大奥の映画あらすじをネタバレ!男女逆転の設定の感想は?【二宮和也主演】

2010年に公開した映画『大奥』は、よしながふみによる漫画『大奥』を原作とし、二宮和也主演の大ヒット時代劇映画です。男女逆転の大奥で繰り広げられる愛憎のストーリには必見です。本記事では、そんな映画『大奥』のあらすじやキャストをネタバレしていきます。また男女逆転のとは何なのか、その設定のネタバレや映画を見た人の感想の紹介も行っていきますので、興味のある方はぜひご覧ください!

大奥の映画あらすじをネタバレ!男女逆転の設定の感想は?【二宮和也主演】のイメージ

目次

  1. 大奥の男女逆転設定の映画のあらすじが気になる!
  2. 大奥シリーズとは?
  3. 大奥の映画キャストを紹介!
  4. 大奥の映画あらすじをネタバレ紹介!
  5. 大奥の映画を見た人の感想とは?
  6. 大奥の映画のネタバレまとめ!

大奥の男女逆転設定の映画のあらすじが気になる!

映画『大奥』では、男女逆転した世界が描かれています。男女逆転とはどういうことなのか、男女逆転した世界でどんなストーリーが繰り広げられるのか、主演の二宮和也を中心とした豪華キャストによっておおいに表現された作品です。本記事では映画『大奥』のあらすじやキャストのネタバレ、見た人の感想の紹介を行っていきます。映画『大奥』のあらすじやキャストなどネタバレ要素が含まれますので、ご注意ください。

大奥<男女逆転> | アスミック・エース

大奥シリーズとは?

映画『大奥』は二宮和也主演でTBSを中心として製作された時代劇ですが、この2010年に公開された映画『大奥』を第一作目としたシリーズ仕立てになっています。映画は好評で感想や評価もいい印象だったという旨の感想が多かったです。二宮和也をはじめとする豪華俳優陣の熱演はもとより、二宮和也の所属グループの嵐の主題歌も人気を博しました。

大奥(2010年)

本記事でご紹介する二宮和也主演映画『大奥』になります。出演者や時代は違いますが、ご紹介する三作品とも、大奥を舞台とした男女逆転の愛憎劇となっております。

大奥~誕生~[有功・家光篇](2012年10月~12月)

江戸幕府三代将軍家光(岩井秀人)が疫病により早死にしてしまいます。そんな中、春日局(麻生祐未)は今日から来た僧侶の有功(堺雅人)に目をつけて、将軍付きの小姓になるよう脅迫します。有功は覚悟を組めて将軍に会うが、家光(多部未華子)は少女であり、有功は驚きます。

家光(多部未華子)が少女であると知った有功は、正勝(平山浩行)から「秘密を知った以上、一生大奥から出られない」と告げられます。こうして男女逆転した大奥を舞台に、家光(多部未華子)や有功(堺雅人)等が織りなす愛憎劇が幕を開けます。

春日局は家光が有功に興味を持ったと知り、ほくそ笑みます。そんな中、有功に対して何者かが嫌がらせを重ね、それに見かねた玉栄(田中聖)は犯人探しに躍起になります。有功は家光が15歳で産んだ娘を亡くしたと知り、「よう耐えてこられました。」と温かい言葉をかけます。それ以来、家光は有功に頻繁に会いに来るようになります。

有功と家光の仲が深まり、1年がたったころ、有功は弓道も上達し、学もあるため、他の武士から一目置かれる存在になっていました。家光も、穏やかになり、有功との仲睦まじい姿に村瀬(尾美としのり)も喜んでいました。一方で、春日局は家光に懐妊の兆しがないことに不満を募らせ策を練ります。

大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇](2012年12月)

時代は、江戸幕府五代目将軍の徳川綱吉(菅野美穂)の頃です。彼女は美しく学問にも長けている才色兼備な女性でした。彼女には側室(要潤)との間に松姫という世継ぎがいましたが、正室は綱吉の子を授からなかったため、大奥内では正室と側室の派閥争いが起こっていました。

そんな中、正室の計らいで京の貧しい公家出身の右衛門佐(堺雅人)が大奥に入りました。彼は学問に秀でており、そんな共通点もあってかあっという間に綱吉に取り入り、大奥総取締役にまでのし上がっていきました。

そんなある日、松姫は5日ほど熱にうなされ、そのまま帰らぬ人となってします。綱吉はひどく落ち込みましたが周りは次の世継ぎを求める声ばかりでした。綱吉は子作りに励みましたが、一向に子は授かりませんでした。松姫が死んでから17年後のある日、若い青年を寝屋に呼ぶと、その男は綱吉の命を狙ってきます。そして、間一髪のところで右衛門佐に助けられます。

衝撃を受けた綱吉を落ち着かせ、「休んでいい。」と綱吉から言われても、右衛門佐は綱吉から離れません。自分に自信を無くし、生きる意味を見失ってしまっていた綱吉は自分がいなくなったら自害するだろうと思ったからです。そんな綱吉に右衛門佐は以前から好きだったと告白し、二人はようやく結ばれます。

Thumb大奥のドラマの歴代キャストと視聴率まとめ!シリーズを見る順番は? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

大奥の映画キャストを紹介!

映画『大奥』の主要キャストをご紹介していきます。嵐の二宮和也や柴咲コウ、玉木宏をはじめとする豪華俳優陣の名演技は必見です!

水野裕之進(二宮和也)

この物語の主人公で、武士道を極める一本気な性格の青年です。疫病によって男性がすくなくなった世の中で、子どもを持つことを望む女性たちに無償で自分の子種を提供していました。お信とは幼馴染で両思いであったが、身分の差があるため叶えることができずにいました。

裕之進の家は武士の家でしたが、男性の少なくなった世の中では困窮してしまい、両親と姉のため、そしてお信への想いを断ち切るために大奥に入ります。

大奥に入ったばかりの頃は、同僚からいじめを受けていまいした。裕之進の自身も、下町育ちの江戸っ子気質で売られたけんかを買ってしまっていて、そこを杉下(阿部サダヲ)に助けられます。大奥の作法や掃除のやり方も杉下に教わりました。

その後、松下や藤波など大奥に有力者たちに見初められて昇格しますが、2人の策略もあり、吉宗の初めての寝屋の相手に選ばれます。将軍の初めての寝屋の相手をするにあたっては、あるしきたりがありました。

徳永吉宗(柴咲コウ)

江戸幕府の徳川8代目将軍であり、男性が疫病で少なくなったために将軍となりました。果断な性格で頭脳明晰でり、権力だけのために人を陥れる人間を嫌ったため、大奥や幕府の財政を改めようと決意します。

裕之進が派手な男たちの中で唯一男らしい真っ黒な着物を着ていたことと、まっすぐな瞳を持っていることから、彼を最初の寝屋の相手に選びます。しかし、その意味を後から知り、動揺します。映画のラストでは国のために大胆な采配を振ります。

お信(堀北真希)

裕之進の幼馴染で裕之進を慕っています。薬問屋の一人娘であり、男性が少なくなった当時では重要な跡取りでありました。さらに疫病によって繁盛している薬問屋の一人娘のおのぶと武士の家の裕之進では身分の差があるため叶わぬ恋をしています。

裕之進が大奥に入ると知った時にはショックを受けますが、仕方がないと身を引きます。また、変装して城下の様子を視察にきた吉宗に謝って巻き水をかけてしまいますが、吉宗は「活気があってよい。」といって許しました。

鶴岡(大倉忠義)

大奥の有力者である松島から手厚い寵愛を受けている美少年で、大奥きっての剣の達人でもあります。自らの美貌や才能を自負しており、松島の寵愛のおかげもあり、高飛車な態度をとっていました。他のものと同じように大部屋で生活することもなくお膳を運ばれるほどであり、周囲よりも上の立場で将来は安泰だと思っていました。

しかし、松島が裕之進を利用して出世するために、あっさりと捨てられてしまい、「松島が水野に心移りした」と勘違いした鶴岡は自暴自棄になり、裕之進と真剣での対決を申し込みます。しかし水野は「吉宗様を守るための刀」と最後まで真剣を抜きませんでした。のちに、鶴岡は自害してしまいます。

垣添(中村蒼)

裕之進の昇格後に世話役となった青年です。大奥のしきたりに浸り、裕之進に恋をします。また、呉服に関しての知識が豊富であり、裕之進が吉宗に会うための装束のデザインをアドバイスしました。裕之進の意見を採用しながら「粋」な着物を作り、褒美としてあるものを欲しがりました。

松島(玉木宏)

聡明さと美貌で大奥の中で群を抜く男性です。藤波からの寵愛を受けています。鶴岡のことは利用するために寵愛していましたが、鶴岡は松島のことばかりを好きになり、高飛車になって魅力がなくなってしまった。そんな中裕之進を見つけ出し、鶴岡には肌に触れることも許さずあっさりと捨てた。

加納久通(和久井映見)

吉宗の幼馴染で彼女の腹心の部下でもある男性です。しきたりに厳しく、藤波とは互いに口にはしないがけん制しあっています。穏やかではありますが時には吉宗を厳しく注意します。

杉下(阿部サダヲ)

大奥の古株的存在ですが入ったばかりの裕之進とほぼ変わらない地位にいます。本人は自らの容姿が良くなく剣術の際のもないことを自覚しています。大奥にしきたりを熟知しており、入ったばかりの裕之進にアドバイスし、時には助けてくれる存在でした。

藤波(佐々木蔵之介)

野心家の大奥総取締役の男性です。吉宗を操り、国を思うがままに動かしたいとひそかに考えており、そのためには周りのものを利用することをいとわない性格を持っています。松島を寵愛していますが、実際には利用しているにすぎません。裕之進の才能に目をつけて利用しようとしますが、ラストの吉宗の大胆な決断によって、その人生は大きく変わります。

大奥の映画あらすじをネタバレ紹介!

映画『大奥』のあらすじをネタバレしていきます。嵐の二宮和也をはじめとする豪華俳優陣の熱演の詳細が分かりやすいと思います。これを読めば、映画『大奥』について丸わかりです!また、映画『大奥』を見たくなること間違いなし!

大奥の映画あらすじをネタバレ:男性が貴重な世界

舞台は江戸時代、江戸幕府三代将軍家光の頃。男性だけかかる謎の疫病「赤面疱瘡(あかづらほうそう)」が国中に蔓延していました。その致死率は8割で、男性の人口は減り、男女比率は1対4となってしまいます。

こうして男性が少なくなった世の中では、女性が力仕事をして家庭を支えるというような、男女逆転の世界になったのです。そして、男性が少なくなった分、子どもを作ることが難しくなり、家の後継ぎを作ることも困難な時代が訪れました。それは将軍家でも同じことです。常に後継ぎが必要な江戸幕府を初め、どの名家でも男性が少なくなりました。

そんな中、多くの家で女性が家督を継ぐことになっていったのです。江戸幕府、徳川家の後継ぎも女性となりました。そして江戸幕府は、女性である将軍のために、大奥に国中から眉目秀麗、才色兼備な男性を集めました。

大奥の映画あらすじをネタバレ:裕之進大奥へ!

主人公である水野裕之進の実家はとても貧しかったのですが、彼は武術に優れ見た目も麗しい男性でした。彼は、子どもが欲しい女性のために無償で自分の子種を提供していました。そんな彼には幼馴染であるお信(おのぶ)がいました。裕之進はお信を慕っており、お信もまた裕之進を慕っています。しかし、彼女の実家は名家であり、裕之進とは身分の差があるため、その恋は叶わぬものでした。

ある日、裕之進の元に大奥へ上がる話が舞い込んできます。彼の母は心配して止めますが、裕之進は実家の暮らしを少しでも豊かにするために大奥に上がることを決意します。

大奥の映画あらすじをネタバレ:大奥は地獄だった!?

大奥は麗しい男性がたくさんおり、彼らは華やかな暮らしをしていました。しかし、彼らは自分がいかに将軍に気に入られ、いかに大奥で権力を振るうか各々策略を巡らせており、その世界は殺伐としたものでした。

裕之進はその一本気な性格から、大奥の男性たちの標的となってしまいます。裕之進にとって苦しい日々が続きますが、大奥の有力者である藤波と松島に武術の才能をかわれ、気に入られます。しかし、それまで松島のお気に入りだった鶴岡は自害に追い込まれます。

大奥の映画あらすじをネタバレ:策略にはめられて

江戸幕府では、徳川吉宗が新しい将軍として政権を握ることになりました。彼女はとても賢く聡明であり、幕府の財政の無駄に気が付きます。そして、無駄に使われている財を正しく分配し、財政を引き締める政治を行おうとしました。

大奥はとても煌びやかで、その様子を目の当たりにした吉宗は、倹約の精神にのっとり、大奥の縮小を考えます。一方大奥では、新しい将軍に気に入られようと、有力者たちを中心に策略を巡らせます。

大奥にはしきたりとして守らなければならないことがありました。それは、新しい将軍の最初の寝屋の相手になったものは次の日に切り捨てられてしまうということです。このようなしきたりがあったため、皆最初の一人になることは避けようとしていました。

松島や藤波等大奥の有力者たちは、そのしきたりによる犠牲者を裕之進にするため、裕之進を罠にはめます。裕之進はその罠にはまり、最初の寝屋の相手として吉宗に指名されてしまいます。

大奥の映画あらすじをネタバレ:吉宗の采配

裕之進は覚悟を決めて、吉宗の最初の寝屋の相手になります。そしてその当日、裕之進は自分には他に慕っている相手がいることを告げます。お信のことです。裕之進は吉宗にお信のことを話し、さらに、「明日命が尽きる身ならば、あなたをお信と思って抱きたい。」と言います。周りにいた吉宗のお付きは裕之進のその発言を諌めますが、吉宗は許します。

そして次に日、裕之進は切り捨てられることを覚悟して役人に連れていかれました。そこに吉宗が現れ、「別人となってお信と生きよ。」と裕之進に言い渡します。裕之進は吉宗の言葉に驚きます。そして吉宗に感謝してお信のもとへと走ります。吉宗は、走りゆく裕之進の姿を見ながら、こんなにも残酷でくだらないしきたりを持つ大奥を変えようと心に決めます。

大奥の映画あらすじをネタバレ:感動のラスト

吉宗は、大奥の男性を集めて、美形のものとそうでないものに分けます。権力者である松島や藤波は美形のため、自分たちは大奥で生き残れると思いほくそ笑みます。しかし、吉宗は「美形の者たちはさっさと大奥を去れ」と言います。また、見栄えの悪いものは大奥へ残るようにと命令します。

松島や藤波たちは、自分たちのこれまでの策略よりも吉宗のほうが一枚上手であることを知り、落胆します。一方で、国に帰えり、吉宗の言う通り名を改めた裕之進は、お信との恋を実らせ幸せに暮らしました。

大奥の映画を見た人の感想とは?

映画『大奥』をみた人の感想や評価をご紹介していきます。江戸時代の大奥が舞台であることや、主演が嵐の二宮和也であることも影響してか、幅広い年齢層の感想や評価がありました。また、いい感想も悪い感想も探しましたが、いい感想のほうが圧倒的に多かったです。

男女逆転の世界で、吉宗の大胆さや凛々しさを非常によく表現されていると話題になっています。また、柴咲コウさんにピッタリの役柄だといわれています。

主演の二宮和也だけでなく、ほとんどの登場人物がかっこよくてきれいで、眉目秀麗という言葉がよくあてはまり、目の保養になると話題になっています。

大奥の映画のネタバレまとめ!

本記事では映画『大奥』のあらすじやキャストのネタバレ、見た人の感想や評価などをご紹介していきましたがいかがだったでしょうか?大奥という舞台で繰り広げられる、男女逆転の愛憎劇は必見です。主演の二宮和也をはじめとする豪華俳優陣の名演技も見どころとなっております。本記事を読んで、映画『大奥』に興味をもっていただけたら幸いです。ぜひご覧ください!

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