ホットロードの春山洋志には実在のモデルがいる?かっこいい名言・セリフも紹介

「ホットロード」は2014年に公開された映画で、主役の和希の恋人・春山が実在している人物をモデルにしているのではないかという噂が存在するようです。「ホットロード」のヒロイン・和希はのん(能年玲奈)さん、恋人の春山は三代目J Soul Brothersの登坂広臣さんが演じました。「ホットロード」は同名の原作漫画「ホットロード」を元にしており、映画と原作漫画ともに春山の名言が多く登場することでも有名な作品です。今回は「ホットロード」の春山に実在するモデルがいるのかや春山の名言等をご紹介していきます。

ホットロードの春山洋志には実在のモデルがいる?かっこいい名言・セリフも紹介のイメージ

目次

  1. ホットロードの春山洋志には実在モデルがいる?噂を調査!
  2. ホットロードのあらすじ
  3. ホットロードの春山洋志を画像付きで紹介!
  4. ホットロードの春山洋志の実在モデル情報について
  5. ホットロードの春山洋志の名言やセリフ
  6. ホットロードの春山洋志の実在モデルの噂まとめ

ホットロードの春山洋志には実在モデルがいる?噂を調査!

2014年に公開された映画「ホットロード」に登場するヒロイン・和希の恋人である春山には実在のモデルがいるのではないかと言われています。春山は三代目J Soul Brothersの登坂広臣さんが演じ、ヒロインの和希はのん(能年玲奈)さんが努めました。春山役の登坂広臣さん、和希役ののん(能年玲奈)さんは「ホットロード」での演技が評価され、2人ともが日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しています。

「ホットロード」は紡木たくさん作の少女漫画「ホットロード」を元にしており、原作は1986年から1987年まで別冊マーガレットで連載されていました。原作「ホットロード」は現在、文庫版全2巻と完全版全3巻が刊行されています。原作で登場する春山の名言が映画「ホットロード」でも再現されており、原作を読んでいた母親と春山演じる登坂広臣さんファンの娘という母娘コンビのお客さんも映画館で多く目撃されていたようです。

『ホットロード』公式 (@hotroad_movie) | Twitter

ホットロードのあらすじ

「ホットロード」の春山の実在モデルの噂や名言をご紹介する前にまずはあらすじをネタバレしていきます。14歳の主人公・宮市和希は、幼いころに父親を亡くし母親と2人で暮らしていました。高校時代からの恋人・鈴木とずっと不倫をしている母親は家をあけがちで、和希は家の中に自分の居場所がないとひとり孤独を抱えていました。和希が万引きをして補導されたと報告しても反応は薄く、母親は鈴木との恋に生きているようでした。

和希は学校で、横浜からの転校生・絵里と仲良くなります。絵里が前の学校で子供を堕ろしたらしいと噂するクラスメートをよそに、和希は絵里とともに絵里の知り合いの先輩・宏子と会うことになります。静かで美しい宏子に圧倒されながら、和希は絵里と宏子とともに夜の湘南をタクシーで走ります。夜の湘南は、家の近くなのにまるで知らない街のように和希の目に映るのでした。途中、宏子の仲間の春山という16歳の青年に会います。

宏子の恋人・トオルは横浜の暴走族NIGHTSの総頭で、春山はそのメンバーの一員でした。全国に支部を持ち当時総勢500人いたNIGHTSの中で、春山は先頭を切って交差点に突っ込んでいく切り込み隊長でした。春山がアルバイトをしているガソリンスタンドに宏子と絵里とともに寄った和希でしたが、声をかけてきた春山に返事をしない和希は、春山に家庭環境の悪さを指摘されます。そのまま喧嘩になりお互いの第一印象は最悪でした。

その後NIGHTSの集会に絵里と参加した和希は、春山が美穂子という女性にフラれたばかりだということを知ります。集会がお開きになり明け方に春山のバイクで自宅まで送ってもらった和希に、春山はフラれたばかりでイライラしていたのだと謝ります。和希は美穂子の名前を出しからかおうとしますが春山にすごまれ、恐怖を感じ慌てて自宅のマンションに入ろうとします。そんな和希を春山は追いかけ「俺の女にならない?」と言います。

翌日、春山の告白を絵里に報告していた和希でしたが「自分勝手でわがままな春山なんか」と話す和希に絵里は春山のことをよく理解しているじゃないかと笑います。お互いのことをバカと言えるのは羨ましくすらあると絵里は重ねます。クラスメイトが絵里は前の学校で子供を堕ろしたのではないかと噂しているのは絵里の耳にも入っており、ひとりで気丈に生きてきた絵里は和希と仲良くなったがゆえに気が緩むと涙を流すのでした。

ある日の放課後、和希は絵里と一緒に下校中、車に乗った男たちにナンパされます。車に乗り込み遊びに行こうとした和希と絵里でしたが、男たちの様子が何かおかしいことに気づき和希は絵里の手を引いて車から降り逃げ出します。しかし和希たちを襲おうとする男たちに絵里が捕まってしまい、絵里をどうにか助けた代わりに和希だけが男たちに追い回されます。和希は恐怖に震えながら倉庫に隠れますが、突然扉が開き悲鳴を上げます。

しかしそこに立っていたのは、宏子経由で絵里からの知らせを聞いた春山でした。「なめてんのかてめえ」と呟く春山でしたが、救出した和希を自宅まで送り届けてくれます。自宅に帰ってきた和希でしたが、熱が出てきた上に母親は不在でした。幼い頃、小学校から帰ってきても自宅になかなか母親が帰ってこない寂しさを抱えて生きてきた和希は、熱に浮かされながら幼い頃の記憶を思い出し「ママ、ママ」とうわごとを繰り返します。

和希を心配し部屋まで様子を見に来た春山は、熱でうわごとを繰り返す和希を優しく抱きしめてやります。目を覚ました和希はなぜか春山の実家にいました。和希は2日間ずっと眠り続け、春山の母親が看病をしてくれていたことを聞きます。春山は和希を心配し自分の実家に連れ帰ってきましたがまたすぐに外出していったようでした。春山の両親は離婚しており、現在は母親と母親の再婚相手、その間に生まれた弟が住んでいました。

和希は、家庭の中に居場所を見つけられなくなった春山が家を出てアルバイトで生計を立て1人暮らしをしていたのだと知ります。帰宅した和希は、無断で外泊していたことを母親に咎められ口論になり家を飛び出してしまいます。和希の家出を心配するNIGHTSのメンバーでしたが、春山は「だせえな、自分でどうにかするんだね」と言い走り去ってしまいます。しかし春山の計らいで、和希は宏子とトオルの家に身を寄せることになります。

その頃、NIGHTSは新宿の漠統という暴走族グループに狙われていました。NIGHTSにちょっかいを出してくる漠統をつぶすなら今だとトオルは春山に言い、春山はトオルからNIGHTSの総頭が代々乗り継いできたバイクを受け継ぎNIGHTSの7代目総頭となります。翌日、警察が大々的に暴走族のリーダー狩りをしたことでトオルは行方不明になり、春山はバイクを受け継いだ日からNIGHTSの仲間から孤立してしまっていました。

そんななか、NIGHTSは新宿漠統の奇襲を受け、春山は1人で漠統に立ち向かっていきます。その後春山は2週間行方不明になり、和希は暴走族の世界が思っていたよりもずっと怖いものなのだと思い知らされます。NIGHTSの元へ戻ってきた春山と対面した和希は、春山が本当に大切な存在だと再確認し涙を流します。春山も和希の涙を見て存在の大きさを再確認し、NIGHTSのメンバーの前でトオルがいなくても俺がやると宣言します。

その後、証拠不十分で釈放されたトオルが宏子の元へ戻ってきます。トオルと宏子が暴走族の世界から足を洗い生きていくらしいことを知った和希は、住む場所を失ってしまいます。そんな和希に春山は「しょうがねえから一緒に住む?」とぶっきらぼうに声をかけてくれ、和希は春山と2人で生活することになります。和希は、幼い頃に亡くなった父親との思い出が、手をつないで遊園地で見たチューリップの記憶だけなのだと打ち明けます。

愛する娘にそれしか覚えていてもらえずに先に死んでいくのはどんな気持ちだろうと呟く和希に、春山は「置いていく方も悲しいんじゃねーの?」と返します。春山のバイト先には漠統から再び連絡がきており、NIGHTSとの衝突は避けられない状況でした。抗争が始まれば和希を残さなければならず、春山は自分を重ね和希に言葉をかけたのでした。ある夜春山とデートをしていた和希は、鈴木とホテルに入っていく母親を見かけ罵倒します。

和希が自宅に帰ると母親が泣いていました。しかし和希の心配よりも鈴木を傷つけたことを悲しむ母親に、和希は「私は生まれてよかったの?」と問いかけます。しかし母親はなかなか和希の問いに答えようとしません。和希の様子を心配していた春山も和希の自宅に付き添ってきており、口を開かない和希の母親に「こいつのこと嫌いなの?それなら俺がもらってっちゃうよ?」と声をかけます。和希の母親は「あげないわよ!」と叫びます。

和希の母親は「親が自分の子を嫌いなわけないじゃないの、生んで良かったに決まってる!」と続け、それを聞いた春山は安心して和希を母親の元へ返してやるのでした。その後NIGHTSの集会に参加した和希は、NIGHTSと漠統の抗争が始まりつつあり、今度こそ死人が出るという噂を耳にします。春山の存在があまりに大きくなっており、和希は春山に行ってほしくない、死んでほしくないと訴えますが春山に一蹴されます。

春山は和希に「俺がいなきゃなんもできないような女になるな、いつでも俺を捨てられる女になれ。そんで俺が追っかけていくような女になれ」と言い優しく突き放します。翌日、母親に頼まれ鈴木に会った和希でしたが、唯一の父親との記憶だと思っていたチューリップの風景は、実は鈴木と見ていた光景なのだということを知ります。父親との思い出をなに一つ覚えていなかったことにショックを受けた和希は春山のアパートへ走ります。

春山のアパートへたどり着いた和希でしたが春山は熱を出していました。しかしNIGHTSはその夜に漠統との決闘を控えており、闘いのことも体調のことも和希に伏せておきたい春山は飲み物を買ってきてくれと和希に嘘をつき、和希が外出した間に漠統との決闘にでかけてしまいます。春山が集合時間に現れず先に出発しようとしたNIGHTSの仲間は警察に囲まれ、仲間が先に決闘に向かったと勘違いした春山はひとりバイクを走らせます。

しかし前日から熱を出していた春山は、朦朧とする中トラックに跳ねられてしまいます。病院にかけつけた和希でしたが、春山は命をとりとめたものの昏睡状態に陥っていました。和希はあまりのショックから10日間なにも喋らず何も食べずついに倒れてしまいます。和希の母親は和希を担ぎ、春山が入院している病院に和希を運び込みます。そして目を覚ました和希は、左半身に麻痺が残りながらも春山が目を覚ましたことを聞きます。

春山の弟から春山が「死にたくない、和希のために生きたい」と言っていたことを聞いた和希は、母親の叱咤もあり自分の命を大事にせず倒れたことを反省します。そして春山の思いに応えようと決心します。月日は流れ、和希は辛いリハビリに耐える春山を支え、仕事を始めることができた春山の職場へ弁当を届けます。和希の胸には、春山の赤ちゃんのお母さんになりたいという誰にも打ち明けていない小さな夢がありました。

「ホットロード」のあらすじをご紹介しました。10代の行き場のない思いが繊細に描かれ、原作漫画の連載当時から絶大な人気を誇っていた理由がおわかり頂けたでしょうか?中でもファンの多い「ホットロード」に登場する春山の実在モデルの噂を検証する前に、春山がどんな人物なのかを詳しくご紹介していきます。

ホットロードの春山洋志を画像付きで紹介!

春山洋志とは?

実在のモデルがいるのではないかと噂されている「ホットロード」の春山洋志について詳しくご紹介していきます。「ホットロード」に登場する春山洋志は、ヒロイン宮市和希の恋人です。全国に支部を持つ暴走族「NIGHTS」のメンバーのひとりで、ストーリーの中でNIGHTS6代目総頭のトオルの任命によりトオルの引退後にNIGHTS7代目総頭になります。バイクが唯一の趣味で、喧嘩の強さから周りから一目置かれる存在です。

しかし突然トオルから総頭を引き継いだことにより周囲からの反発も受けて孤立してしまいます。春山は言葉が少なくぶっきらぼうであることから勘違いを受けやすい部分もあるようですが、漠統に1人で立ち向かおうとしたあとにトオルがいなくても俺がやるとNIGHTSのメンバーの前で宣言したことにより徐々に仲間が付いてくるようになります。

春山洋志と和希との出会い

春山と和希は、湘南でのNIGHSの集会で出会います。初めての出会いの印象は春山も和希も最悪だったようですが、お互いに家庭環境が悪く孤独を抱えている共通点があることなどを知るようになり次第に距離が縮まっていきます。春山と和希はお互いに似ている部分があるがゆえに反発をしたり相手に腹を立てたりもしますが、相手が抱えている孤独にそっと寄り添いながら唯一無二のパートナーとなっていきます。

春山洋志はやがて暴走族同士の抗争に巻き込まれていく

お互いの孤独を癒やし合いながら絆を深めていく春山と和希ですが、NIGHTSの総頭となった春山は敵対する暴走族グループとの抗争に巻き込まれていきます。春山を大事に思うあまり敵対グループとの闘いに参加してほしくないという和希に対し、春山は自分に縋らなくても生きていける女になれと答えます。ついに決戦に向かった春山は、前日からの熱のせいで闘いに向かう途中にトラックにはねられ、左半身に麻痺が残ってしまいます。

お互いの存在の大きさに気づいた春山と和希は、辛いリハビリに耐え支え合いながら前を向き2人で生きていきます。「ホットロード」の春山洋志というキャラクターについてご紹介しました。「ホットロード」の春山はぶっきらぼうで乱暴でありながらも和希を純粋に愛する青年だということが丁寧に描かれています。次では「ホットロード」の春山に実在のモデルが存在するのではないかという噂についてご紹介していきます。

ホットロードの春山洋志の実在モデル情報について

ホットロードの春山洋志の実在のモデルとは?

「ホットロード」に登場する春山洋志には実在のモデルが存在するのではないかと言われています。ここでは春山の実在するモデルの噂についてご紹介していきます。「ホットロード」の作者である紡木たくさんは春山のモデルが実在するかどうかについて言及していないため、真相は闇の中のようです。しかし春山は戸塚の暴走族「浮浪(はぐれ)」の初代メンバーがモデルだったのではないかという噂があるようです。

ただ、春山のモデルではないかという人物については噂があるだけなので、和希や他のメンバーが実在していたのかどうかや実際に春山が事故や抗争に巻き込まれたのかどうかは、実際のところ不明のようです。「ホットロード」の春山洋志の実在モデルについての噂をご紹介しました。次では「ホットロード」の春山の名言をご紹介していきます。

ホットロードの春山洋志の名言やセリフ

ホットロードの春山の名言とは?

「ホットロード」の春山の実在モデルについての噂をご紹介しました。登坂広臣さんが演じた「ホットロード」の春山には原作ファンも映画ファンもときめいたと言われている多くの名言が存在します。ここからは「ホットロード」の春山の名言をご紹介していきます。

名言1:俺の女にならない?

春山と和希の第一印象はお互いに最悪でしたが、どこか孤独を抱えている和希に春山は興味を抱きます。和希を自宅まで送り届けた春山は和希に「お前、俺の女にならない?」とひとこと声をかけます。春山の言葉がストレートでかっこいいと話題になったセリフですが、当の和希本人は春山と会って間もない上に春山が失恋した直後であることを知っていたため、あまり喜んではいなかったようです。

名言2:俺がもらってっちゃうよ?

春山のもとへ家出をしていた和希ですが、あることで実家に帰ります。和希の母親は「結婚したくてしたわけではない」と発言していたため、和希は母親からの愛情を感じられず孤独を抱えていました。鈴木のことで頭がいっぱいな母親に和希は自分が生まれてきてよかったのかを問いますが、母親は和希の質問に答えようとしません。和希を心配し付き添っていた春山は、和希の心からの叫びに答えようとしない和希の母親に声をかけます。

「おばさんこいつのこと嫌いなの?もしそうなら俺がもらってっちゃうよ?」と春山は和希の母親に聞きます。和希の母親は「あげないわよ!親が自分の子供嫌いなわけないじゃないの!生んで良かったに決まってる!」とようやく返事をします。和希の母親の答えを聞いた春山は、自分の家へ転がり込んでいた和希を母親の元へ返します。

名言3:俺が追っかけてくような女になれ!

トオルからNIGHTS7代目総頭に任命された春山は、敵対する暴走族グループとの抗争に巻き込まれようとしていました。今度こそ死人が出るとメンバーが話しているのを聞き、和希は春山に闘いに参加しないでほしいと訴えます。しかし総頭である春山が闘いに行かないわけにはいきません。和希が自分の身を案じてくれていることをわかっている春山は、和希にあえて突き放すような言葉をかけます。

春山は和希に「俺がいなきゃなんもできねえような女になるな!俺のことなんかいつでも捨てられる女になれ!そんでも俺が追っかけてくような女になれ!」と優しく突き放します。そして春山は敵対グループとの抗争に向かっていくのでした。

名言4:すげぇキレーなんだよ、中身が

敵対グループとの抗争を控えた春山は、親友のリチャードに和希のことを「あいつは俺とは全然違うんだよ。すげえキレーなんだよ、中身が」と表現します。普段は憎まれ口を叩き和希をからかってばかりいる春山が、和希の聞いていないところで和希の心が純粋だと友人に話すこのセリフは、当時の原作ファンの間でも大きな話題になった名言です。

「ホットロード」の春山の名言やセリフについてご紹介しました。「ホットロード」の春山になぜ幅広い世代のファンが存在するのかおわかり頂けたでしょうか?春山のぶっきらぼうでありながらも和希への愛情が溢れるセリフが多く、原作も映画もヒットした要因ではないかと言われています。

ホットロードの春山洋志の実在モデルの噂まとめ

「ホットロード」の春山洋志の実在モデルの噂や春山の名言やセリフについてご紹介しました。春山の実在するモデルに関しては存在が不明ですが、春山には男女問わず多くのファンが存在することがおわかり頂けたでしょうか?幅広い世代に愛される「ホットロード」を一度ご覧になってはいかがでしょうか。

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