X-MENの時系列・公開順まとめ!映画シリーズを見るおすすめの順番は?

世界中で大ヒットしている人気アメコミヒーローの実写映画である「X-MEN」シリーズは、その人気ぶりから多くの作品が生み出され、「マーベル・シネマティック・ユニバース」とはまた違った独自のユニバースを展開しています。既にスピンオフや続編が制作されている最中であり、その人気ぶりは留まることを知りません。そんな独自路線を築き上げた「X-MEN」シリーズの作品を、どんな順番で見るべきか、時系列順なのか或いは公開順なのか、そしてそれぞれの作品の内容等を詳しく説明していきます!

X-MENの時系列・公開順まとめ!映画シリーズを見るおすすめの順番は?のイメージ

目次

  1. X-MENの時系列・公開順まとめ!映画シリーズを見るおすすめの順番を紹介!
  2. X-MENの映画シリーズを見るおすすめの順番は?
  3. 初代X-MENシリーズのあらすじをネタバレ!
  4. ウルヴァリンシリーズのあらすじをネタバレ!
  5. 新X-MENシリーズのあらすじをネタバレ!
  6. デッドプールシリーズのあらすじをネタバレ!
  7. X-MENシリーズの時系列・公開順まとめ!

X-MENの時系列・公開順まとめ!映画シリーズを見るおすすめの順番を紹介!

「X-MEN」シリーズの映画は、2000年に公開された第一作を皮切りに、これまで計11作品が公開されてきました。そして今現在判明している制作中或いは制作を終え公開を控えている作品が計10作品も控えており、これからもますます盛り上がりを見せる事間違い無しです。そんな大人気ヒーロー映画である「X-MEN」シリーズの作品を見るオススメの順番を、時系列と公開順に分けてまとめ、説明していきます!

X-MENの映画シリーズを見るおすすめの順番は?

「X-MEN」シリーズの映画は、その複雑且つ壮大な内容から、それぞれの劇中の出来事の時系列についてファンの間でよく議論されています。しかし明確な結論が出ずに終わる事もしばしばあるので、まずは時系列をあまり考えずに公開された順で観ていくことをお勧めします。公開された順番で一通り観た後で、ネットに掲載されている幾つかの考察サイトを調べた上で時系列を整理し、次は時系列順に観ると良いでしょう。

最初は「公開順」に楽しもう!

上述の通り、「X-MEN」シリーズは時系列についてあまり深く考えずに、まずは公開された順番で観ていって映画そのものを楽しんでもらうべく、今現在(2018年)までに公開された作品を公開順に整理していきます。

少し読みづらくなるかもしれませんが、公開順で幾つか区分けして並べていきましょう。「X-MEN」シリーズの第一作目で2000年公開の「X-MEN/X-メン」からスタートします。そこから、2003年公開の第二作目「X-MEN2」、2006年公開の第三作目「X-MEN ファイナルディシジョン」という順番になります。そこから、初のスピンオフ作にして第四作目で2009年公開の「ウルヴァリン X-MEN ZERO」が次に来ます。

さらに続いて、2011年公開の第五作目「X-MEN ファースト・ジェネレーション」、2013年公開のスピンオフ二作目「ウルヴァリン:SAMURAI」、2014年公開のシリーズ第六作目「X-MEN:フューチャー&パスト」といった順番となります。そして2016年には二つの作品が公開されました。ヒーロー映画初のR指定作品「デッドプール」と、「X-MEN:アポカリプス」です。

そしてスピンオフ映画にしてシリーズ化した「ウルヴァリン」の三作目にして最終作で2017年公開の「LOGAN/ローガン」、現在2018年に公開された最新スピンオフ映画「デッドプール」の続編である「デッドプール2」という順番となっていきます。そして2018年現在公開が確定している映画を更に並べると、2019年公開予定の「X-MEN ダーク・フェニックス」と「ガンビット」、「ニュー・ミュータンツ」となります。

以上の計14作品の連なり方が公開され且つ公開が確定されている作品も含めた順番です。この公開順で観ていけば、ひとまずは時系列をあまり気にせずに楽しめる事でしょう。仮に最近公開された作品を先に観てしまっては、それ以前の作品を観る際に映像の技術的な面やストーリー面からして面白みが大幅にかけてしまうので、くれぐれもそういった邪道はしないことを勧めます。

その次は「時系列順」に楽しもう!

公開順で見た後に初めて時系列の順番で観る面白さがわかるのと、より一層「X-MEN」の複雑で少し難解な世界観を楽しむことが出来るので、是非まずは公開順で観た後に時系列順で観ることです。今回はその事も踏まえて、「時系列順」で観る場合にどういった順番で観るべきかを整理していきましょう。ここを押さえておけば、きっと「X-MEN」の世界観や作品としての魅力に再度気付くはずです。

時系列はこうです。まずは「X-MEN ファースト・ジェネレーション」が一番古い時代を舞台にしているので、そこから始まります。次に「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」でウルヴァリン誕生の秘密が明かされ、その後に初めてX-MENが結成されるので、そこで「X-MEN/X-メン」へ突入します。そして「X-MEN2」、「X-MEN ファイナルディシジョン」、「ウルヴァリン:SAMURAI」へと物語が紡がれていきます。

そしてここからが時系列に関する最重要ポイントです。「ウルヴァリン:SAMURAI」から更に数年経過した時代では、センチネルと呼ばれるロボット兵器によってX-MENが絶体絶命に陥ります。そこで過去を変える為にウルヴァリンが過去へタイムスリップします。それが「X-MEN:フューチャー&パスト」での事であり、過去が変わったので、そこで新しい時間軸が誕生し、これ以降の作品の舞台は全てその時間軸で進んでいきます。

ウルヴァリンが過去を変えたことで誕生した新たな時間軸を中心として物語が展開されていきます。その第一作目が「X-MEN:アポカリプス」です。その後には公開を控えている最新作の「X-MEN:ダークフェニックス」が続編となります。そしてその更に数十年後を舞台とするのが「デッドプール」と「デッドプール2」です。その後にはまた公開予定の新作「ニュー・ミュータンツ」が時系列的に続きとなります。

そしてX-MENのスピンオフシリーズ映画でウルヴァリンが主人公の最終作「LOGAN/ローガン」は、時系列としては一番先の物語となりますが、どう捉えるかが難しいです。新しい時系列での話となるのか、元々あった方の時系列での話となるのか、曖昧なところです。「可能性のある未来」とも言えるパラレルワールドとして捉えるのも良いですし、細かい設定は気にせずに観ることもアリでしょう。

初代X-MENシリーズのあらすじをネタバレ!

それではここで、2000年から2006年までに渡り、世界を股にかけて公開され大人気を博した「X-MEN」シリーズの本編前三部作を、ネタバレ込みのあらすじを交えながらある程度紹介していきます。ここの三部作は公開順で観てもそのまま時系列の並びも同等なので、そのままのペースで観れます。

X-MEN

人類が急速に進化するその過程の中で、突然変異で誕生した者たちの集団であるミュータントは、周囲の人間から理不尽に差別され、迫害されていました。その中で、不死身のミュータントであるウルヴァリンは失った記憶を思い出そうと世界を放浪する最中、触れた者の能力を奪える力を持つミュータントのローグという少女と出会います。その後にセイバー・トゥースという大男のミュータントに襲われてしまいます。

ピンチになるも、駆け付けてきた二人のミュータント、サイクロップスとストームによって助けられ、彼らに「恵まれし子らの学園」という学校へ連れられてジーンから治療を受けます。そこはプロフェッサーXが率いているX-MENによって守護されているミュータントの学校であり、彼らはミュータントで構成されたテロ集団の「ブラザーフッド」と目的の不一致と意見の相違から、対立していました。

ローグは学園の生徒となり、ウルヴァリンは失った記憶を取り戻す手掛かりをくれる事と引き換えに学園にしばらく居ることになります。一方でマグニートー率いるブラザーフッドはミュータント登録法案を勧めていたケリーという議員をミュータントへ変貌させ、学園に紛れていたミスティークによってローグは追い出されマグニートーに拉致されてしまいます。しかしケリーが抜け出しプロフェッサーに助けを求めます。

ケリーの記憶を辿り敵の目的がサミットに集まる各国の首脳をミュータントにする事だと知ったプロフェッサーでしたが、途中で気を失います。そこでウルヴァリンを含めた4人のX-MENは計画の実行場所である自由の女神像でブラザーフッドと戦い、敵の仕組んだ装置の破壊に成功します。マグニートーは収監され、ミスティークはケリーに化けて法案を下げました。そしてウルヴァリンは自身の過去に関する場所へ向かうのでした。

X-MEN2

「X-MEN/X-メン」の続編となります。ブラザーフッドとの戦いからまだ浅い時間しか経過していない頃に、ホワイトハウス内で観光に紛れていた「ナイトクロウラー」というミュータントが瞬間移動を駆使して大統領を暗殺しようとします。これを知ったプロフェッサーXことチャールズはメンバーのジーンとストームの二人にナイトクロウラーの捜索を頼みます。一方、アメリカ政府では不穏な動きが始まっていました。

アメリカ政府は対ミュータント対策本部の顧問ウィリアム・ストライカーを招き、彼の指揮の元でX-MENの本拠地である「恵まれし子らの学園」にいるミュータントを全員摘発する作戦を企て、手始めにマグニートーの面会に来たチャールズとサイクロップスを秘書でミュータントのデスストライクに拘束させます。一方で、自身の記憶を探して長旅していたウルヴァリンが学園に戻ってきますが、同日にストライカーの部隊に襲撃されます。

不幸中の幸いにも、ウルヴァリンことローガンは生徒のローグ、アイスマン、パイロの3人と脱出に成功します。また、同時にミスティークの手引きによって収監されていたマグニートーも脱獄します。その後にローガンらはナイトクロウラーを押さえたジーンらと合流、チャールズの救出を決行します。更に打倒ストライカーという共通の目的を持ったマグニートーらとも合流し、皆はストライカーの元へ向かいます。

チャールズの力を使って彼の持つ能力増幅装置のセレブロに似たダーク・セレブロを起動させ全てのミュータントを根絶させようと企むストライカーでしたが、X-MENによって阻止されて、更にX-MENはエグゼビアらの救出に成功します。しかし脱出機が動かず、ピンチに陥る中、ジーンが自らと引き換えに力尽きて濁流に飲み込また挙句、行方不明となってしまうのでした。

X-MEN:ファイナル ディシジョン

これが最初期の「X-MEN」シリーズ第三作目にして最終作、完結編として制作された作品です。前作のラストで行方不明になったジーンですが、別人格のダークフェニックスが暴走して、ローガンらの敵となってしまいます。一方、ある大企業の社長であるワージントンは、思春期を迎えた息子の背中に翼が生え始めたことを機に、元の人間に戻そうとミュータント治療薬である「キュア」を、ミュータントの少年リーチを基に開発します。

そしてそのキュアを用いて、多くのミュータントがそれを受けて能力の発動が出来なくなってしまいます。そんな中、ダークフェニックスとなったジーンは、プロフェッサーXことチャールズを消滅させてしまいます。更に事態は加速していきます。マグニートー率いるブラザーフッドが、キュアを無くすべく研究所を襲撃します。それを阻止すべく、人間との共存を望むX-MENはブラザーフッドと対決します。

ブラザーフッドに寝返ったダークフェニックスは、その驚異的な能力で周囲の物を次々と消滅させていきます。その光景を見たウルヴァリンことローガンは彼女を止める為に覚悟を決めて、自身の再生能力を活かしてダークフェニックスに近づきます。体の一部が消滅する度に再生されていく中、ローガンは彼女の目の前まで来ます。そして遂にローガンは自らの手でダークフェニックス/ジーンを殺害し、事態は収束を迎えました。

その後、キュアによって能力が無効となっていたマグニートーは、自身の力が僅かながら戻っている事に気付き、キュアの効果が消えかけていることを悟ります。また、ダークフェニックスによって死んだチャールズですが、実は直前に自らの意識を昏睡状態にあった双子の弟に移しており、死を免れていたのでした。

ウルヴァリンシリーズのあらすじをネタバレ!

次は「X-MEN」シリーズ初のスピンオフ作品にして初のスピンオフ作品でシリーズ化された「ウルヴァリン」シリーズを、ある程度ネタバレをしながら紹介していきます。スピンオフ作品ながら、本編の物語に深く関わる内容となっていますので、観るべき映画です。

ウルヴァリン:X-MEN ZERO

今作は初めてのスピンオフ作品にして、ウルヴァリンが主人公となる物語です。時系列としては「X-MEN/X-メン」より前となります。1845年の当時、ウルヴァリンはジェームズ・ハウレットという名前で、自身の父親だと思っていた人がトーマス・ローガンという男に殺されてしまうのを目撃してしまいます。その際にミュータントの力が目覚め、骨で生成された鉤爪でトーマスを殺しますが、トーマスこそが本当の父親だと知ります。

ジェームズはその後に兄のビクターと1世紀以上生き延びて、数々の戦争に参加し戦闘経験を得ていました。その戦争の中で、ジェームズとビクターは銃殺刑となるも再生能力で生き延び、それを機に軍人のストライカーが5人のミュータントで構成された「チームX」へ招き入れます。しかしあまりに非人道的すぎる行為を目の当たりにして疑問を抱くようになり、やがて脱退してしまいます。

6年後にジェームズは「ローガン」と名乗って恋人のケイラと一緒にカナダで生活していました。そんな平凡な生活を過ごしていたローガンの元にストライカーが再び現れて、誰かがチームXのメンバーを殺して回っている事を伝えます。そしてその後、ローガンの恋人であるケイラが犯人のビクターに殺害されてしまい、共にローガンも負傷します。ローガンは復讐の為にストライカーの「ウェポンX計画」を受け、パワーアップします。

「ウェポンX計画」を受けて最強の金属であるアダマンチウムを移植されたローガンは、直前に「ウルヴァリン」という新しい名前を貰う事になっていました。しかしその最中でローガンはストライカーの陰謀を聞き、研究所から抜け出し、ストライカーの指揮下にある多くの部隊に狙われてしまいます。そしてストライカーはチームXだったウェイド・ウィルソンを改造し、多数の能力を持つウェポンⅪという超人兵器を作り出していました。

そのウェポンⅪにウルヴァリンの殺害命令を下し、彼を差し向けます。後にウルヴァリンはウェポンⅪと対峙し、その多彩な能力に苦戦を強いられるも何とか打ち負かします。その際にウェポンⅪの放っていたオプティック・ブラストという光線によって戦場となった原子力発電所が破壊され、勝利したウルヴァリンは更にストライカーに襲い掛かるも、アダマンチウム製の弾丸を被弾し記憶を失くしてしまうのでした。

ウルヴァリン:SAMURAI

「X-MEN」シリーズにおけるウルヴァリンことローガンを主人公としたスピンオフ作品の第2作目です。時系列は「X-MEN ファイナルディシジョン」の最終決戦のその数年後となっており、「ウルヴァリン X-MEN ZERO」とは直接的には繋がっていません。ローガンはその最終決戦にて仲間であり愛していたジーンを自ら殺した罪悪感を感じ、悪夢やトラウマに苛まれていながらカナダの深い山奥でひっそりと暮らしていました。

そんなある日、日本の大企業グループ「八志田産業」の総裁が部下の女性であるユキオを使ってローガンを日本に招待します。この大企業の総裁は、かつて戦時中の時代に長崎で戦っていたローガンが長崎原爆から助けた青年将校のヤシダであり、彼は既に病に蝕まれていました。彼は「救ってくれたお返しとして、不老不死のローガンを生き地獄から解放する」と告げて最期を迎えました。そして、後の彼の葬儀で事件は起きます。

ヤシダの葬儀の最中で、彼の孫娘であるマリコがヤクザの集団に狙われて、ヤクザらに襲われてしまいます。彼女を守ったローガンは、東京から長崎へ逃避行をしますが、ローガンは隙を突いて注射された緑色の液体の効力によって再生能力が発揮できない状態でした。そんな中で、ローガンとマリコは愛し合う関係になります。しかし直後にマリコがヤクザにさらわれてしまい、ローガンは彼女を助けに向かいます。

ヤシダの長男である信玄が画策している事が判明し、彼がマリコを殺そうと企んでいることを知ったローガンは、彼の居場所へ行きます。そこで、ローガンは心臓に自身の能力を無効にしていたロボットを見つけて破壊してしまい、能力を元に戻したローガンは信玄と戦い、信玄は死んでしまいます。そしてマリコの元へ向かう最中、敵組織の忍者部隊と戦いながらもなんとか辿り着くことに成功します。

しかしそこで待ち構えていたのは巨大なパワードスーツ「シルバーサムライ」を装着し、ローガンの不老不死の力を欲しがっていたあのヤシダでした。ローガンの骨格であるアダマンチウムで作られているシルバーサムライと戦うローガンですが、ヤシダはシルバーサムライを操りローガンの力を吸収していました。双方が戦っていく中で、ローガンはアダマンチウムの鉤爪を折られてしまい、絶体絶命となります。

そこでローガンは、元々の能力の一端である自らの骨で生成される鉤爪を作り出します。そしてその鉤爪でシルバーサムライを装着したヤシダを刺し殺し、更に自分の能力を奪っていたヤシダを崖の下へ突き落して絶命させました。その後、ひと悶着あった八志田産業の社長にマリコが着任し、ローガンは彼女に別れを告げて去っていきました。これで「ウルヴァリン SAMURAI」の物語は終わりですが、後に続編を示すシーンがあります。

日本で死闘を繰り広げたローガンは、2年後にある空港で2人のミュータントと再会します。その二人とは、かつての敵だったマグニートーと、死んだはずと思っていたプロフェッサーXことチャールズでした。マグニートーはキュアの影響で発動できずにいた能力を回復させており、プロフェッサーもまた以前と同じように現れ、彼らはローガンにある協力を申し出るのでした。

LOGAN/ローガン

ウルヴァリン/ローガンを主人公としたスピンオフ作品の第3作目にして最終作、完結作です。今作を最後にウルヴァリンを演じてきたヒュー・ジャックマンとチャールズを演じてきたパトリック・スチュワートは役から降りました。時系列的には「X-MEN フューチャー&パスト」で誕生した新しい時間が軸となる世界での遥か先に起きる物語ですが、詳しい事は明確ではないのでパラレルワールドとして捉えても大丈夫です。

時は2029年、それまでのおよそ25年もの間、新たなミュータントは全く誕生しておらず、むしろミュータントが絶命に瀕している危機的状況となっていました。そんな時代を、かつてウルヴァリンとして名を馳せていたローガンはリムジンドライバーとして、プロフェッサーXとしてX-MENの中心人物だったチャールズはメキシコの国境付近にある廃工場で、キャリバンというミュータントと3人で静かに暮らしていました。

チャールズはアルツハイマー病を患っており、その世話をローガンとキャリバンが介護していました。そんな中で、チャールズはミュータントと交信したと言うも信じてもらえませんでした。そしてある日、ローガンの詳細を知るピアーズという男性が現れて彼に人探しを頼まれる一方で、介護士のガブリエラから「ローラ」という少女をノースダコタ州にある「エデン」という場所まで送り届けてほしいと依頼されます。

ローガンは依頼を引き受けるべくガブリエラの元を訪れますが、既に彼女はあのピアーズが率いている部隊によって殺害されており、ローガンはローラを連れていきますが後を追われ住居も襲撃されてしまい、ローガンは他の皆も連れて逃避行を始めます。その道中で親切にしてくれたある一家の元で一晩泊まる事になりますが、そこへピアーズ率いる部隊が襲撃し、家にいたチャールズと一家全員が殺害されてしまいます。

キャリバンもピアーズらの足止めを身を挺して行い命を落とします。なんとか切り抜けたローガンとローラは更に先を進み、遂にエデンに着きます。そこに集まっていた少年少女のミュータントらは、ローラと同じ境遇で、ピアーズのいる研究所から抜け出した子供であり、彼女らはカナダの国境を超える目的を持っていました。その計画にローガンは協力しますが、当日にピアーズと彼の部隊が再び襲撃してきます。

次々と捕まる子供たちですが、ローガンがそこで能力の持続時間を延ばし保持させる血清をあるだけ投与して、子供らを助けながら敵を一掃していきます。更にローガンは自分と瓜二つのX-24という超人兵器と戦いますが、苦戦してしまいます。そこへローラがアダマンチウム製の弾丸をX-24に撃って殺すことに成功します。しかしローガンは既に限界を迎えており、大泣きするローラに見守られながら最期を迎えるのでした。

亡くなったローガンを埋葬し、墓標を立てたローラは他の仲間と共にローガンの事を思って寂しがりながらも国境へ向かうのでした。墓標は十字架から「X」へとなり、ローガンの物語は完結しました。

新X-MENシリーズのあらすじをネタバレ!

ではここで、上述の「X-MEN」シリーズが三部作で完結した後に新しく作られた新シリーズとも言えるこの作品を紹介していきましょう。勿論ストーリーが繋がっているものはありますが、中には時系列上繋がらない物語も存在しますので、そこらへんは上述の時系列に関する情報を参照してくださるとありがたいです。また、予め説明していた新しい時系列が誕生する作品もここで紹介しますので、併用して読むことをお勧めします。

X-MEN:ファーストジェネレーション

この作品は、全ての「X-MEN」シリーズの作品に通ずる内容であり、且つ全ての作品に登場するキャラクターの原点を知ることが出来る非常に重要な作品となっています。時系列は、上述で説明した「X-MEN」シリーズ三部作よりも前の一番最初の物語なっており、X-MENという組織の成り立ちが描かれています。本作では、プロフェッサーX/チャールズ・エグゼビアとマグニートー/エリック・レーンシャーが主人公となります。

1944年、ナチス・ドイツの支配下におかれていたポーランドにある強制収容所で、少年のエリック・レーンシャーは両親と離れ離れにされ、その際に鉄門捻じ曲げる現象を引き起こし、それを見た科学者のシュミットはその能力を開花させるべく、エリックの目の前で母親をわざと殺害します。それによりエリックは怒りや悲しみ等で感情的になり、シュミットの思惑通りに能力を覚醒させました。

時を同じくして、ニューヨーク州のある裕福な家庭で生まれ育っている少年チャールズ・エグゼビアは、屋敷に忍び込んだ青い肌と変身する力を持つ少女のレイヴン・ダークホルムと出会い、同じ存在だと共通点を見つけ喜び、彼女を家族に迎え入れました。それから18年経過した1962年、成人となったエリックは復讐の為にシュミットの行方を追いながら元々ナチスの人間だった者を次々と襲撃していました。

一方で、チャールズとレイヴンはイギリスに在住しオックスフォード大学にてミュータントの研究をしていました。そんな彼らは、セバスチャン・ショウ率いる危険ミュータント集団「ヘルファイア・クラブ」の暗躍を知ったCIAの捜査官にして彼の恋人ケイラが接触し、それを知ったチャールズは協力していきます。やがて彼らはショウを追う中で、ショウがシュミットであることを知りやって来たエリックと遭遇することになります。

チャールズはショウの企てを阻止すべく、同じミュータントであり博士のハンクが作った特殊装置「セレブロ」を使用し、世界各地にいるミュータントとコンタクトを取り始めます。そして、ストリッパーのエンジェル、ドライバーのダーウィン、投獄されていたハヴォック、バンシーを仲間にしますが、ショウたちも若きミュータントをヘルファイア・クラブに勧誘して、エンジェルは寝返り、ダーウィンはショウによって死んでしまいます。

残ったチャールズ側のミュータントらは、彼の自宅で自身の能力を使いこなせるように訓練していきます。さらに、ハンクは防護スーツとステルス・ジェット機の開発を進めていきます。一方のショウは、ミュータントで世界を支配するべく戦争を起こそうとキューバに基地を作ろうとします。そこへチャールズとエリックたちが襲撃し、ショウを倒す事に成功しますが、CIAがミュータントを危険とみなしミサイルを飛ばしてきます。

それに激怒したエリックはミサイルの弾道を変更し、周囲にあった艦隊へ向かわせます。それを止めようとしたチャールズの恋人であるモイラが銃を撃ちますが、その弾の軌道も変化させ、それがチャールズに当たります。それが原因で彼は下半身不随となってしまいます。この一件を機に、人類との共存を望むチャールズと人類を憎み共存を望まないエリックの間に亀裂が入り、決別し、やがて対立して戦う事になっていきます。

X-MEN:フューチャー&パスト

今作は、初期の三部作と新シリーズ第一作目にして前作のファーストジェネレーションの二つの続編となり、ある意味X-MENの集大成と言ってもいいでしょう。スピンオフ作品の「ウルヴァリン SAMURAI」には、ラストシーンで今作の本編に繋がる場面があり、それはプロフェッサーとマグニートーがローガンと空港で会うシーンです。ここで協力してほしいと頼まれたローガンは今作でも戦う事になります。

また、本作は未来パートと過去パートに分かれていますので、その過去パートが改変されてそこから新しい時間軸を持つ世界が誕生します。その点に注意しながら読むとより分かりやすく理解できるはずです。

ローガンがとある空港でプロフェッサーとマグニートーに協力を求められた2015年、その年に対ミュータント用のロボット兵器「センチネル」が完成しました。それから8年後の2023年、ミュータントとミュータントに味方する人間が多数のセンチネルで組まれた軍団によって討伐されており、残ったミュータントたちは危機に瀕していながらも、何とかセンチネルからの攻撃を退けて、中国の修道院に避難し他のメンバーと合流します。

そのメンバーの中で、人間の精神のみを過去の自身の体に送り返せる能力を持つキティ・プライドの力を使って、ミュータントの面々はローガンの精神を1973年に送り返す作戦を実行します。その年は、センチネルが生み出されるきっかけとなったミスティークのボリバー・トラスク博士の暗殺があった年代であり、それを阻止すべくローガンの精神を過去に送り返す事となりました。

ローガンは作戦を遂行すべく、過去の自身の身体に憑依した状態で目覚めます。その当時はアダマンチウムを移植される前だったため、骨状の鉤爪で戦う事になります。その当時、多くの仲間を失ってテレパスの能力を失う事と引き換えに歩けるようになるも、やさぐれた状態のチャールズに会いに行き、彼に事情を説明して協力関係を結びます。その後彼らはミュータントを招集し仲間を増やそうとします。

まず最初にローガンの旧知の友であるクイックシルバーを一時的に仲間に引き入れ、彼の力を借りてローガン達は更にペンタゴンの地下に投獄されていたエリックを脱獄させます。チャールズとエリックの間には深い溝があるので険悪なムードが続きながら、彼らはトラスクのいるパリへ向かいます。そこではあるサミットが開かれており、トラスクとあのストライカーが共にセンチネルの設計図を持って現れます。

ミスティークはそこへ潜入するも探知機が反応し正体がばれてしまいます。ミスティークは正体を解きトラスクを殺害しようとしますが、ローガン達はそれを阻止します。エリックはミスティークに銃弾を放ちますがそれをかわしたミスティークの方へ向かうよう軌道を変えて当て、負傷させます。ローガンはかつて宿敵だったストライカーを見て混乱し、未来にいるプライドに傷を負わせてしまいます。

大統領はトラスクらに説得され計画の推進を決めます。そして完成したらお披露目すると約束し、その裏でミスティークの細胞が彼らの部下に採取されてしまいます。ミスティークはまだ諦めておらず、能力が戻ったチャールズはテレパスで彼女と話し合いますが拒まれます。一方で、エリックは一人でセンチネルの試作型をみつけそれに金属を混入させていました。

ミスティークを止めるべく、ローガンらはホワイトハウスで開かれるセンチネルの式典に潜入し、チャールズの力でミスティークの位置を突き止めるが、テレパスを無効化するヘルメットを装着して現れたエリックがスタジアムを自ら浮かして持ってきて、ホワイトハウスをそれで囲み、センチネルを操りローガンやチャールズらをセンチネルに襲わせます。ローガンは鉄骨で体を縛られ離れの川底に沈まされてしまいます。

チャールズも瓦礫の下敷きとなり身動きが取れなくなってしまいます。エリックはパニックルームに逃げた大統領やトラスクたちを強引に表に出させ、殺そうとしますが、そこで大統領に成りすましていたミスティークが一瞬の隙を突いてエリックに被弾させます。その直後にトラスクをも殺そうとしますが、チャールズの必死の説得に応じて中断し、その瞬間に、未来ではセンチネルがとどめをさそうとした所で歴史が改変されます。

エリックは空を飛んで姿をくらまし、ミスティークは米兵に変装し立ち去りました。そして未来の世界へ精神が戻ったローガンは目を覚まし、かつて死んでしまったジーンを始めとした多くのミュータントが平和に暮らしている光景を目の当たりにし茫然しながらもプロフェッサーと再会します。そしてプロフェッサーとローガンだけが、これまでの事を覚えているのでした。一方、過去の世界にも変化がありました。

過去の世界のローガンは川底から引き揚げられ、再び息を吹き返します。そしてそんな彼を見ながらストライカーに変装したミスティークが、彼の身元を引き取ることにしていました。ついでに、作品のエンドロール後には、続編へと繋がるシーンがあり、それは紀元前のエジプトでエン・サバ・ヌールという人物がピラミッドを一人で作り上げ、そこに大勢の人々がひれ伏しているというものでした。

X-MEN:アポカリプス

前作で舞台となった1974年の方の世界、つまり新たな時間を軸にした世界で起きる物語であり、1974年のセンチネルの戦いから11年後が舞台です。センチネルの一件でミュータントの存在が世間に知れ渡り、カルト的な集団が出来ていく中で、うち一つの集団が古代にエジプトで深い眠りについたエン・サバ・ヌール/アポカリプスを目覚めさせてしまい、彼は今の世界の有り様をみてリセットさせよう企み、動き始めます。

様々な場所に存在するミュータントの中から、アポカリプスはストーム、サイロック、エンジェル、そしてあのエリックをリクルートして、且つ四人それぞれの能力を増幅させて自らの配下としました。エリックはアポカリプスにリクルートされる前に、自身をミュータントと知りながら愛してくれる妻と娘のニーナと共にひそかに暮らしていましたが、正体が周囲にバレて狙われることになり、その過程で妻と娘を失ってしまいます。

そんなエリックの身に起きた出来事を知ったチャールズは仲間と共に動き始めます。しかし途中でチャールズはアポカリプスらにさらわれてしまい、カイロにてアポカリプスの魂が入れられそうになってしまいます。そこへX-MENの皆が駆け付けて間一髪で防ぎ、戦闘状態に入ります。戦闘中に、エリックはチャールズとミスティークに説得され改心し、アポカリプスに攻撃します。そして多くのミュータントがアポカリプスに総攻撃します。

そして、仲間でありかなり強いテレパスの力を持っていたジーンは、チャールズから内に秘めた真の力を解き放つように促され、彼女はその力である「フェニックスフォース」を開放して総員は再度総攻撃していきます。圧倒されていくアポカリプスは、今の世界に自分の存在は必要ない事を悟りながら消滅しました。その後、壊された学園をエリックとチャールズが共に再建し、チャールズはエリックに残るように言います。

しかしエリックは断り、チャールズとは別々の道を歩むことにします。彼らは道は違えど、別れ際には笑顔を見せながら和やかな雰囲気となっていました。そして今回、ともに戦ってくれたストームやジーン等のメンバーはミスティークに「あなた達はもう生徒ではなくX-MENよ」と伝え、新たなX-MENが誕生し、チャールズはその誕生を見守りながら決意を新たにし、物語は幕を閉じます。

ちなみに、最後の最後に流れるシーンではエセックス社がローガンのいた研究所でウェポンXのデータや血液サンプルを回収している場面が流れました。

X-MEN:ダークフェニックス

こちらはアポカリプスの続編であることが確定しており、初の宇宙を舞台の一環にするとも明言されており、ジーンの中にある別人格の話などを中心に物語は展開されていきます。

デッドプールシリーズのあらすじをネタバレ!

続いて、デッドプールシリーズのあらすじをある程度紹介していきます。こちらはウルヴァリンに次ぐスピンオフ作品のシリーズ化に成功しています。更なる続編も製作中とのことなので、公開順で観ても良し、時系列の順番で観ても良し、というどちらでもよいパターンとなります。

デッドプールのあらすじを紹介!

元特殊部隊員で傭兵のウェイド・ウィルソンはある日行きつけの酒場で高級娼婦のヴァネッサと仲良くなり、交際していき、結婚の約束もしますが末期がんになってしまいます。そんな彼の体を治せると酒場にいたリクルーターの男は言い放ち、ガンを治す代わりに実験の被験者になることを機にヴァネッサの前から姿をくらまします。そしてウェイドは驚異的治癒力を持つミュータントとなりますが、同時に醜い姿にもなってしまいます。

そこでウェイドは醜い姿にした張本人の研究所の責任者フランシスに復讐すべく、彼の仕事仲間や知人を片っ端から殺していきながら、手掛かりを探し、リクルーターの男から遂に居場所を聞き出し、高速道路でフランシスのいる集団を襲撃します。そこへ更にプロフェッサーX率いるX-MENの一員であるコロッサスとネガソニックが参戦し、ウェイドを止めてX-MENに勧誘しますが断って逃げ去ってしまいました。

デッドプールとしてフランシスを襲うも取り逃がしたウェイドは、フランシスに正体がばれてヴァネッサを人質に取られてしまいます。これに激怒したウェイドはX-MENのいる恵まれし子らの学園に訪れてコロッサスとネガソニックを連れてフランシスの元へ向かい、彼と戦います。戦う最中でフランシスの口から姿を戻す方法はないと告げられたウェイドは、コロッサスの制止を聞かずに報復としてフランシスを殺しました。

そして救われたヴァネッサは改めてウェイド/デッドプールと再会し、醜い姿になっても愛する事を誓い、それに心を救われたウェイドは改めてヴァネッサと結ばれるのでした。

デッドプール2のあらすじをネタバレ!

前作の続編で、二年後が舞台です。麻薬組織やマフィア、ヤクザ等を成敗するヒーロー「デッドプール」として活動していたウェイドは、ヴァネッサと幸せな生活を過ごしていました。ある日、二人の家に敵組織が襲撃し、ウェイドは応戦するもヴァネッサが被弾して亡くなってしまいます。それで自責の念に囚われたウェイドは自宅で自殺を図るも、バラバラになった身体をコロッサスが集めてお馴染みの学園へ行きます。

成り行きでX-MENの見習いとなったウェイドはコロッサスやネガソニックらと、ラッセルという炎を放つ少年ミュータントが暴れている現場へ駆けつけ、彼を無力化するも、彼が虐待を受けている事を知ったウェイドは虐待者を数人殺してしまい、二人はミュータント専用刑務所アイスボックスへ収容されます。更にそこへ、未来から来た傭兵ミュータントのケーブルがラッセルの命を狙って襲撃してきます。

ウェイドはケーブルが刑務所で暴れている事を良いことに、隙を見て脱出しますがラッセルは残されてしまいました。ウェイドはラッセルを守るべく、親友のヴィーゼルと共に「X-フォース」なるチームを作りますが、殆どのメンバーは強風のせいで無残にも散っていきます。無事だったのはウェイドと運を味方につけるミュータントであるドミノだけであり、彼らはラッセルのいる護送車で更にケーブルと戦闘していきます。

しかしラッセルは心を歪めてしまい、凶悪なミュータントのジャガーノートを味方につけて襲わせます。その後、一旦撤収したウェイドらは、ケーブルのラッセルを襲う背景に、家族の仇があることを知ります。それを知ったうえでウェイドはラッセルを説得しようと提案しますが、ケーブルは頑なに拒否し、結果的に30秒以内で何とかしろという条件でウェイドは説得を試みます。

ラッセルに説得をしますが、それでも失敗してしまい、ケーブルはラッセルに向けて発砲します。それを庇ってウェイドは予め自ら首につけていた能力無効化の装置の影響で、命を落としてしまいます。その際にウェイドは自分なりに仲間への思いを告げており、それに感動したケーブルはあと一回しか使えないタイムマシンを起動してウェイドを救いました。そしてラッセルも改心し、皆仲良くハッピーエンドとなりました。

ちなみに、その後タイムマシンを修復した仲間からそれを受け取ったウェイドは、婚約者のヴァネッサが死ぬ直前までの時間に戻り、すぐさま銃を放つ敵を倒して命を救います。更に、まるでこれまでの黒歴史を塗り替えるかのように「ウルヴァリン X-MEN ZERO」で登場するウェポンⅪを殺して、又さらにタイムスリップし「グリーン・ランタン」の出演予定だったウェイド役のライアン・レイノルズを射殺して歴史修正しました。

実はまだある今後公開予定&制作発表されているスピンオフ映画

実はまだまだ公開を控えている作品や、制作中、制作発表済みの作品がたくさんあります。幾つかはスピンオフ作品となりますが、世界観の共有と時系列の継続は当然ありますので、これまでの作品を観てきた方々もより一層楽しめるようになっている事でしょう。それらの作品を判明している範囲で一挙紹介していきます。

ガンビット

「ウルヴァリン X-MEN ZERO」で登場していたガンビットを主人公にした物語が展開されていく予定だそうです。いつの時代を舞台にするのかまでは情報が出ていませんので、公開順で観ても良いかどうかは不明なままです。

ニュー・ミュータンツ

これまでの作品とはテイストがだいぶ変わっており、本来はヒーロー映画でありながら本格ホラーテイストな仕上がりになっているとの事です。こちらの作品の予告トレイラーが既に公開されていますので、それを見るだけでもだいぶ印象がガラリと変わるはずです。幼きミュータントが多くいる施設での出来事が描かれるとのことです。

X-Force

こちらの作品は製作段階の中でもまだ初期段階の状態だそうです。デッドプール/ウェイド・ウィルソンを演じたライアン・レイノルズらデッドプールの製作チームはこのX-フォースを準備している最中だと明言されており、ライアン・レイノルズ本人も「デッドプールをX-フォースの一員としてとらえているので、チームアップという形で観てみたいです」と言っていました。

デッドプール3

こちらは全く情報が出ていませんが、まだ構想している段階であり、公開されるとしてもかなり先と考えられます。「X-Force」とこちらの作品のどっちが先に公開されるか天秤をかけた場合、おそらくですが前者の方が先に公開されるでしょう。そちらの方が製作段階が進んでいるはずなのでそう捉えても良いはずです。

X-23

こちらの作品は「LOGAN/ローガン」に登場したローガンと同じ能力を持つ少女ローラを主人公にした物語となっているようです。どれ程まで製作段階が進んでいるかは定かではありませんが、「LOGAN/ローガン」の続編となる作品で間違いなさそうです。

ニュー・ニュータンツ2、3

上記の「ニュー・ミュータンツ」の続編となる作品でしょう。シリーズ化する事は確定していますので、2,3が公開されるのはまだまだ先の事になります。ですが、このシリーズは初代X-MENシリーズと同様で、公開順に観ても時系列が自然と繋がる内容になると考えられています。

マルチプルマン

こちらはマルチプルマンというミュータントが主人公の作品で、LOGANやデッドプールに次ぐR指定作品となるそうです。自分の複製を作り出すという力を持ったミュータントです。複製されたもう一人の自分とはテレパシーのような感覚で交信可能で、自分の体に戻せば複製された方の記憶を吸収でき、更に複製する際には凄まじい破壊力も生み出されるそうです。そういったシーンが見られるかもしれません。

143

こちらもスピンオフ作品です。主人公は、「フューチャー&パスト」にて登場し重要人物として活躍したキティ・プライドで、原作通りになれば、チャールズの創設した学園である悪魔と出会うという物語だそうです。おそらく、時系列的にはいつの出来事か不明ですが、新しい時間軸を中心とした世界での物語となるので、また観る順番について考慮する必要があります。

X-MENシリーズの時系列・公開順まとめ!

少し脱線したかもしれませんが、ここまでを踏まえて再度お勧めするのは、まず先に公開順で観て時系列や細かい設定をあまり気にせず楽しむことです。そしてその次に作品を時系列順で整理して、順番で観ていけばより一層作品の面白さや魅力等が発見でき、更に「X-MEN」の世界観を楽しむことが出来るようになります。ネットにある考察サイトなどを参考にしながら観るのも良いでしょう。

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