男たちの大和/YAMATOの映画評価や感想は?キャストやあらすじまとめ

男たちの大和/YAMATOは2005年12月17日に全国劇場公開されました。当時の日本をリアルに再現した迫力のある戦闘シーンなど話題となりました。この大作である男たちの大和の映画評価は?そして男たちの大和を観た感想は?そして気になるキャストは?後半では男たちの大和のあらすじをまとめました。この記事を読んで頂くと今まで気付かなかった事などがわかり男たちの大和の評価を見直す事になりますので是非最後までお付き合い下さい。

男たちの大和/YAMATOの映画評価や感想は?キャストやあらすじまとめのイメージ

目次

  1. 男たちの大和/YAMATOの映画評価や感想が気になる!
  2. 男たちの大和/YAMATOのキャストを紹介!
  3. 男たちの大和/YAMATOのあらすじをネタバレ!
  4. 男たちの大和/YAMATOの主題歌とは?
  5. 男たちの大和/YAMATOを観た感想や評価とは?
  6. 男たちの大和/YAMATOの映画評価や感想まとめ!

男たちの大和/YAMATOの映画評価や感想が気になる!

男たちの大和/YAMATOは東映配給の戦争映画です。原作は辺見じゅん「決定版男たちの大和」であり、終戦60周年を記念して製作されました。製作費は約25億円です。2005年12月17日に全国劇場公開され、同年の邦画興行収入1位となりました。そんな大作男たちの大和の映画評価や感想が気になります。これから男たちの大和について映画評価や感想を徹底解説していきます。

男たちの大和/YAMATOのキャストを紹介!

男たちの大和/YAMATOは2005年の興行収入1位に輝いています。いったいどんな方が男たちの大和のキャストに選ばれどんな役を演じているか気になるところです。ここではそんな大作男たちの大和のキャストにスポットを当てます。

反町隆史/森脇庄八

反町隆史演じる森脇庄八は実在する人物で原作では丸野正八です。「男たちの大和YAMATO」では大和特攻当日に戦死していますが、実際は生還者の1人です。二等主計兵曹で第二十二分隊烹炊所所属し軍艦は重油で動き、兵隊は飯で動くを身上としています。

下士官からも人望が厚く兄貴的存在で、内田とは親友でもある。森脇庄八を演じている「男たちの大和YAMATO」のメインキャストの1人反町隆史ですが、デビュー当初はジャニーズ事務所に所属、その後1994年7月にテレビドラマ「毎度ごめんなさぁい」で俳優としてスタートしています。

1997年から1998年にかけて『バージンロード』、『ビーチボーイズ』、『GTO』といった話題作に立て続けに出演し、高視聴率を獲得。特に『GTO』は、最高視聴率35.7%を記録し、大ヒットとなった。歌手としても活動しており紅白歌合戦にも出場していますが現在は俳優業に専念する為、活動休止しています。

クランクアップ後の記者会見で「戦後60周年を迎え、戦争というものが忘れ去られていっている気がします。そんな中で、10代・20代の戦争を知らない世代の人にそういった事実があった事を実感してもらいたいと思っています。」という感想を述べています。

中村獅童/内田守

二等兵曹、第七分隊機銃射手です。正義感が強く上官の命令にも反抗してしまうが、森脇や特年兵達に救われる。レイテ海戦で負傷した指揮官に変わり指揮をとりますが、左目に銃撃を受け重傷を負ってしまいます。その後、病院を抜け出し軍法を犯しながらも水上特攻を行う大和に乗り込みます。

「男たちの大和YAMATO」でメインキャストの1人としての内田守役の中村獅童は1981年歌舞伎座「妹背山婦女庭訓」「御殿」の豆腐買の娘おひろで二代目中村獅童を名乗り初舞台を踏みます。1983年10月、『春日局』竹千代で松竹社長賞を受賞します。1996年には『狐狸狐狸ばなし』おそめ役で歌舞伎座賞を、翌年には「歌舞伎の見方」解説で国立劇場特別賞を受賞します。

映画『ピンポン』で準主役の「ドラゴン」の役を射止め、日本アカデミー賞、ゴールデン・アロー賞(映画新人賞)、ブルーリボン賞、日本映画批評家大賞、毎日映画コンクールの各新人賞5冠を受賞し最も評価されています。歌舞伎においても、2003年に『義経千本桜』『毛抜』で初の主演を務めるなど高い評価を得ています。

クランクアップ後の記者会見で「本作に参加し、これからを生きていく事の大切さを深く考えるようになりました。ぜひ若い人たちにも観て頂き戦争というものを知って欲しいし、これから生きていく事の大切さを感じ取って欲しいです。」と感想を述べています。

松山ケンイチ/神尾克己(過去)

海軍特別少年兵で大和に乗艦する事となります。第七分隊機銃射手です。2ヶ月間激しい訓練を受け、仲間のミスをかばって激しい制裁を受けるます。野崎妙子とは幼馴染で、一人残した母を気遣う優しい少年。入隊したのは兄も陸軍へ出征した為です。

1985年3月5日生まれ、青森県出身でモデルとしてデビューします。俳優としてのデビューは2002年のドラマ「ごくせん(第1シリーズ)」です。本作品である「男たちの大和YAMATO」はオーディションにおいて、角川春樹に見初められ年少兵でメインキャストの尾克己役に抜擢されます。その後「椿三十郎」など新生角川春樹プロデュース映画に連続して起用される事となります。

クランクアップ後の記者会見で「僕は今二十歳なんですが、この歳でこういった作品に出演できて大変嬉しく思います。自分の中で戦争に対して深く知る事が出来たし、本当にこの作品に出会えて良かったと思います。」と感想を述べています。

仲代 達矢/神尾克己(現在)

鹿児島県枕崎で漁業を営む「明日香丸」船長です。多くの仲間を失った「大和撃沈」で九死に一生を得て生き延びた過去を持っています。様々な想いを胸にしまいこみ、独り戦後を生きてきた。 海軍墓地での慰霊祭にも一度も出席しなかったが、内田守の娘である内田真貴子と出会い大和が沈む「北緯30度43分、東経128度4分」へ自らの船で出かけていき過去を思い出します。

劇団俳優座出身で演劇・映画・テレビドラマで活動を続け、日本を代表する名優の1人です。出演映画が米国アカデミー賞と世界三大映画祭の全てで受賞しています。これは森雅之・山形勲と並んでおり四冠を達成し非常に高い評価を得ています。出演作25本のキネマ旬報ベストテン入賞しており、三國連太郎に次ぐ数字で、三船敏郎を抑えています。仲代は劇団出身の俳優であり、活動の半分は演劇です。

2013年に長年にわたる映画界、演劇界での活躍と日本文化への貢献が評価され川喜多賞と朝日賞が贈られています。フランス文化省の芸術文化勲章シュヴァリエなど多数受賞し海外でも高い評価を得ており、紫綬褒章受章、勲四等旭日小綬章受章。2007年に文化功労者、2015年に文化勲章を受けた。大衆芸能分野で文化勲章を受けるのは5人目で、翌年には映画主演をしており、文化勲章を受けた後に映画主演をした俳優は史上初です。

クランクアップ後の記者会見で「「大和」で唯一の生存者を演じました。これを観て皆さんがどう感じるか?それが私の1番関心ある事です。60周年にこの企画に出会えた事を誇りに思います。」と感想を述べています。

渡哲也/伊藤整一

第二艦隊司令長官・伊藤整一海軍中将役で出演しています。3000人の命を預かる艦長として責任感と愛国心があります。退艦命令後も、最後まで戦い沈みゆく大和と共に海に消えて行きました。クランクアップ後の記者会見では「60年という節目の年に本作に出演させて頂いた事を重く感じております。

作品が終わるとその作品に対する思い入れもなくなってしまう」と発言されましたが、「男たちの大和YAMATO」に関しては今もなお、自身の胸の中にこの作品「男たちの大和YAMATO」が残っており戦争で散っていった尊い犠牲の上に、今の平和がある事を「男たちの大和YAMATO」を通して沢山の人に伝えていきたい」と感想を述べています。

鈴木京香/内田真貴子

内田守の娘で大和沈没により大和乗組員であった実父が戦死し、終戦前後に内田兵曹に引き取られて養子になります。戦後60年経過し父である内田守の遺言である大和沈没の地点「北緯30度43分、東経128度4分」に遺骨をまく為に、船を出してほしいと頼みますが断られます。そんな中、内田守という名を聞いた神尾だけが船を出し大和沈没地点まで向かいます。

1989年の映画 『愛と平成の色男』で女優デビューし、1991年から1年間にわたって放送された連続テレビ小説 『君の名は』でヒロイン真知子役を演じて認知度上がり注目されます。1995年のテレビドラマ、『我慢できない!』ではコミカルな演技を披露し、人気ドラマに次々とキャスティングされます。

特に三谷幸喜の作品では、テレビドラマ 『王様のレストラン』を皮切りに、なくてはならない出演者となっています。『血と骨』では第28回日本アカデミー賞・最優秀主演女優賞を受賞するなど数々の賞を受賞しています。謙虚な主婦や、豪快な女性刑事から可憐な女性、教育ママ、大人の女性など、さまざまな役柄を柔軟にこなします。

蒼井優/野崎妙子

神尾の幼馴染で神尾の恋人です。アメリカ軍の戦闘機に機銃掃射され神尾の母が妙子をかばい亡くなってしまいます。大和特攻の前日に想いを告げ神尾に生きて帰る事を約束しますが自身は原子爆弾により命を落としてしまいます。

1万人の中からミュージカル『アニー』のポリー役に選ばれデビューします。岩井俊二監督の『リリイ・シュシュのすべて』で映画に初出演すると『高校教師』で初めて連続ドラマにレギュラー出演し2006年度は、映画『フラガール』などでの演技が認められ、第30回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞、第49回ブルーリボン賞主演女優賞をはじめ、数多くの映画賞を総なめにします。

主演映画『 彼女がその名を知らない鳥たち』で第41回日本アカデミー賞や第91回キネマ旬報ベスト・テンをはじめ、その年の主演女優賞を受賞し2018年、ヒロイン役で出演した塚本晋也監督の『斬、』が、第75回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門に選出されるなど活躍しています。

内野謙太/西哲也

神尾克己と同期の海軍特別年少兵。第五分隊高角砲射手です。絵が得意で、故郷でひとり貧しく百姓を続ける母に想いを馳せながら母の絵を描き、僅かな仕送りも欠かさない心優しい少年です。大和沈没時に神尾克己の目の前で力尽きていまいます。

テアトルアカデミー出身で1996年のテレビドラマ『ビーファイターカブト』で子役デビューします。2000年前後からは中学生や高校生の役柄で多数のドラマ・映画に出演するようになり2006年から放送の『ウルトラマンメビウス』でGUYSの一員、クゼ・テッペイ役を務めています。

男たちの大和/YAMATOのあらすじをネタバレ!

男たちの大和/YAMATOのあらすじを紹介していきます。ここではネタバレになってしまいますので、もしも、まだ映画男たちの大和/YAMATOを観ていないのであれば注意が必要です。

過去の経験

年老いた老漁師である神尾は戦艦大和の乗組員だった過去を持っています。漁協組合から戦艦大和60周年記念の式典に出席してほしいと頼まれます。未だに過去の経験と向き合う事ができずにいた神男は出席を断ります。

そんな時、1人の女性が漁協組合を訪ねてきます。彼女は自分を戦艦大和の沈没地点に連れて行ってほしいと頼みます。しかしどの組合員も彼女の頼みを断ります。神尾の元にも頼みに来ますが当然のことのように断られますが、話を聞くと、彼女はかつての上官である内田守の養女、内田真貴子だと分かりました。

内田守の遺言

内田守の娘、内田貴美子の話によると父は昨年末に亡くなりましたが、父の遺言で遺骨は戦艦大和の沈没地点に散骨してほしいという事でした。その言葉を聞いた神尾は内田の遺言を叶えたいと船を出し戦艦大和の沈没地点に向かうのでした。

内田の願いを叶えたい神尾は真貴子に言い、神尾の心の中にしまっていた大和でのことが蘇り若かりし頃の出来事を回想し静かに語り始めるのでした。それは神尾が過去と向き合うという事でもあったのです。

上官と戦艦大和

昭和19年の春、神尾たちは特別年少兵として戦艦大和に乗艦します。目の前の大きな戦艦に誰しもが沈むことはない不沈艦であると確信し希望に胸を膨らませていました。上官である森脇・内田は時には厳しく、時には情熱を持って神尾たちを指導します。厳しい訓練の日々の中ある日、神尾はサイパンが陥落したと聞かされ信じないと言い仲間と喧嘩をします。

上官である森脇が2人を説得します。主要な基地であるサイパンが陥落したという事実をしり日本は日増しに敗戦の色を濃くしていきます。しかし彼らの努力もむなしく、とうとう米軍が沖縄上陸作戦を開始したのを受け、ついに大和は沖縄特攻の命を受けるのでした。

レイテ海戦

戦艦大和が同型艦の戦艦武蔵らとともにフィリピンのレイテ島付近のマリアナ沖海戦に参戦しました。戦いは非常に厳しい状態で、武蔵を始め多数の艦艇を撃沈されてしまい、上官の内田守も重傷を負ってしまいます。神尾は熾烈な戦闘で多くの仲間を失います。

戦艦大和の最後

海軍司令部から護衛機無しで特攻を行えという無謀な命令が出てしまいます。神尾や仲間たちには休暇が出され各々が覚悟を決め最後の休暇を取ります。そんな中、マリアナ海戦で負傷していた内田を森脇が見舞い「残る桜も散る桜じゃ」と内田に話すのでした。

かくして最後の決戦に向かう戦艦大和であったが、驚く事に病院にいるはずの内田が密かに乗船していたのです。ほどなくして大和はアメリカ軍の猛攻にさらされ多くの被害を出し「北緯30度43分、東経128度4分」地点で沈没してしまいます。

神尾と親友の西哲也は、沈没の勢いで海に投げ出されてしまいます。そして、神尾の目の前で、親友の哲也は力尽きて海の底へ沈んでしまいます。神尾自身ももうだめだと思った時に、上官の森脇に助けられ、正義感の強さと責任感の強い森脇はもっと仲間を助けたいと再び海へ戻りますが、二度と戻ってくることはありませんでした。

生還後

神尾は親友であった哲也の母親サヨを訪ねサヨに哲也の最後を告げます。サヨは哲也の死を受け止める事ができず悲しみにくれ、神尾に自分だけ生き残ったことを責めます。サヨは田んぼで田植えを始め、この田んぼは哲也が母サヨの為に欠かさず送金していたお金で買えたものだと話します。

神尾は黙って田植えをします。そんな神尾の行動を見てサヨは貴重であった握り飯を神尾に渡しますが神尾は握り飯をそっと置き、サヨに土下座をして自分だけ生き残ったことを詫びて謝りサヨは泣きながら、さっき神尾を責めてしまったことを詫びて、何としても生き続けてくれと頭を下げ2人して号泣するのでした。

過去との決別

その後、日本は広島、長崎と原子爆弾により甚大な被害を被り終戦を迎えます。この戦争で神尾は母親兄妹、そして恋人までも失ってしまったのです。現代の神尾に戻り真貴子といるのは戦艦大和の沈没地点です。真貴子は父である内田のことを話します。

神尾が死んだと思っていた内田は生きていて、去年まで15人もの孤児を引き取って育てたと聞きました。内田の生き方を聞き、神尾は自分が生かされた本当の意味を始めて知るような気持ちになり今まで語らなかった大和での出来事を決別するかのように神尾は、大粒の涙を流します。神尾の心に様々な人の笑顔と戦艦大和の姿が鮮やかに蘇るのでした。

男たちの大和/YAMATOの主題歌とは?

映画『男たちの大和/YAMATO』主題歌として書き下ろした38thシングルです。長渕「この大和に立って、悲しくもたまらない気持ちになった。多くの犠牲の上で今の豊かな日本があることを実感しました。戦争という舞台を借りて、壮大な愛を描く映画だと思います。今までの自分にない最高の曲を作りたい」と感想を述べています。

映画「男たちの大和YAMATO」の主題歌を書き下ろした後のコンサートツアー「LIVE TOUR 2005 YAMATO」と題し、2005年10月6日から11月9日の日本武道館まで全国6都市全9公演が行われました。ランキング最高位6位、登場回数21回となり、売り上げ枚数は9.4万枚と大ヒットとなりました。

男たちの大和/YAMATOを観た感想や評価とは?

2005年12月17日に東映邦画系で全国劇場公開されました。数ある映画でも戦争を題材にし豪華なキャストを迎え制作費は約25億かけて製作し同年の邦画興行収入1位となった本作品ですが「男たちの大和YAMATO」を観た感想や評価はどうだったのでしょうか?気になる評価と感想をまとめましたのでご覧ください。

戦艦大和の最後の姿・・

終戦60年記念作品。東映史上最高の製作費をかけて原寸大のセットを組んだ映画。昭和20年4月6日の沖縄への菊水特攻作戦。戦艦大和の最後の姿を映している。反町隆史や中村獅童らの熱演が・・戦争映画は涙を誘う。

注目された製作費と原寸大のセットがリアリティーを出し、キャストに反町隆史や中村獅童を迎え感動の作品として心の中に残ることになり在りし日の戦艦大和とその最後に涙する作品です。

那由他の感想・評価

2018/10/25 01:17

戦艦大和の最期を描いた作品。
当時の人々は、無謀だと知りながら大和を送り出したのだということが伝わってきた。
非常に悲しくも、日本人は観るべき作品であると思う。

当時の状況がリアルに再現されており豪華なキャスト陣が本作品に色をつけてより魅力的で惹きつけられる作品になっているので日本人は観るべき作品という所は共感できます。

男たちの大和/YAMATOの映画評価や感想まとめ!

映画「男たちの大和YAMATO」ですが豪華なキャストを迎え製作費約25億かけています。また海上自衛隊艦艇の護衛艦「ひえい」と 掃海母艦「ぶんご」が撮影に協力しています。本作品のリアルさはこのような協力を受け作られています。本作品に関しての評価は感動したとの意見が多く戦後60年たっても忘れてはいけないという気持ちと命を懸けた英霊達に奉げる鎮魂と反戦の意を込めた映画であるといえるでしょう。

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