレあらすじや映画キャストまとめ

有名な童話・白雪姫に登場する魔女の視点で描かれている「スノーホワイト 氷の王国」は、イギリスとアメリカ合衆国の合作映画となっています。日本での上映は主演キャストもさる事ながら吹き替えている声優陣も豪華となっています。しかし、その評価が低い理由と言うのが何なのかを知る為に、ここではあらすじやネタバレを織り交ぜながらスノーホワイト 氷の王国についてまとめていきます。

スノーホワイト 氷の王国の評価が低い理由は?ネタバレあらすじや映画キャストまとめのイメージ

目次

  1. スノーホワイト 氷の王国とは?
  2. スノーホワイト 氷の王国の評価が低い理由
  3. スノーホワイト 氷の王国の映画あらすじをネタバレ
  4. スノーホワイト 氷の王国の声優キャスト
  5. スノーホワイト 氷の王国に関する感想や評価は?
  6. スノーホワイト 氷の王国の評価が低い理由まとめ

スノーホワイト 氷の王国とは?

2012年に公開された「スノーホワイト」の続編としてイギリスとアメリカ合衆国で合作して作成されたのが「スノーホワイト 氷の王国」になります。監督は前作・スノーホワイトにてVFXスーパーバイザーを務めたセドリック・ニコラス=トロイアンが初監督をしています。

前作・スノーホワイトと違い、今回のスノーホワイト 氷の王国では「魔女の妹」が中心となって物語が進みます。魔女サイドが主人公として描かれているという事もあり、注目度は前作と同じかそれ以上と言われていました。しかし、海外では評価が低いといった声が多く見られます。ここではあらすじやネタバレだけでなく、映画情報なども交えてまとめていきます。

スノーホワイト 氷の王国の映画作品情報

前作であるスノーホワイトから4年の歳月を経て作成されたのが、今作の「スノーホワイト 氷の王国」になります。前作に設定されていた設定やキャスティングなどは引き継がれていますが、大まかな変動が見られる事からファンの間でも「前作を観なくても見られる映画」と言われています。また、スノーホワイト視点ではなく魔女であるフレイヤ(ラヴェンナの妹)視点で作られているために、前作とは異なる正義や価値観が観られます。

スノーホワイト 氷の王国の予告編動画

スノーホワイト 氷の王国の予告動画は前作に比べるととてもスケールの大きなものになっているようなイメージを感じる事ができます。また、前作と設定を同じにしながらも全然別の視点から描かれている作品となるため、前作をまだ視聴した事がない人でも楽しめるような映画となっています。また、キャスト陣も前作から引き継がれている事から、多くのファンが注目する作品として期待値が高いものとなります。

スノーホワイト 氷の王国のキャスト

前作よりも豪華なキャストとなっているスノーホワイト 氷の王国に登場するメインキャストをここではまとめていきたいと思います。また、その豪華キャストの声を担当している声優も合わせて紹介していきます。アメリカやイギリスで有名な女優・俳優です。そんな中で、従来の人気映画と異なる声優陣の配役となっているのも注目される点となります。

  • エリック - クリス・ヘムズワース 吹き替え:杉田智和
  • ラヴェンナ - シャーリーズ・セロン 吹き替え:田中敦子
  • フレイヤ - エミリー・ブラント 吹き替え:水樹奈々
  • サラ - ジェシカ・チャステイン 吹き替え:朴璐美
  • ニオン - ニック・フロスト 吹き替え:茶風林
  • グリフ - ロブ・ブライドン 吹き替え:落合弘治
  • ミセス・ブロムウィン - シェリダン・スミス(英語版) 吹き替え:松本梨香
  • ドリーナ - アレクサンドラ・ローチ 吹き替え:武田華
  • タル - ソープ・ディリス 吹き替え:長谷川俊介
  • リーファ - サム・ヘイゼルダイン(英語版) 吹き替え:西凜太朗
  • ウィリアム王 - サム・クラフリン 吹き替え:浪川大輔
  • ピッパ - ソフィ・クックソン 吹き替え:朝井彩加

スノーホワイト 氷の王国の評価が低い理由

これだけ豪華なキャストやストーリーの展開などが綺麗に出来ているのにも関わらず、なぜ評価が低いと言われているのか疑問に感じる点が多くあります。ここでは評価が低いとされている理由をピックアップし、詳しくまとめていきます。

評価が低い理由①CG技術が劣っていた

スノーホワイト 氷の王国は予告動画などを確認しても分かるようにとてもCG技術が使われているなと感じるシーンが多いです。しかし、最近の映画は多くが細かなCG技術を利用しているために視聴している洋画ファンの中にはこのCG技術では物足りないと感じる意見が多いようです。

また、前作の「スノーホワイト」で使われていたCG技術などが高評価だった事もあり、続編として作られて「スノーホワイト 氷の王国」の期待値も上がってしまったと考察されます。アクションシーンなども多く、フレイヤなどが使用する魔法はやはりCGに頼らざるを得ませんが、エリックの戦闘は基本的にアクションになるためどうしても前作に比べるとCG技術が落ちてしまったと考えているファンが多いです。

評価が低い理由②敵キャラが微妙

今回のスノーホワイト 氷の王国では2人の魔女が敵になります。その魔女を倒す事で「愛」とは何かという点を伝えるというストーリーの流れになるのですが、この魔女との戦闘シーンが微妙という評価を多く発見する事が出来ます。その大きな理由は戦闘で注目される魔法を利用するのがフレイヤだけという点になります。

確かに姉であり、前作・今作の元凶となる魔女のラヴェンナの戦闘は基本的に自分自身の身体強化に使用されています。そのため、自分自身を黄金化して煌びやかに飾り上げた上で、エリックの物理攻撃をはじくほどの力を手に入れるのですが、それだと通常の魔法とは異なり地味な演出になります。そんな事もあり、魔法特有の派手な演出がないのが評価が低い理由になっていると考察されます。

評価が低い理由③パクリが多い?

スノーホワイト 氷の王国の評価が低い理由で大きいのがフレイヤの能力にあります。継母であるラヴェンナの妹・フレイヤには強力な氷を操る能力、また主人公が姉妹という構成が人気アニメ映画「アナと雪の女王」のパクリではないかという話がファンの間で取り上げられていました。

確かにスノーホワイト 氷の王国でフレイヤが氷の能力を覚醒させる理由は大切な者からの裏切りにより、深く心が傷ついてしまったせいでもあります。こういった設定がアナ雪と重なってしまった事から映画を視聴した人達の評価を下げてしまったと考察されてます。しかし、アナ雪とは大きく異なっているのが今回はヴィラン(敵)視点でストーリーが描かれているというポイントになります。

元来ヴィランと呼ばれている魔女がどういった考えを持っているかなども触れている事から日本では女性を中心に評価が高くなっています。やはりどんな形であれ、幸せになろうと頑張っている女性には感情移入しやすくなるようです。

スノーホワイト 氷の王国の映画あらすじをネタバレ

前作の設定を引き継いで作成されたスノーホワイト 氷の王国に関して、ここではあらすじやネタバレを織り交ぜながらまとめていきます。

あらすじネタバレ:氷の女王

スノーホワイトの継母となる魔女・ラヴェンナにはフレイヤという名の妹がいます。彼女には既婚者ではあるが愛する男性がおり、その男性との間に娘を授かります。幸せの中にいるフレイヤでしたが、ある時姉・ラヴェンナに言われます。「彼は貴方と娘の前から姿を消す」と、しかしフレイヤはその言葉を信じませんでした。ですがラヴェンナの予言通り、男性はフレイヤとの間に産まれた娘を殺害します。

フレイヤは最愛の人に裏切られ、最も大切な娘を失ってしまった反動で強力な氷の魔法に目覚めてしまいます。しかしその代償として他者を愛するという感情を失い、心が氷のように冷たい冷酷な魔女になります。そして姉の元からも去り、氷の王国と呼ばれる国を建国します。そこには失った娘の代わりと言わんばかりに近隣の村々から攫ってきた数多くの子供がいます。

フレイヤは二度と自分のモノを奪われないという考えから、攫ってきた子供達にありとあらゆる武術を教え込みます。そして攫われた子供達は大人へとなり、フレイヤの作り上げた氷の王国の兵士となります。そんな中でもとても強く賢い子供が3人います。名前はエリック、サラ、タルです。この3人はフレイヤのお気に入りとして子供達の中でも優遇されている立場にあります。

そんなある時、エリックとサラはお互いに恋をします。しかし、この氷の王国では他者に対して「愛する」という感情を向けるのは固く禁じられています。それでも永遠の愛を誓い合った2人は、氷の王国から逃げ出す事を決意します。しかし、その考えはフレイヤにバレてしまい裏切りの罰としてフレイヤから追っ手を差し向けらます。何とか逃げようとした2人でしたが、追いつかれてしまいエリックは目の前でサラを殺害されます。

そしてエリック自身も追っ手として差し向けられたタルの攻撃を受け、致命傷を受けた状態で川に落とされてしまい流されていきます。タルはこの時エリックが死亡したと確信し、フレイヤに報告するのです。

あらすじネタバレ:7年後

氷の王国から逃亡した2人が殺害されてから7年後、実はエリックは生き延びていました。ラヴェンナの国で城下町で1人でひっそりと生活していました。そんなエリックの元に氷の王国にいるフレイヤの放った使者が訪れます。その使者はエリックにフレイヤの願いを叶えるように伝えます。エリックはその際に共にいるフクロウがフレイヤと繋がっている事に気付き、自分が生きている事も知られているならと依頼を受ける事にします。

あらすじネタバレ:鏡を探して

エリックがフレイヤから依頼されたのは姉・ラヴェンナの持っていた魔法の鏡が盗まれたため、その鏡を取り戻すという内容です。フレイヤの目があるため、断る事ができなかったエリックですが、魔法の鏡がフレイヤの手に渡ってしまうとさらに邪悪になってしまうという事から依頼を受けた上で鏡を見つけてそれを盾にフレイヤを倒そうと考えます。

しかし1人ではフレイヤを倒す事はおろか、鏡を見つける事ができないと考えたエリックは、酒場で知り合ったドワーフ兄弟に協力を依頼してパーティを組みます。少数人数でのパーティで鏡を探していたエリックでしたが、旅の途中でフレイヤが放ったハンターに襲われてしまいます。もう駄目だと思った時、エリックを助けたのは意外な女性でした。

あらすじネタバレ:再会

7年前に死亡したと思っていたエリックの恋人・サラは生きていました。しかし、再会を喜ぶのも束の間でサラはあれだけ愛したエリックに敵意をむき出しにします。その理由を聞いてみたところ、サラは7年前の最後の瞬間にエリックが自分を置いて逃げたからだと伝えます。しかしそれはエリックが覚えている真実とは異なります。実はサラとエリック、それぞれがフレイヤの魔法により記憶を書き換えられていました。

その事をサラに伝えるエリックですが、サラはエリックを信じる事ができません。そんな時サラの元にエリックを殺せというフレイヤの命令が届きます。サラはどちらの言葉を信じるか迷いますが、エリックが自分がプレゼントしたペンダントを大事に持っている事を理由にエリックの言葉を信じて、共にフレイヤを倒す事を決めて共に旅に出るのです。

あらすじネタバレ:最後の力

エリックとサラは7年ぶりに氷の王国へと足を踏み入れます。そこで待っていたのはフレイヤだけでなく、姉のラヴェンナもいたのです。何とか2人の魔女を倒そうとするエリックですが、2人の魔女の魔法には歯が立ちません。そんな時、エリックを倒そうとするラヴェンナをフレイヤが止めに入ります。その理由として子供を失ってしまったフレイヤにとって、裏切られたとは言え育てた子供達は皆自分の子供と考える事があるからです。

しかしフレイヤのその行動にラヴェンナは「それがあなたの弱点だというのに」という意味深な言葉を放ちます。この言葉にフレイヤはある疑問を浮かべます。それは自分の娘が殺害されたあの日です。本来ならば王国一番の魔女であるラヴェンナが侵入者に気付かないという事はありません。そのため、あの日の事件は姉・ラヴェンナが巻き起こしたのだとフレイヤは気付きます。

真実を知ったフレイヤはラヴェンナに攻撃を仕掛けますが、逆に返り討ちに合います。しかしこの時にフレイヤは最後の力を振り絞ってラヴェンナが取り返そうとしていた魔法の鏡を凍らせます。この鏡にはラヴェンナの魔力が込められているため、ラヴェンナを倒すためにはこの方法しかありません。その瞬間を見計らってエリックが鏡を割る事でラヴェンナを倒す事ができました。

エリックとサラは元凶となるラヴェンナを倒し、喜びから抱きあります。それを見ていたフレイヤは凍り付いていた心が解け、あの時の誰かを愛するという暖かな感情を取り戻すことができます。本当の子供を見守るような暖かな笑顔を見せたフレイヤは、愛は素晴らしいものだと考えながら息を引き取ります。

スノーホワイト 氷の王国の声優キャスト

ここでは豪華なキャストが演じているスノーホワイト 氷の王国を日本語吹き替えにした際にそれぞれの役を演じている声優についてまとめていきます。

エリック/杉田智和

クリス・ヘムズワースが演じるエリックですが、日本語吹き替えを行っているのはベテラン声優と言われている杉田智和さんです。人気アニメ「銀魂」や「涼宮ハルヒの憂鬱」に登場しており、声優ファンも多い人物になります。アニメ声優で活躍している杉田さんですが、映画の吹き替えやナレーションなどでも活躍している事から馴染みの声とも言えます。

ラヴェンナ/田中敦子

シャーリーズ・セロンが演じるラヴェンナの吹き替えを担当しているのは田中敦子さんです。杉田さん以上のベテラン声優で、最近のアニメであれば「鬼灯の冷徹」で荼吉尼を演じています。また、その他にも映画の吹き替えやナレーションも行っています。

フレイヤ/水樹奈々

エミリー・ブラントが演じるフレイヤの日本語吹き替えを担当したのは、人気声優としても有名な水樹奈々さんになります。声優というカテゴリーだけでなく、歌手としても大活躍しています。また、アニメ声優だけでなくナレーションや映画吹き替えなど様々な面で活動しているため、現在も多くのファンが集う人気声優です。

スノーホワイト 氷の王国に関する感想や評価は?

スノーホワイト 氷の王国は豪華なキャストや声優陣が揃っている事から注目度はとても高い映画のようです。しかし、あらすじネタバレなどを見てみると前作とは全くリンクしていない部分が多いため、その点が低い評価などに繋がっていると考察されます。では実際にSNSではどういった感想があるのかをまとめてみます。

実はSNSでの感想はこういった声が多く見られます。この「スノーホワイト 氷の王国」は何度も言うように前作が存在します。設定やキャストは引き継いでいますが、前作の主人公であるスノーホワイトが登場しない事から、前作とは設定が同じだけの別作品と考えている視聴者が多いです。

しかし前作の設定はきちんと引き継がれている事から原作である白雪姫の物語を壊す事無く作られている作品だと感じる視聴者が多いです。前作と比較してしまうとどうしても矛盾点を見つけてしまいますが、原作である白雪姫をモチーフにしている作品と考えるととても完成度の高い映画となっています。

スノーホワイト 氷の王国の評価が低い理由まとめ

スノーホワイト 氷の王国についてまとめてみましたがいかがだったでしょうか。ネット上では評価が低いといわれている映画作品ですが、あらすじやネタバレを見てみるとストーリーの構成やCG技術を使ったファンタジー性は人気映画といえるレベルの作品です。また、キャスト陣や声優陣も豪華な事から様々な点から楽しむ事ができる映画だといえます。

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