クローズEXPLODE（エクスプロード）をネタバレ！あらすじや映画の評価は？

クローズ一作目、二作目はヤンキーの生活や喧嘩の様子だけでなく、男同士の熱い友情や葛藤がリアルな程に描写されていて、色々な年齢層の人に受けて大ヒットして知名度が高くなりました。今回は映画クローズシリーズの三作目、クローズEXPLODEのあらすじや評価の事についてネタバレを交えて紹介します。

物語の舞台は偏差値が一番低い鈴蘭高校で、不良が集まって来て、てっぺんを狙いに喧嘩で争い誰が一位を取るか喧嘩で決めていき、喧嘩偏差値ランキングが作られていく所から始まります。黒咲工業の柴田と藤原は小さい頃からの幼馴染で柴田は藤原とだいぶ前喧嘩をした時に柴田の左上半身に火傷を負っています。藤原は一時期少年院に入っていましたが、元の生活に戻ります。

藤原は大津組のヤクザのグループに入っており、中田オートで働いていています。片桐先輩と牧瀬は中田あやの父親が亡くなったため一生懸命に車の修理や営業の実績を伸ばしています。しかし、藤原と加賀美の仕業によって中田オートは燃えてなくなってしまいます。大津組の幹部、奈良岡が名前を出さなかったら、いくらでも暴れていいと告げると、鈴蘭高校、黒咲工業を次々と潰しにかかります。

それに怒った鈴蘭高校の生徒と黒咲工業の生徒は、藤原と鈴蘭高校の一人加賀美を倒しに協力し合いそれぞれが集結し加賀美と藤原に藤原の仲間と鈴蘭の一部の仲間を片端から潰していきます。柴田は途中で藤原と喧嘩をしていき、藤原は後々手を引いていきます。その後、加賀美を倒しに旋風雄（かぜお）がタイマンで喧嘩をしに行き加賀美は旋風雄にやられてしまいます。

喧嘩で勝った鈴蘭高校と黒咲工業の生徒は、またそれぞれにてっぺんを狙うために意気揚々に自信を持ちながらタイマンや仲間の殴り合いを始めようとします。そして時間が過ぎて殴り合いが起こる場面までが映画のネタバレあらすじです。

クローズEXPLODEの見どころは、若手俳優が勢ぞろいしている所です。若手俳優には東出昌弘、早乙女太一、勝地涼だけでなく、三代目J Soul BrothersのELLYと岩田剛典やお笑いタレントの板尾創路などバラエティ豊かで個性がある俳優を起用しています。それに加えて、イケメン俳優がたくさん出ているので、イケメン俳優がどのように映画の中で活躍しているのか、注目しながら見ていくと、楽しめます。

ちなみに岩田剛典の出身校は中学時代から慶応出身ですが、その清潔感がある俳優がヤンキーの役を演じているというのが、すごいギャップがあります。なので、岩田剛典が映画の中で、どのようにヤンキーの演技をするのかが見どころです。岩田剛典は今もなお、すごい人気がありファンの数が多いです。なのでクローズEXPLODE（エクスプロード）岩田剛典のファンも注目してしまう映画となっています。

作品の途中で藤原一という名前のヤンキーを演じる永山絢斗と岩田剛典がタイマン勝負をする場面があり、とても迫力のある演出となっています。強い男性に受ける男同士の熱い戦いが多く、喧嘩シーンは当然のようにアクション要素が多いです。なので、ヤンキーの見かけだけでなく、日本の役者が多彩なアクションシーンを繰り広げられる場面にも注目です。

またこの映画ではたくさんの不良役のエキストラが主演しており、一見数えきれないくらいです。一つの映画だけで不良が勢ぞろいする場面もかなり珍しく、日本の不良が喧嘩する様子を見てみたい人に受けます。現実の日常生活でもヤンキーは普通にいますが、そんなヤンキーの生活や日常生活の中で葛藤する場面が多くありますので、ヤンキーが生活している様子を知ってみたい人にとっても見どころの場面が多いです。

本編は時々女性俳優が作品に出てきます。浅見れいなを演じるシングルマザー、中田あやとヤンキーである旋風雄の幼馴染である内田美枝です。内田美枝は広瀬すずが演じています。内田美枝は本作品では万引きをして店員に叱られていますが、喧嘩をするタイプの女の子ではないです。しかし主人公に心を許して打ち解け合う場面は、この映画の中の癒しの場面であり、女優広瀬すずファンの人にとって見どころのある場面になっています。

クローズEXPLODEの映画の評価・感想は様々な物があるので、ネタバレ紹介していきます。映画の評価・感想は、クローズの前作に比べると役者の鬼気迫る演技が出ていないとか、漫画特有のワイルドさが抑えられているという評価・感想があります。

しかし、一方で漫画のクローズにはない、オリジナルストーリーとしての魅力があるという評価・感想もあります。なので、クローズEXPLODEはクローズのアナザーストーリーとしての部分も持っています。

他の評価・感想では、漫画・映画のクローズでの熱い戦いや男同士の友情の場面があまり無く、面白みがないという評価・感想です。また前作と比べると喧嘩をしているはずのヤンキーが終始きれいで整っているので、リアリティーが感じられないといった評価・感想もあります。また、素の不良の行動がうまく描写されていなかったり、不自然な言い回しが目立つといった評価・感想もあり、厳しい意見が多いです。

映画クローズEXPLODE（エクスプロード）のあらすじに出てくるヤンキーは、現実の世界では非行少年の事であり、取り返しのつかない事をしている人の事を言います。クローズは映画や漫画では美化されている事も、現実の社会では通用しないです。世間の事を知らない子供が映画クローズEXPLODE（エクスプロード）の映像やあらすじを見て、ヤンキーの真似をするといった影響は出てくる事があり、両親から心配される事もあります。

しかし、クローズEXPLODE(エクスプロード)の公式サイトでは、クローズの世界で繰り広げられる行為は、犯罪であるとはっきり書かれています。この事実からクローズEXPLODE(エクスプロード)の映像やあらすじを製作しているスタッフは、クローズはフィクションの中だけの世界だとわりきって、真面目に製作している事が分かります。

鏑木旋風雄とは、この物語の主人公でおり転校当時から実力者として、注目の的を浴びるが生徒をノックアウトした事で更に注目されるようになります。彼は過去の経験により暴力に対して否定的な感じになり、落ち着くようになります。しかし、鈴蘭の高校のブランドを守るために争いに参加する事になります。加賀美遼平とは、ヤクザの組を担っている父親の子供で、それに影響されたせいかかなり好戦的な性格です。

小岐須健一とは鈴蘭での乱闘を見てきた3年生で、戦略を考えるのが上手な人物です。鏑木に戦いに参加するように持ち掛けるが、断られます。しかし、徐々にアウトロー勢力に巻き込まれ、それと同時に鏑木と小岐須は協力していきます。強羅徹とはあだ名として百獣の王と呼ばれているくらい凶悪な性格です。アウトロー勢力が鈴蘭の生徒を襲いかかろうとした時、敵としてやってきた加賀美に敗れてしまいます。

映画クローズEXPLODE（エクスプロード）は、アウトローの世界を覗いてみたいという人におすすめ出来ます。クローズはフィクションといっても、アウトローを中心に物語が進行する映画なので、アクション要素がある映画好きにもおすすめ出来ます。日本ではヒットしているアクション邦画の数が少なく、クローズほど暴力描写が続く邦画は珍しいからです。アクションシーンは大画面で見ると、更に迫力が増していきます。

人生を順調に生きている人が活躍する映画だけを見ても、刺激が足りないので、たまにはアクション要素が詰まっている映画を見て、現実を一瞬でも忘れたい人におすすめです。映画は娯楽要素が詰め込まれているエンターテイメントなので、堅苦しい考えは捨てて映画を見ると、日ごろのストレスも解消されます。

今回の記事で映画のあらすじや評価・感想など、ネタバレを交えて紹介していきましたが、クローズEXPLODE（エクスプロード）は多様な楽しみ方が出来る映画です。少し見方を変えて映画を見ると違った発見や新しい楽しみが出てくる映画なので、休日にゆっくり見てみてはいかがでしょうか？