ドラゴンタトゥーの女のあらすじをネタバレ！ラストの内容や感想まとめ

本記事では映画ドラゴンタトゥーの女のあらすじをラストまでネタバレで紹介します！またドラゴンタトゥーの女を視聴済みの方の感想も記載していきますので是非ご覧下さい！まずはドラゴンタトゥーの女のあらすじや出演しているキャストの情報を紹介します！

ドラゴンタトゥーの女とは2011年に公開されたアメリカの映画です。スティーグ・ラーソンの推理小説「ミレニアム1・ドラゴンタトゥーの女」を原作しており2009年にはスウェーデン映画として公開されています。推理が中心となって描かれているドラゴンタトゥーの女ですが派手なアクションもとても多く映画の保険専門家に冷や汗をかかせるほどだったと言われています。またアカデミー賞では編集賞を受賞しています。

画像はドラゴンタトゥーの女の原作となった「ミレニアム1・ドラゴンタトゥーの女」です。ミレニアムは現在だけで第4部まで発行されておりどの作品も大ヒットを記録しています。またアメリカ版では第一部の「ドラゴンタトゥーの女」しか実写化されていませんが、スウェーデン映画では第三部まで実写化されいるのでそちらも是非ご覧下さい。

アメリカ版ドラゴンタトゥーの女でミカエルを演じたのはダニエル・クレイグです。ダニエル・クレイグは1992年にスクリーンデビューを果たした人物で「トゥームレイダー」「007シリーズ」「氷の家」「パッション」などに出演しています。シェイクスピア「トロイラスとクレシダ」のアガメムノン役で舞台デビューを果たしておりその後映画俳優の道を進んでいます。

ダニエル・クレイグは六代目ジェームズボンドに抜擢された事で大ブレイクした俳優です。007では「カジノロワイヤル」「慰めの報酬」「スカイフォール」「スペクター」に出演しています。また身長は178cmで歴代のジェームズボンドと比べる少し低いため身長を高く見せるためにシークレットブーツを履いていたと言われています。ロンドンオリンピックではジェームズボンドとしてエリザベス女王をエスコートしています。

アメリカ版ドラゴンタトゥーの女でリスベット役を演じたのは女優のルーニー・マーラーです。ルーニー・マーラーは2005年にスクリーンデビューを果たした人物で「ウーナ」「ハート・ボール」「サイド・エフェクト」「エルム街の悪夢」などに出演しています。2010年「ソーシャルネットワーク」で主人公の恋人役を演じて注目を集めており「ドラゴンタトゥーの女」ではアカデミー主演女優賞にノミネートされています。

画像はドラゴンタトゥーの女でヘンリック・ヴァンゲル役を演じた俳優のクリストファー・プラマーです。クリストファー・プラマーは1958年にスクリーンデビューを果たした人物で「イルマーレ」「プリースト」「アレキサンダー」「ナショナルトレジャー」「アメリカ物語」「ニューヨーク恋物語」などに出演しています。幼少期にはピアニストになるため勉強していましたが俳優に転向しカナダの舞台にデビューしました。

ドラゴンタトゥーの女でマルティン・バンゲル役は俳優のステラン・スカルスガルドが演じました。ステラン・スカルスガルドは1973年にスクリーンデビューを果たした人物で「天使と悪魔」「アベンジャーズ」「マイティ・ソー」などにも出演しています。1988年には「屋根の上の女」で二人の女性を翻弄する男の役を演じスウェーデンのアカデミー賞と言われるゴールデン・ビートル賞を受賞しています。

ドラゴンタトゥーの女でディルク・フルーデ役は俳優のスティーブ・バーコフが演じています。スティーブ・バーコフは1966年にスクリーンデビューを果たした人物で「ランボー」「ビバリーヒルズ・コップ」「ツーリスト」「時計仕掛けのオレンジ」「アウトランド」「白い闇の女」などに出演しています。テレビドラマ・映画では特に悪役を演じる事が多く強烈なインパクトを残している俳優です。

ドラゴンタトゥーの女のディルク・フルーデ役は女優のロビン・ライトが演じています。ロビン・ライトは1987年にスクリーンデビューを果たした人物で「ワンダーウーマン」「マネーボール」「ブレードランナー2049」「プリンセス・ブライド・ストーリー」などに出演しています。1994年「フォレスト・ガンプ/一期一会」ではアカデミー賞助演女優賞にノミネートされています。

ここからはドラゴンタトゥーの女のあらすじをラストまでネタバレで紹介します！ドラゴンタトゥーの女は日本でも注目されていた映画で多くの方が視聴しているので感想も記載していきます。

ドラゴンタトゥーの女のあらすじはまず記者のミカエルが大物実業ヴェンネルストレムの不正をスクープした事で始まります。ですが決定的な証拠を掴んでいたものの逆に名誉棄損で訴えられ敗訴してしまいます。そんなミカエルの元にスウェーデン財閥のヴァンゲル・グループからとある依頼が舞い込み物語が展開していきます。その依頼とはヴァンゲル・グループのヘンリックの孫娘を殺した犯人を探して欲しいというものでした。

ヘンリックの孫娘ハリエットは40年前に一族の住む島から忽然と姿を消しており、彼は誰かがハリエットを殺したと思っていました。ヴァンゲル・グループはヴェンネルストレムの敵会社であり依頼が成功したらヴェンネルストレムの弱みを教えると言われミカエルは依頼を受けます。そして一族の証言とハリエットの残した手帳を元にミカエルは犯人捜しを開始します。

ミカエルがハリエット殺しの犯人を捜す中、ヴァンゲル・グループから調査員を紹介されます。その調査員とは大量のピアスを付けている23歳のリズベットで彼女は精神的に不安定な所があり後見人を付けられている人物でした。ですが彼女は天才的なハッカーでミカエルもそれを認め二人は共同で捜査を開始します。そしてミカエルはハリエットの残した手帳は旧約聖書と関係がある事に気付きます。

ハリエットの残した手帳には謎の数字と文字が書かれておりそれは旧約聖書に通じるものでした。またリズベットは40年前に国境付近で起きていた連続婦女猟奇殺人と旧約聖書の関連性を見つけます。その事件で殺害された女性たちは誰しもがハリエットの父親ゴットフリートが経営する会社に勤めており他にも似たような事件が起こっていた事が発覚します。

リズベットが真相へと迫る中、ミカエルは40年前に撮影されていたハリエットの写真から真犯人に気づきます。そして別の場所で捜査を行っているリズベットを待つことなく単身で犯人の自宅へと侵入しました。ミカエルがその自宅を捜査していていると地下室に恐ろしいものを発見します。またミカエルが犯人の自宅に侵入している内にリズベットも真犯人に気づきミカエルの元に向かいました。

40年前に起こった連続婦女猟奇殺人の犯人はマルティンとゴットフリートという事が発覚します。二人は女性を殺害する事に喜びを感じる異常者で地下室は死体を処理するための施設として改造されていました。ミカエルは地下室を発見し捜査していましたが帰宅してきたマルティンに気付かず捕らえられてしまいます。そしてミカエルがハリエット殺しの事をマルティンに尋ねると思わぬ反応が返ってきました。

マルティンに捕らえられたミカエルはハリエット殺しの犯人にマルティンも関わっていると思って質問をしましたが、その事についてはマルティンは何も知らないと言いました。そして動揺する中、地下室からマルティンは車で逃亡してしまいます。そこにリズベットが駆けつけるもマルティンは車の操作を誤って横転してしまい車は炎上してマルティンは死亡します。

ここからはドラゴンタトゥーの女のあらすじをラストまで一気に紹介します！複雑な謎がだんだんと明らかになっていき意外な結末を迎える事になるので是非ご覧下さい！またラストシーンはとても切ないという感想が多く挙げられています。

マルティンが事故で死亡して後日ミカエルとリズベットはロンドンに住んでいるアニタ・ヴァンケルの元を訪ねていました。彼女こそ探し求めていたハリエット本人で40年間偽名を使って生活していた事が判明します。ハリエットは40年前に父ゴットフリートから日常的に性的虐待を受けており父親を殺害していました。また父親を殺害した後は兄のマルティンに同じ目に遭わされていたためロンドンへと逃亡していました。

こうしてハリエット失踪事件の真相が明らかになりハリエットがヘンリックの元に戻って依頼は完了しました。ミカエルはヘンリックから約束されていた報酬であるヴェンネルストレムの弱みを受け取りましたが、それは時効を迎えているもので役には立ちませんでした。ですがそれを知って意気消沈するミカエルを見かねたリズベットはハッキングによってヴェンネルストレムがマフィアと癒着している証拠をあげるのでした。

ヴェンネルストレムとマフィアの癒着を突き止めたリズベットはスイスへ向かいました。スイスではヴェンネルストレムの口座から20億円もの大金を複数の架空の口座に移しています。こうしてリズベットに不正を暴かれたヴェンネルストレムは見せしめとしてマフィアに殺害されるというラストを迎える事になります。その頃ミカエルはリズベットの集めた情報により地位と名誉を取り戻す事に成功しています。

ヴェンネルストレムの不正を挙げたミカエルは不正をリズベットが調べた事は知りませんでした。その頃リズベットはスイスからスウェーデンに戻ってきておりミカエルの元へ向かっていました。

リズベットは初めて出来た大切な友人・パートナーであるミカエルにコートをプレゼントしようと考えていました。そしてリズベットがミカエルの元を訪れた際に彼と恋仲の関係にあるエリカと歩いている所を目撃してしまいます。二人が仲良く歩いているのを見たリズベットはプレゼントをゴミ箱に捨てバイクで去っていきました。こうして切ないラストシーンでドラゴンタトゥーの女は幕を閉じました。

ドラゴンタトゥーの女のあらすじとラストを知った後は視聴した方の感想をネタバレで紹介します！ドラゴンタトゥーの女のラストのあらすじからも分かるように切ないという感想がとても多いです。そのような感想も交えながら記載していきますので是非ご覧下さい！

ドラゴンタトゥーの女の感想で一番多いものはやはりラストシーンが切ないというものです。作中でミカエルに対してリズベットが恋心を持っていたかは分かっていませんが、ミカエルを他の人とは違う大切な存在と感じていたのは間違いありません。それだけに心を躍らせる少女が仲良く歩くカップルを見て態度を一変しゴミ箱にプレゼントを捨てるシーンは切ないという感想がとても多いです。

次の感想はアクションシーンが素晴らしいというものです。推理サスペンスとして描かれているドラゴンタトゥーの女ですが車が爆発するなど派手なシーンも描かれています。また主役を務めているダニエル・クレイグはジェームズボンドを演じている肉体派俳優ですのでそれも印象的になった要因と言われています。ちなみにドラゴンタトゥーの女を制作するに当たって保険専門家がチェックしていますが焦る事が度々あったようです。

次の感想は推理サスペンスならではのストーリーが重厚という事です。作中ではしっかりと視聴しなかったら途中で訳が分からなくなるほど複雑なストーリーが展開しています。ですがその分真相が明らかになり見終わった後の爽快感は素晴らしいという感想もあります。またラストをリズベットのシーンで終わらせ視聴者をモヤモヤさせたのも斬新という意見もあります。

ドラゴンタトゥーの女では残虐なシーンや性的暴行を受けるシーンも描かれているため人間の汚い部分が余すことなく描写されています。見る方によっては不快に感じると思いますが逆に言えば嘘偽りのない映画でもあります。そのためドラゴンタトゥーの女はのめり込むほどの魅力があるという感想も挙げられています。

リズベットは作中では国から精神障害を認定され後見人を付けられています。その後見人はリズベットを歓迎するように見せかけ強姦するという凶行に及んでいます。このようなシーンも描かれているため見る方によってはとても不快に感じる作品という感想もあります。ですがリズベットはそのような不遇の人生を歩みながらも自分を保ちながら強く生きているためとても魅力がある女性として描かれています。

映画版ドラゴンタトゥーの女ではリズベットがバイクに乗る姿が描写されており、それがとてもかっこいいと話題になっています。そこでリズベットの乗っているバイクについて紹介していきますの是非ご覧下さい！

ドラゴンタトゥーの女作中でリズベットが使用していたバイクはHONDAのCB350です。そのCB350を元にロサンゼルスの「GLORYMOTORWORKS」が映画の雰囲気に合わせてカスタムしてます。黒の革ジャンや服を着ているリズベットのイメージに合わせてバイクも黒に塗られておりとてもかっこいいと評判になりました。

ドラゴンタトゥーの女作中でリズベットはバイクで軽やかに駆け抜ける姿を見せていますが残念ながらスタントを使っていたようです。とてもバイクに乗る姿が似合っているので彼女のファンからは本当にバイクに乗って欲しいという声も挙がっています。

ドラゴンタトゥーの女作中でリズベットが使用していたヘルメットはバンディットのXXRマットブラックです。このヘルメットは高い耐久性を兼ね備えておりバイク乗りからとても評判が良いようです。

ここからはドラゴンタトゥーの女の続編情報について紹介していきます。ドラゴンタトゥーの女の原作である「ミレニアム」は第4部まで発行されおり長年続編が期待されていました。作品内容や俳優・女優についても記載していきますので是非ご覧下さい！

アメリカではドラゴンタトゥーの女の続編が2018年11月9日に公開される事が決定しました。今作では「ミレニアム4蜘蛛の巣を払う女」が原作として描かれており「ドラゴンタトゥーの女」で監督を務めたデヴィッド・フィンチャー監督が制作総指揮を行っています。また「ドラゴンタトゥーの女」とミカエル・リズベット役も変更されておりこれまでとはまったく違う描写がされています。

「ミレニアム」は第三部までスティーグ・ラーソンの原作です。スティーグ・ラーソンは「ミレニアム」を十部まで書きたいと言っていましたが2004年に心臓発作で他界しています。そのため「ミレニアム4蜘蛛の巣を払う女」は作家のダヴィド ラーゲルクランツが書いています。そして大作の続編というプレッシャーを抱えながら「ミレニアム4蜘蛛の巣を払う女」も世界中で大ヒットを記録しています。

蜘蛛の巣を払う女はジャーナリストのミカエルが月刊誌「ミレニアム」の売れ行きがあまり良くなく悩んでいる場面からスタートします。そんな中、ミカエルは人工知能の第一人者であるフランス・バルデル教授の元を訪れスクープになりえる情報を手に入れます。そして天才ハッカーであるリズベットもこの情報について何か知っていると勘づき二人の距離が近づいていきます。

ミカエルがリズベットと接触しようとしている中、スパイ活動をしているハッカーたちはバルデル教授が起こした「ある事件」が原因でミカエルに危険が迫っていると忠告します。「蜘蛛の巣を払う女」をこのようなあらすじで進んでいき再びミカエルとリズベットが協力関係になります。そしてそしてアメリカ国家も巻き込むほどの騒動になり国際的犯罪集団と二人は戦っていきます。

「蜘蛛の巣を払う女」でリズベット役を演じているのは女優のクレア・フォイです。クレア・フォイは2011年にスクリーンデビューを果たした人物で「デビルクエスト」「ファースト・マン」「アンセイン」などに出演しています。2015年にはドラマ「ウルフ・ホール」で女王役を演じ英国アカデミー主演女優賞にノミネートされています。

「蜘蛛の巣を払う女」でミカエル役を演じるのは俳優のスベリル・グドナソンです。スベリル・グドナソンは2014年にスクリーンデビューを果たした人物で「ストックホルムでワルツを」や「ボルグ/マッケンロー」などに出演しています。デビューしたばかりの新人俳優がミカエル役に起用された事で活躍に期待が高まっています。

「蜘蛛の巣を払う女」の日本公開は2019年未定とされています。前作「ドラゴンタトゥーの女」は日本でもヒットを記録し人気作品となっているため「蜘蛛の巣を払う女」もすでに話題となっているようです。また監督はデヴィッド・フィンチャーからフェデ・アルバレス監督にバトンが渡されています。フェデ・アルバレス監督は「死霊のはらわた」などのホラーを手掛けており今作では恐ろしい描写が期待されています。

本記事では「ドラゴンタトゥーの女」のあらすじやラストをネタバレで紹介していきましたがいかがだったでしょうか？ドラゴンタトゥーの女は公開されて数年経っていますが今だにファンが多く話題になっている映画です。また続編に当たる「蜘蛛の巣を払う女」も公開目前ですのでこれを機に「ドラゴンタトゥーの女」を視聴してみて下さい！