マンハントの映画あらすじとキャストまとめ！ジョン・ウー監督、福山雅治主演

今回は西村寿行の小説である「君よ憤怒の河を渉れ」を中国で映画化された作品である「マンハント」のネタバレあらすじや、今作では日本の歌手や俳優をしている福山雅治がW主演のキャストの1人として出演しており、今作のキャストの紹介などをしていきます。

映画マンハントの映画監督を務めているジョン・ウーとは1946年5月1日生まれ中華人民国広州市生まれの映画監督です。元々は脚本家としてキャセイ・オーガナイゼーションに入社しますが、その4年後に「カラテ愚連隊」の初の監督デビューを果たします。彼の得意としているノワール系アクション映画が評価をされ始め、暴力的な表現の中にも独特の映像美あることからバイオレンスの詩人とまで呼ばれています。

そして1992年には「ハード・ボイルド新・男たちの挽歌」でハリウッドから注目を集めたことにより、翌年には「ハード・ターゲット」の映画監督を務めました。それからはアメリカを主に拠点として活動を行っており、世界的有名作品でもある「レッドクリフ」の監督も務めました。

映画マンハントの矢村聡役を演じていたキャストはアミューズ所属の歌手である福山雅治です。福山雅治は今作のキャストのW主演の1人となっており、捜査一課の矢村のキャストとして抜擢されました。福山雅治は歌手活動だけでなく俳優やタレント、写真家など様々な活動をしており、福山雅治が俳優として主演を務めた有名作品で容疑者Xの献身などがあります。

福山雅治は1969年2月6日に長崎県長崎市で生まれ、高校は長崎県立長崎工業高等学校に通っていましたが、福山雅治は卒業後の就職した会社を5ヶ月で退職すると、その当時の恋人とも別れて18の時に単身で上京をします。福山雅治は上京してからはアルバイト生活を続けており、アミューズのオーデションに応募したことがきっかけとなり、合格しアミューズに所属することになりました。

福山雅治は芸能界デビューしてすぐに映画「ほんの5g」のキャストに抜擢されて俳優デビューを果たし、その2年後には歌手デビューをします。福山雅治は1990年後半からは写真家としても活動を始め、夏季オリンピックのオフィシャルカメラマンを担当したこともあります。

映画マンハントのドゥ・チウ役を演じていたキャストは福山雅治とW主演の1人であるチャンハンユーです。映画マンハントでは国際弁護士のドゥ・チウ役のキャストとして福山雅治演じる矢村と共に天神製薬という裏で違法薬物を製造している会社に暗殺者などから命を狙われながら戦っていきます。

チャン・ハンユーは中国の北京市出身であり、幼いころから映画を見るのが好きな子供でした。そして映画を見るうちに声優などの声真似をするようになって次第に声優に興味を持ち始めます。そして高校を卒業すると中国煤鉱文工団話劇団に入団し、10年間もの間を声優として数々の作品の吹き替え声優をします。

1990年代の終わりごろには声優だけでなく、俳優としての活動も開始して映画監督のフォン・シャオガンと知り合ったことでフォン・シャオガンの映画で常連の俳優として活躍をします。そして2007年に戦争映画である「戦場のレクイエム」のキャストで主演として抜擢されたことがきっかけで一気にスターの道を駆け上がっていきました。

映画マンハントのレイン役を演じていたキャストは韓国人女優のハ・ジウォンです。韓国のソウル特別市出身であり、ドラマの「愛よりもっと大きい愛」で女優デビューを果たします。それからと言いもの凄まじい人気っぷりに当時通っていた大学に行くことが困難になり休復学を何度も繰り返して2007年に卒業することが出来ました。

その後2013年8月にはハリウッドの大手事務所であるユナイテッド・タレント・エージェンシーと契約し数々の有名映画などにキャストとして抜擢されました。その他広告モデルや書籍であるエッセイ本などを出版します。

映画マンハントの百田里香役を演じていたキャストはスウィートパワー所属の女優である桜庭ななみです。芸能界に入る前からその綺麗な顔立ちは地元で話題になっており、その噂を聞きつけた今の事務所からスカウトを受けて芸能界入りをしました。当時スカウトされたときは友人とゲームセンターでプリクラを撮影中に声をかけられました。

その後2008年にドラマ「栞と紙魚子の怪奇事件簿」にて女優デビューを果たし、そして同年の5月に公開された映画「同級生」と「体育館ベイビー」にて初の映画出演を果たします。さらに勢いは止まることなく、翌年の2009年には劇場アニメである「サマーウォーズ」で初の声優にチャレンジをします。

ドゥ・チウという中国人男性は国際弁護士をしており、日本の映画が趣味なので冬の季節になると日本にやってきます。そんな冬の日に日本にやって来ていたドゥ・チウはふらりと立ち寄った居酒屋で酒を飲んでいると、居酒屋の若い女将が話しかけてきました。彼女は中国語で声をかけてきてドゥ・チウと一緒にかなりの時間を映画の話題で話し込みました。

そんな時、居酒屋にヤクザの集団がやってきます。ドゥ・チウは雰囲気でもめ事の予感がした為に女将を見てみると、女将は刃物を手にしていたのでドゥ・チウは手を掴み制止します。そして自身が弁護士であることを告げると、この場で力になると言いました。女将は了解すると先ほど話していた映画に興味があると言い、ドゥ・チウの車にDVDがあるということなのでドゥ・チウは車に取りに行きました。

ドゥ・チウが車に向かった後に女将はヤクザの集団を店に招くと女将と店員の女性の2人でヤクザの集団を一掃しました。なぜこのようなことになったかと言うと、女将に扮していたレインと店員の女性に扮したドーンは闇の中国人殺し屋だったのです。

酒井という人物が社長を務めている大規模な製薬会社である天神製薬グループは大阪の阿倍野区にあるあべのハルカスに会社を置いています。会社を創立したのは1955の事で順調に会社の拡大を続けていました。そして先ほど居酒屋で飲んでいた国際弁護士であるドゥ・チウはこの天神製薬グループの顧問弁護士として働いています。

ドゥ・チウは3年前に天神製薬に依頼された時の功績が認められて酒井の信頼を勝ち取りました。酒井は自身の息子や孫の世代までドゥ・チウに顧問弁護士になってもらいたいと考えていますが、ドゥ・チウはその考えにあまり乗り気ではなく、同僚である青木と言う人物に引き継ごうと考えていました。天神製薬は順調に発展しニューヨーク市場に一部上場することでき、記念パーティーが開かれることになりました。

その席には当然ドゥ・チウも呼ばれ、酒井は演説で息子の宏を時期社長に据えると発表します。宏は次期社長に任命され、現在は新薬の研究チームの主任もしていました。宏は大阪府警捜査一家の係長である浅野という男性ともつながっており、パーティーでは新薬に関する話題で盛り上がっていました。ドゥ・チウはパーティーの席で突然若い女性の遠波真由美に声をかけられました。

真由美は世間話をするかと思いきや、3年前にドゥ・チウが扱った訴訟の時に何かなかったのかと曖昧な事を聞いてきます。ドゥ・チウはこの場ではあまりにも話すべき内容ではないため、後日に会う約束をすると、真由美は2日後の夕方に大阪駅の時空の広場でと待ち合わせ場所を提示し去っていきました。翌日になり、ドゥ・チウは現在日本に滞在をしているホテルで目が覚めると隣で違和感を感じます。

ドゥ・チウが横に目を向けると同じベッドの上で田中希子という女性の遺体があることに気が付きます。ドゥ・チウは急いで警察に連絡をしようとしますが、その時に清掃員の女性が入ってきてしまい、騒ぎ始めます。ベッドの脇にはナイフがあり、駆け付けた捜査一家の浅野によりドゥ・チウは逮捕されそうになりますが、浅野は逮捕するでもなくドゥ・チウに逃げるんだと耳打ちをしました。

その後、浅野は反撃されて取り逃がしたとしてドゥ・チウは2重の罪を背負って逃げ出しました。ドゥ・チウは大阪上本町にいたため近鉄電車の地下のレールに降りて逃走を始めます。そのころ矢村という捜査一家の男性は誘拐事件の犯人である2人が立てこもり、その犯人に主義主張などをインタビューするといいインタビュアーに扮して近づき見事逮捕することが出来ました。

矢村は犯人を捕まえて緊急車両に乗っていると、ドゥ・チウが殺人を犯して逃走しているという一報を聞きました。亡くなった女性は天神製薬の社長秘書であり、その殺人の犯人がドゥ・チウだと知ると、関西の地下鉄付近にある工事現場にどこか違和感がある人を見つけました。皆はおそろいの服を着ているのですが、ドゥ・チウだけがスーツ用の靴だったのです。

矢村に気付かれたドゥ・チウはとっさに矢村の相棒である女性刑事の百田を人質に取りました。矢村は人質にされた女性が今日初出社だというと、自身が代わりに人質になると名乗り出ます。しかしドゥ・チウは自分は無実なんだと連呼しており、矢村はそんなドゥ・チウにそれなら真相を究明しようと呼びかけます。ですがドゥ・チウは耳を貸さずに逃亡をしようとしました。

逃げ出すドゥ・チウですが矢村に追いつかれて取っ組み合いが始まります。ドゥ・チウは矢村の拳銃を奪い去るとそのまま車に乗り込んで逃亡をし、その途中で銃を窓から投げ捨てます。捜査一課の課長である伊藤はこの事件を矢村に任せることにして、矢村は里香を連れて事件現場へと向かいました。するとまたもや矢村は違和感を感じ、証拠が完璧すぎるとぼやきます。

すると矢村は新人である里香に違和感の正体について説明を始めます。監視カメラの記録ではパーティー会場からドゥ・チウと被害者ではない別の女性が出てきており、被害者である希子の傷は死んでからつけられたものと判断され、死亡推定時刻も深夜であることが分かります。そして真の犯人がドゥ・チウなら、死体と共に一緒に一晩を過ごして寝ていたということでした。

希子は事件当日、自分からドゥ・チウを誘うために部屋に先回りをして全裸になって待っていたと仮説を立てた矢村は、机の横に血痕を見つけました。希子の死因はネクタイで首を絞められたことによるものであり、その際に抵抗してカーテンを掴んだ事まで手に付着していたカーテンの繊維からわかります。そして胸に傷があり、傷の位置から犯人が左利きだということもわかりました。

矢村は先日にドゥ・チウが里香を人質に取った時に右手で脅していたのに気付いて、ドゥ・チウが右利きだと分かりました。そしてデスク横には正体のわからない錠剤が落ちており、矢村は本当にドゥ・チウが犯人ではないのではと思い始めます。一方のドゥ・チウはホームレスの坂口という人物とであい匿ってもらいます。

ホームレスが多数集まっている場所には定期的に黒い車がやってきており、製薬工場で日雇いをする人材を乗せていきます。このバイトはかなりの高給ですが、その仕事に行った人が帰ってくる事はないと坂口は言います。ドゥ・チウは青木と会って事情を説明するために近場の喫茶店で落ち合う約束をします。しかし、喫茶店にドゥ・チウが来ることを酒井は知ってしまいます。

酒井はドゥ・チウを殺すために中国の女殺し屋であるレインとドーンに依頼をしました。この2人は孤児だったのですが、酒井に引き取られて殺し屋として育てられてきたのです。さらにレインとドーンは天神製薬が密に作っているドーピング薬で身体能力を極限にまで上げ、さらに痛みも感じない体になります。そしてドーンは喫茶店の前で出店を出してレインが隠れて狙撃をする算段でした。

そしてドゥ・チウは青木と会って、天神製薬が違法基金のイーザーと手を組んで怪しい新薬を開発していることを聞かされました。3年前にドゥ・チウが弁護をして無事勝訴した内容は企業秘密の情報が窃盗されたということでした。そしてその盗まれたのが新薬を作るために重要な処方コードなのではないかと青木が言いました。

そのころレインはすでに狙撃のできる体制になっていたのですが、以前に会った時にドゥ・チウにわずかな恋心を抱いていたため撃つことが出来ませんでした。相棒であるドーンがせかしますが、中々撃つ決心がつかずに誤射をして青木に狙撃をしてしまいました。それをカバーするようにドーンが喫茶店に向けて銃を乱射し始め店は滅茶苦茶になってしまいます。

この発砲事件に矢村は駆け付けてドゥ・チウを発見しました。ドゥ・チウは慌てて逃げ出し水上バイクに乗り込んで逃走をします。そして矢村を追いかけ始めドゥ・チウに向かって何度も無実なら真犯人を探そうと声を掛けますが、ドゥ・チウは信頼することなど出来ずに逃げ回ります。ドゥ・チウはそのまま大阪駅の時空の広場で真由美と落ち合うと新幹線に乗り込みます。

矢村は見失ってしまい、後に監視カメラの映像で真由美と共に新幹線に乗り込んだのを発見します。この話は宏と繋がっている浅野から酒井に伝わったため、酒井は新たなターゲットとしてレインとドーンに暗殺依頼をしました。そのころ真由美は逃亡先として岡山県にある自身の牧場に向かいました。真由美の夫は3年前に天神製薬から情報を盗んだとして訴訟を起こされていた北川という男性でした。

真由美は天神製薬が陰で行っている新薬について話をし始めます。元々新薬は病気の苦しみを抑えるために北川が作っていたのですが、この薬を天神製薬は悪用しようとたくらんで投薬すると極限まで身体能力高めて痛みや恐怖などを感じなくなるようにして軍事使用できるようにしようと考えていました。この事を知った北川は悪用されないように処方コードを隠したのです。

3年前の4月3日に北川はドゥ・チウの弁護によって敗訴してしまい、次の日が北川との結婚式を挙げる予定だったのです。しかし翌日に挙式会場に来た北川は真由美の目の前で何者かに撃たれて死んでしまいました。その後に真由美は牧場の端に隠してあった資料を見つけます。そして真相を明かすためにドゥ・チウに近づいたのでした。

真由美は一通りドゥ・チウに説明をしていると、この場所を突き止めていた矢村がやってきました。そのころ天神製薬から依頼されてきたドーンとレインも牧場に向けて足を運んでいます。矢村がドゥ・チウを見つけたと同時に殺し屋の襲撃も始まりました。ドゥ・チウは真由美と共に車に乗って逃げ出そうとしますが、車が横転してしまいその際にドーンが車に撥ねられてレインは応援部隊を呼びます。

矢村は車の中からドゥ・チウと真由美を助け出し、ドゥ・チウが何者かに狙われている時点で無実だという確信を抱いて協力をしようとドゥ・チウに話しかけますが、信頼のしていない様子のドゥ・チウにこれ以上逃げられないように手錠をかけて片方を自身にかけました。矢村は真由美に事件当日のアリバイを聞き出し、真由美は深夜1時ごろまでは一緒にいたと話しドゥ・チウは無実を証明されました。

次に矢村は何故か警察の動きがすべて殺し屋に筒抜けていることに疑問を持ちます。そして真由美は6歳のころから父としてたという狩りの猟銃を持って武装をします。すると殺し屋の増援部隊がやってきました。矢村は拳銃をドゥ・チウに渡すと矢村とドゥ・チウは互いに協力して殺し屋と戦い始めました。ドーンは銃弾が当たっても薬を投与することで立ち向かってきますが、やがて死んでしまいます。

レインはドーンに駆け寄ると、ドーンはこの新薬は強すぎるといいそのまま死んでしまいます。レインは姉妹同然に育ったドーンの死に、引き取ってくれたとはいえ実験動物化のような扱いをしてドーンを死なせてしまった天神製薬社長の酒井に憎悪を抱生きます。銃撃戦で矢村は肩に被弾してしまったため、すぐさま病院に行かなければいけません。

そして救急車が到着する前にドゥ・チウの手錠を外すと逃げるように言いました。矢村は被弾したものの肩を銃弾を貫通しており大事には至りませんでした。病院を後にした矢村は天神製薬の社長秘書をしている希子の殺害現場に新薬が転がていたことを思い出して、何故かそれと一緒の物を持っていた浅野の事を疑い始めます。

そして事件の真相は矢村が推理した通りでした。事件が起きた日に浅野が証拠の隠蔽に絡んでいたのです。社長秘書である田中希子は社長の愛人でもあり、酒井に命令されてドゥ・チウを誘惑するように仕向けられていたのです。このようなことをするのは、希子と肉体関係を持てば顧問弁護士としてこの会社に居続けさせれると考えての事でした。

しかし、その思惑によく思わない人物がいました。それは社長の酒井の息子である宏でした。宏は社長の座を引き継ぐと父親の持っている物はすべて受け継げると考えていたため、それは愛人である希子も含まれていました。しかし、自分の物になる予定であった希子がドゥ・チウと肉体関係を持つのに嫉妬心を抱いて、宏は希子が待っていた部屋に行きもめると、衝動的になって希子を殺してしまいました。

その殺人のしりぬぐいの為に、買収をしていた浅野が駆り出されて証拠となる指紋などを消して、さらにドゥ・チウのパソコンなども盗んでいました。そして部屋に戻ってきたドゥ・チウの頭部を殴り死んでしまった希子の横に寝かせてドゥ・チウを殺人の犯人として仕立て上げるのでした。

浅野は酒井に殺人の罪をドゥ・チウに擦り付けたと報告すると、ついでにドゥ・チウも一緒にころしていればすべてが片付いたと言われて、レインに殺害されてしまいます。牧場の納屋にいる真由美は北川が隠していた資料をドゥ・チウに見せていました。その資料には北川の手のひらが映っている写真があり、その手のひらには数字とアルファベットが書かれていました。

この数字とアルファベットが新薬のコードであり、北川はあらかじめ自身が殺されることを予想して、真由美に向けて手紙を残していたのです。その手紙には、自分が殺されてしまったら真由美1人で海外に高飛びをするんだという内容でした。

ドゥ・チウは資料を真由美に見せてもらうと、現在開発中の天神製薬の新薬をさらに調べるために、直接製薬会社に潜入することを考えます。そしてドゥ・チウは大阪に戻ってホームレスの坂口に会って協力をこいます。そして2日に1度くるホームレスを連れていく黒い車に坂口と同乗して研究所に向かいました。一方の矢村の所には鑑識からの結果がやってきました。

その結果はホテルで見つかった謎の錠剤と浅野が使用をしていた薬の成分が一致したという情報でした。この事で浅野が新薬とのかかわりがあると確信づける証拠になりました。しかし、矢村はドゥ・チウを2度も逃がしてしまったことにより上司である伊藤に責められてしまっていました。上司の伊藤は浅野との連絡が何故か取れないといい、矢村は妻が死んでしまったことをいまだに引きずっているのではないかと言います。

矢村の妻である千代子は大阪の中央区で飲酒運転をして暴走をしていた車にひかれてしまい死亡しています。矢村は何度もドゥ・チウを取り逃がしてしまったことで休職処分になってしまいます。矢村は捜査から外されてしまうのですが、やはり天神製薬とドゥ・チウの身の心配など気になることがあります。真由美は矢村の相棒である里香に連絡をすると、天神製薬が現在違法薬物を製作していると報告します。

真由美は電話を切ると、その直後にレインに連れ去られてしまいます。真由美の情報を里香から聞いた矢村は、休職処分を受けているのにも関わらず、単身で天神製薬を調査するために乗り込もうと考えていました。天神製薬の実験用の施設に坂口と共に潜入したドゥ・チウは車の中に充満させられたガスにより眠らされてしまいます。そして目が覚めた時には拘束されており、実験の被験者として使われていました。

坂口には既に薬がもられており、被験者たちが集められている房に入ってくるなりひとりでに暴れ始めました。酒井と息子である宏はその様子を監視カメラで見ており、実験の経過観察の予定でしたがその中にドゥ・チウが混じっていると気づいた酒井は実験もできるし殺すこともできる一石二鳥だと思います。坂口は房に戻って暴れるも、少しながら理性が残っている状態でした。

坂口は自身の身体の制御が上手くできず、ドゥ・チウに自分を殺してくれと頼みます。しかし、ドゥ・チウは急な願いに右往左往していると、坂口はナイフを片手にドゥ・チウに向かって襲い掛かってきますが、途中でナイフを坂口自身に向けて自殺をしてしまいます。天神製薬は今までにした実験結果などをまとめた映像をバミューダの基金であるイーザーに兵士の思考を思い通りにできると報告します。

その一方でドゥ・チウの事は絶対に逃がすなと部下に命令しています。研究所ではドゥ・チウに薬を打つために研究所の職員である堂塔と酒井の息子である宏がドゥ・チウに迫ります。薬物を投与されてしまうと先ほどの坂口のようになってしまうと分かっておりドゥ・チウに危機が迫ります。そして真由美もレインに連れ去られてしまい新薬のコードを自白するように言われていました。

しかし、レインは姉妹同然に育ったドーンの死で酒井への憎悪が日に日に増していき、酒井に反抗するために真由美を開放します。矢村は天神製薬の社長である酒井に会うと、研究所に入り込むために敢えて新薬のコードを少しだけ言うと、研究所に入ってドゥ・チウと会うことが出来ました。しかし、ドゥ・チウはすでに薬物を投与されてしまっており、理性などは吹き飛んでしまっていました。

理性がなくなり暴れまわるドゥ・チウに矢村は自身が敵じゃないことや薬になど負けるななど声を掛けます。するとドゥ・チウは矢村の声に反応をし、研究所にいる護衛達を次々となぎ倒していきます。矢村もドゥ・チウと協力し戦っていると、このままではまずいと感じた酒井はレインに2人を殺すように暗殺命令をしますが、到着したレインは研究所の護衛たちに発砲をして酒井に敵対すると宣言します。

この状況に酒井の息子である宏は自身に薬を投薬してその力でドゥ・チウや矢村、レインたちと戦い始めます。酒井はこのままでは会社が終わってしまうと考え、堂塔に新薬に関しての資料などをすべて隠すように命令すると、そこを襲われそうになったためとっさに堂塔を身代わりにして身をまもります。一方の真由美はレインに開放されたのちに、研究所のホームレス達を逃がしてドゥ・チウの下に駆けつけていました。

理性を失いかけている宏は駆け付けた真由美が自身で殺してしまった希子と重なって見えて、宏の感情を逆なでしました。その時に酒井は宏の殺人の理由を初めて知りました。宏が希子とドゥ・チウが肉体関係を持つのが許せなく嫉妬心で思わず殺してしまったと知ると酒井はあっけにとられます。矢村は宏の隙をみて発砲して宏は死に、それと同時にドゥ・チウの目の前でレインは酒井に撃たれて死んでしまいます。

酒井はその後に宏の死体まで歩み寄ると、自殺をしてしまいます。矢村は研究所にある薬物を1つだけ証拠としてのこして、残りは処分をすると警官隊が研究所に突入してきました。後日、矢村とドゥ・チウは共に修羅場をくぐったからか、言葉は互いに通じませんが意気投合しています。そしてその2人を見守るように里香と真由美が見て笑っています。

そして別れの時が来ると、矢村は自身の自己紹介をし始めます。しかしその言葉は日本語ではなくドゥ・チウの母国語である中国語でしました。それに対してドゥ・チウは自身の自己紹介を日本語でして、互いに互いを敬っての事でした。そして列車に乗り込んだドゥ・チウと真由美を矢村は見送るのでした。

映画マンハントを見た人の感想では、やはり海外映画で舞台が日本と言う所に惹かれたという意見が多く、キャストも中国人や韓国人、そして日本人と有名な俳優が出ている為、映画館ではアングラ系の映画にも関わらず女性のファンでいっぱいだったという感想があります。

映画マンハントを見た人の感想では、今作でW主演を務めているキャストの福山雅治についての感想が多数あります。かなり暴力シーンや銃撃シーンなどが多く、福山雅治の戦闘シーンやチャン・ハンユー演じるドゥ・チウとの友情など見所が多いという感想があります。

以上、映画マンハントのネタバレあらすじや福山雅治などのキャストの紹介、そして映画マンハントを見た人の感想などを紹介しました。W主演の福山雅治やアングラに立ち向かう映画などが好きな方は是非一度、映画マンハントを視聴してみてはいかがでしょうか。