2018年07月25日公開
2018年07月25日更新
ヤソップの懸賞金はどれくらい?強さや能力を考察【ワンピース】
赤髪海賊団の狙撃手として登場したヤソップは他のメンバーを同様にこれまでその強さや能力について戦闘シーンが無い事から謎に包まれています。他の四皇の幹部なども登場し始め、その懸賞金なども判明してきましたが、そうなるとヤソップの懸賞金はいくらくらいになっているのでしょうか。今回はヤソップの赤髪海賊団での立ち位置や現時点で分かっている実力、現時点で分かっている他のキャラクターの懸賞金などを参考に画像も交えてヤソップの懸賞金を考察していきます。
目次
- 赤髪海賊団の狙撃手!ヤソップの懸賞金はいくらなのか?
- ヤソップとは?
- ヤソップは数少ない麦わらの一味との接点
- ヤソップは四皇シャンクスの部下!
- 現状一番謎の多い四皇!それが赤髪海賊団
- 四皇はそれぞれ対比関係にある?
- ヤソップの判明している能力
- ヤソップの発言から察する能力
- 他の狙撃手から見るヤソップの能力考察
- 能力者である事は懸賞金に影響するのか?
- ワンピースにおいての懸賞金の決まり方
- 懸賞金は実績や見た目で正しく判断されない事も
- 赤髪海賊団としての影響力は絶大
- ヤソップの赤髪海賊団における立ち位置は?
- 判明している懸賞金の上位ランカー達
- ヤソップの息子ウソップの懸賞金も参考に!
- ヤソップの懸賞金は相対的に見ると?
- 新説浮上!赤髪海賊団の懸賞金は低い可能性!
- 新説が正しければヤソップの懸賞金はどうなるのか?
- ヤソップの今後の活躍に期待!
赤髪海賊団の狙撃手!ヤソップの懸賞金はいくらなのか?
週刊少年ジャンプで連載されているワンピースには実に多くのキャラクターが登場しますが、それぞれにしっかりと個性がある反面、登場して長いのにまだまだ謎の多いキャラクターも多いです。その典型的な例と言えるのが第1話から登場し、主人公であるルフィに多大な影響を与えたシャンクス率いる赤髪海賊団です。
赤髪海賊団の中でも他のキャラクターより少しだけ紹介されているのがヤソップです。彼は後に麦わらの一味の仲間になるヤソップの父親で、ウソップの天才的狙撃センスはヤソップから継承されています。今回は赤髪海賊団の中でもヤソップに焦点を絞り、その強さや懸賞金、能力などについて画像も交えながら考察していきます。
ヤソップとは?
自由人ヤソップ!
ヤソップはルフィ達と同じく東の海にあるシロップ村出身で船長となるシャンクスの勧誘を受けて海賊団に加わります。ヤソップには勧誘された時点で妻子がいましたが、画像のように「海賊旗がおれを呼んでいたから」と言って海に飛びだしてしまいます。
しかし同時に「悲しい別れ」だったとも言っており、ルフィにも散々同じ年くらいの息子(ウソップの事)がいると話して聞かせていた事から完全に無関心だったわけではありません。
ヤソップは数少ない麦わらの一味との接点
幼少期に接点を持つルフィを除いて麦わらの一味のメンバーはヤソップがいる赤髪海賊団との接点はありません。ルフィから麦わら帽子のエピソードなど話されていたりもするので、存在こそ認知していますが、関係性があるメンバーはいないです。
ウソップはヤソップの息子
その中にあって唯一ウソップだけは間接的に接点があると言えます。ウソップはヤソップの実子であり、傍から見れば自分を置いていった父親でありながら憧れを抱き、それがウソップの目標である「勇敢な海の戦士になる事」にも繋がっています。ヤソップが赤髪海賊団に加入して以降、少なくともルフィとウソップが出会った時点ではは会っていないようです。
ヤソップはウソップが麦わらの一味にいる事を知っている?
1話にてルフィの幼少期には既に赤髪海賊団に加わっている事からヤソップは普通であればウソップがどこで何をしているのかは知らないはずです。しかしそげキングからとはいえウソップの首にも懸賞金がかかり、麦わらの一味のニュースも度々新聞に載っている事から、少なくとも現在は既に麦わらの一味の一員である事を認識しているようです。
それを証明するようなワンシーンが扉絵連載にて描かれています。画像は837話の扉絵ですが、ヤソップが新聞を見て、笑っているシーンが描かれています。もちろんこの画像からは推察しか出来ませんが、この時は既にホールケーキアイランド編が始まっており、ウソップがウソップとして2億の懸賞金をかけられる事になったドレスローザでの事件の記事が載っている可能性は高いです。
ヤソップとウソップの再会はいつ?
シャンクスがルフィとの再会を楽しみにしている事はシリーズの節目などを利用してこれまでも何度も描かれています。マリンフォード頂上戦争でルフィが気を失っている状態で再会こそしますが、「今会うのは約束と違う」としてルフィが意識を取り戻す前に立ち去っています。それだけシャンクスに取ってルフィとの再会は楽しみな出来事なのです。
それはフーシャ村でルフィと接点を持っている赤髪海賊団の他のメンバーにも同様の事が言えるでしょう。しかしヤソップはそれに加えて息子ウソップとの再会も関わってきます。ルフィが赤髪海賊団に接触する時、奇しくもウソップとヤソップは再会する事になるのでしょうか。
ウソップが父親であるヤソップに対して憧れの念を抱いている事は既に描かれています。この父子の再会はどんな風に描かれる事になるのでしょうか。いずれにせよ、これまでワンピースにはなかった父子の再会シーンとして感動的なシーンになるように考えられます。
ヤソップは四皇シャンクスの部下!
ヤソップはシャンクスに勧誘されて海に飛びだして以来、一貫してシャンクスが船長を務める赤髪海賊団の一員として行動しています。それはシャンクスが傘下を持つようになり、グランドライン後半の海、通称「新世界」に皇帝の如く君臨する4人の海賊「四皇」の1人として数えられるようになっても変わりません。
これまでの作中の描写を見る限り、赤髪海賊団の中でも古参であるヤソップは幹部の1人として扱われているように見受けられます。
現状一番謎の多い四皇!それが赤髪海賊団
四皇という言葉が登場して以来、徐々にその姿が明らかになっていきました。新世界編からはシャンクス、カイドウ、ビッグマム、黒ひげとなった四皇は、現在それぞれに麦わらの一味との接点を持った事で徐々にその内情まで描かれるようになっています。しかしその中において、赤髪海賊団だけはまだ麦わらの一味との直接的な接点はなく、謎の多い四皇になっています。
ヤソップらの登場は最初期より
赤髪海賊団の主要なメンバーは1話から描かれているルフィの幼小期の時点でその姿は描かれています。ルフィの理想とする「自由」を全面に押し出した海賊団として描かれており、ルフィの思想に大きな影響を与えています。
ルフィの性格もあってシャンクスだけではなくそれぞれのメンバーとも仲が良かった様子が描かれていますがヤソップは狙撃の腕前を見せたり、息子ウソップの話を話して聞かせるシーンが印象的です。
ヤソップら幹部の情報は少ない
赤髪海賊団がルフィを置いてフーシャ村を出港して以来、長らく登場しなかった赤髪海賊団。シャンクスだけは節目にワンカットなどは描かれる事がありましたが、ヤソップを含むメンバーの事はほとんど描かれておらず、次に本格登場したのはルフィがエースを救いだす為に動いたマリンフォード頂上戦争でした。白ひげ対海軍で行われたこの戦争を止めるべく参入したのです。
マリンフォード頂上戦争に登場した際には現在の姿も描かれています。しかし赤髪海賊団はマリンフォード頂上戦争を止めにきた形なのでほとんど戦闘が描かれる事無かったです。ヤソップに関しても同行こそしていますが、狙撃手でありながら1発も発砲する事はありませんでした。
四皇はそれぞれ対比関係にある?
超人系のビックマム海賊団!動物系の百獣海賊団!
ここからはヤソップの能力を考察予想していきます。まず参考にしたいのが新世界編に入ってからの四皇が率いる海賊団にはある種の対比関係が見てとれる事です。一番分かりやすいのはビッグマム海賊団と百獣海賊団で、ビッグマム海賊団は超人(パラミシア)系能力者の集まり、百獣海賊団は動物(ゾオン)系能力者の集まりだと言う事です。
ビッグマム海賊団には唯一動物系の能力者でペコムズがいましたが、ホールケーキアイランド編にて最終的にルフィを助けようとするビッグマム海賊団から見ると明確な裏切り行為をしているので敢えて動物系にしていると思われます。人工悪魔の実スマイルなども登場しており、超人系能力者が集まるビッグマム海賊団、動物系能力者が集まる百獣海賊団という印象を強く与えたい意図が見受けられます。
能力者狩りが出来る黒ひげ海賊団
新世界編にて新たに四皇の一角に名を連ねる事になった黒ひげ海賊団はマリンフォード頂上戦争にて白ひげに対して行ったように「能力者狩り」を行う為の術を持っています。船長である黒ひげは自身が最初から持っていたヤミヤミの実の能力に加えて白ひげが持っていたグラグラの実の能力も保有するようになっています。
その他のメンバーも元々凶悪な犯罪者集団である黒ひげ海賊団は新世界編においても「能力者狩り」に精を出しているという事を考えても全員が能力者集団という集まりではないかと推察出来ます。
赤髪海賊団は銃使いが多い覇気集団?
上記の黒ひげ海賊団との対比にするなら赤髪海賊団はズバり悪魔の実の力を持たないメンバーで構成されているのではないでしょうか。悪魔の実しか登場していなかった頃であれば考えにくいですが、悪魔の実の対抗手段の1つとして覇気も登場しています。船長のシャンクスこそ剣士ですが、ヤソップを始めとした他のメンバーには銃使いが多いです。
シャンクスは1話の時点から覇気ではないかと言われる物を発揮しています。また同時に海賊王ゴールドロジャーの船で見習いをしていた経験も持っている事からなんらかの理由で能力者にならないようにしているのではないでしょうか。そうなれば当然ヤソップも悪魔の実の能力者ではないと言えます。
ヤソップの判明している能力
現時点で戦闘描写がないヤソップですが、その一旦はある程度は見えています。ヤソップは狙撃手である事は明確で、1話では短銃、マリンフォード頂上戦争には両手で扱う銃を持っている事から銃をメインの武器としている事は間違いありません。
逆に言うと、ヤソップの能力で分かっているのはたったこれだけです。息子のウソップが狙撃手とは言いつつも色々な種類の弾となる物を扱っている事を考えると同系統のタイプかもしれませんしまったく別のタイプの可能性もあります。
ヤソップの発言から察する能力
数すくないヤソップの狙撃シーンでもある画像の1コマ、ここでヤソップは「アリの眉間にだってブチ込める」と発言しています。これが実際にやった事があり事実を言っているのかそれだけの自信があるという事なのか、単なる見栄なのかは分かりませんが、もし事実だとしたらかなり正確性の高い狙撃を行えると言う事になります。
またルフィはウソップと出会ってヤソップの事を説明する時にも「ヤソップが的を外しているのを見た事がない」と話しています。ルフィが嘘を言う事はないので実際に見た事がないのでしょう。この発言もまたヤソップの狙撃がかなりの精度を誇っている事を仄めかしています。
他の狙撃手から見るヤソップの能力考察
悪魔の実や覇気使いも多い現在、銃の達人がどれだけは立場なのでしょうか。同じ赤髪海賊団のベン・ベックマンはマリンフォード頂上戦争にて画像のように銃を付き付けるだけで海軍大将黄猿の動きを牽制しています。海軍の最高戦力と言われる大将が両手を上げて行動を辞めるのです。もちろんベンベックマンの実力だからこそとも言えますが、能力者である黄猿が警戒しなければいけないだけの存在であるのは間違いありません。
また息子であるウソップはドレスローザ編にて画像のように見聞色の覇気と思われる能力を発言し、肉眼では捉える事が出来ないシュガーに対して見事に命中させるシーンがあります。同じくヤソップが精度をウリにしているとすればこの時ウソップが垣間見せた見聞色の覇気をより極めた状態でヤソップが保有していてもおかしくありません。
悪魔の実の能力者が目立つワンピースの世界においても画像のように狙撃手の能力は大きくクローズアップされるシーンも目立ちます。そう考えるとヤソップの能力も相対的に高いのではないかと考える事ができます。
能力者である事は懸賞金に影響するのか?
ここまでの考察からヤソップは悪魔の実の能力者ではない事が予想されます。では悪魔の実の能力者ではない(便宜上ここでは無能力者とします)である事は懸賞金に影響するのでしょうか。これまで多数の悪魔の実の能力者が登場していますが、アルビダの800万ベリーを始め、グランドライン編前半くらいまでの能力者は現在からみれば懸賞金が高いとは言いにくいです。
特にアバラスタ編で登場したマネマネの実の能力者であるMr2ボンクレーのようにインベルダウンではより下層に近い位置に投獄されるような人物であっても懸賞金はそこまで高くない人物もいます。反対に無能力者であっても億を越える能力者も多いです。元七武海であるジンベエは脱退後には4億以上の懸賞金がかけられていますし、麦わらの一味にもゾロやサンジのように無能力者でありながら億を超えている者もいます。
こうして見ていくと、悪魔の実の能力者だからという理由で懸賞金が高くなると言った事は無さそうです。ヤソップが無能力者だとしてもその他の要素によって十分に高い懸賞金が設定されている可能性はあると言えます。
ワンピースにおいての懸賞金の決まり方
ではワンピースの世界において懸賞金とはどのようにして決まるのでしょうか。そもそも懸賞金は世界政府が設定している物で、世界政府に対しての「危険度」を元に決定されています。この危険度という要素は非常に曖昧ですが、危険であると判断されれば海賊ではない者にも懸賞金がかけられる事もあります。
この危険度は大きく分けて「本人の強さ」と「周囲への影響力」によって判断されています。懸賞金において船長の懸賞金が部下より高いのは軒並み「周囲(部下)への影響力」を持っているからと言えます。
本人の強さはもちろん大事!
世界政府に対しての危険度という意味合いではやはりある程度の強さを示す必要はあるでしょう。これまで麦わらの一味が起こしてきた数々の事件もその時々に強さを発揮しなければ意味がありません。強さが明確な基準ではないとは言え、ある程度は実力を兼ね備えている事も必要なのです。
この強さを示す事で懸賞金を上げている典型的な例がゾロでしょう。ゾロは麦わらの一味において戦闘員であり、倒してきた敵の強さに合わせて懸賞金が上がっています。
曖昧な基準?周囲への影響力とは?
本人の強さは倒した敵などを参考にすればある程度計る事が出来ますが、周囲への影響力は非常に曖昧な要素と言えます。上記でも触れたように1船の船長であればその部下に対して影響力を持っていると言えますし、傘下などが増えればその影響力は大きくなるでしょう。しかし直接的に部下を持つ事は少ないヤソップのような構成員においてはこの要素は少ないのではないかと思われます。
構成員において周囲への影響力を計るのはその立場にある物が多いです。ヤソップで言えば「赤髪海賊団に所属しているから」という理由で懸賞金が上がるのです。重ねてその海賊団の中での立場が上がればその懸賞金も高くなる事でしょう。麦わらの一味の懸賞金が全員同時に上がるシーンなどはルフィの影響力はもちろん、麦わらの一味のメンバーだからと言えるのです。
ドレスローザ編後のウソップやホールケーキアイランド編後でのサンジのように、それまで独自の影響力を発揮する者や政府も把握していなかった立場を把握した事によって懸賞金が高くなる場合もあります。
懸賞金は実績や見た目で正しく判断されない事も
ただこの懸賞金は世界政府から見た物なので、必ずしも全てが正しく判断されているとは言えません。その代表的な例が麦わらの一味のチョッパーでしょう。世界政府から見るとチョッパーは「麦わらの一味のペット」という扱いになっており、ホールケーキアイランド編終了時点でその懸賞金は100ベリーとギャクのような数字になっています。
これにはチョッパーの戦闘術も多少関係していると思われます。チョッパーは動物系ヒトヒトの実の能力者で、他の動物系能力者と同様に3種類の形態に変形できますが、チョッパー自身が作りだしたランブルボールによってその波長を乱してさらなる形態を得て戦う事を得意としていました。普通で言えばこの現象はあり得ないので、世界政府から見た時にチョッパーが行ったと認識できないのではないでしょうか。
今後、チョッパーの能力を世界政府が正しく認識した時、その懸賞金は一気に高くなるものと思われます。懸賞金にはこのような例外もあるのです。
赤髪海賊団としての影響力は絶大
懸賞金の仕組みをある程度説明した所でいよいよヤソップの懸賞金について考察していきます。本人の強さに関しては上記でも触れたように現在ほぼ不明なので、周囲への影響力という観点で見ていきましょう。ヤソップが所属する赤髪海賊団は四皇という立場を持ち、他の四皇の牽制や海軍に対しても非常に大きな影響力を持っています。
画像のように同じ四皇であるカイドウを止めたなどという話もあり、赤髪海賊団としての戦闘力を含めて非常に高い影響力を持っている事が伺えます。
マリンフォード頂上戦争を仲裁した赤髪海賊団
赤髪海賊団の影響力を強く示しているのが画像のようにやはりマリンフォード頂上戦争の仲裁でしょう。同じ四皇である白ひげ対海軍で行われているこの戦争に赤髪海賊団が現れただけで海軍の最高責任者である元帥のセンゴクは戦争の終結を宣言しています。両者消耗している状態という事もありますが、そうでなくても赤髪海賊団と対する事を警戒したと言えます。
影響力の強さはシャンクスだけの物なのか?
赤髪海賊団の影響力は=船長であるシャンクスの影響力と見る事も出来ます。戦争の終結を宣言したセンゴクも画像のように「お前ならいい」とシャンクスを指しているシーンもあります。ただ海軍が矛を収めるだけの影響力はシャンクスの後ろに控える赤髪海賊団の戦闘力ももちろん関係しているでしょう。その戦闘力の大きな要素として幹部であるヤソップは間違いなく少なくない割合を占めていると考えられます。
ヤソップの赤髪海賊団における立ち位置は?
トップは赤髪のシャンクス
赤髪海賊団としての影響力は絶大ですが、赤髪海賊団の中でのヤソップの立ち位置が例えば新入りであるならその影響力は限りなく低くなります。言うまでもなく赤髪海賊団のトップはその海賊団の名の由来にもなっている赤髪の異名を持つシャンクスです。
現在は傘下にも海賊団を収めているからか立場としては「船長」ではなく画像のように「大頭」と標記されているのがシャンクスです。
副船長はベン・ベックマン
シャンクスに続く赤髪海賊団のNo2が副船長であるベンベックマンです。作中で最もIQが高い人物と言われており、上記の画像でも紹介したマリンフォード頂上戦争での黄猿への牽制など他のメンバーに比べれば多少活躍するシーンが描かれています。副船長という立場も公式に明記されている物なので不動のNo2です。
見る限りヤソップは赤髪海賊団No3?
上記の2人に継ぐ立場を持っていると思われるのが現在のヤソップです。それはマリンフォード頂上戦争での一幕にも表現されています。上記の画像のようにヤソップは船長であるシャンクス、副船長であるベンベックマンに並んで描かれています。他のメンバーが軒並み後ろに描かれているのに対してこの扱いはそのまま船内での立場を示しているのではないかと考えられます。
四皇のNo3となればその影響力は非常に大きいと言って差し支えないのではないでしょうか。この立場を考えるとヤソップの懸賞金はかなり高額に設定されていてもおかしくありません。
もう一人のNo3候補ラッキー・ルウ
赤髪海賊団で名前が分かっているメンバーは実はあまり多くありませんが、その中で名前も分かっており、1話のルフィの幼小期にも登場しているのがラッキールウです。常に骨付き肉を食べているのが印象的なキャラクターですが、彼もまたフーシャ村の時点から赤髪海賊団のメンバーであり幹部の1人である事が伺えます。
船内で明確な格付けをしている可能性は低いですが、作中では描かれていないこれまでの実績によってはヤソップの懸賞金を上回る可能性のある人物です。
判明している懸賞金の上位ランカー達
ここからは相対的な比較になりますが、現在判明している懸賞金の上位ランカー達からヤソップの懸賞金を予想していきます。四皇こそ全員懸賞金は不明ですが、その幹部である者達には既に懸賞金が判明しているキャラクターも多くなっています。
ホールケーキアイランド編終了時点で判明している懸賞金の最高額はルフィの15億です。これは作中の新聞でも報じられたようにルフィの立場が四皇と肩を並べたと言っても過言ではないからです。続いて懸賞金が高いのがビッグマム海賊団の最高幹部の1人カタクリの10億5700万ベリー、それに続くのが百獣海賊団の最高幹部の1人ジャックの10億です。
特にジャックは画像のように作中で初めて10億台に達したキャラクターとあって非常にクローズアップされています(ジャックの登場時点ではルフィの懸賞金はまだ15億ではなかった為)。同じ四皇の幹部を参考に考えると同等の懸賞金がヤソップに当てはめられていても不思議ではありません。
ヤソップの息子ウソップの懸賞金も参考に!
ちなみに同じ狙撃手である息子のウソップの懸賞金は現在画像の2億ベリーです。ドレスローザ編にて大きな転機となるシュガーを気絶させて人形となった者達を開放した実績は非常に大きくクローズアップされています。無能力者で狙撃手のウソップでもこれだけの懸賞金がかけられているので、ウソップ以上に長く海賊をしているヤソップにはそれ以上の懸賞金がかけられていると考えるのが妥当でしょう。
ウソップはヤソップに教わったわけではない?
ただしウソップは狙撃センスこそヤソップ譲りな部分がありますが、直接指導をしているような事は無さそうです。ルフィと歳の近いウソップを置いて海に出ているので実際に接している期間は非常に短いのではないでしょうか。
ヤソップの懸賞金は相対的に見ると?
ここまでの画像を交えた考察から考えるに、ヤソップの懸賞金は10億前後と考える事が出来そうです。前後としたのはビッグマム海賊団の最高幹部スイート3将星でも一番低い懸賞金のクラッカーが8億6000万ベリーになっているからです。ベンベックマンという明確なNo2がいる事を考えると、ベンベックマンが10億越え、ヤソップが8~9億という予想をする事も出来ます。
もちろんその立場だけで全てが決まるわけではないので、まだ不明であるヤソップの戦闘力がベンベックマンを遥かに凌駕するような事があれば、ベンベックマンより高額という事もまったく0ではありません。
新説浮上!赤髪海賊団の懸賞金は低い可能性!
危険度は低い赤髪海賊団
これまでであればここで考察を終えるのですが、最近の連載の中で描かれたシーンから新説が浮上しています。以前から世界政府の最高決定機関である五老星にとってシャンクスは「自分から世界をどうこうしようという男ではない」と言われていました。つまり危険度は低いと言われているのです。
このセリフだけではあくまでも認識としてそういう認識をしているというだけでしたが、下記のシーンが描かれた事で一気にその新説を押し上げる事になったのです。
シャンクスと五老星の繋がり
ホールケーキアイランド編終了後、ルフィ達がゾウに向かっている最中に描かれた世界会議編、その中でなんとシャンクスが五老星と面会するシーンが描かれています。画像は問題のシーンで、このシーンでその週の連載を閉じ、次の週以降では触れられていません。画像には出ていませんが五老星から「君は政治に関わるべきではない」「君だから時間を取った」という発言もあり、シャンクスと五老星の繋がりが示唆されたのです。
現時点では詳細は不明ですが、以前からあった危険度の低さを示唆する発言も合わせると或いは赤髪海賊団のメンバーは意外と懸賞金が低いのではないかという事も予想出来るのです。
体裁の為の懸賞金はあり得る?
ただワンピースの世界、とりわけ海賊の中では懸賞金の高さは一種のステータスになっています。仮にシャンクスと五老星に繋がりがあったとしてもシャンクスに現在の立場を与える為に敢えて他の四皇と変わらない懸賞金をかけているという推察も出来るのです。
新説が正しければヤソップの懸賞金はどうなるのか?
仮に上記で紹介した「赤髪海賊団のメンバーの懸賞金は低い説」が濃厚だとしてもまさか今更1億を下回るような懸賞金になる事はないでしょう。低いと言ってもある程度の金額の懸賞金はかけられているはずです。唯一赤髪海賊団で懸賞金が判明している新入りのロックスターでさえ9400万ベリーなのも1億を切る事はないという証明の1つと言えるのではないでしょうか。
仮にベンベックマンが現在判明しているクラッカーの8億6000万クラスだとしたらヤソップは或いは5億前後まで抑えられている可能性もあります。
ヤソップの今後の活躍に期待!
今回の考察の多くは、連載初期の構想、そしてマリンフォード頂上戦争がメインになっています。もちろんワンピースは何十年越しに伏線を回収する事もある漫画なので、現時点で設定がないという事はないでしょう。今後、赤髪海賊団、そしてヤソップの活躍が描かれる事になればその懸賞金の考察もより加速するはずです。
現在の状況から考えるにヤソップが活躍する為にはやはりルフィがシャンクスに会おうとするような動きを見せる事が必要になるでしょう。展開中のワノ国編の結果、ルフィがシャンクスと会うような展開がされる事はあるのでしょうか。
次回に登場する時にはいよいよ本格的に話に関わってくる事になるだろう赤髪海賊団。ヤソップの活躍、ウソップとの邂逅にも注目が集まります。