ちょっと今から仕事やめてくるのネタバレ!映画のあらすじとヤマモトの正体は?

新社会人の方だと上司からパワハラを受けて退職を考えている人が多いのではないでしょうか。そういう人に必見なのがこの映画、ちょっと今から仕事やめてくるです。この映画のネタバレはブラック企業で働いている社会人になったばかりの青山がヤマモトという青年に出会い、彼に触発され、自分の生き方や自分のことを大切に思っている人のために生きると考えるようになります。ここでは、ちょっと今から仕事やめてくるのあらすじやネタバレ、謎の男のヤマモトの正体、そして感想を紹介します。

ちょっと今から仕事やめてくるのネタバレ!映画のあらすじとヤマモトの正体は?のイメージ

目次

  1. ちょっと今から仕事やめてくるの映画あらすじやヤマモトの正体をネタバレ紹介!
  2. ちょっと今から仕事やめてくるとは?
  3. ちょっと今から仕事やめてくるの映画あらすじをネタバレ紹介!
  4. ちょっと今から仕事やめてくるの結末は?
  5. ちょっと今から仕事やめてくるのヤマモトの正体をネタバレ紹介!
  6. ちょっと今から仕事やめてくるのネタバレ感想や評価を紹介!
  7. ちょっと今から仕事やめてくるの原作との違いは?
  8. ちょっと今から仕事やめてくるのネタバレまとめ!

ちょっと今から仕事やめてくるの映画あらすじやヤマモトの正体をネタバレ紹介!

今回はちょっと今から仕事やめてくるという小説が原作の映画をネタバレします。これは学生を卒業して新社会人として仕事をしている中で辛いやキツイと思ったことがある人に向けた映画です。社会の厳しい点を描いている裏腹に人との繋がりが大切だと描いている映画です。今回はこの映画のあらすじや結末、そして自殺を図ろうとした青山に現れたヤマモトの正体のネタバレや映画と原作の違いや映画を見た人の感想や評価を述べます。

ちょっと今から仕事やめてくるとは?

ちょっと今から仕事やめてくるは現実社会に多く存在するブラック企業をモチーフにした映画です。社会人なりたての20代から絶大な支持を得ています。主人公は二人編成であり、それぞれ福士蒼汰さんと工藤阿須加さんが演じています。原作は小説であり、その後に漫画や映画などのメディア化をしています。小説の発行部数は70万部を突破しています。スカッとして最後は感動して泣ける作品だと評判です。

ちょっと今から仕事やめてくるの公開日は2017年5月27日です。映画監督はソロモンの偽証やふしぎな岬の物語でお馴染みの成島出監督です。制作はシンゴジラでお馴染みのシネバサールです。興行収入は9億円です。主題歌はコブクロの心であり、爽やかなノリが売りのちょっと今から仕事やめてくるにピッタリだと評判です。

原作者の北川恵海さんとは

ちょっと今から仕事やめてくるの原作者は北川恵美さんです。北川さんは留学経験が豊富であり、留学していた頃にワーキング・ホリデーであらゆる国で仕事をしていました。日本に帰ってきた時に外国の職場とのギャップを感じ、その頃の経験を活かし執筆をしました。北川作品は現実社会の悩める若者を描いている作品が多いです。ちょっと今から仕事辞めてくるの他にはヒーローズ(株)!!!を執筆しています。

ちょっと今から仕事やめてくるの漫画版について

ちょっと今から仕事やめてくるは漫画版も販売されています。漫画を書いているのは鈴木有布子さんです。主にwingsで描いている漫画家です。丘の上のバンビーナ、巡り暦、月光ゲームなどの作品を描いています。鈴木さんが少女漫画家なので、画風が少女漫画風になっており新鮮だという声が上がっています。

ちょっと今から仕事やめてくるの登場人物紹介

映画のちょっと今から仕事やめてくるのあらすじに関わる登場人物を紹介します。まず、登場人物は上の図の通りです。ヤマモトと青山が作品の主軸になる主役であり、それを取り巻く形になります。大きく分けると、青山と同じ会社の人と青山の両親、そしてヤマモトの過去を知る人に分かれます。ここではネタバレも交えながら登場人物の紹介をしていきます。

ちょっと今から仕事やめてくるの主役の一人の青山です。青山はリストラされた父親を反面教師に生きてきましたが、あまり深く就職活動をしなかったために、ブラック企業に入社してしまった青年です。性格は真面目でかなりの情熱家です。しかし、真面目過ぎるがゆえに思いつめてしまう事が多く落ち込みやすい性格です。そして、酷いことをしてきた山上や五十嵐などにも上司としてお礼をするなどと礼儀正しい面があります。

青山はやる気は人並みにありましたが、上司からパワハラを受ける度に仕事に行くのが憂鬱になりました。過労のために駅のホームから転落しそうになった所をヤマモトに救われ、ヤマモトと共に自分の事や会社のことを見つめ直します。そのためにヤマモトには深い感謝をしており、事あるたびに律儀にお礼をしています。青山を演じている俳優は朝ドラの朝が来たに出演している工藤阿須加さんです。

ちょっと今から仕事やめてくるのもう一人の主役のヤマモトです。ヤマモトは青山が駅のホームから転落しそうになったところを助けた関西弁の青年です。初めは青山の同級生と名乗っていましたが、実際には違い、山本純だと名乗っていました。性格は関西ノリのジョークを言う陽気な性格です。しかし、その性格とは裏腹にプライベートでは浮かない顔をしながら、霊園に行くなどと青山には幽霊ではないかと思われています。

青山を駅のホームで助けて以来、彼と親密になっていきプライベートでも遊ぶようになります。次第に青山の仕事に的確なアドバイスを入れたりなどもしました。ヤマモトは昔硬い会社で働いていましたが、今はアルバイトみたいなことをしている事実上ニートです。ヤマモトを演じているのは仮面ライダーフォーゼでお馴染みの大人気俳優の福士蒼汰です。ちょっと今から仕事やめてくるで初めて関西弁のキャラクターを演じました。

青山と同じ会社の1人目は山上守です。山上は過度なノルマを部下に押し付け、能力が低い人をターゲットにパワハラを行う営業部の部長です。部下の青山はそのターゲットにされています。ただ大きな声で怒鳴るだけではなく、親心でやっているんだなどのフォローを入れてくるなど知的な面もある。部長という身分なだけあって社会は理不尽で厳しい所だと認識している節があります。演じているのは吉田鋼太郎さんです。

青山と同じ会社のもう1人が五十嵐美樹です。五十嵐は山上の部下であり青山の上司という立ち位置です。営業1位という成績を残しており、山上には期待のプレッシャーをかけられ、または「今日はデートか?」のような明らかなセクハラも受けています。成績だけではなく、青山の雰囲気が明るくなっただけでこれから伸びると察知する着眼点がありかなり優秀な模様です。優秀過ぎて過ちを犯します。演じているのは黒木華さんです。

青山と同じ会社ではないですが、青山の営業先の小谷製菓の人です。はじめは青山の事には関心がありませんでしたが、ヤマモトが青山にアドバイスをして以降の熱意によりプライベートの話をする程仲良くなっていきました。小谷製菓との営業も決まる間際に、五十嵐が青山のデータを改ざんしたために、契約は白紙状態になりました。ネットではプライベートの話をする仲の良さなら許してあげればよいのではないかと言われています。

青山の両親です。青山の両親は山梨でぶどう農家を営んでいます。青山の母は彼に電話をしたり仕送りをするなどとかなりマメな一面を持っています。それに対し、父は硬派な一面を持つ寡黙な男性です。青山が高校の頃に父が解雇されて、再就職を探すために山梨の祖母の家に引っ越してきました。青山は父が再就職できないのは能力がないからと山上のように罵っていました。青山の母役は森口瑤子さん。青山の父役は池田成志さんです。

最後にヤマモトの過去を知る孤児院の院長の玲子です。原作では未登場ですが、映画では終盤に登場します。先代孤児院長の娘だったためにヤマモトの事は幼い頃から知っており、玲子姉ちゃんと呼ばれ慕われていました。ヤマモトのわずかな手がかりを元に孤児院まで来た青山に彼がバヌアツにいるという事を教える役割です。風来坊のヤマモトが律儀に写真を送るあたりからかなり彼から頼りにされています。玲子役は小池栄子さんです。

青山の働いている会社の社訓

青山が働いている会社の社訓です。ネットではここの社訓があまりにも酷いと話題になっています。五、六、七などと社員のやる気を鼓舞している社訓もありますが、三の遅刻は十分で千円の罰金や四の有給なんていらない身体がなまるからなどと誰から見ても法に触れている社訓があります。実際に上司の山上は青山が退職する日に20分遅刻したから2000円の罰金を要求しています。現実でもこういう社訓があるとの声があります。

ちょっと今から仕事やめてくるの映画あらすじをネタバレ紹介!

あらすじ(ネタバレ)1プロローグ

あらすじの始まりは、南国の夜の浜辺で子供とヤマモトが星を見ながら英語で会話しているところからです。子供の方が死んだら星になるのか、家族があそこにいるから星になりたいとヤマモトに語り掛けます。ヤマモトはちゃんと生きないとと聞きます。子供がちゃんと生きるとはどういうことかと尋ねます。ヤマモトは生きることは希望を持つことであり、希望は無くならず見えなくなってしまうと子供に教えます。

あらすじ(ネタバレ)2ブラック企業に勤めている青山隆

青山隆は大学を卒業して特に何も考えずに印刷会社の営業部に所属します。その会社はいわゆるブラック企業であり、朝から理不尽な社訓を音読する所から始まり、ノルマを達成できなければ上司のパワハラ、そして残業代0円で夜遅くまで仕事をするのが常です。青山は会社に貢献したい気持ちはあるが、上司の山上に怒鳴られ頭が真っ白にながら、自腹でタクシー代を払って取引先に向かいます。

あらすじ(ネタバレ)3青山がヤマモトと出会う

青山は夜遅くまで残業をして過労でフラフラしていました。仕事終わりに青山は意識を失い、駅のホームから転落しそうになります。そこでヤマモトが青山を救います。ヤマモトはハイテンションな関西弁で久しぶり俺やヤマモトや小学生ぶりぐらいじゃちゃうと話しかけてきます。青山はビックリしていましたが小3の頃に転校した山本健一だと分かりました。面食らっている青山に飲みの誘いをしました。

あらすじ(ネタバレ)4なぜか青山の家を知るヤマモト

ヤマモトと青山は意気投合して居酒屋で飲んでその日は終わりました。ある日の休日、青山はヤマモトに自分の家の場所を教えたつもりはないのになぜかヤマモトが窓の外から青山の事を呼びました。青山はヤマモトのことを怪しがっていましたが、ヤマモトの破天荒なノリに振り回され、青山とヤマモトはスーパーの籠に乗って坂道を降りて楽しんでいました。

あらすじ(ネタバレ)5ヤマモトのアドバイスのおかげで仕事が上手くいく青山

また、ヤマモトと青山は二人でネクタイを買いに行きました。青山が地味なネクタイを選ぼうとしているのに対し、ヤマモトは青山に派手なネクタイをおススメしました。そして、ヤマモトは営業には清潔感と爽やかさが大事であり、話すときはゆっくり話すようにと青山にアドバイスを送りました。青山は不思議と取引先の小谷製菓と上手く行き、アドバイスをしてくれたヤマモトに感謝のお礼をします。

あらすじ(ネタバレ)6ヤマモトが小学校の同級生ではないことが判明

再び青山とヤマモトが飲みに行っている時に青山の小学校の同級生から山本健一という同級生がニューヨークにいるという報告がありました。青山はヤマモトにこの事を問いかけたら、ヤマモトはあっさりと嘘だと認めました。青山は詐欺かと疑いましたが、ヤマモトは青山に同級生じゃなかったけど俺等は友達だと言います。青山とヤマモトは互いに仲直りして、飲み続けました。

あらすじ(ネタバレ)7ヤマモトが霊園に行く姿を目撃

ある日、青山はいつも明るいヤマモトが浮かない顔をして歩いているのを目撃しました。ヤマモトは霊園行きのシャトルバスに乗り、青山は追いかけ霊園にいるヤマモトを目撃しました。家に帰って青山はヤマモトのことをネットで検索して調べてみると、ヤマモトはビルの屋上から飛び降り自殺をした会社員だと判明しました。青山はヤマモトは自分の自殺を止めるために現れた幽霊ではないかと考えるようになりました。

あらすじ(ネタバレ)8上司の五十嵐に陥れられる

青山は取引先の小谷製菓の人と孫やラーメンについてなどの私的な話までする仲の良さになりました。青山が尊敬する上司の五十嵐は青山の営業成績が伸びると山上のパワハラのターゲットが自分に来ると感じるようになりました。そんな五十嵐は小谷製菓との取引の改ざんを行い、青山から引きずり降ろし、小谷製菓との取引を引き継ぎ、改ざんの証拠隠滅を図りました。

あらすじ(ネタバレ)9ヤマモトが仕事を変えることを勧める

青山は小谷製菓の取引が失敗し、顔が引きつっていました。そんな状態の中、ヤマモトが青山を強引に飲みに連れて行きました。ヤマモトは青山の話を聞く限り、青山のミスではなく誰かにデータを書き換えられたことを疑います。そして誰かが得している人がいるのではないかとも聞きます。だが、青山は受け流します。ヤマモトは暗い状態の青山を心配して、彼に仕事を辞めるか変えることをおススメします。

あらすじ(ネタバレ)10部内の全員に向かって永遠に土下座

五十嵐の改ざんが原因で小谷製菓の取引が五十嵐に譲渡しました。その事を知らない青山は小谷製菓に謝りに行こうとしたら、上司の山上に青山が動くと会社に迷惑がかかると怒鳴り散らしました。山上は社内の雰囲気が悪くなった件について部内の全員に土下座を強要しました。青山はすみませんでした、申し訳ありませんでしたと大声で叫びながら土下座をし続きました。

あらすじ(ネタバレ)11自殺未遂を図る

山上や五十嵐から痛烈な言葉を浴びされ、青山は会社のビルの屋上に足を運び、飛び降り自殺をしようとしていました。ヤマモトはビルの屋上まで登って、青山の所まで来ました。ヤマモトは青山に青山隆の人生は誰のためにあるのかと諭します。青山は自分のためと言いますが、ヤマモトは自分のタメでもあるが青山のことを大切に思ってくれる人のためだと言います。青山は家族の存在を思い出し、自殺をするのを辞めました。

あらすじ(ネタバレ)12両親に再開

青山は自分のことを大事にしている両親のいる山梨の実家に足を運びました。長い間帰って来なかった青山を両親は温かく迎えました。食卓で談笑している中、青山は今までのことを両親に謝り、もし会社辞めたいと言ったらどうするかを聞きました。青山の母は別にいいんじゃない会社は1つしかないと、青山の父は人生なんて生きてさえいれば案外何とでもなると言いました。青山は自分を大事にしてくれる人を再認識しました。

ちょっと今から仕事やめてくるの結末は?

ネタバレ1 青山は仕事を辞める

ネタバレの1つとして青山は仕事を辞めます。両親のいる実家で決意を固めた後、朝の喫茶店でヤマモトを呼び出し、青山はヤマモトに初めて会ったときから自分のことを何としてでも助け出そうとしてくれたことにお礼を言います。そしてヤマモトにちょっといまから仕事をやめてくると爽やかな笑顔で宣言しました。そしてヤマモトは青山を笑顔で見送りました。

青山は10分遅刻して会社に到着し、部長の山上に本日で仕事を辞めさせていただきますと打ち明けました。案の定、山上は青山に大声で考えが甘いや一生負け組などと捲し立てます。青山はそれに屈しずに自分の人生は自分を大切にしてくれる人のためにあると言い、懲戒解雇覚悟で辞めます。最後に上司の五十嵐が泣きながら青山のデータを改ざんしたことを謝り退職を止めますが、青山は五十嵐に一礼して会社の外に出ました。

青山は無事会社を辞めることに成功し、平日の真っ昼間なのにバックをブンブン振り回しながら横断歩道を渡っていました。ヤマモトはそんな青山の姿を見て、ヤマモトはにっこりと笑って喫茶店から去りました。青山はヤマモトに報告しに喫茶店に戻ってきたのに、彼の姿が見当たらずじまいでした。自宅のマンションに帰って、ヤマモトの電話番号に連絡しても音信不通でした。

ネタバレ2 青山とヤマモトは再開する

ネタバレの2つ目で青山とヤマモトはバヌアツという国で再開します。青山が退職後、ヤマモトに連絡することが出来なくなった青山。かつて山本純について書いていたブログのみぃという管理人と青山はコンタクトを取りました。ヤマモトについては自分よりも孤児院の院長先生の方が知っているという事でヤマモトが生まれ育った孤児院に足を運びます。

ヤマモトの事をよく知る孤児院の院長に会う事になりました。ヤマモトは半月程前に孤児院に訪れており、バヌアツに旅立つことと青山について玲子に嬉しそうに話していました。玲子の口からヤマモトの方も青山に深く感謝していたことを聞きます。そして、青山は玲子からヤマモトのメッセージが裏にあるバヌアツの子供の写真を受け取ります。青山はすぐにヤマモトの所に向かいます。

プロローグの英語を話しているのはヤマモトとバヌアツの子供であり、ここは希望と言う天国の入り口だと子供に教えました。ヤマモトはバヌアツで子供と楽しみながら英語の先生をやっています。青空の下の授業の中、青山がヤマモトの前に現れます。青山は今度は俺がお前を助けることが出来ないかなとヤマモトに言いました。ヤマモトはまずはボランティアからだと言い、青山はつたない英語で自己紹介し、彼も子供達と戯れます。

ちょっと今から仕事やめてくるのヤマモトの正体をネタバレ紹介!

当初は青山の小学校の同級生と名乗っていたヤマモトですが、ある日青山がヤマモトが墓地に行く姿を目撃してしまいました。また、ヤマモトの事を調べてみると、ブラック企業に勤務をしていたが自殺をしてしまった青年であることも判明しました。青山はヤマモトが自分の自殺を止めるために来た幽霊なのではないかと考えます。ここではちょっと今から仕事やめてくるの根幹に当たるヤマモトの正体をネタバレします。

正体ネタバレ1ヤマモトの本当の名前は山本優

正体ネタバレの1つとして、ヤマモトの本当の名前は優です。幼い頃に両親が交通事故で亡くなってしまい、双子の弟の純と一緒に施設に育ちました。ヤマモトは教師を目指しており、奨学金を使って国立の教育学部に通っている大学生でした。現在はバヌアツという国で子供達に英語を教えるボランティアをしています。

陽気で自由のヤマモトですが、孤児院に来た当初は院長の玲子にも誰にも心を開かず彼のそばにいられたのは弟の純だけでした。純がヤマモトに自分達と同じく両親を亡くしたバヌアツの子供が笑顔で笑っている写真集を見せ、ヤマモトはそれ以来笑うことが出来るようになりました。彼の笑顔は純譲りの物でした。

正体ネタバレ2山本純はヤマモトの双子の弟

正体ネタバレの2つ目、ヤマモトには双子の弟がいてそれが純です。そして、青山がネットで見つけたヤマモトのそっくりの男の正体です。純は奨学金で国立の医学部を目指していましたが試験当日に風邪をひいてしまい受験を断念しました。施設だと浪人が不可能なために仕事と勉強の両立を図って医学部を目指しますが、就職した先がブラック企業で仕事と勉強の両立が図れずに翌年も不合格。後に純は自殺してしまいました。

ヤマモトは青山の時みたいに純に会社辞めるか変えることをおススメしますが、それが叶わずに自殺という結果になってしまったことに悔いを感じていました。ヤマモトはそれ以降はフリーターとしてブラブラしていました。たまたま駅の改札で青山とすれ違い、自殺する前の純と同じ顔をしていたのを見てしまい、小学校の同級生の振りをして、純のような結果にならないために青山が仕事を辞めることを遠回しに勧めました。

正体ネタバレ3ヤマモトにとってのバヌアツは特別な場所

正体ネタバレの3つ目、優と純にはバヌアツという所は特別な場所です。幼い頃に両親を失った二人はバヌアツに行けば、もう一度両親に会えると思っていました。その後、優は学校の先生になり純は医者になってバヌアツに行くというのが将来の夢になりました。純は受験に失敗したので、優一人だけでバヌアツに行きました。バヌアツには孤児院がなく、孤児を村や周りの人が家族のように育てるという所を優は絶賛していました。

ちょっと今から仕事やめてくるのネタバレ感想や評価を紹介!

ちょっと今から仕事やめてくるの感想1勇気を貰えた

青山やヤマモトの行動に勇気を貰えたと感想する人が多いです。社会人になりたてだと上司に意見を言う事などが許されず、上司のパワハラをただひたすら受けている人がいます。会社を辞める時に青山が上司に堂々と立ち向かったり、かつて双子の兄を失ったトラウマを抱えながら同じ失敗を繰り返さないために青山の自殺を食い止めたヤマモトに勇気を貰えたという感想が多くあります。新入社員に見てもらいたいという評価です。

ちょっと今から仕事やめてくるの感想2自殺未遂後に田舎の両親と話したシーン

ちょっと今から仕事やめてくるでは沢山の名言がありますが、多くのファンの間で一番心に残っている名言は青山の母親の生きてさえいればどうにでもあるという感想が多いです。多くの両親は子供が仕事を辞めたいと話して来たら、せっかく雇ってくれた会社をちょっとしたことで辞めるなや入った会社は3年は勤めろなどの意見を述べますが、青山の母親は一切そういう所を言わない所に尊敬の目を向ける人が多いです。

ちょっと今から仕事やめてくるの感想3実際にこういう会社に勤めている

実際に青山が勤めていた印刷会社のような理不尽なノルマやパワハラを強要してくるブラック企業に勤めているという感想もありました。実際にブラック企業は想像以上に多くあり、大半の人に深い関わりがあります。朝から大声で社訓を音読させられたり、上司のパワハラが日常茶飯事などと酷い実態です。映画の中の会社が私が勤めている会社とそっくりで笑える、また会社ってこういう物なのかと真剣に考えるなどの感想もありました。

ちょっと今から仕事やめてくるの感想4ブラック過ぎて現実感がない

ちょっと今から仕事やめてくるの批判的な評価です。パワハラやセクハラや朝の体操やデータの改ざんをする上司がいるなどのレベルは現実的ですが、有給禁止や遅刻10分1000円などと明らかな法律破りで常軌を逸する社訓が現実味がないと評価されています。視聴者の中ではもう少し社員同士の足の引っ張り合いやプレイベートの接待での位置関係、または上司が二面性でアメとムチを使い分けるなどの展開を期待していた人もいます。

ちょっと今から仕事やめてくるの感想5日本の仕事や雇用について考え直した

ちょっと今から仕事やめてくるでを見て、改めて日本の仕事や雇用について考え直す人が多く出てきました。日本の雇用形態は年功序列システムであり、能力がある人よりもそこの会社に居続けた人間が偉いために、地位を活かしたパワハラが起こります。また、仕事を一生懸命に頑張ったとしても一定の時が経つまで昇格などが出来ません。映画を見て会社を客観視することによって、この雇用はどうなのかなと見直し前に進む人がいます。

ちょっと今から仕事やめてくるの感想6福士蒼汰の関西弁がいい

ヤマモト役の福士蒼汰さんの関西弁がカッコいいとファンの間で評判です。福士蒼汰さんは東京生まれなので、関西弁を普段は使いませんが、ちょっと今から仕事やめてくるで初めて関西弁のキャラを演じました。福士さんは他の作品でも別の方言を演じていますが、関西弁は他の方言より難しかったと語っています。関西住みの人でも方言に違和感がないという声があります。福士さんの役作りへの熱意が感じられるとの感想もあります。

ちょっと今から仕事やめてくるの感想7山上役の吉田鋼太郎さんが名演技過ぎる

パワハラ上司の山上役の吉田鋼太郎さんの演技が名演技過ぎるとの感想がありました。圧迫感があるパワハラや怒鳴り声などが現実社会にいる中年上司を再現しており、トラウマレベルの上司だともいわれています。

しかし、吉田鋼太郎さんが別に出演しているおっさんずラブなどを見ると、ホッとするとの感想もあります。ちょっと今から仕事辞めてくるで吉田鋼太郎さんの演技の凄さを再確認した人が多くみられます。

ちょっと今から仕事やめてくるの感想8恋愛要素強くない?

ヤマモトが青山の家を知っていたり関西のノリでホモアピールをしたりスーパーのかごで坂道を滑走して青春している事などから、この映画は青山とヤマモトのBL要素が強いと感想する人もいます。青山とヤマモトは二人で困難を乗り越え一度別れたとしても運命の再開を果たすという恋愛物の王道を貫いており、ネットでは下手な純愛物よりも純愛だという感想があります。

ちょっと今から仕事やめてくるの原作との違いは?

違いネタバレ1上司の五十嵐の設定が違う

黒木華さんが演じるナンバーワン営業マンの五十嵐先輩は映画だと女性ですが原作の小説だと男性です。そして、五十嵐先輩は青山を失脚させた張本人であり、青山に発注書の改ざんをしたのが自分だと打ち明けるシーンがありますが原作と映画では少し違います。映画だと青山が会社を辞める時に発注書を改ざんしたのを告げましたが原作だと五十嵐が青山に発注書の改ざんをしたのは自分だと打ち明けてから青山が自殺未遂を図ります。

違いネタバレ2青山の退職の仕方が少々違う

青山は田舎に戻って両親と対話の後、会社を辞めました。映画版の退職の仕方は歯磨きのCMのような爽やかな笑顔で堂々と退職しましたが、原作版だと有給休暇の取得や法律は守るべきなどと現実的な事を述べていました。原作読者は映画のここの部分は現実的ではないと述べる人もいれば、逆に爽やかな退職な仕方で清々しかったと感想する人もいます。

違いネタバレ3青山は原作だと実家に帰省しない

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青山は自殺未遂の後にヤマモトに大切な人を思い返すように言われ実家に帰省しますが、原作だと両親の対話は電話で完結しています。また、映画では青山の母は介護と夫の仕事が決まらない現実が辛くていっそみんなで死のうと考えたことがあるという発言がありますが、原作では抜けています。

違いネタバレ4孤児院育ちという設定がない

映画ではヤマモト兄弟は両親を交通事故で失って孤児院で育ったという背景があります。終盤に青山はそこにヤマモトの手がかりを探しに訪れてそこの院長に生い立ちや手がかりを教えてもらいます。院長は先代の院長の娘であり、兄弟の実の姉のように彼等に接していたために、純が自殺した時の葬式ではトイレのガラスを割ったヤマモトを必死に慰めていました。孤児院の設定がないので、この院長も登場しません。

違いネタバレ5ラストシーンが違う

ヤマモトは青山が仕事を退職するのを見守った後は青山の前からふらりと姿を消し、バヌアツという国で子供達の先生をしていました。映画の最後では青山と再会を果たし二人で子供達と戯れます。原作版のヤマモトは青山が退職してから2年後に臨床心理士になっています。純が亡くなった傷はまだ癒えていないヤマモトでしたが、新任の臨床心理士として赴任してきた青山と再会を果たし、笑顔になります。

ちょっと今すぐやめてくるの原作ファンからいまいち評価が悪い

原作ファンには青山が仕事辞めて以降の孤児院とバヌアツの件がいらないという意見が多いです。特に言われているのが二人の再開の場面です。原作では二人は医療関係ですが全く絡みがない所で急に再開するという偶然的ですが、映画では必然的にバヌアツまで会いに行っており、久しぶりの再会のリアルさが欠けるとの評価でした。原作ファンは映画ファンよりもリアリティを追及する節があると捉えられます。

ちょっと今から仕事やめてくるのネタバレまとめ!

今回はちょっと今から仕事やめてくるのあらすじやネタバレなどを述べましたが、いかがでしょうか。ブラック企業で過労している青山がヤマモトと出会い成長していきましたが、上司の五十嵐先輩に妨害をされ、再び失脚しました。青山は会社の屋上から飛び降りようとしましたが、ヤマモトが引き留めて大切な人の所に行くように言われ、実家に戻り両親と話し合った後に会社を辞めました。その後、ヤマモトの手伝いをします。

ちょっと今から仕事やめてくるはもうすでに映画館では放映されていませんが、レンタルビデオ店などでちょっと今から仕事やめてくるのDVDを借りることが出来ます。ネタバレや感想でもあった通り、見ると勇気を貰えたり、人間の暖かい部分を感じたりすることが出来るので一度見ることをお勧めします。また、この記事でも述べた通りちょっと今から仕事やめてくるの原作と映画では違う点もあるので、両方見ることをお勧めします。

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