2018年08月10日公開
2018年08月10日更新
コード・ブルーの脚本家が林宏司から安達奈緒子に変更した理由は?映画版の担当は?
「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」は2008年のシーズン1から劇場版に至るまで人気の作品で、救急救命や災害医療に奮闘する姿が描かれています。人気のコード・ブルーですが途中から脚本家が変更になっているのをご存知でしょうか?シーズン1・2とシーズン3では全く別の脚本家であり物語も多少なりとも違うものとなっています。人気のコード・ブルーの脚本家変更について徹底考察していきます。
目次
コード・ブルーの脚本家が変更した理由を考察!映画版の担当も紹介
「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」はフジテレビ系で2008年7月3日から放送され今でも人気の根強いテレビドラマ作品です。山下智久さん主演で、2017年には7年ぶりにシーズン3が放送されましたが脚本家が変更になり大きな話題となりました。脚本家が変更になったシーズン1・2と3の違いとは一体何なのか徹底考察していきます。映画版の脚本家も合わせてご紹介いたします。
コード・ブルーシーズン3から脚本家が安達奈緒子さんに変更!
コード・ブルー シーズン3はどんな話?
コード・ブルー シーズン3は2017年7月17日に放送を開始し、メインキャストはほぼ変わらずにスタートしました。初回視聴率は16.3%、2話目以降も高視聴率をたたき出しシーズン2から7年経過した今も人気の高いテレビドラマ作品と言えます。最終回では16.4%と最高視聴率を記録し、優秀の美を飾りました。今までのコード・ブルーとどこが違うのか、比較する前にシーズン3のあらすじを軽くご紹介します。
出典: https://thetv.jp
救命救急センターでフライトドクター候補生として過ごしていた5人は、バラバラになりそれぞれの道を歩んでいました。藍沢耕作(演-山久智久)は翔陽大学付属北部病院救命救急センターから脳外科のエースとなっていました。白石恵(演-新垣結衣)と藤川一男(演-浅利陽介)は研修課程を終えフライトドクターに、冴島はるか(演-比嘉愛未)はフライトナース、緋山美帆子(演-戸田恵梨香)は産婦人科医として働いています。
藤川一男と冴島はるかは恋心が実り同棲生活をスタートしていました。冴島が妊娠をし藤川は大喜びで順風満帆な生活を送っていました。そんな中、白石恵は未熟な新人を教育しようと奮闘するものの、救命救急センターは人手不足と高いパフォーマンスが発揮できずにいました。そんな状況を知り緋山美帆子は救命に戻る決意をします。人手不足の中、お祭りで山車が転倒しけが人が出て現場は混乱します。
白石はすがる気持ちで藍沢耕作に助けを求める電話をします。その声に応じ藍沢が現場へと向かいます。救命救急に戻るつもりはありませんでしたが、人手不足の現場を目の当たりにし、救命に戻る決意をします。シーズン3では成長した彼らを見ることができ、先輩となり新人を育成していく中で更に技術を身に着け精神的にも自立していく姿が描かれていました。新しいキャストも増え人間ドラマの数も増えました。
コード・ブルー シーズン3の脚本家の安達奈緒子さんとは?
コード・ブルー シーズン3から脚本家が安達奈緒子さんに変更になりました。脚本家が変更になると多少なりともストーリーに変化がもたらされます。コード・ブルー シーズン3の脚本家の安達奈緒子さんはどのような人なのか人物像に迫っていきます。安達奈緒子さんは1995年に日本脚本家連盟ライタースクール脚本68期生で、2013年にはフジテレビヤンギシナリオ大賞を受賞し、「冬空に月は輝く」でデビューしています。
その後は、出産・育児で私生活が多忙になり脚本家の本格的な活動からは遠ざかっていましたが、2011年にプロデューサーの増本淳の企画に誘われフジテレビ月9ドラマ「大切なことは君がすべて教えてくれた」(主演は戸田恵梨香と三浦春馬)全10話の脚本を担当しました。翌年同様に月9ドラマ枠「リッチマン、プアウーマン」(主演は小栗旬)全11話を担当しています。
その他にはドラマは2014年「失恋ショコラティエ」や2017年「大貧乏」、映画では2017年「ひるなかの流星」など月9ドラマ枠での活躍が見られます。今まで医療ドラマは手掛けたことがないものの、作品のテーマに深く切り込み、流行に乗りつつも、ほどよい緊張感が味わえる脚本が多いです。安達奈緒子さんの脚本の虜になるファンもいます。コードブルー シーズン3は恋愛要素も多く取り込んだ作品になっているようです。
林宏司脚本のコード・ブルーシーズン1・2とは?
コード・ブルー シーズン1・2の脚本家の林宏司さんとは?
コード・ブルーのシーズン1・2の脚本を担当した林宏司さんとは一体どのような人物なのでしょうか?安達奈緒子さんとは違いあまり表立っていまいため年齢等分からないことが多い人物です。関西学院大学卒業後に出版社勤務を経て脚本家デビューします。デビュー作はフジテレビ水曜劇場枠の「涙をふいて」です。作風としては専門分野を描くことを得意としており、医療、経済などを取り扱うものが多いです。
主な脚本家作品は2001年「救命病棟24時 第2シリーズ」、2004年「離婚弁護士」シリーズ、2006年「医龍-Team Medical Dragon-」のシリーズ1・2、2007年「ハゲタカ」、2018年「ヘッドハンター」などのドラマが挙げられます。フジテレビだけでなく、TBSやテレビ東京などでも活躍しています。いままで医療系のドラマを多く手掛けていただけに、交代になったことが悔やまれます。
コード・ブルー シーズン1のあらすじ
コード・ブルー シーズン1は2008年7月3日から2008年9月11日まで毎週木曜日に放送されていました。全部で11話でその人気から新春スペシャルまで放送されました。翔陽大学附属北部病院救命救急センターには研修生として藍沢耕助、白石恵、緋山美帆子、藤川一男の4人が赴任されるところから話は始まります。そんな彼らを指導するのは黒田脩二(演-稲葉敏郎)で指導は厳しくて有名でした。
今までも黒田の指導を受けた研修生は辞めていきますが、藍沢・白石・緋山・藤川の4人は最後まで残り技術を身につけていき、最終的には認められていきます。黒田の存在はシリーズ通しても彼らにとっても重要な存在となります。その後、爆発事故現場で安全確認を怠った白石を庇って黒田の右腕が鉄骨の下敷きになります。そのままにしておけば大量出血で命を失ってしまいます。
その状況で黒田から命令され、藍沢は右腕切断に踏み切ります。右腕を切断後接合手術をしますが、今まで通りに動くことはなくメスを握ることはできません。安全確認を怠って事件現場に乗り込んだ白石と、右腕切断を判断した藍沢は医師としての人生を奪ってしまったと心に深い闇を落としてしまいます。そんなとき、離婚してから会っていなかった11歳の息子がエスカレーターの転落事故で運ばれてきました。
自分の息子の手術もできないと責められる黒田、白石は爆発事件がトラウマとなりドクターヘリにも乗れない状況に陥ります。藍沢自身も辛く、同じ気持ちであることを伝え向き合います。それぞれ複雑な気持ちのまま何事もないように日常を過ごしていきます。急変した患者の手術をする白石と救急搬送された妊婦の処置をする藍沢のもとに、高速道路で多重事故が起こり50人も超える死傷者の現場に駆け付けます。
現場の状況は最悪で人手も足りない中、黒田もドクターヘリに乗り指示を仰ぎます。藤川、緋山それぞれが役目を果たし患者を救っていきます。白石も懸命に瀕死の患者を救おうとし、藍沢も命の重さを感じながら自分なりの答えを見つけます。最後、黒田は救命医療の現場を去り、健診医として働くこととなります。4人は成長し救急医療の現場で歩み続けるのでした。
コード・ブルー シーズン2のあらすじ
黒田が救急救命の現場から離れ、新たな指導医である橘啓輔(演-椎名桔平)が赴任してきました。橘は黒田の後輩であり、三井環奈(演-りょう)と元夫婦関係でした。橘は普段は陽気ですが、過去に超未熟児を無理に蘇生したトラウマから、患者への接し方は距離を置くことを信念としています。ある日藍沢の祖母の絹江(演-島かおり)が入院で運ばれたことがきっかけで、藍沢の過去が見えてきます。
出典: https://prcm.jp
藍沢の両親は離婚をしており、母親はうつ病で自殺、父親は逃げ出し音信不通になりわだかまりが消えずにいました。ずっと父親を憎んでいましたが、無事に退院した絹江と母親の墓参りに行くと、そこには父親の誠次(演-リリー・フランキー)の姿がありました。毎年、母の墓参りに来ていたとや、母親の死の原因を知り、心のわだかまりが徐々に解けていき、父親と和解することができました。
一方、緋山は脳死と判明し1人の少年が医療器具を外され心配停止でなくなります。ですが。この時に同意書を取っていなかったため人殺しだと詰め寄られ訴訟問題とまでなってしまいました。その後も仕事中に動揺しますが、田所部長(演-児玉清)が乗り越えるヒントを緋山に与え勇気づけられます。家族との面談時、緋山の想いを受け取った家族は当時の状況を理解し訴訟は取り下げられました。
白石はシーズン2では黒田に背中を押され誰よりもたくましく成長していました。藍沢同様、彼女にも父親との確執があり、研修後には循環器外科に行くように薦められたり、臨床医だった父親は最善から離れ講演ばかりを行っていることをよく思っていませんでした。ですが父親はステージ4の肺がんが発覚しており、その後は父親の真意を理解し、また父親も彼女の働く姿を目の当たりにし翔北で働くことを了承します。
藤川は患者目線であることで新たに赴任した研修医の橘から一目置かれます。また、フライトナースの冴島はるかは恋人であったALSを患っていた田沢が亡くなり元気をなくしていましたが、藤川に勇気づけられ徐々に彼女らしさを取り戻していきます。林宏司さんの描きシーズン1、2は医療に深く切り込み、人間としての成長をリアルに描いています。シーズン2の詳しいネタバレはリンクを貼っておきますのでそちらをご覧ください。
安達奈緒子脚本のコード・ブルー3とは?
ファン待望のコード・ブルー シーズン3は2017年7月17日から9月18日毎週月曜日に放送されました。前作から7年ぶりでしたが、高視聴率を記録しました。脚本家が変更になってからのコード・ブルーは賛否両論でしたが人気は絶大でした。シーズン1・2と共にフライトドクターの候補生として過ごしていた彼らは各自の道を進んでいました。お祭りの山車が転倒し、人手不足の中で再び彼らは集結することになります。
安達奈緒子さんの描く脚本は林宏司さん脚本とはテーマが違うものになっています。初期のコード・ブルーは個々が現場での様々な経験を積み重ね1人の人間として、医師として成長していく姿が見られます。個々の心に抱える問題を一つずつ解決していくというような脚本かと思います。一方、安藤奈緒子さんの脚本はみなさんが言われている通り恋愛要素も強くなりましたが、チーム(企業全体)としての絆が描かれているように思います。
林宏司さんの脚本では研修医の立場だった藍沢たちは、シーズン3では研修医から今度は黒田のように指導する立場となり、組織の中で働き、より多くの複雑化した人間ドラマが増えています。登場人物が増えたことで人間ドラマや恋愛面も増えましたが、突き進む爽快感は安達奈緒子さんの手腕ではないでしょうか?また、女性ならではのテーマも問題としてドラマ内で描かれていました。
藤川一男と結婚し、妊娠が発覚した冴島はるかです。フライトナースとしてバリバリ働く彼女は子どもを産むか産まないかで悩んでいました。現代の職場で働く女性の出産・育児をこうして物語に上手く入り込ませてきます。その他にも様々な職人や才能のあるものなどが命を懸けてきたものが奪われた時に人はそれでも前に進み生きなければならないという重いテーマも盛り込まれていました。
上記のように重いテーマだけでなく、ほのぼのするような話もあります。橘と三井が再婚していたり、藤川と冴島の2人だったりと恋愛要素はあるものの作中ではそれほど強くはでていない気がします。あくまでも医療のドラマであり、当初のイメージをそれほど崩すことなくテンポよく物語が進行して行ったことは、視聴率が証明してくれたのでないかと思います。
コード・ブルーの脚本家が林宏司から安達奈緒子に変更した理由は?
脚本家が変更になった理由①7年の歳月が経ち、スケジュールが合わなかった?
ここからはあくまでも推測になりますが、なぜ脚本家が林宏司さんから安達奈緒子さんに変更されたのかいくつか予測を上げてみようと思います。まず1つ目は「7年の歳月が経ち、林宏司さんとのスケジュールが合わなかった」ことが挙げられるのではないでしょうか。この頃フジテレビの月9枠は低視聴率で悩まされていました。「貴族探偵」では10%に満たない視聴率が続きここ最近はヒットに恵まれていませんでした。
そこで人気のあったコード・ブルーを再始動させれば話題性もあり久々のヒット作品になるのではと思い林宏司さんに脚本を依頼をしたものの、7年もの歳月が経ってしまい快く快諾できなかったではないかと思います。2016年には関西テレビの「お義父さんと呼ばせて」、NHK総合の「スニッファー嗅覚捜査官」、2018年「ヘッドハンター」などの脚本の仕事も手掛けていたためスケジュールが合わなかったのではないでしょうか?
脚本家が変更になった理由②プロデューサーの増本淳さん繋がり?
どうして安達奈緒子さんの名前が突如出てきたのか?と疑問に思う視聴者も多いのではないでしょうか。安達奈緒子さんはコード・ブルーのプロデューサーと過去に交友があったためではないかと言われています。コード・ブルーのプロデューサーの増本淳さんと脚本家の安達奈緒子さんは以前「リッチマン、プアウーマン」でタッグを組んでおり、接点がありました。
またそれ以前にも2011年放送の「大切なことはすべて君が教えてくれた」でも、数ある新人の作品の中でも安達さんの脚本が一番面白かったと「文化時評アーカイブス」でインタビューに答えたことがあります。安達奈緒子さんはドラマのスピード溢れる展開と、無茶振りに答えられる才能を持っており、それを増本さんが見出し才能を開花させたのでしょう。なのでコード・ブルーの脚本家に大抜擢したのではないでしょうか?
脚本家が変更になった理由③低視聴率が原因?
先ほども言いましたが、フジテレビの「月9枠」はしばらくヒット作に恵まれず低迷が続いていました。豪華キャストを起用したものの多くは視聴者に見向きもされず1桁台の低視聴率をたたき出していました。ここで林宏司さんを起用したとしても7年のブランクもありますし、脚本したコード・ブルーの低視聴率が続いてしまったら林さんの仕事にも影響が出るかもしれません。
出典: https://wired.jp
他に頼める脚本家もおらず、プロデューサーの増本さんの繋がりで安達奈緒子さんにお願いしたのではないかと思います。またこの時期、安達さんは様々な仕事抱えていましたが本格復帰し仕事が波に乗っていたというのもあるかもしれません。フジテレビとしては低視聴率からの脱却、そしてかつての栄光を取り戻したかったのでしょう。コード・ブルーであれば変な脚本にならない限り視聴率が取れる見込みがあったのだと思われます。
脚本家が変更になった理由④月9に恋愛要素が必要?
人気シリーズだけにファンにとっては脚本家は変わらないでほしかったと思います。ですがシリーズでの登場人物の過程をみていくと、個々のドラマだけでなく、チームとしての絆、働く女性像のほか恋愛は人間の成長によって必要条件なのではないかと思います。シーズン1では右も左も分からない彼らが医師になるための精神的な成長過程、シーズン2はそれぞれの道を思い描き、自分自身のわだかまりを解消する姿が描かれています。
さて、そうするとシーズン3では必然的に周りとの関係性が必須となってきます。医師として、人間として成熟した彼らは、誰のために医師をしているのか、それは愛する人なのか、愛する子どもなのか、尊敬する誰かなのか、そして救ってもらった命でどのように生きていくのかということが盛り込まれています。そう考えると、当然恋愛関係も含まれますし、それぞれが干渉し合う構図が必要になってきます。
藤川と冴島の同棲生活や出産について悩み、白石はチームをまとめようと奮闘し、藍沢はそんな白石と考え方の違いから衝突します。橘と三井は息子のために命を懸け、灰谷たちはどうして医師を目指したのかで悩んだりと今までにはなかった人間ドラマが随所に盛り込まれています。救急救命センターというチームが一つにまとまる絆や、働く女性の出産・育児のテーマは安達奈緒子さんでなければ書けなかったのではないでしょうか。
コード・ブルーの脚本家が変更したことに対するファンの反応は?
脚本家変更のファンの反応①否定派
脚本家さんを批判するわわけじゃないけど、コードブルーの脚本はやっぱり林さんが良かったと思う。
— : miu (@td__miu) August 7, 2017
安達さんの脚本には、安達さんの脚本の良さがあって、
でも、コード・ブルーとはテイストが違うっていうか、、、
恋愛要素より、命の重さだったり救命に関することを重視した脚本が良かった
やはりファンは林宏司さんから安達奈緒子さんになったことで医療ドラマではなく人間ドラマだと感じている方が多いように思います。医療をメインで見ていた方も多く、専門的な知識が必要となるので林さんの方がよかったとのことです。シーズン1から見てきたファンにとっては人間ドラマがメインではないということであり、悪いわけではないですがテイストが違うということでした。
7年前とは少し違いがあって違和感を感じました。それと恋愛要素が多すぎかと...
— ゆうりい (@nHwRud77PjTxnAu) September 18, 2017
でも映画化はとても楽しみにしています!
※脚本家は林先生でお願いします。
恋愛要素はいらない!という方も多かったです、冴島と藤川はそのような流れになるのは納得しているファンも多かったですが、彼ら5人の絆に恋愛感情は不要という意見が目立っていました。長年のファンからすれば求めていたコード・ブルーとは全く違うということなのでしょう。恋愛ではなく、命の重みをメインテーマにしたドラマを待ち望んでいた方が多かったようです。
脚本家変更のファンの反応②肯定派
コードブルー
— テレビ視聴しつ・室長のつぶやき (@tvshichoushitsu) July 18, 2017
期待しときながら超心配してた
脚本、林先生から安達先生交代問題は
大成功だと思うな
林先生も超リスペクトだけど
林先生が事件や医療トリックから話を作るのに対して
安達先生は人の機微から話を描いてるような…
今回の成長したコードブルーを描くにはそれが最適だったなと
肯定派も最初はものすごく不安だったようですが、実際にドラマを見て藍沢たちが人間として成長した姿には今回の脚本は最適だったという意見も多数ありました。確かに医療シーンは少なかったものの、葛藤や人生の重みを感じられたと好評だったようです。コード・ブルーのツイートにもありがとうや続編待っていますなどの前向きなコメントも寄せられていました。
コードブルーの脚本が林宏司から安達奈緒子に変わってたんだね。
— 7こ (@abesisters4) August 17, 2017
やっぱり、変わってたんだ。
シーズン1、2は、医療ドラマの脚本経験豊富な方。
シーズン3は、恋愛ものドラマを手がけてきた方。
私は、どちらも好き。シーズン3は、セリフに伏線があったり、深い。
人間味が出てきた。
恋愛を絡めてきたことで、登場人物たちに人間味が出てきたという上記のようなツイートがありました。それぞれの脚本家の良さがちゃんと生かされていたや、展開が早くスムーズに見ることができたという意見もありました。脚本家が変更になりましたが、意見は半々ではないでしょうか。実際にシリーズを通して観てファンも色々と思うことがあるようです。
コード・ブルーの映画版の脚本担当は誰?
映画版コード・ブルーの脚本は引き続き安達奈緒子さん!
林宏司さん復帰の声もあるものの、シーズン3に引き続き映画版コード・ブルーも脚本家は安達奈緒子さんが担当しています。映画も恋愛要素が多いのではないかと言われていますが、視聴率も好評だったシーズン3ですし、2時間の映画の中でそこまで色濃く恋愛要素を出してこないのではないかと思います。2018年7月27日からは待望の映画が公開されます。どのようなストーリーなのか気になるところです。
映画版コード・ブルーをネタバレ!
10年の集大成と言えるコード・ブルーの映画のあらすじに触れていきましょう。シーズン3で藍沢がトロントに旅立ち、藤川と冴島は結婚式の準備で揉めており、緋山は恋人と喧嘩中で呆れながらも見守る白石たちは落ち着いた日常を過ごしていました。そんな時に、成田空港からの乱気流により多数の負傷者が出る事故が発生します。その現場に白石・灰谷・冴島の3人が向かいます。
負傷者の手当てをしていると、機内から藍沢の姿があり、白石たちよりも先に負傷者を見ていました。その中でも富澤未知と岡崎は重傷で翔北病院に運ばれます。未知はステージ4の胃がんで最後の旅行に行こうと飛行機に乗ったら事故に遭ってしまいました。彼女は岩田彰生という婚約者がいましたが病気を知って一度は逃げ出しましたが再度プロポーズをするのです。
未知はプロポーズを受けたものの中吐血性ショックで倒れ、1か月先の挙式は無理かもしれないと諦めてしまいますが、藤川と冴島が2人で挙げるはずだった式場を未知と彰生に譲り、結婚式を迎えることができました。その後出血性ショックで倒れてしまい、未知は最後に冴島に向かって結婚式を挙げるように言います。冴島はこの言葉を聞いて乗り気ではなかった気持ちが変わっていきます。
一方、もう一人の岡崎は脳死判定され両親が呼ばれます。衣服から臓器提供意思表示カードが見つかりましたが彼はまだ14歳のため本人に意思では臓器を提供することができません。そのことを両親に告げますが、息子の体を傷つけたくないと一度は断りますが、しっかり考えた結果、息子が望むことならということで同意書にサインをします。その後、その心臓で橘と三井の息子の移植手術を行い深く感謝するのでした。
雪村双葉の母親が登場し、家庭環境が判明した後にフェリーの事故が発生します。現場には白石・藍沢・雪村が向かいます。フェリー内に停まっているトラックの積み荷が男性のお腹に突き刺さり重体となり、エンジンカッターで切断を試みようとしますがエンジンに引火してしまうため使用できません。エアカッターだと時間がかかり男性の体力に負担がかかってしまうため、お腹を切ってパイプを外すという方法考えられました。
杉原の同意を得てパイプを切り離すことに成功し、一安心したのも束の間、次の負傷者が下の階にいると知り藍沢と雪村が移動していきます。そこで断線したコードが水たまりに接触しており藍沢が感電し意識不明に陥ってしまいます。雪村を庇ったことにより感電だったため、自分を責めますが藍沢は無事に意識を取り戻しここで一見落着かと思いきや院内で倒れた女性がいました。
藤川と冴島に指示を出し急いで駆けつけると、そこには白石と緋山がおり、藍沢も登場します。驚く戸惑う2人にウエディングドレスとタキシードを手渡し奥へ連れていくとそこには挙式会場が広がっていました。結婚式を挙げることができなかった2人にサプライズでスタッフが手掛けた贈り物でした。その会場には彰生の姿もあり、未知も天国で一緒に祝福しているようでした。
映画版コード・ブルーのファンの反応は?
私は 映画で 「前回までのコード・ブルー 」?ってところの後の映像からもぅすでに泣いていました。(笑
— こーどぶるー (@jikomanyouaka) August 1, 2018
これはコード・ブルー ファンにしか分からないでしょう…😂
そして 最後まで泣いてました。
映画コード・ブルーを見たファンの反応を見ていきたいと思います。興行収入13日間で42億を達成し大ヒット映画となりました。浴衣姿での大ヒット御礼舞台挨拶もあったようでまだまだ盛り上がりを見せています。やはり映画を待ち望んでいたファンにとっては最高の作品であったようです。邦画作品でここまでのヒットはなかなかないものだと思います。感動作だったようで涙が止まらない方も多く居たようです。
コード・ブルー見たけどやっぱ脚本微妙だった。なんか人間ドラマみたいになってて、医療ドラマって感じがしなかったな〜。
— JUN@REDS (@junred_reds) August 9, 2018
ファンの中にはやはり安藤さん脚本だと納得がいかないという方もやはりおられました。林さんの描くコード・ブルーは素晴らしいものでしたから、復帰してほしいという声も分かります。また、2時間映画に内容を一気に詰め込み過ぎたのではないかや恋愛映画を見ているようだったという厳しい意見もありました。賛否両論ありますが実際にご自身の目で観て確かめてください。
映画後に続編は来る?
脚本が変更になったと言えども、シーズン3も映画も好評のコード・ブルーですが是非とも続編があってほしいものです。もし、続編があったとしたらシーズン4はどうなるのか予想してみたいと思います。まず、今までの5人ではなかなかスケジュール的にも厳しいのではないかと言われています。また藍沢はトロント大学へと旅立っているので戻ってくる可能性は低く、他のメンバーもそれぞれの道を歩んでいます。そうなると考えられるのは世代交代の可能性です。
今回、ジャニーズから有岡大貴さんが出演しており、セリフや出演頻度も非常に高いです。山下智久さんも同じジャニーズで主演でしたし、次回作は有岡大貴さんが主演の可能性もあります。10年目を迎えて一度区切りをつけ再出発ということを考えると世代交代の可能性は濃厚で、その時には脚本家に林宏司さんが戻ってくるかもしれません。若手にバトンタッチとなり今までのメンバーはゲストでの登場と予想されます。
ただ、大幅な世代交代では視聴率は下がる一方ですので医療をメインとしたドラマにししっかりと骨組みを組み立てれば人気を継続できそうではあります。先程語ったことはあくまでも可能性ですが、ファンはやはりあの5人の活躍を見たいものです。もしかするとスペシャルドラマで戻ってくる可能性もありますから期待は捨てきれません。
コード・ブルーの脚本家が変更した理由まとめ
ここまでコード・ブルーの脚本家が林宏司さんから安達奈緒子さんに変更になった理由を考察してきましたがいかがだったでしょうか?賛否両論ありましたが人間として成長できた彼らをメインにするなら安達さんの脚本でも良いですし、今まで通り医療をメインなら林さんが良いでしょう。それぞれの見方がありますので、自分なりに作品を見比べてみてはいかがでしょうか。どちらとも素晴らしい脚本家ですので、他の作品にも期待です。