バイロケーションの映画ネタバレあらすじ!結末が違う表と裏がある?

映画「バイロケーション」は2014年に公開された日本映画です。元々は2010年に刊行された「バイロケーション」という小説の映画化という形になります。そしてホラー映画であるのですが、映画には表と裏と結末が異なる二作が公開されたのです。今回はこの映画「バイロケーション」の結末の違いや、ネタバレ的なあらすじ等を色々と考察して行きます。ホラー映画としてもクオリティが高いと呼び声の「バイロケーション」、細かく紐解いて作品の核に迫って見ましょう。

バイロケーションの映画ネタバレあらすじ!結末が違う表と裏がある?のイメージ

目次

  1. バイロケーションのあらすじや結末が気になる!
  2. バイロケーションの意味は?
  3. バイロケーションの作品情報
  4. バイロケーションの登場キャスト
  5. バイロケーションのあらすじネタバレ
  6. バイロケーションの結末は?表と裏の違いも紹介!
  7. バイロケーションの主題歌は?
  8. バイロケーションを観た感想は?
  9. バイロケーションのあらすじや結末まとめ

バイロケーションのあらすじや結末が気になる!

映画「バイロケーション」のあらすじや結末、そして二つの映画の存在等々、映画「バイロケーション」には多くのきになる点が存在するホラー映画だと言われています。今回はこの映画「バイロケーション」のネタバレ的なあらすじや裏表と二つある結末の真髄、そしてこの映画の評価などを一気に多角的に紐解いていきます。海外でも評価が高いこの作品を深々と考察してこの映画のクオリティを垣間見てみましょう。

バイロケーションの意味は?

映画「バイロケーション」のこの「バイロケーション」とは、超常現象の一種だと言われており、同じ人間が同じ時間に違う場所に同時に現れるという現象の事を指すようです。またその現象を自発的に発する事もできる能力もあるとの事です。また体外離脱という人間の意識が自分の身体から離れる現象でもあるとの説もあ流が、分身の方は動きや言葉がぎこちなく周囲からの声にも反応しないとの事であると言われているようです。

バイロケーションの作品情報

映画「バイロケーション」は2014年に公開された日本のホラー映画であります。角川ホラー文庫の20周年の記念として製作された作品でもあります。第26回東京国際映画祭でこの作品を観た海外の映画祭のプレジデントが近年の日本のホラー映画の中でもダントツで完成度が高いと高評価を語っているようで、また「LA eiga fest」でも招待作品として海を渡り、こちらも高評価を得たとの声が上がっているようです。

バイロケーションの登場キャスト

それではここで映画バイロケーションのキャストを紹介しましょう。裏表と二つある結末でも話題のこの映画には素晴らしいキャストがその演技力を披露しているようです。

高村忍・桐村忍/水川あさみ

メインキャラクターは一人二役となっており、水川あさみさんがキャストされております。幅広い演技力で今回も本当の自分と偽物の自分、裏表が同居する役柄を立派に演じきったと言われております。

飯塚誠/豊原功補

名だたる映画やドラマで名脇役としても活躍している豊原功補さんがこの映画の大きなキーマンとなって、物語の真相を握っている存在でもあります。また安定した演技力もあり、見応えのある役柄として大きな一手を担っているとの事です。

バイロケーションのあらすじネタバレ

映画「バイロケーション」はとある教会のシーンから始まります。聖書を読んでいる女性とそれを静かに聞いている子どもたちの様子が窺えるのですが、一人の女の子が突然風が吹いてくるのに気が付いて、さらに床から黒い煙のようなものが舞い上がるのを見ると、女の子は驚いて前の見るのです。するとそこには女性と瓜二つの女の人が同じように聖書を読みはじめ、目は白目ですが、あらぬ方向から黒目が現れて皆が驚くのでした。

シーンは変わってとある部屋の中で絵を描いている一人の女性が移ります。その女性は忍(水川あさみ)でタバコを燻らせながら絵を描いているのですが、そこに忍のナレーションが入り、違う、違うと呟き、なんでこんな風にしか描けないのかと自虐的な言葉を放つのでした。そして諦めるわけにはいかないと語り、一心不乱に絵を描き続けるのでした。するとそこに部屋の呼び鈴を鳴らす音が響き渡ります。

すると勝は忍の顔が黒くなっている事に質問するとは絵を描いているんですと答えます。ネタバレあらすじですが、忍は人付き合いが苦手で出不精なタイプであるとのことです。そしてこの勝との出会いが忍の人生を変えたの忍のナレーションで語られるのでした。するとシーンは変わって忍と勝が結婚して生活してる様相へと変わるのでした。ちなみにネタバレなあらすじですが、勝は視力が弱く杖を使っていることがここでわかります。

玄関の外には一人の男性が立っており、高村忍の部屋の呼び鈴を鳴らし続けています。ネタバレあらすじにはなりますが、それは未来の旦那になる高村勝(浅利陽介)であることがわかるのでした。勝はなかなか出ないことに諦めてその場から立ち去ろうとするのですが、その時にドアが空いて忍がデッサンの黒いクレヨンで顔を黒くしながら出て来るのでした。勝は下の階に越してきたことでの引越しの挨拶をする為に訪れたのでした。

その後忍は自分の絵を元々住んでいた自分の部屋をアトリエにしてるので運んで上に行きます。そしてまだ絵をやめていないという事と、これが最後であると再び自らに念を押している様子が窺えます。そしてシーンは変わって忍がクリーニング店に立ち寄るところへと移ります。自分の旧姓を書いたことに怪訝そうに見ているクリーニング店の店主が窺えるのですが、それに驚く忍の表情が読み取れるのでした。

するとさらにシーンは変わって忍が勝の為に食事を作っている様子が移ります。ネタバレあらすじにはなりますが、勝が電話で怒鳴っているのですが、これには勝の家族には黙って結婚した事での感情で、勝は地元の名士の家庭だという事です。すると食事時に勝は中途半端な結婚でごめんと謝り、自分の親に認めさせると話します。もしそれが無理だったら絶縁をするというのですが、忍はこのままでも良いと勝に優しく伝えるのでした。

そしてさらにネタバレですが、ここあたりから映画「バイロケーション」の片鱗が現れるのですが、勝が忍に今日かえで通りを歩いていたかと尋ねるのですが、忍は歩いていないという事でした。その後シーンは変わって忍が銀行から出てくる様子が窺えます。残高を見つつため息をつき歩く忍。そしてその忍を見て振り返る単なる通行人。ネタバレ的なあらすじですが、シーンの要所要所でバイロケーションな雰囲気が作られています。

偽札使用を疑われる忍

そしてシーンは変わってスーパーで買い物をしている忍の様子ですが、会計の時にレジの男性に腕を掴まれるのです。ネタバレなあらすじですが、男性は「10分前」にも忍が買い物にきていると話し、その際に同じ紙幣を出していると話すのでした。そこで偽札の事件が多いから怪しいやつがいたら通報をすると男性は言い、防犯カメラを巻き戻しすると、同じ格好をした忍が同じように買い物をしている姿がカメラに収まっているのでした。

そのビデオを見て驚愕の表情になるのですが、忍は何かの間違えだと話します。するとここで加納(滝藤賢一)という山梨県警の刑事が現れるのでした。怪しげな表情を浮かべて自分が確保するというのでした。忍の腕を捕まえて店の外へと行く二人ですが、忍は振り払って自分ではないと潔白を証明しようとします。ここでネタバレあらすじですが、加納はそれが忍ではないことはわかっていると話します。そして先ほどの紙幣を見せます。

よく見てろと加納は言うと、片方の紙幣だけが目の前で消えていくのがわかるのでした。そして加納はあいつは偽物だと忍に話します。そして忍を連れて車を走らせるのでした。車中では忍に二度見されたり、怪訝な様子で見られてた事はあるかと尋ねるのでした。忍にはその会話の意味があまりわかっていない様子でもあるのでした。すると車はとある洋館へと入って行きます。執事のような方に通されて二人は中へと入っていくのでした。

二階へ案内された忍は一人奥へと進んでいきます。ネタバレあらすじですが、怪しいドクロや仮面、二つの同じ人形が怪しく飾られており、ハッと鏡で自分の姿に驚きます。すると後ろから執事らしき人物が声を掛け、奥の左の部屋へと入ってくださいと忍に伝えるのでした。そして部屋の扉を開けると一人の男性と一人の女性が座っているのでした。すると後ろから男性が入ってきて今日は新人が一人珍しく入ってきたと話すのでした。

ネタバレ的なあらすじですが、この男は飯塚(豊原功補)でバイロケーションの会の発起人であるのです。そしてここにはバイロケーションの能力を持つものがいると語るのでした。そしてバイロケーションがなんであるのかと語り始めます。そして同じような行動をするが、偽物なのでそのうちに消えてしまうとも話すのでした。そしてバイロケーションはオリジナルの記憶に上書きして現れると話すのでした。

そして飯塚はバイロケーションの説明をし続けます。すると隣に座っていた男性・御手洗(千賀健永)が自分はバイロケーションに何度も自分の女性を寝取られたと話します。そして飯塚はその話を受けて、ネタバレ的なあらすじですが、バイロケーション側で受けた出来事はオリジナルには共有されないと話すのでした。勝手に人生を変えられてしまうと伝え、ここはバイロケーションに苦しむ者たちの集まりであると忍に話すのでした。

そして加納が刑事であり、御手洗が学生であり、女性は門倉(酒井若菜)と言い主婦であると告げます。飯塚が忍に前からマークをしていたこと、そして忍を守ると話すのですが、忍はもう一人の自分なんて知らないと部屋を出て行くのです。そしてさらにネタバレあらすじですが、部屋を出るとそこにはもう一人の自分が立っているのに遭遇するのです。すると冒頭のシーンと同じように、眼球がチグハグになっているのでした。

するとチグハグになっている眼球が人間本来の眼球と同じようになり、姿形が全て忍と同じようになるのでした。忍は初めてみたバイロケーションに驚愕しその場にへたり込んでしまいます。そしてそのもう一人の忍はそのままそこから煙のように消えて無くなるのでした。そして飯塚は忍に寄りそい、自分を信じてくれ、ただ救いたいだけなんだと話すのでした。その後シーンは変わって門倉の車に乗っている忍が窺える様子です。

すると門倉は自分のバイロケとの関わりを話すのでした。ネタバレあらすじになりますが、門倉は息子がいて難病で不眠不休で看病をしていたとのことです。すると看護婦がその部屋を出た時にバイロケに遭遇したのでした。その後息子が瀕死の状態で外で発見されたのですが、それもバイロケが連れ出したという被害が行ったのだと話すのでした。そして何度もそのバイロケーションは息子の命を狙うのだと話し、それが謎だと話します。

すると門倉は忍に何をしているのと尋ねます。するとプロを目指しておりと自分の話すのですが、するとここでさらにネタバレなあらすじですが、突然バイロケの門倉が車の外で窓を叩くのがわかります。そして私の息子はどこだと叫び、私の息子を返してと叫び続けます。すると車中の門倉は車を急発進させてバイロケから逃げます。門倉は気をつけてと忍に話し、自分の大事なものを奪いに来ると話すのでした。そしてシーンは転換します。

シーンは自室にいる忍でもう一人の自分が何をしに来ているのと自問自答するのでした。するとそこに呼び鈴が鳴ると加納が現れるのでした。加納は忍に自分を守るためにあるものを渡しに来たと話すのでした。ここでネタバレあらすじですが、加納が渡しに来たのは携帯鏡であり、バイロケーションは鏡に映らないからだと話します。そして忍は加納は何を奪われそうなのかと尋ねます。加納はするとすでに奪われたと話します。

さらにネタバレあらすじですが、加納はバイロケーションに出世を奪われたと話します。それは上司を暴行して左遷されたのだと話し、復讐を誓っているのでした。そして二人は別れるのですが、加納のバイロケが突然忍の前に現れ、俺を殺したいだとと忍に近づき何度も忍の顔面を殴るのでした。恐怖に怯える忍にバイロケの加納は拳銃を突きつけて殺そうとします。が、その間に加納が忍を助けるために自分のバイロケを突き飛ばします。

するとそこにトラックが突っ込んで加納のバイロケが轢かれそうになるのですが、バイロケはその瞬間に煙となって消えてしまうのでした。その後自宅になんとか戻る忍ですが、勝には転んだだけだからと伝えるだけでした。すると勝はまた見たと話し、忍に似た人だったんだと言います。そして忍は勝の近くにいるバイロケに対して、自らを飯塚率いるバイロケの会に投じます。そしてバイロケの会に加賀美(高田翔)が増えているのでした。

そして飯塚たちはバイロケーションが自分の感情とは相反することが生じて引き裂かれた結果で起こると言われておると説明し、加納の場合は理不尽な上司に耐えて来たのだが、あるとき崩壊した為に強烈な憎悪の念が加納のバイロケーションを生んだと説明するのでした。またバイロケーションはオリジナルよりも感情が濃いと語ります。またバイロケーションが持っている副産物はすぐに消えると話すのでした。

そしてさらにはバイロケーションが半径1.5km程度の距離でしか存在できないと話すのです。ただし離れてもバイロケは近くで必ず発生すると加賀美は語るのでした。その後、道を歩いている忍の背後から加賀美が現れ、飯塚が護衛として付いて行けと言われたと話します。そのあとに勝が帰宅するタイミングにかち合い、忍は勝と帰宅します。そして加賀美は誰かに電話をかけて「めんどくさい事になっている」と伝えるのでした。

自宅に戻った勝は忍にそろそろ自分の親に会いに行かないかと忍に話します。もう逃げるのは嫌だと勝は自分の心情を吐露するのでした。でも忍は惨敗するんじゃないかと苦笑いをするのですが、勝はその時はその時でと優しく笑顔で返します。シーンは変わって一人でテレビを付ける忍ですが、そこには加納のバイロケが発砲事件を起こしているニュースがあり、そのタイミングで飯塚からも連絡があり、集合してくれと頼まれるのでした。

憎悪がコピーされた加納のバイロケは暴走しており、皆で集まったがどのような対処をすればいいのかと話すと飯塚が殺す事で二度と出現しないかもしれないと話し合うのでした。そしてそれぞれが武器を持ち、加納のバイロケの出現を探すのであります。すると忍の近くにいた御手洗が自分のバイロケに関わってきた時間が長ければ長いほど狂気の沙汰になっていくのだと話し、御手洗もまた自分が制御できないのかもと話すのでした。

すると突然忍と御手洗の目の前に加納のバイロケが現れるのでした。御手洗が格闘するも加納のバイロケの方が強く、そしてスタンガンで忍が攻撃するとそこから逃げるのでした。それに気がついた加納がバイロケを追うのですが、そこには姿が無く加納の前に現れたのは加賀美であるのでした。その後加賀美と加納が格闘するとそこに忍と御手洗も駆けつけるのです。そして二人の加納がいる中で拳銃が忍の前に落ちるのでした。

二人の加納が格闘して、お互いに撃て、いや撃つなと叫ぶ中、御手洗が銃を拾い、そして飯塚に促されて抑え込まれている加納に銃口を向け撃つのでした。その場にひざまづく御手洗の横で加納が高笑いをするのですが、するとそれはバイロケの加納の方であったようで、そのまま加納のバイロケは煙となり再び消えてしまうのでした。そしてバイロケが再び現れ、お前たちのバイロケが復習しにくる、戦いだと言い放ち消えるのでした。

その後シーンは変わって自宅で荷物をまとめている忍のところに勝が帰って来るのでした。忍は出て来る、絵に集中したいからと伝えるのでした。自分の部屋に移動して気を律していなければならないと呟き、おもむろに絵を書き始める忍の様子が窺えます。さらにシーンは変わって門倉が病院で息子にミラーを渡します。これに映らなかったらママではないので言う事を聞く必要はないと話すのでした。

そしてシーンは御手洗が大学で授業を受けているのですが、睡魔に襲われてウトウトし始めるのですが、そこに風が吹いて来るのでした。すると机の上に御手洗のバイロケが現れ、御手洗は自分のバイロケを認識すると部屋の外へと逃げるのでした。追われる御手洗は教室へと逃げ込み飯塚に電話をするのですが、飯塚は何もするなと御手洗に話します。バイロケが飯塚に近づき窓際に追いやるのですが、御手洗は間一髪でかわします。

そして屋外に放り出された御手洗のバイロケは片手でなんとか落下を防いでぶら下がっているのですが、御手洗が自分の手を傷つけ、するとバイロケにもその傷がシンクロし、ついには落下をするのですが、地面にぶつかる瞬間に煙となって消えてしまうのでした。そしてシーンは忍が自宅へ戻る様子へと変わります。エレベーターから出て廊下を歩く忍ですが、その後ろに忍のバイロケが現れるのがわかるのでした。

後ろから肩を掴まれた忍は腕を振り切って自分の部屋へと入り鍵を閉めて飯塚に電話をするのでした。すると飯塚は御手洗の時と同様に何もするな、そして扉から離れろ、絶対に入れるなと話すのでした。忍はそのまま扉から離れ、ベルを何度も鳴らすバイロケの様子を窺うのでした。するとベルが鳴り止みその場にへたる忍はいつまで逃げなくてはならないのかと話します。飯塚は忍が一番危ないからと言うが常に守ってやると話すのでした。

シーンは門倉の子どもが入院している病院へとなります。しかし息子は門倉を偽物と言い、回想になり、門倉は茫然自失で子どもの首に手をかけるのですが、ハッと気がつきその手を引っ込めます。このままだと殺してしまうと呟いてバイロケに悩まされてる様子が窺えるのでした。その時に門倉のバイロケが存在するようになったのが窺え、つまり門倉のバイロケは子どもを守るという使命にかられたバイロケであることがわかるのでした。

そして門倉はそこから逃げ、自暴自棄に涙する様子が窺えます。その後忍、御手洗、門倉が集まるシーンへと移ります。そこで御手洗は飯塚が信用できないと話し、加納がオリジナルだとわかっていて殺したのかもしれない、そしてバイロケにわざと襲わせるようなガイドしかしないと飯塚を怪しむ様子がわかるシーンとなるのでした。そして門倉の話によると、飯塚自身にバイロケの被害がなく、奥さんが過去にあったとの事であるそうです。

するとそこに御手洗のバイロケが現れ再び襲われるのでした。門倉が後ろから御手洗のバイロケを殴るのですが、実は御手洗のオリジナルであったのでした。その場から逃げる忍と門倉、路地を抜けて通りに出ると、門倉のバイロケが現れ、そして門倉をめった刺しにするのでした。周りの人間も叫びながらその場から逃げ、忍も自分の家へと逃げ帰るのでした。自室でミラーで自分を確認するとホッと安堵する様子の忍が窺えるのでした。

その後飯塚から電話が入り、忍は飯塚と会うのでした。加納を殺したのは飯塚の意志ではと問うと、飯塚はそうだと答えるのです。すると加納は危険すぎた、そして統制が取れなくなるからだと呟きます。忍は人を殺しといてと激昂するが、飯塚は忍たちを守っているんだと話すのでした。どこが守っているんだと忍は言うが、飯塚はただ信じてくれと、いがみ合う事では解決にならないと言い、その場から出て行くの様子がわかるのでした。

すると加賀美が現れ、忍自身の決着をつけなければならないと話します。忍は何を言っているのかわからずだが、加賀美は画家として、妻として、どっちの自分が大事なのかと問いかけます。答えてくれと加賀美は言い、それによって忍の結末が変わると言うのでした。思いを巡らし出た答えは勝であり、それを聞いた加賀美は手筈が整ったら迎えにいくと話し、さらに結婚しているなら指輪をしたほうがいいと言い、大事な事だと言います。

シーンは自室にいる忍は勝に電話をします。そして指輪が欲しい、勝を大事に思う気持ちなどを伝えるのでした。その後忍は勝と幸せな過程を築く事を思い、そしてこの部屋との決別も決意し、再びキャンバスに向き合い絵を描き続けるのでした。その後朝まで描き続けた忍は「さよなら、私」と呟くのでした。そしてシーンは木々の中を走るバスの様子へと変わり、加賀美も一緒で、飯塚と奥さんの出会いの場所へと向かうのでした。

加賀美はさらに飯塚の奥さんが眠る場所でもあると告げます。二人でその場所へと歩くシーンへとなり、忍は急に水を取り口をゆすぎます。加賀美が大丈夫かと尋ねると忍はやめたはずのタバコの匂いがするんだと話すのでした。するととある施設にたどり着き、加賀美は忍の真実の入り口であると話します。その施設は資産家である飯塚家が建てた施設であると加賀美は説明するのでした。そして飯塚の過去を加賀美が話始めます。

飯塚は10年前に三田村小百合という女性と結婚したと話し、その後三田村小百合の墓の前へと二人は来ます。忍が飯塚さんの奥さんの墓かと尋ねるがこれではないと加賀美は話します。するとその横に飯塚小百合と書いてある墓があるのでした。三田村小百合は25年間自室から一度も出たことがないとのことで、そのバイロケと飯塚が結婚してしまったことがわかるのでした。三田村小百合はそれが原因で自殺をしてしまうのでした。

すると加賀美は自分はただの人間でバイロケの被害はないと告白します。そしてなぜ自分がいるのかと加賀美は忍に問いますが、それは自分で解決した方がいいと話します。忍はそこから逃げるのですが、その瞬間にもう一人の忍が現れるのでした。加賀美が忍に時間通り来ましたねと話すと、忍はあなたは誰と問うのでした。すると初めまして、加賀美ですと忍に話すのでした。そこで加賀美はもう襲われる事はないと告げるのでした。

自宅でタバコを吸っている忍がおり、そこに電話が鳴ります。すると階下のもう一人の忍がその音に気がつき、階上へと向かうのでした。そして扉を開けると、タバコを吸いながら電話をしている忍を忍が見つけるのでした。その後忍は飯塚に会いに出向きます。忍は飯塚に6階にいるあれは誰かと尋ねます。すると飯塚はそれは桐村さんで画家を目指してずっと一人で暮らしているんだと説明するのでした。

ここでネタバレですが、この飯塚が開く会には二つ存在し、一つはオリジナル用。もう一つはバイロケ用であると言い、赤い部屋と緑の部屋で区別されているとのことであり、緑の部屋だけに加賀美が存在するのであると話すのでした。そして高村である、勝と結婚している忍の方がバイロケであると飯塚は話すのでした。すると忍はショックを隠せずに動揺するのでした。そして飯塚の妻と同じ事にはしないと飯塚は忍に伝えるのでした。

飯塚はただただ守りたいと高村忍に話し続けるのですが、忍はバイロケであるのでここで煙になってしまうのでした。そしてシーンは変わって高村忍が自宅で勝といるところになり、勝は忍に指輪をあげるのでした。そして勝は今度の日曜日に親に会う事になったと笑顔で話すのでした。一方の桐村忍ですが、こちらはタクシーに乗ってある場所へと向かっている様子がわかるシーンへとなるのでした。

するとそこには加賀美がおり、桐村忍の真実の入り口の場所である事を告げるのでした。そこは美術館で桐村忍が入選した絵が飾られてあるはずであるのですが、そこには高村忍の名前があり、桐村忍が描いた絵ではなかったのでした。桐村忍は高村忍って誰だと叫ぶのですが、その後グランプリを受賞したのが奇しくも高村忍の作品であるのでした。すると加賀美は同じモチーフの作品を別人が書いたの見なされたと話すのでした。

そして徐々に結末に差し掛かる物語は、忍のバイロケの存在がスタートしたところに戻り、それは勝が引越しの挨拶でベルを鳴らした時に起きたのでした。絵を描きつづける事に苦痛を吐露しそしてその反動でバイロケが出現したとのことであるようです。その後高村忍は飯塚と共に美術館を出て来て、自分の結末は自分で選びますと言い高村忍は飯塚の元から去っていきます。すると突然飯塚の元に御手洗がナイフを持って現れるのでした。

するともう一人の御手洗が現れ、飯塚をナイフで刺してしまうのでした。そして二人の御手洗は自分たちが和解したと話し協定を結んだような様子が窺えるのでした。その後シーンはさらに変わり、桐村忍が高村忍と対峙する場所、飯塚の会の場所へと入っていくのでした。そして高村忍は桐村忍に、自分の人生を受け取ってくださいと伝え、自分が存在しない人間であると告げるのでした。しかし桐村忍はそんな結末を許さない様子でした。

その後の結末では、勝が絵の受賞を祝い高村忍に花束をあげ、そしてウェディングドレスの話にまで発展するのでした。だが高村忍は自分のことは自分しかわからないからと言います。一方の桐村忍は自室で黙ったまま涙をし、その後自分の部屋から自殺をしてしまうのでした。それに気が付いた高村忍はそっと呟き、愛しているということだけは本当だからといい、消えてしまうという結論で映画は幕を閉じるのでした。

バイロケーションの結末は?表と裏の違いも紹介!

ではこの映画の結末には二つの結末があると言われていますが、その裏表の二つの違いを紹介します。表と言われている結末も裏と言われている結末も残り3分までは何も変わりません。まずは表ですが、高村忍と勝の未来へと話の途中に6階から身を投げてしまう桐村忍。そしてその後に高村忍も消えてしまうというのが表の結末であると言われています。そして続いて裏の結末と言われているのが自殺した桐村忍の後の現象であるのです。

裏であるもう一つの結末はほとんどの信仰は表とは変わらずに桐村忍が自殺をしてしまいます。そして表では高村忍が消えるのですが、裏の結末になるものは高村忍が消えないという結末であるとのことでした。その理由は高村忍のお腹には勝との赤ちゃんが存在しているからであるというもので、これが裏と表、二つの結末の真相であると言われております。表は悲しみを帯び、裏の結末ではハッピーエンドとなったようです。

バイロケーションの主題歌は?

ここでは映画「バイロケーション 」の表裏とある結末に応じて二つの主題歌が存在すると言われております。ではここで表裏、二つの主題歌を紹介することにしましょう。

表:黒夢「ゲルニカ」

表の主題歌となっているのは黒夢の新曲となっており、表の映画のストーリーをイメージして書き下ろした作品であると言われており、2年ぶりに映画の主題歌を歌うことになったとの事です。

裏:FAKY「The One」

そして裏の主題歌を担当するのはFAKYのバラードナンバーであることがわかりました。裏といった映画の別のコンセプトを構築して映画としてのチャレンジングな一コマにFAKYの力強い歌唱力に、裏のコンセプトである自分の道を自分で切り開くというテーマに合った一曲であると言われているようです。

バイロケーションを観た感想は?

それではここで映画「バイロケーション」を観た方々の感想や評判などを紐解いてみることにしましょう。

こちらの感想は、海外でも話題になっているものと同じように日本のホラー映画としての作品のクオリティの高さが評価されているようです。

こちらも映画のクオリティの高さを評価された一コマのようで、また出演者のジャニーズJr.の高田翔さんのファンでもあるようで、御手洗役の千賀健永さんと同様にジャニーズファンからの人気もある映画と言われているようです。

バイロケーションのあらすじや結末まとめ

映画「バイロケーション」、のあらすじや結末はいかがでしたでしょうか?表と裏と両方存在する結末にもそれぞれの意味がしっかりと存在し、また人間のあらゆる感情で起こるバイロケーションの魅力もわかっていただけたでしょう。そしてこのまとめを踏まえて表、裏両方を改めて十二分に楽しんでみてはいかがでしょうか?

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