スリーデイズのあらすじネタバレ!映画のラスト・結末や見どころまとめ

無実の罪を着せられた妻を救うべく、1人の男による妻の脱獄と国外逃亡までを描いた映画「スリーデイズ」は、フランス映画「すべて彼女のために」のリメイク版です。主演・ラッセルクロウを始めとする俳優陣の気迫の演技や、予測不能の展開に誰もが見入ってしまう作品です。本文では、ラッセル・クロウ主演の映画「スリーデイズ」のネタバレを含めたあらすじと結末、気になる感想を紹介します。

スリーデイズのあらすじネタバレ!映画のラスト・結末や見どころまとめのイメージ

目次

  1. スリーデイズの映画ネタバレが知りたい!
  2. スリーデイズの主要キャスト
  3. スリーデイズの映画あらすじをネタバレ解説!
  4. スリーデイズの映画結末をネタバレ解説!
  5. スリーデイズを観た人の感想や評価は?
  6. スリーデイズ映画ネタバレまとめ

スリーデイズの映画ネタバレが知りたい!

映画「スリーデイズ」のあらすじを書く・イメージ画像

2010年にアメリカで公開された映画「スリーデイズ(原題:The Next Three Days)」は、無実の罪を着せられた妻との失われた時を取り返すべく、平凡な大学教授の主人公の命がけの逃避行を描いた作品です。

スリーデイズとは?

アメリカ映画「スリーデイズ」は、2008年に公開されたフランス映画「すべて彼女のために」のリメイク版として制作されました。リメイク版では、主人公ジョン・ブレナンの職業が大学教授に変更され、ラストシーンでは、ジョンの妻・ララの再捜査が行われるなど、ララの無実が示唆される描写が加えられました。

スリーデイズの映画情報

「スリーデイズ(The Next Three Days)」は、ポール・ハギス監督、主演にラッセル・クロウを迎えて、アメリカ・ペンシルべニア州ピッツバーグにて撮影が行われました。映画について、多くの批評も寄せられており、俳優陣の演技がスリーデイズの世界観に不釣り合いであるなど、評価が分かれた映画作品として知られています。

スリーデイズの主要キャスト

映画「スリーデイズ」主要キャストの紹介・イメージ画像

「スリーデイズ」ネタバレを含めたあらすじと結末を解説する前に、主演ラッセル・クロウを始めとする出演俳優陣の息をつかせない気迫の演技で高い評価を受けた、「スリーデイズ」の主要キャストを紹介します。

ジョン・ブレナン/ラッセル・クロウ

映画「スリーデイズ」の主人公ジョン・ブレナンの人生は、妻・ララの逮捕を機に一変しました。警察の不当な捜査により有罪判決を受けた後も、ジョンは、ララの無実を信じ続けます。そして、衝撃的な逮捕から3年後、ジョンは変わり果てたララを救い、失われた3年を取り戻すために命がけの決断を下します。

主人公ジョン・ブレナンを演じたラッセル・クロウは、ニュージーランド出身の俳優で、2000年に公開された「グラディエーター」で、アカデミー主演男優賞を受賞しました。主な出演作品には、2012年公開の「レ・ミゼラブル」2017年公開の「ザ・マミー/失われた砂漠の王女」等、多くの映画作品にて活躍する俳優です。「スリーデイズ」日本語吹き替えには、声優の山路和弘さんが担当しました。

ララ・ブレナン/エリザベス・バンクス

映画「スリーデイズ」に登場するララは、主人公・ジョンの妻で、物語序盤に身に覚えのない殺人罪で逮捕・刑務所行きを言い渡されます。現場から採取された証拠の全てが犯人がララであることを決定づけ、また警察側のずさんな捜査により、ララの無実は証明されることがありませんでした。しかし、唯一ララの無実を信じるジョンの命がけの決断により、彼女は脱獄を決意します。

ララ・ブレナンを演じたエリザベス・バンクスは、アメリカ・マサチューセッツ州生まれの女優で、プロデューサー、映画監督としても活動しています。主な出演作品に、2002年に開始された映画「スパイダーマン」シリーズ、2017年公開の「パワーレンジャー」等、知的な聡明な女性からコミカルな役まで、幅広い役柄を演じる実力派女優です。日本語吹き替え版では、本田貴子さんが担当声優を務めました。

ナブルシ警部補/レニー・ジェームズ

映画「スリーデイズ」終盤にて、ララの殺人事件の捜査に携わっていたナブルシ警部補の再捜査によって、ララの事件関与の真相が示唆されます。ララの無実を証明するボタンは、3年前に落ちたとされる場所に残されていましたが、ナブルシ警部補はとうとう見つけることができませんでした。

ナブルシ警部補を演じたレニー・ジェームズは、イギリス・ロンドン生まれの俳優です。主な出演作品に、2007年公開の映画「ブレードランナー2049」、日本でも人気の高いドラマシリーズ「ウォーキング・デッド」では、シーズン1開始直後、目覚めた主人公が初めて出会った男性・モーガン・ジョーンズ役を演じ、「スリーデイズ」の日本語吹き替え版では、水野龍司さんが担当声優を務めました。

スリーデイズの映画あらすじをネタバレ解説!

アメリカ映画「スリーデイズ」は、無実の罪で投獄された妻との奪われた家族の3年間を取り戻すべく、妻の脱獄から海外逃亡に成功するまでの3日間を描いた作品です。以下では、ジョンのララ脱獄計画の準備から、決行当日、国外逃亡目前までのスリーデイズのあらすじをネタバレを含めて紹介します。

あらすじ1:無実

「ドン・キホーテ」などの講義を行う大学教授ジョン・ブレナンは、プリウスを愛用する平凡な一市民でした。私生活では、妻と息子に恵まれ、彼なりに幸せな日々を感じていたある日の朝、突然、警察が自宅に押し掛け、妻・ララを殺人容疑の罪で逮捕されてしまいます。身に覚えのない事件にララは無実を訴え、夫・ジョンもララの無実を信じ、息子を育てながらララの無実を証明するべく奔走する日々を送ります。

事件当日の出来事のネタバレ

3年前の事件・イメージ画像

事件当日、上司と喧嘩としたララは、イライラしながら帰宅する途中でした。その時、すれ違いざまに1人の女性とぶつかります。ぶつかった女性は、雨が降りしきる夜道で傘を差さないばかりか、一瞬振り向いただけでララに誤りもせず、その場を去っていきます。女性の態度に苛立ちを増長させたララは、その後、駐車場へ入り、足元に落ちていた消化器を元に場所に戻します。

そして、何事のなく会社を後にしたララは、翌朝、コートの肩に付着した謎のシミを洗い落とします。身に覚えのないコートのシミは、実は殺害された上司の血痕でした。実は、ララの車の助手席側通路で上司が何者かによって殺害され、車の足元に落ちていた消化器は、犯行に使われた凶器であることが判明します。

事件当日の天気・イメージ画像

不運なことに、自身の車の近辺で起こった事件を発見できなかったララは、異変に気付かないまま消火器を定位置に戻して車を出し、帰路に着きます。殺害された上司は、ララが車を出した直後に駐車場に現れた男性によって発見されます。その後、男性の目撃情報や人間関係によりララに上司殺害の疑いの目が向けられ、逮捕劇に至ります。

あらすじ2:不利な証拠とずさんな捜査

ララの無実を信じ、弁護士に相談を持ち掛けたジョンでしたが、被害者のキャッシュカードに使われた痕跡がないことから強盗目的の殺害でないことが確定し、現場に残された証拠や事件直後に訪れた目撃者の証言により、ララが裁判で無実を勝ち取ることは不可能な状況でした。ララの無実あることを示す証拠が見つからない以上、控訴どころか救済条例も棄却されることが想定され、ジョンは追い詰められていきます。

また、取り調べを受けるララは、事件発生直前に犯人と思われる女性と、駐車場付近でぶつかったこと、その時にコートのボタンが外れたことを訴えます。しかし、警察が入手した証拠の全てがララに当てはまるものばかりだったため、警察側は、コートのボタンについて気にも留めず、裁判が行われます。

裁判の行方のネタバレ

本当にララが無実だったとしても、彼女が事件に無関係である証拠が見つからない以上、ララの有罪判決は避けられません。裁判の結果は、警察側が提示した証拠によりララの殺人罪が確定し、控訴棄却も行なわれました。自身の有罪判決を面会に訪れたジョンの表情で悟ったララは、ショックのあまり自殺未遂を起こします。

ララの判決後、ジョン一家の周囲は不穏な空気に包まれます。ララが殺人犯でないと信じるジョンでしたが、判決を聞いた周囲の人間は、彼らを白い目で見始め、息子・ルークも母親が殺人者との理由から学校でいじめを受けてしまいます。

あらすじ3:脱獄経験者・デイモンとの出会い

刑務所関連の本を読み漁る・イメージ画像

妻・ララの逮捕を受けて、ジョンの生活は一変し、身に覚えのない殺害事件によって投獄されたララは、絶望感から精神的に狂い始めます。面会に訪れたジョンは、変わり果てたララの姿を見て、ある計画を思いつき、刑務所関連の本を読み漁ります。そして、ある日「塀を越えて」の著者デイモン・ぺニントンへ会いに行きます。

ジョンが会いに行ったデイモン・ぺニントンは、過去7回に渡って脱獄を経験した元囚人であり、彼に脱獄成功の秘訣を聞きに行きました。ララの逮捕を受けてから3年、冤罪を受けたララを救出し、失われた家族の3年間を取り戻すべく、ジョンはララの脱獄と海外逃亡を決断していました。

あらすじ4:脱獄と海外逃亡方法のネタバレ

ジョンから脱獄成功の秘訣を問われたデイモンは、「度胸とわずかな幸運さえあれば、脱獄できない刑務所はない」と言い切り、逃げることより逃げ続けることが難しいと悟ります。当初は、物好きで聞きに来たとばかり思っていたデイモンでしたが、レコーダーを持ってきて真剣な眼差しを向けるジョンの姿に、デイモンはジョンが本気で脱獄を計画していることを見抜きます。

ジョンの真意を見抜いたデイモンは、ララの脱獄計画に協力する姿勢を見せ、デイモンの情報は全てレコーダーに録音されました。デイモンによると、ララが収容されているピッツバーグ刑務所は、トンネルや橋など封鎖される場所が多く、脱獄の通報を受けた警察が中心部を完全閉鎖するのに15分、高速道路料金所に警官が配備され、幹線道路で検問が行われるまでの35分以内に脱出しなければなりません。

また、出国は他州の空港を利用し、空港を通れる確かなIDと、他人名義のパスポート、免許証、社会保険番号の準備に、移動のために必要なレンタカーは、前金かつ現金払いができるところに手配するなど、入念な事前準備を伝授します。そして、逃亡先には、アメリカ人観光客が少ない外国に行くことをアドバイスします。

あらすじ5:脱獄の準備

デイモンのアドバイスを受けたジョンは、表では仕事・育児に奮闘し、陰では刑務所内見学ツアーに参加したり、鍵を偽造する方法を模索するなど、あらゆる方法を駆使して脱獄計画を練っていました。また、資金調達のために家財道具を売り出す手配を行ない、ID取得のために怪しげな街に出入りすることになり、有り金をだまし取られるパプにングに遭います。

ジョンにIDカードを渡した謎の男・イメージ画像

ID取得のために、日々怪しげな街に繰り出し続けるジョンの元に、1人の男性が自宅を訪れます。一度大金をだまし取られた経験を持つジョンでしたが、ある約束を交わし彼に大金を渡します。後日、謎の男は約束通りに3人分のIDを用意し、ジョンに渡しました。

ララの脱獄に海外逃亡の準備を入念に行う中、ジョンはルークを連れていった公園で、ニコールという女性と知り合います。娘の誕生日パーティーにとジョンとルークを積極的に誘うも、ジョンは妻・ララが刑務所内にいることを明かします。ニコールは、一瞬顔をこわばらせるも、「誕生日に行けたら行く」というジョンに笑顔で返します。

あらすじ6:ララの移送とジョンの強盗

幾度とハグ二ングを乗り越え、着実に脱獄の準備を進めるジョンをよそに、ララの移送が決定します。控訴が棄却されたことで長期監獄となったことを知ったジョンは、目標金額を達成するべく強盗に手を染めます。ターゲットは、ID取得のために大金を奪った闇業者で、銃を片手にアジトに突入、家に火を放ち、銃で脅しながら大金を奪い始めます。

その時、いつかIDを渡してくれた謎の男が、例の詐欺グループとグルだったことが判明します。反撃してきた相手を銃で撃ち倒し、大金をかけ集め逃げようとした瞬間、仲間の銃を受け重傷を負った男がジョンに助けを求めます。ジョンはしょうがなく車に乗せ共に逃亡を図るも、重傷の男はそのまま息を引き取り、彼の死をみとったジョンは、近くのバス停に死体を寝かせます。

後に、通報を受けた警察による現場検証が行われ、火災現場に残された血痕、裏口から何者かが出て来たとの目撃証言、アジトの裏にあるバス停に横たわる死体が発見されました。

あらすじ7:ジョンと父親の無言の別れ

真夜中3時に着く・イメージ画像

アジトから大金を奪い返したジョンは、両親の元に預けていた息子・ルークを迎えに車を走らせます。既に夜中の3時を回っており、ジョンは睡魔に襲われます。ジョンがしばらく眠りにつく間、ジョンの父親は、彼のバックから国外行きの航空券を見つけます。何かを察した父親は、ジョンに何も問わず帰り際に無言の別れを告げます。

あらすじ8:逃走計画のネタバレ

息子を連れて自宅に戻ったジョンは、急いで出立の準備をさせ、再び車を走らせます。そして、ララの移送を阻止するべく、刑務所の患者データを配送する車に忍び込み、ララの検査結果の内容をすり替えます。その後何事もなかったかのように、ニコールの自宅へ向かいます。その頃、不信な火災・殺人事件の犯人がプリウスだと判明した警察は、数多くのプリウスから犯人を絞り込む作業に頭を悩ませます。

ララが移送される病院・イメージ画像

誕生日パーティーが始まる2時間前、ニコールの自宅に着いたジョンは、自分は用事があることを告げ、両親の電話番号を教えると共に、ルークをニコールの元へ置いていき、刑務所の監視へ向かい始めます。また、ララの改ざんされたデータを見た医師の判断により、急きょ大学病院へ搬送されることが決定します。その頃、プリウスの所有者を巡って、ジョンに疑いの目が向けられ始めていました。

警察による家宅捜査の結果、ジョンが犯人ではと目星と付けたタイミングで、ララの移送の連絡が入ります。警察は、すぐさま護衛官へ連絡を入れると、移送先へ向かい始めます。

あらすじ9:ララの奪還と逃走

病院に移送されたララの目の前に、白衣を着たジョンが現れます。驚きを隠せずにいたララでしたが、ジョンの計画に乗り、脱獄を決意します。その頃、ララのデータ改ざんを見て駆けつけた医師・警察官たちが、病院へ集まり始めていました。白衣を着て周囲の目をごまかしていたジョンとララでしたが、正体がばれると白衣を脱ぎ捨て、駐車場へ向かい始めます。

警察が街全体を配備するまでの隙を利用して、ジョンとララは病院を出て地下鉄に向かいます。そして、人混みに紛れながら地下鉄に入り、間一髪で電車に乗り込みます。そして今度は、電車を緊急停止させて途中下車し、用意していた車に乗り込みます。橋が封鎖される15分前に通り抜けることに成功したジョンとララは、そのままルークを迎えに行きます。

ニコールの娘の誕生日パーティーは、動物園で行われており、想定外のタイムロスにジョンは頭を悩ませます。同時に、警察側でもジョンとララの息子・ルークを抑えるべく、動物園に向かい始めていました。警察の目を逃れるべく、ルークを後から呼び寄せることを考えたジョンでしたが、ララの熱意に根負けし、ルークを迎えに行くことを決意します。

空港へ向かうブレナン一家・イメージ画像

ルークを連れ車を走らせるジョンは、高速道路の料金所の渋滞を聞きつけると、1人駅に向かい乗客を誘います。まだ3人の写真が出回っていないことに加え、警察の裏をかいたジョンの判断により、料金所を通り抜け、高速道路に乗ることに成功します。そして、乗車した男性をバッファローで落とすと、3人の逃避行が始まります。

スリーデイズの映画結末をネタバレ解説!

間一髪で、街を脱出・空港へ向かうことができたブレナン一家と同時に、ブレナン家の家宅捜査に乗り出した警察により、ジョンのララ脱獄・国外逃亡の計画図が発見され、再び危機が訪れます。映画「スリーデイズ」の結末あらすじをネタバレを含めて紹介します。

結末あらすじ1:再び逃避行

警察が発見した偽の計画書・イメージ画像

一方、ジョンの自宅の家宅捜査を行なっていた警察が、ジョンによるララの脱獄と国外逃亡の計画図を探し当てます。ゴミ箱に捨てられた計画図を貼り合わせると、彼らの逃亡先がハイチであることが判明します。警察は、ジョン達のハイチ行きを阻止・身柄を拘束するべく、空港へ連絡します。

結末あらすじ2:空港内の出来事のネタバレ

ブレナン一家が搭乗した飛行機・イメージ画像

警察に逃亡先を知られたジョン達は、空港へ着いていました。そして、顔写真が転送される直前に搭乗口を通り抜け、搭乗の時を待っていました。その頃、連絡を受けた空港警察によるハイチ行きの便の捜査が行われていました。しかし、ハイチ行きの飛行機には、転送された顔写真の人物は1人も見当たらないとの連絡が、刑事たちの耳に入ります。

結末あらすじ3:ラッセル一家の行方のネタバレ

逃亡先ベネズエラのホテル・イメージ画像

警察が家宅捜査で見つけ出したハイチへの逃亡計画は、ジョンの策略でした。ララの脱獄・国外逃亡計画図は、バラバラにちぎられて処分されていましたが、ハイチ行きのメモを含めた一部の計画図の入ったゴミ袋は、意図的に残していました。警察の捜査をかく乱させ、国外逃亡に成功したブレナン一家は、ベネズエラのホテルにいました。

ホテルのベット・イメージ画像

命がけの逃亡の末、ベネズエラへたどり着いた3人の間には、3年前に奪われた月日がよみがえっていました。ベットに横たわるルークと、息子に寄り添い安堵の笑みを浮かべるララの姿を、ジョンはカメラに収めると同時に、物語の舞台はアメリカへ移り結末を迎えます。

結末あらすじ:無実の証拠のネタバレ

ブレナン一家がベネズエラへの逃亡に成功した頃、アメリカでは、ナブルシ警部補によって、ララが濡れ衣を着せられた殺人事件そのものが洗い出されていました。3年前、事件との関連性について取り調べを受けていたララが発した「落としたボタン」の存在について、警察は気にも留めていませんでした。

ボタンが落ちたとされる場所・イメージ画像

しかし、ララが落としたボタンに引っかかりを覚えたナブルシ警部補は、3年前の事件現場で向かいララの落としたボタンの捜索を行ないます。ボタンが落ちたとされる下水溝へ向かうも、ナブルシ警部の手に触れることはなく、蓋を締めた衝撃でボタンは落ちて水に流されていきました。

スリーデイズを観た人の感想や評価は?

映画「スリーデイズ」を観た人の感想や評価を調査・イメージ画像

ここまで、映画「スリーデイズ」のネタバレを含めたあらすじ結末を解説しました。アクション要素が強い印象のある脱獄作品の中で、登場人物達の静けさや結末まで息をつかせない予測不能の展開に、思わず見入ってしまうでしょう。以下では、「スリーデイズ」を観た人の感想や評価を紹介します。

感想1:結末を迎えるまで目が離せないストーリー展開

アクションシーンが見どころの脱獄劇が多くみられる中、「スリーデイズ」では、無実の罪を着せられた妻を脱獄させるために奮闘するジョンの姿が魅力です。ララの逮捕さえなければ、これからも平凡な毎日を送るはずだった主人公の命がけの決断と、脱獄から国外逃亡に成功するまで最後まで目が離せない見ごたえある映画作品です。

感想2:ラッセル・クロウの演技力に好評価

映画「スリーデイズ」は、俳優陣の台詞が少ないことも作品の特徴に挙げられており、俳優たちの気迫の演技が、緊迫した空気を漂わせます。

面白い。
ラッセル・クロウの静かさの中にある気持ちの強さが味を出してる。

脱獄を扱う映画作品でありながら、派手なアクションシーンがなく、主演ラッセル・クロウを始めとする俳優陣の演技力が高く評価された作品です。

スリーデイズ映画ネタバレまとめ

無実の罪で刑務所に入れられた妻を救うべく、1人の平凡な男の脱獄・国外逃亡計画とその結末を描いた映画「スリーデイズ」のあらすじと結末をネタバレを交えて紹介しました。従来の脱獄劇に比べてアクション要素は少なく、息をつかせないシリアスな展開が特徴の映画ですが、主演ラッセル・クロウの演技や予測不能の展開に、物語の結末を迎えるまで目が離せないでしょう。

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