バットマン・ビギンズのあらすじと結末をネタバレ!キャストやトリビアも紹介

今回は映画「バットマン・ビギンズ」についてお話します。バットマンと聞いて何を思いつきますか?悪と戦うヒーローを思いつく方が多いでしょう。今回お話しする「バットマン・ビギンズ」は、2005年に上映されたバットマン誕生の秘話に当たる映画です。クリスチャン・ベール演じるバットマン3部作、「ダークナイトトリロジー」の第1作目です。ブルース・ウェインの過去に何があったのか。どのようにしてバットマンが生まれたのか。あらすじから結末まで、キャストやトリビアも含めて紹介します。

バットマン・ビギンズのあらすじと結末をネタバレ!キャストやトリビアも紹介のイメージ

目次

  1. バットマン・ビギンズのあらすじまとめ!結末や出演キャストもネタバレ紹介!
  2. バットマンシリーズはどんな作品?
  3. バットマン ・ビギンズのキャストを紹介
  4. バットマン・ビギンズのあらすじをネタバレ!
  5. バットマン・ビギンズのラストをネタバレ!
  6. バットマン・ビギンズのトリビアとは?
  7. バットマン・ビギンズ は多くの人が感動する映画だった!

バットマン・ビギンズのあらすじまとめ!結末や出演キャストもネタバレ紹介!

今回ご紹介させていただく映画「バットマン・ビギンズ」は、主人公「ブルース・ウェイン」の少年期の話から、いかにしてバットマンになったのか…を題材にしたお話です。主演のクリスチャン・ベールやリーアム・ニーソンなどの紹介から、今作のあらすじと結末、そしてバットマンに関するいろんなトリビアも紹介していきます。

【ワーナー公式】キャラクター|バットマン|トップ

バットマンシリーズはどんな作品?

バットマンはアメリカのコミック誌、DCコミックスが誇るスーパーヒーローの一人です。これまで漫画、アニメ、ドラマ、映画と全てのメディアで作品になるなどの絶大な人気を有しており、中でも映画に関しては様々な俳優がバットマンを演じてきました。

腐敗した町「ゴッサム」。その中で悪と戦うバットマンを描いてきたシリーズ作品。その中でも今回紹介する作品バットマンビギンズは3部作のシリーズになっており「ビギンズ」は数ある映画の中でも唯一、その始まりを描いた物語です。

バットマン ・ビギンズのキャストを紹介

数あるバットマン作品ですが、毎回とても魅力的なキャストが演じてきました。私の印象に残っているバットマンは「マイケル・キートン」です。子供の頃に見た初めてのバットマンでとても衝撃的でした。今回の「バットマン・ビギンズ」のキャスト陣も豪華な顔ぶれになっています。もちろん主役の「クリスチャン・ベール」もとても魅力的ですが、脇を固める俳優陣の豪華さに驚きました。主要なキャストを一人ずつご紹介していきます。

クリスチャン・ベール( ブルース・ウェイン役)

今作からの3部作、「バットマン・ビギンズ」「ダークナイト」「ダークナイト・ライジング」の主役を務めるクリスチャン・ベール。彼はとんでもないハングリー精神の持ち主で、2004年の映画「マシニスト」という映画で1年間眠っていない役をするのですが、約4ヵ月もの間、1日にツナ缶1缶、リンゴ1個だけの食事制限をし、アクション俳優の見事な体から骨と皮だけのような病的な激痩した姿の役作りを成し遂げました。

そしてその激痩せからの今回のバットマンへの変身。今度は6ヵ月の間にアイスクリームなどのカロリーの高い物を摂取し、見事なまでの肉体美に戻ってみせたのです。並の役者ではここまでの役作りはできませんし、クリスチャン・ベール自身、周りからは「やりすぎだ」と止められることもしばしばあったとの事です。

またクリスチャン・ベールの私生活でもヒーローと称えられることもありました。2012年コロラド州で起こった銃乱射事件では、自らの意志で被害にあった患者が入院する病院を見舞ったり、白血病のバットマンファンの少年の家族をディズニーランドに招待したり、別の白血病の少年と電話で交流を深めているなど、まさに真のヒーローと称賛されています。

クリスチャン・ベールのトリビアの一つで、実は彼はアメリカ版「ハウルの動く城」でなんと「ハウル」役を演じていたのです。日本では木村拓哉さんが演じて話題になりました。バットマンのような強いヒーローとは違う、優しいヒーローの声も演じています。

リーアム・ニーソン(ヘンリー・デュカード役)

悪役として登場するリーアム・ニーソン。彼を一躍有名にしたのは「スターウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」です。この中で彼は主役である「クワイ=ガン・ジン」を演じました。またスティーブン・スピルバーグ監督の映画「シンドラーのリスト」では「オスカー・シンドラー」役を演じアカデミー賞主演男優賞にもノミネートされるなど、実力派俳優として有名です。

リーアム・ニーソンのトリビアの一つで、彼はスピルバーグ監督の作品「エイブラハム・リンカーン」の主役が決まっていました。しかし、この映画のプロジェクトの時間がかかりすぎてしまった為、リンカーンの年齢よりも年上になってしまったことで、主役の降板を決意したという事です。しかし、リーアム・ニーソンのリンカーン役は見てみたかったと言う声も多く残っています。

ケイティ・ホームズ(レイチェル・ドーズ役)

ケイティ・ホームズと言う女優さんを皆さんご存知でしょうか。この女優さん、あのトム・クルーズの奥さんでした。彼女の女優としてのキャリアですが、今回ご紹介している「バットマン・ビギンズ」出演までは着実に女優としての道を歩んでいました。2003年には「最も美しい50人」に選ばれるなど、若い女性からの人気もありました。

しかし、翌年トム・クルーズとの結婚後、女優としての仕事は少しずつ減り始め、メディアに取り上げられる話題も、彼女の話題ではなく夫「トム・クルーズ」や娘の話題ばかりが報じられるようになりました。今回ご紹介している「バットマン・ビギンズ」の続編にあたる「ダークナイト」では、前作からの登場人物のキャストの中で、唯一降板した人物でした。その後も女優として際立った活躍も見られていません。

彼女のトリビアの一つは、ただただ男運が無かったとしか言えません。過去にTVドラマで共演した俳優と交際するも長く続かず、2000年から交際していた「クリス・クライン」とは婚約まで行くも2005年には婚約破棄に。その年から交際が始まった「トム・クルーズ」との間に授かった長女を翌年2006年4月に出産、同じ年11月に挙式を上げましたが、上記でお話した通り女優としての仕事も少なくなり、2012年に離婚。

いずれにしても恋多き女優ということはそれだけの魅力を持っているということです。バットマンでは本当に素晴らしいヒロインでした。仕事に専念すれば素晴らしい女優になっていたに違いありません。

ゲイリー・オールドマン(ジェームズ・ジム・ゴードン役)

このキャストは様々な映画で様々な賞を受賞する超個性的な俳優です。今作シリーズでは善人の警察官を演じていますが、「レオン」という映画では、悪役に当たる麻薬依存症になっている麻薬取締官を演じ話題になりました。「フィフス・エレメント」という映画でも少し変わった独特な演技を見せるなど、彼の演技を見れば引き込まれること間違いありません。

その他にも、少し前には「ハリーポッターとアズカバンの囚人」で「シリウス・ブラック」というカギを握る役もされてします。ゲーリー・オールドマンがキャストを務めている映画も是非ご覧になってください。本当にカメレオンのように役によって変化する役者さんです。「バットマン」シリーズの中だけでもその変化に気付くシーンも多くあります。

モーガン・フリーマン(ルーシャス・フォックス役)

こちらのキャストも名脇役と言って過言有りません。私が最初に彼を見たのは「セブン」という映画でした。ブラット・ピットの相棒役だったのですが、ベテラン刑事の風格や演技力に説得力を感じずにはいられませんでした。モーガン・フリーマンが出演している映画も是非みてください。特に「セブン」は少し怖いですがお勧めだという声もあります。

素晴らしい脇役たち

この他にも素晴らしいキャストが脇を固めてできた素晴らしい映画です。キャストの紹介は今回はこの辺にさせていただきますが、今回の紹介記事の中で、あらすじやネタバレなど、お伝えしたいことは多々ありますが、キャスト陣をメインに紹介しても良いほど素晴らしいキャストが揃っています。

バットマン・ビギンズのあらすじをネタバレ!

ここからは「バットマン・ビギンズ」のあらすじをご紹介していきます。ネタバレも含まれますので、まだ観ていないという方は注意してください。

コウモリがトラウマだった

今作のあらすじはバットマンの原点を振り返る事から始まります。ゴッサムに蔓延る悪と戦うバットマン。そんなバットマンがなぜ「コウモリ」の姿をしているのかご存知でしょうか。実はバットマンことブルース・ウェインにとってコウモリという存在は「恐怖」そのものだったのです。

彼は幼少期、屋敷の庭で幼馴染(メイドの娘)と遊んでいる時に、庭にあった古びた井戸に落ちてしまいます。井戸の底で動けなくなったブルース。その時彼が目にしたのは井戸の底の壁に開いた横穴でした。暗く広がる闇の穴…その向こうから聞こえるざわつき。恐怖に震える彼の目の前に襲い掛かってきたのは無数のコウモリでした。幼い彼にとってこの体験はトラウマとして心に深い傷を負ってしまいました。

そんなある日、大好きな両親と一緒に見に行ったオペラでコウモリに扮した役者たちの踊りをみたブルースは、井戸の底で無数のコウモリに襲われた思い出が脳裏をよぎり、恐怖から「もう行きたい」と父に話してしまいます。公演の途中でしたが父は彼の想いを汲んで外に出ることに。

しかし、その外で待ち受けていたのは失業し絶望していた男でした。ブルース達の姿を見つけた男は両親から金目の物を奪い取る際、持っていた銃でブルースの目の前で両親を殺害してしまいます。

成長したブルースは復讐を企む

少年期に目の前で両親を殺害され、その原因を作ったのが自分のトラウマのせいだと言う想いを抱いたまま大学生になったブルース・ウェイン。ある日両親を殺害した犯人の公聴会の為にゴッサムに戻ってきます。この時、彼は両親の仇を打つチャンスとし、銃を持って公聴会へ。

しかしいざその機会を目の前にした時、レイチェルから言われた「人間の本性は行動で決まるもの」と言う言葉が頭をよぎり、一瞬ためらってしまいます。その一瞬の隙に、仇である犯人はマフィアによって暗殺されてしまうのです。

悪を知る為、悪の道へ

両親の仇打ちをを果たせなかったブルースは、レイチェルに暗殺を試みていたことを告白します。彼女は彼の行動を非難し彼の父が生きていたらどう思うかと彼を諭します。父は善人だったと言われた彼は犯人を暗殺したマフィアのボス「カーマイン・ファルコーニ」の元を訪れ、悪を恐れない人間もいるのだと宣戦布告をするのでした。その後思いついたかのように旅に出るブルース。彼は悪を知るために悪事を行うようになっていきます。

悪を憎む組織「影の同盟」

旅する先々で悪事を犯してきたブルースでしたがある犯罪を実行する最中、警察に拘束され刑務所に入れられてしまいます。そこで出会ったのが「影の同盟」の「デュカード」と名乗る男でした。彼は組織の長「ラーズ・アル・グール」がブルースを救いたいと話していることを告げ、組織に来るように勧誘します。そしてブルースは「影の同盟」の中で悪に立ち向かうための様々な事を学ぶのでした。

しかし、全てを習得した後、「影の同盟」自体が悪だと気付き、「ラーズ・アル・グール」を殺害し、逃走するのでした。

ゴッサムシティへの帰還

ゴッサムシティではブルース・ウェインは行方不明の間に、大富豪だった父の作った会社の重役が私腹を肥やすために死んだことにされていました。そしてゴッサム自体が悪に染まりきっていました。そんな中、腐敗しきった街を守る為、大切な人を守る為、悪と戦う事を決意するのでした。その為に彼が選んだ道…それは恐怖を食い物にする悪に、恐怖を与える存在になる事でした。

バットマンの誕生

ブルースが選んだ恐怖。それは彼自身が子供の頃に抱いた恐怖でした。コウモリになる事で悪に恐怖を植え付ける道を選んだのです。そうして悪事が行われる度に「バットマン」は現れ悪を裁いていきました。狙い通り、その姿から裏社会でもその姿から「バットマン」として恐れられるようになっていきます。

バットマン・ビギンズのラストをネタバレ!

ここからは「バットマン・ビギンズ」あらすじに加えて最後のネタバレも含めてご紹介していきます。バットマンの物語はクライマックスに…。本当の黒幕などのネタバレも予想してみてください。

本当の黒幕を見つけ出す

今作「バットマン・ビギンズ」の大きなゴッサムでの事件では「スケアクロウ」と言われる仮面の男が登場します。彼の正体はクレインという精神科医で、その人が持つ恐怖の幻覚を見せる幻覚剤をゴッサムの町に巻き散らして人々に恐怖を与えようとするのでした。しかしその裏には本当の黒幕がいたのです。

なんとその正体は、「影の同盟」だったのです。実は殺害したと思っていた「ラーズ・アル・グール」は偽物で、本当の「ラーズ・アル・グール」はブルースにとっても師にあたる「ヘンリー・デュカード」その人でした。

ラーズ・アル・グールの企みにより、スケアクロウことクレインの精神病棟にいた犯罪者たちが解放されてしまったゴッサムシティ。そして町中に蔓延させられてしまった幻覚剤。そして最後の戦いに…。ラーズ・アル・グールの脅威から町を救ったバットマンは、その後もゴッサムの腐敗と戦い続ける象徴になる事を決意します。

ジョーカーという存在を知る

事件解決後のあらすじの中、最後のシーンで次回作の犯人のネタバレ要素とし、変装をした犯人が現れた事が明らかになりました。トランプのジョーカーのカードを現場に残して。「警察が力を付ければ犯罪もそれに対抗してくる。マスクを着け空を飛べば、同じような犯人が出てくる。」バットマンとジョーカーを同じように表現しているところも意味深です。

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バットマン・ビギンズのトリビアとは?

ここからはネタバレとちょっとしたトリビアのご紹介をします。撮影の裏側であったことや監督の遊び心などを楽しんで下さい。

ブルース役のクリスチャンは太りすぎてバットスーツを着れなかった!

クリスチャン・ベールがバットマンに出演するためにウェイトを増やし過ぎた為、バットスーツを切れなかったという、なんとも笑える話があります。彼はバットマンのスーツを見てもカッコいいなどとは感じることも無く、むしろそのスーツを着ている自分を見て、なんとも滑稽な姿だと感じたと言ったコメントも残しています。

バットマン・ビギンズのサウンドトラックに隠された頭文字

今作の監督「クリストファー・ノーラン」ですが、実はサウンドトラックにも手を出していました。そしてそのサウンドトラックには驚きのトリビアが隠されていました。サウンドトラックの4曲目から9曲目の頭文字が「B」「A」「T」「M」「A」「N」となっており、順番に読むと「BATMAN」(バットマン)になるのです。どういう意図をもっていたのかは定かではありませんが、こんなところにも遊び心を忍ばせる監督でした。

ラーズ・アル・グールの謎

これはDCコミックスのネタバレです。このラーズ・アル・グールという人物は様々な作品に登場します。バットマンシリーズはもちろん、「アロー」シリーズや「フラッシュ」シリーズなどDCコミックスの悪役として度々、重要な役として登場します。またコミック版のバットマンにとっては永久的ライバルの位置付けになるスーパーヴィランです。どの作品も面白いので是非見てください。

バットマン・ビギンズ は多くの人が感動する映画だった!

いかがでしたでしょうか?「バットマン・ビギンズ」のあらすじやキャストの紹介、ネタバレ要素もご紹介してきましたが、バットマンの魅力が伝わったでしょうか?バットマンのあらすじと言えば、ゴッサムに蔓延る悪を倒すというダークヒーローとしてのヒーローアクション映画と思われがちですが、今回ご紹介した「バットマン・ビギンズ」はその主人公の生い立ちなどを描いた感動大作でした。

「バットマン・ビギンズ」を見た人にも共感できる想いなども多く盛り込まれた作品ですので、まだ観ていない方は是非「バットマン・ビギンズ」を観てください。

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